JP3090227B2 - 自動塗装装置 - Google Patents

自動塗装装置

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JP3090227B2
JP3090227B2 JP03233867A JP23386791A JP3090227B2 JP 3090227 B2 JP3090227 B2 JP 3090227B2 JP 03233867 A JP03233867 A JP 03233867A JP 23386791 A JP23386791 A JP 23386791A JP 3090227 B2 JP3090227 B2 JP 3090227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベアで順次に搬送
される被塗物に対して、上下に往復運動するスプレイガ
ンから被塗物の形状に対応した範囲に塗料を噴出して塗
装を施すようにした自動塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動塗装装置の一例を、本発明の
第1の発明の実施例を示す図1を参照して説明する。コ
ンベア1には、複数の棒状のハンガ2が一定間隔をおい
て吊り下げられ、各ハンガ2に突設したフツクに3個ず
つの被塗物Xが引つ掛けられて、コンベア1の走行によ
り矢線方向に順次に搬送されるようになつている。
【0003】コンベア1の近傍にはスプレイガン3を上
下に往復駆動するレシプロケータ4が立設されていると
ともに、その塗装位置の手前側に、光電管等を列設した
形状検出装置6が立設されていて、被塗物Xが形状検出
装置6の前面を通過する際に検出された形状信号に基づ
いてパターンデータが作成されて噴出制御装置9に送ら
れ、被塗物Xが塗装位置に来たときに、そのパターンデ
ータによりスプレイガン3の塗料の噴出と停止が制御さ
れて自動塗装が施されるようになつている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置で
は、塗装形状が検出される際に被塗物Xに加えてハンガ
2の露出部分も塗装形状と認識されて、そのままパター
ンデータが作られるため、塗装位置では、図4の斜線を
付した部分に示すように、不必要なハンガ部分を加えた
範囲に塗料が噴出されることとなり、塗料の消費が無駄
になるばかりでなく、ハンガ2が汚れて、特に、静電塗
装を行う場合に通電性が悪くなる欠点があつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は叙上の点に鑑み
完成されたものであつて、第1の発明は、請求項1に記
載のように、形状検出装置に近接して設置されてハンガ
の通過を検出するハンガ検出装置と、そのハンガ検出装
置の検出信号を受けて、ハンガの形状に対応して予め定
められたハンガ形状信号を送出するハンガ形状信号送出
装置と、形状検出装置の検出形状信号からハンガ形状信
号を差し引く演算を行つてその演算結果をパターンデー
タとして噴出制御装置に送出する演算装置とを設けた構
成とした。
【0006】第2の発明は、請求項2に記載のように、
形状検出装置に近接して設置されてハンガの通過を検出
するハンガ検出装置と、そのハンガ検出装置の検出信号
を受けて、ハンガの形状に対応して予め定められたハン
ガ形状信号を送出するハンガ形状信号送出装置と、噴出
制御装置により形状検出装置からの検出形状信号に対応
したパターンデータで噴出制御を行う際に、そのパター
ンデータ中におけるハンガ形状信号と対応する部分での
塗料の噴出を停止させる補助制御装置とを設けた構成と
した。
【0007】
【作用】第1の発明では、被塗物が形状検出装置の前面
を通過すると、被塗物とそれを取り付けたハンガの露出
部分を合わせた領域が検出形状信号として取り出されて
演算装置に送られる。その途中に、ハンガ検出装置でハ
ンガの通過が検出されると、そのハンガの形状に対応し
て予め定められたハンガ形状信号がハンガ形状信号送出
装置から上記の演算装置に送られる。演算装置では、検
出形状信号からハンガ形状信号を差し引いた演算が行わ
れ、すなわち、被塗物とハンガの露出部分を合わせた領
域から、露出部分と非露出部分の両方を含むハンガ1本
分の領域が差し引かれた領域が演算される。それは、被
塗物からそれに隠れたハンガの部分を除した領域とな
る。そしてそれがパターンデータとして噴出制御装置に
送られる。
【0008】被塗物がレシプロケータの前面に搬送され
ると、上記の入力されたパターンデータに基づいて噴出
制御装置によりスプレイガンの塗料の噴射と停止が制御
