JP2554956Y2 - 移動車の車輪支持装置 - Google Patents

移動車の車輪支持装置

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JP2554956Y2
JP2554956Y2 JP7128792U JP7128792U JP2554956Y2 JP 2554956 Y2 JP2554956 Y2 JP 2554956Y2 JP 7128792 U JP7128792 U JP 7128792U JP 7128792 U JP7128792 U JP 7128792U JP 2554956 Y2 JP2554956 Y2 JP 2554956Y2
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治宏 渡邉
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転軸芯方向に間隔を
隔て並べる一対の車輪及びこれら車輪を各別に駆動する
モータを支持する車輪支持フレームが、前記一対の車輪
間の中央部に位置する縦軸芯周りで回動するように、ベ
アリングを介して車体フレームに取り付けられた移動車
の車輪支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案は、前後走行のみならずスピンタ
ーン、横行き、あるいは斜め走行等の複雑な走行が可能
な移動車の車輪支持装置に関するものであり、従来の係
る車輪支持装置においては、図6の如く、ベアリング6
3を使用したものが提案されている(例えば、実開昭6
1−113102号,実開平2−103879号参
照)。この従来の移動車の車輪支持装置を図6にて説明
すると、移動車の駆動輪5は、回転軸芯方向に間隔を隔
て並べる一対の車輪51A,51B及びこれら車輪51
A,51Bを各別に駆動するモータ53A,53Bを支
持する車輪支持フレーム62が、一対の車輪51A,5
1B間の中央部に位置する縦軸芯P周りで回動するよう
に、車輪支持フレーム62の上部に固着された回転軸フ
レーム62aにて、ベアリング63,フレーム61を介
して車体フレーム6に取り付けられている。従って、モ
ータ53A,53B夫々を各別に回転させて駆動輪5の
方向を、縦軸芯P周りで、自由に変更設定することがで
きるように構成されている。尚、図中、52は車輪51
A,51Bの車軸であり、62bはこの車軸52の中央
を支持するようにフレーム62に垂設されているフレー
ムであり、63a,63bは夫々ベアリング63のイン
ナーレース,アウターレースである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車輪支持装置には、図6の如く、一対の車輪51A,5
1Bの上端と車体フレーム6との間に、回転軸フレーム
62a,ベアリング63,及びフレーム61等の車輪支
持機構を設置するスペースがどうしても必要となり、車
体フレーム6の位置をこれ以上車輪側へ下げることがで
きないため、コンパクトな車体を構成するにおいて障害
となっていた。本考案は上記の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、より一層コンパクトな移動車
の車輪支持装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の移動車の車輪支
持装置は、回転軸芯方向に間隔を隔て並べる一対の車輪
及びこれら車輪を各別に駆動するモータを支持する車輪
支持フレームが、前記一対の車輪間の中央部に位置する
縦軸芯周りで回動するように、ベアリングを介して車体
フレームに取り付けられたものであって、本考案の特徴
構成は、前記ベアリングが、前記一対の車輪の一部がイ
ンナーレースの内部に入り込むことを許容する大きさに
形成され、前記車輪支持フレームが、前記一対の車輪の
一部を前記ベアリングのインナーレースの内部に入り込
ませた状態に、前記車輪を支持するように構成されてい
る点にある。
【0005】
【作用】本考案の特徴構成によれば、一対の車輪は、一
対の車輪の一部がベアリングのインナ−レ−スの内部に
入り込ませた状態で、車輪支持フレ−ムにて支持されて
いるので、一対の車輪の一部を前記ベアリングのインナ
−レ−スの内部に入り込ませた分だけ、車体フレ−ムの
位置を車輪側へ下げて車輪を支持することができる。
【0006】
【考案の効果】本考案によれば、一対の車輪の一部をベ
アリングのインナ−レ−スの内部に入り込ませた分だ
け、車体フレ−ムの位置を車輪側へ下げて車輪を支持す
ることができるので、一対の車輪の上端と車体フレ−ム
との間の上下方向スペ−スを少なくして、一層コンパク
トな移動車の車輪支持装置を提供するに至った。しか
も、従来のベアリングよりも大径のベアリングを使用し
ているため、車輪の支持強度を強化することができ、且
つ、車輪を回転する回転抵抗を小さくすることができる
ので、車輪の回動をスム−ズに行わせることができる移
動車の車輪支持装置を提供するに至った。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。本考案の車輪支持装置を設けた移動車の走行制御
装置は、図4及び図5に示すように、物品の移載のた
め、誘導体Lに沿って複数のステーションST間を走行
する移動車Vと、移動車Vの走行を指令する地上側の管
理手段Cとより構成されており、ステーションSTから
地上側の管理手段Cへの物品搬送要求及び管理手段Cか
ら停止中の移動車Vへの走行指令を、ステーションS
T,管理手段C,移動車V夫々に設けられた通信装置5
6を介して行うように構成されている。そして、移動車
Vには、誘導体Lを検出する磁気センサ51と、移動車
Vの走行距離を検出する走行距離検出手段としてのエン
コーダ52と、移動車Vの走行を制御する制御手段55
と、管理手段Cとの間で無線通信を行う移動車V側の通
信装置56と、ステーションSTで物品の移載作業を行
う際にステーションSTとの間で物品の載置状態を通信
