JPH0890471A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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JPH0890471A
JPH0890471A JP22384194A JP22384194A JPH0890471A JP H0890471 A JPH0890471 A JP H0890471A JP 22384194 A JP22384194 A JP 22384194A JP 22384194 A JP22384194 A JP 22384194A JP H0890471 A JPH0890471 A JP H0890471A
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storage groove
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glass
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Keiichi Fujita
恵市 藤田
Shuichi Mitsuoka
修一 三岡
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
Teruaki Nakayama
輝明 中山
Saburo Muto
三郎 武藤
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Tokico Ltd
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はワークのドアを自動的に開閉するよ
う構成した工業用ロボットを提供することを目的とす
る。 【構成】 工業用ロボット4はアーム4D先端にドアに
係合するドア係合ユニット8が取り付けられている。ド
ア係合ユニット8には、ドアのガラス収納溝の位置を検
出する光センサが収納されたガラス収納溝検出部9と、
係合ロッド10をドア係合位置又はドア係合解除位置に
駆動する第1のロータリアクチュエータと、ガラス収納
溝検出部9を検出位置又はドアから離間した待機位置に
駆動する第2のロータリアクチュエータと、が設けられ
ている。工業用ロボット4はドアの開閉動作を行うとと
もに、係合ロッド10を中心軸としてガラス収納溝検出
部9を回動させてドアの検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用ロボットに係り、
特にワークのドアを自動的に開閉するよう構成した工業
用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用ボデーを塗装する塗装ラ
インにおいては、ボデーにドアが開閉自在に取付けられ
たまま搬送され、ボデー及びドアの塗装作業が行われ
る。このような自動車の組立ラインでは、塗装工程の終
了後ドアを閉位置に係止するロック機構及びドアの窓ガ
ラスをドアの内部に組付けるようになっているので、塗
装前はこれらの部品がまだ組付けられていない。
【0003】そして、塗装ラインではボデー内部及びド
ア内側を塗装する前にロックされていないドアを開くた
めの工業ロボットが設けられている。この種の工業用ロ
ボットとしては、ドアのガラス収納溝をセンサで検知し
てハンドに設けられたロッドをガラス収納溝に嵌入さ
せ、ドアを開方向に回動させる型式のロボットがある。
【0004】又、上記工業用ロボットでは、例えば特開
昭60−64288号公報にみられるようにロッドの先
端部に光学式のセンサが埋設され、該センサがドアのガ
ラス収納溝上方を通過した際に得られる信号(出力波形
の変化)に基づいてガラス収納溝の位置を検出すると、
ロッドがガラス収納溝内に挿入されるようにアームを動
作させるようになっている。そして、工業用ロボットの
アームが水平方向に移動して上記のようにロッドが係合
したドアを開く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
に工業用ロボットを使用してドアを開ける場合の最大の
問題は、上記ロッドを正確にドアのガラス収納溝に挿入
することである。特に自動車用ボデーが左右方向に回動
した状態で搬送されたときには、ドアのガラス収納溝が
ロボットのアームの進入方向に対して傾斜していまい、
センサが検出したガラス収納溝の位置がロッドに対向す
るガラス収納溝の位置とずれることになり、ロッドがガ
ラス収納溝内に挿入されないことがある。
【0006】そのため、ロボットのアーム先端に上記ロ
ッドを設けるとともに、ガラス収納溝の位置を検出する
ために光センサよりなるガラス収納溝検出センサを設
