JPH10119933A - 多条ホットメルトセンサ - Google Patents
多条ホットメルトセンサInfo
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- JPH10119933A JPH10119933A JP8279316A JP27931696A JPH10119933A JP H10119933 A JPH10119933 A JP H10119933A JP 8279316 A JP8279316 A JP 8279316A JP 27931696 A JP27931696 A JP 27931696A JP H10119933 A JPH10119933 A JP H10119933A
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- Japan
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- hot melt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で多条のホットメルトの検出を精
度良く行うことができ、しかも、コストを抑えることが
できる多条ホットメルト検出センサを提供する。 【解決手段】 多条のホットメルトを検出するための検
知エリアを設定する検知エリア設定部と、この検知エリ
ア内の輻射波を受光する受光部と、この受光された受光
エネルギに基づいて各条のホットメルトの存在の有無を
判別するとともに、その判別信号を出力する判別部と、
この判別信号に基づいてその判別結果を表示する表示部
からなる。また、検知エリア設定部は、各条のホットメ
ルトを検出するための検知エリアを、ワークの搬送方向
に対してそれぞれずれた配置とする。
度良く行うことができ、しかも、コストを抑えることが
できる多条ホットメルト検出センサを提供する。 【解決手段】 多条のホットメルトを検出するための検
知エリアを設定する検知エリア設定部と、この検知エリ
ア内の輻射波を受光する受光部と、この受光された受光
エネルギに基づいて各条のホットメルトの存在の有無を
判別するとともに、その判別信号を出力する判別部と、
この判別信号に基づいてその判別結果を表示する表示部
からなる。また、検知エリア設定部は、各条のホットメ
ルトを検出するための検知エリアを、ワークの搬送方向
に対してそれぞれずれた配置とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば包装材や包
装容器等のワークに付着されたホットメルトの存在の有
無を検出するセンサに関し、更に詳しくは、多条のホッ
トメルトを検出するセンサに関する。
装容器等のワークに付着されたホットメルトの存在の有
無を検出するセンサに関し、更に詳しくは、多条のホッ
トメルトを検出するセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンベア上に段ボールやプラス
チックシートなどの包装材をセットして所定方向に搬送
させつつ所定形状の包装容器を自動的に形成したり、途
中まで形成された包装容器に品物を詰めてその開いてい
る部分を閉じたりするような場合、その包装材の所定部
分にホットメルトを付着させ、このホットメルトにより
包装材の所定部分と他の所定部分とを接着することが行
われる。このホットメルトは、所定間隔を空けて一直線
上に形成された、1列に形成された1条のものや、これ
が2列に形成された2条のもの、さらに多条のものがあ
る。
チックシートなどの包装材をセットして所定方向に搬送
させつつ所定形状の包装容器を自動的に形成したり、途
中まで形成された包装容器に品物を詰めてその開いてい
る部分を閉じたりするような場合、その包装材の所定部
分にホットメルトを付着させ、このホットメルトにより
包装材の所定部分と他の所定部分とを接着することが行
われる。このホットメルトは、所定間隔を空けて一直線
上に形成された、1列に形成された1条のものや、これ
が2列に形成された2条のもの、さらに多条のものがあ
る。
【0003】このような多条のホットメルトの付着品質
を判定する場合、まず、これらのホットメルトがそれぞ
れ確実に検出される必要がある。従来、こうしたホット
メルトの検出装置としては、図5に示すような構成があ
る。これらはいずれも1ラインにつき、例えば赤外線温
度センサなどのセンサが1つ設けられており、同図
(a)に示す従来例では2つのセンサ51、52を備え
た構成となっており、それぞれの検知エリアA51、A52
においてワークWに形成されたホットメルトの検出が行
われており、それぞれのホットメルトの存在を示す検出
信号S51、S52が出力され、それぞれのラインにおける
ホットメルトの存在の有無が判別されている。
を判定する場合、まず、これらのホットメルトがそれぞ
れ確実に検出される必要がある。従来、こうしたホット
メルトの検出装置としては、図5に示すような構成があ
る。これらはいずれも1ラインにつき、例えば赤外線温
度センサなどのセンサが1つ設けられており、同図
(a)に示す従来例では2つのセンサ51、52を備え
た構成となっており、それぞれの検知エリアA51、A52
においてワークWに形成されたホットメルトの検出が行
