JPS61111893A - 追従装置 - Google Patents

追従装置

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JPS61111893A
JPS61111893A JP23287284A JP23287284A JPS61111893A JP S61111893 A JPS61111893 A JP S61111893A JP 23287284 A JP23287284 A JP 23287284A JP 23287284 A JP23287284 A JP 23287284A JP S61111893 A JPS61111893 A JP S61111893A
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JP
Japan
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follow
movable base
relative position
circuit
signal
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JP23287284A
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English (en)
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徹 西山
岸谷 吉之助
能丸 実
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロボット等の自動作業機械装置をコンベア
の動きに追従させる追従装置に関するものである。
〔従来の技術」 近時、例えば自動車製造工場では、従来作業員が行なっ
ていたシーリンク作業や各種の組イ4作業を種々開発さ
れている産業用ロボットや専用機(自動ねじ締め機等)
などの自動作業機械装置に行なわせようとする試みが盛
んになされている。
ところで、このような自動作業機械装置は、一般に作業
エリアの所定位置に位置決めされたワークに対して、予
め教示した作業又は特定の作業を行なうようになってい
るため、作業エリア内へのワークの搬入、搬出をタクト
送りのコンベア(シャ1ヘルコンベア)によって行なう
のが望ましい。
しかしながら、望ましくはあっても、前述のようなシー
リンク作業や各種の組イ」作業を行なっている現行のラ
インに設備されているコンベアの殆どが、パワーアン1
へフリーコンベアやスラットコンベアなとのコンティニ
ュアスコンベアであり、このコンティニュアスコンベア
をタクト送りのコンベアに変更するのに要する厖大な設
備コストの事を考えると、タフ1へ送りのコンベアを利
用せずに、自動作業機械装置の作業態様の方をコンティ
ニュアスコンヘアに適合させる工夫をした方が良いこと
は明らかである。
そこで考えられるのは、自動作業機械装置をコンティニ
ュアスコンベアに沿ってその設定搬送速度で走行させな
から、コンベアによって搬送されるワークに対して作業
を行なわせるようにすることである。
このような追従作業態様を採れは、自動作業機械装置と
ワークとは常に相対的に停止した関係になるため、両者
の相対位置さえ特定できれは、自動作業機械装置にワー
クに対する作業を行なわせることができるはすである。
〔発明が解決しようどする問題点〕
しかしながら、自動作業機械装置をコンティニュアスコ
ンベアに沿ってその設定搬送速度でtllに走行させた
のでは、ワークに対する作業を正確に失敗なく行なうこ
とができないと云う問題があった。
すなわち、パワーアントフリーコンベアやスラットコン
ベアなどのコンティニュアスコンベアの挙動を詳細に吟
味してみると、チェーン1駆動などにより−・定速度で
一定方向に秩序正しく動いているように見えるコンベア
でも、実際にはチェーンなどのバネ定数や可動部の摩擦
係数及び慣性振動等の種々の要因によって搬送速度が例
えは第14図に示すように時間の経過と共に激しく変動
(サージングと云う)しているばかりか、コンベアのラ
イン自体の曲りやカイトローラの隙間などの要因によっ
てコンベア自体もその搬送方向とコンベアの設置面に垂
直な方向(例えば鉛直方向)とに夫々直交する方向に例
えば第15図に示すように時間の経過と共に蛇行変動し
ていることが解るが、これ等のサージングや蛇行変動を
何ら考慮せずに唯qtに自動作業機械装置をコンヘアに
追従させたのでは、それ等が作業誤差として現れるため
、作業を正確に失敗なく行なうことができなかった。
この発明は、このような問題の解決を図ろうとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明による追従装置は、コンベアの搬送方
向に沿って走行可能な第1の可動ベースを有する第1の
追従ユニットと、この第1の追従ユニットにおける第1
の可動ベース側の予め定めた第1の基準点とコンベア側
の予め定めた第1の追従点との間のコンヘアの搬送方向
に関する相対位置偏差を検出する第1の相対位置偏差検
出手段と、この第1の相対位置偏差検出手段によって検
出した相対位置偏差か零になるように第1の可動ヘ−ス
の走行を制御する第1の追従制御手段と、第1の追従ユ
ニットの第1の可動ベース上に設けられ、コンベアの搬
送方向とコンベアの設置面に垂直な方向とに夫々直交す
る方向に移動可能な第2の可動ベースを有し、この第2
の可動ベース−ににロボツ1−等の自動作業機械装置を
載置した第2の追従ユニットと、この第2の追従ユニツ
1へにおける第2の可動ベース側の予め定めた第2の基
1′着点とコンヘア側の予め定めた第2の追従点との間
の第2の可動ベースの移動方向に関する相対位置偏差を
検出する第2の相対位置偏差検出手段と。
この第2の相対位置偏差検出手段によって検出した相対
位置偏差が零になるように第2の可動へ一スの移動を制
御する第2の追従制御手段とによって構成している。
(作 川] このように構成することによって、第2の追従ユニット
の第2の可動ベース上に設けたロボット等の自動作業機
械装置は、コンベアの動きに対してサージングや蛇行変
動にも忠実に倣いながら正確に追従するようになる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
第1図は、この発明による追従装置を適用したラインの
シーリンク作業ステージまわりの斜視構成図であり、第
2図は第1図における追従装置に係わる部分をラインの
進行方向から見た側面図である。
両図において、1はパワーアントフリーコンベアであり
、パワーライン1aの図示しないチェーンによってY軸
方向に駆動されるフックでフリーライン1bのドックを
引掛けることによって、ドア2をクランプした1〜アハ
ンガー3をY軸方向に所定の速度で順次搬送するように
なつでいる。
4は安全柵であり、シーリング作業ステージのまわりを
囲って無闇に作業員がステージ内に入るのを禁止してい
る。
5はコンベ゛アの搬送方向であるY軸方向に沿って設け
た第1の追従ユニツl−であり、第1のタコジェネレー
タ6を取り付けた第1のモータ7によって回転駆動され
るボールネジ8により、第1の可動ベース9を矢示Y、
、、Y2方向に走行させるようになっている。
この第1の追従ユニット5の第1の可動ベースSは、図
示を省略したガイトレールによって安定した走行がなさ
れるようになっており、又その走行範囲は後述するロボ
ット16によるシーリンク作業時間等を勘案して定めで
ある。
なお、第1の可動ベース9の原点位置は、第1のモータ
7側の走行端付近とする。
10は第1の追従ユニット5の第1の可動へ一入9−1
−に設けた第2の追従ユニットであり、第2のタコジェ
ネレータ11を取り付けた第2のモータ12によって回
転駆動されるボールネジ13により、第2の可動ベース
14をコンベアの搬送方向であるY軸方向とコンベア1
の設置面に垂直な7一 方向、すなわちこの場合鉛直方向であるZ方向とに夫々
直交する矢示X、、X2方向に移動させるようになって
いる。
この第2の追従ユニット10の第2の可動ベース14も
、図示を省略したガイドレールによって安定した移動か
なされるようになっており、又その移動範囲はドアハン
ガー3にクランプされたドア2の垂下位置を基準にした
矢示x、、’x2方向の最大蛇行変動を勘案して定めで
ある。
なお、第2の可動ベース14のイニシャル位置は、例え
ばその移動範囲における中央位置とする。
そして、この第2の追従ユニット10の第2の可動へ一
ス14上に、先端にシーリンクガン15を取り付けた自
動作業機械装置としての多関節型のロボット16を載置
固定しである。
また、第1の追従ユニット5の第1の可動ベース9に同
動する第2の追従ユニット10の側壁には、逆り字状の
