JP2018126839A - ロボットシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔操作ロボットを備えたロボットシステムにおいて、オペレータの操作の負担を軽減する。【解決手段】複数のロボットの各々は、自動モードと、オペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、オペレータの操作によって逐次補正されながらタスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとの複数の制御モードを有する。第1ロボットが修正自動モード又は手動モードで作業対象に対し第1の作業を行い、第1ロボットのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを取得し、第1ロボットのロボット座標系における作業対象のロケーションデータ及び第1ロボットのロボット座標系と第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、第2ロボットのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを補正し、第2ロボットが補正された作業対象のロケーションデータを用いて第2の作業を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の遠隔操作ロボットを備えたロボットシステム及びその制御方法に関する。
従来、工場における生産工程の自動化を図るために、工場に多数の産業用ロボットを導入して、それらの産業用ロボットを通信ネットワークで相互に結んだり情報システムに接続したりして集中的に制御するロボットシステムが提案されている。特許文献1には、この種のロボットシステムが開示されている。
特許文献1では、複数の作業ロボットが、作業対象に対する相互作業情報を双方向自動交信自在且つ共有自在にコラボレーションネットワークインターフェースを介してネットワーク接続されたシステムが開示されている。このシステムでは、センサを搭載する複数の作業ロボットにより作業対象に対してマルチ作業を実行するにあたり、センサの計測情報や作業ロボットの状態情報をネットワークを通じて共有することにより、各作業ロボットが作業対象に応じてそれぞれの動作を修正する。センサの計測情報には、作業対象の位置姿勢を同定する情報、作業ロボットの動作によって生じる誤差情報、センサで検出した作業対象の特徴量と所与のモデルとの誤差情報が含まれている。また、作業ロボットの状態情報には、作業効率を表す情報、作業に要する時間、待機時間が含まれている。
特開平10−225885号公報
本願の発明者らは、遠隔操作装置と、当該遠隔操作装置によって操作される複数の遠隔操作ロボットを用いて、工場における生産工程の半自動化を図ることを提案している。この遠隔操作ロボットは、予め教示された通りに動作する自動動作と、オペレータが遠隔操作装置に入力した操作に応じて動作する手動動作と、自動動作にオペレータが遠隔操作装置に入力した操作が反映させる修正自動動作との切り替えが可能であり、作業の内容に応じて自動動作、手動動作、及び修正自動動作とが適宜切り替えられる。
上記のような遠隔操作ロボットにおいて、手動動作又は修正自動動作時には、オペレータが遠隔操作装置に操作を入力することによって、作業対象に対し高い位置決め精度でロボットのアームを動作させることができる。また、ロボットのアームの姿勢に基づいて、ロボットと作業対象との相対的な位置関係を求めることが可能である。このように手動動作又は修正自動動作時に取得したロボットと作業対象との相対的な位置関係を自動動作又は修正自動動作時に利用すれば、ロボットと作業対象との相対的な位置関係を自動的に補正することが可能であり、特に修正自動動作時には、遠隔操作装置の操作を低減することが可能である。
以上に鑑み、本発明は、複数の遠隔操作ロボットを備えたロボットシステムにおいて、オペレータによる操作の負担を軽減することを目的としている。
本発明の一態様に係るロボットシステムの制御方法は、遠隔操作装置と複数のロボットとを備えたロボットシステムの制御方法であって、
前記複数のロボットの各々は、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードとを含む複数の制御モードを有し、
前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットが前記手動モードで或る作業対象に対し第1の作業を行って、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを取得し、
前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットが前記自動モードで前記作業対象に対し第2の作業を行う際に、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、前記第2ロボットが補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2の作業を行うことを特徴としている。
また、本発明の別の一態様に係るロボットシステムの制御方法は、遠隔操作装置と複数のロボットとを備えたロボットシステムの制御方法であって、
前記複数のロボットの各々は、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作によって逐次補正されながら前記タスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとを含む複数の制御モードを有し、
前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットが前記修正自動モード又は前記手動モードで或る作業対象に対し第1の作業を行って、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを取得し、
前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットが前記修正自動モード又は前記自動モードで前記作業対象に対し第2の作業を行う際に、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、前記第2ロボットが補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2の作業を行うことを特徴としている。