われており、それぞれのホットメルトの存在を示す検出
信号S51、S52が出力され、それぞれのラインにおける
ホットメルトの存在の有無が判別されている。
【0004】また、同図(b)に示す従来例では、1つ
のセンサ53と光学系(図示せず)によって、2条のホ
ットメルトを同時に検出することが可能な幅をもつ検知
エリアが形成された構成となっている。この構成では、
2条のホットメルトが検出されると、1条のホットメル
トの場合の2倍のレベルの信号S53が得られることか
ら、この信号のレベルによってホットメルトの存在の有
無が判別される。
のセンサ53と光学系(図示せず)によって、2条のホ
ットメルトを同時に検出することが可能な幅をもつ検知
エリアが形成された構成となっている。この構成では、
2条のホットメルトが検出されると、1条のホットメル
トの場合の2倍のレベルの信号S53が得られることか
ら、この信号のレベルによってホットメルトの存在の有
無が判別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した前
者の従来技術では、1ラインにつき1つのセンサを必要
とする構成であるため、2ラインでは2つのセンサを設
けなければならず、このため装置構成が大きくなり、コ
スト高となっていた。さらに、多条のホットメルトを検
出するの場合、多数のセンサの取り付けスペースを確保
することは困難であり、こうした構成による多条ホット
メルトの検出は実質的に難しい。
者の従来技術では、1ラインにつき1つのセンサを必要
とする構成であるため、2ラインでは2つのセンサを設
けなければならず、このため装置構成が大きくなり、コ
スト高となっていた。さらに、多条のホットメルトを検
出するの場合、多数のセンサの取り付けスペースを確保
することは困難であり、こうした構成による多条ホット
メルトの検出は実質的に難しい。
【0006】また、後者の従来技術では、そのセンサ出
力を用いた判定においては、アナログメータや、高速の
処理装置が必要であり、構成が複雑である上、コスト高
の要因ともなっていた。さらに、その管理にも手間がか
かるという問題もあった。
力を用いた判定においては、アナログメータや、高速の
処理装置が必要であり、構成が複雑である上、コスト高
の要因ともなっていた。さらに、その管理にも手間がか
かるという問題もあった。
【0007】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、簡単な構成で多条のホットメルトの検出
を精度良く行うことができ、しかも、コストを抑えるこ
とができる多条ホットメルト検出センサを提供すること
を目的とする。
されたもので、簡単な構成で多条のホットメルトの検出
を精度良く行うことができ、しかも、コストを抑えるこ
とができる多条ホットメルト検出センサを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多条ホットメルト検出センサは、生産ライ
ン上を搬送するワークに多条に付着したホットメルトか
らの輻射波を受光することによって、そのホットメルト
の存在を検出する装置であって、上記ホットメルトを検
出するための検知エリアを設定する検知エリア設定部
と、この検知エリア設定部によって設定された検知エリ
ア内の輻射波を受光する受光部と、この受光部により受
光された受光エネルギに基づいて各条のホットメルトの
存在の有無を判別するとともに、その判別信号を出力す
る判別部と、この判別信号に基づいてその判別結果を表
示する表示部からなり、上記検知エリア設定部は、各条
のホットメルトを検出するための検知エリアをワークの
搬送方向に対してずれた配置とするよう構成されている
ことによって特徴付けられている。
に、本発明の多条ホットメルト検出センサは、生産ライ
ン上を搬送するワークに多条に付着したホットメルトか
らの輻射波を受光することによって、そのホットメルト
の存在を検出する装置であって、上記ホットメルトを検
出するための検知エリアを設定する検知エリア設定部
と、この検知エリア設定部によって設定された検知エリ
ア内の輻射波を受光する受光部と、この受光部により受
光された受光エネルギに基づいて各条のホットメルトの
存在の有無を判別するとともに、その判別信号を出力す
る判別部と、この判別信号に基づいてその判別結果を表
示する表示部からなり、上記検知エリア設定部は、各条
のホットメルトを検出するための検知エリアをワークの
搬送方向に対してずれた配置とするよう構成されている
ことによって特徴付けられている。
【0009】
【作用】検知エリア設定部により、各条のホットメルト
を検出するための検知エリアがワークの搬送方向に対し
てずれた配置とされているので、各条のホットメルトを
それぞれ異なるタイミングで検出することができる。す
なわち、同じタイミングで並んで移動するホットメルト
に対し、検出されるタイミングは異なる。したがって、
各条のホットメルトは各条毎に独立して検出される。
を検出するための検知エリアがワークの搬送方向に対し
てずれた配置とされているので、各条のホットメルトを
それぞれ異なるタイミングで検出することができる。す
なわち、同じタイミングで並んで移動するホットメルト
に対し、検出されるタイミングは異なる。したがって、