ポスト17をロボット16の動きの邪魔にならないよう
に固定してあり、このボスト17の先端部に、後述する
ラインイメージセンサと駆動検出回路等とからなる第1
の相対位置偏差検出器18及びスポラ1〜光源19を取
すイ」けである。
この第1の相対位置偏差検出器18におけるラインイメ
ージセンサは、その長手方向がY軸方向と平行になるよ
うに配置してあり、そのライン状の受光部の中央位置(
中央画素位置)を第1の可動ベースS側の第1の基準点
としている。
そして、この第1の相対位置偏差検出器18と′スポッ
ト光源ISとの配置関係は、スポット光源19から照射
されたスポット光がドア2で反射された時に、その反射
光が第1の相対位置偏差検出器18におけるラインイメ
ージセンサに入射されるような関係になっている。
また、第2の追従ユニット10の第2の可動ベース14
におけるコンヘア1側の延設端14a(ドア2の端縁2
aより常に下流側に位置している)には、やはり)φr
、字状のポスト20登固定してあり、このボスl−20
上にやはり後述するラインイメージセンサと駆動検出回
路等からなる第2の相対位置偏差検出器21及びスポッ
ト光源22を取り付けである。
この第2の相対位置偏差検出器21におけるラインイメ
ージセンサは、その長手方向がX軸方向と平行となるよ
うに配置してあり、そのライン状の受光部の中央位置(
中央画素位置)を第2の可動ベース14側の第2の基準
点としている。
そして、この第2の相対位置偏差検出器21とスポラ1
−光源22との配置関係も、やはリスボッ1〜光源22
から照射されたスポット光がドア2で反射された時に、
その反射光が第2の相対位置偏差検出器21におけるラ
インイメージセンサに入射されるような関係になってい
る。
また、この第2の相対位置偏差検出器21は、第2の可
動ベース14が前述したイニシャル位置にあり、且つド
アハンガー乙によってクランプされたドア2が第2図に
示すように垂下位置でちょうど静止している時にドア2
の内側縁2bと該検出器21のラインイメージセンサの
中央画素位置(第2の基準点)とが互いに対向するよう
に配置されているものとする。
23.24はポストであり、シーリング作業ステージに
入ってくる1くア2を挾むように互いに対向して\γ設
しである。
そして、ポスト23にはドア2の着座姿勢を検出するた
めの着座姿勢検出器25を、ボス1−24には着座姿勢
検出器25に向ってZ軸方向と平行なスリツ1−光を照
射するスリット光源26を夫々取り付けである。
27.28もポストであり、ポスト23.24より下流
側に所定距離だけ離れた位置で、やはりシーリンク作業
ステージに入ってきたドア2を挾むように互いに対向し
て立設しである。
そして、ポスト27には着座姿勢検出器2日を、ポスト
28には着座姿勢検出器2日に向ってZ軸方向と平行な
スリッ1〜光を照射するスリット光源30を夫々取り付
けである。
なお、着座姿勢検出器25.29も、夫々後述するライ
ンイメージセンサと駆動検出回路等とによって構成し、
てあり、夫々のラインイメージセンサは、各々長手方向
が2軸方向と平行になるように配置しである。
また、着座姿勢検出器25.29とスリット光源2El
、30の高さ位置は、夫々のラインイメージセンサの撮
像範囲内にドア2の下端部が常に交差し得る位置で、且
つ第1の相対位置偏差検出器18のラインイメージセン
サの高さ位置より低い位置とし、又着座姿勢検出器29
のY軸方向の位置は、第1の追従ユニット5における第
1の可動ベースSが第1のモータ7側の原点位置に復帰
している時に第1の相対位置偏差検出器18が位置する
位置より上流側とする。
そして、31は第1.第2の追従ユニット5゜10にお
ける第1.第2のモータ7.12の回転を制御して第1
.第2の可動ベース9,14の走行、移動を制御する第
1.第2の追従制御手段の機能を果す追従制御ユニット
であり、32はドアハンガー乙にクランプされたドア2
の着座姿勢を演算する着座姿勢演算ユニットである。
また、33はロボット16を制御するロボット制御装置
であり、34はロボット16の先端に取り付けたシーリ
ンクガン15に充填剤を図示しないホースを介して圧送
する充填剤圧送ポンプである。
なお、ロボット制御装置33には、追従制御ユニッ1〜
31や着座姿勢演算ユニット32などにも給電する電源
装置も装備されている。
次に、第3図乃至第7図を参照して、制御系の構成を説
明する。
先ず、第3図において、追従制御ユニット31は、中央
処理装置+、cptg35a、リードオンリメモリ(プ
ログラムメモリ)[ROM] 35b。
ランダムアクセスメモリ(データメモリ)[RAM]3
5c、及び入出力装置(Ilo)35d等からなるデー
タ処理用のマイクロコンピュータ35と、第1.第2の
追従コントローラ36.!+7とによって構成されてい
る。
マイクロコンピュータ35とロボット制御装置3′z3
との間では、マイクロコンピュータ65がらのロボット
動作開始指令Ss1と、ロボット制御装置33からの作
業完了信号SE、全作業完了信号SEE、及びロボット
原点復帰信号SGとの信号の授受が行なわれる。
また、マイクロコンピュータ35は、着座姿勢演算ユニ
ット32に演算開始指令S82を出力する。
そして、マイクロコンピュータ35は、その他追従制御
開始指令SS3.追従制御停止指令ST。
及び可動ベースリターン指令SRを第1の追従コントロ
ーラ36に、クロックスタート・ストップ指令SS4.
検出開始指令SS5.及び検出停止指令Srを第1の相
対位置偏差検出器18におけるラインイメージセンサ3
8を制御する駆動検出回路3Bに、点灯・消灯指令SL
、をスポット光源1日に、クロックスタート・ストップ
指令SS6.検出開始・停止指令S87を第2の相対位
置偏差検出器21におけるラインイメージセンサ40を
制御する駆動検出回路41に、点灯・消灯指令SL2を
スポット光源22に夫々出力する。
また、このマイクロコンピュータ35には、駆動検出回
路3日からの追従開始タイミング信号Scと、第1図の
第1の可動ベース日が原点位置に復帰した時にオンする
原点検出用リミットスイッチ42からの原点信号SOと
が入力されるようになっている。
第1の追従コントローラ36には、マイクロコンピュー
タ35からの追従制御開始指令SS3゜追従制御停止指
令ST、可動ベースリターン指令SRの他に、駆動検出
回路3日からの第1の相対位置偏差データΔy、ライン
イメージセンサ38からの最終ビット出力PE、、原点
検出用リミットスイッチ42からの原点信号So、第1
図の第1の可動ベース9が矢示Y1方向の走行端付近ま
で走行してきた時にオンする暴走検出用リミットスイッ
チ43(通常は、このスイッチの手前で作業が完了する
)からの暴走信号EM、第1のモータ7の出力軸に取り
付けた第1のタコジェネレータ6からの速度フィードバ
ック信号Sυ、及びライン速度検出用のタコジェネレー
タ44がらの第1図のパワーアンドフリーコンベア1の
搬送速度に応じた基準速度信号Svが夫々入力される。
なお、ライン速度検出用のタコジェネレータ44は、例
えば第4図に示すように、パワーアントフリーコンベア
1の駆動チェーンCHに嗜み合うスプロケット45及び
これに連結された歯車列g1〜g4等からなる増速機を
介して増速回転させるようになっており、それによって
パワーアンドフリーコンベア1の搬送速度に応じた基準
速度信号Svを出力するようになっている。
そして、第2の追従コントローラ37には、駆動検出回
路41からの第2の相対位置偏差データΔXが入力され
るようになっている。
なお、この第2の追従コントローラ37は、図示のよう
にD/A変換器46.加算回路47.及びアンプ48に
よって構成されているが、この作用に就では後述する。
着座姿勢演算ユニット32は、中央処理装置(CPU)
32a、リードオンリメモリ (プログラムメモリ)[
ROM] 32b、ランダムアクセスメモリ (データ
メモリ)[RAM] 32c、及び入出力装置(Ilo
)’32d等からなるマイクロコンピュータによって構
成されている。
この着座姿勢演算ユニット32とロボット制御装置63
との間では、着座姿勢演算ユニット32からの演算完了
信号SOK及び演算データ[δ][,1?]と、ロボッ
ト制御装置36からのデータ要求信号SN及び全作業完
了信号SEEとの信号の授受が行なわ」しる。
また、この着座姿勢演算ユ庄ット32には、前述した追
従制御ユニツ1〜31のマイクロコンピュータ35から
の演算開始指令SS、と、着座姿勢検出器25.29に
おけるラインイメージセンサ49.50を夫々制御する
各駆動検出回路51゜52からの検出データ[d’l 
] 、  [d2 ]とが入力されるようになっている
そして、この着座姿勢演算ユニット32は、駆動検出回
路51.52にクロックスタート・ストップ指令SQ、