また、本発明の一態様に係るロボットシステムは、オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置と、
予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードとを含む複数の制御モードを有する複数のロボットと、
前記遠隔操作装置及び前記複数のロボットと通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラとを備え、
前記ホストコントローラは、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットを前記手動モードで制御し、第2のタスクプログラムを実行して、前記作業対象に対し第2の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットを前記自動モードで制御するロボット制御部と、
前記第1の作業において、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを記憶し、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、その補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2のタスクプログラムを補正する補正部とを有することを特徴としている。
また、本発明の別の一態様に係るロボットシステムは、
オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置と、
予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作によって逐次修正されながら前記タスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとを含む複数の制御モードを有する複数のロボットと、
前記遠隔操作装置及び前記複数のロボットと通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラとを備え、
前記ホストコントローラは、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットを前記修正自動モード又は前記手動モードで制御し、第2のタスクプログラムを実行して、前記作業対象に対し第2の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットを前記修正自動モード又は前記自動モードで制御するロボット制御部と、
前記第1の作業において、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを記憶し、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、前記第2ロボットが補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2のタスクプログラムを補正する補正部とを有することを特徴としている。
上記ロボットシステム及びその制御方法によれば、第1ロボットの第1の作業においてオペレータが遠隔操作装置を介して入力した操作により補正された作業対象のロケーションデータが、第2ロボットの第2の作業で利用される。これにより、第2の作業では、遠隔操作装置を用いた作業対象に対する位置補正の操作が不要であるか又は程度が軽減される。
本発明によれば、複数の遠隔操作ロボットを備えたロボットシステムにおいて、オペレータによる操作の負担を軽減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るロボットシステムが導入された自動車組立工場の様子を示す図である。 図2は、ロボットシステムの概略構成を示すブロック図である。 図3は、ロボットの制御系統の構成を示すブロック図である。 図4は、第1ロボットの動作の様子を説明する図である。 図5は、第2ロボットの動作の様子を説明する図である。 図6は、変形例に係る第2ロボットの動作の様子を説明する図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態に係るロボットシステム100は、複数のロボット1A,1Bと、遠隔操作装置2と、ホストコントローラ6とを備えている。このロボットシステム100は、例えば、製造工場の作業ステージの周りに配置された複数のロボット1A,1Bを用いて、作業ステージにあるワークに対して、移送、部品の取り付け、溶接などの作業を行うものである。
図1では、自動車組立工場の作業ステージの周りに2つのロボット(第1ロボット1A及び第2ロボット1B)が配設され、第1ロボット1Aが、作業ステージ上のボディにタイヤ付ホイール(以下、単に「ホイール」と称する)を嵌め込む作業を行い、第2ロボット1Bが嵌め込まれたホイールを車軸にボルト締結する作業を行う様子が例示されている。但し、ロボットシステム100は、このような自動車組立工場に限定されず、各種製造設備において広く適用させることができる。
複数のロボット1A,1Bは作業ステージの周りに離間して配置され、固有のロボット座標系を各々に有している。本明細書では、第1ロボット1A及び第2ロボット1Bを区別しないときには、数字に添えられたアルファベットを省略して単に「ロボット1」と表す。
本実施形態に係るロボット1は、自動モード、手動モード、及び、修正自動モードの3つの制御モードを有する。これら複数の制御モードのうち選択された一つで動作が制御されるように、ロボット1の制御モードを切り替えることができる。
本明細書では、ロボット1が、予め設定されたタスクプログラムに従って動作する制御モードを「自動モード」と称する。自動モードでは、従来のティーチングプレイバックロボットと同様に、オペレータによる遠隔操作装置2の操作なしに、ロボット1が所定の作業を自動的に行う。
また、本明細書では、ロボット1が遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する制御モードを「手動モード」と称する。遠隔操作装置2は、オペレータが遠隔操作装置2を直接的に動かすことによって入力した操作を受け付けることができる。なお、手動モードでは、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作や、この操作に基づいて動作しているロボット1の動きが、自動的に補正されてもよい。