け、ガラス収納溝の位置検出動作を行ってからロッドを
当該検出位置に移動させてドアのガラス収納溝に挿入さ
せることが考えられている。ところが、このようにアー
ム先端にガラス収納溝検出センサを設けても位置検出後
にドアの位置がずれることがあり、確実に上記ロッドが
ガラス収納溝に挿入されていることを確認する必要があ
る。
【0007】しかるに、ロッドがガラス収納溝に挿入さ
れていることを確認するためのセンサを別個に設けると
なると、センサ数が増えて製造コストが増加するばかり
か、制御回路において各センサから出力された検出信号
の処理が複雑化することになる。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決した工業
用ロボットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
ワークのドアの位置を検出するセンサ部からのドア検出
信号に基づいて係合部材を該ドアに係合させて該ドアを
開閉するようアームを動作させる工業用ロボットにおい
て、前記ドアの開閉動作中、前記センサ部を移動させて
前記係合部材が前記ドアに係合しているか否かを判別す
る判別手段を備えてなることを特徴とする。
【0010】又、請求項2の発明は、前記センサ部が、
前記係合部材を中心に回動して前記ドアの有無に応じた
信号を出力することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記請求項1によれば、ドアの開閉動作中、セ
ンサ部を移動させて係合部材がドアに係合しているか否
かを判別することにより、センサ数を増やさずにドアが
係合部材とともに開又は閉方向に回動していることを確
認することができる。
【0012】又、請求項1によれば、センサ部が係合部
材を中心に回動してドアの有無を確認できるので、係合
部材をドアに係合させたままドアを閉じる際にドアが係
合部材とともに閉方向に回動していることを確認するこ
とができる。
【0013】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる工業用ロボット
の一実施例を示す。
【0014】各図中、自動車のボデー(ワーク)1を塗
装する塗装ラインの両側には、ボデー1の内部を塗装す
る塗装用ロボット3と、ボデー1のドア2を開閉するた
めの工業用ロボット4とが設置されている。
【0015】塗装用ロボット3及び工業用ロボット4
は、ワーク搬送方向に延在する走行装置5,6に設置さ
れており、ワーク搬送方向に走行してボデー1の搬送動
作に追従しながら塗装作業及びドア2の開閉作業を行
う。従って、図1に示す塗装エリアでは、ボデー1が通
過する間に両側の工業用ロボット4がドア2を開き、両
側の塗装用ロボット3がボデー1の内部を塗装した後、
工業用ロボット4が両側のドア2を閉じるようになって
いる。
【0016】塗装用ロボット3は、多関節形のロボット
で、アーム先端には塗装ガン3aを有する。塗装用ロボ
ット3は、ドア2が工業用ロボット4により開とされる
と、塗装ガン3aをボデー1の内部に挿入して塗料を噴
霧しながら予め登録された塗装プログラムにしたがって
所定の塗装作業を行う。
【0017】図2に示すように、工業用ロボット4は、
基台4A上の旋回ベース4Bに第1アーム4Cが起立
し、第1アーム4Cの上端には水平方向に延在する第2
アーム4Dを有する多関節型のロボットである。又、第
2アーム4D先端の手首部7にはドア2の開動作の際ド
ア2に係合するドア係合ユニット8が装着されている。
【0018】図3に示すように、ドア係合ユニット8
は、後述するようにドア2のガラス収納溝2aを検出す
るガラス収納溝検出部(センサ部)9と、ドア2のガラ
ス収納溝2aに嵌合するように変位してドア2に係合す
る係合ロッド(係合部材)10と、ガラス収納溝検出部
9及び係合ロッド10を駆動する駆動ユニット11と、
よりなる。
【0019】ガラス収納溝検出部9は、駆動ユニット1
1の側面に回動自在に支承されたブラケット12により
支持されており、後述するようにドア2のガラス収納溝
2aを検出するまでは、図3中実線で示すようにガラス
収納溝2aの上方に位置する。しかし、ガラス収納溝2
aの位置検出が終了すると、ガラス収納溝検出部9はA
方向に回動し、図3中一点鎖線で示す待機位置に移動し
てドア2から離間する。
【0020】係合ロッド10は、テーパ部10aを有す
る先細形状の丸棒よりなり、ガラス収納溝2a内に挿入
しやすい形状となっている。そして、係合ロッド10
は、通常、横方向に延在する向きに保持されており、後
述するようにガラス収納溝2aの位置検出が行われる
と、B方向に回動して図3中一点鎖線で示すドア係合位
置に至り、ガラス収納溝2a内に挿入される。