、S’Q2を、スリット光源26゜30に点灯・消灯指
令SQ3.SQ、を夫々出力する。
次に、第5図において、第1の追従コントローラ66は
、ゲイン調整アンプ53.ラッチ回路54、D/A変換
器55.ゲイン調整アンプ56゜加算回路57.アナロ
グスイッチ58.アンプ5日、加算回路60.アンプ6
1.セット・リセット型のノリツブフロップ回路(FF
)62,64゜OR回路Ei3.65.リターン回路6
6、及びアナログスイッチ6フ等によって構成されてい
る。
そして、ゲイン調整アンプ53は、第3図及び第4図に
示すタコジェネレータ44からの基準速度信号Svをケ
イン調整して出力する。
ラッチ回路54は、駆動検出回路3日からの第1の相対
位置偏差データΔy(正の時と負の時がある)を、ライ
ンイメージセンサ38から最終ビット出力PE、か出力
される毎にそのタイミングでラッチする。
D/A変換器55は、ラッチ回路54にラッチされてい
る第1の相対位置偏差データΔyをアナログの第1の相
対位置偏差信号ΔSyにD/A変換し、ゲイン調整アン
プ56はそのD/A変換して得た相対位置偏差信号ΔS
!Iをゲ、イン調整して出力する、。
加算回路57は、ゲイン調整アンプ53.56から夫々
ゲイン調整されて出力さJt、る基準速度信号Svと第
1の相対位置偏差信号ΔS!iとを加算して、そのIJ
II算結果を加算信号SFとして出力する。
なお、ラッチ回路54にラッチされる第1の相対位置偏
差データΔyには、正の時と負の時かあるため4Δyが
正の時はS F > S vとなり、負の時はS F 
< S vとなる。
アナログスイッチ58は、第3図のマイクロコンピュー
タ35からの追従制御開始指令S83によってFFE1
2がセラ1−されると、オンして加算信号SFをアンプ
5日に出力し、FF62がOR回路63を介して入力さ
れるマイクロコンピュータ35からの追従制御停止指令
8丁又は暴走検出用リミットスイッチ43からの暴走信
号EMによってリセットされると、オフして加算信号S
Fを遮断する。
アンプ5日は、アナログスイッチ58を介して入力され
る加算信号SF又は後述するリターン信号SBを所定量
増幅する。
加算回路60は、アンプ5日からの増幅した加算信号S
F又はリターン信号SBと、第1のモータ7の出力軸に
取り付けた第1のタコジェネレータ6からの速度フィー
ドバック信号Sυとの偏差に基づく偏差信号ΔSを出力
し、アンプ61がその偏差信号ΔSを増幅して第1のモ
ータ7に出力する。
FF64は、OR回路65を介して入力されるマイタロ
コンピュータ35からの可動ベースリターン指令SR又
は暴走検出用リミットスイッチ43からの暴走信号EM
によってセットされ、原点検出用リミットスイッチ42
からの原点信号Soによってリセットされる。
リターン回路66は、FF64のQ出力が1 の開作動
して、第1のモータ7を第1の可動ベースSか原点方向
に戻る方向に回転させるリターン信号SRを出力する。
第1の相対位置偏差検出器18のラインイメージセンサ
38は、例えば2048画素(ヒツト)のMOS型又は
CCD型のイメージセンサからなり、受光部38aで受
けた光に応したビデオ出力vS1を内部の走査回路によ
って順次出力するようになっている。
第1の相対位置偏差検出器18の駆動検出回路39は、
クロック発生器68.カウンタ6S、2値化回路70.
セット・リセット型のフリップフロップ回路(FF)7
1 、AND回路72,74゜比較回路73.ラッチ回
路75.OR回路76゜及び減算回路77等によって構
成されている。
クロック発生器68は、マイクロコンピュータ35から
のクロックスタート・ストップ指令S S 4がクロッ
クスタート(例えば1″)であると作動して、所定周波
数(例えば2.5MH7)のタロツク信号cpをライン
イメージセンサ38のクロック入力端子に出力し、3S
4がクロックストップ(例えば0″)になると停止する
カウンタ69は、クロック発生器68からのりロック信
号cpをカウントして、ラインイメージセンサ38にお
ける走査画素位置を検出し、ラインイメージセンサ38
がらの最終ヒツト出方PE、によってカウント1直Nx
がリセットされる。
なお、このカウンタ69は、少なくとも12ピツ1へ容
量のバイナリカウンタであり、r2048J(800u
)以」二カウントできるものとする。
2値化回路70は、ラインイメージセンサ38からクロ
ック信号cpに同期して逐次出力される各画素毎のビデ
オ出力vs1を所定のスライスレベル(2値化レベル1
と比較して、ビデオ出力vS1がスライスレベル以−ヒ
の時に 1′でスライスレベル未満の時゛0゛となる2
値化ビテオデータD V + を出力する。
FF71は、マイクロコンピュータ35がらの検出開始
指令S S 5によってセットされ、やはりマイクロコ
ンピュータ35がらの検出停止指令Srによってリセッ
トされる。
AND回路72は、FF71のQ出力が1″で、目っ2
値化回路70がらの2値化ビデオ出カD v 1も1″
の時にのみ出力をl ”にする。
比較回路73は、カウンタ69のカラン1−値Nxとラ
インイメージセンサ38の中心画素位置(第1の可動ム
ース9側の第1の基準点)を示すr4oo11J  (
1024)とを比較し、 Nx=400 IIの時にの
み出力を′l゛′にする。
A N D回路74は、比較回路73の出力が1′で、
旧つ2値化回路70からの2値化ビテオ出力D v l
も1′の時にのみ出力を1″にする。
なお、このAND回路74のl′なる出方は、追従開始
タイミンク信号Scとしてマイクロコンピュータ35に
出力される。
ラッチ回路75は、OR回路76を介して久方されるA
ND回路72又は74の出力が、  0゛から 1″に
立ち上った時点のカウンタ69のカラン1−値Nxをラ
ッチする。
減算回路77は、ラッチ回路75にラッチされているカ
ウント値Nxから前述したラインイメージセンサ38の
中心画素位置を示すr400HJを減算して、その減算
結果を第1の相対位置偏差テークΔyとして第1の追従
コントローラ36におけるラッチ回路54に出力する。
次に、第6図において、着座姿勢検出器25(2B)に
おけるラインイメージセンサ49(50)は、やはり例
えば2048画素(ビット)のMOS型又はCCD型イ
メージセンサからなり、受光部49a(50a)で受け
た光に応じたビデオ出力vS2を内部の走査回路によっ
て順次出力するようになっている。
そして、駆動検出回路51  (52)の方は、クロッ
ク発生器78.カウンタ79,2値化回路80、ラッチ
回路81.及び減算回路82等とによって構成されてい
る。
タロツク発生器78は、着座姿勢演算ユニット32から
のクロックスタート・スl−ツブ指令S Q 1(S 
Q 2 )がクロックスタート(例えは1′)であると
作動して、所定周波数(例えば2.5MHz)のクロッ
ク信号ckをラインイメージセンサ4B (50)のク
ロック入力端子に出力し、−24= S Q +  (S Q 2 )かクロックストップ(
例えは”O”)になると停止する。
カウンタ7Sは、タロツク発生器78からのクロック信
号ckをカウントして、ラインイメージセンサ49(5
0)における走査画素位置を検出し、ラインイメージセ
ンサ49(50)からの最終ビット出力PE2によって
カウント値MXかりセットされる。
なお、このカウンタ79も、少なくとも12ヒツ1へ容
量のバイナリカウンタであり、r2048J(800+
■)以−ヒカウン1〜できるものとする。
2値化回路80は、ラインイメージセンサ49(50)
からクロック信号ckに同期して出力される各画素毎の
ビデオ出力vS2を所定のスライスレベル(2値化レベ
ル)と比較して、ビデオ出力VS2がスライスレベル以
上の時に 1 でスライスレベル未満の時に 0″とな
る2値化ヒテオデータDv2を出力する7 ラッチ回路81は、2値化回路80からの2値化ビデオ
テータDv2が1′ から0′に立ち下った時点のカウ
ンタ79のカウント値Mxをラッチする。なお、ライン
イメージセンサ49(50)の走査方向は下から上に向
うZ軸方向とする。
減算回路82は、ラッチ回路81にラッチされているカ
ウント値Mxから、第1図のドア2がドアバンカー3に
正常にクランプされている時のドア下端部の着座位置に
対応するラインイメージセンサ49 (50)の画素位
置を示す基準画素位置データMoを減算して、その減算
結果を検出データ[d+]([d21)として出力する
次に、第7図において、第2の相対位置偏差検出器21
におけるラインイメージセンサ40は、やはり例えば2
048画素(ビット)のMOS型又はCCD型イメージ
センサからなり、受光部40aで受けた光に応じたビデ
オ出力V S 3を内部の走査回路によって順次出力す
るようになっている。
そして、駆動検出口1141の方は、クロック発生器8
3.カウンタ84,2値化回路85.ラッチ回路86.
