JP2004237844A - 車両情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多様なドライバーの要求に対応し、かつ、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる車両情報表示装置を提供すること。
【解決手段】車両情報の表示の一部を拡大表示するよう画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で液晶ディスプレイ13を制御し、車両情報及び車両の外的な状況を画像表示制御装置11に入力するインターフェースを設け、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むメーターパネルであり、インターフェースで得る情報に応じて液晶ディスプレイ13に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】車両情報の表示の一部を拡大表示するよう画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で液晶ディスプレイ13を制御し、車両情報及び車両の外的な状況を画像表示制御装置11に入力するインターフェースを設け、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むメーターパネルであり、インターフェースで得る情報に応じて液晶ディスプレイ13に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更するようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多様なドライバーの要求に対応する車両情報を取得できるようにする車両情報表示装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両情報表示装置にはスピードメーターや回転計などがあり、その大きさ、変化量などが固定であり、ドライバーが本当に必要な情報や、その場面で重要だと考える情報が、瞬時に取得できない場合があった。これに対し、速度に応じてスピードメーターを拡大表示するものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−265091号公報(第4−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両情報表示装置にあっては、多様なドライバーの要求に対応できないものであり、そのときの車両の速度や、昼間/夜間の違い、降雨の状況、道路のカーブや、道路の勾配などの外的環境の違いなどによる動的な条件の変化に対応ができていなかった。
【0005】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、多様なドライバーの要求に対応でき、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる車両情報表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、車両からドライバーに車両情報を伝達するために表示部への表示を行う車両情報表示装置において、車両情報の表示の一部を拡大表示する拡大表示手段を設け、拡大表示手段を制御する制御部を設け、車両情報及び車両の外的な状況を制御部に入力する入力手段を設け、表示部による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むものであり、入力手段で得る情報に応じて表示部に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更することを特徴とする手段とした。
本発明中、「目盛のあるメーター表示」とは、単に数字を表示するものを除くものとする。
【0007】
請求項2記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報として車速センサより車速を入力するようにし、拡大表示手段が、車速に対応して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0008】
請求項3記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両の外的な情報として、ナビゲーション装置から一般道を走行しているか、高速道路を走行しているかを示す情報を制御部に入力するようにし、一般道を走行するか高速道路を走行するかにより拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0009】
請求項4記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてヘッドライトの点灯信号を入力するようにし、拡大表示手段が、昼と夜を判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0010】
請求項5記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてワイパーの作動信号を入力するようにし、拡大表示手段が、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。
【0011】
請求項6記載の発明では、表示部が、液晶ディスプレイからなり、表示部による車両情報の表示が車のメーターパネルに表示させる内容を表示させることを特徴とする手段とした。
【0012】
【発明の作用と効果】
請求項1記載の発明では、入力手段から制御部に入力される車両情報や車両の外的な状況から判断して、表示部による車両情報の表示の一部を拡大表示手段で拡大表示する。よって、ドライバーが重要と感じやすい多様な要因を多く取り入れて拡大表示し、かつ、状況からドライバーに表示を行ったほうがよい情報を拡大して表示できることとなる。よって、多様なドライバーの要求に対応して表示が行えるようにし、かつ、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる。
また、目盛りのあるメーター表示を含むようにすることで、より感覚的に捉えやすいようにすることで、瞬間的にしか見なくても充分に認識できる。
【0013】
請求項2記載の発明では、入力手段から制御部に入力される車両情報として、車速を入力する。これにより、表示部のスピードメーター部分において、車両の現在の速度に近い速度範囲を拡大表示するようにして、速度に合わせた見やすさを要求するドライバーに対応することができる。
【0014】
