JP2555407Y2 - 倒立形のチューブ容器 - Google Patents
倒立形のチューブ容器Info
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- JP2555407Y2 JP2555407Y2 JP442892U JP442892U JP2555407Y2 JP 2555407 Y2 JP2555407 Y2 JP 2555407Y2 JP 442892 U JP442892 U JP 442892U JP 442892 U JP442892 U JP 442892U JP 2555407 Y2 JP2555407 Y2 JP 2555407Y2
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- JP
- Japan
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- tube body
- tube
- inclined plate
- cap
- inverted
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、キャップが支え台とな
るよう倒立の状態で置かれるチューブ容器に関するもの
である。
るよう倒立の状態で置かれるチューブ容器に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】チューブ容器は極く肉薄で柔軟な胴部を
有し、この胴部を圧搾することにより内容物を口部から
押出し注出するものであり、柔軟かつ軽量なので扱い易
く携帯にも好都合なので、クリーム等の化粧品や歯磨き
剤ばかりでなく、練状の調味料や接着剤などの収納にも
巾広く用いられている。
有し、この胴部を圧搾することにより内容物を口部から
押出し注出するものであり、柔軟かつ軽量なので扱い易
く携帯にも好都合なので、クリーム等の化粧品や歯磨き
剤ばかりでなく、練状の調味料や接着剤などの収納にも
巾広く用いられている。
【０００３】このようなチューブ容器で、主として化粧
品を収納するものの場合、支え台となるキャップを大き
めにするか或いはキャップに巾広な鍔を設けて安定した
倒立状態に置くことは、日常家庭や店頭で目に触れてお
り、改ためて説明するまでもない。
品を収納するものの場合、支え台となるキャップを大き
めにするか或いはキャップに巾広な鍔を設けて安定した
倒立状態に置くことは、日常家庭や店頭で目に触れてお
り、改ためて説明するまでもない。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】この種倒立形のチュー
ブ容器で、化粧品収納のものは湯気が充満する浴室に置
かれることが多いが、この場合容器外面に水滴が付着
し、この水滴が外面を流下し逆さ状態のキャップを通し
内部に侵入して収納品の品質を損ねることが指摘されて
いる。
ブ容器で、化粧品収納のものは湯気が充満する浴室に置
かれることが多いが、この場合容器外面に水滴が付着
し、この水滴が外面を流下し逆さ状態のキャップを通し
内部に侵入して収納品の品質を損ねることが指摘されて
いる。
【０００５】本考案は、キャップ体まわりに水滴排出溝
を有する支え部を一体に形成し、この水滴排出溝により
外面に付着した水滴を外部に誘導排出し、内部には侵入
しないようにしたねじキャップを持つ倒立形のチューブ
容器を得るにある。
を有する支え部を一体に形成し、この水滴排出溝により
外面に付着した水滴を外部に誘導排出し、内部には侵入
しないようにしたねじキャップを持つ倒立形のチューブ
容器を得るにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案の倒立形のチュー
ブ容器は、倒立状態のチューブ胴体１の口頸部２に螺合
され、このチューブ胴体１を支えるねじキャップ３を、
閉封板４周縁から立上って前記口頸部２に螺着する取付
け用周壁５上端から、チューブ胴体１の肩部６に沿って
斜め外上方向に拡がるドーナツ状の傾斜板７外周端から
チューブ胴体１の胴部８を下方に延長したような筒脚９
を垂設し、前記傾斜板７の周方向とびとび数個所に、底
部10が取付け用周壁５上端から斜め外下方向に傾斜する
よう凹陥させて上向きの水滴排出溝11を形成し、かつ筒
脚９下部に円板状の掩い板12を内嵌固定した形状とした
構成としている。
ブ容器は、倒立状態のチューブ胴体１の口頸部２に螺合
され、このチューブ胴体１を支えるねじキャップ３を、
閉封板４周縁から立上って前記口頸部２に螺着する取付
け用周壁５上端から、チューブ胴体１の肩部６に沿って
斜め外上方向に拡がるドーナツ状の傾斜板７外周端から
チューブ胴体１の胴部８を下方に延長したような筒脚９
を垂設し、前記傾斜板７の周方向とびとび数個所に、底
部10が取付け用周壁５上端から斜め外下方向に傾斜する
よう凹陥させて上向きの水滴排出溝11を形成し、かつ筒
脚９下部に円板状の掩い板12を内嵌固定した形状とした
構成としている。
【０００７】
【作用】上記において、浴室等に置かれ、湯気によりあ