【0021】又、係合ロッド10は例えば鋳鉄等のよう
な比較的脆い材料により形成されており、テーパ部10
aの上方の外周には破断用の溝10bが設けられたシェ
アピン構造となっている。即ち、係合ロッド10に過大
な力が作用した場合、係合ロッド10は溝10bが折損
してドア2を傷つけることを防止する。
【0022】駆動ユニット11は、空気圧の供給により
駆動されるアクチュエータを有しており、図4に示すよ
うに電磁弁ユニット13を介して空気源14からの圧縮
空気が供給される。電磁弁ユニット13は、空気源14
と駆動ユニット11内に設けられた各アクチュエータと
を接続する空気配管16の途中に設けられ、後述するよ
うにガラス収納溝2aの位置検出時に適宜圧縮空気を供
給するように切り換え動作を行う。
【0023】17は制御盤で、ボデー1が塗装ラインの
入口に搬送されたことが検出されると工業用ロボット4
がドア開動作を行うプログラムが入力されている。又、
この制御盤17には、ドア2の開閉動作とともに係合ロ
ッド10を中心軸としてガラス収納溝検出部9を回動さ
せてドア2の有無を判別する判別手段としての制御プロ
グラムも入力されている。
【0024】ここで、上記ドア係合ユニット8の構成に
ついて詳細に説明する。
【0025】図5乃至図7に示すように、ドア係合ユニ
ット8は、塗装用ロボット3のアーム先端に設けられた
塗装ガン3aに接近するため、ガラス収納溝検出部9は
センサ収納ケース18を有し、駆動ユニット11はアク
チュエータ収納ケース19を有する。このセンサ収納ケ
ース18及びアクチュエータ収納ケース19内の部品
は、引火性の雰囲気中で使用可能とされる防爆構造とな
っており、本実施例では、各開口部の隙間がゴム製のパ
ッキンによりシールされた密閉構造となっている。
【0026】アクチュエータ収納ケース19の前面19
aには、係合ロッド10を軸支する軸20の端部が突出
しており、アクチュエータ収納ケース19の上面19b
には、電磁弁ユニット13からの空気配管16がアクチ
ュエータ収納ケース19の内部に挿通されている。しか
も、アクチュエータ収納ケース19の上面19bには、
アクチュエータ収納ケース19の内部と外部とを密閉シ
ールするための接続部21が設けられている。
【0027】又、アクチュエータ収納ケース19の上面
19bには、工業用ロボット4の第2アーム4D先端に
設けられた手首部7の軸7aが結合するための結合部2
2が設けられている。従って、ドア係合ユニット8は、
工業用ロボット4の第2アーム4D及び手首部7の動作
により所定のドア係合位置に移動するとともに、そのと
きの姿勢が水平状態となるように動作する。
【0028】そして、アクチュエータ収納ケース19の
左側面19cには、ブラケット12の一端12aに連結
された軸23が突出している。尚、ブラケット12は、
上方からみるとL字状に形成されており、他端12bに
センサ収納ケース18が固定されている。
【0029】図8及び図9に示すように、アクチュエー
タ収納ケース19の内部には、係合ロッド10を軸支す
る軸20を回動する第1のロータリアクチュエータ24
と、ブラケット12に連結された軸23を回動する第2
のロータリアクチュエータ(センサ駆動手段)25と、
が収納されている。この第1,第2のロータリアクチュ
エータ24,25は、電磁弁ユニット13を介して空気
源14からの圧縮空気が供給されることにより駆動され
るため、塗装エリアのように引火性の高い雰囲気中でも
安全に駆動される。
【0030】第1のロータリアクチュエータ24は、ブ
ラケット26によりアクチュエータ収納ケース19内に
固定されており、アクチュエータ収納ケース19の前面
19aに突出する軸20を駆動軸として設けられてい
る。
【0031】又、第1のロータリアクチュエータ24
は、空気配管16を介して圧縮空気が供給されると、軸
20とともに係合ロッド10を約75°回動させる。従
って、係合ロッド10は、第1のロータリアクチュエー
タ24に駆動されて図5中一点鎖線で示す係合解除位置
B1、又は図5中実線で示す係合位置B2に変位する。
【0032】第2のロータリアクチュエータ25は、ブ
ラケット27によりアクチュエータ収納ケース19内に
固定されており、アクチュエータ収納ケース19の左側
面19cに突出する軸23を駆動軸として設けられてい
る。又、第2のロータリアクチュエータ25は、空気配
管16を介して圧縮空気が供給されると、ブラケット1
2を90°〜180°の間で予めセットされた角度だけ
回動させる。従って、ガラス収納溝検出部9は、第2の
ロータリアクチュエータ25に駆動されてブラケット1
2とともに、図3中実線で示す検出位置、又は図3中一
点鎖線で示す待機位置に移動する。
【0033】図10及び図12に示すように、ガラス収
