JP6466661B2 - ロボットの教示点変換方法、装置、及びロボットセル - Google Patents

ロボットの教示点変換方法、装置、及びロボットセル Download PDF

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Description

本発明は、ロボットを交換する際、置換前のロボットで教示した位置を、置換後のロボットで高精度に再現する手法及び装置に関する。
ロボットの老朽化や故障等により、ロボット又はその部品を交換した場合、ロボットの据付位置の誤差(以下、据付誤差という)、又はリンクパラメータの個体差(公差)の影響で、置換後のロボットの手先位置が例えば数mm程度ずれてしまい、教示点を修正する必要がある。
一方、床面又はワーク上の特徴点を置換前後のロボットで3点以上計測し、ロボットの手先位置が変わらないように座標変換することで、据付誤差等を削減する方法が知られている(例えば特許文献1を参照)。その他、カメラを常時ロボットに取り付けておき、全ての教示点をカメラで撮影する手法が知られている。
特許第3733364号公報
しかし、上記従来の方法は、あるロボットを移設するための方法であるため、据付誤差を解消するための単純な座標変換しか考慮していない。このため、あるロボットを他のロボットに置き換える場合のように、2台のロボットに僅かな差異がある場合、ロボットの個体差の影響を補正できず、誤差が大きくなる。従って、従来の方法はロボットを1台しか扱わない移設等の場合には有効であるが、ロボットを複数台扱う置換の場合にはロボットの個体差が考慮されないため、教示点の再現精度が悪くなる。
このような課題は、老朽化や故障に伴うロボット交換に限らず、一般的なロボット交換であれば直面する課題である。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、第1のロボットを第2のロボットに置換する場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットにより高精度に再現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のある態様に係るロボットの教示点の変換方法は、第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するロボットの教示点の変換方法であって、置換前及び置換後にそれぞれ前記第1及び第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により前記第1又は第2のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を計測するステップと、前記置換前に前記位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置計測値の組との2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定するステップと、前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて、前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換するステップと、を含む。
前記教示点を変換するステップは、前記第1のロボットの教示点と前記推定した第1のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて運動学を解くことにより、置換前の手先位置を算出するステップと、置換前の手先位置及び前記置換時の据付誤差を用いて、前記第2のロボットから見た手先位置を算出するステップと、第2のロボットから見た手先位置と前記推定した第2のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて逆運動学を解くことにより、第2のロボットから見た教示点を算出するステップと、を更に含んでもよい。
前記手先位置特定パラメータは、ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータでもよい。
本発明のその他の態様に係るロボットの教示点の変換装置は、第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するロボットの教示点変換装置であって、置換前に前記第1のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記第1のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組との2組の計測値を記憶する記憶器と、前記記憶器に記憶された前記3点以上の基準空間位置の2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定し、前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて、前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換する変換器と、を備える。
