JP6657469B2 - ロボットシステムの自動較正方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2016年3月28日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第CN201610163828.8号の優先権を主張し、その全開示が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、ロボットシステムの自動較正方法に関する。
先行技術において、ロボットシステムの較正は、一般に、人工教示方法によって行われている。例えば、オペレータがロボットを手動で制御して、ロボットのフランジに取り付けられた末端実行ツール(または末端エフェクタと呼ばれる)を動かすことにより、複数の異なるポーズ(6軸ロボットの場合、一般に4つ以上の異なるポーズ)で同一の1つの目標点に到達させる。しかしながら、上記の方法では、末端実行ツールが同一の目標点に動いたかどうかをオペレータの目によって判定する必要がある。したがって、人工教示方法では誤差が避けられず、ロボットのフランジの中心に対する末端実行ツールの中心の変換行列が不正確になる。さらに、ロボットを手動で制御して異なるポーズで同一の目標点に到達させ、かつロボットが同一の目標点に到達したかどうかを目で判定するには非常に時間がかかるため、作業効率が大幅に低下する。さらに、ロボットシステムの末端実行ツールを頻繁に交換する必要がある場合、末端実行ツールを新しい末端実行ツールに交換する度にロボットシステムを再較正しなければならず、これは非常に面倒で時間がかかる。
先行技術において、較正された視覚センサに基づくロボットシステムの自動較正方法も提供されている。自動較正方法では、ロボットを制御して、ロボットのフランジに取り付けられた末端実行ツールの中心を様々な異なるポーズで同一の1つの目標点に動かす。自動較正方法により、末端実行ツールが目標点に動いたかどうかを目で判断する方法と比べて時間と労力が大幅に節約される。
しかしながら、上記の自動較正方法では、視覚センサを用いて末端実行ツールの中心を特定する必要がある。一般に、末端実行ツールは非常に複雑な幾何学的構造を有しており、末端実行ツールの中心を特定することは困難である。特に、末端実行ツールを頻繁に交換する必要がある場合、末端実行ツールを新しい末端実行ツールに交換する度に末端実行ツールの中心を再特定する必要があり、これは非常に面倒で時間がかかる。
加えて、先行技術では、視覚センサは通常、カメラである。そのため、視覚センサによって取り込まれた画像に基づいて末端実行ツールの中心を特定する必要がある。しかしながら、視覚センサによって取り込まれた画像に基づいて末端実行ツールの中心を特定するための計算量は非常に多いため、特定速度が低下し、ロボットシステムの較正効率が著しく低下する。
本発明は、上記の欠点のうちの少なくとも1つの局面を克服または軽減するためになされたものである。
本発明は、ロボットシステムの較正を高精度かつ高効率で達成するためのロボットシステムの自動較正方法を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点によれば、連結ロッドと連結ロッドの一端に連結された球体とを含むボールロッド部材を提供するステップS100と、連結ロッドの他端を、ロボットのフランジに取り付けられた末端実行ツールに固定するステップS200と、既知の目標点の周りに3つの距離センサを設けて、3つの距離センサから球体の表面までの3つの実距離のそれぞれを検知するステップS300と、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を様々な異なるポーズで目標点に動かし、目標点におけるロボットの様々な異なるポーズのポーズデータに基づいて、フランジの中心に対する球体の中心の変換行列Tsを計算するステップS400と、式1:Tt=Ts*Tcに従ってフランジの中心に対する末端実行ツールの中心の変換行列Ttを計算するステップS500とを含み、前記式1において、Tcは球体の中心に対する末端実行ツールの中心の変換行列であり、Tcは既知で一定である、ロボットシステムの自動較正方法が提供される。
本発明の例示的実施形態によれば、3つの距離センサは、第1の距離センサ、第2の距離センサ、および第3の距離センサを含む。球体の中心が正確に目標点に動かされると、第1の距離センサ、第2の距離センサ、および第3の距離センサは、それぞれ第1の所定距離、第2の所定距離、および第3の所定距離だけ球体の表面から離れる。
本発明の例示的実施形態によれば、ステップS400で、第1の距離センサにより検知された第1の実距離と第1の所定距離との第1の距離誤差、第2の距離センサにより検知された第2の実距離と第2の所定距離との第2の距離誤差、および第3の距離センサにより検知された第3の実距離と第3の所定距離との第3の距離誤差に基づいて、第1の距離誤差、第2の距離誤差、および第3の距離誤差がすべてゼロになるまでロボットに対する閉ループフィードバック制御を実行する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、ステップS400は、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて、センサ座標系における球体の中心の実際の位置を計算するステップと、センサ座標系における球体の中心の実際の位置と、センサ座標系における目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、位置誤差がゼロになるまでロボットに対する閉ループフィードバック制御を実行するステップとを含む。