及び減算回路87等とによって構成されている。
タロツク発生器83は、第3図のマイクロコンピュータ
35からのクロックスタート・ストップ指令S S 6
がクロックスタート(例えば 1′′)であると作動し
て、所定周波数(例えば2.5Mt(z)のタロツク信
号ckpをラインイメージセンサ40のクロック入力端
子に出力し、S86がクロックストップ(例えばO”)
になると停止する。
カウンタ84は、クロック発生器83からのクロック信
号ckpをカラン1−シて、ラインイメージセンサ40
からの最終ビット出力PE3によってカラントイ直Hx
がリセツ1へされる。
なお、このカウンタ84も、少なくとも12ビツト容量
のバイナリカウンタであり、r2048Jt800H)
以−Lカウントできるものとする。
2値化回路85は、ラインイメージセンサ40からクロ
ック信号ckpに同期して出力される各画素毎のビデオ
出力V S aを所定のスライスレベル(2値化レベル
)と比較して、ビデオ出力VS3かスライスレベル以上
の時に1″でスライスレベル未満の時に 0″となる2
値化ビテオテータD V 3を出力する。
ラッチ回路86は、2値化回路85からの2値化ビテオ
テータD■3が0゛ から 1″に立ち上って時点のカ
ウンタ84のカウント値)−1xをラッチする。なお、
ラインイメージセンサ40の走査方向は第1図、第2図
に示す矢示X2方自とする。
減算回路87は、第3図のマイクロコンピュータ35か
らの検出開始・停止指令3S7が検出開始(例えば1゛
つであると作動して、ラッチ回路86にラッチされてい
るカウント値Hxから、ラインイメージセンサ40の中
心画素位置(第2の可動ベース14側の第2の基準点)
を示す[400HJ  (1024)を減算して、その
減算結果を第2の相対位置偏差データΔ父(正の時と負
の時かある)として第2の追従コントローラ37におけ
るD/A変換器46(第3図)に出力し、SS7か検出
停止(例えば”O″)になると停止する。なお、停止時
のΔXはゼロである。
そして、第3図に戻って、追従制御ユニット31の第2
の追従コントローラ37におけるD/A変換器46は、
駆動検出回路41からの第2の相対位置偏差データΔX
を、図示を省略しているがラインイメージセンサ40か
ら最終ビット出力PE3が出力される毎にそのタイミン
グでD/A変換しで、その変換結果を第2の相対位置偏
差信号ΔSxとして加算回路47に出力する。
加算回路47は、D/A変換器46からの第2の相対位
置偏差信号Δ3zと、第2のモータ12の出力軸に取り
付けた第2のタコジェネレータ11からの速度フィート
バッグ信号S11.どの偏差に基づく偏差信号ΔSAを
出力し、アンプ48がその偏差信号ΔSAを増幅して第
2のモータ12に出力する。
なお、この第2の追従コントローラ37は、Δ刀が演算
された時に第2の可動ベース14がΔXを零にする方向
に移動するように第2の干−タ12を回転させるべく作
用するようになっている。
以下、第8図以降の図面をも参照しながら、本実施例の
作用を説明する。
先ず、前提として、第1図及び第3図に示す追従制御ユ
ニット312着座姿勢演算ユニット32゜及びロボット
制御装置33等の各種の制御系は、例えばパワーアンド
フリーコンベア1が起動した時点で電源か投入されてい
るものとし、又第1図に示す第1の可動ベース9は原点
に復帰し、第2の可動ベース14はイニシャル位置に位
置しているものとする。
追従制御ユニット31におけるマイクロコンピュータ3
5のCPU35aは、電源が投入されると、所定の初期
化処理を行なった後、第8図に示すブロクラムIの処理
フローにおける5TEPIで、第1.第2の相対位置偏
差検出器18.21の駆動検出回路39.41に夫々ク
ロックスタートを表わすクロックスタート・ス1〜ツブ
指令SS4゜SS6を出力すると共に、スポット光源1
9゜22にも夫々点灯を表わす点灯・消灯指令S ’ 
I +S L 2を出力する。
そ汎によって、第5図及び第7図に示すクロック発生器
68.83か夫々クロック信号CP+ckpを出力し始
めると共に、第1図乃至第3図に示すスポット光源19
.22が点灯してスボツ1〜光を投光するようになる。
そして、CP U 35 aは、第8図の5TEP 2
でロボット制御装置33からロボット原点復帰信号SG
が入力さtシるまで待って、該信号SGが入力された時
点で処理を5TEP 3に進めて、駆動検出回路3Sか
ら追従開始タイミング信号Scが入力されるのを待つ。
なお、ロボット制御装置33は、イニシャル起動時、ロ
ボット16が作業原点に復帰していることを確認して、
ロボット原点復帰信号SGを出力するようになっている
一方、着座姿勢演算ユニツ1へ32のCPU32aは、
電源が投入されると、やはり所定の初期化処理を行なっ
た後、第S図に示すブロクラムIIの処理フローにおけ
る5TEP13で、着座姿勢検出器25.29の駆動検
出回路51.52に夫々クロックスター1〜を表わすク
ロックスタート・ス1−ツブ指令SQ、、SQ2を出力
すると共に、スリット光源26.30に夫々点灯を表わ
す点灯・消灯指令S Q 3 r S Q 4を出力す
る。
それによって、第6図に示すクロック発生器78がクロ
ック信号ckを出力し始めると共に、第1図及び第3図
に示すスリット光源26.30が点灯してスリット光を
投光するようになる。
そして、CP U 32 aは、第9図の5TEP I
 4で追従制御ユニット31におけるマイクロコンピュ
ータ35から演算開始指令S82が入力されるのを待つ
次に、第1図のパワーアントフリーコンベア1によって
Y軸方向に送られるドア2をクランプしたドアハンガー
3がシーリング作業ステージに入ってきて、ドア2の流
れ方向の端縁2aがスポット光源1日からのスポット光
で照される位置まで進んでくると、その端縁2aの付近
で反射されたスボツ1〜光が例えば第10図に示すよう
に第1の相対位置偏差検出器18のラインイメージセン
サ38の受光部38aにレンズLZを介して入射される
ようになる。
例えは、受光部38aにおけるY軸方向に整列した20
48個の画素の番地を図示のように流れ方向に向って大
きくなるようにしておいた場合、ドア2の端縁2aから
の反射光は、レンズ■、Zの作用により最初は8001
(の画素に入射され以後端縁2aがY軸方向に進むに連
れて、その端縁2aからの反射光の入射位置は逆にOO
OHに向って進むようになる。
そして、このように、ドア2からスボッ1−光の反射光
が受光部38aに入射されるようになると、第5図のク
ロック発生器68から出力されるクロックパルスcpに
基づいて逐次走査されるラインイメージセンサ38から
は、走査時の反射光の入射位置に応じて、反射光が入射
されていない画素では信号レベルか低く、反射光が入射
されている画素では信号レベルが高くなるビデオ出力V
S。
がl走査毎に時系列に出力されるようになり、このヒテ
オ出力VS1を2値化回路70で順次2値化することに
よって、反射光が入射されている画素に対応するデータ
のみが1″となる例えば第11図の(イ)(ロ)(ハ)
に示すような1走査分の2値化ヒテオデータDV、を順
次得ている。
そして、l’ア2の端縁2aがちょうと受光部38aの
中央位置の第1の基準点(400I−1)に達して、2
値化回路70から第11図(ハ)に示すような1走査分
の2値化ヒテオデータDvlが出力されるようになると
、クロック発生器68からのクロック信号Cpを1走査
(20,48パルス分のクロック信号cp、)毎にカラ
ン1へして、走査画素位置を検出している第5図のカウ
ンタ6日のカウント値Nxが、r、400 II Jに
なって比較回路70の出力か 1″になった時点で、A
ND回路74の出力が O′から 1゛になり、この゛
ド′なる出力が追従開始タイミング信号Scとして第3
図のマイクロコンピュータ35に出力されると共に、ラ
ッチ回路75にr40011Jなるカラン1−値Nxが
ラッチされる。
なお、以下ドア2の端縁2aをパワーアントフリーコン
ベア1側の第1の追従点として、この第1の追従点に第
1の可動ベースS側の第1の基準点であるラインイメー
ジセンサ38の受光部38aの中央位置を追従させるへ
く、両者のY軸方向の相対位置偏差を求めるものとする
第8図に戻って、CP U 35 aは駆動検出回路3
日のAND回路74から追従開始タイミング信号Scを
受けると、5TEP 3から5TEP 4に処理を進め
て、着座姿勢演算ユニツ1へ32に演算開始指令SS2
を出力すると共に、第1の追従コントローラ36に追従
制御開始指令S83を、第1の相対位置偏差検出器18
の駆動検出回路3日に検出開始指令S85を、第2の相
対位置偏差検出器21の駆動検出回路41に検出開始を
示す検出開始・停止指令SS7を夫々出力する。
そしてその後、5TIEP5に処理に進めて、一定時間
待機するディレー処理を行なってから、次の5TEP6
でロボット制御装置33にロボッ1へ動作開始指令SS
、を出力する。
そして、次のS丁Er’7で、CP U 35 aはロ
ボット制御装置33から作業完了信号s Eが入力され
るのを待つ。
なお、5TIEP 5でのディレー処理は、第1.第2
可動へ一ス9,14の位置と1(アハンガー3の位置か
安定するのを待つために行なうものであり、ロボット1
6がシーリング作業位置まで動く間に安定するものであ
れば、この処理は省略することができる。
一方、5TliP4での処理で、演算開始指令SS2が
着座姿勢演算ユニット732に出力されると、そのCP
U32aは第9図の5TEP]5に処理を進めて、RO
M32bから次のような数値データを読み出す。
すなわち、第12図に示すような着座姿勢検出器25.
29におけるラインイメージセンサ49゜50の受光部
49a、soa間の距離データLと、受光部50aと第
1の相対位置偏差検出器18におけるラインイメージセ
ンサ38の受光部38゜の中央位置(第1の基準点でr
1024J  [400■(]の画素位置)との間のY
軸方向に関する距離デ〜りbと、1−ア2が第1図のド
アバンカー3に正常にクランプされている時の1点鎖線
で示す姿勢において、ドア下端部の着座位置に対応する
受光部49a、50aの基準画素位置(Mo)と受光部
38aとの間の2軸方向に関する距離データaとを読み
出す。
そして、次の5TEP]6で駆動検出回路51.52か
ら検出データ[d+]  [d2]を取り込む。
なお、この時点で取り込んだ検出データ[d1][d2
]は路次のようなデータである。
第3図及び第6図に示すラインイメージセンサ49.5
0及び駆動検出回路51.52では、第9図(7)ST
EPI3テCP LJ 32 a 力指令SQ、、SQ
2を出力した時点からクロック発生器78がら出力され
ているクロック信号ckによって、ビテオ出力■S2の
読出走査及び走査画素位置の検出がなされており、2値
化回路80から出力される2値化ビテオデ−タD V 
2が1″から0″に立ち下る毎に、その 1″からo′
に変化した画素位置を示すカウンタ7日のカウント値M
xかラッチ回路81にラッチされ、減算回路82ではそ
のラッチされたカウント値Mxから前述した基準画素位
置を示す数値データMoが減算されている。
したがって、ドア2の端縁2aがちょうど第1の相対位
置偏差検出器18におけるラインイメージセンサ3日の
受光部38aの中央位置に達した時点に同期し・て、駆
動検出回路51.52の減算回路82から夫々減算結果
である検出データ[d+’]  [d2コを取り込むと
、 [d+]  [d2]は、第1図の1ヘアバンカー
3にクランプされたドア2の着座姿勢が第12図に破線
で示すような姿勢で、ラッチ回路81にラッチされてい
るカラン1〜値がMxl、Mx2なら、Mxl−Mo(
=[d + ] )、MX2  MOf、” [d2]
 )となる。
第9図に戻って、CP U 32 aは5TIEP16
での取込処理を終了すると、5TEP1.7に処理を進
めて次のようなドア2の斜きδを演算する。
すなわち、5TEP I 5で読み出した距離データL
とS T IE’+316で取り込んだ検出データ[d
+ ]  [d2コに基ついて、 δ=L、an’  [(、’d H−d 2 ) / 
I−,1なる演算を実行して、第12図に示すような1
点鎖線で示すドア2の正常な着座姿勢と、破線で示すド
ア2の実線の着座姿勢との間の、第1の相対位置偏差検
出器18におけるラインイメージセンサ38の受光部3
8aの中央位置(基準点)を中心とした回転角を示す斜
きδを求める。
そして、5TEP]7の演算を終了すると、CPTJ3
2aは5TEP I 8で今度は次のようなドア2のス
レ量pを演算する。
すなわち、第12図において、1点鎖線で示す1へ72
の正常な着座姿勢を5TEP]7で求めた斜きδたけ回
転すると、1−72の下端部は例えは2点鎖線で示すと
ころに位置するようになるが、実際には破線で示すとこ
ろに位置しているため、そのスレ量eを5TEPI5で
読み出した距離テータa、11゜5TFP16で取り込
んだ検出データ[d2]、及び5TEP]7で求めた傾
きδに基づいて、 β= (d2−d2 ’ ) cosδd2 ’ = 
a (1−cosδ)十(b−asinδ)tanδな
る演算を実行することによって求める。
そして、CP U 32 aは、5TEP]8の演算を
終了した後、5TEP]9に処理を進めて、第1図及び
第3図に示すロボット制御装置33に演算完了信号SO
Kを出力し、次の5TEP20でロボット制御装置33
からのデータ要求信号SNの入力を待つ。
そして、データ要求信号SNが入力されると、CP U
 32 aは5TEP21に処理を進めて、5TEPI
7゜18で求めた傾きデータ[δ]及びズレ量データ[
1をロボット制御装置33に出力した後、5TEP22
でロボット制御装置33がら全作業完了信号SEEか入
力されてるか否かをチェックし、入力されていなけれは
5TEP14に戻って、追従制御ユニット31のマイク
ロコンピュータ35から再び演算開始指令SS2が入力
されるのを待ち、入力されていれば5TEP23に処理
を進めて、駆動検出回路51.52に夫々クロックスト
ップを表わすクロックスタート・ストップ指令SQ、、
SQ2を出力すると共に、スリット源26.30に夫々
消灯を表わす点灯・消灯指令SQ3.SQ4を出力した
後、全ての処理を終了する。
なお、ロボット制御装置33は1着座姿勢演算ユニツ1
−32から演算完了信号S OKが入力されたら、ロボ
ット16の駆動制御を行なっていないことを条件にデー
タ要求信号SNを着座姿勢演算ユニツ1〜32に出力す
るようになっている。
また、STE[”21で出力される傾きデータ[δ]及
びズレ量データ[elは、ロボット制御装置33におい
て、1へ72に対するシーリング作業軌跡を示すティー
チデータの補正演算に供されるが、傾きデータ[δ]及
びズレ量データ[1?]の代りに、着座姿勢演算ユニッ
ト32の方で、傾きデータ[δ]及びスレ量[1に基づ
いて演算した座標変換マトリクスをロボット制御装置3
3に出力するようにしても良い。
さらに、ロボット制御装置33は、例えはラインに設備
されている種々の装置をシーケンシャルにコントロール
するシーケンスコントローラIPC)からの指令で全作
業完了信号s i> r:・を出力するものとする。
他方、第8図の5TEP 4での処理で、追従制御開始
指令SS3か第1の追従コントローラ36に出力され、
且つ検出開始指令SS5が第1の相対位置偏差検出器1
8の1駆動検出回路3日に出力されると、両者は第1の
可動ベースSの走行を次のように制御する。
すなわち、先ず第1の追従コントローラ36に追従制御
開始指令S83が入力されると、第5図のFF62かセ
ットされてアナログスイッチ58がオンする。
なお、この時点では、第1の可動ベースSが原点に前回
復帰した時に、原点検出用リミットスイッチ42からの
原点信号SoによってFF64がリセットされたままで
あるため、アナログスイッチ67はオフしている。
そして、アナログスイッチ58がオンすると。
最初はドア2の端縁2aが未だちょうど第1の相対位置
偏差検出器18におけるラインイメージセンサ38の中