前記変換器は、前記第1のロボットの教示点と前記推定した第1のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて運動学を解くことにより、置換前の手先位置を算出し、置換前の手先位置及び前記置換時の据付誤差を用いて前記第2のロボットから見た手先位置を算出し、且つ、第2のロボットから見た手先位置と前記推定した第2のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて逆運動学を解くことにより、第2のロボットから見た教示点を算出するようにして、前記教示点を変換するよう構成されていてもよい。
前記手先位置特定パラメータは、ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータでもよい。
前記位置計測器は、前記第1及び第2のロボットの手先に取り付け又は取り外し可能に構成されていてもよい。この位置検出器は例えばカメラでもよい。
本発明のその他の態様に係るロボットセルは、第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合における第1のロボット又は第2のロボットと、前記第1又は第2のロボットの手先に取り付けられる位置計測器と、前記第1又は第2のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を示すマーカを含む治具と、置換前に前記第1のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組との2組の計測値を記憶する記憶器と、前記記憶器に記憶された前記3点以上の基準空間位置の2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定し、前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換する変換器と、を含み、第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するように構成された教示点変換装置とを備える。
本発明により、第1のロボットを第2のロボットに置換する場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットにより高精度に再現することができる。
本発明の実施の形態1に係るロボットの教示点の変換方法を実施するためのロボットシステムの全体構成図である。 図1のマーカボードの構成を示す平面図である。 図1のロボット制御装置の構成を示すブロック図である。 図1の教示点変換装置の構成を示すブロック図である。 図1のロボットの置換に伴う作業の流れを示したフローチャートである。 図5の置換前作業の具体的な手順を示したフローチャートである。 カメラによるマーカボードの計測の概要を示す模式図である。 図5の置換後作業の具体的な手順を示したフローチャートである。 カメラ座標系とマーカボード座標系との関係を示す模式図である。 置換前後のロボットのベース、フランジ及びカメラの各座標系の関係を示す模式図である。 図8の教示点変換処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るロボットセルの概要を示す模式図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下では同一又は相当する要素には同一の参照符号を付してその重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
[構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係るロボットの教示点の変換方法を実施するためのロボットシステムの全体構成図である。図1に示すように、ロボットシステム1は、ロボット2と、計測用治具3と、位置計測器4と、ロボット制御装置5と、教示点変換装置6と、を備え、これらの機器(計測用治具3を除く)は有線または無線により通信可能に接続されている。
ロボット2は、ワークWに対して作業を行うロボットであり、本実施の形態では産業用ロボットを想定しているがこれに限定されず、例えば家庭用のロボットでもよい。本実施の形態では、ロボット2は、床面等の載置面に設置される基台(ベース)10と、ベース10から突出するアーム11とを有する。ベース10の上面を基準とした座標系をベース座標系20bと呼ぶ。アーム11には、ロボット制御装置5からの指令により動作する複数の関節11a〜11dが設けられ、その先端にはフランジ状のツール取付部11e(以下、「フランジ」ともいう)が設けられている。フランジ11eを基準とした座標系をフランジ座標系20fと呼ぶ。なお、関節は回転動作しても直動動作してもよい。隣接する関節はリンクによって接続される。