また、本明細書では、ロボット1が、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作によって逐次補正されながら予め設定されたタスクプログラムに従って動作する制御モードを「修正自動モード」と称する。修正自動モードでは、予め設定されたタスクプログラムに従って動作しているロボット1の動きが、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて補正される。
以下、ロボットシステム100の構成について詳細に説明する。
〔ロボット1〕
各ロボット1は、基台10と、基台10に支持されたロボットアーム11と、ロボットアーム11の手先部に装着されたエンドエフェクタ12と、ロボットアーム11及びエンドエフェクタ12の動作を制御するロボットコントローラ15とを備えている。本実施形態では、各ロボット1のロボットアーム11は、実質的に同一の構成を有する6軸の垂直多関節型ロボットアームである。但し、各ロボット1のロボットアーム11の態様は本実施形態に限定されず、3以上の関節数(軸数)を有する水平又は垂直多関節ロボットアームであればよい。また、複数のロボットアーム11には、リンク長や関節数の異なる複数種類のロボットアームが含まれていてもよい。
ロボットアーム11は、直列的に連結された複数のリンクを備えている。本実施形態に係るロボットアーム11は、6つの関節JT1〜JT6を有し、各関節JT1〜JT6に独立した駆動部が設けられている。各駆動部は、例えば、電動モータと、モータの出力
ロボットアーム11の先端部にはメカニカルインターフェースが設けられている。このメカニカルインターフェースには、作業内容に対応したエンドエフェクタ12が着脱可能に装着される。本実施形態では、2つのロボット1A,1Bのうち、一方のロボット1Aのエンドエフェクタ12はホイールを把持するチャックであり、他方のロボット1Bのエンドエフェクタ12はボルトを締めるボルト締めツールである。
図2はロボットシステム100の概略構成を示すブロック図であり、図3は、ロボット1の制御系統の構成を示すブロック図である。図2及び図3に示すように、ロボットアーム11の各関節JT1〜JT6には、それが連結する2つの部材を相対的に回転させるアクチュエータの一例としての駆動モータM1〜M6が設けられている。また、各駆動モータM1〜M6には、その回転位置を検出するための位置センサE1〜E6と、その回転を制御する電流を検出するための電流センサC1〜C6とが設けられている。位置センサE1〜E6は、例えば、エンコーダ、レゾルバ、パルスジェネレータなどの回転位置を検出できるものであればよい。なお、上記の駆動モータM1〜M6、位置センサE1〜E6、及び電流センサC1〜C6の記載では、各関節JT1〜JT6に対応してアルファベットに添え字の1〜6が付されている。以下では、関節JT1〜JT6のうち任意の関節を示す場合には添え字を省いて「JT」と称し、駆動モータM、位置センサE、及び電流センサCについても同様とする。
駆動モータM、位置センサE、及び電流センサCは、ロボットコントローラ15と電気的に接続されている。ロボットコントローラ15は、指令生成部151と、サーボ制御部152とを含んでいる。指令生成部151は、予め記憶された又はホストコントローラ6から与えられた位置指令値に基づいて駆動指令値を生成し、駆動指令値をサーボ制御部152へ出力する。サーボ制御部152は、駆動指令値と対応する駆動電流を駆動モータMへ供給する。位置センサEで検出された回転角を表す信号は指令生成部151へフィードバックされる。
〔遠隔操作装置2〕
遠隔操作装置2は、ロボット1を操縦するオペレータの操作を受け付ける手段である。遠隔操作装置2は、ロボット1から離れて配置されている。本実施形態では、2つのロボット1A,1Bに対し1つの遠隔操作装置2が設けられている。換言すれば、1つの遠隔操作装置2で、2つのロボット1A,1Bを遠隔操作することができる。
本実施形態に係る遠隔操作装置2は、多関節ロボットアームの態様を呈するマスタアーム20と、マスタアーム20の動作を制御したりマスタアーム20が受け付けたオペレータの操作を取得したりするコントローラ25とを備えている。ロボット1の制御モードが手動モード及び修正自動モードのときは、ロボットアーム11はマスタアーム20の動きに追従して動く。つまり、遠隔操作装置2は、ロボットアーム11の位置や姿勢を直感的に操作できるように構成されている。
マスタアーム20は、ロボットアーム11と同じ数の複数の関節JTm1〜JTm6を有する多関節ロボットアームであって、基台に支持された複数のリンク21a〜21fの連接体である。マスタアーム20のリンク21a〜21fの連接構成は、ロボットアーム11のリンク11a〜11fの連接構成と実質的に同一であり、詳細な説明は省略する。マスタアーム20の先端部には、ロボットアーム11に装着されたエンドエフェクタ12と相似する又は対応する擬似エンドエフェクタが装着されてもよい。
関節JTm1〜JTm6には、それが連結する2つの部材を相対的に回転させるアクチュエータの一例としての駆動モータMm1〜Mm6(図示略)が設けられている。また、各駆動モータMm1〜Mm6には、その回転位置を検出するための位置センサEm1〜Em6(図示略)と、その回転を制御する電流を検出するための電流センサCm1〜Cm6(図示略)とが設けられている。位置センサEm1〜Em6は、例えばエンコーダである。なお、上記の駆動モータMm1〜Mm6、位置センサEm1〜Em6、及び電流センサCm1〜Cm6の記載では、各関節JTm1〜JTm6に対応してアルファベットに添え字の1〜6が付されている。以下では、関節JTm1〜JTm6のうち任意の関節を示す場合には添え字を省いて「JTm」と称し、駆動モータMm、位置センサEm、及び電流センサCmについても同様とする。
前述のロボット1の駆動系統と同様に、駆動モータMm、位置センサEm、及び電流センサCmは、コントローラ25と電気的に接続されている。コントローラ25は、指令生成部251と、サーボ制御部252とを含んでいる。指令生成部251は、予め記憶された又はホストコントローラ6から与えられた位置指令値に基づいて駆動指令値を生成し、駆動指令値をサーボ制御部252へ出力する。サーボ制御部152は、駆動指令値と対応する駆動電流を駆動モータMへ供給する。位置センサEで検出された回転角を表す信号は指令生成部151へフィードバックされる。
