JPH10185091A - 液化ガス自動充填装置 - Google Patents

液化ガス自動充填装置

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JPH10185091A
JPH10185091A JP35400696A JP35400696A JPH10185091A JP H10185091 A JPH10185091 A JP H10185091A JP 35400696 A JP35400696 A JP 35400696A JP 35400696 A JP35400696 A JP 35400696A JP H10185091 A JPH10185091 A JP H10185091A
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gas filling
cylinder
filling
nozzle
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TAKARA KEIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化ガスを充填するガスボンベのガス充填口
と、ガス充填機のガス充填ノズルの向きを位置合わせす
ると共に、該ガス充填ノズルをガス充填口に自動的に挿
入できる液化ガス自動充填装置を提供する。 【解決手段】 ガスボンベのガス充填口の向きを検出
し、該検出信号により該ガスボンベを回動し、該ガス充
填口の向きを前記ガス充填機のガス充填ノズルのある側
で、該ガス充填ノズルの向きを中心として左方向に若干
ずれた位置と右方向に若干ずれた位置とが形成する角度
α内に仮位置決めするガス充填口位置決め手段を備えた
ボンベ搬入ラインと、前記ガス充填ノズルの向きを前記
ガス充填口位置決め機で位置決めしたガスボンベのガス
充填口の向きに合わせるためにガス充填ノズルを回動さ
せるノズル位置決め手段を備えたガス充填ラインを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス自動充填
装置に係り、より詳細には、液化ガスを充填するガスボ
ンベのガス充填口と、ガス充填機のガス充填ノズルの向
きを位置合わせすると共に、該ガス充填ノズルをガス充
填口に自動的に挿入できる液化ガス自動充填装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、液化ガス自動充填装置としては、
種々のものが提案されている。この充填装置において
は、液化ガスを充填するガスボンベのガス充填口と、ガ
ス充填機のガス充填ノズルの向きを位置合わせすること
が最も重要である。従来の充填装置におけるガス充填口
と、ガス充填機におけるガス充填ノズルの位置合わせ
は、次の2種類の形態に分類することができる。 ガス充填機のガス充填ノズルの向きを規定して、該
ガス充填ノズルの軸線上にガスボンベのガス充填口の軸
線が位置するように、該ガスボンベを回動させる形態
(特開平6−201095号公報、同7−91598号
公報等参照)。 ガスボンベのガス充填口の位置を検出して、該ガス
充填口の軸線上にガス充填機のガス充填ノズルの軸線が
位置するように、該ガス充填機を回動させる形態(特開
平3−186698号、同7−190298号公報等参
照)。
【0003】すなわち、これらの従来の液化ガス自動充
填装置は、ガスボンベの液化ガス充填・排出バルブの形
状を、カメラで撮像し、この撮像データを画像処理し
て、ガス充填口の向きを検出したり、あるいは光センサ
ー、検知ピンその他各種センサーを用いてガス充填口の
向きを検出した後、ガスボンベあるいはガス充填機のガ
ス充填ノズル部を所定角度だけ回動して、ガス充填機の
ガス充填ノズルの軸線と、ガスボンベのガス充填口の軸
線を一致させると共に、該ガス充填ノズルをガス充填口
に挿入し、所定量、液化ガスを充填するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した液化
ガス自動充填装置の場合、いずれもガス充填機のガス充
填ノズル部とガスボンベのいずれか一方の位置(向き)
を規定しておき、この向きに他方を合致させる形態から
なるので、次のような課題がある。すなわち、 そのガス充填口の向きによっては、ガスボンベある
いはガス充填機のガス充填ノズル部を、360°近く回
動させる必要があり、その作業効率が悪い。 ガスボンベのガス充填口の向きを搬入ラインで位置
決めした場合、ガス充填ラインのガス充填機のガス充填
ノズルを挿入するまでの過程で、何らかの原因によって
位置ずれを生じることがあり、その調整が難しい。 等の課題がある。
【0005】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、液化ガスを
充填するガスボンベのガス充填口と、ガス充填機のガス
充填ノズルの向きを位置合わせすると共に、該ガス充填
ノズルをガス充填口に自動的に挿入できる液化ガス自動
