JP2010228472A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現在の車速値である現在車速値に関して変化の度合いの感覚的な把握と高い判読性とを同時に両立させる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置10の画面12には、固定方向Dに延びるアナログ画像39と、現在車速値を数値38によって示すデジタル画像37と、車両画像41が表示される。車両画像41は、車両の前方が上方を向くような画像である。アナログ画像39における指標48は、遠近表示状態となるように各表示サイズが調節される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両状態値を表示部に表示する車両用表示装置に関する。
従来技術の車両用表示装置には、円周上に目盛を配置し、現在の車両状態値である現在状態値に対応する指標位置を機械的な指針によって指示するアナログメータがある。アナログメータは、車両乗員が現在状態値を感覚的に捉えるには適している。
また従来技術の車両用表示装置には、現在状態値を数値によって表示するデジタルメータがある。デジタルメータは、数値で現在状態値が表示されるので、正確な現在状態値を読みとるのに適している。
また従来技術の車両用表示装置として、現在状態値を複数の指標により連続的に指示するためのアナログ表示と、現在状態値を数値により指示するためのデジタル表示とを、表示部において共に実現する車両用計器が知られている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に開示される車両用計器は、現在状態値に対応する指標位置を機械的な指針により指示してアナログ表示を実現している。また現在状態値に対応する数値を液晶パネルにより画像化してデジタル表示を実現している。
特許文献1記載の車両用計器によれば、車両乗員は、アナログ表示の視認によって現在状態値の変化度合いを感覚的に把握することができ、またデジタル表示の視認によって現在状態値の判読性を高められることとなる。
特開2003−72419号公報
前述の特許文献1に開示される車両用計器の場合、表示部においてアナログ表示の領域とデジタル表示の領域とが明確に区別されているため、それらの表示の同時視認は現実的には難しい。したがって現在状態値に関して変化度合いの感覚的な把握と高い判読性とを同時に両立させることまでは、十分に達成することができないという問題がある。
また前述の従来技術の車両用表示装置のうち、アナログ表示およびデジタル表示のいずれか一方のみを表示する構成であっても、表示される現在状態値が車速値である場合には、単に車速値を表示しているだけであるので、表示される車速値は実際の車両の進行方向および加速度などに対しては切り離された情報である。したがって表示される車速値から、加速度の変化度合いを感覚的に把握しにくいという問題がある。
また車両の多機能および高機能化が進み、車両用表示装置に多機能に対応する様々な情報を表示したいとする要望がある。こような要望から、表示部に液晶モニタを用いた車両用表示装置が登場し、このような液晶モニタに様々な情報を表示していたが、様々な情報を読み取るためには、車両乗員の経験および学習が必要とされていた。換言すると、液晶モニタに表示される様々な情報を容易に判読することが困難であった。また車両用表示装置に表示される情報は、演出が少ないと面白みに欠けるが、過剰な演出および意味のない演出は運転の妨げになるという問題がある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、現在の車速値である現在車速値に関して変化の度合いの感覚的な把握と高い判読性とを同時に両立させる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、車両の車速値を含む車両状態値を表示部に表示する車両用表示装置であって、
表示部に表示するための複数の画像を生成する画像生成手段と、
画像生成手段によって生成された複数の画像の表示部における表示を制御する表示制御手段と、を含み、
画像生成手段は、
予め設定される設定車両の外観を示す車両画像と、
現在の車速値である現在車速値を示す指示位置が設定され、現在車速値を含む所定の可変範囲を複数の指標を用いて表示するアナログ画像と、
現在車速値を指示位置にて指示するための指示画像と、を生成し、
車両画像は、設定車両の前方が表示部における表示状態の上方に向くような画像であり、
アナログ画像は、複数の指標が指示位置の表示部における表示状態の上下方向に配列され、対応する車速値が大きくなるに従って指標の表示サイズが小さくなり、かつ対応する車速値が現在車速値よりも大きな指標ほど、現在車速値の指示位置から表示部における表示状態の上方へ離間する画像であり、
表示制御手段は、アナログ画像における指示位置に指示画像を表示するように制御するとともに、車両画像を表示するように制御することを特徴とする車両用表示装置である。
請求項1に記載の発明に従えば、現在車速値を含む可変範囲を複数の指標を用いて表示するアナログ画像と、現在車速値を指示するための指示画像と、車両の外観を示す車両画像とが画像生成手段によって生成されて、表示部に表示される。表示部に表示されるアナログ画像および指示画像に関しては、現在車速値が表示される指示位置の表示部における表示状態の上下方向に複数の指標が配列されるアナログ画像において、現在車速値の予め定める設定される指示位置に指示画像が表示されたものとなる。したがって現在車速値の指示位置がアナログ画像において予め定める設定されているので、現在車速値が増減すると、車速値に対応する指標が上下に移動する。例をあげて説明すると、指示画像が指針の画像であり、アナログ画像が目盛である場合、指針の位置が固定されており、現在車速値に応じて目盛が動くという画像が表示されることになる。
またアナログ画像において表示部での表示状態の上下に配列される指標は、対応する車速値が大きくなるに従って表示サイズが縮小され、かつ対応する車速値が現在車速値よりも大きな指標ほど、現在車速値の指示位置から表示部における表示状態の上方へ離間する。これによって表示部に表示されるアナログ画像は、複数の指標が遠近表示状態となる。このように複数の指標が遠近表示状態であるので、現在車速値が増大変化する場合には、指示画像よりも上側の指標があたかも指示画像へと近付くように移動する表示形態にて、指標の配列表示が変化することになる。これによってアナログ画像の視認によって車両乗員は、現在車速値の変化度合いを感覚的に把握しやすくなる。
このようなアナログ画像および指示画像が表示部に表示されるとともに、車両画像が表示部に表示される。車両画像は、車両の前方が上方を向くような画像である。したがって車両画像とアナログ画像との関係において、車両画像の前方、すなわち表示部における上方に複数の指標が遠近表示状態となる。これによって車両画像の前方と、複数の指標の配列方向が略平行である。車速値は車両の前方(進行方向)への単位時間当たりの移動距離を示す値であるので、このような車速値を示すための複数の指標を表示部の上下に配列し、かつ車両画像を表示することによって、車両乗員が表示部を初めて見た場合であっても、直感的に、アナログ画像によって示される複数の指標が車速値を示すための画像であることが認識できる。
従来技術と比較すると、従来技術の周方向に複数の目盛を配置するようなアナログ画像において、車両は前方に移動するのに、現在車速値を示す指針は車両の進行方向を回転軸として角変位するので、指針の角変位からは直感的に車速値を示すものと認識することができない。
これに対して本発明では、前述のように車両画像と複数の指標(アナログ画像)と指示画像とを表示することによって、車両乗員は、複数の指標が車速値を示すものであると直感的に認識でき、かつ表示部に表示される画像のうちアナログ画像の視認によって現在車速値の変化度合いを感覚的に把握でき、さらに指示位置が固定される指示画像の視認によって現在車速値の高い判読性を享受し得る。
また請求項2に記載の発明では、表示制御手段は、車両画像の表示位置を、指示画像に隣接した位置となるように制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明に従えば、車両画像の表示位置が指示画像に隣接した位置に表示されるので、指示画像が現在車速値を示すものとして、より直感的に把握しやすくなる。これによって現在車速値の判読性を向上することができる。
さらに請求項3に記載の発明では、表示制御手段は、車両画像の表示位置を、表示部における表示状態の左右方向の中央となるように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に従えば、車両画像が表示部における表示状態の左右方向の中央に表示されるので、表示部に表示される車両画像が、現在乗車中の車両であることを直感的に把握しやすくなる。これによって車両画像と他の画像との関連性をより高めることができ、判読性を向上することができる。
さらに請求項4に記載の発明では、指示画像は、現在車速値を数値によって指示するための画像であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に従えば、現在車速値の数値が指示画像として表示されるので、車両乗員は固定される指示位置を一見するだけで、現在車速値を数値によって判読することができる。これによって現在車速値の判読性をより向上することができる。