請求項3記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両の外的な情報として、一般道か高速道路かを示す情報を入力する。これにより、表示部の部分において、一般道と高速道路で拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、道路の種類に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0015】
請求項4記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両情報として、ヘッドライトの点灯信号を入力する。これにより、昼と夜を判断して拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、時間帯に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0016】
請求項5記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両情報として、ワイパーの作動信号を入力する。これにより、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、天気に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0017】
請求項6記載の発明では、メーターパネルの内容を液晶ディスプレイに表示させる。これにより、簡単な構造で拡大表示が行える。よって複雑な装置とならず、コストを抑制できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両情報表示装置を実現する実施の形態を、請求項1〜6に係る発明に対応する実施例に基づいて説明する。
【0019】
(実施例)
【0020】
まず、構成を説明する。
図1は実施例の車両情報表示装置の概略ブロック図である。図2は実施例の車両情報表示装置の表示を示す説明図である。図3は実施例の車両情報表示装置の画像表示制御装置における処理の流れを示すフローチャート図である。図1,2における主要符号を説明すると、1は車両情報表示装置、11は画像表示制御装置(制御部)、12は画像表示メモリ、13は液晶ディスプレイ(表示部)、111はスピードメーター、112はエンジン回転計、113は燃料計、114はエンジン水温計、115はATポジションインジケーター、116はオドメーター、117はトリップメーター、120は拡大表示部分、2はインターフェース、21は通信線(2とともに入力手段を構成する)、3は車内LAN、4は車速センサ、5はヘッドライト、6はワイパー、7はナビゲーション装置である。
【0021】
本実施例の車両情報表示装置1は、図2に示すように、車のメーターパネルを液晶ディスプレイ13に表示させるものである。図1に示すように、液晶ディスプレイ13は、画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で制御される。
【0022】
さらに、この画像表示制御装置11には、外部から情報を入力するためのインターフェースを設け、車内LAN3に通信線21で接続する。この車内LAN3には、車速センサ4、ヘッドライト5、ワイパー6、ナビゲーション装置7が接続されている。
【0023】
この画像表示制御装置11によって、制御して液晶ディスプレイ13に表示させる車のメーターパネルの内容は、図2(a)に示すように、まず、目盛りの入ったスピードメーター111を設ける。このスピードメーター111は図2(a)中の矢印で示すように0km/hのところから目盛りに沿って帯状のものを延長させ、その端部が現在のスピードを指し示すようにしたものである。つまり、この帯状の部分が伸縮して指針の代わりとなる。
【0024】
さらに、液晶ディスプレイ13には、エンジン回転計112、燃料計113、エンジン水温計114、ATポジションインジケーター115、オドメーター116、トリップメーター117を表示させる。
【0025】
次に、作用を説明する。
【0026】
[拡大表示作用]
本実施例の車両情報表示装置1では、画像表示制御装置11の制御によって、拡大領域の前後の車速表示が見難くならないようスピードメーター111の値が拡大表示範囲内の場合のみ、液晶ディスプレイ13に表示したスピードメーター111の一部を拡大表示する。液晶ディスプレイ13に表示することにより、表示させるためのプログラムの変更で、構成を複雑にせずに拡大表示を行う。拡大表示を行うと、図2(b)に示すように液晶ディスプレイ13で表示させているスピードメーター111の一部を虫眼鏡で拡大して見たような状態にする。
拡大したことにより、見やすくなるとともに、目立つこととなる。
【0027】
[画像表示制御装置による制御]
図3は実施例の画像表示制御装置11で実行される処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0028】
ステップS1では、ナビゲーション装置7から、現在の車両が位置する道路が一般道か高速道路かの道路の種類の情報、道路のカーブのきつさを示すカーブ情報、道路の勾配が上りか下りか及び勾配のきつさを示す道路の勾配情報を車内LAN3よりインターフェースを介して画像表示制御装置11に入力する。
【0029】
ステップS2では、車両が一般道を走行しているか、高速道路を走行しているか判断する。このステップでは、基本的にはナビゲーション装置7の情報で判断するが、高速道路の下に同じ経路で一般道が存在するような場合には、車速により判断する。車両が一般道路を走行する場合にはステップS3に移行し、車両が高速道路を走行する場合にはステップS4に移行する。
【0030】
ステップS3では、昼間の一般道の規定値として、拡大表示範囲を40〜70km/hにする。
【0031】
ステップS4では、昼間の高速道路の規定値として、拡大表示範囲を90〜120km/hにする。
【0032】
ステップS5では、車両の外的環境として時間帯が、昼か夜かを判断する。この判断では、ヘッドライト5がONであれば夜と判断してステップS6に移行し、ヘッドライト5がOFFであれば昼と判断してステップS7に移行する。
【0033】
ステップS6,S8,S10,S12では、拡大表示範囲全体を10km/h分下げた表示範囲にする。
【0034】
ステップS7では、車両の外的環境として天気が、晴天か雨天かを判断する。この判断では、ワイパー6がONであれば雨天と判断してステップS8に移行し、ワイパー6がOFFであれば晴天と判断してステップS9に移行する。ワイパー6を作動させるまでではない天気は晴天に含まれるものとする。
