JPH0550390A - 作業機システム - Google Patents

作業機システム

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JPH0550390A
JPH0550390A JP3208275A JP20827591A JPH0550390A JP H0550390 A JPH0550390 A JP H0550390A JP 3208275 A JP3208275 A JP 3208275A JP 20827591 A JP20827591 A JP 20827591A JP H0550390 A JPH0550390 A JP H0550390A
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JP
Japan
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work
light
light receiver
coating
output
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JP3208275A
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Satoshi Fujiie
敏 藤家
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はコンベヤによって搬送されるワーク
の出入口より作業エリア内に侵入者があることを検出で
きるよう構成した作業機システムを提供することを目的
とする。 【構成】 コンベヤ4はロットごとのワーク31 〜3n
を塗装ブース1のワーク搬入口1aよりワーク搬出口1
bへ搬送する。ワーク搬入口1aに設けられた受光器8
Aは投光器7Aからの光を受光し、ワーク34の形状に
応じた検出信号を出力する。ワーク搬出口1bに設けら
れた受光器8Bは投光器7Bからの光を受光しワーク3
1 の形状に応じた検出信号を出力する。制御装置13は
入口側の受光器8Aの出力パターンと出口側の受光器8
Bの出力パターンとを照合して侵入者の有無及びワーク
の異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業機システムに係り、
特に作業エリアの入口、出口近傍に設けられたセンサの
出力により異常を検出できるよう構成した作業機システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、作業機システムの一例としての
塗装用ロボットシステムが設けられた塗装ラインにおい
ては、周囲が柵又は壁面により囲まれた塗装ブース(作
業エリア)内に塗装ガンを有する塗装用ロボット(作業
機)が設けられている。ワークがコンベヤにより塗装ブ
ース内に搬送されると、スタートスイッチがオンにな
り、これにより塗装用ロボットは動作プログラムが入力
されたロボット制御装置からの制御信号により動作制御
され、ワークが塗装ブースを通過する間にワークに対す
る塗装作業を実行する。
【0003】塗装ブース内は塗装用ロボットが予め入力
されたプログラムに沿って自動的に動作するため、塗装
動作中に他の作業員等がワーク搬送される入口又は出口
より塗装ブース内に入ると、塗装作業の妨げとなるばか
りか作業員に塗装用ロボットのアーム等の可動部分が接
触するおそれがある。
【0004】塗装ブースのワーク搬送用の出入口を狭く
することにより侵入者が塗装ブース内に入ることを防止
することも考えられるが、実際にはワークの種類によっ
て大きいワークもあるので出入口を小さくできない。
【0005】そのため、塗装ブースの出入口の両側には
塗装ブースの進入又は退出を検出するセンサとしての光
電管よりなる投光器と受光器とが互いに向き合うように
設けられており、投光器からの光は出入口を横切って受
光器に受光される。従って、塗装作業中に他の作業者が
塗装ブース内に入ると投光器からの光が遮断され、受光
器はその検出信号を塗装用ロボットの制御装置に出力す
る。
【0006】そして、制御装置は警報を発するとともに
パトライトの点灯により作業者に塗装ブース内に侵入者
があることを報知し、同時に、塗装用ロボットを停止さ
せて事故発生を防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンベヤに
より塗装ブースに搬送されたワークが上記投光器と受光
器との間を通過する構成とされた作業機システムの場
合、受光器からの出力信号がワーク検出によるものなの
か、侵入者検出によるのか判別できなかった。そのた
め、従来は、ワークがコンベヤにより一定間隔おきに塗
装ブースを通過することを利用して、ワーク通過時に出
力された検出信号が無視されるようにしていた。
【0008】しかるに、このように光電管からの出力を
無視するようにした構成では、ワークが塗装ブース内に
搬送される際、ワークと重なるように侵入者が塗装ブー
ス内に侵入すると、侵入者があることを全く検出できな
いといった課題がある。
【0009】又、ワークが傾いて吊下されていたりして
もワークの異常を検出できず、そのまま塗装用ロボット
が塗装作業を実行して塗装不良となったりあるいは塗装
ガンが傾いて吊下されたワークに接触する等の課題があ
る。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した作業
機システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、作業機が設け
られた作業エリアの入口、出口近傍に該作業エリアへの
進入又は退出を検知するようセンサを設けてなる作業機
システムにおいて、前記入口側センサの出力パターン及
び前記出口側センサの出力パターンを記憶する記憶手段
と、該記憶手段に記憶された前記入口側センサの出力パ
ターンと出口側センサの出力パターンとを照合する照合
手段と、該照合手段により両出力パターンの不一致が検
出されたときに警報を発する警報手段と、を備えてな
る。
【0012】
【作用】作業エリアの入口近傍に設けられた入口側セン
サの出力パターンと出口近傍に設けられた出口側センサ
の出力パターンとを照合することにより、作業エリア内
に侵入者があった場合、両センサの出力パターンの差異
によりこれを検出する。又、コンベヤに搬送された一の
ワークが傾斜して搬送されている場合、あるいは種類の
異なるワークが搬送されている場合でも、両センサの出
力パターンを照合し、その差異により検出できる。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる作業機システム
の一実施例としての塗装用ロボットシステムを示す。
【0014】各図中、塗装ラインに設けられた作業エリ
アとしての塗装ブース1はワーク搬入口1a,ワーク搬
出口1bを除く周囲を安全柵2により囲まれている。被
塗物としてのワーク3(31 〜3n )はコンベヤ4によ
りX方向に搬送されており、コンベヤ4は塗装ブース1
の中央を横切るように装架されている。
【0015】安全柵2にはメンテナンス時に開かれる扉
2aが設けられており、この扉2aを開く際は安全プラ
グ2bを外さなければならない。この安全プラグ2bが
外されると扉2aのスイッチ付ロック機構(図示せず)
がロック解除され、後述する塗装用ロボットへの電気的
結線が外れてロボットが停止状態となる。
【0016】ワーク3は夫々種類別のロットごとにコン
ベヤ4により搬送されており、各ワーク31 〜3n を一
定間隔L1 おきにワーク搬入口1aより塗装ブース1内
に進入し、塗装ブース1の中央部分を透過してワーク搬
出口1bより退出する。
【0017】又、塗装ブース1内にはコンベヤ4に対向
するように作業機としての塗装用ロボット5が設置され
ている。この塗装用ロボット5はワーク3が塗装ブース
1内に搬送されると予めティーチングされた塗装作業を
実行し、ワーク3を塗装する。
【0018】又、塗装ブース1のワーク搬入口1aの両
側の安全柵2には光学的センサとしての光電管よりなる
投光器7Aと受光器8Aとが互いに対向するように設置
されている。即ち、投光器7Aより出射された光はワー
ク搬入口1aを横切るように通過して受光器8Aに至
る。
【0019】受光器8Aは投光器7Aからの光の有無に
応じた検出信号を出力しており、例えばワーク3の形状
に応じたパターンの検出信号及び塗装用ロボット5の動
作中にワーク搬入口1aより侵入者があると投光器7A
からの光が遮断されその検出信号を出力する。
【0020】又、塗装ブース1のワーク搬出口1bの両
側にも投光器7B,受光器8Bが対向するように設けら
れている。そして、ワーク搬出口1bからの侵入者が投
光器7Bからの光を遮断することにより、受光器8Bは
その検出信号を出力する。
【0021】尚、上記投光器7A,7B及び受光器8