るいは冠水してチューブ胴体１外面に水滴が発生付着し
た場合、この水滴はチューブ胴体１外面を流下するが、
胴体１の肩部６には傾斜板７が接し、またこの傾斜板７
外周端から下方に胴体１の胴部８を下方に連続的に延長
したように下がり、傾斜板７とで胴体１を支える筒脚９
が在るので、流下する水滴の一部は胴部８から直接筒脚
９外面に移るが、大部分は矢示するように胴部８下端と
筒脚９上端の接合部が形成する周溝状部を伝わって水滴
排出溝11に集まり、この水滴排出溝11から筒脚９下部外
面を流れて外部に排出される。
るいは冠水してチューブ胴体１外面に水滴が発生付着し
た場合、この水滴はチューブ胴体１外面を流下するが、
胴体１の肩部６には傾斜板７が接し、またこの傾斜板７
外周端から下方に胴体１の胴部８を下方に連続的に延長
したように下がり、傾斜板７とで胴体１を支える筒脚９
が在るので、流下する水滴の一部は胴部８から直接筒脚
９外面に移るが、大部分は矢示するように胴部８下端と
筒脚９上端の接合部が形成する周溝状部を伝わって水滴
排出溝11に集まり、この水滴排出溝11から筒脚９下部外
面を流れて外部に排出される。
【０００８】即ち、水滴はキャップ３の内側に回るよう
なことはなくなり、収納品の品質を損ねない。
なことはなくなり、収納品の品質を損ねない。
【０００９】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明するに、
本考案ではねじキャップ３のキャップ体まわりの支え部
に水滴排出溝11を形成し、この水滴排出溝11により水滴
を外部に誘導排出させることを特徴としている。
本考案ではねじキャップ３のキャップ体まわりの支え部
に水滴排出溝11を形成し、この水滴排出溝11により水滴
を外部に誘導排出させることを特徴としている。
【００１０】チューブ胴体１は合成樹脂成形品からなる
もので、肉薄で柔軟な筒状胴部８下端から肩部６を介し
小径な口頸部２の肉厚剛性部を一体に形成しており、胴
部８の図示しない上端は一文字状に圧着して閉塞してあ
る。
もので、肉薄で柔軟な筒状胴部８下端から肩部６を介し
小径な口頸部２の肉厚剛性部を一体に形成しており、胴
部８の図示しない上端は一文字状に圧着して閉塞してあ
る。
【００１１】ねじキャップ３は、閉封板４と、この閉封
板４周縁から立上った取付け用周壁５とのキャップ体の
取付け用周壁５上端から、チューブ胴体１の肩部６に沿
って斜め外上方向に拡がるよう設けたドーナツ状の傾斜
板７外周端から、チューブ胴体１の胴部８を下方に垂下
延長したような筒脚９を下端が閉封板４より幾分下方に
位置するまで垂設し、そして傾斜板７の90度置き周方向
４個所に、底部10が取付け用周壁５上端から斜め外下方
向に傾斜するよう凹陥させて上向きの水滴排出溝11を形
成し、さらに筒脚９の下部に円板状の掩い板12を互いの
係合溝と係合突条を係嵌させて内嵌装着した構造のもの
であり、傾斜板７と筒脚９とがキャップ体をチューブ胴
体１の口頸部２に螺着したときこのチューブ胴体１を支
える支え部となる。
板４周縁から立上った取付け用周壁５とのキャップ体の
取付け用周壁５上端から、チューブ胴体１の肩部６に沿
って斜め外上方向に拡がるよう設けたドーナツ状の傾斜
板７外周端から、チューブ胴体１の胴部８を下方に垂下
延長したような筒脚９を下端が閉封板４より幾分下方に
位置するまで垂設し、そして傾斜板７の90度置き周方向
４個所に、底部10が取付け用周壁５上端から斜め外下方
向に傾斜するよう凹陥させて上向きの水滴排出溝11を形
成し、さらに筒脚９の下部に円板状の掩い板12を互いの
係合溝と係合突条を係嵌させて内嵌装着した構造のもの
であり、傾斜板７と筒脚９とがキャップ体をチューブ胴
体１の口頸部２に螺着したときこのチューブ胴体１を支
える支え部となる。
【００１２】この実施例構成において、チューブ胴体１
外面に水滴が付着したりすると、この水滴は胴体１外面
を流下するが、胴体１の肩部６には傾斜板７が接し、ま
たこの傾斜板７外周端から下方に、胴体１の胴部８を延
長したように下がり傾斜板７とで胴体１を支える筒脚９
があるので、流下する水滴の一部は胴部８から直接筒脚
９外面に移るが、大部分は矢示するように胴部８下端と
筒脚９上端の接合部が形成する周溝状部を伝わって水滴
排出溝11に集まり、この水滴排出溝11から筒脚９下部外
面に流れて外部に排出される。
外面に水滴が付着したりすると、この水滴は胴体１外面
を流下するが、胴体１の肩部６には傾斜板７が接し、ま
たこの傾斜板７外周端から下方に、胴体１の胴部８を延
長したように下がり傾斜板７とで胴体１を支える筒脚９
があるので、流下する水滴の一部は胴部８から直接筒脚
９外面に移るが、大部分は矢示するように胴部８下端と
筒脚９上端の接合部が形成する周溝状部を伝わって水滴
排出溝11に集まり、この水滴排出溝11から筒脚９下部外
面に流れて外部に排出される。
【００１３】従って、湯気のたち込める浴室等で使用し
ても発生付着した水滴がキャップ内に回るようなことは
なく、収納品の品質を損ねる懸念はない。
ても発生付着した水滴がキャップ内に回るようなことは
なく、収納品の品質を損ねる懸念はない。