【0035】
ステップS9では、ナビゲーション装置7の道路情報により、車両が走行する道路が急なカーブかどうかを判断する。急なカーブである場合にはステップS10に移行し、それ以外の場合にはステップS11に移行する。
【0036】
ステップS11では、ナビゲーション装置7の道路情報により、車両が走行する道路が急な下り坂かどうかを判断する。急な下り坂の場合にはステップS12に移行し、それ以外の場合にはステップS13に移行する。
【0037】
ステップS13では、拡大表示範囲を指定する制御信号を画像表示メモリ12を介して液晶ディスプレイ13に送って、液晶ディスプレイ13に表示させているメーターのスピードメーター111の一部を、スピードメーター111に表示する値が拡大表示範囲内となった場合に拡大表示範囲で拡大表示する。
【0038】
なお、ステップS3,S4における規定値は、現在の車速に合わせて変更するようにしてもよいし、固定した値としてもよい。
【0039】
[車両情報及び車外の状況に対応した拡大表示作用]
▲1▼道路の種類への対応
一般道を走行する場合に比べ、高速道路では、速く走行するため、拡大表示する速度範囲を速い側にシフトさせる。この判断はステップS2で行われる。これにより、高速道路を走る際にドライバーの拡大表示を見たい範囲の要求を満たすようにする。
これに対し、一般道では、高速道路より遅い側を表示範囲として、道路の種類に対応した拡大表示範囲を見たいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0040】
▲2▼時間帯への対応
夜間走行では、安全に運転するため及び視界が悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲が変更されるので、時間帯に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。この時間帯の判断はステップS5で判断される。
【0041】
▲3▼天気への対応
雨天の場合には、安全に運転するため及び視界が悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この天気の判断はステップS7で判断する。これにより、天気に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0042】
▲4▼急カーブへの対応
急カーブでは、安全に運転するため運転及び見通しが悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この急カーブの判断はステップS9で判断する。これにより、急カーブに合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0043】
▲5▼急な下り坂への対応
急な下り坂では、安全に運転するための速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この急な下り坂の判断はステップS11で判断する。これにより、急な下り坂に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0044】
このように、ドライバーが想起するであろうスピードメーター111の拡大表示範囲の変更要因を、あらかじめ捉えて拡大表示範囲を変更することにより、ドライバーの多様な要求に対応することとなり、かつ、動的なその条件の変化に合わせることとなる。
【0045】
次に、効果を説明する。
【0046】
実施例の車両情報表示装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0047】
(1)車両からドライバーに車両情報を伝達するために液晶ディスプレイ13への表示を行う車両情報表示装置1において、車両情報の表示の一部を拡大表示するよう画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で液晶ディスプレイ13を制御し、車両情報及び車両の外的な状況を画像表示制御装置11に入力するインターフェースを設け、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むメーターパネルであり、インターフェースで得る情報に応じて液晶ディスプレイ13に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更するため、多様なドライバーの要求に対応でき、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる。
【0048】
(2)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報として車速センサ4より車速を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、車速に対応して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、車両の現在の速度に近い速度範囲を拡大表示するようにして、速度に合わせた見やすさを求めるドライバーの要求に対応できる。
【0049】
(3)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両の外的な情報として、ナビゲーション装置7から一般道を走行しているか、高速道路を走行しているかを示す情報を画像表示制御装置11に入力するようにし、一般道を走行するか高速道路を走行するかにより拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、道路の種類に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0050】
(4)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報としてヘッドライト5の点灯信号を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、昼と夜を判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、時間帯に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0051】
(5)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報としてワイパー6の作動信号を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、天気に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0052】