A,8Bはコンベヤ4に搬送されるワーク3及び侵入者
を検出できる高さ位置に設けられている。
【0022】又、各投光器7A,7B、受光器8A,8
Bは入口側の投光器7A(受光器8A)と出口側の投光
器7B(受光器8B)との離間距離L2 が各ワーク間ピ
ッチL1 に対し一定間隔となるように設けられている。
【0023】即ち、離間距離L2 は次式のように表わせ
る。
【0024】 L2 =nL1 … (但し、nは整数であり、本実施例ではn=3である) このように入口側と出口側とのセンサ間の離間距離L2
を規定することにより、ワーク31 を検出したとき出口
側の受光器8Bより出力された検出信号のパターンとワ
ーク34 を検出した入口側の受光器8Aより出力された
検出パターンとを比較できる。
【0025】次に塗装用ロボット5及び塗装システムの
構成について説明する。
【0026】図2に示す如く、塗装用ロボット5は多関
節形のプレイバックロボットであり、アーム9の先端に
は塗装ガン10が装着されている。
【0027】又、塗装ガン10には後述する塗料チュー
ブ11及びエアチューブ12が接続されている。そし
て、塗装ガン10は塗料チューブ11を介して供給され
た塗料をエア供給ユニット18からのエアにより霧化し
てワーク3に吹き付ける。
【0028】上記構成になる塗装用ロボット5は制御装
置13からのコントロール信号を受けて所定の動作を行
なう。又、制御装置13にはコンベヤ4により搬送され
るワーク3が塗装ブース1に到着したことを検出するス
タートスイッチ14が接続されている。このスタートス
イッチ14としてはワーク3を吊下するハンガ(図示せ
ず)等に接触して閉成する接触式スイッチあるいは超音
波センサ等の非接触式センサのどちらを使用しても良
い。
【0029】制御装置13にはCPU13A,メモリ1
3C,モータ駆動回路13D,警報器13E等が設けら
れている。CPU13Aはメモリ13C,モータ駆動回
路13D,警報器13E(警報手段)及びスタートスイ
ッチ14と接続されている。又、メモリ13Cには各ワ
ーク形状に対応する作業に応じて作成されたプログラム
A〜Dが記憶されている。
【0030】又、警報器13Eにはパトライト15が接
続されている。
【0031】16はコンベヤ制御装置で、制御装置13
のCPU13Aと接続されている。そのため、CPU1
3Aはコンベヤ制御装置16からの同期信号を入力さ
れ、この同期信号に基づいて塗装用ロボット5を動作さ
せる。
【0032】又、CPU13Aは前述した受光器8A,
8Bより供給された検出信号が不一致のとき、コンベヤ
制御装置16にライン停止要求を出力する。従って、塗
装ブース1内に侵入者があったとき、コンベヤ制御装置
16はコンベヤ4を停止させ警報器13Eにより警報を
発する。
【0033】17は塗料供給ユニットで、塗装動作時塗
装ガン10に塗料を供給する。この塗料供給ユニット1
7は塗料の色替ができるように複数種の塗料供給管路
(図示せず)と、色替時塗料供給管路を選択的に塗装ガ
ン10からの塗料チューブ11に接続する切替機構(図
示せず)が設けられている。
【0034】19はパージユニットで、色替時塗装ガン
10及び塗料チューブ11内に残留する塗料をパージす
るため、シンナー等の洗浄液を塗料チューブ11に圧送
する。
【0035】ここで、ワーク3がコンベヤ4により搬送
されてきたとき制御装置13のCPU13Aが実行する
処理につき図3を併せ参照して説明する。
【0036】CPU13Aは、図3に示すステップS1
(以下ステップを省略する)において、電源スイッチ
(図示せず)がオンに操作されると、上位コンピュータ
(図示せず)又は手動(自動)ワーク設定盤(図示せ
ず)によりプログラムの指示が入力される。
【0037】次のS2ではコンベヤ4が起動され、ワー
ク3が塗装ブース1へ搬送される。1番のワーク31
ワーク搬入口1aを通過する際、投光器7Aの光を遮
り、受光器8Aはワーク31 の形状に応じた検出信号を
出力する。
【0038】S3で入口側の受光器8Aより検出信号が
出力されると、S4に移りこの検出信号の出力パターン
をメモリ13cに記憶する。
【0039】次のS5では出口側の受光器8Bより検出
信号が出力されたか否かをチェックする。しかし、本実
施例では前述した式よりそのロットの1番目のワーク
1 から3番目のワーク33 まで出口側の出力パターン
が得られないため、その間はS5よりS8に移り、スタ
ートスイッチ14がオンされてワーク検出信号を出力し