央位置である第1の可動ベース9側の第1の基準点に達
している状態で、第1の相対位置偏差信号ΔS!Iがゼ
ロ(この事に就ては後述する)であるので、タコジェネ
レータ44からのゲイン調整アンプ53でゲイン調整さ
れた基準速度信号Svが加算回路57から加算信号SF
としてアンプ59に出力される・ したがって、アンプ61は、加算回路60からのアンプ
59で増幅した加算信号SF (=Sv)と第1のタコ
ジェネレータ6からの速度フィードバック信号Sυ(但
し、最初はゼロ)との偏差に基づく偏差信号ΔS(ΔS
 −S v )を増幅して第1のモータ8に出力するよ
うになるため、第1のモータ7は第1の可動ベース9が
パワーアントフリーコンベア1の搬送速度と略同速でY
軸方向に走行するように回転し始める。
一方、第1の相対位置偏差検出器18の駆動検出回路3
日に検出開始指令S85が入力されると、第5図のFF
71がセットされてAND回路72が開くため、2値化
回路70から逐次出力される2値化ビテオデータD v
 1がこのAND回路72及びOR回路76を介してラ
ッチ回路75に入力されるようになり、それによって2
値化ビデオデータD v 1が 0″から” 1 ”に
立ち上る毎にカウンタ69のカウント値Nxがラッチ回
路75にラッチさ九るようになる。
そのため、ドアハンガー乙にクランプされたドア2の端
縁2aかラインイメージセンサ38の中央位置である第
1の可動ベースS側の第1の基準点に達した時点では、
前述したようにr40011Jのカウント値Nxがラッ
チ回路75にラッチされるか、第1の可動ベース9が前
述したように走行し始めて、第1の可動ベースS側の第
1の基準点であるラインイメージセンサ38の中央位置
(400H)とコンベア1側の第1の追従点であるドア
2の端縁2aとの間に、前述したサージングに基づくY
軸方向の微少な相対位置偏差が生じ始めると、ラッチ回
路75にはラインイメージセンサ38の1走査毎に、ド
ア2の端m2aの位置に対応するラインイメージセンサ
38における位置を示すカウント値Nxがラッチさ]す
るようになる。
したがって、減算回路77によって演算される第1の相
対位置偏差データΔyは、最初がセロで、後は前述の第
1の基準点と第1の追従点との間のY軸方向に関するセ
ンサ1走査毎の相対位置偏差を常に示すNx−400H
(正又は負の場合とゼロの場合がある)なる値になり、
この第1の相対位置偏差データΔyがラインイメージセ
ンサ38から1走査終了毎に出力される最終ビット出力
PE、のタイミングで第1の追従コントローラ36のラ
ッチ回路54にラッチされる。
そして、このラッチ回路54に第1の相対位置偏差デー
タΔyかJ走査終了毎にラッチされると、このデータΔ
yは速度次元のデータとなり、この速度次元ベースのデ
ータΔyをD/A変換器55によってD/A変換した後
、ゲイン調整アンプ56でゲイン調整すれば、パワーア
ンドフリーコンベア1の設定搬送速度を示す基準速度信
号Svを、微妙に変動する実際の搬送速度を示す信号に
補正し得る速度次元ベースの第1の相対位置偏差信号Δ
S!Iを得ることができる。
したがって、この第1の相対位置偏差信号ΔSyを加算
回路57に入力して加算信号5F=Sv+ΔSyを形成
すれば、この加算信号SFに基づいて回転する第1のモ
ータ7によって、第1の可動ベース9は、前述の第1の
基準点と第1の追従点との間のY軸方向の相対位置偏差
が零になるように、パワーアントフリーコンベア1に追
従走行するようになる。
なお、パワーアントフリーコンベア1の搬送速度が、例
えば0.1秒間に最大約0.4] m / min程度
変動したとしても、ラインイメージセンサ38は前述し
たように2.5MHzのクロック信号cpによって走査
(1走査時間81.9.2μsec )されるので、こ
の程度の変動には充分に対応できる。
但し、2.5MI(zのクロック信号cpでセンサを連
続して走査すると、CCD型のイメージセンサを用いた
場合、電荷蓄積が充分になされない恐れがあるため、1
走査終了後一定時間(例えば1180゜8μ5ec)た
け休止してから次の走査を繰り返す必要がある。このよ
うにした場合、データΔyの更新時間は例えば2m5e
cになるが、これでも前述の変動には充分に対応できる
一方、第8図の5TEP 4での処理で、検出開始を示
す検出開始・停止指令SS7が第2の相対位置偏差検出
器21の駆動検出回路41に出力されると、第2の追従
コントローラ37は第2のp)動ベース14の移動を次
のように制御する。
先ず、1−アハンガー乙にクランプされたドア2の端縁
2aか第1の相対位置偏差検出器18のラインイメージ
センサ38の中央画素位置である第1の可動ベースS側
の第1の基準点に達した時点では、第2の可動ベース1
4は未だイニシャル位置にあるため、第2の相対位置偏
差検出8t21のラインイメージセンサ40の中央画素
位置である第2の可動ベース14側の第2の基準点はド
ア2が蛇行変動しないで垂下位置でちょうど静Iにして
いる時にその内側縁2b(以下、これをコンベア1側の
第2の追従点とするJ (第2図参照)か位置するとこ
ろに対向している。
したがって、ドアハンガー3にクランプされたドア2か
垂下位置にあれば、スポット光源22からのスポット光
によるドア2の内側縁2bからの反射光はラインイメー
ジセンサ40の中央画素位置(第2の基準点)で結像し
、ドア2が第1図及び第2図に示す矢示X、、X2方向
に蛇行変動していれば、I・ア2の内側縁2bからの反
射光の結像位置もその蛇行変動に応じて移動する。
そのため、第2の相対位置偏差検出器21における駆動
検出回路41のクロック発生器83がクロック信号ck
pを発生し始めた後、スポット光源22からのスポット
光がドア2で反射されてラインイメージセンサ40に入
射されるようになれば、第7図のラッチ回路86にはラ
インイメージセンサ40の1走査毎に、ドア2の内側1
12bの蛇行変動位置に対応するラインイメージセンサ
40における位置を示すカウンタ84のカウント値Hx
がラッチされるようになる。
何故なら、ラインイメージセンサ40の走査方向は前述
したように第1図及び第2図に示す矢示X2方向であり
、2値化ビデオデータDv3が=48− 0″から′l″に立ち上ったところの画素位置が1−7
2の内側縁2bの位置を示しているからである。
したがって、駆動検出回路41に検出開始を示す検出開
始・停止指令SS7が入力されて、減算回路87がラッ
チ回路86にラッチされているカウント値)1 xから
第2の可動・\−ス14側の第2の基準点であるライン
イメージセンサの中央画素位置を示すデータr4001
1’J を減算するようになると、その減算結果である
第2の相対位置偏差データΔαシは、セロから第2の可
動ムース14側の第2の基準点とドア2の内側g2b、
すなわ罵コンベア1側の第2の追従点との間のX軸方向
に関するセンサ1走査毎の相対位置偏差を常に示すHx
−40011(正又は負の場合とセロの場合がある)な
る値になる。
そして、この減算回路87からの第2の相対位置偏差デ
ータΔり〕がラインイメージセンサ40から1走査終了
毎に出力される最終ビット出力PE3のタイミンクで、
第3図の第2の″追従コントローラ37におけるD/A
変換器46によってD/A変換され、その変換された第
2の相対位置偏差信号ΔSzが加算回路47に出力さオ
しるようになる。
それによって、加算回路47とアンプ4Bとの作用によ
り、第2のモータ12は速度フィードバックをかけられ
ながら回転して1、第2の可動ベース14は前述の第2
の基準点と第2の追従点との間のX軸方向の相対位置偏
差が零になるように、ドア2の蛇行変動に追従して移動
するようになる。
このように、第1.第2の追従コントローラ36.37
と第1.第2の相対位置偏差検出器18.21との作用
により、第1.第2の可動ベースS、14をドア2の端
縁2aが前述の第1の基準点に達した時点からドア2の
流れと蛇行変動とに精度良く追従させていれば、第8図
の5TEP 6で出力されたロボット動作開始指令SS
