JPH03270829A - 自動車ドアの自動装着装置 - Google Patents
自動車ドアの自動装着装置Info
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- JPH03270829A JPH03270829A JP2069810A JP6981090A JPH03270829A JP H03270829 A JPH03270829 A JP H03270829A JP 2069810 A JP2069810 A JP 2069810A JP 6981090 A JP6981090 A JP 6981090A JP H03270829 A JPH03270829 A JP H03270829A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Manipulator (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車の組み立てにおいて自動車ボデーに対し
てドアを取り付ける自動車ドアの自動装着装置に関する
。
てドアを取り付ける自動車ドアの自動装着装置に関する
。
一般に、自動車の製造ラインにおいては、車体塗装の外
観や品質の均一性という観点から、まずドアを自動車ボ
デーに装着した状態で一括塗装し、その後組み付はライ
ンで各種内装部品やドア部品等を組み付けている。しか
しながらこの内装部品組み付けの作業に関しては、ドア
を装着したままの状態で行われるために何かとこのドア
が邪魔になりその作業性が良くなく、また内装部品の組
み付けとドア部品の組み付けとは同時に行うことは困難
なため、組み付は時間が総じて長くなり、製造効率がそ
れ程向上しないという問題があった。
観や品質の均一性という観点から、まずドアを自動車ボ
デーに装着した状態で一括塗装し、その後組み付はライ
ンで各種内装部品やドア部品等を組み付けている。しか
しながらこの内装部品組み付けの作業に関しては、ドア
を装着したままの状態で行われるために何かとこのドア
が邪魔になりその作業性が良くなく、また内装部品の組
み付けとドア部品の組み付けとは同時に行うことは困難
なため、組み付は時間が総じて長くなり、製造効率がそ
れ程向上しないという問題があった。
このような現状に鑑み、最近では一括塗装後において自
動車ボデーから一日ドアを取り外して、自動車ボデー側
の内装部品組み付はラインとは別の組み付はライン(ド
アサプライン)においてドアに対し各種ドア部品を組み
付けた後、再度自動車ボデーにこのドアを装着する。所
謂側ライン同時進行型の部品組み付は方法(ドアレス組
み立てとも呼ぶ)が作業性や製造効率の観点から検討さ
れている。
動車ボデーから一日ドアを取り外して、自動車ボデー側
の内装部品組み付はラインとは別の組み付はライン(ド
アサプライン)においてドアに対し各種ドア部品を組み
付けた後、再度自動車ボデーにこのドアを装着する。所
謂側ライン同時進行型の部品組み付は方法(ドアレス組
み立てとも呼ぶ)が作業性や製造効率の観点から検討さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したドアレス組み立て方法においては、当然のこと
ながら最終的に内装部品組み付けた自動車ボデーに対し
て、ドア部品を組み付けたドアを装着しなければならな
い。そして仮にこのドア装着工程を人手で行おうとする
と、作業者が重量のあるドアを把持する一方で他の作業
者がナツトランナを用いてドアヒンジに対してボルトを
捩込み固定しなければならず、込み入った車体内部から
のボルト締め付は作業及び装着すべきドアの運搬・保持
作業は、作業者にとってかなりの負担であり又、時間の
要するものである。
ながら最終的に内装部品組み付けた自動車ボデーに対し