関節11a〜11dにはそれぞれの関節の角度を検出可能な角度検出器の一例であるエンコーダ(図示せず)などが組み込まれており、関節11a〜11dの角度と、アーム11を構成するリンクの寸法とにより、フランジ11eのベース座標系20bにおける位置及び姿勢が特定できるようになっている。フランジ11eにはツール12が取り付けられている。図1の例では、ツール12は先端部が円筒状の溶接トーチであるが、特に限定されない。また、ロボット2の作業対象であるワークWは作業台15の上に取り付け治具(図示せず)を介して固定されている。
位置計測器4は、ロボット2の手先に取り付けられる。本実施の形態では、位置計測器4は、ロボット2のアーム11先端のツール12に取り付け又は取り外し可能に構成されたカメラである。カメラ4により撮像された所定の座標系(以下、「カメラ座標系20c」と呼ぶ)における二次元の座標データを生成する。位置計測器4は、生成した測定点の座標データを教示点変換装置6に出力する。
計測用治具3は、ロボット2の置換時にロボット2以外の動かない場所(図1では床面又は作業台15の上)に配置される。計測用治具3は、本実施の形態ではマーカボードである。図2は、マーカボード3の構成を示す平面図である。図2に示すように、マーカボード3は、正方形状のボード30と、ボード30上に付された3点以上の基準空間位置を示すマーカ31とを備える。マーカボード3の四隅のうちの一つを基準とした所定の座標系をマーカボード座標系20mと呼ぶ。本実施の形態では3つのマーカ31が、マーカボード座標系20mから一直線上にない位置に付されている。マーカボード3は置換前のロボット2の周囲の任意の位置に3枚配置され固定されている。各マーカボード3は固定せずに位置決めピン等のマーカで同じ位置に戻せるように配置されてもよい。
図3は、図1のロボット制御装置5の構成を示すブロック図である。図3に示すように、ロボット制御装置5は、演算部51と、記憶部52と、通信インターフェース53と、入出力インターフェース54と、ロボットを駆動するためのサーボ制御部55とを備える。教示点変換装置6の機能がロボット制御装置5に含まれても良い。
演算部51は、ロボット制御のための演算処理を行い、ロボット2の制御指令を生成する。サーボ制御部55は、演算部51により生成された制御指令に基づいて、ロボット2の関節11a〜11dの各軸の動作を制御するように構成されている。記憶部52は、ロボット制御装置5の基本プログラム、ロボット2の動作プログラム(例えば溶接プログラム)、及び後述する教示点の変換に関連した処理を行うためのデータ等の情報を記憶する。通信インターフェース53は、教示点変換装置6に接続されている。この通信インターフェース53を介して、ロボット制御装置5は教示点変換装置6との間で通信を行い、後述する計測に関連する指令を送信し又は計測結果等のデータを受信する。入出力インターフェース54は、教示操作用端末(例えばティーチペンダント、図示しない)に接続される。ロボット制御装置5は、教示操作用端末のマニュアル操作を通してロボット2を動作させるとともに、ロボット2の動作プログラムの作成、修正、登録、又は各種パラメータの設定と共に、教示された動作プログラムのプレイバック等を実行する。
図4は、図1の教示点変換装置6の構成を示すブロック図である。図4に示すように、演算部61と、記憶部62と、カメラインターフェース63と、モニタインターフェース64と、通信インターフェース65とを備える。
演算部61は、記憶部62と接続されている。また、演算部61は、カメラインターフェース63を介してカメラ4と接続され、モニタインターフェース64を介して表示装置13と接続され、通信インターフェース65を介してロボット制御装置5と接続されている。
演算部61は、ロボット制御装置5からロボット2の姿勢に対応する各関節11a〜11dの角度を取得する。また、演算部61は、図示しない入力部から入力される撮影指令に従ってカメラ4に撮影指令信号を送信し、カメラ4により撮影された映像信号を受信する。演算部61は、受信した映像信号を画像処理して、画像内の特定の点又は形状特徴の位置を検出し、それに基づいてマーカ31の三次元位置を算出する。そして、マーカ31の三次元位置をその撮影時におけるロボット2の各関節11a〜11dの角度と対応させて記憶部62に記憶させる。また、演算部61は、後述するパラメータ推定処理及び教示点変換処理を行う。さらに、演算部61は、カメラ4の撮影中の画像、過去の画像、画像処理が施された画像等を必要に応じて表示装置13に表示させる。
以上のような構成のロボットシステム1においてロボット2が老朽化又は故障により、新しいロボットに置換する場合において旧い第1のロボット2に教示した教示点を新しい第2のロボット2の教示点に変換する作業が必要になる。図5はロボット2の置換に伴う作業の流れを示したフローチャートである。この作業は、図5に示すように、置換前に予め行う作業(ステップ1)と、ロボット2の実際の置換作業(ステップ2)と、置換後に行う作業(ステップ3)に大別される。以下、具体的に説明する。
[置換前作業]
図6は、置換前作業の具体的な手順を示したフローチャートである。図6に示すように、まず、作業者はロボット2にカメラ4を取付ける(ステップ61)。ここではカメラ4はロボット2のアーム11先端のツール12に取り付けられる。
次に、作業者はロボット2の周囲の任意の位置にマーカボード3を配置する(ステップ62)。ここでは3枚のマーカボード3が、ロボット2の周囲の任意の床面又は作業台の上に配置されて固定される。
次に、作業者は、上述の教示操作用端末(図示せず)によってロボット2を操作し、教示点変換装置6の入力部から撮影指令を入力してカメラ4によりマーカ31を計測する(ステップ63)。図7は、カメラ4によるマーカボードの計測の概要を示す模式図である。図7に示すように、カメラ4によりマーカボード3に対してロボット2の姿勢を変えて例えば3回計測する。計測回数は3回に限られない。ここで計測とは、カメラ4でマーカボード3を撮影すること及びロボット2の各関節の角度を保存することを含む。この保存は、上述のように、教示点変換装置6の演算部61がマーカ31の三次元位置をその撮影時におけるロボット2の各関節11a〜11dの角度と対応させて記憶部62に記憶させることによって行われる。各マーカボード3に対してロボット2の姿勢を変えながら計測を複数回行い、用意したマーカボードに対して計測を行う。計測終了後はカメラ4をロボット2から取り外してもよい。これらの作業をロボット2の設置時等、遅くともロボット2の置換要求が発生する前に予め行っておく。
その後、教示点を作成し、作業を実行する(ステップ64及びステップ65)。ここでロボット2が溶接ロボットの場合には、溶接作業のための教示点を生成し、溶接作業を行う。ロボット2が老朽化又は故障等の置換要求があるまで作業は行われる。
[ロボット置換作業]
ロボットが老朽化又は故障した場合に新しいロボットへ置き換える。このような置換であっても、厳密にはロボットのリンクパラメータ又は剛性に個体差がある。このため、置換前の教示点を置換後のロボットに与えても手先位置がずれてしまう。
[置換後作業]
図8は、置換後作業の具体的な手順を示したフローチャートである。図8に示すように、まず、作業者はロボット2にカメラ4を取付ける(ステップ81)。その後、置換前作業と同様に、置換前に行ったマーカの計測を、置換後のロボット2でも行う(ステップ82)。ここで、少なくとも1枚のマーカボード3を置換前と同位置に配置する。必要に応じて置換前にはマーカボード3を配置しなかった位置に配置してもよいし、置換前にはマーカボード3を配置した位置に配置しなくてもよい。そしてマーカボード3を少なくとも1枚は計測する。ここでマーカボード3を計測するロボット2の姿勢は置換前後で異なっていてもよい。
また、教示点変換装置6(正確には演算部61)は、置換前後で計測した計測結果を用いて、各カメラ4位置からみたマーカ位置を算出する。具体的には、置換前後で撮影した画像を、画像処理(例えばパターンマッチング)することにより、画像上のどの位置にマーカ31が在るのかを求める。図9は、カメラ座標系20cとマーカボード座標系20mとの関係を示す模式図である。図9に示すように、画像処理で得られた画像上のマーカ位置をuimg,カメラ座標系20cから見たマーカ位置をxc_mk,カメラ4の内部パラメータをK,マーカボード座標系20mとカメラ座標系20cの間の変換行列をTc_bd,ボード座標系20mから見たマーカ位置をxbd_mkとする。ここでカメラ座標系20cから見たマーカ位置のz成分をsとする。この場合、次の式(1)が成り立つ。
img=(1/s)*K*Tc_bd*xbd_mk・・・(1)
式(1)は、マーカボード3上のマーカ31の数だけ連立させることができるため、公知の手法により、未知数である変換行列Tc_bdを求めることができる。具体的には、式(1)の左辺から右辺を引いた二乗和を、連立させた式の数だけ加算するような評価関数を作成する。そして、最急勾配法等の手法により評価関数を最小化するような変換行列Tc_bdを求める。
これにより、次式(2)によりカメラ座標系20cから見たマーカ位置xc_mkを求めることができる。
c_mk=Tc_bd*xbd_mk・・・(2)
このとき置換前後を通じて得られた画像全てに対してカメラ座標系20cから各マーカ位置を算出する。算出結果を計測データとともに保存する。尚、置換前の画像に対するカメラ座標系20cから各マーカ位置の算出は、置換後でなくても置換前に行ってもよい。
次に、教示点変換装置6は、置換前後のカメラ4からのマーカ位置を用いて、置換え時の据付誤差及び置換前後のパラメータを推定する(図8のステップ83)。ここでパラメータとは、置換前後のロボットのそれぞれのベース座標系20bにおける手先位置を特定するためのパラメータであって、本実施の形態では、ロボット2のリンクパラメータ及び剛性のパラメータである。
図10は、置換前後のロボットのベース、フランジ及びカメラの各座標系の関係を示す模式図である。図10に示すように、置換前及び置換後のロボットのベース座標系20bからフランジ座標系20fへの変換行列をTb1_f1及びTb2_f2とする。置換前及び置換後のロボットのフランジ座標系20fからカメラ座標系20cへの変換行列をTf1_c1及びTf2_c2とする。置換前及び置換後のカメラ座標系20cからマーカへのベクトルをxc1_mk及びxc2_mkとする。置換前のロボットのベース座標系20bから見たマーカ位置をxb1_mkとする。置換前後のロボットのベース座標系20b間の変換行列をTb1_b2とする。