され、すなわち、被塗物からそれに隠れたハンガの部分
を除した領域に向けて塗料が噴出される。ここで、上記
のとおり被塗物のうちのハンガが隠れている部分につい
ては、直接には塗料が噴出されないのであるが、このよ
うな自動塗装では、被塗物の縁辺まで確実に塗料が塗着
できるように、オーバースプレイと称して定められた領
域より少し広めに吹くのが常識であるから、そのオーバ
ースプレイ分によつて直接に塗料が向けられない部分も
カバーされる。これにより、ハンガ部分を除く被塗物に
対してのみ、その全面に塗装が施される。
【0009】第2の発明では、形状検出装置で検出され
た、被塗物とそれを取り付けたハンガの露出部分を合わ
せた領域の検出形状信号が、そのままパターンデータと
して噴出制御装置に入力される。そして、パターンデー
タに基づいてスプレイガンの塗料の噴出と停止が制御さ
れる際に、補助制御装置の作用により、そのパターンデ
ータの中で、ハンガの形状に対応する領域では塗料の噴
出が強制的に停止制御される。
【0010】従つて、塗料が噴出される領域は、上記の
第1の発明と同様に、被塗物からそれに隠れたハンガの
部分を除した領域となる。ここでも、被塗物のうちのハ
ンガが隠れている部分に対しては塗料が噴出されないこ
とになるが、既述したオーバースプレイによつてカバー
され、同じく、被塗物に対してのみその全面に塗装が施
される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0012】まず、図1、2によつて第1の発明の一実
施例を説明する。本実施例では、既述した形状検出装置
6の出力側に演算装置10が接続され、被塗物Xが形状
検出装置6の前面を通過する際に検出される検出形状信
号がその演算装置10に順次に出力されるようになつて
いる。
【0013】その形状検出装置6の直上位置には、反射
光学式センサ等からなる、ハンガ2の通過を検出するハ
ンガ検出装置12が設置されており、そのハンガ検出装
置12にハンガ形状信号送出装置13が接続されてい
る。このハンガ形状信号送出装置13には、使用するハ
ンガ2の正面形状に対応したハンガ形状信号が予め入力
されていて、上記したハンガ2の検出信号を受けると、
ハンガ形状信号を上記の演算装置10に出力するように
なつている。
【0014】この演算装置10は、上記の形状検出装置
6から入力される検出形状信号から、ハンガ形状信号を
差し引く演算を行うようになつており、その演算結果
を、パターンデータとして、既述した噴出制御装置9に
出力するようになつている。
【0015】すなわち、被塗物Xが形状検出認識装置6
の前面を通過する際、図2(A)に示すように、被塗物
Xとそれを取り付けたハンガ2の露出部分を合わせた領
域が検出形状信号aとして順次に演算装置10に送られ
る。その途中で、ハンガ検出装置12でハンガ2の通過
が検出されると、ハンガ形状信号送出装置13から同図
(B)に示すようなハンガ形状信号bが演算装置10に
送られる。
【0016】演算装置10では、検出形状信号aからハ
ンガ形状信号bを差し引く演算が行われ、すなわち、被
塗物Xとハンガ2の露出部分を合わせた領域から、露出
部分と非露出部分の両方を含むハンガ1本分の領域が差
し引かれた領域が演算される。それは、同図(C)に示
すように、被塗物Xからそれに隠れたハンガ2の部分を
除した領域となる。そしてそれがパターンデータcとし
て噴出制御装置8に送られる。
【0017】被塗物Xがレシプロケータ4の前面に搬送
されると、上記の入力されたパターンデータcに基づい
て噴出制御装置8によりスプレイガン3の塗料の噴射と
停止が制御され、すなわち、被塗物Xからそれに隠れた
ハンガ2の部分を除した領域に塗料が噴出される。その
際、オーバースプレイと称して、その領域よりも少し広
めに塗料が吹かれる。従つて、直接には塗料が吹かれな
い部分である、被塗物Xのうちのハンガ2が隠れている
部分には、そのオーバースプレイ分の塗料が塗着され、
同図(D)の斜線を付した部分に塗料が吹かれることに
なる。その結果、被塗物Xに対してのみその全面にわた
つて塗装が施される。
【0018】なお、本実施例では、ハンガ検出装置12
を別個に設けたが、例えば、形状検出装置6の最上段の
光電管を利用してそれを兼用させるようにしても良い。
【0019】図3は第2の発明の一実施例を示す。本実
施例では、形状検出装置6で検出された検出形状信号が
形状取込部15に取り込まれて、その検出形状信号がそ
のままパターンデータとして噴出制御装置8に出力され
るようになつている。
【0020】また、ハンガ形状信号送出装置13には補
