JP2011036975A - ロボットの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロボットと位置検出カメラ間の座標軸の回転方向のずれを修正するロボットの制御方法を提供する。
【解決手段】 XY平面上に設定した3点以上の計測位置と前記XY平面に垂直なZ軸方向に設定した2点以上の計測位置に対し、前記ロボットを操作し前記三次元位置計測装置によって前記各計測位置の位置座標を計測し、前記三次元位置計測装置の座標系における各計測位置の位置座標と前記ロボットの動作量に基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記ロボットの座標系への変換係数を算出し、前記三次元位置計測装置より計測した対象物の位置情報を前記変換係数によって変換し、この変換した値に基づいて前記ロボットを動作させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、三次元位置計測装置(ステレオカメラ)を取り付けたロボットと三次元位置計測装置との座標系のずれ、或いは三次元位置計測装置と関連した動作を行う別のロボットとの座標系のずれ修正するロボットの制御方法に関する。
ロボットアームの先端に取り付けた治具によって、ワークに加工を施すには、決められた位置にワークを固定し、この位置をロボットに予めティーチングしておくことで、連続して自動的にワークに加工を施すようにしている。
しかしながら、実際の生産ラインにおいては必ずしも決められた位置にワークが固定されるとは限らないため、ティーチングした位置と実際のワークの位置が若干ずれることになる。このずれを修正する提案が特許文献1になされている。
特許文献1には、ロボットアームの先端にステレオカメラなどの撮像手段を着脱自在に取り付け、この撮像手段によってワークの基準位置からのずれ量を検出し、このずれ量に応じてロボットの動作位置データを修正する内容が開示されている。
特開2005−138223号公報
上述した技術は複数のロボットを用いて、1つのワークに対して関連する作業を行う場合には問題が生じる。即ち、複数のロボット或いは三次元位置計測装置の座標系は本来同一であるべきであるが、実際には個々のロボット間あるいは三次元位置計測装置との間には微妙にずれがある。例えば三次元位置計測装置によって検出した位置に基づいてロボットが動作する場合、三次元位置計測装置とロボットの座標軸の回転が1°ずれている場合、ロボットの先端を100mmシフトすると1.75mmの誤差が発生する。この1.75mmの誤差はロボットのアーム先端に溶接治具や締付装置を取り付けている場合を想定すると、大きな問題となる。
また、図7はハブマスターを用いてロボットに動作を教示する例を示している。この例にあっては、第1ロボット101がタイヤの本締めを行い第2ロボット102がタイヤの仮締めを行う例を示している。
即ち、第1、第2ロボット101,102に対し基準となるマスター103を目標に動作を教示しておき、第1ロボット101が備えるステレオカメラ105によって車体に取り付けられた実際のハブ104の位置を検出し、実際のハブ104とマスター103との位置誤差に基づいて教示動作を修正するのが従来の方法であった。
しかしながら、ステレオカメラ105で測定した位置情報を第1および第2ロボット101,102にそのまま伝送してもうまく組み付けることができない。その理由はロボットとステレオカメラとの座標系のずれである。つまり、ステレオカメラのスケールでは10mmと測定されるが、ロボットのスケールでは11mmと判断する場合、ステレオカメラのスケールでロボットを動かすと、ロボットによる作業位置がずれてしまう。
また、機種の違いによるハブ位置の差は車体の設計値から明らかであるので、マスター103の位置に車体の設計値の差(機種の差、例えば30mm)を足して、教示動作を修正することが考えられる。
しかしながら、同じ補正量(例えば30mm)を第1および第2ロボット101,102に与えても、座標スケールの違いにより第1ロボット101では33mm動き、第2ロボット102では27mmしか動かないことが考えられる。
上記課題を解決すべく第1発明は、第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて当該第1ロボットを動作させる制御方法であって、前記第1ロボットを動作させることにより前記第1ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測位置及び前記XY平面に垂直なZ軸上に設定した2つ以上の異なる計測位置において計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、前記第1ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第1ロボットの座標系への第1変換係数を算出し、この第1変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第1ロボットを動作させるようにした。
また第2発明は、第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて第2ロボットを動作させる制御方法であって、
前記第2ロボットを動作させることにより前記第2ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測対象物の位置及び前記XY平面に垂直なZ軸方向に2つ以上の異なる計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、前記第2ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第2ロボットの座標系への第2変換係数を算出し、この第2変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させるようにした。
また第3発明は、第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて前記第1ロボットおよび第2ロボットを動作させる制御方法であって、前記第1ロボットを動作させることにより前記第1ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測位置及び前記XY平面に垂直なZ軸上に設定した2つ以上の異なる計測位置において計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、前記第1ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第1ロボットの座標系への第1変換係数を算出し、前記第2ロボットを動作させることにより前記第2ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測対象物の位置及び前記XY平面に垂直なZ軸方向に2つ以上の異なる計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、前記第2ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置の座標系から前記第2ロボットの座標系への第2変換係数を算出し、前記第1変換係数と第2変換係数に基づき第3変換係数を算出し、基準となる第1のワークとは形態が異なる第2のワークに設置された対象物の位置を計測する場合には、第1のワークと第2のワークとの形態の差の情報に基づいて前記第1のロボットを動作させ、さらに、前記第1変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第1ロボットを動作させ、第3変換係数によって第1のワークと第2のワークとの形態の差を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させ、さらに、前記第2変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させるようにした。
本発明によれば、複数のロボットが協働して動作する際、或いは、ワーク(対象物)の位置が教示された位置とずれている場合でも、ロボットと三次元位置計測装置との相対的な位置関係は維持されるので、その後の動作は変化前と同様の動作で対応できる。
また、本発明によれば簡単に座標変換係数を算出することができ、ロボット動作の信頼性を高めることができる。
本発明に係るロボットの制御方法を適用したタイヤ組み付けラインの全体斜視図 タイヤ組み付けラインのブロック図 (a)〜(e)は第1ロボットのキャリブレーションの手順を示した図 第2ロボットに取り付けた検査治具と第1または第2ロボットに取り付けた三次元位置計測装置(ステレオカメラ)との関係を示す図 マスターと実際のハブの位置のずれを示す側面図 第1ロボット1と第2ロボット2の座標系がずれている場合の説明図 従来の問題点を説明した図
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、実施例では第1ロボット1、第2ロボット2及び第3ロボット3が自動車車体Wのタイヤ組付けラインに沿って配置されている。
第1ロボット1及び第3ロボット3は自動車車体WのハブボルトにタイヤTを本締めするロボットであり、第1ロボット1は前輪のハブ4に対応する箇所に配置され、第3ロボット3は後輪のハブ5に対応する箇所に配置されている。
これら第1ロボット1及び第3ロボット3は先端にハブの位置を検出するステレオカメラ(三次元位置計測装置)6,7と締付装置を備えている。
一方、第2ロボット2はタイヤ把持部8と締付装置を備え、タイヤ供給部9からタイヤTを受け取り、前輪及び後輪のハブ4、5にタイヤTを仮締めする。尚、前記タイヤ供給部9にはタイヤTが受け渡し位置まで搬入されたか否かを検出するカメラ(センサ)10を配置している
また、第1ロボット1及び第3ロボット3の近傍には、ハブボルトに締め付けられるナットの供給部11と、ナットを所定数(4個または5個)だけ整列してセットするテーブル12が配置されている。
図2に示すように第1ロボット1のステレオカメラ6は第1画像処理装置21に前輪のハブ4の画像情報を出力し、第3ロボット3のステレオカメラ7は第2画像処理装置22に後輪のハブ5の画像情報を出力する。この第2画像処理装置22には前記カメラ(センサ)10からタイヤTの画像情報が入力され、画像情報が演算処理される。
そして、第1画像処理装置21及び第2画像処理装置22は、演算部23に接続され、この演算部23では前輪のハブ4のハブボルト位置、後輪のハブ5のハブボルト位置、タイヤ供給部9上のタイヤのボルト穴位置が演算され、主制御装置24に出力する。この主制御装置24は演算部23から入力された演算情報に基づいて第1、第2及び第3ロボット1,2,3の動作制御を行う。
また、搬送ライン近傍にはハブの形状をした基準となるマスターMが配置され、このマスターMを基準として第1ロボット、第2ロボット2及び第3ロボット3に動作を教示する。
第1ロボット1、第2ロボット2及び第3ロボット3が教示された動作を行うことで、タイヤTを車体Wのハブに取り付ける。この実施例にあっては第1ロボット1及び第3ロボット3のステレオカメラ6,7によってハブ4,5の位置を確認し、この確認情報に基づいて第2ロボット2のタイヤ把持部8がタイヤ供給部9からタイヤTを受け取り、ハブ4,5にタイヤTを取り付けて仮締めし、この後第1ロボット1及び第3ロボット3が仮締め後のタイヤTを本締めする。
ところで、第1ロボット1とステレオカメラ6の座標系(座標軸とスケール)とが一致していないと、ステレオカメラ6によるセンシング位置と第1ロボット1の動作位置とがずれ、ハブボルトにナットを締め付けられないなどの不具合が生じる。
本発明にあっては予めキャリブレーションを行い第1ロボット1とステレオカメラ6の座標系とを一致させている。図3に基づき第1ロボット1のキャリブレーションの方法を以下に説明する。
先ず図3に示すように、キャリブレーションのための検査治具30をマスターMに取り付ける。この検査治具30にはマーク31が設けられている。そして、検査治具30を用いて第1ロボット1のキャリブレーションを行うには、図3(a)に示すようにステレオカメラ6の画面の左上にマーク31を確認(1ポイント目)し、次いで第1ロボット1によってステレオカメラ6を移動することで、(b)に示すようにステレオカメラ6の画面の右上にマーク31を確認(2ポイント目)し、順次第1ロボット1によってステレオカメラ6を移動することで、(c)〜(e)に示すようにステレオカメラ6の画面の右下、左下、中央でマーク31を確認(3〜6ポイント目)する。
尚、6ポイント目はXY平面では5ポイント目と重なっているが、Z軸方向に30mm移動している。
また、図示例ではXY平面でのポイントを5点とっているが、3点以上であればよい。
ここで、1ポイント目〜6ポイント目までの座標(ステレオカメラ6の座標系)を、(x1、y1、z1)、(x2、y2、z2)、(x3、y3、z3)、(x4、y4、z4)、(x5、y5、z5)、(x6、y6、z6)とする。
また第1ロボット1の座標系は各ポイント間のシフト量になる。即ち、
RB …1ポイント目から2ポイント目までのロボットシフト量
X’RB…3ポイント目から4ポイント目までのロボットシフト量
RB …2ポイント目から3ポイント目までのロボットシフト量
Y’RB…4ポイント目から1ポイント目までのロボットシフト量
RB …5ポイント目から6ポイント目までのZ方向のロボットシフト量
RB =X’RB
RB =Y’RB
上記から3次元の変換係数(第1変換係数)であるスケール値を求める。
スケール=(ロボット座標)÷(ステレオカメラの座標)なので、
スケールX=XRB ÷{(x2−x1)+(x2−x4)}/2
スケールY=YRB ÷{(y4−y1)+(y3−y2)}/2
スケールZ=ZRB ÷(z5−z6)
例えばステレオカメラの座標を、(x1、y1、z1)=(0、5、0、)、(x2、y2、z2)=(5、5、0、)、(x3、y3、z3)=(5、0、0、)、(x4、y4、z4)-=(0、0、0、)、(x5、y5、z5)=(3、3、0、)、(x6、y6、z6)=(3、3、3、)とし、ロボットの異動量を、XRB=5.1、YRB 4.9、ZRB=3.1とした場合には、X、Y、Zの各スケール(第1変換係数)は、スケールX=5.1/5.0、スケールY=4.9/5.0、スケールZ=3.1/3.0 となる。
以上において、先ず第1ロボットは予め教示された位置に先端を移動させ、その位置で第1ロボットに備えたステレオカメラはハブの位置情報を取得する。具体的にはマスターMの位置情報と実際のハブの位置情報との誤差を認識する。この後、予め計算されたスケールX、スケールY、スケールZを、それぞれの座標軸に対する測定値に乗じる。より詳細には、以下のようになる。
変換後のX方向の値X’=ステレオカメラで測定した計測値X×スケールX
変換後のY方向の値Y’=ステレオカメラで測定した計測値Y×スケールY
変換後のZ方向の値Z’=ステレオカメラで測定した計測値Z×スケールZ
例えば、マスター位置に対して実際のハブの位置はx方向にプラス5mm、y方向に5mm、z方向に3mmずれた位置に配置されたとする。また、前述した方法により求めたスケールX=5.1/5.0、スケールY=4.9/5.0、スケールZ=3.1/3.0であるから、
変換後のX方向の値X’=5×5.1/5.0=5.1
変換後のY方向の値Y’=5×4.9/5.0=4.9
変換後のZ方向の値Z’=3×3.1/3.0=3.1となる。
変換後のそれぞれの値によってロボットに動作を指示すると、ステレオカメラで認識した誤差の通り、即ち、予め教示された動作に対して、x方向に5mm、y方向に5mm、z方向に3mmずれた位置において動作する。
第3ロボットのキャリブレーション方法及び動作手順も同様である。即ち、検査治具30をマスターMに取り付け、3次元の変換係数(第1変換係数)を求め、ステレオカメラ7により計測したハブの位置情報を変換し、この変換した値に基づいて第3ロボットを動作させる。
第2ロボット2は第1ロボット及び第3ロボットとは異なりステレオカメラを備えていない。このキャリブレーションは第2ロボット2の先端に検査治具30を取り付けて行う。
第2ロボット2は第1ロボット1及び第3ロボット3のステレオカメラ6,7からの画像情報に基づいて前輪のハブ4及び後輪のハブ5にタイヤTを仮締めするため、ステレオカメラ6及び7との間のキャリブレーションが必要になる。
第2ロボット2とステレオカメラ6またはステレオカメラ7との間のキャリブレーションを行うには、図4に示すように、第2ロボット2のタイヤ把持部8に検査治具30を取り付け、この後は図3に示したと同様に、ステレオカメラ6の画面上に5ポイント(6ポイント目はZ軸方向に30mm)トレースし、ステレオカメラ6に対する第2ロボット2の第2変換係数を求める。
即ち、検査治具30を用いて第2ロボット2のキャリブレーションを行うには、図3(a)に示すように、ステレオカメラ6の画面の左上にマーク31を確認(1ポイント目)し、次いで第2ロボット2によって検査治具30を移動することで、(b)に示すようにステレオカメラ6の画面の右上にマーク31を確認(2ポイント目)し、順次第2ロボット2によって検査治具30を移動することで、(c)〜(e)に示すようにステレオカメラ6の画面の右下、左下、中央でマーク31を確認(3〜6ポイント目)する。尚、6ポイント目はXY平面では5ポイント目と重なっているが、Z軸方向に30mm移動している。
ここで、1ポイント目〜6ポイント目までの座標(ステレオカメラ6の座標系)を、(x1、y1、z1)、(x2、y2、z2)、(x3、y3、z3)、(x4、y4、z4)、(x5、y5、z5)、(x6、y6、z6)とする。
また第2ロボット2の座標系は各ポイント間のシフト量になる。即ち、
RB …1ポイント目から2ポイント目までのロボットシフト量
X’RB…3ポイント目から4ポイント目までのロボットシフト量
RB …2ポイント目から3ポイント目までのロボットシフト量
Y’RB…4ポイント目から1ポイント目までのロボットシフト量
RB …5ポイント目から6ポイント目までのZ方向のロボットシフト量
RB =X’RB
RB =Y’RB
上記から3次元の変換係数(第2変換係数)であるスケール値を求める。
スケール=(ロボット座標)÷(ステレオカメラの座標)なので、
スケールX=XRB ÷{(x2−x1)+(x2−x4)}/2
スケールY=YRB ÷{(y4−y1)+(y3−y2)}/2
スケールZ=ZRB ÷(z5−z6)
例えばステレオカメラの座標を、(x1、y1、z1)=(0、5、0、)、(x2、y2、z2)=(5、5、0、)、(x3、y3、z3)=(5、0、0、)、(x4、y4、z4)-=(0、0、0、)、(x5、y5、z5)=(3、3、0、)、(x6、y6、z6)=(3、3、3、)とし、ロボットの異動量を、XRB=5.1、YRB 4.9、ZRB=3.1とした場合には、X、Y、Zの各スケール(第1変換係数)は、スケールX=5.1/5.0、スケールY=4.9/5.0、スケールZ=3.1/3.0 となる。
以上において、第1ロボットに備えたステレオカメラがマスターMの位置情報と実際のハブの位置情報との誤差を認識する。この後、前記スケールX、スケールY、スケールZを、それぞれの座標軸に対する測定値に乗じる。
変換後のそれぞれの値によって第2ロボット2に動作を指示すると、ステレオカメラで認識した誤差の通り動作する。
ところで、マスターMと実際のハブとのずれが小さい(20mm以内)場合には、第1ロボット1に取り付けたステレオカメラ6で実際のハブを検知できるため、上記で得られた第2変換係数を用いて第2ロボット2を動作させればよい。
しかしながら、図5に示すように、マスターMと機種Aのハブ4の位置が大きく一致していない場合、具体的には小型車を基準としたマスターと大型車のハブとでは大きくハブの位置がずれることになる。例えば、ステレオカメラ6によって計測したハブ4の位置情報がホイールベースを基準としたマスターMからのホイールベース方向のずれ(T)=30mm、トレッド方向のずれ(B)=0mm、高さ方向のずれ(H)=20mmとした場合、第1ロボット1に取り付けたステレオカメラ6の認識範囲を超えるため実際のハブを検知することができない。
機種(ワーク)変更の場合には、マスターに対してどの程度ハブの位置が異なるか予め機種(ワーク)のデータから予想することができるので、機種変更の際には第1ロボット、第2ロボット、第3ロボットはマスター位置に対する予め予想されるハブの位置(ギャップ)に対応するように教示動作を修正して動作する。
しかしながら、ロボットの座標系はロボットごとに異なるため、前記マスター位置に対する予め予想されるハブの位置(ギャップ)を各ロボットに与えてもそれぞれのロボットで異なった動作をしてしまう。
例えば、ギャップがホイールベース方向に30mmある場合、各ロボットにこの値を与えても、各ロボットが持つ固有の座標系の違いにより、第1ロボット1では31mm、第2ロボット2では27mm、第3ロボット3では30mmになることが考えられる。それぞれのロボットの移動量の差は、ステレオカメラによってセンシングしたハブの位置に対して前述した変換係数を乗じることにより算出した値を与えたとしてもキャンセルすることができない。
そこで、1つのロボットに合わせて他のロボットを連動させることが考えられる。例えば,30mmの指令に対して第1ロボット1が33mm、第2ロボット2が27mm移動してしまうような場合に、第2ロボット2は第1ロボット1に合わせて33mm移動するようにすることである。
本実施例では、ステレオカメラを備えている第1ロボット1に合わせてステレオカメラを備えていない第2ロボットを連動させるため第3変換係数を算出している。
前記第3変換係数は第2変換係数を第1変換係数で除したものであり、図6に従って説明すると、第1ロボット1のスケールとして11/10が、第2ロボット2のスケールとして9/10が与えられたと仮定すると、ギャップとして30が与えられると第1ロボット1は33の位置を修正して動作し、第2ロボット2は27の位置を修正して動作する。その結果、33と27の位置のずれが発生し、このままでは連動した動きができない。そこで、第3変換係数として27に11/9を乗じて33にすることで第1ロボットの動作に連動して第2ロボットを動作させることができる。
即ち、まとめると以下のようになる。
第3変換係数=第2変換係数/第1変換係数
第1ロボットに与える値=機種補正量+(センシング量×第1変換係数)
第2ロボットに与える値=(機種補正量×1/第3変換係数)+(センシング量×第2変換係数)
第3ロボットと第2ロボットとの間についても第1ロボットと第2ロボットとの間と同様に、第2変換係数および第3変換係数に相当する変換係数を算出することができ、これら第2変換係数および第3変換係数を第4及び第5の変換係数として、後輪のハブにタイヤを取り付ける際に用いる。
本発明は、例えば車体のハブをステレオカメラで検出し、このハブにロボットによってタイヤを自動的に装着するラインに適用することができる。
1…第1ロボット、2…第2ロボット、3…第3ロボット、4,5…ハブ、6,7…ステレオカメラ、8…把持部、9…タイヤ供給部、10…カメラ(センサ)、11…ナットの供給部、12…テーブル、21…第1画像処理装置、22…第2画像処理装置、23…演算部、24…主制御装置24、30…検査治具、31…マーク、W…車体、T…タイヤ。

Claims (3)

  1. 第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて当該第1ロボットを動作させる制御方法において、
    前記第1ロボットを動作させることにより前記第1ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測位置及び前記XY平面に垂直なZ軸上に設定した2つ以上の異なる計測位置において計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、
    前記第1ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第1ロボットの座標系への第1変換係数を算出し、
    この第1変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第1ロボットを動作させることを特徴とするロボットの制御方法。
  2. 第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて第2ロボットを動作させる制御方法において、
    前記第2ロボットを動作させることにより前記第2ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測対象物の位置及び前記XY平面に垂直なZ軸方向に2つ以上の異なる計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、
    前記第2ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第2ロボットの座標系への第2変換係数を算出し、
    この第2変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させることを特徴とするロボットの制御方法。
  3. 第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置が検知した対象物の位置情報に基づいて前記第1ロボットおよび第2ロボットを動作させる制御方法において、
    前記第1ロボットを動作させることにより前記第1ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測位置及び前記XY平面に垂直なZ軸上に設定した2つ以上の異なる計測位置において計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、前記第1ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記三次元位置計測装置の座標系から前記第1ロボットの座標系への第1変換係数を算出し、
    前記第2ロボットを動作させることにより前記第2ロボットのロボット座標のXY平面上に設定した3つ以上の異なる計測対象物の位置及び前記XY平面に垂直なZ軸方向に2つ以上の異なる計測対象物の位置を前記三次元位置計測装置によって計測し、
    前記第2ロボットの動作量と前記三次元位置計測装置の座標系における計測対象物の各計測位置の位置座標とに基づいて、前記第1ロボットの先端に配設された三次元位置計測装置の座標系から前記第2ロボットの座標系への第2変換係数を算出し、
    前記第1変換係数と第2変換係数に基づき第3変換係数を算出し、
    基準となる第1のワークとは形態が異なる第2のワークに設置された対象物の位置を計測する場合には、第1のワークと第2のワークとの形態の差の情報に基づいて前記第1のロボットを動作させ、
    さらに、前記第1変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第1ロボットを動作させ、
    第3変換係数によって第1のワークと第2のワークとの形態の差を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させ、
    さらに、前記第2変換係数によって前記三次元位置計測装置が計測した対象物の位置情報を変換し、この変換した値に基づいて前記第2ロボットを動作させることを特徴とするロボットの制御方法。
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