充填装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記課題を解決
するための手段としての本発明の請求項1の液化ガス自
動充填装置は、ボンベ高さ方向上端にバルブハンドルを
有し、該バルブハンドルの下部で該ボンベ高さ方向軸線
と直交する方向にガス充填口を有する液化ガス充填・排
出バルブを備えたガスボンベに液化ガス充填機を用い、
該液化ガス充填機のガス充填ノズルから液化ガスを自動
充填するガス充填ラインと、該ガス充填ラインに該ガス
ボンベを搬入するボンベ搬入ライン、および該ガス充填
ラインで液化ガスを充填したガスボンベを搬出するボン
ベ搬出ラインを有する液化ガス自動充填装置において、
該ボンベ搬入ラインは、ボンベ搬入コンベアと、該ガス
ボンベのガス充填口の向きを検出し、該検出信号により
該ガスボンベを回動し、該ガス充填口の向きを前記ガス
充填機のガス充填ノズルのある側で、該ガス充填ノズル
の向きを中心として左方向に若干ずれた位置と右方向に
若干ずれた位置とが形成する角度α内に仮位置決めする
ガス充填口位置決め手段、および前記ガス充填ラインへ
のボンベ搬入機を有し、前記ガス充填ラインは、液化ガ
ス充填機と、前記ボンベ搬出ラインに排出するボンベ搬
出機を有し、該液化ガス充填機は、ガス充填ノズル部
と、前記バルブハンドルを開閉するハンドル開閉部、お
よび該ガス充填ノズル部の充填ノズルの向きを前記ガス
充填口位置決め機で位置決めしたガスボンベのガス充填
口の向きに合わせるためにガス充填ノズルを回動させる
ノズル位置決め手段を有することを特徴とする。
【0007】請求項2の液化ガス自動充填装置は、前記
請求項1の発明において、前記ガス充填口位置決め手段
におけるガスボンベのガス充填口の仮位置決め角度α
が、90°未満の角度であることを特徴とする。また、
請求項3の液化ガス自動充填装置は、前記請求項1また
は2の発明において、前記ガスボンベが、前記ガス充填
口の反対側にガス安全弁を有し、かつ該ガス安全弁とガ
ス充填口との間には、安全弁上端が充填口上端より下方
に位置する段差を有し、前記ガス充填口位置決め機は、
前記ガス充填口の仮位置決め角度αを外れた近傍部分を
通過する光路L1を有する第1センサーと、該ガス充填
口とガス安全弁との段差部分を通過する光路L2 を有す
る第2センサー、および前記ガスボンベを載置して回動
させるガスボンベ回動台を有し、第1センサーと第2セ
ンサーは、その光路L1 と光路L2が交差する位置関係
に設けてあり、前記ガスボンベ回動台を回動させた際、
第1センサーの光路L1 と第2センサーの光路L2 が開
放状態のとき、該ガスボンベ回動台を停止して位置決め
する手段を有することを特徴とする。
【0008】請求項4の液化ガス自動充填装置は、前記
請求項1〜3の発明において、前記ノズル位置決め部
は、前記ガスボンベの液化ガス充填・排出バルブをクラ
ンプ材によりクランプしながらガス充填ノズルを強制的
に回動させ、該クランプを完了した際、前記ガスボンベ
のガス充填口と該ガス充填ノズルの軸線が共通垂直面内
に位置する手段を有することを特徴とする。請求項5の
液化ガス自動充填装置は、前記請求項1〜4の発明にお
いて、前記クランプ材と、前記ガス充填機のガス充填ノ
ズルが、直交する向きに設けてあることを特徴とする。
請求項6の液化ガス自動充填装置は、前記請求項1〜5
の発明において、前記ガス充填機は、前記ガス充填ノズ
ル部とノズル位置決め部を、保持部材を介して昇降およ
び回動自在に保持する支柱部を有することを特徴とす
る。
【0009】ここで、液化ガスとは、LPGその他のガ
スをいう。前記ボンベ搬入ライン、ボンベ搬出ライン
は、通常、ローラーコンベア等の搬送装置で構成されて
いて、ボンベ搬入ラインは、キャップ取り外し部、不良
ボンベ検出部、重量計量部、不良ボンベ排出部、ボンベ
のガス充填口位置決め部、およびボンベのガス充填ライ
ン搬入部を有し、またボンベ搬出ラインは、ガス充填ラ
インからのボンベ搬出部、不良ボンベ検出部、重量計量
部、不良ボンベ排出部、キャップ装着部、キャップシー
ル装着部を有している。また、ガス充填ラインは、ター
ンテーブルと、このターンテーブルに載せられた複数個
のガス充填機を有している。しかし、これらは、一般的
なガス自動充填装置のシステム構成であるが、前記キャ
ップ装着脱、キャップシール等の各部については、省略
したシステム構成のものもある。該ガス充填機がターン
テーブルに載せられていない形態のものもある。
【0010】そして、本発明の液化ガス自動充填装置
は、ガス充填を行うガスボンベを順次連続してボンベ搬
入ラインに供給すると、該ボンベ搬入ラインのガス充填
口位置決め機で、該ガスボンベのガス充填口の向き、お
よびガスボンベの高さを検出し、該検出信号により該ガ
スボンベを回動させて、該ガス充填口の向きを、前記ガ
ス充填機のガス充填ノズルのある側で、該ガス充填ノズ
ルの向きを中心として左方向に若干ずれた位置と右方向
に若干ずれた位置とが形成する角度α内に仮位置決めし
た後、ボンベ搬入機によりガス充填ラインに搬入し、ガ
ス充填機のガス充填箇所に載せる。そして、該ガス充填