ここでTf1_c1及びTf2_c2は置換前後のカメラ4の取付位置であるが、カメラ4の取付位置は予め設定されていてもよいし、リンクパラメータと同様に最初は未知としておいて後述の方法で求めてもよい。尚、カメラのキャリブレーションについては周知であるので、詳細な説明を省略する(例えば特開2005−149299号公報を参照)。
また、Tb1_f1及びTb2_f2は、パラメータ(リンクパラメータ及び剛性パラメータ)及び関節角度が分かれば運動学により算出可能である。ここでは関節角度は計測時に保存されているので既知であるが、リンクパラメータ及び剛性パラメータは未知数であり、置換時の据付誤差を意味するTb1_b2もまた未知数である。また、カメラ4の取付位置が未知の場合にはカメラの取付位置Tf1_c1、Tf2_c2も未知数となる。
置換前のロボットについては次式(3)が成り立つ。
b1_mk=Tb1_f1*Tf1_c1*xc1_mk・・(3)
一方、置換後のロボットについては次式(4)が成り立つ。
b1_mk=Tb1_b2*Tb2_f2*Tf2_c2*xc2_mk・・(4)
式(3),(4)は、計測した姿勢×マーカの数だけ連立させることができるので、式(3),(4)に含まれている未知数である、据付誤差Tb1_b2、リンクパラメータ及び剛性パラメータは、一般的な既知の手法で求めることができる。具体的には、式(3),(4)のそれぞれの左辺から右辺を引いた二乗和を、連立させた式の数だけ加算するような評価関数を作成する。そして、最急勾配法等の手法により評価関数を最小化するような据付誤差Tb1_b2、リンクパラメータ及び剛性パラメータをそれぞれ求める。このようにして置換え時の据付誤差及び置換前後のパラメータ(リンクパラメータ及び剛性パラメータ)が推定される。
次に、教示点変換装置6は、置き換え前の教示点(関節角度)を、置き換え後のロボットの教示点(関節角度)に変換する(図8のステップ84)。ステップ83で求めた、置換時の据付誤差、置き換え後のロボットのリンクパラメータ及び剛性を用いることにより、置換前に教示点として使っていた関節角度を、置換後のロボット用に交換する。尚、教示点が関節角度ではなく、手先位置に換算されている場合には、予めノミナルのリンクパラメータを用いて逆運動学を解くことにより、関節角度に変換しておく。
図11は、教示点変換処理の手順を示すフローチャートである。図11に示すように、教示点変換装置6は、まず、置換前の手先位置を算出する(ステップ111)。具体的には、置換前のロボットの教示点(関節角度)、推定した置換前のリンクパラメータ及び剛性を用いて、剛性による撓みやリンクパラメータを考慮した運動学を解くことにより、置換前の教示点(関節角度)から置換前の手先位置xb1_cmdを算出する。
次に、教示点変換装置6は、置換後の手先位置を算出する(ステップ112)。具体的には置換前の手先位置xb1_cmd、及び推定した置換時の据付誤差Tb1_b2を用いて次式(5)により、置換後のロボットから見た手先位置xb2_cmdを算出する。
b2_cmd=Tb1_b2*xb1_cmd・・・(5)
最後に、教示点変換装置6は、置換後のロボットの教示点を算出する(ステップ113)。具体的には、置換後のリンクパラメータ、剛性、及び算出した置換後の手先位置xb2_cmdを用いて、剛性による撓みやリンクパラメータを考慮した逆運動学を解くことにより、置換後のロボットの教示点(関節角度)を算出する。関節角度を置換え後のロボットに与えることにより、リンクパラメータ、剛性量に個体差のあるロボットであっても、手先位置を変化させない教示点を生成することができる。
また、交換後のロボットの教示点を手先位置で与えたいときには、得られた関節角度をノミナルのリンクパラメータを用いて運動学を解くことにより手先位置を求めてもよい。
また、ロボット制御装置5の内部演算処理がノミナルのパラメータで演算する場合には本実施の形態のように最初と最後でノミナルのパラメータを使用するのが適しているがこれに限られるものではなく、内部演算処理がノミナルのパラメータで演算しない場合にはコントローラに合わせたパラメータで処理を行ってもよい。
以上の本実施の形態によれば、ロボット置換時の据付位置の誤差だけでなく、互いに置換される一対のロボットの手先位置を特定するためのパラメータをも推定し、それらの情報を用いて、置換前のロボットに教示した教示点を、置換後のロボットの教示点に変換する。これにより、置換後の教示点を高精度に再現することができる。また、従来のようにカメラを常時ロボットに取り付けておく手法では、溶接作業等の狭い場所ではカメラが邪魔になりロボットの動きが制限され、必要となる画像処理の内容が複雑になるが、本発明によれば、そのような問題は解消される。
尚、本実施の形態では、ロボットが老朽化又は故障した場合のロボットの置き換えについて説明したが、これに限定されるものではなく、一般的なロボットの置き換えであってもよい。
また、本実施の形態では、教示点を変換するステップ84(図8)は、置換前のロボットの教示点と推定したロボットのパラメータとを用いて、運動学を解くことにより、置換前の手先位置を算出するステップ111(図11)と、置換前の手先位置及び置換時の据付誤差を用いて、置換後のロボットから見た手先位置を算出するステップ112(図11)と、置換後のロボットから見た手先位置と、推定した置換後のロボットのパラメータを用いて、逆運動学を解くことにより、置換後のロボットから見た教示点を算出するステップ113(図11)を更に含むことにより、ロボットアームの動力学モデルを用いて置換後の教示点を算出することができる。
また、本実施の形態では、ロボットの手先位置を特定するためのパラメータは、ロボットのリンクパラメータ及び剛性パラメータとしたが、これに限られるものではない。ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータを用いることにより、置換前後のロボットのそれぞれのベース座標系20bにおける手先位置をより高精度に特定することができる。
また、本実施の形態では、位置計測器4は、第1及び第2のロボットの手先に取り付け又は取り外し可能に構成されるようにしたことで、作業中だけロボット2に取り付けて、溶接作業等の自動化対象の作業時には取り外すことができるので、作業中のロボットの動きが制限されることはなく、動作の自由度を向上することができる。
(実施の形態2)
図12は、本発明の実施の形態2に係るロボットセルの概要を示す模式図である。図12に示すように、ロボット2と、ロボット2の手先に取り付けられるカメラ4と、ロボット2以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を含むマーカボード3とを備えたロボットセル100を例示するものである。ロボット2、カメラ4、及びマーカボード3は実施の形態1のものと同じである。
このような構成であっても、上述の実施の形態1と同様に、教示点変換装置6によって実施の形態1と同様な効果を得ることができる。更に、本実施の形態では、ロボットセル100にマーカボード3を常設し、予めロボット2との位置関係を計測しておくことで、未知数の数を減らし、計測数を減らすことができる。
尚、本方法、装置およびロボットセルは、置換前後でロボット2の構成(例えば関節構成やリンク構成)が同じ場合はもちろんのこと、置換前後のロボット2の構成が異なる場合にも適用可能である。
(その他の実施の形態)
また、上記実施の形態1及び2では、位置計測器4は、カメラとしたが、例えば、超音波探知器、3次元空間上の位置を特定可能な3次元デジタイザ、2次元デジタイザ、GPS、磁気式の位置計測システム、レーザ変位計等でもよい。
尚、上記実施の形態1及び2では計測用治具3はマーカボードとしたが、ロボット2以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を含む構成であればこれに限定されない。
尚、本実施の形態では、マーカボード3は固定したが、マーカボード3がポジショナ又は走行軸に沿って移動する構成でもよい。
尚、上記実施の形態1及び2では、ロボット2本体が置換する場合の教示点変換処理について説明したが、これに限定されるものではなく、ロボット2の部品交換の場合、気温変化によるロボットのリンクパラメータが変化する場合(例えば置換前の作業を気温の高い夏季に行い、置換後の作業を気温の高い冬季に行うことにより、夏季に教示した教示点を冬季用に変換する)にも教示点の変換処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態1及び2では、ロボット制御装置5が、教示操作用端末のマニュアル操作を通してロボット2を動作させるような構成であったが、ロボット制御装置5の操作盤を操作してロボット2を動作させてもよいし、教示点変換装置6からの指令に応じてロボット2を動作させるような構成でもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び機能の少なくとも一方の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、老朽化や故障に伴うロボット交換に限らず、一般的なロボット交換の際に有用である。
1 ロボットシステム
2 ロボット本体
3 計測用治具(マーカボード)
4 位置計測器(カメラ)
5 ロボット制御装置
6 教示点変換装置
10 基台
11 アーム
12 ツール
13 表示装置
15 作業台
20b ベース座標系
20c カメラ座標系
20f フランジ座標系
20m マーカボード座標系
30 ボード
31 基準空間位置(マーカ)
100 ロボットセル
W ワーク

Claims (5)

  1. 第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するロボットの教示点の変換方法であって、
    置換前及び置換後にそれぞれ前記第1及び第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により前記第1又は第2のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を計測するステップと、