【００１４】上記実施例で、水滴排出溝11の数は適宜任
意に定めればよい。
意に定めればよい。
【００１５】
【考案の効果】上記したように、本考案の倒立形のチュ
ーブ容器では、ねじキャップ３のキャップ体まわりに、
チューブ胴体１の肩部６に接する傾斜板７と、この傾斜
板７外周端から垂下されこの傾斜板７とでチューブ胴体
１を支える筒脚９との支え部を一体に形成し、そして傾
斜板７の周方向とびとび数個所に斜め外下方向に傾斜す
る水滴排出溝11を凹陥形成したので、胴体１外面に付着
した水滴を水滴排出溝11を介し外部に排出することがで
き、従って浴室等で使用しても水滴が内部に侵入して品
質を損ねたりすることがなく、信頼性が向上する。また
筒脚９と掩い板12がキャップ体部を覆うので、外観上の
美観が得られる利点もある。
ーブ容器では、ねじキャップ３のキャップ体まわりに、
チューブ胴体１の肩部６に接する傾斜板７と、この傾斜
板７外周端から垂下されこの傾斜板７とでチューブ胴体
１を支える筒脚９との支え部を一体に形成し、そして傾
斜板７の周方向とびとび数個所に斜め外下方向に傾斜す
る水滴排出溝11を凹陥形成したので、胴体１外面に付着
した水滴を水滴排出溝11を介し外部に排出することがで
き、従って浴室等で使用しても水滴が内部に侵入して品
質を損ねたりすることがなく、信頼性が向上する。また
筒脚９と掩い板12がキャップ体部を覆うので、外観上の
美観が得られる利点もある。
【図１】ａは一実施例のねじキャップの上面図、ｂはａ
のＡ−Ａ線断面図である。
のＡ−Ａ線断面図である。
【図２】同ねじキャップの分解斜視図である。
１ チューブ胴体 ３ ねじキャップ ７ 傾斜板 ９ 筒脚 11 水滴排出溝
Claims (1)
- 【請求項１】 倒立状態のチューブ胴体１の口頸部２に
螺合され、このチューブ胴体１を支えるねじキャップ３
を、閉封板４周縁から立上って前記口頸部２に螺着する
取付け用周壁５上端から、チューブ胴体１の肩部６に沿
って斜め外上方向に拡がるドーナツ状の傾斜板７外周端
からチューブ胴体１の胴部８を下方に延長したような筒
脚９を垂設し、前記傾斜板７の周方向とびとび数個所
に、底部10が取付け用周壁５上端から斜め外下方向に傾
斜するよう凹陥させて上向きの水滴排出溝11を形成し、
かつ筒脚９下部に円板状の掩い板12を内嵌固定した形状
としたことを特徴とする倒立形のチューブ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP442892U JP2555407Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 倒立形のチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP442892U JP2555407Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 倒立形のチューブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558653U JPH0558653U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2555407Y2 true JP2555407Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=11583984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP442892U Expired - Fee Related JP2555407Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 倒立形のチューブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555407Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100891995B1 (ko) * | 2008-10-13 | 2009-04-09 | 유병철 | 배수 구조를 포함하는 치약 용기 |
| US20150122841A1 (en) * | 2013-11-06 | 2015-05-07 | The Procter & Gamble Company | Easy to empty flexible containers |
| JP7009026B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2022-01-25 | 株式会社吉野工業所 | キャップ |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP442892U patent/JP2555407Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0558653U (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |