JP2006234441A - 車速メータ - Google Patents
車速メータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006234441A JP2006234441A JP2005046140A JP2005046140A JP2006234441A JP 2006234441 A JP2006234441 A JP 2006234441A JP 2005046140 A JP2005046140 A JP 2005046140A JP 2005046140 A JP2005046140 A JP 2005046140A JP 2006234441 A JP2006234441 A JP 2006234441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle speed
- scale
- meter
- graduations
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
【課題】 低速時は、細かい車速がわかり、高速時は、瞬読性に優れる車速メータを提供すること。
【解決手段】 目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、目盛を明るく見せる、光の透過性のある目盛(20km/h目盛21、10km/h目盛22、2km/h目盛23)とLED(20km/h目盛用LED61a、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61c)を設け、前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更する。
【選択図】 図1
【解決手段】 目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、目盛を明るく見せる、光の透過性のある目盛(20km/h目盛21、10km/h目盛22、2km/h目盛23)とLED(20km/h目盛用LED61a、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61c)を設け、前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車における車速表示を行う車速メータの技術に関する。
従来の技術においては、スピードメータの下側にあるトリップメータを、スイッチ切替で、車速表示可能にしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−72419号公報(第2−5頁、全図)
しかしながら、従来では、同じ車速を示す表示が2種類になるため、アナログ表示とデジタル表示の両方を見てしまうと、ドライバの視線を運転から多くの時間、奪ってしまうことになり大変好ましくないことである。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、低速時は、細かい車速がわかり、高速時は、瞬読性に優れる車速メータを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、前記目盛を明るく見せる目盛表示手段を設け、前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更することを特徴とする。
よって、本発明では、低速時は細かいところまで車速がわかり、高速時は瞬読性に優れる車速メータにできる。
以下に、本発明の車速メータを実現する実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
まず構造を説明する。
図1は車速メータの速度表示盤の説明図である。図2は車速メータの概要を説明する図である。
実施例1の車速メータ1では、速度表示盤2の目盛及び文字は、背後に配置される複数のLED61,62によって、光を透過することで、明るく表示を行う。
速度表示盤2は、図1に示すように、長く、太い目盛線である20km/h目盛21、長く、細い目盛線である10km/h目盛22、短く、細い目盛線である2km/h目盛23、目盛文字24、単位表記文字25からなる。これらは、光を透過する部材で構成する。
図1は車速メータの速度表示盤の説明図である。図2は車速メータの概要を説明する図である。
実施例1の車速メータ1では、速度表示盤2の目盛及び文字は、背後に配置される複数のLED61,62によって、光を透過することで、明るく表示を行う。
速度表示盤2は、図1に示すように、長く、太い目盛線である20km/h目盛21、長く、細い目盛線である10km/h目盛22、短く、細い目盛線である2km/h目盛23、目盛文字24、単位表記文字25からなる。これらは、光を透過する部材で構成する。
速度表示盤2は、図2に示すようにメータパネル4に組み込まれる。メータパネル4には、エンジン回転計41等の他の表示も設けられる。
メータパネル4の裏側には、メータ基板5を設ける。メータ基板5には、指針を取り付け、回転させる軸部51を設ける。さらに、メータ基板5の速度表示盤2の各目盛と重なる部分、エンジン回転計41の各目盛と重なる部分には、複数のLED61,62を設けるようにする。
メータパネル4の裏側には、メータ基板5を設ける。メータ基板5には、指針を取り付け、回転させる軸部51を設ける。さらに、メータ基板5の速度表示盤2の各目盛と重なる部分、エンジン回転計41の各目盛と重なる部分には、複数のLED61,62を設けるようにする。
速度表示盤2の各目盛と重なる部分のLED61は、20km/h目盛用LED61a、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61cを有する。
例えば、20km/h〜40km/hの表示部分においては、20km/h目盛用LED61a、2km/h目盛用LED61c、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61c、20km/h目盛用LED61aの順に配置されることになる。光を透過する目盛とLEDにより目盛表示手段が構成される。
例えば、20km/h〜40km/hの表示部分においては、20km/h目盛用LED61a、2km/h目盛用LED61c、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61c、20km/h目盛用LED61aの順に配置されることになる。光を透過する目盛とLEDにより目盛表示手段が構成される。
これら複数のLEDは、LED駆動部71により、点灯、消灯及び、徐々に輝度を小さくする駆動が成され、LED駆動部71は、輝度制御部72により制御される。
輝度制御部72は、入力される車速から、LED駆動部71を制御する。
輝度制御部72は、入力される車速から、LED駆動部71を制御する。
また、速度表示、エンジン回転表示等を行う指針を回転させる軸部51の駆動は、車速が入力されるメータ制御部73により制御される。
次に作用を説明する。
[車速に応じた目盛表示作用]
実施例1の車速メータ1は、車速が速度V1km/h未満、例えば50km/hの場合には、20km/h目盛用LED61a、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61cの全てを初期輝度で表示する(図3(a)参照)。
次に、車速がV1km/h以上で且つ次の速度V2km/h未満、例えば50km/h以上80km/h未満の場合には、2km/h目盛用LED61cの輝度を徐々に落とす(図3(b)参照)。
そして、車速がV2km/h以上で且つ次の速度V3km/h未満、例えば80km/h以上、100km/h未満の場合には、10km/h目盛用LED61bの輝度も徐々に落とす(図3(c)参照)。
[車速に応じた目盛表示作用]
実施例1の車速メータ1は、車速が速度V1km/h未満、例えば50km/hの場合には、20km/h目盛用LED61a、10km/h目盛用LED61b、2km/h目盛用LED61cの全てを初期輝度で表示する(図3(a)参照)。
次に、車速がV1km/h以上で且つ次の速度V2km/h未満、例えば50km/h以上80km/h未満の場合には、2km/h目盛用LED61cの輝度を徐々に落とす(図3(b)参照)。
そして、車速がV2km/h以上で且つ次の速度V3km/h未満、例えば80km/h以上、100km/h未満の場合には、10km/h目盛用LED61bの輝度も徐々に落とす(図3(c)参照)。
通常の市街地走行では、0〜50km/hの間で走行すると考え、例えば速度V1を50km/hと設定すると、50km/h以上の速度になった場合、2km/h目盛用LED61cも輝度が下がるため、速度表示の全体のイメージからも50km/hを超えたことを認識しやすくなる。すなわち、単に50km以上で運転負荷が上昇した場合に最低限の情報による視認性の向上のみならず、速度超過に対する警告を促すことにもつながる。同様に、V2を高速道路の規制速度の上限である100km/hとすることで同様に警告を促す用途で利用可能となる。また、カーナビゲーション、VICSなどの道路交通情報を利用し、高速道路であっても雨天や事故などで50km/h、80km/hなどの速度規制が入った場合V2をこの速度に自動で設定することで、運転者は10km/h目盛22の輝度が落ちないように速度を調整することで、安定した適度な速度で走行することが可能となる。市街地においては同様にV1の設定を30km/h規制、40km/h規制に設定することで、同様な効果をもたらす。
言い換えて説明しておく。
自動車用メータの車速表示は、機械式ムーブメントによるアナログメータや、セグメントディスプレイなどによるデジタルメータがある。アナログメータは、ムーブメントの位置により絶対量の変化を瞬時に読み取りやすいため、頻繁に速度が変化する市街地走行などに適している。従来例では、アナログ表示とデジタル表示の両方を表示している。
自動車用メータの車速表示は、機械式ムーブメントによるアナログメータや、セグメントディスプレイなどによるデジタルメータがある。アナログメータは、ムーブメントの位置により絶対量の変化を瞬時に読み取りやすいため、頻繁に速度が変化する市街地走行などに適している。従来例では、アナログ表示とデジタル表示の両方を表示している。
しかしながら、アナログ表示のスピードメータにおいて、目盛の細かさを一定にし、全体を細かく刻む目盛にすると、微小車速の変動がわかるが、情報量が多いため、瞬読性に劣る。目盛の細かさを一定にし、全体を粗くすると、瞬読性は上がるが、微小な変動がわかりにくい。また、これらに対し、目盛の細かさを低速部分は細かく、高速部分は粗くすると、メータ全体のデザインのバランスが悪い。
これに対し、本実施例1では、市街地走行など、速度規制等により、微小車速の変動を見ることがある低速時には、2km/h毎の目盛が読めるようにし、運転負荷が高い高速時には、10km/h毎、あるいは20km/h毎の目盛にして、瞬読性を向上させたのであり、目盛の輝度の変更によって、アナログメータの良さとデジタルメータの良さを合わせ持つものである。
また、全体で変化するためデザインのバランスがよい。
また、全体で変化するためデザインのバランスがよい。
なお、目盛の輝度を変更する際には、図4(a)に示すように、所定の速度で、段階的に切換えて、積極的にドライバに切換えを伝えるようにしてもよいし、図(b),(c)のように徐々に輝度を落としてもよい。この場合には、徐々に輝度を変更することにより、表示の連続性が保たれ、切り替わりに違和感を生じない。
次に効果を説明する。
本実施の形態の車速メータにあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
(1)目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、目盛を明るく見せる、光の透過性のある目盛とLEDを設け、前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更するため、低速時は細かいところまで車速がわかり、高速時は瞬読性に優れる車速の表示ができる。
本実施の形態の車速メータにあっては、次に列挙する効果を得ることができる。
(1)目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、目盛を明るく見せる、光の透過性のある目盛とLEDを設け、前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更するため、低速時は細かいところまで車速がわかり、高速時は瞬読性に優れる車速の表示ができる。
(2) (1)について、表示の目盛のきざみを大目盛、中目盛、小目盛の少なくとも3種類の異なるきざみの目盛に分け、車速が低速では、全ての目盛の輝度を高くして、表示させ、車速が中速では、小目盛の輝度を落とすようにし、車速が高速では、小目盛、中目盛の輝度を落とすようにしたため、低速時は細かいところまで車速がわかり、高速時は瞬読性に優れる車速の表示ができる。
(3) (2)について、輝度を落とす際に、徐々に変化させるようにしたため、表示の連続性を保ち、切り替わりに違和感を生じないようにできる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態を実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例1では、機械的に指針が動くアナログメータについて、説明したが、アナログメータ自体を、液晶パネルに表示させるようにし、例えばバックライトにより輝度を変更するものであってもよい。
実施例1では、2km/h、10km/h、20km/hきざみの目盛を用いたが他速度のきざみであってもよく、また、きざみの種類を増やしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例1では、機械的に指針が動くアナログメータについて、説明したが、アナログメータ自体を、液晶パネルに表示させるようにし、例えばバックライトにより輝度を変更するものであってもよい。
実施例1では、2km/h、10km/h、20km/hきざみの目盛を用いたが他速度のきざみであってもよく、また、きざみの種類を増やしてもよい。
1 車速メータ
2 速度表示盤
21 20km/h目盛
22 10km/h目盛
23 2km/h目盛
24 目盛文字
25 単位表記文字
4 メータパネル
41 エンジン回転計
5 メータ基板
51 軸部
61 LED
61a 20km/h目盛用LED
61b 10km/h目盛用LED
61c 2km/h目盛用LED
62 LED
71 LED駆動部
72 輝度制御部
73 メータ制御部
2 速度表示盤
21 20km/h目盛
22 10km/h目盛
23 2km/h目盛
24 目盛文字
25 単位表記文字
4 メータパネル
41 エンジン回転計
5 メータ基板
51 軸部
61 LED
61a 20km/h目盛用LED
61b 10km/h目盛用LED
61c 2km/h目盛用LED
62 LED
71 LED駆動部
72 輝度制御部
73 メータ制御部
Claims (1)
- 目盛を指し示す位置を車速に応じて変更することで、車速の表示を行う車速メータにおいて、
前記目盛を明るく見せる目盛表示手段を設け、
前記目盛をきざみ間隔で複数段階に分け、車速に応じて前記段階で目盛の輝度を変更する、
ことを特徴とする車速メータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046140A JP2006234441A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車速メータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005046140A JP2006234441A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車速メータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006234441A true JP2006234441A (ja) | 2006-09-07 |
Family
ID=37042276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005046140A Pending JP2006234441A (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 車速メータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006234441A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010006197A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
JP2010164959A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-29 | Johnson Controls Gmbh | ディスプレイ上に透明なアップリケを有する計器ディスプレイ |
WO2015068269A1 (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005046140A patent/JP2006234441A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010006197A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Nippon Seiki Co Ltd | 車両用表示装置 |
JP2010164959A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-29 | Johnson Controls Gmbh | ディスプレイ上に透明なアップリケを有する計器ディスプレイ |
US8850729B2 (en) | 2008-12-16 | 2014-10-07 | Johnson Controls Technology Company | Instrument-display with a transparent appliqué over a display |
WO2015068269A1 (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5920256A (en) | Gauge with mechanical indicator and reconfigurable gauge display | |
EP1821070B1 (en) | Luminous display for automotive satellite navigation systems | |
US8866603B2 (en) | Method for communicating a deviation of a vehicle parameter | |
JP2007509369A (ja) | フラットパネル型カラークラスター | |
US20090192704A1 (en) | Portable navigation device | |
JP2004136823A (ja) | 車両用表示装置 | |
US10332456B2 (en) | Vehicular display device and display method of vehicular display device | |
JPS58190720A (ja) | 自動車用燃費計の表示装置 | |
CA2308134A1 (en) | Improved gauge instrument for use in a motor vehicle | |
JP4964416B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2018197691A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2006234441A (ja) | 車速メータ | |
WO2003099602A1 (en) | Device for indicating an operational state of a vehicle | |
JP2005241288A (ja) | 車両制限速度警報装置 | |
EP3974230B1 (en) | Display device for vehicle | |
JPH11245686A (ja) | 車速表示装置 | |
US20050174226A1 (en) | Device for indicating an operational state of a vehicle | |
US20060055630A1 (en) | Chromatically enhanced display | |
JP2012113069A (ja) | 表示装置 | |
JPH08234656A (ja) | ナビゲーションシステムの表示方法 | |
JP2005239127A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2005049226A (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2006213272A (ja) | 車両用速度計及び当該速度計を備えたコンビネーションメータ | |
JP2004237844A (ja) | 車両情報表示装置 | |
JP2004314795A (ja) | 車両用表示装置 |