1を受けたロボッ1〜制御装置33が、第2の可動ベー
ス14」−のロボツ1〜16を所定のタイミングで、着
座姿勢演算ユニツ1−32からの前述した傾きデータ[
δ]及びスレ量データ[e]に応してティーチデータを
補正しながらプレーバックさせることによって、第1図
の充填剤圧送ポンプ34から図示しないホースを介して
圧送されてくる充填剤をロボット16の先端に取り付け
たシーリングカン15からX軸方向に流れるドア2にお
tする決められた部位に正確に吹き付けることかできる
次に、第8図に戻って、ロボット16がシーリング作業
ステージを流れるドア2のシーリング作業を完了して、
ロポツ1〜制御装置33が追従制御ユニット31のマイ
クロコンピュータ35に作業完了信号SEを出力すると
、CP TJ 35 aはS T f’、I)7から5
TEP 8に処理を進めて、追従制御停止指令S Tを
第1の追従コン1〜ローラ36に出力すると共に、第1
の相対位置偏差検出器18の1駆動検出回路3日に検出
停止指令Srを出力し、1つ第2の相対位置偏差検出器
21の駆動検出回路41に検出停止りを示す検出開始・
停止指令S87を出力する。
それによって、第5図のF、 F 62かOR回路63
を介してリセットされてアナログスイッチ58がオフす
るため、加算信号SFが遮断されて第1のモータ7が停
止し、第1の可動ベース9も停止する。
また、FF71もリセットされてAND回路72を閉し
るため、ラッチ回路75に新たなカラン]・値Nxかラ
ッチされなくなる。
さらに、第7図の減算回路87の作動が停止するため、
その第2の相対位置偏差データΔ父がゼロになり、それ
によって第2のモータ12も停止して、第2の可動ベー
ス14も停止する。
但し、何らかの原因によって追従制御停止指令STが出
力されなかった場合は、第1の可動ベース9は走行を続
けるが、ある程度オーバ走行すると暴走検出用リミット
スイッチ43(第3図)がオンして暴走信号EMを出力
する。
そして、この暴走信号EMによってFF62がリセット
されて第1の可動ベース9の走行が停止されると共にF
F64がセットされる。なお、このFF64がセットさ
れると、第1の可動ベース9は後述するように原点に向
ってリターンするようになる。
また、この暴走信号EMか出力された時には、例えば図
示しない異状表示器を作動させて異状を保全員に知らせ
ると共に、以後の作業を一時中止するようにしても良い
なお、1駆動検出回路41における減算回路87が何ら
かの原因によって停止しなかった場合、第2の可動ベー
ス14は動き続けるため、この場合も」二記の暴走信号
EMが出力された時と同様な異状処理を行なうようにし
ても良い。
第8図に戻って、CP U 35 aは5TEP 8の
処理を終了した後、5TEP 9に処理を進めて可動ベ
ースリターン指令SRを第1の追従コントローラ36に
出力してから、5TEPIOに進んで原点信号SOが入
力されるのを待つ。
但し、第2の可動ベース14をそのままにして第1の可
動ベース9を原点にリターンさせようとすると、第2の
相対位置偏差検出器21などがドア2にぶつかってしま
うので、実際には5TEP 9の処理を行なう前に第2
の可動ベース14を第1図及び第2図の矢示X1方向に
移動させる処理を行なうものとする。
なお、このような処理を行かう場合、第2の可動ベース
14を例えば位置フィードバック制御によって移動させ
るようにたるためには、第2のモータ12の出力軸に減
速機を介して位置検出器としてのポテンショメータを取
り付けて、このポテンショメータからの位置ブイ−1−
バツクデータと第2の可動ベース14を所要量矢示X、
力方向移動させるための移動指令データとの偏差データ
を第3図のD/A変換器46の出力するようにする必要
がある。
可動ヘースリターン指令SRが第1の追従コントローラ
36に入力されると、第5図のFF64かOR回路65
を介してセットされてリターン回路66が起動すると共
に、アナログスイッチ67かオンする。
それによって、リターン回路66から出力されるリター
ン信号s nがアンプ5日に入力されるようになるため
、第1のモータ7は第1の可動・ベース9を原点に戻す
I\く回転し始める。
なお、第1の可動・\−スSのリターン中にロホツ1へ
16は作業原点に復帰する。
そして、第1の可動ベース9が原点に復帰して、第3図
の原点検出用リミツ1〜スイッチ42がオンすると、原
点信号Soが追従制御ユニット31におけるマイクロコ
ンピュータ35及び第1の追従コントローラ36に出力
される。
原点信号Soが第1の追従コン1−ローラ36に入力さ
れると、第5図のFF64かりセラ1−さJ(でリター
ン回路66が動作を停止にすると共に、アナログスイッ
チ67かオフするため、第1のモータ7が停止して第1
の可動へ−スSも停止する。
また、原点信号SOがマイクロコンピュータ35に人力
されると、CP U 35 aは第8図の5TEPIO
からS1’EP]]に処理を進めて、ロボツ(−制御装
置33から全作業完了信号SEEか入力さ4しているか
否かをチェックし、全作業完了信号S E Eか入力さ
れていなければ第2の可動ベース14をイ=55− ニシャル位置に戻す図示しない処理を行なった後、5T
EP 2に戻ってロボット16が作業原点に復帰してい
ることを条件に5TEP 3に進んで、再び追従開始タ
イミング信号Scが入力されるのを待ち、全作業完了信
号SEEが入力されていれは5TEP I 2に進んで
、第1.第2の相対位置偏差検出器18゜21の駆動検
出回路39.41にクロックストップを表わすクロック
スター1へ・ストップ指令SS4.ss6を夫々出力す
ると共に、スポット光源19.22に消灯を表わす点灯
・消灯指令SL、、SL2を夫々出力した後、全ての処
理を終了する。
このようにして、ロボット制御装置33から全作業完了
信号SEEが入力されていないことを条件に、シーリン
グ作業ステージに流れてくるドア2に対してシーリング
作業を繰り返して行なうことができる。
以下、」二記実施例の変更例を列記する。
(イ) スポット光源19.22をスリット光源にして
も良いばかりか、スリット光源26゜30をスポット光
源にしても良く、又全での光源をレーザ光源としても良
い。
(ロ) 第1の相対位置偏差検出器1日の検出仕様を反
射型から透過型に変更することができるはかりか、着座
姿勢検出器25.29の検出仕様を透過型から反射型に
変更することもてきる。但し、第1の相対位置偏差検出
器18の検出仕様を透過型に変更する場合、パワーアン
ドフリーコンベア1を挾んで反射側から光(スリン1へ
光又はスポット光)殻照射する光源をコンベア1の流れ
に同期させて移動させるか、照射範囲の広い光源を用い
る必要がある。
(ハ) 第1の相対位置偏差検出器18の検出器として
は、非接触型の検出器の他に接触型の検出器を用いるこ
ともできる。例えば、第1の追従ユニット5に沿ってリ
ニアポテンショメータをイ・]設して、その検出可動部
をドア□ハンガー3側に設けたドックによって一定区間
動かすようにしても良い。
(ニ) パワーアンドフリーコンベア1側の第1゜第2
の追従点としては、ドア2の端、112a及び内側線2
bの他に、ドア2における穴、切欠き2段部等又はドア
ハンガー側縁等、ラインイメージセンサで検出できる特
徴点であれば何を利用しても良い。
(ホ)上記実施例では、基準速度信号Svをコンベア1
によって駆動されるタコジェネレータ44によって形成
するようにした例に就で述べたが、例えば定電圧回路に
よって形成したコンベア1の設定速度に応じた信号を利
用しても良い。
(・\)第1.第2の可動ベース9,14側の第1゜第
2の基準点は、ラインイメージセンサ38゜40の中央
画素位置が望しいが、これに限定されるものではなく任
意である。
次に、コンベア1によって搬送されるドア2がラインの
曲りなどの要因によって2軸方向にうねり変動する場合
の対策に就て簡単に説明する。
すなわち、第13図に示すように、ロボット16の先端
に、ラインイメージセンサを用いたイメージセンサカメ
ラ88.スポット光源8日、及びシーリングガン15を
図示のような配置で搭載したブラケット90を矢示FI
+F2方向にモータ91の駆動力によって移動させるこ
とかできる手首補正軸S2を取り付ける。
但し、イメージセンサカメラ88におけるラインイメー
ジセンサの配設方向は、ブラケット90の移動方向と同
方向とし、又ロボット16によるシーリンク作業方向と
ブラケツ1−9Oの移動方向とは、互いに常に直交する
ものとする。
そして1手首補正軸92のモータ91を次のようにロボ
ット16の制御とは独立して駆動制御することによって
、Z軸方向のうねり変動による作業誤差ばかりかX軸方
向の蛇行変動に基つくz軸方向の変動成分による作業誤
差をなくすことができる。
すなわち、スポット光源8日からのスポット光によって
1−72のシーリンク部の段部にイ」けた陰影S Hを
イメージセンサカメラ88で撮像して、その陰影S I
(の結像位置と予め定めたセンサ上の基準位置との偏差
を求め、その求めた偏差がゼロとなる位置までブラケッ
トSOを矢示F1又はF2方向に移動させるべくモータ
S1の回転を制御する。
このようにすれは、ドア2が2軸方向に変動しても基準
位置さえ適正に定めていれは、シーリングカン15によ
る充填剤の吹き付は位置はシーリングラインに正確に倣
う。
なお、第13図に示す手首姿勢は、ロボッ1へ16の先
端部か図面垂直方向に移動する時の姿勢である。
また、このような手打補正軸92を設けた場合、ロボッ
ト16のティーチングをある程度ラフに行なっても、そ
れによる作業誤差を吸収することが可能になる。
さらに、手首補正軸92の代りに、Z軸方向に補正動作
が可能な補助追従軸を用意して、前述の第2の追従ユニ
ット10の第2の可動ベース14上にその補助追従軸を
積み上げると共に、その上にロボット16を載置するこ
とによって、Z軸方向に関するうねり変動に対処するこ
ともできる。
なお、上記実施例では、パワーアントフリーコンベア1
によって搬送されるドア2を例に採って説明したが、こ
の他に例えばスラットコンベア等のコンティニュアスコ
ンベアによって搬送される車体などに対する追従作業に
もこの発明は同様に適用できる。
また、上記実施例では、ロボッl−によってなされる作
業に就で説明したが、自動ねじ締め機や自動溶接機等の
専用機を第2の可動ベース上に載置して、その専用機を
ワークに追従させて作業を行なわせることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によればコンベア側の予
め定めた第1の追従点と第1の可動ベース側の予め定め
た第1の基準点との間のコンベア搬送方向に関する相対
位置偏差を検出して、その検出した相対位置偏差が零に
なるように第1の可動ベースの走行を制御すると共に、
その第1の可動ベース」二でコンベア側の予め定めた第
2の追従点と第2の可動ベース側の第2の基準点との間
のコンベア搬送方向とコンベア設置面に垂直な方向とに
夫々直交する方向に関する相対位置偏差を検出して、そ
の検出した相対位置偏差も零になるように第2の可動ベ
ースの移動も制御して、第2の可動ベース上に載置した
自動作業機械装置をコンベアに正確に追従させるように
したので、コンベアによって搬送されるワークに対して
作業を失敗なく正確に行なうようにすることが可能にな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による追従装置を適用したラインの
シーリング作業ステージまわりの斜視構成図。 第2図は、第1図における追従装置に係わる部分をライ
ンの進行方向から見た側面図、 。 第3図は、第1図の制御系のブロック図、第4図は、第
3図のタコジェネレータ44の駆動態様を示す断面図、 第5図は、第3図の第1の追従コントローラ36と駆動
検出回路3日の具体的な構成例を示すブロック図、 第6図は、第3図の駆動検出回路51.52の具体的な
構成例を示すブロック図、 第7図は、第3図の駆動検出回路41の具体的な構成例
を示すブロック図、 第8図は、第3図の追従制御ユニット31におけるマイ
クロコンピュータ35のCP U 35aが実行するプ
ログラムを示す処理フロー図 第9図は、第3図の着座姿勢演算ユニット32のcpU
32aが実行するプログラムを示す処理フロー図、 第10図は、第1の相対位置偏差検出器18の作用説明
に供する図、 第11図は、1走査分の2値化ビデオデータDv1の異
なる例を示す波形図、 第12図は、第9図の処理フロー図の作用説明に供する
図、 第13図は、パワーアントフリーコンベア1ノZ軸方向
に関するうねり変動に対処するための装置の一例を示す
構成図、 第14図及び第15図は、夫々この発明の背景説明に供
するコンティニュアスコンベアの挙動を示す線図である
。 1・・・パワーアンドフリーコンベア 2・・・ドア     2a・・・端縁(第1の追従点
)3°°ドアハンガー 5・・・第1の追従ユニット S・・・第1の可動ベース 10・・第2の追従ユニット 14・・・第2の可動ベース 15・・・シーリングガン 16・・ロボット(自動作業機械装置)18・・・第1
の相対位置偏差検出器 19.22・・・スポット光源 21・・・第2の相対位置偏差検出器 25.29・・・着座姿勢検出器 26.30・・・スリット光源 31・・・追従制御ユニット(第1.第2の追従制御手
段)32・・・着座姿勢演算ユニット 33・・・ロボット制御装置 36・・・第1の追従コンI−ローラ 37・・・第2の追従コントローラ 3B、40,49.50・・ラインイメージセンサ39
.41,51.52・・・駆動検出回路42・・・原点
検出用リミットスイッチ43・・暴走検出用リミットス
イッチ 第2図 符1m昭61−111893 (22)第13図 第14図 時間−◆ 第15図 時間−− 776一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンベアの搬送方向に沿って走行可能な第1の可動
    ベースを有する第1の追従ユニットと、この第1の追従
    ユニットにおける第1の可動ベース側の予め定めた第1
    の基準点と前記コンベア側の予め定めた第1の追従点と
    の間の前記コンベアの搬送方向に関する相対位置偏差を
    検出する第1の相対位置偏差検出手段と、 この第1の相対位置偏差検出手段によって検出した相対
    位置偏差が零になるように前記第1の可動ベースの走行
    を制御する第1の追従制御手段と、前記第1の追従ユニ
    ットの第1の可動ベース上に設けられ、前記コンベアの
    搬送方向と前記コンベアの設置面に垂直な方向とに夫々
    直交する方向に移動可能な第2の可動ベースを有し、こ
    の第2の可動ベース上にロボット等の自動作業機械装置
    を載置した第2の追従ユニットと、 この第2の追従ユニットにおける第2の可動ベース側の
    予め定めた第2の基準点と前記コンベア側の予め定めた
    第2の追従点との間の前記第2の可動ベースの移動方向
    に関する相対位置偏差を検出する第2の相対位置偏差検
    出手段と、 この第2の相対位置偏差検出手段によって検出した相対
    位置偏差が零になるように前記第2の可動ベースの移動
    を制御する第2の追従制御手段とによって構成したこと
    を特徴とする追従装置。
JP23287284A 1984-11-05 1984-11-05 追従装置 Pending JPS61111893A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014140944A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Honda Motor Co Ltd 作業方法及び作業装置
WO2022259387A1 (ja) * 2021-06-08 2022-12-15 ファナック株式会社 生産システム

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