JP2555158B2 - 蛇行制御装置 - Google Patents

蛇行制御装置

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JP2555158B2
JP2555158B2 JP63186989A JP18698988A JP2555158B2 JP 2555158 B2 JP2555158 B2 JP 2555158B2 JP 63186989 A JP63186989 A JP 63186989A JP 18698988 A JP18698988 A JP 18698988A JP 2555158 B2 JP2555158 B2 JP 2555158B2
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rolls
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晋二郎 石川
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Kawasaki Steel Corp
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蛇行制御装置に関し、例えば鋼帯の表面処
理装置など一般に連続して移送する帯状の材料を扱うラ
インにおいてその蛇行制御を行う装置に関する。
〔従来の技術〕
金属ストリップの連続表面処理を行う場合などには、
金属ストリップの耳端位置制御または中心位置制御など
蛇行防止処理が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような帯状物体(ストリップ)の蛇行制御をパス
ラインの中間で行う場合、従来、センタピボット方式と
エンドピボット方式がある。
センタピボット方式は1本のロールまたは2本のロー
ルを、入側ストリップのパスラインまわりに旋回する方
式である。この場合、旋回ロールの前後のパスラインの
方向が平行(例えば第5図(a))かまたは180度方向
転換(例えば第5図(b))する場合しか使用できな
い。第5図(a)、(b)はステアリングロール11、12
を入側のパスライン13のまわりに旋回させるもので、そ
の正面図を第5図(c)に示すようにロール11、12をパ
スライン13を中心として11a、12aのように旋回させる。
特開昭61−95717は基本的にセンタピボット方式であ
るが、ストリップの進行方向が限られ、また張力の不均
衡を免れない。
また、ストリップ進行方向が90度方向転換する場合は
第6図に示すようにエンドピボット方式がある。即ちス
テアリングロール14を軸15まわりにθだけ旋回させる方
式である。この場合、幅方向で張力が対称にならないた
め帯状物体にたるみが生じ、ステアリング能力が不安定
となるなどの問題がある。
特公昭61−22655は1個のロールの軸心方向の位置変
化と角度変化を同時に行うものであるが、基本的に後者
に属しストリップが90度方向転換する場合でないと使用
できない。またストリップの張力の不均衡を避けること
ができないので不安定となる。
本発明はストリップの進行方向がどのような転回角度
においても確実に蛇行制御することができる蛇行制御装
置を実現するものである。
〔課題を解決するための手段〕
連続焼鈍炉の蛇行制御ではストリップの進行方向転回
角度が0度、180度以外の場所でも行う場合がある。本
発明は基本的にはセンタピボット方式の利点を生かし、
これに張力均衡機構を組合わせることによって、効果的
な安定した蛇行制御を行うことができるものである。
すなわち本発明は、前後2本のステアリングロールを
設け、上流側のロールは入側のパスライン軸まわりに旋
回自在に支持すると共に、下流側のロールには前記2本
のロール間のパスライン軸まわりに旋回させる機構を付
設したことを特徴とする蛇行制御装置である。
また、本発明は各入側パスライン軸まわりに旋回する
前後2本のステアリングロールと、ストリップの蛇行を
検出する検出器と、前記各ステアリングロールの旋回角
を検出する角度検出器と、ストリップの幅方向張力分布
が常に左右対称になるように、検出した蛇行量から前記
2本のステアリングロールの各所要旋回角を演算する信
号処理装置とから成る蛇行制御装置である。
〔作用〕
本発明は、2本のステアリングロールを操作する。そ
の操作は、ステアリングロール軸心に対してストリップ
のパスラインが常に直角になるようにする。すなわち、
2本のロールのうち上流側のロールが旋回すると、下流
側のロールの旋回軸も回転し、さらに下流側のロールは
別の旋回軸の回りに旋回する。このような独立した動き
によりストリップの幅方向の張力分布を常に左右対称に
する。