サーボ制御部252は、前述のサーボ制御部152と同様に、後述するホストコントローラ6から取得した位置指令値やサーボゲイン等に基づいて駆動指令値(トルク指令値)を生成し、駆動指令値に対応した駆動電流を駆動モータMmへ供給する。駆動モータMmの出力回転角は位置センサEmによって検出され、サーボ制御部252へフィードバックされる。
〔ホストコントローラ6〕
ホストコントローラ6は、複数のロボット1の動作を制御する。ホストコントローラ6には、状況取得装置5、出力装置4、入力装置7、各ロボット1のロボットコントローラ15、及び遠隔操作装置2のコントローラ25などが、通信可能に接続されている。
入力装置7は、遠隔操作装置2と共に作業空間外に設置され、オペレータからの操作指示を受け付け、受け付けた操作指示をホストコントローラ6に入力する入力手段である。入力装置7では、ロボット1の位置や姿勢に係る操作以外の操作が入力される。入力装置7には、ロボット1の制御モードを選択するための操作入力具や、非常停止スイッチなど、ロボット1の位置や姿勢を除く操作指令を入力する1以上の操作入力具が設けられている。1以上の操作入力具には、例えば、タッチパネル、キー、レバー、ボタン、スイッチ、ダイヤルなどの既知の操作入力具が含まれていてよい。また、入力装置7として、ペンダントやタブレットなどの携帯端末が用いられてもよい。
状況取得装置5は、各ロボット1の作業空間内における状況を示す状況情報を取得する手段である。状況取得装置5は、例えば、センサ、撮像装置(カメラ)、通信器、エンコーダ等によって実現できる。状況情報は、作業空間内におけるロボット1の位置及び姿勢等、或いはロボット1を取り巻く周囲の状況を認識するために利用する情報を含む。より具体的には、状況情報は、例えば、作業空間内におけるロボット1の位置及び姿勢、ロボット1とワークとの位置関係、又はロボット1とワークを組付ける被組付部品との位置関係等、作業空間内においてロボット1の状況及びロボット1の周囲の状況を認識可能とするために必要な情報が含まれる。
状況取得装置5は状況情報を逐次取得しており、取得された状況情報は、ホストコントローラ6に入力され、ホストコントローラ6においてロボット1の動作制御に利用される。状況取得装置5は、ロボット1自体に取り付けられていてもよいし、作業空間内の適切な位置に取り付けられていてもよい。また、取り付けられる状況取得装置5の数は1つであってもよいし複数であってもよい。適切に状況情報を取得できる位置に適切な個数の状況取得装置5が取り付けられていればよく、取り付け位置及び取り付け個数は任意である。
出力装置4は、ホストコントローラ6から送信された情報を出力するものである。出力装置4は、遠隔操作装置2を操作しているオペレータから視認しやすい位置に設置される。出力装置4には、少なくともディスプレイ装置41が含まれており、更に、プリンタやスピーカや警報灯などが含まれていてもよい。ディスプレイ装置41では、ホストコントローラ6から送信された情報が表示出力される。例えば、スピーカでは、ホストコントローラ6から送信された情報が音として出力される。また、例えば、プリンタでは、ホストコントローラ6から送信された情報が紙などの記録媒体に印字出力される。
ホストコントローラ6は、いわゆるコンピュータであって、CPU等の演算処理部と、ROM、RAM等の記憶部を有している(いずれも図示せず)。記憶部には、ホストコントローラ6が実行する制御プログラムや、各種固定データ等が記憶されている。演算処理部は、外部装置とデータの送受信を行う。また、演算処理部は、各種センサからの検出信号の入力や各制御対象への制御信号の出力を行う。ホストコントローラ6では、記憶部に記憶されたプログラム等のソフトウェアを演算処理部が読み出して実行することにより、システム100の各種動作を制御するための処理が行われる。なお、ホストコントローラ6は単一のコンピュータによる集中制御により各処理を実行してもよいし、複数のコンピュータの協働による分散制御により各処理を実行してもよい。また、ホストコントローラ6は、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)等から構成されていてもよい。
ホストコントローラ6は、機能ブロックとして、ロボットシステム100の全体的な動作を司るホスト制御部60と、複数のロボット制御部61と、操作装置制御部62と、補正部63とを備えている。図2では、これらの機能ブロックが1つのホストコントローラ6にまとめて示されているが、各機能ブロック又は複数の機能ブロックの組み合わせが独立した1以上のコンピュータによって実現されていてもよい。この場合、これらの機能ブロックのうち一部が作業空間に配置され、残部が作業外空間に配置されていてもよい。
ロボット制御部61は、ロボット1の動作を制御する。より詳細には、ロボット制御部61は、予め記憶されたプログラムに基づき、又は、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づき、位置指令値を生成し、それをロボット1のロボットコントローラ15に与える。与え、ロボット1の動作を制御する。
操作装置制御部62は、遠隔操作装置2の動作を制御する。より詳細には、操作装置制御部62は、ロボット1が修正自動モード又は手動モードのときに、ロボット1のロボットアーム11の姿勢と遠隔操作装置2のマスタアーム20の姿勢とが対応するように、マスタアーム20の動作を制御する。また、操作装置制御部62は、ロボット1が修正自動モード又は手動モードのときに、マスタアーム20の各関節の駆動部に設けられた位置センサEm1〜Em6の検出値に基づいて、マスタアーム20の姿勢や、マスタアーム20の手先部の位置を求める。
補正部63は、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて、プログラムにより予定されていたロボット1の軌道が補正されたときに、その補正に係る情報を用いて、以降の作業におけるロボット1の軌跡を補正するものである。補正部63の処理については、後ほど詳述する。
〔ロボットシステム100の動作〕
続いて、上記構成のロボットシステム100の動作の一例を説明する。ホストコントローラ6には、動作シーケンス情報が予め記憶されており、ホストコントローラ6はこの動作シーケンス情報に基づいて各ロボット1の動作を制御する。以下では、ロボット1の位置基準は、アーム11の手先部として説明するが、これに限定されない。