て、ドア部品を組み付けたドアを装着しなければならな
い。そして仮にこのドア装着工程を人手で行おうとする
と、作業者が重量のあるドアを把持する一方で他の作業
者がナツトランナを用いてドアヒンジに対してボルトを
捩込み固定しなければならず、込み入った車体内部から
のボルト締め付は作業及び装着すべきドアの運搬・保持
作業は、作業者にとってかなりの負担であり又、時間の
要するものである。
本発明はかかる問題に鑑み、作業者の労力負担軽減と、
自動車製造工程の迅速化という観点からこのドア装着工
程を自動化することを目的とするものである。
自動車製造工程の迅速化という観点からこのドア装着工
程を自動化することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明によれば、装置内に搬
送された自動車ボデーに対してドアを自動的に取り付け
る自動車ドアの自動装着装置であって、 自動車長手方向に隔置された第1ロボットと第2ロボッ
トとを有し、 該第1ロボットは、搬送された自動車ボデー内部のドア
ヒンジの位置を検出するドアヒンジ位置検出手段と、上
記ドアヒンジを所定の角度に回動するドアヒンジ回動手
段と、検出されたドアヒンジにボルトを捩込み上記ドア
と自動車ボデーとの連結を果たすナツトランナとを有し
、 上記第2ロボットはドアを把持するドア把持手段を有し
、 更に上記自動装着装置は、ドアヒンジ位置検出のためド
アヒンジを所定の測定角度に回動させると共にドア取り
付けのためドアヒンジを所定の取付角度に回動させるべ
く、上記第1ロボットのドアヒンジ回動手段の作動を制
御する第1ロボット制御手段と、検出されたドアヒンジ
位置に基づいて把持したドアをドアヒンジまで移動させ
るべく第2ロボットの作動を制御する第2ロボット制御
手段とを有し、 上記第1ロボット制御手段は上記ドアの移動後ナツトラ
ンナを駆動してボルトをドアヒンジに捩込みドアと自動
車ボデーとを連結させることを特徴とする自動車ドアの
自動装着装置が提供される。
送された自動車ボデーに対してドアを自動的に取り付け
る自動車ドアの自動装着装置であって、 自動車長手方向に隔置された第1ロボットと第2ロボッ
トとを有し、 該第1ロボットは、搬送された自動車ボデー内部のドア
ヒンジの位置を検出するドアヒンジ位置検出手段と、上
記ドアヒンジを所定の角度に回動するドアヒンジ回動手
段と、検出されたドアヒンジにボルトを捩込み上記ドア
と自動車ボデーとの連結を果たすナツトランナとを有し
、 上記第2ロボットはドアを把持するドア把持手段を有し
、 更に上記自動装着装置は、ドアヒンジ位置検出のためド
アヒンジを所定の測定角度に回動させると共にドア取り
付けのためドアヒンジを所定の取付角度に回動させるべ
く、上記第1ロボットのドアヒンジ回動手段の作動を制
御する第1ロボット制御手段と、検出されたドアヒンジ
位置に基づいて把持したドアをドアヒンジまで移動させ
るべく第2ロボットの作動を制御する第2ロボット制御
手段とを有し、 上記第1ロボット制御手段は上記ドアの移動後ナツトラ
ンナを駆動してボルトをドアヒンジに捩込みドアと自動
車ボデーとを連結させることを特徴とする自動車ドアの
自動装着装置が提供される。
一般に装置内に搬送されてくる自動車のドアヒンジの開
き角度は自動車によってまちまちであり、またその位置
も微妙に異なる。従って本発明の自動装着装置は、ドア
ヒンジ位置の誤検出に伴うドアの装着ミスを防ぐため、
まず第1ロボットのドアヒンジ回動手段を以て、不確定
状態にあるドアヒンジの回動部分を所定の測定角度に回
動してドアヒンジ間の開き角度を一定にし確定化する。
き角度は自動車によってまちまちであり、またその位置
も微妙に異なる。従って本発明の自動装着装置は、ドア
ヒンジ位置の誤検出に伴うドアの装着ミスを防ぐため、
まず第1ロボットのドアヒンジ回動手段を以て、不確定