機のノズル位置決め部により、該ガスボンベのガス充填
口の向きを検出し、該ガス充填口の向きにガス充填ノズ
ルを回動させて、そのガス充填ノズルの軸線を、ガス充
填機のガス充填口の軸線に一致させて、該ガス充填機の
ガス充填ノズルをガスボンベのガス充填口に挿入する。
ガス充填ラインで、ガスボンベにガス充填機により所定
量のガスの充填を終えると、該ガスボンベは、ボンベ搬
出ラインにボンベ搬出機により搬出される。これによ
り、所定量のガスが自動的に充填することができる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の請求項1の液化ガス自動充填装置によれば、ガスボン
ベのガス充填口の向きと、ガス充填機のガス充填ノズル
の向きの位置決めを、ボンベ搬入ラインでガスボンベを
回動させて、ガス充填口の向きを所定の範囲内に仮位置
決めする仮位置決め手段と、該仮位置決めしたガス充填
口にガス充填機のガス充填ノズルの向きを合わせるため
に、該ガス充填機のガス充填ノズルを回動させて位置決
めするノズル位置決め手段の、2つの位置決め手段でも
って、両者の位置決めを行うため、その位置ずれの発生
を少なくできるという効果を有する。
【0012】請求項2の液化ガス自動充填装置によれ
ば、前記ガス充填口位置決め手段におけるガスボンベの
ガス充填口の仮位置決め角度αが、90°未満の角度と
しているので、前記効果に加えて、ガスボンベ、ガス充
填ノズルの回動角度を小さくすることができ、その回動
機構を簡略化することができるという効果を有する。
【0013】請求項3の液化ガス自動充填装置によれ
ば、前記ガス充填口の仮位置決め角度αを外れた近傍部
分を通過する光路L1 を有する第1センサーと、該ガス
充填口とガス安全弁との段差部分を通過する光路L2
有する第2センサーでもって、ガス充填口の向きを検出
するので、前記各効果に加えて、ガスボンベのガス充填
口の向きを正確に検出できると共に、最適の回動範囲内
で、該ガスボンベを回動させてスムーズな位置決めを行
うことができるという効果を有する。
【0014】請求項4の液化ガス自動充填装置によれ
ば、前記液化ガス充填機の支柱部に、前記ガス充填ノズ
ル部とノズル位置決め部が、保持部材を介して昇降およ
び回動自在に保持されているので、前記効果に加えて、
液化ガス充填・排出バルブのクランプとノズル位置決め
が同時に行え、その操作性が向上するという効果を有す
る。請求項5の液化ガス自動充填装置によれば、液化ガ
ス充填・排出バルブをクランプ材によりクランプしなが
らガス充填ノズルを強制的に回動させ、該クランプを完
了した際、前記ガスボンベのガス充填口と該ガス充填ノ
ズルの軸線が共通垂直面内に位置する手段を有するの
で、前記各効果に加えて、ガス充填ノズルを正確にガス
ボンベのガス充填口の向きに一致させることができると
いう効果を有する。また請求項6の液化ガス自動充填装
置によれば、前記クランプ材と、前記ガス充填機のガス
充填ノズルが、直交する向きに設けてあるので、前記各
効果に加えて、ガス充填機の形態をコンパクト化するこ
とができ、その回動をスムーズに行わせることができ、
かつガスボンベの液化ガス充填・排出バルブを的確に保
持できるという効果を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した好ましい実施形態について説明する。こ
こに、図1〜図7は、本発明の一実施形態を示し、図1
はガス自動充填装置のシステム構成を示す概略平面図、
図2はガスボンベのガス充填口位置決め装置の説明図、
図3はガス充填ラインにおけるガス充填機の側面図、図
4はノズル位置決め部の正面図、図5は図4の側面図、
図6は図4の平面図、図7はガスボンベの正面図であ
る。
【0016】本実施形態の液化ガス自動充填装置は、図
1に示すように、概略すると、ボンベ搬入ライン1と、
ガス充填ライン2と、ボンベ搬出ライン3、およびキャ
ップ移送ライン4の4つのラインからなる。ボンベ搬入
ライン1は、LPG等の液化ガスをガスボンベaにガス
充填機5で所定量充填するための前段階操作を行うため
のライン、ガス充填ライン2は、ガスボンベaにガスを
充填するためのライン、ボンベ搬出ライン3は、ガス充
填ライン2で充填したガスボンベaを搬出するためのラ
インで、本実施形態の装置は、これらの操作を自動的に
行うためのシステムからなる。また、キャップ移送ライ
ン4は、ボンベ搬入ライン1で取り外したキャップbを
ボンベ搬出ライン3で再び装着するために移送させるた
めのラインである。ここで、ガスボンベaは、図7に示
すように、ボンベ高さ方向上端にバルブハンドルbを有
し、バルブハンドルbの下部でボンベ高さ方向軸線と直
交する方向にガス充填口cを有し、またガス充填口cの
反対側に安全弁dを有する液化ガス充填・排出バルブe
を備えている。ここで、液化ガス充填・排出バルブeの
縦方向軸線oから液化ガス充填・排出バルブeの短幅方
向端部pまでの距離をt1 とし、縦方向軸線oからガス
充填口先端部qまでの距離をt2 とし、縦方向軸線oか