各条のホットメルトは各条毎に独立して検出される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
好適な実施の形態について説明する。図2はこの実施の
形態の要部の構成及び作用を説明するための図であり、
図4はこの実施の形態が生産ライン上に設置された状態
を示すとともに、2条のホットメルトの検出を行ってい
る状態を示す図である。なお、図4ではホットメルトガ
ン42および赤外線温度センサ41は、ワークの上方に
設置された場合を示す。
好適な実施の形態について説明する。図2はこの実施の
形態の要部の構成及び作用を説明するための図であり、
図4はこの実施の形態が生産ライン上に設置された状態
を示すとともに、2条のホットメルトの検出を行ってい
る状態を示す図である。なお、図4ではホットメルトガ
ン42および赤外線温度センサ41は、ワークの上方に
設置された場合を示す。
【0011】図4に示すように、直方体のワークW1,W
2 がベルトコンベア43に載って一方向(同図の矢符方
向)に搬送される。この搬送の途中で、各ワークW1,W
2 の上面には、ホットメルトガン42によって同時に2
条のホットメルトが打たれ、ホットメルトH1,H2 が付
着する。その後、検知エリアA1,A2 が搬送方向に対し
所定の間隔Lをあけた状態で設定された赤外線温度セン
サ41によって、各条のホットメルトの検出が行われる
構成となっている。
2 がベルトコンベア43に載って一方向(同図の矢符方
向)に搬送される。この搬送の途中で、各ワークW1,W
2 の上面には、ホットメルトガン42によって同時に2
条のホットメルトが打たれ、ホットメルトH1,H2 が付
着する。その後、検知エリアA1,A2 が搬送方向に対し
所定の間隔Lをあけた状態で設定された赤外線温度セン
サ41によって、各条のホットメルトの検出が行われる
構成となっている。
【0012】この実施の形態では、ホットメルトを検出
するための検知エリアを設定するための手段として、図
2(a)に示すように、受光素子21、線像を形成する
ためのシリンドリカルレンズ22およびエリアミラー2
3a,23bからなる光学系が設けられている。受光素
子21は、シリンドリカルレンズ22の焦点に設置され
ており、またこのシリンドリカルレンズ22の後段には
線像の入射角が異なるよう傾きを変化させた状態のミラ
ー23a,23bが設置された構成となっている。この
エリアミラー23a,23bによって設定される検知エ
リアA21、A22は、2条のホットメルトの各条の通過位
置に対応して設定される。また、図示していないが、こ
の検知エリアA21、A22内で検出されるホットメルトの
輻射波を受光する受光素子21によって受光された受光
エネルギに基づく信号を処理し、ホットメルトの存在の
有無を判別するとともに、その判別結果を出力する表示
画面を備えたマイクロコンピュータが備えられている。
するための検知エリアを設定するための手段として、図
2(a)に示すように、受光素子21、線像を形成する
ためのシリンドリカルレンズ22およびエリアミラー2
3a,23bからなる光学系が設けられている。受光素
子21は、シリンドリカルレンズ22の焦点に設置され
ており、またこのシリンドリカルレンズ22の後段には
線像の入射角が異なるよう傾きを変化させた状態のミラ
ー23a,23bが設置された構成となっている。この
エリアミラー23a,23bによって設定される検知エ
リアA21、A22は、2条のホットメルトの各条の通過位
置に対応して設定される。また、図示していないが、こ
の検知エリアA21、A22内で検出されるホットメルトの
輻射波を受光する受光素子21によって受光された受光
エネルギに基づく信号を処理し、ホットメルトの存在の
有無を判別するとともに、その判別結果を出力する表示
画面を備えたマイクロコンピュータが備えられている。
【0013】以上の構成からなる本実施の形態における
作用を以下に説明する。2条のホットメルトH21、H22
が付着した状態のワークWが、コンベア27によって搬
送される。ここで検知エリアA21、A22のうち、最初に
到達する検知エリアA22によってホットメルトH22が検
出され、この検知エリアA22とLの間隔をおいた検知エ
リアA21によってホットメルトH21が検出される。この
時得られる受光エネルギに基づく信号は、図2(b)に
示すように、検知エリアA22、A 21における信号はそれ
ぞれ信号a,信号bとなる。信号bは間隔Lによって信
号の立ち上がりが信号aよりも時間TL 遅れた信号とし
て検出される。これらの信号a,bが合成された信号
が、受光DC波形cであり、この受光DC波形cに基づ
き微分回路によって微分成形された信号が微分波形dで
ある。この微分波形dの微分信号をカウントすることに
よって、各条のホットメルトの存在の有無が判別され
る。本実施の形態では、検知エリアの設定はこの微分信
号がカウント可能な波形となるようにミラー23a,2
3bの設置角度を表示画面を見ながら調整することで簡
単に検出可能状態とすることができようになっている。
作用を以下に説明する。2条のホットメルトH21、H22
が付着した状態のワークWが、コンベア27によって搬
送される。ここで検知エリアA21、A22のうち、最初に