納溝検出部9は、センサ収納ケース18の内部にドア2
のガラス収納溝2aを検出する光センサ28を収納して
なる。光センサ28は透明なガラス板29により仕切ら
れた密閉室30内にブラケット31により垂直状態に保
持されている。
【0034】そして、上記光センサ28は、密閉室30
を形成する隔壁32に埋設されたガラス板29に対向す
るように固定されており、内部にはガラス収納溝2aを
検出するための発光部と受光部(共に図示せず)とを有
する。この光センサ28は、自動調光式の赤色レーザ式
センサであり、センシング面(本実施例では、ドア2の
縁部)からの反射光の強さを感知し、投光量を自動的に
調整する機能を有している。従って、光センサ28から
ドア2のガラス収納溝2aまでの距離を塗色に関係なく
正確に測定することができる。
【0035】又、光センサ28は、後述するように工業
用ロボット4による開閉動作中に係合ロッド10がドア
2に係合しているか否かを判別するため、ドア2の検出
動作を行う。よって、ドア検出専用のセンサを設けずに
済むため、構成が複雑化することを防止できるととも
に、製造コストを安価に抑えられる。
【0036】又、上記密閉室30はセンサ収納ケース1
8の側面に設けられたエルボ継手33及びチューブ34
を介して例えば窒素ガス等よりなる保護気体が供給され
ており、常に大気圧以上の圧力に加圧されている。従っ
て、密閉室30は内圧防爆構造になっており、万が一セ
ンサ収納ケース18に孔や隙間ができても、内部に塗料
やシンナ等が侵入することが防止され、光センサ28の
電気系統のスパークが塗装中の雰囲気に引火することが
防止される。
【0037】又、センサ収納ケース18の側面には、密
閉室30内の保護気体を排気側に戻すための継手28が
設けられ、継手28にはチューブ29が接続されてい
る。排気側の端部には、通常の使用時は閉じているエア
バルブ(図示せず)が設けられている。従って、密閉室
30内の保護気体の圧力は、常時一定に保たれている。
【0038】さらに、チューブ34内には、光センサ2
8に接続され制御盤17との間で信号を送受信するケー
ブル35が挿通されており、ケーブル35もチューブ3
4内の保護気体により塗装中の雰囲気より保護されてい
る。
【0039】又、ガラス板29の下方には、ガラス板2
9に塗料ミストが付着することを防止するため、下方に
延在するフード36がセンサ収納ケース18の底部に固
定されている。このようにガラス板29を覆うように設
けられたフード36は、ガラス板29に対向する下面に
光センサ28からの光が通過するための開口36aが穿
設されており、側面にはフード36の内部空間36bに
進入した塗料ミストをパージするための空気噴射ノズル
37が配設されている。
【0040】空気噴射ノズル37はホルダ40により保
持されており、ホルダ40には、前述した電磁弁ユニッ
ト13から分岐した空気配管38が接続された継手39
が螺合されている。従って、空気噴射ノズル37から噴
射された空気によりフード36の内部空間36bに進入
した塗料ミストが開口36aから外部に排出され、ガラ
ス板29に塗料ミストが付着することが防止される。そ
のため、光センサ28からの光は、常にガラス板29,
フード36の開口36aを通過してドア2のガラス収納
溝2aに照射される。
【0041】尚、ガラス板29は、隔壁32の開口32
aを下方から塞ぐように取り付けられている。又、ガラ
ス板29の下面に当接するパッキン41及びパッキン押
さえ42がボルト43の締め付けにより隔壁32に固定
されるとともに、ガラス板29の脱落を防止する。
【0042】従って、ガラス板29が汚れた場合は、上
記ボルト43を弛めることによりガラス板29を外して
洗浄することができるので、ガラス板29の汚れにより
光センサ28からの光量が低下することが防止される。
【0043】次に、上記構成になる工業用ロボット4の
動作とともに制御盤17が実行する処理について説明す
る。
【0044】制御盤17は、ワークとしてのボデー1が
塗装エリアに搬送されると、図13,図14に示すフロ
ーチャートの処理を実行する。尚、図13のフローチャ
ートはドア開動作時に実行される処理であり、図14の
フローチャートはドア閉動作時に実行される処理であ
る。
【0045】従って、制御盤17は、コンベヤ(図示せ
ず)により自動車のボデー1が工業用ロボット4の前に
到着したことがスタートスイッチ(図示せず)により検
出されると、工業用ロボット4によるドア開動作を開始
し、図13のステップS1(以下「ステップ」を省略す
る)において、ドア2のガラス収納溝2aの位置検出を
行う。
【0046】即ち、工業用ロボット4は図3に示すよう
にドア係合ユニット8をドア2の窓の高さに合わせて水
平移動させるようにアーム4C,4D,手首部7を動か