助制御装置16が接続され、その出力側が噴出制御装置
8に接続されている。その補助制御装置16は、ハンガ
形状信号装置13から受けたハンガ形状信号を、被塗物
Xがレシプロケータ4の前面に到達するまで遅延させて
噴出制御装置8に送り出すとともに、パターンデータの
うちの、ハンガ形状信号に対応する部分で、塗料の噴出
を強制的に停止させるように機能する。
【0021】すなわち、噴出制御装置8には、前記の図
2(A)に示すような、被塗物Xとそれを取り付けたハ
ンガ2の露出部分を合わせた領域の検出形状信号が、そ
のままパターンデータc′として入力されるが、それに
基づいてスプレイガン3の塗料の噴出と停止が制御され
る際に、補助制御装置15の作用により、そのパターン
データc′の中で、同図(B)に示すようなハンガ2の
正面形状に対応する領域では塗料の噴出が強制的に停止
制御される。
【0022】これにより、塗料が噴出される領域は、上
記実施例と同様に、同図(C)に示すように、被塗物X
からそれに隠れたハンガ2の部分を除した領域となる。
ここでも、被塗物Xのうちのハンガ2が隠れている部分
に対しては塗料が直接には噴出されないことになるが、
既述したオーバースプレイによつてカバーされて、同図
(D)の斜線で示す部分に塗料が吹かれ、同じく、被塗
物Xに対してのみその全面に塗装が施される。
【0023】本実施例でも、形状検出装置6にハンガ検
出装置12を兼用させ得ることは、前記実施例と同様で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上具体的に説明したように、本発明に
よれば、ハンガ部分を除いて被塗物に対してのみ塗料を
噴出させて塗装することができ、塗料の無駄な消費を抑
えることができるとともに、ハンガの汚れも防止でき
て、静電塗装の際に必要な通電機能を長期にわたつて維
持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】その塗装態様の説明図である。
【図3】第2の発明の一実施例の全体構成図である。
【図4】従来の塗装態様の説明図である。
【符号の説明】
X:被塗物 1:コンベア 2:ハンガ 3:スプレイ
ガン 4:レシプロケータ 6:形状検出装置 8:噴
出制御装置 10:演算装置 12:ハンガ検出装置
13:ハンガ形状信号送出装置 15:形状取込部 1
6:補助制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物をハンガに取り付けて略水平方向
    に搬送するコンベアの近傍に、スプレイガンを上下方向
    に往復駆動するレシプロケータを、また、その搬送方向
    の手前側に形状検出装置を夫々設置し、該形状検出装置
    からの検出形状信号に基づくパターンデータにより前記
    スプレイガンの塗料の噴出と停止を制御する噴出制御装
    置を備えた自動塗装装置において、 前記形状検出装置に近接して設置されて前記ハンガの通
    過を検出するハンガ検出装置と、 該ハンガ検出装置の検出信号を受けて、前記ハンガの形
    状に対応して予め定められたハンガ形状信号を送出する
    ハンガ形状信号送出装置と、 前記形状検出装置の前記検出形状信号から前記ハンガ形
    状信号を差し引く演算を行つてその演算結果をパターン
    データとして前記噴出制御装置に送出する演算装置とを
    設けたことを特徴とする自動塗装装置。
  2. 【請求項2】 被塗物をハンガに取り付けて略水平方向
    に搬送するコンベアの近傍に、スプレイガンを上下方向
    に往復駆動するレシプロケータを、また、その搬送方向
    の手前側に形状検出装置を夫々設置し、該形状検出装置
    からの検出形状信号に基づくパターンデータにより前記
    スプレイガンの塗料の噴出と停止を制御する噴出制御装
    置を備えた自動塗装装置において、 前記形状検出装置に近接して設置されて前記ハンガの通
    過を検出するハンガ検出装置と、 該ハンガ検出装置の検出信号を受けて、前記ハンガの形
    状に対応して予め定められたハンガ形状信号を送出する
    ハンガ形状信号送出装置と、 前記噴出制御装置により前記形状検出装置からの前記検
    出形状信号に対応したパターンデータで噴出制御を行う
    際に、該パターンデータ中における前記ハンガ形状信号
    と対応する部分での塗料の噴出を停止させる補助制御装
    置とを設けたことを特徴とする自動塗装装置。
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