らガス安全弁先端部rまでの距離をt3 とし、またバル
ブハンドルbのハンドル上端部sとガス充填口下端部m
までの距離をt4 とし、ハンドル上端部sとガス安全弁
下端部nまでの距離をt5 とする。
【0017】ボンベ搬入ライン1は、ボンベ搬入コンベ
ア11と、キャップ取り外し部12、不良ボンベ検出部
13、ガスボンベ重量計量部14、不良ボンベ排出部1
4a、ボンベ位置決め部15、およびガス充填ライン搬
入部16を備えている。ボンベ搬入コンベア11は、ロ
ーラーコンベア、その他の搬送手段を用いている。キャ
ップ取り外し部12は、ガスボンベaの到達を検出する
センサーと、ガスボンベaの高さを検出するセンサー
と、この両センサーによる検出信号で、昇降すると共
に、ガスボンベaの外方からガスボンベaの周囲を挟持
するボンベ保持部材と、該ボンベ保持部材によりガスボ
ンベaを保持した状態で、昇降してキャップを掴むキャ
ップ保持手段、および該キャップfとガスボンベaを相
対的に回動させてキャップを開けるキャップ開封・取り
出し手段からなる。不良ボンベ検出部13は、前記高さ
検出用センサーで検出した検出信号によりガスボンベa
に貼着等してあるボンベの製造年月日、ボンベ種類等の
履歴が表示してあるバーコード等の履歴表示を検出する
履歴検出用センサーを備えている。ガスボンベ重量計量
部14は、ロードセルで構成されている。また不良ボン
ベ排出部14aは、不良ボンベ検出部13における履歴
検出用センサーによる不良ボンベの検出信号で不良ボン
ベとされたガスボンベを分別排出する手段を備えてい
る。
【0018】ボンベ位置決め部15は、不良ボンベ検出
・排出部14で良品として検出されたガスボンベaのガ
ス充填口cの向きをガス充填機5のガス充填ノズル39
のある側で、ガス充填ノズル39の向きを中心として左
方向に若干ずれた位置と右方向に若干ずれた位置とが形
成する角度α内に仮位置決めするための部分で、ガスボ
ンベ回転台17と、3つの第1〜第3センサー18a,
18b,18c、および回転台駆動制御部19を有す
る。ガスボンベ回転台17は、ガスボンベaを載せて所
定角度回動させるための回転台であって、第1,第2セ
ンサー18a,18bの検出信号により回転台駆動制御
部19を介して回動する。第1センサー18aは、ガス
ボンベaのガス充填口cの仮位置決め角度αを外れた近
傍部分を通過する光路L1 を有するセンサーである。第
2センサー18bは、ガス充填口cとガス安全弁dとの
段差空間gを通過する光路L2 を有するセンサーであ
る。両センサー18a,18bは、その光路L1 と光路
2 とが交差、好ましくは直交するように取りつけてあ
る。第1センサー18aは、ガス充填口cの外側端c′
の延長軸線xが予め設定している仮位置決め角度α内に
位置するか否を検出する。ガスボンベaは、そのガス充
填・排出バルブeの縦方向軸線oから液化ガス充填・排
出バルブeの短幅方向端部pまでの距離t1 が、縦方向
軸線oからガス充填口先端部qまでの距離t2 または縦
方向軸線oからガス安全弁先端部rまでの距離t3 より
短いため、第1センサー18aの光路L1 の開放、遮断
によってガス充填口cの外側端c′の延長軸線xが仮位
置決め角度α内に位置するか否を検出することができ
る。また第2センサー18bは、液化ガス充填・排出ノ
ズルeのガス充填口cとガス安全弁dが、裏表位置にあ
り、かつその下端間に段差空間gが形成されていること
から、光路L2 が、この段差空間gを通過するときは、
少なくともガス充填口c側が、予め設定しているガス充
填ノズル39側に位置し、反対に光路L2 が遮断される
ときは、光路L2 側にガス充填口cがガス充填ノズル3
9側に背を向けた状態(換言すれば、ガス安全弁dがガ
ス充填ノズル39側に位置する状態)であることを検出
することができる。これにより、ガス充填口cの向きを
検出でき、該検出信号でもって、ガスボンベaを回動さ
せることで、予め設定した範囲内に位置決めができる。
そして、ボンベ位置決め部15は、第1センサーの光路
1 が開放され、かつ第2センサー18bの光路L2
開放状態のとき、回転台駆動制御部19により、ガスボ
ンベ回動台17を停止することができる構成からなる。
【0019】ここで、前記ガス充填口cの仮位置決め角
度αは、後述するガス充填ノズル39による本位置決め
でのガス充填ノズル39の回動範囲を狭めるためには、
この仮位置決め角度αは、小さい角度に設定することが
好ましく、90°未満の角度、好ましくは、45°未満
の角度、より好ましくは5°未満の角度がよい。また前
記第1センサー18aの光路L1 は、設定したガス充填
口cの仮位置決め角度αの端から、例えば、1〜5cm
程度の近傍位置を通過するように設定することが好まし
い。これによりガス充填口cが仮位置決め角度α内にあ
ることを容易に検出できる。また、第3センサー18c
は、液化ガス充填・排出バルブeの中心を通る光路L3
を備え、ガスボンベaの高さを検出するセンサーであ
る。なお、このセンサーは、キャップ取り外し部12に
おけるボンベ高さ検出用センサーで兼用してもよい。
【0020】ガス充填ライン搬入部16は、ボンベ位置
決め部15でガス充填口cの向きが仮位置決めされたガ
スボンベaをガス充填ライン2に載り移らせる部分で、
ガスボンベaの外周を保持した状態で、ガス充填ライン
2のターンテーブル21に設置されているガス充填機5
が所定位置に到達した際、搬入する構成からなる。これ
により、ガスボンベaのガス充填口cの向きが仮位置決
めされた状態で、ガス充填機5のガス充填個所に移載で
きる。
【0021】ガス充填ライン2は、ターンテーブル21
と、電源供給・信号伝達部22、および複数個のガス充
填機5の、3つの部分からなる。ターンテーブル21
は、ボンベ搬入ライン1の後端に接続されていて、その
中央部21aに電源供給・信号伝達部22が設けられ、
周囲に所定間隔でガス充填機5が設置してある。電源供
給・信号伝達部22は、ガス充填機5を作動させるため
に電源供給し、また信号伝達するための制御部分であ
る。ここで、23はターンテーブル回転駆動部で、ター
ンテーブル21を間欠駆動、あるいは低速回転駆動す
る。
【0022】ガス充填機5は、それぞれ台秤部24と、
ガスボンベ保持部25と、ガス充填部26と、バルブ開
閉ヘッド部27、およびノズル位置決め部28を有して
いる。台秤部24は、ガスボンベaの重量を計量するた
めの計量秤で、その表面には、ボンベ搬入ライン1の後
端部からガスボンベaを台秤部24に移載するための複
数個のローラー24aが設けてある。該計量秤は、ロー
ドセルを用いている。なお、台秤部24を設けることな
く、単に、ローラー24aからなるガスボンベ設置台の
みを配置した構成とすることもある。この場合は、ガス
充填部26でボンベ搬入ライン1でのガスボンベ重量計
量部14で計量した値に見合うガス量を充填する構成と
なる。ガスボンベ保持部25は、台秤部24の後端部に
立設されている支柱29にクランプガイド軸29aを介
して昇降自在に保持されているガスボンベ保持用クラン
プ30を有している。ガスボンベ保持用クランプ30
は、ガスボンベaの外周を挟んで保持する左右一対のク
ランプ31,31からなる。本実施形態では、ガスボン
ベaの上下位置を把持するために、上下方向に2個のク
ランプが設けてあり、ガスボンベaと接触する部位にロ
ーラー32が設けてある。そして、クランプ31,31
は、支柱29側を支軸にして、ガスボンベaにおける軸
線x方向に水平移動自在で、該水平移動した際、ガスボ
ンベaを左右方向から挟持する構成としている。また、
支柱29にはガス充填部26とバルブ開閉ヘッド部27
およびノズル位置決め部28を保持部材33を介して昇
降自在にガイドするガイド軸29bが設けてある。
【0023】ガス充填機5のガス充填部26と、バルブ
開閉ヘッド部27、およびノズル位置決め部28は、ベ
アリング33aを介して水平回動(揺動)自在にガス充
填機保持枠35に取り付けられ、また、ガス充填機保持
枠35は保持部材33の上方に保持され、かつスプリン
グ33bにより引っ張られ、両者間の位置の平衡が保持
されている。すなわち、ガス充填部26とバルブ開閉ヘ
ッド部27およびノズル位置決め部28は、垂直枠体3
5aで一体的に配置され、垂直枠体35aはベアリング
33aを介してガス充填機保持枠35に接続され、ガス
充填機保持枠35に対して水平回動(揺動)自在の構成
とされている。ガス充填部26は、ガス充填ノズル39
と、このガス充填ノズル39を垂直枠体35aに保持さ
せるための枠材26a、およびガス充填ノズル39をガ
スボンベaのガス充填口cに挿入するために枠材26a
を介して前後動させるためのエアシリンダ36を有して
いる。また、枠体26aには、ガス充填ノズル39とガ
スボンベaのガス充填口cを共通平面上に位置させるた
めに、ガスボンベaのバルブハンドルbの上端sを検出
するための第4センサー20を設けている。この第4セ
ンサー20の受光部はガス充填機保持枠35に取りつけ
てある。またバルブ開閉ヘッド部27は、ヘッド37
と、ヘッド回転用エアモータ等からなるヘッド回転駆動
部38、およびヘッド昇降用エアシリンダ59を有し、
ヘッド37は、ガス充填機保持枠35に対して昇降、回
転自在の構成とされている。
【0024】ノズル位置決め部28は、前後2つのクラ
ンプ43と、クランプ作動用エアシリンダ44からな
り、このクランプ43は、上アーム43a、下アーム4
3b、およびクランプ片43cで形成されている。上ア
ーム43aの上端は、垂直枠体35aに、ガス充填機保
持枠35に対して揺動自在に取りつけられ、その下端が
下アーム43bの上端と軸支され、また下アーム43b
の下端が垂直枠体35aに軸支されたリンク機構で構成
されている。また、この下アーム43bの下端には、ク
ランプ片43cが設けられている。クランプ片43c
は、その下部がガスボンベaの液化ガス充填・排出バル
ブeの短幅方向を左右方向からクランプできる形態から
なる。上アーム43aはクランプ作動用エアシリンダ4
4で形成され、一端が垂直枠体35aに上下方向に揺動
自在に取りつけられ、そのロッドの伸縮により、クラン
プ片43cを開閉させることができる。
【0025】このノズル位置決め部28のクランプ43
は、ガス充填部26のガス充填ノズル39の軸線39a
と、水平方向に90°の角度で、保持部材33に直接ま
たは間接的に取りつけられている。これにより、クラン
プ43のクランプ片43cが、スイングして液化ガス充
填・排出バルブeの短幅方向をクランプすると共に、ガ
ス充填部26も同時に回動(揺動)して、ガス充填部2
6のガス充填ノズル39の軸線39aがガスボンベaの
ガス充填口cの軸線と一致することになる。
【0026】ボンベ搬出ライン3は、ガス充填ライン2
でガスを充填したガスボンベaを搬出するためのライン
で、ボンベ搬出部50と、ガスボンベ計量部51、およ
びキャップ装着部52からなる。ボンベ搬出部50は、
ガスを充填したガスボンベaをターンテーブル21から
ボンベ搬出ライン3の搬出コンベア53に移送するため
の部分であって、ターンテーブル21上のガスボンベa
を払い出す払い出しバー50aと、矢印方向に移動させ
る駆動部50bを備えている。ガスボンベ計量部51
は、ボンベ搬入ライン1におけるガスボンベ重量計量部
14と同じ構造からなる。そして、重量不足の場合は、
不良ボンベとして搬出する不良ボンベ搬出部56を備え
ている。キャップ装着部52は、ボンベ搬入ライン1の
キャップ取り外し部12で外したキャップfをガスボン
ベaに装着するための部位である。そして、このキャッ
プfが装着されたガスボンベaは、ガス搬出ライン3か
ら搬出されることになる。
【0027】キャップ移送ライン4は、ボンベ搬入ライ
ン1のキャップ取り外し部12で外したキャップfをボ
ンベ搬出ライン3のキャップ装着部52に搬送するため
の部位でエンドレスコンベア57によって構成されてい
る。キャップ取り外し部12で取り外されたキャップf
は、エンドレスコンベア57でキャップ装着部52に搬
送され、ガスの充填されたガスボンベaに再装着され
る。
【0028】このような構成からなる本実施形態の液化
ガス自動充填装置は、まず、空のガスボンベaをボンベ
搬入ライン1に搬入する。ボンベ搬入ライン1では、ガ
スボンベaがボンベ搬入コンベア11でキャップ取り外
し部12に搬送されて、液化ガス充填・排出バルブeの
カバーであるキャップfが取り外される。この取り外さ
れたキャップfはキャップ移送ライン4によりボンベ搬
出ライン3のキャップ装着部52に搬送される。続い
て、キャップfが取り外されたガスボンベaは、ガスボ
ンベ重量計量部14で計量され、また不良ボンベ検出部
13で耐用年数経過等の不良ボンベ検出がされ、該不良
ボンベが取り除かれ、またボンベ位置決め部15のガス
ボンベ回転台17上に移送される。
【0029】このボンベ位置決め部15では、ガスボン
ベ回転台17が回転台駆動制御部19によって回動し、
また第1〜第3センサー18a,18b,18cが作動
し、第1センサー18aによって、液化ガス充填・排出
バルブeのガス充填口cのガス充填口cの外縁端c′ま
たはガス安全弁dの外縁端d′が、予め設定している仮
位置決め角度α内に位置するか否が検出され、また第2
センサー18bによって、ガス充填口cあるいはガス安
全弁dが、予め設定してあるガス充填ノズル39の向き
に対面する側に位置するか否が検出される。そして、第
1センサーの光路L1 が開放で、かつ第2センサーの光
路L2 が開放状態を検出した時、回転台駆動制御部19
により、ガスボンベ回動台17が停止する。これによっ
て、ガスボンベaの仮位置決めが完了する。ここで、同
時に第3センサー18cによって、ガスボンベaの高さ
検出も行う。これによって、ガスボンベaのガス充填口
cの向き、およびガスボンベaの高さを検出し、検出信
号によりガスボンベaを回動させて、ガス充填口cの向
きをガス充填ライン2における液化ガス充填機5のガス
充填ノズル部39の充填ノズル39aの向きを中心にし
て左右方向にそれぞれ90°未満の角度の範囲内に仮位
置決めする。そして、ボンベ搬入機16によりガス充填
ライン2に搬入し、ガス充填機5のガス充填箇所に載せ
る。
【0030】次に、ガスボンベaがガス充填ライン2の
ターンテーブル21の所定位置に設置されているガス充
填機5の台秤部24に載せられると、第4センサー20
のボンベ検出(通常、ボンベ高さ検出)信号で、ガスボ
ンベaを検出した後、左右一対のクランプ31,31が
ガスボンベaの左右方向からクランプする。その後、ガ
イド軸29bに沿い、保持部材33、ガス充填機保持枠
35を介して、ガス充填機5のガス充填部26とバルブ
開閉ヘッド部27およびノズル位置決め部28が所定位
置に昇降する。そして、ノズル位置決め部28の前後2
つのクランプ43のクランプ片43cがガスボンベaの
ガス充填・排出部eを掴む。ここで、クランプ43は、
上アーム43aを形成するエアシリンダで軽く付勢され
ているが、フリーの状態とされているので、このクラン
プ片43cがガス充填・排出部eを掴む方向にスイング
し、その下端がガス充填・排出部eに接すると、ガス充
填機5のガス充填部26とバルブ開閉ヘッド部27およ
びノズル位置決め部28が、一体として、クランプ片4
3cの下動力によって、ガス充填機保持枠35に対し、
ベアリング33aを介して水平方向に揺動(スリップ)
して、ガス充填・排出部eの短幅方向に位置した処で、
該揺動が停止した際、クランプが完了する。ここで、こ
のクランプ片43cとガス充填部26のガス充填ノズル
39は、直交する向きに固定されているため、クランプ
片43cのクランプと同時に、その軸線39aがガスボ
ンベaのガス充填口cの軸線と一致することになる。こ
のように、本実施形態では、ボンベ搬入ライン1でガス
ボンベを回動して、そのガス充填口cの向きを仮位置決
めした後、ボンベ充填ライン2で、ガス充填ノズル39
の向きの位置決めを行うため、そのガス充填ライン2で
ガスボンベaを回動させることなく、ガス充填部26の
ガス充填ノズル39を回動させて、その本位置決めを行
うことができる。
【0031】このガスボンベaのガス充填口cと、ガス
充填部26のガス充填ノズル39の位置決めが完了し、
その軸線が一致した後、エアシリンダ36が作動してガ
ス充填部26のガス充填ノズル39が枠材26aを介し
てガスボンベaのガス充填口cに挿入・嵌合する。次に
バルブ開閉ヘッド部27のヘッド昇降用エアシリンダ5
9によりヘッド37を下降させて、ガスボンベaのバル
ブハンドルbと嵌合させると共に、ヘッド回転用エアモ
ータ等からなるヘッド回転駆動部38を駆動させ、バル
ブハンドルbを通じてガス充填口cが開き、ガスの充填
がされて、所定量充填されると、ガス充填口cが閉じ
る。そして、再び、ヘッド回転駆動部38を駆動させ、
バルブハンドルbを締めた後、ヘッド昇降用エアシリン
ダ39によりヘッド37を上昇させると共に、ガス充填
ノズル39をガス充填口cから離脱させる。このガス充
填機5がターンテーブル21の回動によって、ボンベ搬
出ライン3の対応個所に到達すると、ボンベ搬出部50
が作動し、クランプ54によって搬出コンベア53上に
移送される。次に、ガスボンベ計量部51でガスボンベ
aの重量が計量され、ガス充填量不足等の不良ボンベが
分別排出され、適正量充填されたガスボンベaは、キャ
ップ装着部52で、ガス充填・排出バルブeにキャップ
fが被せられ、このキャップfが装着されたガスボンベ
aは、ガス搬出ライン3から搬出される。そして、本実
施形態の液化ガス自動充填装置では、この充填作業が、
連続してボンベ搬入ライン1から搬入されるガスボンベ
aについて行われる。
【0032】従って、本実施形態の液化ガス自動充填装
置では、ガスボンベaのガス充填口cの向きと、ガス充
填機5のガス充填ノズル39の向きの位置決めを、ボン
ベ搬入ライン1でガスボンベaを回動させて、ガス充填
口cの向きを所定の範囲内に仮位置決めし、該仮位置決
めしたガス充填口cにガス充填機5のガス充填ノズル3
9の向きを合わせるために、ガス充填ノズル39を回動
させて位置決めするため、ガスボンベa、ガス充填ノズ
ル39の回動角度を小さくすることができることから、
回動機構を簡略化することができると共に、その位置ず
れの発生を少なくできる。
【0033】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものでなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で
変形実施できる構成を含む。因みに、前述した実施形態
においては、ボンベ搬入ラインでのガス充填口の仮位置
決めを、請求項3に記載した構成で説明したが、この検
出手段に限られるものでなく、種々の手段を採用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すガス自動充填装置の
システム構成を示す概略平面図である。
【図2】ガスボンベのガス充填口位置決め装置の説明図
である。
【図3】ガス充填ラインにおけるガス充填機の正面図で
ある。
【図4】ノズル位置決め装置の正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】ガスボンベの正面図である。
【符号の説明】
1・・・ボンベ搬入ライン、2・・・ガス充填ライン、
3・・・ボンベ搬出ライン、4・・・キャップ移送ライ
ン、5・・・ガス充填機、a・・・ガスボンベ、b・・
・バルブハンドル、c・・・ガス充填口、d・・・安全
弁、e・・・ガス充填・排出バルブ、f・・・キャッ
プ、11・・・ボンベ搬入コンベア、12・・・キャッ
プ取り外し部、13・・・不良ボンベ検出部、14・・
・ガスボンベ重量計量部、14a・・・不良ボンベ排出
部、15・・・ボンベ位置決め部、16・・・ガス充填
ライン搬入部、17・・・ガスボンベ回転台、18a・
・・第1センサー、18b・・・第2センサー、18c
・・・第3センサー、19・・・回転台駆動制御部、2
0・・・第4センサー、21・・・ターンテーブル、2
2・・・電源供給・信号伝達部、23・・・ターンテー
ブル駆動部、24・・・台秤部、25・・・ガスボンベ
保持部、26・・・ガス充填部、27・・バルブ開閉ヘ
ッド部、28・・・ノズル位置決め部、29・・・支
柱、29a・・・クランプガイド軸、30・・・ガスボ
ンベ保持用クランプ、31・・・クランプ、29a・・
・ガイド軸、33・・・保持部材、33a・・・ベアリ
ング、35・・・ガス充填機保持枠、33b・・・スプ
リング、35a・・・垂直枠体、26a・・・枠材、3
9・・・ガス充填ノズル、36・・・エアシリンダ、3
7・・・ヘッド、38・・・ヘッド回転駆動部、39・
・・ヘッド昇降用エアシリンダ、43・・・前後2つの
クランプ、44・・・クランプ作動用エアシリンダ、4
3a・・・上アーム、43b・・・下アーム、43c・
・・クランプ片、39a・・・ガス充填ノズル39の軸
線、50・・・ボンベ搬出部、51・・・ガスボンベ計
量部、52・・・キャップ装着部、53・・・搬出コン
ベア、56・・・不良ボンベ搬出部、57・・・エンド
レスコンベア、59・・・ヘッド昇降用エアシリンダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンベ高さ方向上端にバルブハンドルを
    有し、該バルブハンドルの下部で該ボンベ高さ方向軸線
    と直交する方向にガス充填口を有する液化ガス充填・排
    出バルブを備えたガスボンベに液化ガス充填機を用い、
    該液化ガス充填機のガス充填ノズルから液化ガスを自動
    充填するガス充填ラインと、該ガス充填ラインに該ガス
    ボンベを搬入するボンベ搬入ライン、および該ガス充填
    ラインで液化ガスを充填したガスボンベを搬出するボン
    ベ搬出ラインを有する液化ガス自動充填装置において、 該ボンベ搬入ラインは、ボンベ搬入コンベアと、該ガス
    ボンベのガス充填口の向きを検出し、該検出信号により
    該ガスボンベを回動し、該ガス充填口の向きを前記ガス
    充填機のガス充填ノズルのある側で、該ガス充填ノズル
    の向きを中心として左方向に若干ずれた位置と右方向に
    若干ずれた位置とが形成する角度α内に仮位置決めする
    ガス充填口位置決め手段、および前記ガス充填ラインへ
    のボンベ搬入機を有し、 前記ガス充填ラインは、液化ガス充填機と、前記ボンベ
    搬出ラインに排出するボンベ搬出機を有し、該液化ガス
    充填機は、ガス充填ノズル部と、前記バルブハンドルを
    開閉するハンドル開閉部、および該ガス充填ノズル部の
    充填ノズルの向きを前記ガス充填口位置決め機で位置決
    めしたガスボンベのガス充填口の向きに合わせるために
    ガス充填ノズルを回動させるノズル位置決め手段を有す
    る、 ことを特徴とする液化ガス自動充填装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス充填口位置決め手段におけるガ
    スボンベのガス充填口の仮位置決め角度αが、90°未
    満の角度である請求項1に記載の液化ガス自動充填装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ガスボンベが、前記ガス充填口の反
    対側にガス安全弁を有し、かつ該ガス安全弁とガス充填
    口との間には、安全弁上端が充填口上端より下方に位置
    する段差を有し、前記ガス充填口位置決め機は、前記ガ
    ス充填口の仮位置決め角度αを外れた近傍部分を通過す
    る光路L1 を有する第1センサーと、該ガス充填口とガ
    ス安全弁との段差部分を通過する光路L2 を有する第2
    センサー、および前記ガスボンベを載置して回動させる
    ガスボンベ回動台を有し、第1センサーと第2センサー
    は、その光路L1 と光路L2 が交差する位置関係に設け
    てあり、前記ガスボンベ回動台を回動させた際、第1セ
    ンサーの光路L1 と第2センサーの光路L2 が開放状態
    のとき、該ガスボンベ回動台を停止して位置決めする手
    段を有する請求項1または2に記載の液化ガス自動充填
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス充填機は、前記ガス充填ノズル
    部とノズル位置決め部を、保持部材を介して昇降および
    水平回動自在に保持する支柱部を有する請求項1〜3の
    いずれかに記載の液化ガス自動充填装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル位置決め部は、前記ガスボン
    ベの液化ガス充填・排出バルブをクランプ材によりクラ
    ンプしながらガス充填ノズルを一体的に回動させ、該ク
    ランプを完了した際、前記ガスボンベのガス充填口と該
    ガス充填ノズルの軸線が共通垂直面内に位置する手段を
    有する請求項1〜4のいずれかに記載の液化ガス自動充
    填装置。
  6. 【請求項6】 前記クランプ材と、前記ガス充填機のガ
    ス充填ノズルが、直交する向きに設けてある請求項1〜
    5のいずれかに記載の液化ガス自動充填装置。
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