さらに請求項5に記載の発明では、アナログ画像は、車速値の可変範囲の一部に対応する指標が配列された画像であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明に従えば、車速値の可変範囲の一部に対応する指標が配列されるようにアナログ画像が表示されるので、可変範囲の全てに対応する指標、たとえば0km/h〜180km/hを表示する場合に比べて、可変範囲の一部に対応する指標、たとえば現在車速値〜(現在車速値+60km/h)を表示する場合の方が、隣接する各指標の間隔を広くすることができる。これによって車両乗員は、現在車速値の変化の度合いを把握しやすくなる。
さらに請求項6に記載の発明では、アナログ画像は、表示部における表示状態の上下方向に対して交差するバー状の目盛が指標として配列された画像であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明に従えば、バー状の目盛が指標として配列されたアナログ画像が表示されるので、各指標の上下方向の変位を把握しやすくなる。これによって車両乗員は現在車速値の変化の度合いを直感的に把握しやすくなる。
さらに請求項7に記載の発明では、アナログ画像は、目盛、および目盛に対応する数字が指標として配列された画像であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明に従えば、目盛および数字が指標として配列されたアナログ画像が表示されるので、アナログ画像の視認によって車両乗員は、現在車速値の変化の度合いを目盛の配列表示および数字の配列表示の双方の変化から直感的に把握することができる。
さらに請求項8に記載の発明では、アナログ画像は、数字の付された主目盛間に副目盛が配列された画像であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明に従えば、数字の付された主目盛間に副目盛が配列されたアナログ画像が表示されるので、アナログ画像の視認によって車両乗員は、主目盛および数字の配列表示の変化と副目盛の配列表示の変化とから現在車速値の変化の度合いを直感的に把握しやすくなる。
さらに請求項9に記載の発明では、表示制御手段は、現在車速値がアナログ画像における数字である場合には、指示画像の表示状態を現在車速値が数字でない場合とは異なるように制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明に従えば、数字が現在車速値の場合には、指示画像の表示状態を残余の場合とは異ならせるので、車両乗員は現在車速値が目盛に対応する数字であることを、直感的に認識することができる。また表示状態を変更することによって、見映えに斬新さを与えることができる。
さらに請求項10に記載の発明では、画像生成手段は、車両の車速を制御する車速制御装置の情報を報知する車速制御画像をさらに生成し、
表示制御手段は、車速制御画像の表示位置を、車両画像に隣接した位置となるように制御することを特徴とする。
請求項10に記載の発明に従えば、表示部には車速制御装置の情報を報知する車速制御画像が、車両画像の隣接位置に表示される。このように隣接位置に車速制御画像が表示されるので、車速制御装置の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
さらに請求項11に記載の発明では、画像生成手段は、車両の進行方向を制御する車線維持支援装置の情報を報知する車線画像をさらに生成し、
表示制御手段は、車両画像の進行方向に沿うように車線画像の位置を制御することを特徴とする。
請求項11に記載の発明に従えば、表示部には車線維持支援装置の情報を報知する車線画像が、車両画像の進行方向に沿うように表示される。このように進行方向に沿うように車両画像が表示されるので、車線維持装置の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
さらに請求項12に記載の発明では、画像生成手段は、車両周囲の障害物を検知する障害物検知装置の検知結果を示す障害物画像をさらに生成し、
表示制御手段は、障害物画像の表示位置を、車両画像の上方に隣接した位置となるように制御することを特徴とする。
請求項12に記載の発明に従えば、表示部には障害物検知装置の情報を報知する障害物画像が、車両画像の上方の隣接位置に表示される。このように隣接位置に障害物画像が表示されるので、障害物検知装置の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
さらに請求項13に記載の発明では、画像生成手段は、車両の目的地への経路を案内する経路案内装置の情報を報知する案内画像をさらに生成し、
表示制御手段は、案内画像の表示位置を、車両画像の上方に隣接した位置となるように制御することを特徴とする。
請求項13に記載の発明に従えば、表示部には経路案内装置の情報を報知する案内画像が、車両画像の上方の隣接位置に表示される。このように隣接位置に案内画像が表示されるので、経路案内装置の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
さらに請求項14に記載の発明では、画像生成手段は、車両の現在および過去の燃費を時系列に沿って指示するための燃費画像であって、時系列が表示部における表示状態の上下に配列される燃費画像をさらに生成し、
表示制御手段は、燃費画像を表示するように制御することを特徴とする。
請求項14に記載の発明に従えば、表示部には時系列が表示部の上下に配列される燃費画像が表示される。したがってアナログ画像における指標の配列方向と、燃費画像の時系列の方向が略平行であり、指標と燃費画像が表示部において整列した状態で表示される。これによって時系列の方向を上下方向以外の方向にするよりも、燃費画像の視認性および判読性を向上することができる。
さらに請求項15に記載の発明では、画像生成手段は、方角を示す方位画像をさらに生成し、
表示制御手段は、車両の現在位置における方角画像を、車両の進行方向を基準に表示するように制御することを特徴とする。
請求項15に記載の発明に従えば、車両の現在位置における方角、たとえば東西南北などを示す方位画像が、車両の進行方向を基準に表示される。したがって車両の進行方向の方角がたとえば「北」である場合には、北を示す方位画像が表示部に表示される。前述のように表示部には車両画像も表示されるので、進行方向を基準に方位画像を表示することによって、方角を車両画像との位置関係からより直感的に認識することができる。
第1実施形態の車両用表示装置10の正面図である。 車両に搭載される各装置10,14〜19の電気的構成を簡略化して示す簡略化して示すブロック図である。 車両用表示装置10を示す正面図であって、合成画像36の他の例を示す正面図である。 車両用表示装置10を示す正面図であって、合成画像36のさらに他の例を示す正面図である。 プロセッサ27の画像描画処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の車両用表示装置10Aの正面図であって、0km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。 車両用表示装置10Aの正面図であって、100km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。 車両用表示装置10Aの正面図であって、106km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。 第3実施形態の車両用表示装置10Bの正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各実施形態で先行する実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。また各実施形態にて構成の一部を説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している実施形態と同様とする。各実施形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図5を用いて説明する。図1は、第1実施形態の車両用表示装置10の正面図である。車両用表示装置10は、車両の車室内に設けられたインスツルメントパネル11内に収容され、図1に示す正面側の画面12を運転席側に向けて配置されている。車両用表示装置10は、表示部として機能する液晶ディスプレイ13によって、車両の状態を示す車両状態値を表示する。車両状態値は、たとえば車両の車速値などである。
次に、車両用表示装置10の電気的構成に関して説明する。図2は、車両に搭載される各装置10,14〜19の電気的構成を簡略化して示すブロック図である。図2に示すように車両には、車両用表示装置10、横滑り防止装置14、運転支援装置15、エンジン制御装置16、車載ナビゲーション装置18、および電力供給制御装置19などが搭載される。図2では、理解を容易にするため、車両用表示装置10に関しては他の装置14〜19よりも詳細な電気的構成を示し、他の装置14〜19に関しては電気的構成を簡略化して示している。
まず車両用表示装置10と他の装置との接続構成について説明する。車両用表示装置10は、バッテリ20、車載用の車内LAN(Local Area Network)21、および接地のためのアース配線22と電気的に接続されている。バッテリ20は、車両用表示装置10と接続されて、車両用表示装置10に電力を供給する。バッテリ20と車両用表示装置10との間には、常に導通している給電系統と、イグニッションリレー23を介した給電系統とが設けられている。車内LAN21は、車両用表示装置10と接続されて、車両用表示装置10に情報を伝達する伝達媒体として機能する。車内LAN21には、横滑り防止装置14、運転支援装置15、エンジン制御装置16、車載ナビゲーション装置18、および電力供給制御装置19などが電気的に接続されている。このように車内LAN21に接続されている各装置10,14〜19は、互いに情報を送受信可能である。
次に、車両用表示装置10を除く他の装置14〜19に関して順次説明する。先ず、横滑り防止装置14に関して説明する。横滑り防止装置14は、マイクロコンピュータからなり、車両の横滑りを検知すると車両の進行方向を保つよう制御する装置である。横滑り防止装置14は、具体的には各車輪に適切な制動力を発生させて、車両の進行方向を修正および維持する。横滑り防止装置14は、制御のためのセンサとして、各車輪の回転角度を検出する回転角度センサ(図示せず)を有している。横滑り防止装置14は、これらの回転角度センサの検出結果を用いて車輪の回転各速度を算出した後、さらに車輪の動半径等を乗算し車両の走行速度を算出する。横滑り防止装置14は、算出した車両の走行速度に関する車速値を車内LAN21に出力する。
次に、運転支援装置15に関して説明する。運転支援装置15は、マイクロコンピュータからなり、車両の走行に関する運転者の運転操作を支援する装置である。運転支援装置15は、路上に描かれた白線または黄線に車両の進行方向を追従させる、もしくは追従を支援する車線維持機能と、車両の走行速度を制御する車速制御機能とを有している。
車線維持機能は、たとえば時速50〜120キロメートル(50〜120km/h)の走行速度領域において作動する機能である。運転支援装置15は、車線維持機能の作動とともに車線維持機能の作動を通知する情報を車内LAN21に出力する。運転支援装置15は、車線維持機能を実現するため、たとえばCMOSイメージセンサ等の撮像装置24を有している。運転支援装置15は、車室内に進行方向を向けて設置された撮像装置24によって車両の進行方向を撮像し、この撮像データを画像解析することによって前方の白線または黄線を検出する。
運転支援装置15は、車両の進行方向がこれらの白線または黄線に追従するよう、目標となる操舵力を算出して車内LAN21へ出力する。この目標操舵力の情報は、車内LAN21上に接続されているパワーステアリング制御装置(図示せず)によって取得され、パワーステアリング制御装置による操舵力制御に用いられる。
また車速制御機能は、例えば約60〜100km/hの走行速度領域において作動する機能である。運転支援装置15は、車速制御機能を実現するため、車両周囲の障害物を検知するレーダーセンサ25を有している。レーダーセンサ25は、障害物検知装置であって、たとえば車両の進行方向約100メートルを走査可能である。運転支援装置15は、車両のフロントバンパー内に収容されたレーダーセンサ25によって車両の進行方向に赤外線を照射し、その反射時間を計測することで前方の先行車両等の検知および距離の算出を行う。
運転支援装置15による車速制御機能には、定速制御モードおよび車間制御モードが設けられている。定速制御モードは、運転支援装置15が先行車両(障害物)を検出していない場合に作動する。定速制御モードでは、運転支援装置15は運転者によって設定された速度に車両の走行速度を制御する。また車間制御モードは、運転支援装置15が先行車両を検出した状態で作動する。車間制御モードでは、レーダーセンサ25によって算出された先行車両との車間を維持するよう運転支援装置15が車両の走行速度を制御する。
運転支援装置15による車速制御機能の制御モードに関する情報は、運転支援装置15によって車内LAN21へ出力される。このような車両の走行速度の制御を実現するため、運転支援装置15は、横滑り防止装置14によって出力された車速値を車内LAN21から取得し、目標となる加減速度を算出した後、この目標加減速度を車内LAN21に出力する。
次に、エンジン制御装置16に関して説明する。エンジン制御装置16は、マイクロコンピュータからなり、車両に搭載されたエンジンの作動状態を制御する装置である。エンジン制御装置16は、運転支援装置15の車速制御機能によって車内LAN21に出力された目標加減速度を取得し、エンジンに供給される吸気量および燃料量を変更することで駆動力を制御する。このような運転支援装置15の制御下でエンジンを制御しているエンジン制御装置16は、運転支援装置15による車速制御機能の作動を通知する情報を車内LAN21に出力する。
次に、車載ナビゲーション装置18に関して説明する。車載ナビゲーション装置18は、車両乗員によって設定される目的地への経路を案内する経路案内装置である。車載ナビゲーション装置18は、車両乗員が車載ナビゲーション装置18を操作することによって、たとえば目的地を設定する目的地設定処理、目的地までの経路を探索する経路探索処理、目的地までの経路を案内する経路案内処理などを実行する。
車載ナビゲーション装置18は、車両の現在位置を検出する位置検出器26、デジタル地図データが記憶されている地図データ記憶装置(図示せず)、車両乗員が操作するための操作スイッチ群(図示せず)、経路案内のための画像情報を表示する表示部(図示せず)、経路案内のためのメッセージを出力するスピーカ(図示せず)、およびマイクロコンピュータからなる制御部(図示せず)を備えている。
位置検出器26は、車両の現在位置を検出する。位置検出器26は、車両の絶対方位を検出するための地磁気センサ(図示せず)、車両の相対方位を検出するためのジャイロスコープ(図示せず)、車両の走行距離を検出する距離センサ(図示せず)、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を測定するグローバルポジショニングシステム(GPS)のためのGPS受信機(図示せず)を有している。車載ナビゲーション装置18は、たとえば位置検出器26からの信号に基づいて車両の現在位置を逐次決定する位置決定処理を実行する。
制御部は、経路探索処理などに伴い、表示部に種々の画面を表示させる画面表示処理を実行する。画面表示処理としては、たとえば経路探索処理により求められた推奨経路の情報と自車両の現在位置情報とに基づいて、進路変更(たとえば右折および左折など)すべき交差点での進路案内を行う交差点案内表示処理などがある。車載ナビゲーション装置18は、位置検出器26による現在位置情報、および交差点案内表示処理の情報などを車内LAN21に出力する。
次に、電力供給制御装置19に関して説明する。電力供給制御装置19は、マイクロコンピュータからなり、車両に搭載されている各装置に供給される電力を統合的に制御する装置である。電力供給制御装置19は、バッテリ20(接続の図示は省略する)、イグニッションスイッチ61、イグニッションリレー23、およびエンジン制御装置16等と電気的に接続されている。バッテリ20から電力の供給を受ける電力供給制御装置19は、運転者によるイグニッションスイッチ61の操作を検知して、イグニッションリレー23に電圧を印加し、イグニッションリレー23を通電状態にする。また電力供給制御装置19は、検知した運転者によるイグニッションスイッチ61の操作に基づいて、車両のイグニッションのON/OFF状態に関する情報を車内LAN21に出力する。
次に、車両用表示装置10内の電気構成について説明する。車両用表示装置10は、プロセッサ27(Central Processing Unit:略称CPU)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory:略称RAM)28、リード・オンリー・メモリ(Read-Only Memory:略称ROM)29、グラフィックコントローラ30、多重通信インターフェース31、内部電源32、電源インターフェース33、液晶ディスプレイ13、ビデオRAM34を含んで構成される。プロセッサ27には、RAM28、ROM29、グラフィックコントローラ30、多重通信インターフェース(I/F)31、内部電源32、および電源インターフェース(I/F)33が電気的に接続される。またグラフィックコントローラ30には、さらに前述の液晶ディスプレイ13と、ビデオRAM34とが接続されている。
プロセッサ27は、プログラムの演算処理を実行するための演算装置であって、バス35を介して、RAM28、ROM29、およびグラフィックコントローラ30が接続されている。ROM29は、不揮発性の半導体メモリであって、プロセッサ27およびグラフィックコントローラ30によって演算処理されるプログラム等を記憶している。RAM28は、プロセッサ27の演算処理に必要な情報を一時的に記憶する記憶装置である。
プロセッサ27は、ROM29に記憶されているプログラムを実行する。プロセッサ27は、プログラムを実行するときに必要な情報であって、RAM28に一時的に記憶されている情報を読み出す。プロセッサ27は、たとえば所定の画像を生成する生成指令をグラフィックコントローラ30に与える。またプロセッサ27は、生成する画像を画面12に表示すべきタイミングおよび位置を制御する。したがってプロセッサ27は、画面12に表示される画像を制御する表示制御手段として機能する。
またプロセッサ27は、たとえばROM29に記憶されている燃費を演算する燃費演算プログラムを実行する。燃費演算プログラムは、特定の期間内に消費された燃料量および走行距離を参照し、消費した燃料量を車両の走行距離で除した値を燃費値として演算するプログラムである。この場合、プロセッサ27は、RAM28に燃費演算プログラムの演算結果を一時的に記憶させる。
多重通信インターフェース31は、車内LAN21と接続されて、車内LAN21に出力された種々の情報を受信する。多重通信インターフェース31は、受信した情報から、車両用表示装置10によって用いられる情報を選別して取得し、取得した情報をプロセッサ27に与える。多重通信インターフェース31によって取得される情報には、たとえば前述の各装置によって出力された、車速値情報、車線維持機能および車速制御機能の作動情報および制御モードに関する情報、障害物の検知情報、現在位置情報ならびに車両のイグニッションのON/OFF情報が含まれている。
グラフィックコントローラ30は、画像処理に関するプログラムの演算処理を実行するための演算装置であって、液晶ディスプレイ13に表示される画像を描画する。グラフィックコントローラ30は、プロセッサ27から与えられる所定の画像を生成するための生成指令に基づいて、所定画像を生成する。したがってプロセッサ27およびグラフィックコントローラ30は、画像を生成する画像生成手段として機能する。画像の描画(画像の生成)とは、具体的には液晶ディスプレイ13のサブ画素毎の階調データを生成する演算処理を示す。グラフィックコントローラ30は、プロセッサ27から情報を取得するとともに、ROM29に記憶されている情報を参照する。そしてグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に演算処理に必要な情報を一時的に記憶させつつ、画像の階調データを生成する演算処理を実行する。以上によって描画された画像の階調データは、グラフィックコントローラ30から液晶ディスプレイ13に出力される。
液晶ディスプレイ13は、画像を表示する表示部であって、マトリクス状に配された複数の画素を有するドットマトリクス型のTFT透過液晶パネルである。液晶ディスプレイ13の各画素は、赤(R),緑(G),青(B)のカラーフィルタがそれぞれ設けられた三色のサブ画素から構成されており、画像をカラー表示することができる。液晶ディスプレイ13は、グラフィックコントローラ30から取得した階調データに基づいて各画素を駆動させることで、画像の表示を実現する。また液晶ディスプレイ13は、表示方向裏面側にバックライト(図示せず)を具備しており、裏面側から透過照明することによって画像を発光表示することができる。
電源インターフェース33は、イグニッションスイッチ61が通電状態である場合、バッテリ20から電力の供給を受ける。電源インターフェース33は、プロセッサ27等の車両用表示装置10を構成する各部品に電力を供給する。電源インターフェース33は、具体的には、供給された電力に変圧や平滑化等の処置を行い、各部品の作動に適した電力を生成する。内部電源32には、バッテリ20から常時電力が供給されている。内部電源32は、車両のイグニッション状態がOFF状態である際にも行われる警告表示について、その表示に必要な電力を供給するための構成である。
次に、液晶ディスプレイ13の画面12に表示される画像に関して、図1を用いて説明する。液晶ディスプレイ13には、図1に示すように複数の画像を合成した合成画像36が表示される。図1に示す合成画像36は、液晶ディスプレイ13に表示される画像の一例である。また液晶ディスプレイ13は、図1に示す上下方向が、車両に設置された状態における上下方向である。合成画像36は、車両状態値としての現在の車速値である現在車速値を数値38により指示するためのデジタル画像37と、複数の指標およびデジタル画像37の共同により現在車速値を連続的に指示するためのアナログ画像39と、背景画像40と、車両画像41と、燃費を示すための燃費画像42と、方位を示すための方位画像43とを合成した画像である。
次に、各画像に関して説明する。先ず、背景画像40に関して説明する。背景画像40は、デジタル画像37およびアナログ画像39の背後において地平線44により上空領域45と仕切られる走行路46を模式的に表す形態で、画面12に表示される。背景画像40は、本実施の形態では画面12の左右方向中央部が、上方に凸となる山状の地平線44を示し、地平線44の上方と下方とでは色彩が異なるように設定される。
次に、デジタル画像37に関して説明する。デジタル画像37は、現在車速値をたとえば整数近似した数値38を略矩形のゾーン47により囲む形態で、画面12の予め設定される固定位置に表示される。これによってデジタル画像37は、図1に示すように、数値38が現在車速値に応じた値へと変化することになる。
次に、アナログ画像39に関して説明する。アナログ画像39は、画面12の左方側に走行路46において、上下に延びるように表示される。アナログ画像39は、現在車速値を含む所定の可変範囲(たとえば0〜180km/h)を複数の指標48を用いて表示する画像である。アナログ画像39は、車速値の可変範囲の一部に対応する複数の指標48がデジタル画像37の表示位置の上下に配列される形態で、画面12に表示される。具体的には、デジタル画像37の表示位置の基準点(以下、「表示基準位置」という)よりも上側には、現在車速値以上となる設定範囲(たとえば現在車速値から60km/hの範囲)の車速値に対応する指標48が、車速値が大きくなるほど表示基準位置から離間するように配列される。またデジタル画像37の表示基準位置よりも下側には、現在車速値未満となる設定範囲(たとえば現在車速値から1km/hの範囲)の車速値と対応する指標48が、車速値が小さくなるほど表示基準位置から離間するように配列される。
さらにデジタル画像37の表示基準位置よりも上側および下側の双方において指標48の配列方向は、画面12の上下方向に対して傾斜する固定方向Dに設定されている。これらのことから指標48の配列は、現在車速値の指示位置となるデジタル画像37の表示基準位置を起点として、画面12における表示状態の上下に実現されるのである。
ここで本実施形態の指標48として、主目盛49、第1副目盛50、第2副目盛51、および主目盛49に対応する数字52が用いられる。主目盛49は、0km/hから10km/h毎に数字52が付されて表示される。第2副目盛51は、隣接する主目盛49間に5km/h毎に表示される。したがって隣接する主目盛49間には、第2副目盛51が1つ表示される。第1副目盛50は、隣接する第2副目盛51と主目盛49との間に1km/h毎に表示される。したがって隣接する第2副目盛51と主目盛49との間には、第1副目盛50が4つ表示される。
また本実施形態において、指標48としての各目盛49〜51は、画面12の上下方向に対して交差するように画面12の左右方向へ真っ直ぐに延びるバー状にて、表示される。そして、このような指標48についてアナログ画像39では、上下方向に隣接する数字52同士、主目盛49同士、第1副目盛50同士、第2副目盛51同士の各々にて、車速値が大きくなるに従って画面12の上下左右に表示サイズを縮小する関係が実現される。このような数字52同士、主目盛49同士、第1副目盛50同士、第2副目盛51同士での表示サイズの縮小率については、それぞれ上下方向と左右方向とで同じに設定される。したがって各目盛49〜51の表示状態は、遠近表示状態となる。
さらに具体的には、各目盛49〜51は、背景画像40の地平線44の下方に表示される走行路46に沿って配列しているように表示される。換言すると、各目盛49〜51を線路のように見立てた場合、その線路が山状の走行路46に沿って設けられるように配列される。
以上より、合成画像36のアナログ画像39が表示される部分では、遠近表示状態の指標48がその起点となる現在車速値に応じて上下に移動するように固定方向Dの配列変化を生じつつ、現在車速値の指示位置にデジタル画像37が重畳表示されることになる。
また現在車速値は、アナログ画像39にて固定方向Dに配列変化する遠近表示状態の指標48と、デジタル画像37の略矩形のゾーン47との共同により、連続的に指示される。ここでデジタル画像37のゾーン47と重畳するアナログ画像39の指標48については、図1に示すように、ゾーン47を背後から半透過するように表示される。
次に、車両画像41に関して説明する。車両画像41は、予め設定される車両の外観を示す画像である。車両画像41は、画面12の左右方向中央であって、下方側に位置するように表示される。したがって車両画像41は、山状の地平線44の頂上の下方側に位置するように表示される。また車両画像41は、デジタル画像37に隣接した位置であって、デジタル画像37の右方側に位置するように表示される。
車両画像41は、本実施の形態では、車両用表示装置10が搭載されている車両の外観形状を再現した形状を呈し、かつ車両の外装色と同一の色相で描画されている。さらに車両画像41は、車両を特定の視点位置から描画した画像である。車両画像41は、本実施の形態では車両を進行方向後側から俯瞰視した画像である。したがって車両画像41は、前方が画面12における表示状態の上方に向くような画像である。これによって車両画像41は、前述の地平線44の頂上に進行するような形態で表示される。
次に、燃費画像42に関して説明する。燃費画像42は、燃費を示す画像であって、本実施の形態では単位燃料量当たりの走行距離で燃費の値(燃費値)を示す画像である。したがって燃費値の増加が燃費の良化を示すものである。燃費画像42は、画面12の右方側に走行路46において、上下に配列されるように表示される。
燃費画像42は、画面12の左右方向に延びる棒グラフの形態で画面12に表示される。最も下方に配置される棒グラフが、最新の燃費(瞬間燃費)を示す画像であり、最新の燃費を示す画像の指示位置は固定されている。最新の燃費を示す画像は、車両画像41に隣接した位置であって、車両画像41の右方側に位置するように表示される。
燃費画像42は、燃費を時系列に沿って指示し、時系列が上下に配列される。具体的には、最新の燃費を示す棒グラフの上側には、過去の燃費(平均燃費)に対応する棒グラフが、遡る時間が大きくなるほど、上方へ離間するように配列される。過去の燃費は、たとえば5分毎の燃費を示す棒グラフが配列される。
また各棒グラフ内の上下方向に延びる点線53は、燃費の評価の基準となる値であり、点線53より右方まで延びる時間帯は、燃費が良好であり、点線53より左方までしか延びていない時間帯は、燃費が低かったことを示している。また各棒グラフにおいて、過去へ遡る時間が大きくなるに従って画面12の上下左右に表示サイズを縮小する関係が実現される。したがって燃費画像42は、アナログ画像39における各目盛49〜51と同様に、遠近表示状態となる。
次に、方位画像43に関して説明する。方位画像43は、車両の現在位置における方角を示す画像である。方位画像43は、車両の進行方向を基準に画面12に表示される。方位画像43は、現在位置情報に基づいて生成され、背景画像40の地平線44に沿って表示される。図1に示すように、方位画像43は、車両がN(北)とNW(北西)との間の方位に向かって進行していることを示している。
次に、液晶ディスプレイ13の画面12に表示される合成画像36の他の例に関して図3を用いて説明する。図3は、車両用表示装置10を示す正面図であって、合成画像36の他の例を示す正面図である。図3では、図1に示す合成画像36に、さらに運転支援装置15の情報を示す車速制御画像54、障害物画像55、および車線画像56を合成した合成画像36が画面12に表示される。
車両用表示装置10は、前述の運転支援装置15による車速制御機能の作動情報を取得した場合、車両画像41の上方に作動情報を報知する車速制御画像54および先行車両を示す障害物画像55を表示する。さらに車両用表示装置10は、運転支援装置15による車線維持機能の作動情報を取得した場合、車両画像41の上方に作動情報を報知する車線画像56を表示する。
先ず、車速制御画像54に関して説明する。車速制御画像54は、運転支援装置15による車速制御機能の作動情報を示す画像であり、車両画像41の上方に隣接した位置に表示される。車速制御画像54は、車速制御機能が動作している場合に表示され、たとえばレーダーセンサ25によって前方に照射される赤外線を模擬した画像である。
次に、障害物画像55に関して説明する。障害物画像55は、レーダーセンサ25によって先行車両などの障害物を検出した場合に、表示される画像である。したがって障害物画像55が表示されている場合には、レーダーセンサ25によって障害物が検出されている状態である。障害物画像55は、車両画像41の上方に隣接した位置であって、車速制御画像54の上方に近接した位置に表示される。障害物画像55は、たとえば先行車両を模擬した画像が用いられる。
次に、車線画像56に関して説明する。車線画像56は、車線維持機能が動作している場合に表示される画像である。換言すると、車線画像56は、車両の進行方向が白線または黄線に追従するように制御さている場合に表示される画像である。車線画像56は、車両画像41の進行方向に沿うように表示される。車線画像56は、図3に示すように、上下の延びる2本のラインによって表示され、2本のラインの間に車両画像41が表示される。このような車線画像56は、たとえば背景画像40の走行路46に立体的に凹部となるな画像を表示し、凹部内に車両画像41を表示することによって、車両画像41が視覚的に2本のラインによって進行方向が拘束されているイメージを車両乗員に与えることができる。
次に、液晶ディスプレイ13の画面12に表示される合成画像36のさらに他の例に関して図4を用いて説明する。図4は、車両用表示装置10を示す正面図であって、合成画像36のさらに他の例を示す正面図である。図4では、図1に示す合成画像36に、さらに車載ナビゲーション装置18の情報を示す案内画像57を合成した合成画像36が画面12に表示される。
車両用表示装置10は、前述の車載ナビゲーション装置18による進路変更案内処理の情報を取得した場合、車両画像41の上方に作動情報を報知する案内画像57を表示する。案内画像57は、経路探索処理により求められた推奨経路の情報と自車両の現在位置情報とに基づいて、図4に示すように、進路変更すべき交差点での進路案内を行うための画像である。
次に、車両用表示装置10におけるプロセッサ27の画像描画処理に関して説明する。図5は、プロセッサ27の画像描画処理を示すフローチャートである。画像描画処理は、前述の図1、図3および図4のような画像を液晶ディスプレイ13に表示するための処理である。プロセッサ27は、図5に示すフローチャートを、ROM29に記憶されるコンピュータプログラムを実行することによって実現する。図5に示すフローチャートは、車両のイグニッションスイッチ61がオンの状態において短時間に繰返し実行される。したがってイグニッションスイッチ61のオフの状態では、実行されない。
ステップa1では、多重通信インターフェース31から与えられる情報であって、画像生成に必要な情報を取得してRAM28に与え、ステップa2に移る。画像生成に必要な情報は、たとえば現在車速値、現在位置情報、運転支援装置15の作動情報、および車載ナビゲーション装置18に進路変更案内処理の情報である。
ステップa2では、背景画像40を生成するために、背景画像40の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa3に移る。これによって背景画像40の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、背景画像40のマトリクスデータを生成し、ビデオRAM34に与える。
ステップa3では、RAM28に記憶の現在車速値を起点として指標48が配列されたアナログ画像39を生成するために、アナログ画像39の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa4に移る。これによってアナログ画像39の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、前述の図1に示すアナログ画像39のデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成したアナログ画像39のデータと、ビデオRAM34に記憶の背景画像40のデータとを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa4では、RAM28に記憶の現在車速値を整数近似して得られる数値38がゾーン47に囲まれたデジタル画像37を生成するために、デジタル画像37の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa5に移る。これによってデジタル画像37の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、図1に示すデジタル画像37のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成したデジタル画像37のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa5では、RAM28に記憶の現在位置情報に基づく方位画像43の生成指令をグラフィックコントローラ30に出力し、ステップa6に移る。これによって方位画像43の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、図1に示す現在位置情報に基づく方位画像43のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した方位画像43のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa6では、車両画像41を生成するために、車両画像41の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa3に移る。これによって車両画像41の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、車両画像41のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した車両画像41のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa7では、RAM28に記憶されている燃費演算プログラムの演算結果に基づく燃費画像42の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa8に移る。これによって燃費画像42の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、燃費画像42のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した燃費画像42のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa8では、運転支援装置15によって車速制御機能が動作しているか否かを判断し、動作している場合には、ステップa9に移り、動作していない場合には、ステップa10に移る。
ステップa9では、車速制御機能が動作しているので、車速制御画像54の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa10に移る。これによって車速制御画像54の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、車速制御画像54のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した車速制御画像54のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa10では、レーダーセンサ25によって先行車両などの障害物を検出したか否かを判断し、検出した場合には、ステップa11に移り、検出していない場合には、ステップa12に移る。
ステップa11では、障害物を検出しているの、障害物画像55の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa12に移る。これによって障害物画像55の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、障害物画像55のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した障害物画像55のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa12では、運転支援装置15によって車線維持機能が動作しているか否かを判断し、動作している場合には、ステップa13に移り、動作していない場合には、ステップa14に移る。
ステップa13では、車線維持機能が動作しているので、車線画像56の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa14に移る。これによって車線画像56の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、車線画像56のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した車線画像56のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa14では、車載ナビゲーション装置18から進路変更案内処理の情報が与えられているか否かを判断し、与えられている場合には、ステップa15に移り、与えられていない場合には、ステップa16に移る。
ステップa15では、進路変更案内処理の情報が与えられているので、案内画像57の生成指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、ステップa16に移る。これによって案内画像57の生成指令を受けたグラフィックコントローラ30は、案内画像57のマトリクスデータを生成する。次に、グラフィックコントローラ30は、生成した案内画像57のデータと、ビデオRAM34に記憶の重畳画像とを重畳した重畳画像のマトリクスデータを生成する。そして、生成した重畳画像のデータをグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に与える。
ステップa16では、重畳画像を合成画像36として表示する表示指令をグラフィックコントローラ30へ出力し、本フローを終了する。これによって合成画像36の表示指令を受けたグラフィックコントローラ30は、ビデオRAM34に記憶の重畳画像のマトリクスデータを合成画像36として画像モニタへ出力する。したがって液晶ディスプレイ13の画面12には、図1、図3または図4に示す合成画像36が表示される。
このように図5に示す画像描画処理が繰り返されることによって、画面12に表示される合成画像36では、デジタル画像37と、アナログ画像39の指標48とによって、現在車速値が連続的に指示される。ここで指標48の配列は、現在車速値の指示位置に表示されるデジタル画像37の上下に固定方向Dに沿って遠近表示されることとなる。これによって現在車速値が増大変化する場合には、デジタル画像37よりも上側の指標48があたかもデジタル画像37へと近付くように移動する形態にて、指標48の配列表示が固定方向Dに変化する。また現在車速値が減少変化する場合には、デジタル画像37よりも上側の指標48があたかもデジタル画像37から遠ざかるように移動する形態にて、指標48の配列表示が固定方向Dに変化する。したがって、こうした配列表示の変化が生じる指標48とデジタル画像37との共同によれば、車両乗員は、現在車速値の変化の度合いである加減速度を感覚的に把握しやすくなる。
ここで特に、指標48としての数字52並びに画面12の上下方向に対して交差するバー状の指標48としての各目盛49〜51に、配列表示の変化が生じることになるので、現在車速値についての加減速度を直感的に把握しやすくなるのである。しかも、指標48の配列範囲は車速値の可変範囲のうち一部に対応するものであるので、配列範囲を画面12の広い範囲に設定して現在車速値の変化の度合いの把握容易性を高めることが可能である。
また液晶ディスプレイ13の画面12に表示される合成画像36では、デジタル画像37においてゾーン47に囲まれる数値38によって、現在車速値の整数近似値が逐次指示されることとなる。これによって現在車速値に関してゾーン47による注視性と数値38による高い判読性とを、車両乗員に与えることができる。
また前述のようなアナログ画像39およびデジタル画像37が画面12に表示されるとともに、車両画像41が画面12に表示される。車両画像41は、車両の前方が上方を向くような画像である。したがって車両画像41とアナログ画像39との関係において、車両画像41の前方、すなわち画面12における上方に複数の指標48が遠近表示状態となる。これによって車両画像41の前方と、複数の指標48の配列方向が略平行である。車速値は車両の前方(進行方向)への単位時間当たりの移動距離を示す数値であるので、このような車速値を示すための複数の指標48を画面12の上下に配列し、かつ車両画像41を表示することによって、車両乗員が画面12を初めて見た場合であっても、直感的に、アナログ画像39によって示される複数の指標48が車速値を示すための画像であることが認識できる。
また車両画像41の表示位置がデジタル画像37に隣接した位置であって、左右方向の中央に表示されるので、デジタル画像37が現在車速値を示すものとして、より直感的に把握しやすくなる。これによって現在車速値の判読性を向上することができる。
また画面12には運転支援装置15における車速制御機能の情報を報知する車速制御画像54が、車両画像41の上方の隣接位置に表示される。このように隣接位置に車速制御画像54が表示されるので、車速制御機能の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
また画面12には運転支援装置15における車線維持機能の情報を報知する車線画像56が、車両画像41の進行方向に沿うように表示される。このように進行方向に沿うように車両画像41が表示されるので、車線維持機能の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
また画面12にはレーダーセンサ25の情報を報知する障害物画像55が、車両画像41の上方の隣接位置に表示される。このように隣接位置に障害物画像55が表示されるので、レーダーセンサ25の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
また画面12には車載ナビゲーション装置18の情報を報知する案内画像57が、車両画像41の上方の隣接位置に表示される。このように隣接位置に案内画像57が表示されるので、車載ナビゲーション装置18の情報をより直感的に認識することができる。これによって利便性が向上する。
また画面12には時系列が画面12の上下に配列される燃費画像42が表示される。したがってアナログ画像39における指標48の配列方向と、燃費画像42の時系列の方向が略平行であり、指標48と燃費画像42が画面12において整列した状態で表示される。これによって時系列の方向を上下方向以外の方向にするよりも、燃費画像42の視認性および判読性を向上することができる。
また画面12には、車両の現在位置における方角、たとえば東西南北などを示す方位画像43が、車両の進行方向を基準に表示される。したがって車両の進行方向の方角がたとえば「北」である場合には、北を示す方位画像43が画面12に表示される。前述のように画面12には車両画像41も表示されるので、進行方向を基準に方位画像43を表示することによって、方角を車両画像41との位置関係からより直感的に認識することができる。
本実施の形態の作用および効果を換言すると、アナログ画像39によって、奥行きのある透視図的にメーターのゲージ(複数の指標48)が表示される。またアナログ画像39の下には、背景画像40の地平線44によって、仮想の地面が表示される。アナログ画像39の読み取り部(固定位置)には、デジタル画像37によって現在車速値が数値38によって表示される。また画面12の表示中央であって、仮想地面上に自車と同じ形状の車両画像41が表示される。自車が速度を変化させるのに同調して透視図的に配置したアナログ画像39の複数の指標48が前後に移動していく。複数の指標48は、加速度が増すと動きも速くなる。自車の速度(現在車速値)は、デジタル画像37によってゲージ上の固定位置に表示される。このように中央に自車のキャラクタを配置することで、表示内の進行方向の位置づけが明確になり、表示構成の奥に方位を表示することで方角が理解しやすくなり、経路案内のための右左折矢印を表示することで理解がしやすい。また、運転支援装置15の速度制御機能(オートクルーズコントロール)および車線維持機能(レーンキープアシスタンス)など高機能の状況表示を重ねることで、より感覚的に状況が理解できる。
このように車両画像41を表示して、実際の車両の進行方向と同調した動きで現在車速値を表示することによって、より現実的に現在車速値を読み取れる。また仮想の地面(背景画像40のおける走行路46)、自車のキャラクタ(車両画像41)、進行方向のゲージ(複数の指標48)、および読み取り数字(デジタル画像37における数値38)を配置することで、自車の状況を連想しやすい走行状況を実時間で表示することができる。これによって表示に意味のある動きが付き、演出効果が高まる。また多機能および高機能化した状況表示をより実際に見える形で表示することができる。また車両画像41を表示することによって、多くの自車の状況、たとえば方位、現在車速値、加速度、右左折タイミング、各種機能などを一箇所で表現ができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に関して、図6〜図8を用いて説明する。図6は、第2実施形態の車両用表示装置10Aの正面図であって、0km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。図7は、車両用表示装置10Aの正面図であって、100km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。図8は、車両用表示装置10Aの正面図であって、106km/hの状態の合成画像36Aを示す正面図である。本実施の形態では、前述の第1実施形態の合成画像36とは異なり、燃費画像42および方位画像43が表示されない。本実施の形態の合成画像36Aは、デジタル画像37Aと、アナログ画像39Aと、車両画像41と、背景画像40とを合成した画像である。
先ず、背景画像40に関して説明する。背景画像40の走行路46には、現在車速値に応じた速度が直感的に把握できるような効果画像58が表示される。したがって図6と図7とを比較してわかるように、図6では現在車速値が0km/h(停止中)であるので、走行路46には現在車速値に対応する効果画像58の表示はないが、図7では現在車速値が100km/hであるので、上下に延びる効果線の効果画像58が表示される。このような効果線は、現在車速値が大きくになるに従って、多くなるように表示される。これによって車両乗員は、現在車速値を効果画像58とデジタル画像37Aとの相乗効果によって、より直感的に把握することができる。
次に、デジタル画像37Aに関して説明する。デジタル画像37Aは、主目盛49とともに表示される数字52が現在車速値の場合には、デジタル画像37Aの表示状態を残余の場合とは異ならせる。したがって図6および図7と図8とを比較してわかるように、図6および図7では現在車速値が0km/hおよび100km/hであり、主目盛49の数字52と同じであるので、デジタル画像37Aの現在車速値とゾーン47の枠の表示状態が、図8の106km/hとの場合とで異なる。これによって車両乗員は現在車速値が目盛に対応する数字52であることを、直感的に認識することができる。またこのように目盛の数字52(10km/h刻み)とデジタル画像37Aが重なる場合に、表示態様を変化させることによって、より感覚的にわかりやすい大まかな現在車速値の確認が可能になる。この表示方法の変化により、数値38や複数の指標48を注視しなくても大雑把な現在車速値の雰囲気を知ることができる。また表示状態を変更することによって、見映えに斬新さを与えることができる。
次に、アナログ画像39Aに関して説明する。アナログ画像39Aの各目盛49〜51は、予め定める固定方向Dに沿って配列しているように表示される。換言すると、各目盛49〜51を線路のように見立てた場合、その線路が走行路46から上空領域45に真っ直ぐ延びるように配列される。このようなアナログ画像39Aでは、前述の第1実施形態のように湾曲しているアナログ画像39よりも演算が簡単になるので、プロセッサ27による画像描画処理の負荷を軽減することができる。
本実施の形態では、背景画像40の走行路46に表示される効果画像58が効果線であったが、このような効果線に限るものではなく、他の効果画像58であってもよい。たとえば効果画像58は、走行路46が現在車速値に応じて、現在地点があたかも画面12の下側へと消えていくように表示してもよい。また現在車速値に応じて、走行路46の色彩を変更するように表示してもよい。
また本実施の形態では、デジタル画像37Aの表示状態の変更は、色彩を変更するものであったが、このような構成に限るものではなく、表示状態の変更は、拡大および発光など、およびこれらの組み合わせであってもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に関して、図9を用いて説明する。図9は、第3実施形態の車両用表示装置10Bの正面図である。本実施の形態では、前述の第1実施形態と異なり、燃費画像42、方位画像43およびデジタル画像37が表示されない。本実施の形態の合成画像36Bは、指針画像59と、アナログ画像39Aと、車両画像41と、背景画像40とを合成した画像である。本実施の形態のアナログ画像39Aは前述の第2実施形態と同様であり、車両画像41および背景画像40は、前述の第1実施形態と同様である。本実施の形態では、前述の第1実施形態の現在車速値を指示する指示画像であるデジタル画像37に換えて、指針画像59が表示される点に特徴を有する。
指針画像59は、左右方向に延びる指針を模した画像である。指針画像59は、デジタル画像37と同様に、画面12の固定位置に表示される。したがってアナログ画像39Aにおける複数の指標48が指針画像59の表示位置を起点に上下に配列される形態で、画面12に表示される。具体的には、指針画像59の表示基準位置よりも上側には、現在車速値以上となる設定範囲の車速値に対応する指標48が、車速値が大きくなるほど表示基準位置から離間するように配列される。また指針画像59の表示基準位置よりも下側には、現在車速値未満となる設定範囲の車速値と対応する指標48が、車速値が小さくなるほど表示基準位置から離間するように配列される。
これによって指針画像59の表示位置は固定されているので、アナログ画像39Aにおける複数の指標48が上下に変位することによって、現在車速値を指針画像59によって直感的に把握することができる。したがって前述の第1実施形態と同様に、現在車速値に関して変化の度合いの感覚的な把握と高い判読性とを同時に両立させることができる。
またデジタル画像37によって現在車速値を表示する場合に比べて、指針画像59は現在車速値に対応する数値38の変化がない(表示しない)ので、プロセッサ27による画像描画処理の負荷を低減することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の第1実施形態では、アナログ画像39における指標48の配列方向については、画面12の上下に複数の指標48を展開可能な方向であればよく、画面12の上下方向に対する傾斜方向の他、上下方向であってもよい。また配列方向については、固定する場合に限るものではなく、たとえば車両の走行方向に応じて変化させるようにしてもよい。また指標48としての目盛49〜51については、前述のように三種類を配列表示させる他、たとえば一種類または二種類の目盛を配列表示させてもよい。
また前述の第1実施形態では、デジタル画像37が表示される指示位置は、現在車速値に係わらず固定されているが、このような指示位置に限るものではなく、指示位置は少なくとも現在車速値の値が同じ場合には位置は固定されるが、現在車速値の変化に応じて変わるように設定してもよい。たとえば現在車速値が大きくなり、100km/h以上になった場合には、100km/h未満の場合に比べて表示位置が上方の固定位置になるように設定してもよい。これによって車両乗員は、デジタル画像37の表示位置によって、現在車速値の大まかな把握をすることができ、利便性を向上することができる。
また前述の第1実施形態では、指標48は、デジタル画像37の表示基準位置よりも上側および下側の双方に表示されるが、このような表示に限るものではなく、いずれか一方のみに表示してもよい。したがってたとえば指標48をデジタル画像37の表示基準位置の上方のみに表示してもよい。
また前述の第1実施形態では、デジタル画像37にて現在車速値を整数近似した数値38によって表示しているが、整数近似に限るものではなく、小数点第一位(たとえば10.5km/h)に近似した値で表示してもよい。
前述の第1実施形態では、図5に示す順序によって複数の画像を生成しているが、このような処理順序に限るものではなく、各画像の処理順序は、他の順序であってもよい。
また液晶ディスプレイ13の画面12には、前述の各実施形態において表示した画像以外の他の画像を表示してもよい。他の画像は、車両の各種状態に関する他の車両状態値、たとえば回転速度計の画像、燃料計などの画像、および種々のインジケータの画像である。インジケータの画像は、たとえば法規によって表示が義務付けられた画像であって、車両に搭載された種々の装置に関する状態情報を運転者に報知するための画像である。それぞれのインジケータには、たとえばインジケータに対応する車載された各装置の形状を模した意匠が与えられている。
また前述の第1実施形態では、車両用表示装置10Aは、各装置の作動情報および検知結果を、多重通信インターフェース31を介して車内LAN21から取得しているが、このような構成に限るものではなく、各装置の作動情報および検知結果を多重通信インターフェース31以外から取得する構成であってもよい。たとえば各装置または各センサに直接的に電気接続されて、プロトコルに拠らない電気信号によって作動情報または検知結果を取得する車両用表示装置10Aであってもよい。
また前述の第1実施形態では、車両画像41は、車両の外観形状を再現しかつ車両の外装色と同じ色相で描画されているが、このような車両画像41に限るものではなく、車両画像41は、実際の車両との相関を運転者に示すことが可能であればよい。または運転者の嗜好に対応して、形状および色相を自在に設定できる設定車両の車両画像41を表示するような車両用表示装置10Aであってもよい。
また前述の第1実施形態では、画像を表示する表示部として液晶ディスプレイ13を例に説明したが、表示部は液晶ディスプレイ13に限るものではなく、他の表示手段であってもよい。他の表示手段は、たとえばCRTディスプレイや、プラズマディスプレイパネル(PDP)を用いたものであってもよく、車両のフロントガラスに画像を虚像表示する表示手段であってもよい。
また前述の第1実施形態では、車線維持機能および車速制御機能は、1つの運転支援装置15によって実現されているがこのような構成に限るものではなく、車線維持機能を有する車線維持支援装置と、車速制御機能を有する車速制御装置とによって各機能をそれぞれ実現してもよい。
10…車両用表示装置
13…液晶ディスプレイ(表示部)
15…運転支援装置(車速制御装置、車線維持支援装置)
18…車載ナビゲーション装置(経路案内装置)
25…レーダーセンサ(障害物検知装置)
26…位置検出器
27…プロセッサ(表示制御手段)
30…グラフィックコントローラ(画像生成手段)
34…ビデオRAM(画像生成手段)
36…合成画像
37…デジタル画像(指示画像)
38…数値
39…アナログ画像
40…背景画像
41…車両画像
42…燃費画像
43…方位画像
48…指標
49…主目盛
50…第1副目盛
51…第2副目盛
52…数字
54…車速制御画像
55…障害物画像
56…車線画像
57…案内画像
59…指針画像(指示画像)

Claims (15)

  1. 車両の車速値を含む車両状態値を表示部に表示する車両用表示装置であって、
    前記表示部に表示するための複数の画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記複数の画像の前記表示部における表示を制御する表示制御手段と、を含み、
    前記画像生成手段は、
    予め設定される設定車両の外観を示す車両画像と、
    現在の前記車速値である現在車速値を示す指示位置が設定され、前記現在車速値を含む所定の可変範囲を複数の指標を用いて表示するアナログ画像と、
    前記現在車速値を前記指示位置にて指示するための指示画像と、を生成し、
    前記車両画像は、前記設定車両の前方が前記表示部における表示状態の上方に向くような画像であり、
    前記アナログ画像は、前記複数の指標が前記指示位置の前記表示部における表示状態の上下方向に配列され、対応する前記車速値が大きくなるに従って前記指標の表示サイズが小さくなり、かつ対応する前記車速値が前記現在車速値よりも大きな前記指標ほど、前記現在車速値の前記指示位置から前記表示部における前記表示状態の上方へ離間する画像であり、
    前記表示制御手段は、前記アナログ画像における前記指示位置に前記指示画像を表示するように制御するとともに、前記車両画像を表示するように制御することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記車両画像の表示位置を、前記指示画像に隣接した位置となるように制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記車両画像の表示位置を、前記表示部における前記表示状態の左右方向の中央となるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記指示画像は、前記現在車速値を数値によって指示するための画像であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  5. 前記アナログ画像は、前記車速値の可変範囲の一部に対応する前記指標が配列された画像であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  6. 前記アナログ画像は、前記表示部における前記表示状態の上下方向に対して交差するバー状の目盛が前記指標として配列された画像であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  7. 前記アナログ画像は、前記目盛、および前記目盛に対応する数字が前記指標として配列された画像であることを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記アナログ画像は、前記数字の付された主目盛間に副目盛が配列された画像であることを特徴とする請求項7に記載の車両用表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記現在車速値が前記アナログ画像における前記数字である場合には、前記指示画像の表示状態を前記現在車速値が前記数字でない場合とは異なるように制御することを特徴とする請求項7または8に記載の車両用表示装置。
  10. 前記画像生成手段は、前記車両の車速を制御する車速制御装置の情報を報知する車速制御画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記車速制御画像の表示位置を、前記車両画像に隣接した位置となるように制御することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  11. 前記画像生成手段は、前記車両の進行方向を制御する車線維持支援装置の情報を報知する車線画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記車両画像の進行方向に沿うように前記車線画像の位置を制御することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  12. 前記画像生成手段は、前記車両周囲の障害物を検知する障害物検知装置の検知結果を示す障害物画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記障害物画像の表示位置を、前記車両画像の前記上方に隣接した位置となるように制御することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  13. 前記画像生成手段は、前記車両の目的地への経路を案内する経路案内装置の情報を報知する案内画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記案内画像の表示位置を、前記車両画像の前記上方に隣接した位置となるように制御することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  14. 前記画像生成手段は、前記車両の現在および過去の燃費を時系列に沿って指示するための燃費画像であって、前記時系列が前記表示部における前記表示状態の前記上下に配列される前記燃費画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記燃費画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  15. 前記画像生成手段は、方角を示す方位画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記車両の現在位置における前記方角画像を、前記車両の進行方向を基準に表示するように制御することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
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