図4は、第1ロボット1Aの動作の様子を説明する図である。図4に示すように、先ず、第1ロボット1Aは、アーム11の手先部をホイールが収容されたパレットに規定された取出位置P1に移動させ、エンドエフェクタ12であるチャックで所定のホイールを把持して取り出し、アーム11の手先部を取出位置P1から待機位置P2へ所定の軌跡に沿って移動させる。待機位置P2は、ボディにホイールを取り付ける作業を行うときの取付位置P3(即ち、作業位置)の手前に規定されている。この取出位置P1から待機位置P2へのホイールの移送タスクは、自動モードで行われる。つまり、ホストコントローラ6は、予め記憶された移送タスクプログラムを実行し、これにより、第1ロボット1Aは、アーム11の手先部が教示された軌跡に沿って移動するように制御される。
次いで、第1ロボット1Aは、チャックでホイールを把持したまま、アーム11の手先部を待機位置P2から取付位置P3へ移動させてホイールを車軸に嵌め込み、チャックで把持されたホイールを解放する。この一連のホイールの取付タスクは、修正自動モードで行われる。
ホストコントローラ6は、修正自動モード及び手動モードでは、被操作ロボット1(即ち、遠隔操作装置2で操作されるロボット)とマスタアーム20との姿勢を対応させるように、マスタアーム20の動作を制御する。更に、ホストコントローラ6は、修正自動モード及び手動モードでは、被操作ロボット1(特に、アーム11の手先部やエンドエフェクタ12)の状況情報をディスプレイ装置41に表示出力させる。オペレータは、ディスプレイ装置41に映し出された被操作ロボット1の状況情報を視認しながら、遠隔操作装置2を操作することができる。
ホストコントローラ6は、予め記憶された取付タスクプログラムを実行し、これにより、第1ロボット1Aは、アーム11の手先部が教示された軌跡に沿って移動するように制御される。この間、ホストコントローラ6は、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて、第1ロボット1Aの動きを修正する。
例えば、第1ロボット1Aが、アーム11の手先部を待機位置P2から取付位置P3へ教示された軌跡に沿って移動させている間、マスタアーム20が、被操作ロボット1である第1ロボット1Aと対応した姿勢となるように、第1ロボット1Aの動きに合わせて姿勢を変化させる。そして、オペレータが、マスタアーム20を動かしてその手先部の移動の軌跡を変化させると、遠隔操作装置2は、マスタアーム20の手先部の教示された軌跡からの変位を修正指示として受け付けて、ホストコントローラ6へ入力する。
ホストコントローラ6は、取得した修正指示信号に基づいて補正指令値を求める。修正指示信号から補正指令値を求める演算式は、予めホストコントローラ6に記憶されていてよい。ホストコントローラ6は、第1ロボット1Aの指令生成部151へ、生成された補正指令値によって補正された位置指令値を与え、その結果、第1ロボット1Aの動作は、所与の取付タスクプログラムに基づく動きに、遠隔操作装置2が受け付けた修正指示を反映させたものとなる。
このように、修正自動モードでは、被操作ロボット1は、原則として、所与のタスクプログラムに基づいて教示された通りに自動的に動作し、遠隔操作装置2がオペレータからの修正指示を受け付けたときに、その修正指示に基づいて前記の自動的な動作が修正される。なお、取付タスクを行う第1ロボット1Aの制御モードを修正自動モードとしたが、修正自動モードと手動モードのうちいずれかをオペレータが選択できるようにしてもよい。取付タスクを行う第1ロボット1Aの制御モードが手動モードの場合は、オペレータがマスタアーム20を動かすことにより入力された操作を遠隔操作装置2が受け付け、ホストコントローラ6は遠隔操作装置2が受け付けた操作信号に基づいて位置指令値を生成し、その位置指令値を被操作ロボット1のロボットコントローラ15へ与える。
上記のようにアーム11の手先部が取付位置P3に到達すると、ホストコントローラ6は、第1ロボット1Aのロボット座標系におけるホイールのロケーションデータを取得し、記憶部に記憶する。ホストコントローラ6は、取付位置P3での位置センサE1〜E6の検出値に基づいて、第1ロボット1Aのアーム11の手先部の位置を求めることができ、アーム11の手先部とチャックに把持されたホイールとの既知の位置関係とから、ホイールのロケーションデータを特定することができる。取得した第1ロボット1Aのロボット座標系におけるホイールのロケーションデータは、取付タスクにおいて遠隔操作装置2が受け付けた修正指示によって、教示されたロケーションデータと相違していることがある。
以上の取付タスクが終了すると、ホストコントローラ6は、第1ロボット1Aの制御モードを自動モードとし、再びホイールの移送タスクを開始する。一方、ホストコントローラ6は、第2ロボット1Bに、ボルト締めタスクを開始させる。
図5は、第2ロボット1Bの動作の様子を説明する図である。図5に示すように、ボルト締めタスクでは、第2ロボット1Bは、アーム11の手先部が退避位置P4から待機位置P5へ移動する第1ステップと、アーム11の手先部が待機位置P5から作業位置である締付位置P6へ移動する第2ステップと、締付位置P6でボルトを締結する第3ステップとを順に行うように、修正自動モードで制御される。但し、ボルト締めタスクを行う第2ロボット1Bは、自動モードで制御されてもよい。退避位置P4は、移送タスク及び取付タスクを行う第1ロボット1Aと第2ロボット1Bとが干渉しないように規定されている。待機位置P5は、締付位置P6の直ぐ手前に位置していてよい。
ホストコントローラ6は、ボルト締めタスクを開始するに際し、前述の取付タスクで記憶した第1ロボット1Aのロボット座標系におけるホイールのロケーションデータを読み出し、ボルト締めタスクプログラムを補正する。ホストコントローラ6は、第1ロボット1Aのロボット座標系におけるホイールのロケーションデータに代えて、補正指令値や修正指示信号を、補正のための情報として用いてもよい。