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の距離センサの軸、第2の距離センサの軸、および第3の距離センサの軸が、同一の1つの交差点で交差する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の距離センサの軸、第2の距離センサの軸、および第3の距離センサの軸の交差点は、目標点として規定される。
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の距離センサの軸、第2の距離センサの軸、および第3の距離センサの軸は、互いに直交する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、センサ座標系の3つの軸が、それぞれ第1の距離センサの軸、第2の距離センサの軸、および第3の距離センサの軸により規定される。センサ座標系の原点が、第1の距離センサの軸、第2の距離センサの軸、および第3の距離センサの軸の交差点に位置する。
本発明の例示的実施形態によれば、ステップS400で、ロボットを制御して、球体の中心を少なくとも2つの異なるポーズで目標点に正確に動かす。
本発明の別の例示的実施形態によれば、ステップS400は、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を第1のポーズで目標点に動かし、目標点でロボットの第1のポーズデータを取得するステップS410と、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を第2のポーズで目標点に動かし、目標点でロボットの第2のポーズデータを取得するステップS420と、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を第3のポーズで目標点に動かし、目標点でロボットの第3のポーズデータを取得するステップS430と、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を第4のポーズで目標点に動かし、目標点でロボットの第4のポーズデータを取得するステップS440と、取得したロボットの第1のポーズデータ、第2のポーズデータ、第3のポーズデータ、および第4のポーズデータに基づいて、フランジの中心に対する球体の中心の変換行列Tsを計算するステップS450とを含む。
本発明の別の例示的実施形態によれば、ステップS420、S430、およびS440の各々で、第1の距離センサにより検知された第1の実距離と第1の所定距離との第1の距離誤差、第2の距離センサにより検知された第2の実距離と第2の所定距離との第2の距離誤差、および第3の距離センサにより検知された第3の実距離と第3の所定距離との第3の距離誤差に基づいて、第1の距離誤差、第2の距離誤差、および第3の距離誤差がすべてゼロになるまでロボットに対する閉ループフィードバック制御を実行する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、ステップS420、S430、およびS440の各々は、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて、センサ座標系における球体の中心の実際の位置を計算するステップと、センサ座標系における球体の中心の実際の位置と、センサ座標系における目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、位置誤差がゼロになるまでロボットに対する閉ループフィードバック制御を実行するステップとを含む。
本発明の別の例示的実施形態によれば、ロボットは多軸ロボットを含む。
本発明の別の例示的実施形態によれば、3つの距離センサは各々、非接触距離センサである。
本発明の別の例示的実施形態によれば、3つの距離センサは各々、レーザ距離センサまたは超音波距離センサを含む。
本発明の上記の様々な例示的実施形態において、ロボットは、3つの距離センサにより検知された3つの実距離のみに基づいて、球体の中心を様々な異なるポーズで目標点に動かすことができる。したがって、視覚センサによって取り込まれた球体の画像に基づいて球体の中心を特定する必要がないため、ロボットシステムの較正効率が向上する。
本発明の上記およびその他の特徴は、添付図面を参照しながらそれらの例示的実施形態を詳細に説明することにより、より明らかになろう。
本発明の例示的実施形態によるロボットシステムの例示的な図である。 本発明の例示的実施形態による3つの距離センサのセンサ座標系を示す図である。 3つの距離センサにより3つの距離センサから球体の表面までの3つの実距離のそれぞれを検知する様子を示す例示的な図である。 球体の中心を目標点に正確に動かしたときの、3つの距離センサから球体の表面までの所定距離を示す例示的な図である。 ロボットを制御して、球体の中心を4つの異なるポーズで目標点に正確に動かす様子を示す例示的な図である。