す。尚、ドア2の窓の高さ位置は予め制御盤17に入力
されているので、ドア係合ユニット8は係合ロッド10
の先端がドア2の縁部2b,2cに当接しない高さ位置
に保持されながらドア2に近づく。
【0047】図15に示す如く、ドア係合ユニット8が
Y方向に移動しながらガラス収納溝2aの上部を通過す
ると、光センサ7の発光部より出射された光ビームがガ
ラス収納溝2aの両側の縁部2b,2cで反射して受光
部に至り、光センサ7の出力が縁部2b,2cの形状に
あったアナログ信号として得られる。そして、飽和値以
上の出力値の幅のオン,オフ信号に変換される。従っ
て、1個目のオン信号と2個目のオン信号との間がガラ
ス収納溝2aの検出位置となる。
【0048】図16(A)〜(C)に示すように、ドア
係合ユニット8がY方向に移動して縁部2bを通過する
際に1個目のオン信号が光センサ28から出力され、ガ
ラス収納溝2aを通過する際に光センサ28の出力がオ
フになる。さらに、ドア係合ユニット8がY方向に移動
して縁部2cを通過する際に2個目のオン信号が光セン
サ28から出力される。
【0049】このようにドア係合ユニット8がドア2の
上方を通過する間にガラス収納溝2aの正確な位置が光
センサ28により検出されると、S2に進み、係合ロッ
ド10を係合位置に回動させる。即ち、係合ロッド10
は光センサ28とY方向上所定位置にあるため、光セン
サ28がガラス収納溝2aを通過して縁部2cを検出し
たとき係合ロッド10がガラス収納溝2aに対向する位
置となる。
【0050】そのため、光センサ28による溝検出位置
でアーム4C,4D,手首部7を停止させた後、前述し
たように電磁弁ユニット13からの圧縮空気が第1のロ
ータリアクチュエータ24に供給されて軸20をB方向
に回動させる。
【0051】従って、第1のロータリアクチュエータ2
4は、空気配管16を介して圧縮空気が供給されると、
軸20とともに係合ロッド10を約75°回動させ、係
合ロッド10を図5中一点鎖線で示す係合解除位置B1
から図5中実線で示す係合位置B2に変位する。
【0052】よって、係合ロッド10はドア2のガラス
収納溝2aの上方に位置するため、B方向に回動する
と、テーパ部10aがガラス収納溝2a内に挿入され
る。これで、係合ロッド10はドア2と係合状態とな
る。
【0053】次のS3では、工業用ロボット4の旋回ベ
ース4B,アーム4C,4D,手首部7を動作させてド
ア係合ユニット8をC方向(図3参照)に回動させる。
ドア係合ユニット8の係合ロッド10はガラス収納溝2
a内に挿入された状態にあるため、ドア2は上記工業用
ロボット4のドア開動作によりドア開方向(C方向)に
回動する。
【0054】ところが、ボデー1が搬送されている途中
に上下方向に振動することがあり、ドア開動作中に係合
ロッド10がガラス収納溝2aから外れてしまうことが
ある。そのため、図17(A)に示すように、当初係合
ロッド10がガラス収納溝2aに挿入されていたが、ド
ア開動作途中に上下方向の振動が生ずると、図17
(B)又は(C)に示すようにロッド10がガラス収納
溝2aから抜けてドア2の内側又は外側に位置してしま
うことがある。
【0055】よって、次のS4では、図18に示す位置
から図19に示す検出位置にガラス収納溝検出部9を所
定角度旋回させてドア開動作の途中でドア2が係合ロッ
ド10に係合した状態であることを確認する。
【0056】即ち、S4においては、係合ロッド10を
中心軸として、ガラス収納溝検出部9が旋回するように
工業用ロボット4の旋回ベース4B,アーム4C,4
D,手首部7を動作させる。そのため、ガラス収納溝検
出部9に収納された光センサ28が係合ロッド10を中
心とする円弧運動してガラス収納溝2aの上方を通過す
ることになる。又、この検出動作時、係合ロッド10が
中心軸となるため、係合ロッド10によりドア2を損傷
させてしまうことが防止されるドア開動作時、係合ロッ
ド10がガラス収納溝2aに係合しているか、あるいは
ドア2の内側に当接していれば、ドア2を開けることが
できる。従って、前述したように光センサ28によりド
ア2のガラス収納溝2a及び縁部2b,2cが検出され
ると、ドア2は図17(A)又は(B)に示す係合状態
にあることが確認される。
【0057】そのため、S5において、ドア検出信号が
出力されたときは、S6に進み、工業用ロボット4のド
ア開動作を継続する。
【0058】そして、S7ではドア開動作が完了したか
どうかをチェックしており、もしドア開動作が途中であ
るときは、上記S4に戻る。そして、S4以降の処理を
繰り返す。従って、光センサ28は、ドア開動作の開始
から完了までドア2が係合ロッド10とともに開動作し
ていることを監視している。
【0059】しかし、S7において、ドア2が略全開し
てドア開動作が完了すると、S8に進み、電磁弁ユニッ
ト13より第2のロータリアクチュエータ25に圧縮空
気が供給され、軸23を上方に90°〜180°の間で
予めセットされた角度だけ回動させる。第2のロータリ
アクチュエータ25は、空気配管16を介して圧縮空気
が供給されると、ブラケット12を約90°〜180°
の間で予めセットされた角度だけ回動させてガラス収納
溝検出部9を、図3中実線で示す検出位置から図3中一
点鎖線で示す待機位置に移動させる。
【0060】これにより、ガラス収納溝検出部9は、ド
ア2の縁部2b,2cに近接した位置からドア2から離
間するとともにドア2の縁部2b,2cより上方位置に
移動することになり、塗装用ロボット3の塗装ガン3a
より充分離間した位置に移動する。そのため、塗装用ロ
ボット3が塗装作業を開始しても塗装ガン3aから噴霧
された塗料ミストが、待機位置に移動したガラス収納溝
検出部9に達することが防止される。従って、塗料ミス
トがフード36の内部に侵入することが防止されるた
め、ガラス収納溝検出部9のフード36の開口36aを
閉塞するシャッタ機構等を設ける必要がない。
【0061】又、フード36には、内部空間36bに侵
入した塗料ミストをパージするための空気噴射ノズル3
7が配設されているため、開口36aから侵入した塗料
ミストがガラス板29に付着することを防止できる。そ
のため、光センサ28は、常に塗料ミストにより検出動
作を妨げられることがなく、ガラス収納溝2aの位置を
正確に検出できる。
【0062】ドア2は工業用ロボット4によりこの状態
のまま開位置に保持される。
【0063】続いて、塗装用ロボット3がドア2の開い
た部分からボデー1内に塗装ガン3aを進入させてボデ
ー1内部を塗装する。塗装終了後、塗装用ロボット3は
塗装ガン3aを後退させてボデー1より離間させる。
【0064】又、S5において、ドア検出信号が出力さ
れなかったときは、係合ロッド10がドア2に対して図
17(C)に示すような非係合状態にあることが確認さ
れる。そして、S9に進み、アラームを発して作業者に
ドア開動作不良であることを知らせる。
【0065】続いて、S10では、工業用ロボット4及
び塗装用ロボット3を停止させて塗装用ロボット3がド
ア2に衝突することを防止する。その後、S11に進
み、係合ロッド10を係合解除位置に回動させる。
【0066】即ち、制御盤17は、電磁弁ユニット13
を切り換えてロータリアクチュエータ24への空気供給
方向を切り換える。これにより、係合ロッド10は前述
との係合動作と逆方向に回動し、図5中実線で示す係合
位置B2から図5中一点鎖線で示す係合解除位置B1に
変位する。
【0067】その後、S8に進み、ロータリアクチュエ
ータ25への空気供給方向を切り換えてガラス収納溝検
出部9を、図3中実線で示す検出位置から図3中一点鎖
線で示す待機位置に移動させる。
【0068】次に図14のドア閉動作の処理につき説明
する。
【0069】制御盤17は、図14のS21において、
ロータリアクチュエータ25への空気供給方向を切り換
えてガラス収納溝検出部9を、図3中一点鎖線で示す待
機位置から図3中実線で示す検出位置に移動させる。
【0070】続いて、工業用ロボット4によるドア閉動
作を開始させる(S22)。
【0071】つまり、工業用ロボット4は旋回ベース4
B,アーム4C,4D,手首部7を動作させてドア係合
ユニット8をドア閉方向(C方向の逆方向)に回動させ
る。ドア係合ユニット8の係合ロッド10がガラス収納
溝2a内に挿入された状態にあれば、ドア2は上記工業
用ロボット4のドア閉動作によりドア閉方向に回動す
る。
【0072】ところが、塗装用ロボット3がボデー1内
を塗装している間にボデー1が上下方向に振動すること
があり、ドア閉動作中に係合ロッド10がガラス収納溝
2aから外れてしまうことがある。そのため、図17
(B)に示すようにロッド10がガラス収納溝2aから
抜けてドア2の内側に位置した場合、工業用ロボット4
がドア閉動作を開始してもドア2が全開位置に残され
る。
【0073】よって、次のS23では、前述したS4と
同様に図18に示す位置から図19に示す検出位置にガ
ラス収納溝検出部9を所定角度旋回させてドア閉動作の
途中でドア2が係合ロッド10に係合した状態であるこ
とを確認する。
【0074】即ち、S23においては、係合ロッド10
を中心軸として、ガラス収納溝検出部9が旋回するよう
に工業用ロボット4の旋回ベース4B,アーム4C,4
D,手首部7を動作させる。そのため、ガラス収納溝検
出部9に収納された光センサ28が係合ロッド10を中
心とする円弧運動してガラス収納溝2aの上方を通過す
ることになる。又、この検出動作時、係合ロッド10が
中心軸となるため、係合ロッド10によりドア2を損傷
させてしまうことが防止される。
【0075】ドア閉動作時、係合ロッド10がガラス収
納溝2aに係合しているか、あるいはドア2の外側に当
接していれば、ドア2を閉めることができる。従って、
前述したように光センサ28によりドア2のガラス収納
溝2a及び縁部2b,2cが検出されると、ドア2は図
17(A)又は(C)に示す係合状態にあることが確認
される。
【0076】そのため、S24において、ドア検出信号
が出力されたときは、S25に進み、工業用ロボット4
のドア閉動作を継続する。
【0077】そして、S26ではドア閉動作が完了した
かどうかをチェックしており、もしドア閉動作が途中で
あるときは、上記S23に戻る。そして、S23以降の
処理を繰り返す。従って、光センサ28は、ドア閉動作
の開始から完了までドア2が係合ロッド10とともに閉
動作していることを監視している。
【0078】しかし、S26において、ドア2が全閉し
てドア閉動作が完了すると、S27に進み、電磁弁ユニ
ット13より第2のロータリアクチュエータ25に圧縮
空気が供給され、軸23を上方に90°〜180°の間
で予めセットされた角度だけ回動させる。第2のロータ
リアクチュエータ25は、空気配管16を介して圧縮空
気が供給されると、ブラケット12を90°〜180°
の間で予めセットされた角度だけ回動させてガラス収納
溝検出部9を、図3中実線で示す検出位置から図3中一
点鎖線で示す待機位置に移動させる。
【0079】その後、S28に進み、係合ロッド10を
係合解除位置に回動させる。
【0080】即ち、制御盤17は、電磁弁ユニット13
を切り換えてロータリアクチュエータ24への空気供給
方向を切り換える。これにより、係合ロッド10は前述
との係合動作と逆方向に回動し、図5中実線で示す係合
位置B2から図5中一点鎖線で示す係合解除位置B1に
変位する。
【0081】そして、工業用ロボット4の旋回ベース4
B,アーム4C,4D,手首部7を動作させてドア係合
ユニット8をドア2から離間させる(S29)。
【0082】又、S24において、ドア検出信号が出力
されなかったときは、係合ロッド10がドア2に対して
図17(B)に示すような非係合状態にあることが確認
される。そして、S30に進み、アラームを発して作業
者にドア閉動作不良であることを知らせる。
【0083】続いて、S31では、工業用ロボット4を
停止させて工業用ロボット4がドア2に衝突することを
防止するとともに、ドア係合ユニット8がボデー1に衝
突することを防止する。その後、S32に進み、係合ロ
ッド10を係合解除位置に回動させる。
【0084】即ち、制御盤17は、電磁弁ユニット13
を切り換えてロータリアクチュエータ24への空気供給
方向を切り換える。これにより、係合ロッド10は前述
との係合動作と逆方向に回動し、図5中実線で示す係合
位置B2から図5中一点鎖線で示す係合解除位置B1に
変位する。
【0085】その後、S29に進み、工業用ロボット4
の旋回ベース4B,アーム4C,4D,手首部7を動作
させてドア係合ユニット8をドア2から離間させる。
【0086】上記のようにして、塗装作業が終了してド
ア2が閉まると、制御盤17は工業用ロボット4をドア
開閉作業前の位置に戻す。
【0087】このように、工業用ロボット4は、ドア開
閉動作中にガラス収納溝検出部9を旋回させてドア2が
係合ロッド10との係合により開動作中又は閉動作中で
あることを確認できるので、係合ロッド10がドア2に
係合してドア2を開閉しているか、あるいは係合ロッド
10がドア2から外れてドア10が残された状態なのか
を判別することができる。
【0088】そのため、万が一係合ロッド10がドア2
から外れた場合、工業用ロボット4及び塗装用ロボット
3を停止させてドア2又はボデー1に衝突することを防
止できる。
【0089】尚、上記実施例では、ガラス収納溝検出部
9を旋回させてドア2が係合ロッド10との係合により
開動作中又は閉動作中であることを確認したが、これに
限らず、例えばガラス収納溝検出部9が収納ケース19
の側面に対してスライドできる構成とすることにより、
ガラス収納溝検出部9を直線的に移動させてドア2の有
無を検出するようにしても良い。
【0090】又、上記実施例では、塗装ラインにおいて
ロボットにより自動車ボデーのドアを開く場合を一例と
して説明したが、これに限らず自動車ボデー以外の筺体
のドアを開くのにも適用できるのは勿論、塗装ライン以
外の工程にも適用できる。
【0091】又、上記実施例では、光センサ28を使用
してガラス収納溝2aの位置を検出したが、これに限ら
ず、例えば高周波式のセンサあるいは超音波式のセンサ
等を使用してもよいのは勿論である。
【0092】又、ドア係合ユニット8が水平方向にのみ
移動してドアを開けるため、上記多関節ロボット以外の
型式のロボット、例えば水平多関節構造を有するスカラ
型のロボットにも適用できる。
【0093】又、上記実施例では、係合部材としての係
合ロッド10及びガラス収納溝検出部9を圧縮空気で動
作するロータリアクチュエータ24,25で駆動させた
が、これに限らず、上記ロータリアクチュエータ以外の
アクチュエータ(例えばエアシリンダ又は油圧シリンダ
等)を使用しても良い。
【0094】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、ドアの開閉動作中、センサ部を移動させて係合部材
がドアに係合しているか否かを判別するため、センサ数
を増やさずにドアが係合部材とともに開又は閉方向に回
動していることを確認することができ、構成が複雑化す
ることを防止できるとともに、製造コストを安価に抑え
ることができる。又、ドアの開閉動作中、係合部材がド
アから外れても、ドアが離間した時点でロボットを停止
させて衝突事故の発生を防止できる。
【0095】又、請求項2の発明によれば、センサ部が
係合部材を中心に回動してドアの有無を確認できるの
で、係合部材をドアに係合させたままドアを閉じる際に
ドアが係合部材とともに閉方向に回動していることを確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる工業用ロボットの一実施例が適用
された塗装ラインを説明するための平面図である。
【図2】工業用ロボットの斜視図である。
【図3】ドア係合ユニットによるドア開動作を説明する
ための斜視図である。
【図4】塗装ラインの概略構成を示す平面図である。
【図5】ドア係合ユニットの正面図である。
【図6】ドア係合ユニットの側面図である。
【図7】ドア係合ユニットの平面図である。
【図8】ドア係合ユニットの内部構成を示す縦断面図で
ある。
【図9】図8中IX−IX線に沿うドア係合ユニットの縦断
面図である。
【図10】ガラス収納溝検出部の縦断面図である。
【図11】図10中XI−XI線に沿うガラス収納溝検出部
の縦断面図である。
【図12】ガラス収納溝検出部の横断面図である。
【図13】ドア開動作時に実行される処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】ドア閉動作時に実行される処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図15】光センサによりガラス収納溝を検出する際の
出力信号を説明するための図である。
【図16】光センサの検出動作を説明するための縦断面
図である。
【図17】係合ロッドとガラス収納溝との位置関係を示
す平面図である。
【図18】係合ロッドがガラス収納溝に係合した状態を
示す平面図である。
【図19】係合ロッドがガラス収納溝に係合した状態に
ままガラス収納溝検出部を旋回させてドアの有無を検出
する動作を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1 ボデー 2 ドア 2a ガラス収納溝 4 工業用ロボット 8 ドア係合ユニット 9 ガラス収納溝検出部 10 係合ロッド 11 駆動ユニット 12 ブラケット 13 電磁弁ユニット 17 制御盤 18 センサ収納ケース 19 アクチュエータ収納ケース 24 第1のロータリアクチュエータ 25 第2のロータリアクチュエータ 28 光センサ
フロントページの続き (72)発明者 三岡 修一 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 (72)発明者 鈴木 宏 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 中山 輝明 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 武藤 三郎 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークのドアの位置を検出するセンサ部
    からのドア検出信号に基づいて係合部材を該ドアに係合
    させて該ドアを開閉するようアームを動作させる工業用
    ロボットにおいて、 前記ドアの開閉動作中、前記センサ部を移動させて前記
    係合部材が前記ドアに係合しているか否かを判別する判
    別手段を備えてなることを特徴とする工業用ロボット。
  2. 【請求項2】 前記センサ部は、前記係合部材を中心に
    回動して前記ドアの有無に応じた信号を出力することを
    特徴とする請求項1の工業用ロボット。
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