到達する検知エリアA22によってホットメルトH22が検
出され、この検知エリアA22とLの間隔をおいた検知エ
リアA21によってホットメルトH21が検出される。この
時得られる受光エネルギに基づく信号は、図2(b)に
示すように、検知エリアA22、A 21における信号はそれ
ぞれ信号a,信号bとなる。信号bは間隔Lによって信
号の立ち上がりが信号aよりも時間TL 遅れた信号とし
て検出される。これらの信号a,bが合成された信号
が、受光DC波形cであり、この受光DC波形cに基づ
き微分回路によって微分成形された信号が微分波形dで
ある。この微分波形dの微分信号をカウントすることに
よって、各条のホットメルトの存在の有無が判別され
る。本実施の形態では、検知エリアの設定はこの微分信
号がカウント可能な波形となるようにミラー23a,2
3bの設置角度を表示画面を見ながら調整することで簡
単に検出可能状態とすることができようになっている。
【0014】以上の構成を有する本実施の形態では、受
光素子21は、各検知エリアにおけるホットメルトの輻
射波をそれぞれ異なるタイミングで受光する(図4の場
合、検知エリアA1,A2 の間に距離Lの間隔を設けるこ
とによって、検知エリアA1で検出されるタイミング
と、次に検知エリアA2 で検出されるタイミングとが異
なり、そのタイミングの時間差は、距離Lをコンベア4
3の搬送速度で移動するに要する時間である。)ことに
よって、各条のホットメルトを独立的に検出することが
でき、それぞれのホットメルトの列における欠けを簡単
に検出することができる。
光素子21は、各検知エリアにおけるホットメルトの輻
射波をそれぞれ異なるタイミングで受光する(図4の場
合、検知エリアA1,A2 の間に距離Lの間隔を設けるこ
とによって、検知エリアA1で検出されるタイミング
と、次に検知エリアA2 で検出されるタイミングとが異
なり、そのタイミングの時間差は、距離Lをコンベア4
3の搬送速度で移動するに要する時間である。)ことに
よって、各条のホットメルトを独立的に検出することが
でき、それぞれのホットメルトの列における欠けを簡単
に検出することができる。
【0015】また、この実施の形態では、ミラーの数、
ミラーの設置角度によって任意に分割された検知エリ
ア、任意の幅の検知エリアを設定することが可能となっ
ている。
ミラーの設置角度によって任意に分割された検知エリ
ア、任意の幅の検知エリアを設定することが可能となっ
ている。
【0016】なお、本実施の形態では、図2(a)に示
すような光学系としたが、検知エリアの設定はこれに限
ることなく、図3に示すように、分割エリアを形成する
ためのエリアミラーを設けずに、シリンドリカルミラー
21により、連続した長い検知エリアを形成するととも
にこの検出エリアを、コンベア43上をその搬送方向に
対し斜めに横切る状態に設置する構成としてもよい。こ
の場合も、得られる微分信号は図2(b)と同様にな
る。この斜めとする角度の大きさにより微分信号の立ち
上がりおよび立ち下がりのタイミングを調整できる。
すような光学系としたが、検知エリアの設定はこれに限
ることなく、図3に示すように、分割エリアを形成する
ためのエリアミラーを設けずに、シリンドリカルミラー
21により、連続した長い検知エリアを形成するととも
にこの検出エリアを、コンベア43上をその搬送方向に
対し斜めに横切る状態に設置する構成としてもよい。こ
の場合も、得られる微分信号は図2(b)と同様にな
る。この斜めとする角度の大きさにより微分信号の立ち
上がりおよび立ち下がりのタイミングを調整できる。
【0017】また、本実施の形態では、線像を形成する
ためにシリンドリカルレンズ22を用いた構成としたが
これに限ることなく、放物反射面としてもよい。
ためにシリンドリカルレンズ22を用いた構成としたが
これに限ることなく、放物反射面としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検知エリア設定部は、各条のホットメルトを検出するた
めの検知エリアをワークの搬送方向に対してずれた配置
とするよう構成したので、従来のように複数のセンサを
設ける必要はなく、この1つのセンサを設けるだけで、
各条のホットメルトの検出が、互いに異なるタイミング
で行うことができる。この結果、簡単な構成で多条のホ
ットメルトの検出を精度良く行うことが可能となり、し
かも、コストを低減することができる。
検知エリア設定部は、各条のホットメルトを検出するた
めの検知エリアをワークの搬送方向に対してずれた配置
とするよう構成したので、従来のように複数のセンサを
設ける必要はなく、この1つのセンサを設けるだけで、
各条のホットメルトの検出が、互いに異なるタイミング
で行うことができる。この結果、簡単な構成で多条のホ
ットメルトの検出を精度良く行うことが可能となり、し
かも、コストを低減することができる。
【図1】 本発明の基本概念ブロック図
【図2】 本発明の実施の形態を説明するための図
【図3】 本発明のもう1つの実施の形態を説明するた
めの図
めの図
【図4】 本発明の実施の形態が適用された例を示す斜
視図
視図
【図5】 従来例を説明するための図
1‥‥検知エリア設定部 2‥‥受光部 3‥‥判別部 4‥‥表示部 A‥‥検知エリア H‥‥ホットメルト
Claims (1)
- 【請求項1】 生産ライン上を搬送するワークに多条に
付着したホットメルトからの輻射波を受光することによ
って、そのホットメルトの存在を検出するセンサであっ
て、上記ホットメルトを検出するための検知エリアを設
定する検知エリア設定部と、この検知エリア設定部によ
って設定された検知エリア内の輻射波を受光する受光部
と、この受光部により受光された受光エネルギに基づい
て各条のホットメルトの存在の有無を判別するととも
に、その判別信号を出力する判別部と、この判別信号に
基づいてその判別結果を表示する表示部からなり、上記
検知エリア設定部は、各条のホットメルトを検出するた
めの検知エリアをワークの搬送方向に対してずれた配置
とするよう構成されていることを特徴とする多条ホット
メルトセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27931696A JP3236786B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 多条ホットメルトセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27931696A JP3236786B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 多条ホットメルトセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119933A true JPH10119933A (ja) | 1998-05-12 |
JP3236786B2 JP3236786B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=17609480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27931696A Expired - Fee Related JP3236786B2 (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 多条ホットメルトセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236786B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7066642B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-06-27 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods |
US7070325B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-07-04 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods and systems |
JP2006199312A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Tdk Corp | 梱包方法および梱包装置 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP27931696A patent/JP3236786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7066642B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-06-27 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods |
US7070325B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-07-04 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods and systems |
US7150559B1 (en) * | 2002-09-25 | 2006-12-19 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods and systems |
US7213968B2 (en) * | 2002-09-25 | 2007-05-08 | Illinois Tool Works Inc. | Hot melt adhesive detection methods and systems |
JP2006199312A (ja) * | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Tdk Corp | 梱包方法および梱包装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3236786B2 (ja) | 2001-12-10 |
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