第1ロボット1Aのロボット座標系と、第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的な位置関係は既知である。ホストコントローラ6は、第1ロボット1Aのロボット座標系と第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的な位置関係と、第1ロボット1Aのロボット座標系におけるホイールの補正されたロケーションデータとを用いて、第2ロボット1Bのロボット座標系におけるホイールのロケーションデータを補正する。更に、ホストコントローラ6は、第2ロボット1Bのロボット座標系におけるホイールの補正されたロケーションデータに基づいて、ボルト締めタスクにおける待機位置P5を補正する。これにより、ボルト締めタスクにおいて、第2ロボット1Bのアーム11の手先部は、退避位置P4から補正された待機位置P5へ移動し、補正された待機位置P5からはボルト締めタスクプログラムに従って、即ち、教示された軌跡を通って締付位置P6へ移動する。
上記において、待機位置P5は、位置精度が求められる作業位置(締付位置P6)への移動の前の目標位置である。待機位置P5が補正されるので、ホイールの位置と待機位置P5とが常に一定の位置関係となる。従って、ホイールに対するボルト被締結部の位置誤差などによって、待機位置P5から締付位置P6への移動で軌跡の補正が必要となった場合に、その補正量を抑えることができる。
なお、上記において待機位置P5は、ロボット1のアーム11の軌跡のうち位置精度が求められる作業位置の近傍に規定されている。但し、図6に示すように、アーム11の軌跡に、干渉回避領域90(例えば、障害物を避けて移動する領域)が有る場合には、アーム11の軌跡のうち干渉回避領域90に入る手前に待機位置を設定してもよい。これにより、避けるべき障害物と待機位置P5とが常に一定の位置関係となるので、待機位置P5から教示された軌跡に沿って移動すれば、障害物とロボット1との干渉を確実に回避することができる。
以上に説明したように、本実施形態に係るロボットシステム100において、複数のロボット1の各々は、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作によって逐次補正されながらタスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとの複数の制御モードを有している。そして、ロボットシステム100の制御方法は、複数のロボット1のうちの1つである第1ロボット1Aが修正自動モード(又は、手動モード)で或る作業対象に対し第1の作業を行って、第1ロボットのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを取得し、複数のロボット1のうちの1つである第2ロボット1Bが修正自動モード(又は、自動モード)で作業対象に対し第2の作業を行う際に、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータ及び第1ロボット1Aのロボット座標系と第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的関係から、第2ロボット1Bのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを補正し、第2ロボット1Bが補正された作業対象のロケーションデータを用いて第2の作業を行うことを特徴としている。
また、本実施形態に係るロボットシステム100は、オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置2と、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作によって逐次修正されながらタスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとの複数の制御モードを有する複数のロボット1と、遠隔操作装置2及び複数のロボット1と通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラ6とを備えている。そして、ホストコントローラ6が、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように複数のロボット1のうちの1つである第1ロボット1Aを修正自動モード(又は、手動モード)で制御し、第2のタスクプログラムを実行して、作業対象に対し第2の作業を行うように複数のロボット1のうちの1つである第2ロボット1Bを修正自動モード(又は、自動モード)で制御するロボット制御部61と、第1の作業において、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを記憶し、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータ及び第1ロボット1Aのロボット座標系と第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的関係から、第2ロボット1Bのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを補正し、その補正された作業対象のロケーションデータを用いて第2のタスクプログラムを補正する補正部63とを有することを特徴としている。
上記ロボットシステム100及びその制御方法によれば、第1ロボット1Aの第1の作業においてオペレータが遠隔操作装置2を介して入力した操作により補正された作業対象のロケーションデータが、第2ロボット1Bの第2の作業で利用される。これにより、第2の作業では、遠隔操作装置2を用いた作業対象に対する位置補正の操作が不要であるか又は程度が軽減される。つまり、第2ロボット1Bが自動モード又は修正自動モードで第2の作業を行うときには、第2ロボット1Bと作業対象との相対的な位置関係が自動的に補正され、とりわけ、第2ロボット1Bが修正自動モードで第2の作業を行うときには、遠隔操作装置2の操作を低減することが可能である。これにより、ロボットシステム100のオペレータの操作の負担を軽減することができる。
また、上記実施形態に係るロボットシステム100の制御方法では、第2の作業が、第2ロボット1Bのアーム11の手先部が所定の退避位置P4から所定の待機位置P5へ移動する第1ステップと、第2ロボット1Bのアーム11の手先部が待機位置P5から所定の作業位置(締付位置P6)へ移動する第2ステップとを含んでいる。そして、待機位置P5と作業対象との位置関係が一定に保持されるように、補正された作業対象のロケーションデータに基づいて第1ステップの軌道が補正される。
同様に、上記実施形態に係るロボットシステム100では、補正部63が、待機位置P5と作業対象との位置関係が一定に保持されるように、補正された作業対象のロケーションデータに基づいて第1ステップの軌道を補正する。