第1図は本発明装置の原理を説明する説明図である。
本発明では、矢印8方向に進行するストリップ1の蛇行
を制御する2本のステアリングロール2、3を備える。
この蛇行制御はまず、ステアリングロール2、3を、そ
の上流側のロール2の入側のパスライン4の廻りに旋回
(5)させる。例えばその旋回角度をαとすれば、ロー
ル2、3は鎖線で示したように移動することとなる。
次に第1図(b)に示すように、ステアリングロール
2、3の間のパスライン6の廻りに矢印7のようにロー
ル3を旋回させる。この旋回量は角度βである。このよ
うにすれば、ストリップの幅方向の張力分布を左右対称
にすることができる。ステアリングロール2、3の大き
さ、空間配列位置関係によって、前記αとβの関係が一
義的に決まるので、これをコンピュータに記憶させてお
き演算させる。例えば、同一大きさのステアリングロー
ル2、3の空間配列が第2図のような関係にある場合、
点Mから点Nに至るストリップ両側端の長さを等しくす
る条件としてα(旋回5)とβ(旋回7)の関係は近似
的に、 となる。そこで、蛇行検出器21によってストリップの蛇
行を検出し、本発明によりこれを修正する蛇行制御を行
うと、ストリップに非対称張力を与えることなく蛇行制
御できる。
本発明方法では、従来蛇行修正が困難な第3図
(a)、(b)のようなステアリングロール2、3の空
間配列でも問題なく制御することができる。
ステアリングロールによるストリップの移動にはロー
ルの旋回、移動などによる持ち運びの作用と、ストリッ
プがロールに垂直に巻き付こうとする作用、板幅方向の
張力分布のアンバランスを修正するようにストリップの
進入位置が移動する作用等がある。このうち後二者はロ
ール形状、鋼板性状の影響を受け易いので、できるだけ
第1番目の効果を用いてステアリングすることが望まし
い。
〔実施例〕
第4図に本発明装置の実施例のブロック図を示した。
蛇行検出器21からの蛇行量検出値の入力を受けて、信号
処理装置20内のステアリングロール修正旋回角度計算装
置は修正量を計算し、この計算値をロール旋回角度検出
器22、23の実測値と比較して操作量をそれぞれ旋回装置
に出力する。
〔発明の効果〕
本発明によればストリップの進行方向パスラインが0
度〜180度の任意の角度で転回する場合にセンタピボッ
トと同程度の確実な蛇行制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蛇行制御の原理の説明図、第2図は本
発明の実施例の配列図、第3図はパスラインの方向転換
角度が90度より大きい場合のステアリングロールの配置
図、第4図は本発明の実施例の信号処理系統のブロック
図、第5図、第6図は従来例の説明図である。 1……ストリップ 2、3……ステアリングロール 4、6……パスライン 5、7……旋回方向 8……矢印 11、12、14……ロール 13……パスライン 15……旋回軸 20……信号処理装置 21……蛇行検出器 22、23……旋回角度検出器 24……旋回角度計算装置 25、26……ロール旋回装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後2本のステアリングロールを設け、上
    流側のロールは入側のパスライン軸まわりに旋回自在に
    支持すると共に、下流側のロールには前記2本のロール
    間のパスライン軸まわりに旋回させる機構を付設したこ
    とを特徴とする蛇行制御装置。
  2. 【請求項2】各入側パスライン軸まわりに旋回する前後
    2本のステアリングロールと、ストリップの蛇行を検出
    する検出器と、前記各ステアリングロールの旋回角を検
    出する角度検出器と、ストリップの幅方向張力分布が常
    に左右対称になるように、検出した蛇行量から前記2本
    のステアリングロールの各所要旋回角を演算する信号処
    理装置とから成る蛇行制御装置。
JP63186989A 1988-07-28 1988-07-28 蛇行制御装置 Expired - Lifetime JP2555158B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60106757A (ja) * 1983-11-10 1985-06-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 薄板ストリツプの搬送制御装置
JPS6397565A (ja) * 1986-10-15 1988-04-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 帯状搬送物の蛇行防止方法

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