状態にあるドアヒンジの回動部分を所定の測定角度に回
動してドアヒンジ間の開き角度を一定にし確定化する。
そしてこの状態でドアヒンジの正確な位置をドアヒンジ
位置検出手段によって検出し、更にドアヒンジ回動手段
は上記測定角度からドア取り付けに好適な所定の取付角
度までドアヒンジを回動させる。
位置検出手段によって検出し、更にドアヒンジ回動手段
は上記測定角度からドア取り付けに好適な所定の取付角
度までドアヒンジを回動させる。
一方、第2ロボットは検出されたドアヒンジ位置に応じ
てドア把持手段をドアヒンジに接近させ、ヒンジの穴と
ドアの取付穴とを照合させる。そして第1ロボットのナ
ツトランナは取付角度に回動されたドアヒンジに接近し
てボルトをドアヒンジとドアに締め付は固定する。これ
らロボットの作動はすべて第1ロボット制御手段と第2
ロボット制御手段によって制御される。
てドア把持手段をドアヒンジに接近させ、ヒンジの穴と
ドアの取付穴とを照合させる。そして第1ロボットのナ
ツトランナは取付角度に回動されたドアヒンジに接近し
てボルトをドアヒンジとドアに締め付は固定する。これ
らロボットの作動はすべて第1ロボット制御手段と第2
ロボット制御手段によって制御される。
図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明による自動車ドアの自動装着装置の平面
図であって、図中、1は第1ロボット、2は第2ロボッ
ト、3はこれら2台のロボット1゜2の作動を制御する
コンピュータをそれぞれ示しており、4はこの装置内に
搬送された自動車ボデーである。
図であって、図中、1は第1ロボット、2は第2ロボッ
ト、3はこれら2台のロボット1゜2の作動を制御する
コンピュータをそれぞれ示しており、4はこの装置内に
搬送された自動車ボデーである。
図示するようにこの2台のロボット1.2は、図面左右
方向に相当する自動車ボデ−4長手方向に沿って所定の
距離を以て隔てられている。
方向に相当する自動車ボデ−4長手方向に沿って所定の
距離を以て隔てられている。
第2図は本装置を第1図矢印中方向より見た側面図であ
る。
る。
これらの図から明らかなように、それぞれのロボット1
.2は装置基盤(或は土台)5上に固設サレタロボット
ベース6及び7の上に関節型のロボットアーム8及び9
を備えており、各ロボットアーム8,9はロボット中心
軸Ca 、Cb周りでロボットベース6.7上、回動自
在であり、またそのアーム先端は内蔵したACサーボモ
ータ(図示せず)によって多次元方向に変位可能になっ
ている。
.2は装置基盤(或は土台)5上に固設サレタロボット
ベース6及び7の上に関節型のロボットアーム8及び9
を備えており、各ロボットアーム8,9はロボット中心
軸Ca 、Cb周りでロボットベース6.7上、回動自
在であり、またそのアーム先端は内蔵したACサーボモ
ータ(図示せず)によって多次元方向に変位可能になっ
ている。
以下、第1図及び第2図を参照しながら各ロボット1,
2の構造を説明する。
2の構造を説明する。
2台のロボットト2の内、自動車ボデー4のフロント側
に位置する第1ロボット1のロボットアーム8先端には
、後出するドアヒンジに捩込まれるボルトを保持しなが
ら駆動するナツトランナ10が取り付けられる。このナ
ツトランナ10は捩込むべきボルトの数及びボルト間位
置に対応して予め複数個(図では4個)、位置決め固定
されており、ナツトランナ10の1回の駆動によって短
時間で自動車ボデー4とドアとが連結されるようになっ
ている。
に位置する第1ロボット1のロボットアーム8先端には
、後出するドアヒンジに捩込まれるボルトを保持しなが
ら駆動するナツトランナ10が取り付けられる。このナ
ツトランナ10は捩込むべきボルトの数及びボルト間位
置に対応して予め複数個(図では4個)、位置決め固定
されており、ナツトランナ10の1回の駆動によって短
時間で自動車ボデー4とドアとが連結されるようになっ
ている。
第3図はこのナツトランナ10をより具体的に示したロ
ボットアーム8の先端部分の図である。尚、本図におい
て11はナツトランナ10の支持部材であり、llaは
ロボットアーム8の先端部との支持部材締付面を示して
いる。
ボットアーム8の先端部分の図である。尚、本図におい
て11はナツトランナ10の支持部材であり、llaは
ロボットアーム8の先端部との支持部材締付面を示して
いる。
第3図から明らかなようにロボットアーム8の先端には
更に、搬送された自動車ボデー4のドアヒンジ14(第
4図)の位置を検出するドアヒンジ位置検出手段として
の工業用テレビカメラ(ITVカメラ〉12と、該IT
Vカメラ12に近接してレーザ距離センサ13とが設け
られる。このITVカメラ12は、搬送された自動車ボ
デー4に取り付けられているドアヒンジ14、詳しくは
ドアヒンジの回動部分15(第4図)のドア取り付は面
15aとヒンジ穴15bを撮影し、又レーザ距離センサ
13はセンサ装着部から検知されたドアヒンジ14まで
の距離を測定することによりドアヒンジのドア取り付は
面15aとヒンジ穴15bの位置を立体的に読み取る。
更に、搬送された自動車ボデー4のドアヒンジ14(第
4図)の位置を検出するドアヒンジ位置検出手段として
の工業用テレビカメラ(ITVカメラ〉12と、該IT
Vカメラ12に近接してレーザ距離センサ13とが設け
られる。このITVカメラ12は、搬送された自動車ボ
デー4に取り付けられているドアヒンジ14、詳しくは
ドアヒンジの回動部分15(第4図)のドア取り付は面
15aとヒンジ穴15bを撮影し、又レーザ距離センサ
13はセンサ装着部から検知されたドアヒンジ14まで
の距離を測定することによりドアヒンジのドア取り付は
面15aとヒンジ穴15bの位置を立体的に読み取る。
尚、検出されたドアヒンジ14に関する情報は第1ロボ
ット1の作動を制御するコンピュータ3に入力される。
ット1の作動を制御するコンピュータ3に入力される。
本実施例によれば、上述したロボットアーム8の先端に
は更に、ドアヒンジ回動手段として、ドアヒンジ14(
第3図)の回動部分15に係止してロボットアーム8白
体の作動によって回動部分15を回動させる爪部材16
が設けられる。この爪部材16は図示するように上記支
持部材11に対して枢着され、圧縮バネ17によって図
中反時計回り方向に付勢されている。尚、この爪部材1
6の作用に関しては後述する。
は更に、ドアヒンジ回動手段として、ドアヒンジ14(
第3図)の回動部分15に係止してロボットアーム8白
体の作動によって回動部分15を回動させる爪部材16
が設けられる。この爪部材16は図示するように上記支
持部材11に対して枢着され、圧縮バネ17によって図
中反時計回り方向に付勢されている。尚、この爪部材1
6の作用に関しては後述する。
第1図及び第2図に示すように、自動車ボデー4のリア
側に位置する第2ロボット2のロボットアーム9先端に
は、図示しないドアサプラインより供給されかつドア位
置決め装置18に係留されるドア19を、その側方から
把持するドア把持装置20が取り付けられる。このドア
把持装置20も又、第2ロボット2のロボットアーム9
同様、コンピュータ3によって作動制御される。
側に位置する第2ロボット2のロボットアーム9先端に
は、図示しないドアサプラインより供給されかつドア位
置決め装置18に係留されるドア19を、その側方から
把持するドア把持装置20が取り付けられる。このドア
把持装置20も又、第2ロボット2のロボットアーム9
同様、コンピュータ3によって作動制御される。
以下、第1図及びドアヒンジ回動手段の各状態を示した
第4図を参照しながら以上の構成なる自動装着装置の作