たかどうかをチェックする。
【0040】S8においてスタートスイッチ14がオン
になり1番目のワーク31 が塗装位置に到着したことが
検出されると、S9に移りメモリ13cに記憶されてい
る当該ワークのプログラムに従って塗装用ロボット5が
ワーク31 に対する塗装作業を行なうように制御する。
【0041】S10において、ワーク31 に対する塗装
作業が終了すると、再びS3に戻り2番目のワーク31
に備える。
【0042】このようにして1〜3番目のワーク31
3 が塗装ブース1内に搬送された後、S3において4
番目のワーク34 がワーク搬入口1aを通過するのと同
時に1番目のワーク31 がワーク搬出口1bを通過する
ことになる。
【0043】そのため、S4ではワーク34 の通過に伴
う入口側の受光器8Aからの出力パターンが記憶され
る。同時にS5において出口側の受光器8Bからワーク
1 の形状に対応したパターンの検出信号が出力される
と、S6に移りこの出力パターンをメモリ13cに記憶
する。
【0044】そして、S4で記憶された入口側の出力パ
ターンとS6で記憶された出口側の出力パターンとを照
合し、両出力パターンが一致した場合は前述したS8に
移り塗装用ロボット5による通常の塗装作業を実行す
る。
【0045】実際のワーク3は複雑な形状であることが
多いが、ここでは説明しやすくするため、例えばワーク
1 が図4に示すような長方形状の穴20,21を有す
る形状に形成されているとする。この場合、ワーク搬出
口1bに設けられた投光器7Bからの光が穴20,21
を通過して受光器8Bに受光されるため、受光器8Bは
ワーク31 により遮光されたとき検出信号P1 ,P2
3 を出力する。従って、S6ではこの検出信号P1
2 ,P3 の出力パターンが記憶される。
【0046】又、ワーク34 は上記ワーク31 と同じロ
ットであるため、同一形状である。従って、ワーク搬入
口1aに設けられた投光器7Aからの光が穴10,21
を通過して受光器8Aに受光されるため、受光器8Aは
ワーク34 に遮光されたとき検出信号P1 ,P2 ,P3
を出力する。そして、この検出信号P1 ,P2 ,P3
出力パターンはS4でメモリ13cに記憶される。
【0047】従って、塗装ブース1の入口側と出口側の
検出信号の出力パターンと一致し、塗装ブース1内に侵
入者が無いこと及びワーク31 ,34 に異常のないこと
がわかる。
【0048】ところが、図6に示す如く、ワーク31
ワーク搬出口1bを通過するとき、侵入者22がワーク
搬出口1bを通って塗装ブース1内に侵入した場合、ワ
ーク31 の穴21が侵入者22と重なった状態で投光器
7Bと受光器8Bとの間を通過することになる。
【0049】この場合、出口側の受光器8Bは検出信号
1 ,P4 を出力する。
【0050】これに対し、ワーク搬入口1a側ではワー
ク34 が図5に示すように異常なく通過するため、受光
器8Aはワーク34 の通過に伴って検出信号P1
2 ,P 3 を出力する。
【0051】従って、S7において上記図5,図6に示
す両出力パターンを照合すると出口側の検出信号P4
入口側の検出信号P2 ,P3 と一致しないことが判明す
る。そのため、CPU13Aは入口側の検出信号と出口
側の検出信号が不一致のとき塗装ブース1内に侵入者有
りと判断し、図3に示すS11に移り塗装用ロボット3
を係止させるとともに、コンベヤ4を停止させてワーク
搬送を止める(S12)。続いて、S13で警報器13
Eより警報を発し、パトライト15を点滅して作業者に
塗装ブース1内の異常を知らせる。
【0052】尚、侵入者22がワーク31 と重ならない
ようにワーク搬出口1bより塗装ブース1内に侵入した
場合も入口側と出口側との出力パターンが相違するため
上記S11〜S13の処理が実行される。又、侵入者が
ワーク搬入口1aから塗装ブース1内に侵入した場合、
出口側の受光器8Bからの出力パターンを基準にして入
口側の受光器8Aからの出力パターンに異常があること
が上記の場合と同様に検出できる。
【0053】又、図7に示す如く、ワーク34 が傾いた
状態で搬送された場合、受光器8Aは検出信号P5 ,P
6 ,P7 を出力する。この受光器8Aの出力パターンは
出口側の出力パターン8Bより出力された検出信号
1 ,P2 ,P3 の出力パターンと似ているが、入口側
の検出信号P5 ,P6 ,P7 の方がワーク34 が傾斜し
ている分長い時間出力されている。