以下で、添付図面を参照しながら本開示の例示的実施形態について詳細に説明する。図中、同一の参照符号は同一の要素を示す。しかしながら、本開示を多くの異なる形態で具体化することができ、本開示を本明細書に記載された実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が網羅的かつ完全になるように、そして本開示の概念を当業者に十分に伝えるように提示される。
以下の詳細な説明において、説明の目的で、開示された実施形態の完全な理解をもたらすために多くの具体的詳細について述べる。しかしながら、1つまたは複数の実施形態をこれらの具体的詳細なしで実施してもよいことが明らかであろう。他の例では、図面を簡略化するために周知の構造およびデバイスが概略的に示される。
本発明の一般的な概念によれば、連結ロッドと連結ロッドの一端に連結された球体とを含むボールロッド部材を提供するステップと、連結ロッドの他端を、ロボットのフランジに取り付けられた末端実行ツールに固定するステップと、既知の目標点の周りに3つの距離センサを設けて、3つの距離センサから球体の表面までの3つの実距離のそれぞれを検知するステップと、ロボットを制御して、3つの距離センサにより検知された3つの実距離に基づいて球体の中心を様々な異なるポーズで目標点に動かし、目標点におけるロボットの様々な異なるポーズのポーズデータに基づいて、フランジの中心に対する球体の中心の変換行列Tsを計算するステップと、式1:Tt=Ts*Tcに従ってフランジの中心に対する末端実行ツールの中心の変換行列Ttを計算するステップとを含み、式1において、Tcは球体の中心に対する末端実行ツールの中心の変換行列であり、Tcは既知で一定である、ロボットシステムの自動較正方法が提供される。
図1は、本発明の例示的実施形態によるロボットシステムの例示的な図である。
図1に示すように、ロボットシステムを6軸ロボットシステムとして構成することができる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ロボットシステムを任意の適切な多自由度ロボットシステム、例えば4軸ロボットシステムまたは5軸ロボットシステムとして構成してもよい。
図1に示すように、ロボットシステムは主に、3つの距離センサ11、12、13と、6軸ロボット20と、ロボット20のフランジ21に取り付けられた末端実行ツール(または末端エフェクタと呼ばれる)30と、末端実行ツール30に固定されたボールロッド部材41、42とを含む。
本発明の実施形態において、図1に示すように、ボールロッド部材41、42は、連結ロッド41と連結ロッド41の一端に連結された球体42とを含む。連結ロッド41の他端は、ロボット20のフランジ21に取り付けられた末端実行ツール30に固定される。
実施形態において、ボールロッド部材の連結ロッド41および球体42の幾何形状パラメータは既知で一定である。これにより、ボールロッド部材41、42が末端実行ツール30に固定された後、球体42の中心Cに対する末端実行ツール30の中心Toolの変換行列Tcを予め取得することができる。ボールロッド部材の連結ロッド41および球体42の幾何形状パラメータが既知で一定であるため、変換行列Tcも既知で一定である。
図2は、本発明の例示的実施形態による3つの距離センサ11、12、13のセンサ座標系を示す。図3は、3つの距離センサ11、12、13により3つの距離センサ11、12、13から球体42の表面までの3つの実距離のそれぞれを検知する様子を示す例示的な図である。
図1〜図3に示すように、3つの距離センサ11、12、13は既知の目標点(例えば、図2に示す点Os)の周りに設けられて、3つの距離センサ11、12、13から球体42の表面までの3つの実距離L1’、L2’、L3’のそれぞれを検知するようになっている(図3参照)。
説明を容易にするために、図1〜図3に示すように、3つの距離センサ11、12、13をそれぞれ第1の距離センサ11、第2の距離センサ12、および第3の距離センサ13と呼ぶ。図3に示すように、実際には、球体42を目標点Osに向かって動かすと、第1の距離センサ11から球体42の表面までの第1の実距離L1’を、第1の距離センサ11によりリアルタイムで検知することができ、第2の距離センサ12から球体42の表面までの第2の実距離L2’を、第2の距離センサ12によりリアルタイムで検知することができ、第3の距離センサ13から球体42の表面までの第3の実距離L3’を、第3の距離センサ13によりリアルタイムで検知することができる。実施形態において、図3に示すように、第1の実距離L1’は、第1の距離センサ11の軸方向における第1の距離センサ11からから球体42の表面までの距離であり、第2の実距離L2’は、第2の距離センサ12の軸方向における第2の距離センサ12から球体42の表面までの距離であり、第3の実距離L3’は、第3の距離センサ13の軸方向における第3の距離センサ13から球体42の表面までの距離である。
図示しないが、実施形態において、ロボットシステムは、予め記憶されたプログラムに基づいてロボットシステムを制御するように構成されたコントローラをさらに含むことができる。
図4は、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かしたときの、3つの距離センサ11、12、13から球体42の表面までの所定距離を示す例示的な図である。図5は、ロボット20を制御して、球体42の中心Cを4つの異なるポーズPose#1、Pose#2、Pose#3、Pose#4で目標点Osに正確に動かす様子を示す例示的な図である。
