JP2554567B2 - 道路情報の表示方法 - Google Patents

道路情報の表示方法

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JP2554567B2
JP2554567B2 JP3280356A JP28035691A JP2554567B2 JP 2554567 B2 JP2554567 B2 JP 2554567B2 JP 3280356 A JP3280356 A JP 3280356A JP 28035691 A JP28035691 A JP 28035691A JP 2554567 B2 JP2554567 B2 JP 2554567B2
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俊行 寺田
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    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34—Route searching; Route guidance
    • G01C21/36—Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3626—Details of the output of route guidance instructions
    • G—PHYSICS
    • G08—SIGNALLING
    • G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/09—Arrangements for giving variable traffic instructions
    • G08G1/0962—Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
    • G08G1/0968—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle
    • G08G1/0969—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle having a display in the form of a map

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  • Instructional Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両に搭載され、例えば
運転者が道順を未知であっても容易に目的地に到達でき
るようにした所謂ナビゲーションシステムに関するもの
であり、詳細にはその情報の表示方法に係るものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の道路情報の表示方法の例
を示すものが図４であり、自動車のセンターコンソール
２０に例えば６吋程度のＣＲＴ（ブラウン管）若しくは
液晶で形成した主表示器２１を設け、この主表示器２１
に地図、路順などの図形、文字情報により道路情報を表
示するものである。
【０００３】尚、このときに、目的地に向けて移動中で
あれば、前記主表示器２１に表示される地図の縮尺は例
えば２０万分の１など広範囲が表示されるものが選択さ
れ、目的地が近づくにしたがって、１０万分の１→５万
分の１→２．５万分の１→１万分の１と云うように縮尺
の小さいものが手動或いは自動で適宜に選択されて、目
的地が詳細に地図上で確認できるように図られ、必要に
応じては画面の一部に文字表示が行われて情報の不足に
対する補足が行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の表示方法においては、第一には、縮尺が大きい
ときには表示面から細部の情報が得られ難いものとな
り、例えば分岐するべき路の正確な位置が判断し難く、
また、縮尺の小さいときには不要な道路なども表示され
て画面が複雑化し走行中の運転者からの読取りが困難と
なり、例えば目的地の近くで停車し確認を行わざるを得
ないものとなり煩雑化するなどの問題点を生ずるものと
なっていた。
【０００５】また、第二には前記主表示器２１がその大
きさによる制約からセンターコンソール２０に設けざる
を得ないものとなることで、前記主表示器２１を読取る
時の視線と運転時の視線との解離が大きく、走行中の確
認を困難とすると共に安全上にも問題点を生ずるものと
なり、これらの点の解決が課題とされるものとなってい
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
方法に生ずる問題点を解決するための具体的手段とし
て、車両の運行に伴う道路情報を表示するための主表示
器が備えられて成る道路情報の表示方法において、車両
の計器板内部には小型の補助表示器を設け、該補助表示
器に前記主表示器の表示に対応する道路情報の細部を表
示することを特徴とする道路情報の表示方法を提供する
ことで、前記した従来の課題を解決するものである。
【０００７】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。尚、理解を容易にするために従来例
と同じ部分には同じ符号を付して説明し、重複する部分
については一部その説明を省略する。図１に符号１０で
示すものは車両の計器板であり、この計器板１０には例
えば速度計１１、回転計１２などが配置され、原則とし
て車両の運転に必要な全ての情報が集約されて表示され
ている。
【０００８】本発明においては前記計器板１０内に補助
表示器１を設けるものであり、この補助表示器１は、例
えば液晶表示素子によるドットマトリックス型表示器と
して形成され、従来例でも説明したセンターコンソール
２０に設けられた主表示器２１（図示は省略する）に対
応する細部の表示を行うものとされている。
【０００９】図２に示すものは前記補助表示器１に行わ
れる表示の例を示すものであり、前記補助表示器１の表