する光通信装置57と、停止マークMを検出する停止マ
ーク検出装置58とが設けられている。尚、図中、ステ
ーションST側及び管理手段C側夫々の通信装置56は
省略してある。
【0008】以下各装置毎に説明する。
【0009】先ず、移動車Vの構造について説明する。
移動車Vは、図1,図2及び図3に示すように、物品を
載置する載置部1を支持する車体フレーム2の前後両側
部に前後一対の駆動輪3が設けられている。この駆動輪
3は、回転軸芯方向に間隔を隔て並べる一対の車輪31
A,31B及びこれら車輪31A,31Bを各別に駆動
するモータ33A,33Bを支持する車輪支持フレーム
22が、一対の車輪31A,31B間の中央部に位置す
る縦軸芯P周りで回動するように、ベアリング23,フ
レーム21を介して車体フレーム2に取り付けられて構
成されている。そして、インナーレース23a及びアウ
ターレース23bより構成されている上記ベアリング2
3は、一対の車輪31A,31Bの上部がインナーレー
ス23aの内部に入り込む大きさに形成されており、車
輪支持フレーム22は、一対の車輪31A,31Bの上
部をベアリング23のインナーレース23aの内部に入
り込ませた状態で車輪31A,31Bを支持するよう
に、インナーレース23aに固着され、フレーム21は
アウターレース23bに固着されて構成されている。更
に、フレーム2の中央部又はほぼ中央部には左右一対の
従動輪4が縦軸芯Q周りで回動するようにフレーム24
を介して取り付けられている。従って、移動車Vを直線
走行させる場合には、移動車Vの制御手段55は、エン
コーダ52の情報に基づいて、モータ33A,33Bを
同一方向に同じ回転数にて回転させて走行を行うように
構成されており、移動車Vの走行方向を変更する場合に
は、移動車Vを一旦停止させ、モータ33A,33B夫
々を逆回転させて駆動輪3の走行方向を自由に変更設定
することができるように構成されている。尚、モータ3
3A,33Bは、前記エンコーダ52及びモータ駆動回
路53を内蔵しており、このエンコーダ52は、モータ
33A,33B夫々の回転数を検出するように構成され
ている。又、停止マーク検出装置58は、停止マーク検
出装置58の中心が移動車Vの中心と一致するように、
フレーム25を介して車体フレーム2に取り付けられて
いる。
【0010】誘導ラインLは図4に示すように、断面が
矩形で表側がN極、裏側がS極に磁化された磁性体を走
行路面に埋設し、周囲をエポキシ樹脂で固定して路面が
面一になるように構成したものである。
【0011】停止マークMは図4に示すように、磁石片
を表側がS極、裏側がN極になるように走行路面に埋設
したものである。又、停止マークMには、図5に示すよ
うに、誘導ラインL上での停止位置を示すマークM1と
ステーションSTでの停止位置を示すマークM2とがあ
る。
【0012】前記磁気センサ51は、図4に示すよう
に、車体横幅方向に並んだ4個の磁気感知素子からな
る。そして、移動車Vの横幅方向の位置が前記誘導ライ
ンLに対して適正な位置にある状態、すなわち、磁気セ
ンサ51の横幅方向の中心が、誘導ラインLの中央に位
置する状態において、4個の磁気感知受光素子のうち内
側の2個が誘導ラインLによる磁気を感知し、且つ、外
側の2個が感知しない状態となるように、所定間隔を隔
てて設けられている。更に、この磁気センサ51は、図
2に示すように、車体右前方と車体右後方の車体フレー
ム2の底部に、夫々設けられている。従って、車体前方
の磁気センサ51が誘導ラインLに対して左右に偏位す
ると、外側の2個の磁気感知素子の何れかが誘導ライン
Lによる磁気を感知する状態となるので、制御手段55
は、その検出情報に基づいて、車体前方の磁気センサ5
1を誘導ラインLに対して適正な位置に戻すべく前方の
駆動輪3のモータ33A,33Bの操向制御を行う。同
様に、制御手段55は、車体後方の磁気センサ51の検
出情報に基づいて、車体後方の駆動輪3のモータ33
A,33Bの操向制御を行う。尚、制御手段55は、駆
動輪3のモータ33A,33Bの操向制御を行うにおい
て、エンコーダ52の検出情報に基づいて、モータ駆動
回路53を制御するように構成されている。
【0013】次に、移動車Vの走行を、図5にて説明す
る。例えば、管理手段Cより、2番目のステーションS
Tへの走行が指令されると、移動車Vの制御手段は、前
後の駆動輪3を駆動させて誘導ラインLに沿って走行を
開始し、停止マーク検出装置58が2個目の停止マーク
M1を検出すると、車体を停止させる。そしてその場
で、前後の駆動輪3の方向を車体横方向に変更した後、
ステーションSTに向けて車体横方向に走行させ、停止
マーク検出装置58が停止マークM2を検出するに伴
い、車体を停止させる。
【0014】〔別実施例〕 上記実施例の移動車Vは、前後に一対(計2ヶ所)
の駆動輪3を設けて構成されているが、駆動輪3を1ヶ
所に設けて構成しても良いし、2ヶ所以上に設けて構成
しても良い。 上記実施例では、ベアリング23が、一対の車輪3
1A,31Bの上部がインナーレース23aの内部に入
り込む大きさに形成されており、車輪支持フレーム22
が、一対の車輪31A,31Bの上部をベアリング23
のインナーレース23aの内部に入り込ませた状態に、
車輪31A,31Bを支持するように構成されている
が、一対の車輪31A,31Bの中央又は下部をベアリ
ング23のインナーレース23aの内部に入り込ませた
状態に、車輪31A,31Bを支持するように構成して
も良い。
【0015】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動車の車輪支持装置を示す正面図
【図2】移動車の車輪支持装置を示す平面図
【図3】移動車の車輪支持装置を示す側面図
【図4】移動車の走行制御装置の構成を示すブロック図
【図5】移動車の走行説明図
【図6】従来例に係る移動車の車輪支持装置を示す側面
【符号の説明】
2 車体フレ−ム22 車体支持フレ−ム 23 ベアリング 23a インナ−レ−ス 31A,31B 車輪 33A,33B モ−タ P 縦軸芯