以下で、図1〜図5を参照しながらロボットシステムの自動較正方法について説明する。その方法は次に述べるステップを含むことができる。図1に示すように、連結ロッド41と連結ロッド41の一端に連結された球体42とを含むボールロッド部材41、42を提供するステップS100と、図1に示すように、連結ロッド41の他端を、ロボット20のフランジ21に取り付けられた末端実行ツール30に固定するステップS200と、既知の目標点の周りに3つの距離センサ11、12、13を設けて、3つの距離センサ11、12、13から球体42の表面までの3つの実距離L1’、L2’、L3’のそれぞれを検知するステップS300と、ロボット20を制御して、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて球体42の中心Cを様々な異なるポーズPose#1、Pose#2、Pose#3、Pose#4で目標点に動かし、目標点におけるロボット20の様々な異なるポーズのポーズデータに基づいて、フランジ21の中心Toolに対する球体42の中心Cの変換行列Tsを計算するステップS400と、式1:Tt=Ts*Tcに従ってフランジ21の中心Toolに対する末端実行ツール30の中心Toolの変換行列Ttを計算するステップS500と、を主に含むことができる。式1において、Tcは球体42の中心に対する末端実行ツール30の中心Toolの変換行列であり、Tcは既知で一定である。
図1〜図5に示すように、第1の距離センサ11、第2の距離センサ12、および第3の距離センサ13の位置は、既知で一定である。したがって、球体42の中心Cを既知の目標点Osに正確に動かすとき、第1の距離センサ11、第2の距離センサ12、および第3の距離センサ13の各々から球体42の表面までの距離も、既知で一定である。説明を容易にするために、図4に示すように、球体42の中心Cが既知の目標点に正確に動くと、第1の距離センサ11、第2の距離センサ12、および第3の距離センサ13は、それぞれ第1の所定距離L1、第2の所定距離L2、および第3の所定距離L3だけ球体42の表面から離れる。前述したように、第1の距離センサ11の軸方向における第1の距離センサ11からから球体42の表面までの第1の所定距離L1、第2の距離センサ12の軸方向における第2の距離センサ12からから球体42の表面までの第2の所定距離L2、および第3の距離センサ13の軸方向における第3の距離センサ13からから球体42の表面までの第3の所定距離L3は、既知で一定である。
実施形態において、第1の所定距離L1、第2の所定距離L2、および第3の所定距離L3は、互いに等しくても等しくなくてもよいことに留意されたい。
本発明の例示的実施形態において、上記ステップS400で、第1の距離センサ11により検知された第1の実距離L1’と第1の所定距離L1との第1の距離誤差、第2の距離センサ12により検知された第2の実距離L2’と第2の所定距離L2との第2の距離誤差、および第3の距離センサ13により検知された第3の実距離L3’と第3の所定距離L3との第3の距離誤差に基づいて、第1の距離誤差、第2の距離誤差、および第3の距離誤差がすべてゼロになるまでロボット20に対する閉ループフィードバック制御を実行する。このようにして、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かすことができる。
本発明の別の例示的実施形態において、上記ステップS400は、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて、センサ座標系x、y、zにおける球体42の中心Cの実際の位置を計算するステップと、センサ座標系x、y、zにおける球体42の中心Cの実際の位置と、センサ座標系x、y、zにおける目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、位置誤差がゼロになるまでロボット20に対する閉ループフィードバック制御を実行するステップと、を含むことができる。このようにして、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かすことができる。
実際には、センサ座標系x、y、zにおける球体42の中心Cの実際の位置を計算する必要がないことに留意されたい。例えば、前述したように、第1の距離センサ11により検知された第1の実距離L1’が第1の所定距離L1に等しくなり、第2の距離センサ12により検知された第2の実距離L2’が第2の所定距離L2に等しくなり、第3の距離センサ13により検知された第3の実距離L3’が第3の所定距離L3に等しくなるまで、ロボット20に対する閉ループフィードバック制御を実行することができる。このようにして、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かすことができる。
本発明の例示的実施形態において、計算を容易にするために、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸は、同一の1つの交差点Oで交差する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸は、同一の1つの点で交差しなくてもよい。
本発明の例示的実施形態において、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸の交差点Oを、目標点として規定してもよい。すなわち、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸の交差点Oを、目標点に位置させてもよい。しかしながら、本発明はこれに限定されず、交差点Oを目標点に位置させなくてもよい。
本発明の例示的実施形態において、計算を容易にするために、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸は、互いに直交してもよい。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸は、互いに直交しなくてもよい。
本発明の例示的実施形態では、計算を容易にするために、センサ座標系x、y、zの3つの軸を、それぞれ第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸により規定される。センサ座標系x、y、zの原点は、第1の距離センサ11の軸、第2の距離センサ12の軸、および第3の距離センサ13の軸の交差点Oに位置する。
本発明の例示的実施形態において、図1〜図5に示すように、ステップS400は、次に述べるステップを含むことができる。ロボット20を制御して、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて球体42の中心Cを第1のポーズPose#1で目標点に動かし、目標点でロボット20の第1のポーズデータを取得するステップS410と、ロボット20を制御して、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて球体42の中心Cを第2のポーズPose#2で目標点に動かし、目標点でロボット20の第2のポーズデータを取得するステップS420と、ロボット20を制御して、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて球体42の中心Cを第3のポーズPose#3で目標点に動かし、目標点でロボット20の第3のポーズデータを取得するステップS430と、ロボット20を制御して、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて球体42の中心Cを第4のポーズPose#4で目標点に動かし、目標点でロボット20の第4のポーズデータを取得するステップS440と、取得したロボット20の第1のポーズデータ、第2のポーズデータ、第3のポーズデータ、および第4のポーズデータに基づいて、フランジ21の中心Toolに対する球体42の中心Cの変換行列Tsを計算するステップS450と、を主に含むことができる。
本発明の例示的実施形態において、ステップS420、S430、およびS440の各々で、第1の距離センサ11により検知された第1の実距離L1’と第1の所定距離L1との第1の距離誤差、第2の距離センサ12により検知された第2の実距離L2’と第2の所定距離L2との第2の距離誤差、および第3の距離センサ13により検知された第3の実距離L3’と第3の所定距離L3との第3の距離誤差に基づいて、第1の距離誤差、第2の距離誤差、および第3の距離誤差がすべてゼロになるまでロボット20に対する閉ループフィードバック制御を実行する。このようにして、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かすことができる。
本発明の別の例示的実施形態において、ステップS420、S430、およびS440の各々は、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて、センサ座標系x、y、zにおける球体42の中心Cの実際の位置を計算するステップと、センサ座標系x、y、zにおける球体42の中心Cの実際の位置と、センサ座標系x、y、zにおける目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、位置誤差がゼロになるまでロボット20に対する閉ループフィードバック制御を実行するステップと、を含むことができる。このようにして、球体42の中心Cを目標点Osに正確に動かすことができる。
図示した実施形態において、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて、ロボット20を4つの異なるポーズPose#1、Pose#2、Pose#3、Pose#4で制御することにより、球体42の中心Cを同一の1つの目標点Osに正確に動かす。しかしながら、本発明はこれに限定されず、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいて、ロボット20を2つ、3つ、5つまたはそれ以上の異なるポーズで制御することにより、球体42の中心Cを同一の1つの目標点Osに正確に動かすことができる。
本発明の例示的実施形態において、3つの距離センサ11、12、13は各々、非接触距離センサであってよいが、これに限定されない。
本発明の例示的実施形態において、3つの距離センサ11、12、13は各々、レーザ距離センサまたは超音波距離センサを含むことができる。
本発明の上記の様々な例示的実施形態において、ボールロッド部材41、42は、ロボット20のフランジ21に取り付けられた末端実行ツール30に固定され、3つの距離センサ11、12、13は既知の目標点Osの周りに設けられる。このようにして、3つの距離センサ11、12、13により検知された3つの実距離L1’、L2’、L3’に基づいてロボット20を制御することにより、球体42の中心Cを同一の1つの目標点Osに正確に動かすことができる。したがって、視覚センサによって取り込まれた球体42の画像に基づいて球体42の中心Cを特定する必要がないため、ロボットシステムの較正効率が向上する。
上記の実施形態は例示のためのものであり限定的なものではないことを当業者は理解すべきである。例えば、当業者が上記実施形態に多くの修正を行うことができ、異なる実施形態に記載された様々な特徴を、構成または原理の矛盾なく互いに自由に組み合わせることができる。
いくつかの例示的実施形態について図示し説明したが、特許請求の範囲およびその等価物においてその範囲が定義される本開示の原理および概念から逸脱することなく、これらの実施形態に様々な変更または修正を行うことができることを当業者は理解するだろう。
本明細書で使用されるとき、単数形で記載され、用語「a」または「an」で始まる要素は、特に明記されない限り、複数の前記要素またはステップを排除しないものと理解されるべきである。さらに、本発明の「一実施形態」への言及は、記載された特徴を同様に組み込んださらなる実施形態の存在を排除するものと解釈されるものではない。さらに、逆に特に明記されない限り、特定の特性を有する1つまたは複数の要素を「含む(comprising)」または「有する(having)」実施形態は、その特性を有していない、さらなるそのような要素を含んでもよい。

Claims (15)

  1. 連結ロッド(41)と前記連結ロッド(41)の一端に連結された球体(42)とを含むボールロッド部材(41、42)を提供するステップS100と、
    前記連結ロッド(41)の他端を、ロボット(20)のフランジ(21)に取り付けられた末端実行ツール(30)に固定するステップS200と、
    既知の目標点の周りに3つの距離センサ(11、12、13)を設けて、前記3つの距離センサ(11、12、13)から前記球体(42)の表面までの3つの実距離(L1’、L2’、L3’)のそれぞれを検知するステップS300と、
    前記ロボット(20)を制御して、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて前記球体(42)の中心(C)を様々な異なるポーズ(Pose#1、Pose#2、Pose#3、Pose#4)で前記目標点に動かし、前記目標点における前記ロボット(20)の前記様々な異なるポーズのポーズデータに基づいて、前記フランジ(21)の中心(Tool)に対する前記球体(42)の前記中心(C)の変換行列Tsを計算するステップS400と、
    式1:Tt=Ts*Tcに従って前記フランジ(21)の前記中心(Tool)に対する前記末端実行ツール(30)の中心(Tool)の変換行列Ttを計算するステップS500とを含み、前記式1において、Tcは前記球体(42)の前記中心(C)に対する前記末端実行ツール(30)の前記中心(Tool)の変換行列であり、Tcは既知で一定である、ロボットシステムの自動較正方法。
  2. 前記3つの距離センサ(11、12、13)は、第1の距離センサ(11)、第2の距離センサ(12)、および第3の距離センサ(13)を含み、
    前記球体(42)の前記中心(C)が正確に前記目標点に動かされると、前記第1の距離センサ(11)、前記第2の距離センサ(12)、および前記第3の距離センサ(13)は、それぞれ第1の所定距離(L1)、第2の所定距離(L2)、および第3の所定距離(L3)だけ前記球体(42)の前記表面から離れる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップS400で、前記第1の距離センサ(11)により検知された第1の実距離(L1’)と前記第1の所定距離(L1)との第1の距離誤差、前記第2の距離センサ(12)により検知された第2の実距離(L2’)と前記第2の所定距離(L2)との第2の距離誤差、および前記第3の距離センサ(13)により検知された第3の実距離(L3’)と前記第3の所定距離(L3)との第3の距離誤差に基づいて、前記第1の距離誤差、前記第2の距離誤差、および前記第3の距離誤差がすべてゼロになるまで前記ロボット(20)に対する閉ループフィードバック制御を実行する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ステップS400は、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて、センサ座標系(x、y、z)における前記球体(42)の前記中心(C)の実際の位置を計算するステップと、