【0054】従って、S7において入口側と出口側との
出力パターンを照合すると各検出信号が一致しないこと
が判明する。そのため、CPU13Aはワーク異常有り
と判断し、S11〜S13の処理を実行し、塗装用ロボ
ット5により塗装される前に塗装作業を停止させて作業
者にワーク異常を知らせる。
【0055】このように、入口側の受光器8Aと出口側
の受光器8Bからの出力パターンを照合することにより
ワーク搬入口1a及びワーク搬出口1bより侵入者があ
ることを確実に検出できるとともに、上記のようにワー
ク3の異常を検出することもできる。又、ワーク3はロ
ットごとにコンベヤ2により連続的に搬送されるが、誤
って別のロットのワークが混ざっているような場合でも
これを検出し、形状の異なるワークを塗装してしまうこ
とを防止できる。
【0056】尚、上記実施例では作業機システムの一例
として塗装用ロボットシステムを用いて説明したが、こ
れに限らず、他のロボットシステム(例えばシーリング
ロボット、溶接ロボット等)あるいはロボット以外の空
気シリンダ、油圧シリンダ等のアクチュエータを組み合
せた装置あるいはレシプロケータを使用するシステムに
も適用できるのは勿論である。
【0057】又、入口側の検出信号と出口側の検出信号
が、不一致のとき、警報を発して作業者に異常発生を知
らせるだけでも良い。その場合、作業者が手動操作でコ
ンベヤを停止させたり、あるいは塗装用ロボットを停止
させる。
【0058】又、上記実施例では光電管(投光器、受光
器)を使用したが、これ以外の光センサ、イメージセン
サあるいは超音波センサ等を使用しても良いのは勿論で
ある。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる作業機システ
ムは、作業エリアの出入口近傍に設けられた入口側セン
サの出力パターンと出口側センサの出力パターンとを照
合することにより、侵入者がワークと重なるようにして
作業エリア内に侵入しても、これを検出して警報を発す
ることができる。又、コンベヤにより搬送されるワーク
に異常があった場合でも、出入口側センサの出力パター
ンの相違によりこれを検出することができるので、不良
品の発生や別の種類のワークが誤って混っていることを
検出することができ、作業機による作業の信頼性をより
高めることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる作業機システムの一実施例として
の塗装用ロボットシステムを示す平面図である。
【図2】塗装用ロボットシステムの構成図である。
【図3】制御装置が実行する処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】出口側の受光器より出力された検出信号の出力
パターンを示す図である。
【図5】入口側の受光器より出力された検出信号の出力
パターンを示す図である。
【図6】ワークと重なるように侵入者が塗装ブース内に
侵入したときの受光器の出力パターンを示す図である。
【図7】ワークが傾斜して搬送されたとき受光器の出力
パターンを示す図である。
【符号の説明】
1 塗装ブース 1a ワーク搬入口 1b ワーク搬出口 2 安全柵 3(31 〜34 ) ワーク 4 コンベヤ 5 塗装用ロボット 7A,7B 投光器 8A,8B 受光器 13 制御装置 13A CPU 13C メモリ 14 スタートスイッチ 16 コンベヤ制御装置 17 塗料供給ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機が設けられた作業エリアの入口、
    出口近傍に該作業エリアへの進入又は退出を検知するセ
    ンサを設けてなる作業機システムにおいて、 前記入口側センサの出力パターン及び前記出口側センサ
    の出力パターンを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記入口側センサの出力パター
    ンと出口側センサの出力パターンとを照合する照合手段
    と、 該照合手段により両出力パターンの不一致が検出された
    ときに警報を発する警報手段と、 を備えてなることを特徴とする作業機システム。
JP3208275A 1991-08-20 1991-08-20 作業機システム Pending JPH0550390A (ja)

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