このように、例え第2ロボット1Bと作業対象との相対的位置に誤差が生じていても、待機位置P5と作業対象との位置関係は所定の関係に維持されているので、第2ロボット1Bは第2ステップでは教示された通りの軌跡を辿れば作業位置P6に到達することができる。第2ロボット1Bが修正自動モードで動作しており、作業対象と作業位置P6との相対的位置に誤差が生じている場合には、待機位置P5から作業位置P6の軌跡の修正量を抑えることができ、オペレータの操作の負担を軽減することができる。
また、上記実施形態に係るロボットシステム100及びその運転方法において、待機位置P5から作業位置(締付位置P6)までの軌跡に障害物との干渉を避けて移動する干渉回避領域90が含まれるように、待機位置が規定されていてよい。
このように、干渉回避領域90の手前に待機位置P5が設けられ、待機位置P5と作業対象との位置関係が一定に保持されるように第2ロボット1Bの第1ステップの軌跡が補正されることによれば、第2ロボット1Bは第2ステップでは教示された通りの軌跡を辿れば障害物を確実に避けて作業位置P6に到達することができる。更に、第2ロボット1Bが修正自動モードで動作しており、作業対象と作業位置P6との相対的位置に誤差が生じている場合には、待機位置P5から作業位置P6の軌跡の修正量を抑えることができ、オペレータの操作の負担を軽減することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明の精神を逸脱しない範囲で、上記実施形態の具体的な構造及び/又は機能の詳細を変更したものも本発明に含まれ得る。
例えば、上記実施形態に係るロボットシステム100では、各ロボット1は、自動モード、手動モード、及び修正自動モードの複数の制御モードを有しているが、ロボット1が自動モード及び手動モードを含む複数の制御モードを有するように変更した場合にも、本発明を適用させることができる。
上記の変更例の場合、ロボットシステム100の制御方法は、複数のロボット1のうちの1つである第1ロボット1Aが手動モードで或る作業対象に対し第1の作業を行って、第1ロボットのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを取得し、複数のロボット1のうちの1つである第2ロボット1Bが自動モードで作業対象に対し第2の作業を行う際に、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータ及び第1ロボット1Aのロボット座標系と第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的関係から、第2ロボット1Bのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを補正し、第2ロボット1Bが補正された作業対象のロケーションデータを用いて第2の作業を行う。
そして、上記の変更例の場合、ロボットシステム100は、オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置2と、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、遠隔操作装置2が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードとを含む複数の制御モードを有する複数のロボット1と、遠隔操作装置2及び複数のロボット1と通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラ6とを備えている。そして、ホストコントローラ6が、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように複数のロボット1のうちの1つである第1ロボット1Aを手動モードで制御し、第2のタスクプログラムを実行して、作業対象に対し第2の作業を行うように複数のロボット1のうちの1つである第2ロボット1Bを自動モードで制御するロボット制御部61と、第1の作業において、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを記憶し、第1ロボット1Aのロボット座標系における作業対象のロケーションデータ及び第1ロボット1Aのロボット座標系と第2ロボット1Bのロボット座標系との相対的関係から、第2ロボット1Bのロボット座標系における作業対象のロケーションデータを補正し、その補正された作業対象のロケーションデータを用いて第2のタスクプログラムを補正する補正部63とを有する。
上記の変更例の場合においても、前述の実施形態と同様に、第1ロボット1Aの第1の作業においてオペレータが遠隔操作装置2を介して入力した操作により補正された作業対象のロケーションデータが、第2ロボット1Bの第2の作業で利用される。これにより、第2の作業では、自動モードで動作する第2ロボット1Bは、作業者が別途補正を入力せずとも、補正された軌跡で動作して、作業対象に対して精確な作業を行うことができる。
1,1A,1B :ロボット
2 :遠隔操作装置
4 :出力装置
5 :状況取得装置
6 :ホストコントローラ
60 :ホスト制御部
61 :ロボット制御部
62 :操作装置制御部
63 :補正部
7 :入力装置
10 :基台
11 :ロボットアーム
11a〜11f :リンク
12 :エンドエフェクタ
15 :ロボットコントローラ
20 :マスタアーム
21a〜21f :リンク
25 :コントローラ
41 :ディスプレイ装置
100 :ロボットシステム
C1〜C6 :電流センサ
E1〜E6 :位置センサ
JT1〜JT6,JTm1〜JTm6 :関節
M1〜6M :駆動モータ

Claims (8)

  1. 遠隔操作装置と複数のロボットとを備えたロボットシステムの制御方法であって、
    前記複数のロボットの各々は、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードとを含む複数の制御モードを有し、
    前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットが前記手動モードで或る作業対象に対し第1の作業を行って、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを取得し、
    前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットが前記自動モードで前記作業対象に対し第2の作業を行う際に、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、前記第2ロボットが補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2の作業を行う、
    ロボットシステムの制御方法。
  2. 遠隔操作装置と複数のロボットとを備えたロボットシステムの制御方法であって、
    前記複数のロボットの各々は、予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作によって逐次補正されながら前記タスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとを含む複数の制御モードを有し、
    前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットが前記修正自動モード又は前記手動モードで或る作業対象に対し第1の作業を行って、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを取得し、
    前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットが前記修正自動モード又は前記自動モードで前記作業対象に対し第2の作業を行う際に、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、前記第2ロボットが補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2の作業を行う、
    ロボットシステムの制御方法。
  3. 前記第2の作業は、前記第2ロボットの手先部が所定の退避位置から所定の待機位置へ移動する第1ステップと、前記第2ロボットの手先部が前記待機位置から所定の作業位置へ移動する第2ステップとを含み、
    前記待機位置と前記作業対象との位置関係が一定に保持されるように、補正された前記作業対象のロケーションデータに基づいて前記第1ステップの軌道が補正される、
    請求項1又は2に記載のロボットシステムの制御方法。
  4. 前記待機位置から前記作業位置までの軌跡に障害物との干渉を避けて移動する干渉回避領域が含まれるように、前記待機位置が規定されている、
    請求項3に記載のロボットシステムの制御方法。
  5. オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置と、
    予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードとを含む複数の制御モードを有する複数のロボットと、
    前記遠隔操作装置及び前記複数のロボットと通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラとを備え、
    前記ホストコントローラは、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットを前記手動モードで制御し、第2のタスクプログラムを実行して、前記作業対象に対し第2の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットを前記自動モードで制御するロボット制御部と、
    前記第1の作業において、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを記憶し、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、その補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2のタスクプログラムを補正する補正部とを有する、
    ロボットシステム。
  6. オペレータの操作を受け付ける遠隔操作装置と、
    予め記憶されたタスクプログラムに基づいて動作する自動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作に基づいて動作する手動モードと、前記遠隔操作装置が受け付けたオペレータの操作によって逐次修正されながら前記タスクプログラムに基づいて動作する修正自動モードとの複数の制御モードを有する複数のロボットと、
    前記遠隔操作装置及び前記複数のロボットと通信可能に接続されてそれらの動作を制御するホストコントローラとを備え、
    前記ホストコントローラは、第1のタスクプログラムを実行して、或る作業対象に対し第1の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第1ロボットを前記修正自動モード又は前記手動モードで制御し、第2のタスクプログラムを実行して、前記作業対象に対し第2の作業を行うように前記複数のロボットのうちの1つである第2ロボットを前記修正自動モード又は前記自動モードで制御するロボット制御部と、
    前記第1の作業において、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを記憶し、前記第1ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータ及び前記第1ロボットのロボット座標系と前記第2ロボットのロボット座標系との相対的関係から、前記第2ロボットのロボット座標系における前記作業対象のロケーションデータを補正し、その補正された前記作業対象のロケーションデータを用いて前記第2のタスクプログラムを補正する補正部とを有する、
    ロボットシステム。
  7. 前記第2の作業は、前記第2ロボットの手先部が所定の退避位置から所定の待機位置へ移動する第1ステップと、前記第2ロボットの手先部が前記待機位置から所定の作業位置へ移動する第2ステップとを含み、
    前記補正部は、前記待機位置と前記作業対象との位置関係が一定に保持されるように、補正された前記作業対象のロケーションデータに基づいて前記第1ステップの軌道を補正する、
    請求項5又は6に記載のロボットシステム。
  8. 前記待機位置から前記作業位置までの軌跡に障害物との干渉を避けて移動する干渉回避領域が含まれるように、前記待機位置が規定されている、
    請求項7に記載のロボットシステム。
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