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸芯方向に間隔を隔て並べる一対の
    車輪(31A,31B)及びこれら車輪(31A,31
    B)を各別に駆動するモータ(33A,33B)を支持
    する車輪支持フレーム(22)が、前記一対の車輪(3
    1A,31B)間の中央部に位置する縦軸芯(P)周り
    で回動するように、ベアリング(23)を介して車体フ
    レーム(2)に取り付けられた移動車の車輪支持装置で
    あって、 前記ベアリング(23)は、前記一対の車輪(31A,
    31B)の一部がインナーレース(23a)の内部に入
    り込むことを許容する大きさに形成され、 前記車輪支持フレーム(22)は、前記一対の車輪(3
    1A,31B)の一部を前記ベアリング(23)のイン
    ナーレース(23a)の内部に入り込ませた状態に、前
    記車輪(31A,31B)を支持するように構成されて
    いる移動車の車輪支持装置。
JP7128792U 1992-10-14 1992-10-14 移動車の車輪支持装置 Expired - Lifetime JP2554956Y2 (ja)

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KR1019930021174A KR0145431B1 (ko) 1992-10-14 1993-10-13 이동차의 차바퀴 지지장치, 이것을 구비한 이동차 및 이 이동차를 가지는 물품 반송 시스템
US08/622,363 US5624004A (en) 1992-10-14 1996-03-26 Wheel support apparatus for a carriage, a carriage having same, and an article transport system having such carriages

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JPH0635002U JPH0635002U (ja) 1994-05-10
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