    前記置換前に前記位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置計測値の組との2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定するステップと、
    前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて、前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換するステップと、
    を含
    前記手先位置特定パラメータは、ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータである、ロボットの教示点の変換方法。
  2. 前記教示点を変換するステップは、
    前記第1のロボットの教示点と前記推定した第1のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて運動学を解くことにより、置換前の手先位置を算出するステップと、
    置換前の手先位置及び前記置換時の据付誤差を用いて、前記第2のロボットから見た手先位置を算出するステップと、
    第2のロボットから見た手先位置と前記推定した第2のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて逆運動学を解くことにより、第2のロボットから見た教示点を算出するステップと、
    を更に含む、請求項1に記載のロボットの教示点の変換方法。
  3. 第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合において第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するロボットの教示点変換装置であって、
    置換前に前記第1のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記第1のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組との2組の計測値を記憶する記憶器と、
    前記記憶器に記憶された前記3点以上の基準空間位置の2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定し、前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて、前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換する変換器と、
    を備え
    前記手先位置特定パラメータは、ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータである、ロボットの教示点の変換装置。
  4. 前記変換器は、
    前記第1のロボットの教示点と前記推定した第1のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて運動学を解くことにより、置換前の手先位置を算出し、置換前の手先位置及び前記置換時の据付誤差を用いて前記第2のロボットから見た手先位置を算出し、且つ、第2のロボットから見た手先位置と前記推定した第2のロボットの手先位置特定パラメータとを用いて逆運動学を解くことにより、第2のロボットから見た教示点を算出するようにして、前記教示点を変換するよう構成されている、請求項に記載のロボットの教示点の変換装置。
  5. 第1のロボットを第2のロボットに置換する(以下、単に置換という)場合における第1のロボット又は第2のロボットと、
    前記第1又は第2のロボットの手先に取り付けられる位置計測器と、
    前記第1又は第2のロボット以外の一直線上にない3点以上の基準空間位置を示すマーカを含む治具と、
    置換前に前記第1のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組と置換後に前記第2のロボットの手先に取り付けられた位置計測器により計測された前記3点以上の基準空間位置の計測値の組との2組の計測値を記憶する記憶器と、前記記憶器に記憶された前記3点以上の基準空間位置の2組の計測値を用いて、前記第1のロボットから前記第2のロボットへの置換時の据付誤差と、置換前の前記第1のロボット及び置換後の前記第2のロボットのそれぞれのベース座標系における手先位置を特定するための手先位置特定パラメータとを推定し、前記推定した据付誤差及び手先位置特定パラメータを用いて前記第1のロボットに教示した教示点を前記第2のロボットの教示点に変換する変換器と、を含み、第1のロボットに教示した教示点を第2のロボットの教示点に変換するように構成された教示点変換装置とを備え
    前記手先位置特定パラメータは、ロボットのリンクパラメータ、剛性及びエンコーダゼロ点の少なくとも一つのパラメータである、ロボットセル。
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