示部には例えば地名表示部１ａと行動表示部１ｂとが設
けられ、前記地名表示部１ａには次に行動を起こすべき
地名が交差点名などとして表示され、前記行動表示部１
ｂにはその地名の場所で起こすべき行動が例えば“右
折”などのように表示される。
【００１０】尚、実際の実施に当たりあまりに手前の位
置から前記補助表示器１に表示を行うのは運転者に対し
煩わしいものとなる恐れがあるので、前記補助表示器１
に表示を行うのは、その地点に達する１〜２キロメート
ル手前など適宜なものとしておくことが好ましい。
【００１１】また、自動車の運転時においては、例えば
右折を行うときには予めに中央車線を確保するなど予備
行動が必要とされることが通常であるので、前記補助表
示器１はカラー液晶など複数色の表示が可能なものを採
用し、当初は青色文字で表示を行わせ、その地点から５
００メートル手前に達したときには表示を赤色に切換え
て、目標地点が接近したことを運転者に告知するなどの
表示方法を採用することが好ましい。
【００１２】図３に示すものは本発明に係る表示方法の
別の実施例であり、前記計器板１０には通常に前記速度
計１１、回転計１２などに加えて、積算走行距離計、ト
リップメータが設けられ、６〜７桁の数字が表示される
ものとなっている。この実施例においては前記算走行距
離計及びトリップメータが設けられていた位置に補助表
示器１を設けるものであり、このときに前記補助表示器
１は前の実施例で説明したのと同様にドットマトリック
ス型のものが採用されて、仮名、漢字、英数字などが表
示可能とされている。
【００１３】上記の構成とした補助表示器１にはナビゲ
ーションシステムが使用されていない状態、或いは使用
されていてもこの補助表示器１に表示が行われない状態
においては図３に示すように積算走行距離計１３として
必要桁の数字表示と、トリップメータ１４として必要桁
の数字表示とが行われるものとされ、前記ナビゲーショ
ンシステム側で表示の必要が生じたときには、この補助
表示器１には前の実施例と同様に地名表示部１ａ及び行
動表示部１ｂしての表示が行われる（図２を参照）もの
とされている。
【００１４】次いで、上記の表示方法とした本発明の作
用、効果について説明を行えば、本発明により補助表示
器１を設け、この補助表示器１に主表示器２１の情報の
細部を表示させる表示方法としたことで、例えば高速道
路での分岐など高速でありながら詳細な情報が必要とさ
れる場合にも、主表示器２１側の地図の縮尺を低いもの
に切換えることなく必要な情報が得られるものとなり、
高速走行中における地図切換操作あるいは読取りなど煩
雑な操作を不要とする。なお、このことは低速走行時で
且つ地図の縮尺が小さい場合にも有効であり、例えば通
過地点の町名番地などを順次に表示すれば停車して目的
地の地番を読取るなどの作業を不要とする。
【００１５】また、前記補助表示器１を計器板１０内に
設けたことにより、表示される細部情報を読取るときの
運転時からの視線の移動が僅かであり、且つ走行速度の
確認のためなどに運転者が日常的に移動させている方向
であるので、読取りを行うための動作に格別の違和感を
生じさせないものとなる。
【００１６】尚、上記何れの実施例においても補助表示
器１には文字表示を行う例で説明したが、これは交差点
などの形状を表す図形と、進路を表す矢印など符号で表
示しても良く、更には文字、図形、符号などを適宜に組
合わせて行っても良いものであることは云うまでもな
い。また、前記補助表示器１に道路情報と組合わせて表
示を行う対称は前記した積算走行距離などに限定される
ものでなく、例えば“オーバーヒート”など所謂ワーニ
ング表示と組合わせても良いものである。
【００１７】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、車
両の計器板内部に小型の補助表示器を設け、該補助表示
器に主表示器の表示に対応する情報の細部を表示する道
路情報の表示方法としたことで、第一には主表示器側で
地域など大略の情報を告知し、補助表示器側で細部の表
示を告知するものとなり、高速走行時において分岐のた
めに細部表示が主表示器側に行われて読取り困難となる
などの問題点をなくして、この種のナビゲーションシス
テムの実用性の向上に優れた効果を奏するものである。
【００１８】また、第二には前記補助表示器を計器板内
に設けたことにより、表示される細部情報を読取るとき
の運転時からの視線の移動を僅かで且つ短時間のものと
して安全性の向上にも優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る道路情報の表示方法の一実施例
を構成で示す正面図である。
【図２】 同じ実施例による補助表示器の表示の例を示
す説明図である。
【図３】 同じく本発明の他の実施例による補助表示器
の表示の例を示す説明図である。
【図４】 従来例を構成で示す斜視図である。
【符号の説明】
１……補助表示器 １ａ……地名表示部、１ｂ……行動表示部 １０……計器板 １１……速度計 １２……回転計 １３……積算走行距離計 １４……トリップメータ ２０……センターコンソール ２１……主表示器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両の運行に伴う道路情報を表示するた
    めの主表示器が備えられて成る道路情報の表示方法にお
    いて、車両の計器板内部には小型の補助表示器を設け、
    該補助表示器に前記主表示器の表示に対応する道路情報
    の細部を表示することを特徴とする道路情報の表示方
    法。
  2. 【請求項２】 前記補助表示器は通常には前記計器板の
    表示要素として動作し、必要に応ずる切換で前記道路情
    報が表示されることを特徴とする請求項１記載の道路情
    報の表示方法。
  3. 【請求項３】 前記補助表示器は表示要素と道路情報と
    の表示の切換、或いは道路情報の表示の内容に伴い表示
    色を変化させることを特徴とする請求項１又は請求項２
    記載の道路情報の表示方法。
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