(6)液晶ディスプレイ13が、液晶ディスプレイ13からなり、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が車のメーターパネルに表示させる内容を表示させるため、複雑な装置とならず、コストを抑制できる。
【0053】
以上、本発明の車両情報表示装置を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0054】
例えば,車両情報として、日射のまぶしさ、スエアリングの舵角、スロットル開度、車間などにより拡大表示範囲を変更して、さらに、ドライバーの好みに合わせられるようにし、かつ動的な条件に対応できるようにしてもよい。
また、実施例では、スピードメーター111の一部を拡大表示したが、エンジン回転計112や水温計、燃料計113などを状況によって拡大表示するようにしてもよい。
さらに、実施例のメーターパネルでは、表示していない、各種の車両警告を液晶ディスプレイ13に表示させるようにしてもよく、その場合には、警告表示の際に、その警告を拡大表示するようにして、ドライバーに気づかせやすくしてもよい。
また、実施例の拡大表示範囲の規定値は、固定した規定値にせず、現在の速度に近い範囲を拡大表示するようにしてもよく、このようにすれば、速度に合わせた表示にすることができる。この現在の速度に合わせた拡大表示範囲に、各種の条件を加えていくようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両情報表示装置の概略ブロック図である。
【図2】実施例の車両情報表示装置の表示を示す説明図である。
【図3】実施例の車両情報表示装置の画像表示制御装置における処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 車両情報表示装置
11 画像表示制御装置
12 画像表示メモリ
13 液晶ディスプレイ
111 スピードメーター
112 エンジン回転計
113 燃料計
114 エンジン水温計
115 ATポジションインジケーター
116 オドメーター
117 トリップメーター
120 拡大表示部分
2 インターフェース
21 通信線
3 車内LAN
4 車速センサ
5 ヘッドライト
6 ワイパー
7 ナビゲーション装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、多様なドライバーの要求に対応する車両情報を取得できるようにする車両情報表示装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両情報表示装置にはスピードメーターや回転計などがあり、その大きさ、変化量などが固定であり、ドライバーが本当に必要な情報や、その場面で重要だと考える情報が、瞬時に取得できない場合があった。これに対し、速度に応じてスピードメーターを拡大表示するものもある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−265091号公報(第4−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車両情報表示装置にあっては、多様なドライバーの要求に対応できないものであり、そのときの車両の速度や、昼間/夜間の違い、降雨の状況、道路のカーブや、道路の勾配などの外的環境の違いなどによる動的な条件の変化に対応ができていなかった。
【0005】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、多様なドライバーの要求に対応でき、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる車両情報表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、車両からドライバーに車両情報を伝達するために表示部への表示を行う車両情報表示装置において、車両情報の表示の一部を拡大表示する拡大表示手段を設け、拡大表示手段を制御する制御部を設け、車両情報及び車両の外的な状況を制御部に入力する入力手段を設け、表示部による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むものであり、入力手段で得る情報に応じて表示部に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更することを特徴とする手段とした。
本発明中、「目盛のあるメーター表示」とは、単に数字を表示するものを除くものとする。
【0007】
請求項2記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報として車速センサより車速を入力するようにし、拡大表示手段が、車速に対応して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0008】
請求項3記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両の外的な情報として、ナビゲーション装置から一般道を走行しているか、高速道路を走行しているかを示す情報を制御部に入力するようにし、一般道を走行するか高速道路を走行するかにより拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0009】
請求項4記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてヘッドライトの点灯信号を入力するようにし、拡大表示手段が、昼と夜を判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする手段とした。
【0010】
請求項5記載の発明では、表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてワイパーの作動信号を入力するようにし、拡大表示手段が、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。
【0011】
請求項6記載の発明では、表示部が、液晶ディスプレイからなり、表示部による車両情報の表示が車のメーターパネルに表示させる内容を表示させることを特徴とする手段とした。
【0012】
【発明の作用と効果】
請求項1記載の発明では、入力手段から制御部に入力される車両情報や車両の外的な状況から判断して、表示部による車両情報の表示の一部を拡大表示手段で拡大表示する。よって、ドライバーが重要と感じやすい多様な要因を多く取り入れて拡大表示し、かつ、状況からドライバーに表示を行ったほうがよい情報を拡大して表示できることとなる。よって、多様なドライバーの要求に対応して表示が行えるようにし、かつ、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる。
また、目盛りのあるメーター表示を含むようにすることで、より感覚的に捉えやすいようにすることで、瞬間的にしか見なくても充分に認識できる。
【0013】
請求項2記載の発明では、入力手段から制御部に入力される車両情報として、車速を入力する。これにより、表示部のスピードメーター部分において、車両の現在の速度に近い速度範囲を拡大表示するようにして、速度に合わせた見やすさを要求するドライバーに対応することができる。
【0014】
請求項3記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両の外的な情報として、一般道か高速道路かを示す情報を入力する。これにより、表示部の部分において、一般道と高速道路で拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、道路の種類に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0015】
請求項4記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両情報として、ヘッドライトの点灯信号を入力する。これにより、昼と夜を判断して拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、時間帯に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0016】
請求項5記載の発明では、入力手段から制御部に入力する車両情報として、ワイパーの作動信号を入力する。これにより、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示するスピードメーター部分を変更するようにして、天気に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応することができる。
【0017】
請求項6記載の発明では、メーターパネルの内容を液晶ディスプレイに表示させる。これにより、簡単な構造で拡大表示が行える。よって複雑な装置とならず、コストを抑制できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両情報表示装置を実現する実施の形態を、請求項1〜6に係る発明に対応する実施例に基づいて説明する。
【0019】
(実施例)
【0020】
まず、構成を説明する。
図1は実施例の車両情報表示装置の概略ブロック図である。図2は実施例の車両情報表示装置の表示を示す説明図である。図3は実施例の車両情報表示装置の画像表示制御装置における処理の流れを示すフローチャート図である。図1,2における主要符号を説明すると、1は車両情報表示装置、11は画像表示制御装置(制御部)、12は画像表示メモリ、13は液晶ディスプレイ(表示部)、111はスピードメーター、112はエンジン回転計、113は燃料計、114はエンジン水温計、115はATポジションインジケーター、116はオドメーター、117はトリップメーター、120は拡大表示部分、2はインターフェース、21は通信線(2とともに入力手段を構成する)、3は車内LAN、4は車速センサ、5はヘッドライト、6はワイパー、7はナビゲーション装置である。
【0021】
本実施例の車両情報表示装置1は、図2に示すように、車のメーターパネルを液晶ディスプレイ13に表示させるものである。図1に示すように、液晶ディスプレイ13は、画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で制御される。
【0022】
さらに、この画像表示制御装置11には、外部から情報を入力するためのインターフェースを設け、車内LAN3に通信線21で接続する。この車内LAN3には、車速センサ4、ヘッドライト5、ワイパー6、ナビゲーション装置7が接続されている。
【0023】
この画像表示制御装置11によって、制御して液晶ディスプレイ13に表示させる車のメーターパネルの内容は、図2(a)に示すように、まず、目盛りの入ったスピードメーター111を設ける。このスピードメーター111は図2(a)中の矢印で示すように0km/hのところから目盛りに沿って帯状のものを延長させ、その端部が現在のスピードを指し示すようにしたものである。つまり、この帯状の部分が伸縮して指針の代わりとなる。
【0024】
さらに、液晶ディスプレイ13には、エンジン回転計112、燃料計113、エンジン水温計114、ATポジションインジケーター115、オドメーター116、トリップメーター117を表示させる。
【0025】
次に、作用を説明する。
【0026】
[拡大表示作用]
本実施例の車両情報表示装置1では、画像表示制御装置11の制御によって、拡大領域の前後の車速表示が見難くならないようスピードメーター111の値が拡大表示範囲内の場合のみ、液晶ディスプレイ13に表示したスピードメーター111の一部を拡大表示する。液晶ディスプレイ13に表示することにより、表示させるためのプログラムの変更で、構成を複雑にせずに拡大表示を行う。拡大表示を行うと、図2(b)に示すように液晶ディスプレイ13で表示させているスピードメーター111の一部を虫眼鏡で拡大して見たような状態にする。
拡大したことにより、見やすくなるとともに、目立つこととなる。
【0027】
[画像表示制御装置による制御]
図3は実施例の画像表示制御装置11で実行される処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
【0028】
ステップS1では、ナビゲーション装置7から、現在の車両が位置する道路が一般道か高速道路かの道路の種類の情報、道路のカーブのきつさを示すカーブ情報、道路の勾配が上りか下りか及び勾配のきつさを示す道路の勾配情報を車内LAN3よりインターフェースを介して画像表示制御装置11に入力する。
【0029】
ステップS2では、車両が一般道を走行しているか、高速道路を走行しているか判断する。このステップでは、基本的にはナビゲーション装置7の情報で判断するが、高速道路の下に同じ経路で一般道が存在するような場合には、車速により判断する。車両が一般道路を走行する場合にはステップS3に移行し、車両が高速道路を走行する場合にはステップS4に移行する。
【0030】
ステップS3では、昼間の一般道の規定値として、拡大表示範囲を40〜70km/hにする。
【0031】
ステップS4では、昼間の高速道路の規定値として、拡大表示範囲を90〜120km/hにする。
【0032】
ステップS5では、車両の外的環境として時間帯が、昼か夜かを判断する。この判断では、ヘッドライト5がONであれば夜と判断してステップS6に移行し、ヘッドライト5がOFFであれば昼と判断してステップS7に移行する。
【0033】
ステップS6,S8,S10,S12では、拡大表示範囲全体を10km/h分下げた表示範囲にする。
【0034】
ステップS7では、車両の外的環境として天気が、晴天か雨天かを判断する。この判断では、ワイパー6がONであれば雨天と判断してステップS8に移行し、ワイパー6がOFFであれば晴天と判断してステップS9に移行する。ワイパー6を作動させるまでではない天気は晴天に含まれるものとする。
【0035】
ステップS9では、ナビゲーション装置7の道路情報により、車両が走行する道路が急なカーブかどうかを判断する。急なカーブである場合にはステップS10に移行し、それ以外の場合にはステップS11に移行する。
【0036】
ステップS11では、ナビゲーション装置7の道路情報により、車両が走行する道路が急な下り坂かどうかを判断する。急な下り坂の場合にはステップS12に移行し、それ以外の場合にはステップS13に移行する。
【0037】
ステップS13では、拡大表示範囲を指定する制御信号を画像表示メモリ12を介して液晶ディスプレイ13に送って、液晶ディスプレイ13に表示させているメーターのスピードメーター111の一部を、スピードメーター111に表示する値が拡大表示範囲内となった場合に拡大表示範囲で拡大表示する。
【0038】
なお、ステップS3,S4における規定値は、現在の車速に合わせて変更するようにしてもよいし、固定した値としてもよい。
【0039】
[車両情報及び車外の状況に対応した拡大表示作用]
▲1▼道路の種類への対応
一般道を走行する場合に比べ、高速道路では、速く走行するため、拡大表示する速度範囲を速い側にシフトさせる。この判断はステップS2で行われる。これにより、高速道路を走る際にドライバーの拡大表示を見たい範囲の要求を満たすようにする。
これに対し、一般道では、高速道路より遅い側を表示範囲として、道路の種類に対応した拡大表示範囲を見たいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0040】
▲2▼時間帯への対応
夜間走行では、安全に運転するため及び視界が悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲が変更されるので、時間帯に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。この時間帯の判断はステップS5で判断される。
【0041】
▲3▼天気への対応
雨天の場合には、安全に運転するため及び視界が悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この天気の判断はステップS7で判断する。これにより、天気に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0042】
▲4▼急カーブへの対応
急カーブでは、安全に運転するため運転及び見通しが悪くなることによる速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この急カーブの判断はステップS9で判断する。これにより、急カーブに合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0043】
▲5▼急な下り坂への対応
急な下り坂では、安全に運転するための速度の低下に合わせるように拡大表示範囲を変更する。この急な下り坂の判断はステップS11で判断する。これにより、急な下り坂に合わせて拡大表示を変更したいドライバーの要求を満たせるようにする。
【0044】
このように、ドライバーが想起するであろうスピードメーター111の拡大表示範囲の変更要因を、あらかじめ捉えて拡大表示範囲を変更することにより、ドライバーの多様な要求に対応することとなり、かつ、動的なその条件の変化に合わせることとなる。
【0045】
次に、効果を説明する。
【0046】
実施例の車両情報表示装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
【0047】
(1)車両からドライバーに車両情報を伝達するために液晶ディスプレイ13への表示を行う車両情報表示装置1において、車両情報の表示の一部を拡大表示するよう画像表示メモリ12を介して画像表示制御装置11で液晶ディスプレイ13を制御し、車両情報及び車両の外的な状況を画像表示制御装置11に入力するインターフェースを設け、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むメーターパネルであり、インターフェースで得る情報に応じて液晶ディスプレイ13に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更するため、多様なドライバーの要求に対応でき、その情報の動的な条件の変化に対応した表示にすることができる。
【0048】
(2)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報として車速センサ4より車速を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、車速に対応して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、車両の現在の速度に近い速度範囲を拡大表示するようにして、速度に合わせた見やすさを求めるドライバーの要求に対応できる。
【0049】
(3)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両の外的な情報として、ナビゲーション装置7から一般道を走行しているか、高速道路を走行しているかを示す情報を画像表示制御装置11に入力するようにし、一般道を走行するか高速道路を走行するかにより拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、道路の種類に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0050】
(4)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報としてヘッドライト5の点灯信号を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、昼と夜を判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、時間帯に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0051】
(5)液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーター111を含むものであり、インターフェースが、車両情報としてワイパー6の作動信号を入力するようにし、液晶ディスプレイ13を制御する画像表示制御装置11が、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたため、天気に合わせた見やすさを求めるドライバーに対応できる。
【0052】
(6)液晶ディスプレイ13が、液晶ディスプレイ13からなり、液晶ディスプレイ13による車両情報の表示が車のメーターパネルに表示させる内容を表示させるため、複雑な装置とならず、コストを抑制できる。
【0053】
以上、本発明の車両情報表示装置を実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【0054】
例えば,車両情報として、日射のまぶしさ、スエアリングの舵角、スロットル開度、車間などにより拡大表示範囲を変更して、さらに、ドライバーの好みに合わせられるようにし、かつ動的な条件に対応できるようにしてもよい。
また、実施例では、スピードメーター111の一部を拡大表示したが、エンジン回転計112や水温計、燃料計113などを状況によって拡大表示するようにしてもよい。
さらに、実施例のメーターパネルでは、表示していない、各種の車両警告を液晶ディスプレイ13に表示させるようにしてもよく、その場合には、警告表示の際に、その警告を拡大表示するようにして、ドライバーに気づかせやすくしてもよい。
また、実施例の拡大表示範囲の規定値は、固定した規定値にせず、現在の速度に近い範囲を拡大表示するようにしてもよく、このようにすれば、速度に合わせた表示にすることができる。この現在の速度に合わせた拡大表示範囲に、各種の条件を加えていくようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の車両情報表示装置の概略ブロック図である。
【図2】実施例の車両情報表示装置の表示を示す説明図である。
【図3】実施例の車両情報表示装置の画像表示制御装置における処理の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 車両情報表示装置
11 画像表示制御装置
12 画像表示メモリ
13 液晶ディスプレイ
111 スピードメーター
112 エンジン回転計
113 燃料計
114 エンジン水温計
115 ATポジションインジケーター
116 オドメーター
117 トリップメーター
120 拡大表示部分
2 インターフェース
21 通信線
3 車内LAN
4 車速センサ
5 ヘッドライト
6 ワイパー
7 ナビゲーション装置
Claims (6)
- 車両からドライバーに車両情報を伝達するために表示部への表示を行う車両情報表示装置において、
車両情報の表示の一部を拡大表示する拡大表示手段を設け、同拡大表示手段を制御する制御部を設け、車両情報及び車両の外的な状況を前記制御部に入力する入力手段を設け、前記表示部による車両情報の表示が、目盛のあるメーター表示を含むものであり、前記入力手段で得る情報に応じて表示部に表示した車両情報の表示の拡大表示を変更することを特徴とする車両情報表示装置。 - 請求項1に記載された車両情報表示装置において、
表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報として車速センサより車速を入力するようにし、拡大表示手段が、車速に対応して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。 - 請求項1または請求項2に記載された車両情報表示装置において、
表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両の外的な情報として、ナビゲーション装置から一般道を走行しているか、高速道路を走行しているかを示す情報を制御部に入力するようにし、一般道を走行するか高速道路を走行するかにより拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。 - 請求項1〜請求項3に記載された車両情報表示装置において、
表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてヘッドライトの点灯信号を入力するようにし、拡大表示手段が、昼と夜を判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。 - 請求項1〜請求項4に記載された車両情報表示装置において、
表示部による車両情報の表示が、車速を表示するスピードメーターを含むものであり、入力手段が、車両情報としてワイパーの作動信号を入力するようにし、拡大表示手段が、雨が降っているかどうかを判断して拡大表示する速度域を変化させるようにしたことを特徴とする車両情報表示装置。 - 請求項1〜請求項5に記載された車両情報表示装置において、
表示部が、液晶ディスプレイからなり、前記表示部による車両情報の表示が車のメーターパネルに表示させる内容を表示させることを特徴とする車両情報表示装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015160570A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社デンソー | ヘッドアップディスプレイ装置 |
US9452676B2 (en) | 2012-10-29 | 2016-09-27 | Alpine Electronics, Inc. | On-board display control device and on-board display control method |
JP2018188058A (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-29 | 株式会社デンソーテン | スピードメータ表示装置、スピードメータ表示システムおよびスピードメータ表示方法 |
-
2003
- 2003-02-05 JP JP2003028766A patent/JP2004237844A/ja active Pending
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