動を説明する。
第4図を参照しながら以上の構成なる自動装着装置の作
動を説明する。
本装置作動に先立ち、まず締め付は用のボルトはボルト
整列装置21によって各ナツトランナ10に対応した位
置関係を以て整列されており、第1ロボット1のナツト
ランナ10はこのボルト整列装置21においてボルトを
受は取った状態で待機している。一方策2ロボット2に
おいては、上記ドア位置決め装置18によって位置決め
されたドア19をドア把持装置20が把持した状態で待
機している(第1図矢印Aの状態)。
整列装置21によって各ナツトランナ10に対応した位
置関係を以て整列されており、第1ロボット1のナツト
ランナ10はこのボルト整列装置21においてボルトを
受は取った状態で待機している。一方策2ロボット2に
おいては、上記ドア位置決め装置18によって位置決め
されたドア19をドア把持装置20が把持した状態で待
機している(第1図矢印Aの状態)。
そしてこのような状態で初めて本装置内に自動車ボデー
4がベルトコンベア等の適当な搬送手段(図示せず)に
よって搬入される。自動車ボデー4が装置内所定位置に
もたらされると、コンピュータ3は所定の作動プログラ
ムに基づいて第1ロボット1を作動させ、ロボットアー
ム8の先端に設けられた爪部材16をドアヒンジ14の
回動部分15に対して移動させる(第4図aの状態)。
4がベルトコンベア等の適当な搬送手段(図示せず)に
よって搬入される。自動車ボデー4が装置内所定位置に
もたらされると、コンピュータ3は所定の作動プログラ
ムに基づいて第1ロボット1を作動させ、ロボットアー
ム8の先端に設けられた爪部材16をドアヒンジ14の
回動部分15に対して移動させる(第4図aの状態)。
尚、前述したようにこの時のドアヒンジ14の回動部分
15の位置やその開き角度は搬送されてきた自動車ボデ
ーによってまちまちであり、所謂、不確定位置ある。
15の位置やその開き角度は搬送されてきた自動車ボデ
ーによってまちまちであり、所謂、不確定位置ある。
そして次に爪部材16は第1ロボット1のさらなる作動
によってドアヒンジ14の回動部分15に当接しく第4
図すの状態〉、更にこの不確定位置にあるドアヒンジ1
4の回動部分15を爪部材16によって回動させ(第4
図c、d)、最終的に回動部分15がドアヒンジエ4に
設けられたストッパ14aによって規制される閉じ角度
までこの回動部分15を倒す(第4図e)。そしてこの
状態で、倒された回動部分15のドア取り付は面15a
とヒンジ穴15bの位置をITVカメラ12とレーザ距
離センサ13によって正確に読み取り、このデータはコ
ンピュータ3に入力される。尚、上述した一連のドアヒ
ンジ位置検出のための第1ロボット1の作動は自動車ボ
デー4に設けられた総てのドアヒンジ(通常、2個)に
対して行われる。
によってドアヒンジ14の回動部分15に当接しく第4
図すの状態〉、更にこの不確定位置にあるドアヒンジ1
4の回動部分15を爪部材16によって回動させ(第4
図c、d)、最終的に回動部分15がドアヒンジエ4に
設けられたストッパ14aによって規制される閉じ角度
までこの回動部分15を倒す(第4図e)。そしてこの
状態で、倒された回動部分15のドア取り付は面15a
とヒンジ穴15bの位置をITVカメラ12とレーザ距
離センサ13によって正確に読み取り、このデータはコ
ンピュータ3に入力される。尚、上述した一連のドアヒ
ンジ位置検出のための第1ロボット1の作動は自動車ボ
デー4に設けられた総てのドアヒンジ(通常、2個)に
対して行われる。
このようにして不確定位置にあるドアヒンジ14の回動
部分15を、各ドアヒンジに共通して一定なる閉じ角度
(測定角度)まで回動し、確定化された回動部9工5の
ドア取り付は面15aとヒンジ穴15bの正確な位置が
検出されたならば、次にコンピュータ3は第1ロボット
1のロボットアーム8を作動させて、再度爪部材16を
ドアヒンジ14の回動部分15に係合させ(第4図f)
、今度はドア19の装着に好適な所定角度(取付角度)
まで回動部分15を回動させる(第4図g)。尚、この
場合、既にドアヒンジ14の位置は正確に検出されてい
るため、所定のプログラムに従って回動部分15を精度
良く取付角度まで回転させることが可能となる。
部分15を、各ドアヒンジに共通して一定なる閉じ角度
(測定角度)まで回動し、確定化された回動部9工5の
ドア取り付は面15aとヒンジ穴15bの正確な位置が
検出されたならば、次にコンピュータ3は第1ロボット
1のロボットアーム8を作動させて、再度爪部材16を
ドアヒンジ14の回動部分15に係合させ(第4図f)
、今度はドア19の装着に好適な所定角度(取付角度)
まで回動部分15を回動させる(第4図g)。尚、この
場合、既にドアヒンジ14の位置は正確に検出されてい
るため、所定のプログラムに従って回動部分15を精度
良く取付角度まで回転させることが可能となる。
次にコンピュータ3は、検出されたドアヒンジ14の位
置データより目標とするドア取り付は位置を演算し、以
て得られたドア取り付は位置に向かってドア把持装置2
0が接近するように第2ロボット2のロボットアーム9
を作動させて、最終的にはドア19に形成された取付穴
(図示せず)とドアヒンジ14のヒンジ穴15bを照会
させる。
置データより目標とするドア取り付は位置を演算し、以
て得られたドア取り付は位置に向かってドア把持装置2
0が接近するように第2ロボット2のロボットアーム9
を作動させて、最終的にはドア19に形成された取付穴
(図示せず)とドアヒンジ14のヒンジ穴15bを照会
させる。
そして更にコンピュータ3は検出されたドアヒンジ14
位置に上記取付角度を加味したナツトランナ10位置を
演算し、この演算値を以て第1ロボット1を作動させ、
正確なヒンジ穴15b位置にナツトランナ10を当て、
このナツトランナ10を駆動させボルトを締め付ける(
第1図矢印Bの状態)。
位置に上記取付角度を加味したナツトランナ10位置を
演算し、この演算値を以て第1ロボット1を作動させ、
正確なヒンジ穴15b位置にナツトランナ10を当て、
このナツトランナ10を駆動させボルトを締め付ける(
第1図矢印Bの状態)。
このようにしてドアヒンジ14及びドア19にボルトを
締め付け、ドア装着が終了したならば、次にコンピュー
タ3は第2ロボット2に駆動信号を出力して、ドア把持
装置20によるドア把持を解除して、1つのドア装着の
ための装置作動1サイクルを終了することになり、以下
上記作動を他のドアに関しても繰り返すことになる。
締め付け、ドア装着が終了したならば、次にコンピュー
タ3は第2ロボット2に駆動信号を出力して、ドア把持
装置20によるドア把持を解除して、1つのドア装着の
ための装置作動1サイクルを終了することになり、以下
上記作動を他のドアに関しても繰り返すことになる。
以上説明したように、本発明による自動ドア装着装置は
、第1ロボット1がドアヒンジ位置の検出と、ドア装着
補助としてのヒンジの回動と、ボルトの捩込みを受は持
ち、片や第2ロボット2がドアの搬送・保持を受は持つ
ことにより、自動的でかつ短時間に自動車ボデー4に対
してドア19を装着することができる。また本実施例に
よれば、各ドアヒンジ回動部分15の開き角度にバラツ
キがあっても、−見回動部分15を閉じた、確定化され
た状態でその位置を測定するため、その測定値の信頼性
が高く、正確にドア19を取り付けることができる。
、第1ロボット1がドアヒンジ位置の検出と、ドア装着
補助としてのヒンジの回動と、ボルトの捩込みを受は持
ち、片や第2ロボット2がドアの搬送・保持を受は持つ
ことにより、自動的でかつ短時間に自動車ボデー4に対
してドア19を装着することができる。また本実施例に
よれば、各ドアヒンジ回動部分15の開き角度にバラツ
キがあっても、−見回動部分15を閉じた、確定化され
た状態でその位置を測定するため、その測定値の信頼性
が高く、正確にドア19を取り付けることができる。
尚、上述した実施例はコンピュータ3が第1ロボット1
と第2ロボット2それぞれの作動を制御する第1ロボッ
ト制御手段と第2ロボット制御手段を兼ねるものである
が、当然それぞれのロボット本体内部にその作動制御を
受は持つコンピュータを内蔵しても良い。
と第2ロボット2それぞれの作動を制御する第1ロボッ
ト制御手段と第2ロボット制御手段を兼ねるものである
が、当然それぞれのロボット本体内部にその作動制御を
受は持つコンピュータを内蔵しても良い。
以上説明したように本発明によれば、ドアを把持しなが
らドアヒンジにボルトを捩込み、以て自動車ボデーにド
アを装着するという工程を2台のロボット−に受は持た
せることにより、これまで熟練作業者によって行われて
いたこの装着作業を自動化することができる。
らドアヒンジにボルトを捩込み、以て自動車ボデーにド
アを装着するという工程を2台のロボット−に受は持た
せることにより、これまで熟練作業者によって行われて
いたこの装着作業を自動化することができる。
第1図は本発明による自動車ドアの自動装着装置の平面
図:第2図は第1図矢印■方向より見た装置側方図:第
3図は第1ロボットのロボットアーム先端を示す外観図
:第4図gから第4図gまでの図は本装置のドアヒンジ
回動手段によって回動されるドアヒンジ各状態を示す図
。 1・・・第1ロボット、 2・・・第2ロボット、
3・・・コンピュータ、 4・・・自動車ボデー1
0・・・ナツトランナ、12・・・ITVカメラ、13
・・・レーザ距離センサ、14・・・ドアヒンジ、15
・・・回動部分、 16・・・爪部材、20・・
・ドア把持装置。
図:第2図は第1図矢印■方向より見た装置側方図:第
3図は第1ロボットのロボットアーム先端を示す外観図
:第4図gから第4図gまでの図は本装置のドアヒンジ
回動手段によって回動されるドアヒンジ各状態を示す図
。 1・・・第1ロボット、 2・・・第2ロボット、
3・・・コンピュータ、 4・・・自動車ボデー1
0・・・ナツトランナ、12・・・ITVカメラ、13
・・・レーザ距離センサ、14・・・ドアヒンジ、15
・・・回動部分、 16・・・爪部材、20・・
・ドア把持装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、装置内に搬送された自動車ボデーに対してドアを自
動的に取り付ける自動車ドアの自動装着装置であって、 自動車長手方向に隔置された第1ロボットと第2ロボッ
トとを有し、 該第1ロボットは、搬送された自動車ボデー内部のドア
ヒンジの位置を検出するドアヒンジ位置検出手段と、上
記ドアヒンジを所定の角度に回動するドアヒンジ回動手
段と、検出されたドアヒンジにボルトを捩込み上記ドア
と自動車ボデーとの連結を果たすナットランナとを有し
、 上記第2ロボットはドアを把持するドア把持手段を有し
、 更に上記自動装着装置は、ドアヒンジ位置検出のためド
アヒンジを所定の測定角度に回動させると共にドア取り
付けのためドアヒンジを所定の取付角度に回動させるべ
く、上記第1ロボットのドアヒンジ回動手段の作動を制
御する第1ロボット制御手段と、検出されたドアヒンジ
位置に基づいて把持したドアをドアヒンジまで移動させ
るべく第2ロボットの作動を制御する第2ロボット制御
手段とを有し、 上記第1ロボット制御手段は上記ドアの移動後ナットラ
ンナを駆動してボルトをドアヒンジに捩込みドアと自動
車ボデーとを連結させることを特徴とする自動車ドアの
自動装着装置。
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