    前記センサ座標系(x、y、z)における前記球体(42)の前記中心(C)の前記実際の位置と、前記センサ座標系(x、y、z)における前記目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、前記位置誤差がゼロになるまで前記ロボット(20)に対する閉ループフィードバック制御を実行するステップとを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1の距離センサ(11)の軸、前記第2の距離センサ(12)の軸、および前記第3の距離センサ(13)の軸が、同一の1つの交差点(O)で交差する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の距離センサ(11)の前記軸、前記第2の距離センサ(12)の前記軸、および前記第3の距離センサ(13)の前記軸の前記交差点(O)は、前記目標点として規定される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の距離センサ(11)の前記軸、前記第2の距離センサ(12)の前記軸、および前記第3の距離センサ(13)の前記軸は、互いに直交する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記センサ座標系(x、y、z)の3つの軸が、それぞれ前記第1の距離センサ(11)の前記軸、前記第2の距離センサ(12)の前記軸、および前記第3の距離センサ(13)の前記軸により規定され、
    前記センサ座標系(x、y、z)の原点が、前記第1の距離センサ(11)の前記軸、前記第2の距離センサ(12)の前記軸、および前記第3の距離センサ(13)の前記軸の前記交差点(O)に位置する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ステップS400で、前記ロボット(20)を制御して、前記球体(42)の前記中心(C)を少なくとも2つの異なるポーズ(Pose#1、Pose#2、Pose#3、Pose#4)で前記目標点に正確に動かす、請求項2に記載の方法。
  10. 前記ステップS400は、
    前記ロボット(20)を制御して、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて前記球体(42)の前記中心(C)を第1のポーズ(Pose#1)で前記目標点に動かし、前記目標点で前記ロボット(20)の第1のポーズデータを取得するステップS410と、
    前記ロボット(20)を制御して、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて前記球体(42)の前記中心(C)を第2のポーズ(Pose#2)で前記目標点に動かし、前記目標点で前記ロボット(20)の第2のポーズデータを取得するステップS420と、
    前記ロボット(20)を制御して、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて前記球体(42)の前記中心(C)を第3のポーズ(Pose#3)で前記目標点に動かし、前記目標点で前記ロボット(20)の第3のポーズデータを取得するステップS430と、
    前記ロボット(20)を制御して、前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて前記球体(42)の前記中心(C)を第4のポーズ(Pose#4)で前記目標点に動かし、前記目標点で前記ロボット(20)の第4のポーズデータを取得するステップS440と、
    取得した前記ロボット(20)の前記第1のポーズデータ、前記第2のポーズデータ、前記第3のポーズデータ、および前記第4のポーズデータに基づいて、前記フランジ(21)の前記中心(Tool)に対する前記球体(42)の前記中心(C)の変換行列Tsを計算するステップS450とを含む、請求項2に記載の方法。
  11. 前記ステップS420、S430、およびS440の各々で、前記第1の距離センサ(11)により検知された第1の実距離(L1’)と前記第1の所定距離(L1)との第1の距離誤差、前記第2の距離センサ(12)により検知された第2の実距離(L2’)と前記第2の所定距離(L2)との第2の距離誤差、および前記第3の距離センサ(13)により検知された第3の実距離(L3’)と前記第3の所定距離(L3)との第3の距離誤差に基づいて、前記第1の距離誤差、前記第2の距離誤差、および前記第3の距離誤差がすべてゼロになるまで前記ロボット(20)に対する閉ループフィードバック制御を実行する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ステップS420、S430、およびS440の各々は、
    前記3つの距離センサ(11、12、13)により検知された前記3つの実距離(L1’、L2’、L3’)に基づいて、センサ座標系(x、y、z)における前記球体(42)の前記中心(C)の実際の位置を計算するステップと、
    前記センサ座標系(x、y、z)における前記球体(42)の前記中心(C)の前記実際の位置と、前記センサ座標系(x、y、z)における前記目標点の目標位置との位置誤差に基づいて、前記位置誤差がゼロになるまで前記ロボット(20)に対する閉ループフィードバック制御を実行するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ロボット(20)は多軸ロボットを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記3つの距離センサ(11、12、13)は各々、非接触距離センサである、請求項1に記載の方法。
  15. 前記3つの距離センサ(11、12、13)は各々、レーザ距離センサまたは超音波距離センサを含む、請求項14に記載の方法。
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