JP2554167Y2 - 凹凸表面付き型枠 - Google Patents

凹凸表面付き型枠

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JP2554167Y2
JP2554167Y2 JP1991024559U JP2455991U JP2554167Y2 JP 2554167 Y2 JP2554167 Y2 JP 2554167Y2 JP 1991024559 U JP1991024559 U JP 1991024559U JP 2455991 U JP2455991 U JP 2455991U JP 2554167 Y2 JP2554167 Y2 JP 2554167Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種のコンクリート構
造物の打設に使用され、モルタル等の表面施工材(仕上
材等)の接着施工等に好適な凹凸表面付き型枠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物においては、この打
上りコンクリート表面にモルタルの上塗りやモルタルに
よるタイル等の貼着等の表面仕上げが施される場合が多
く、この仕上げ施工前に、コンクリート構造物の打上り
コンクリート表面にブラシ掛けやサンド掛けをして水洗
し、さらに、接着増強材を塗布したりなどして接着力が
高られているが、このような手段では接着力が不足して
剥離事故を起し易いため、最近は、表面に多数の突起や
突条を設けた凹凸表面付き型枠を使用してコンクリート
構造物を打設し、打上りコンクリート表面に多数の凹穴
や溝を形成して、この凹穴や溝内にモルタル等の仕上材
を充填して接着強度を高めるなどの接着工法が採用され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の凹凸表面付き型
枠は、前記のように型枠表面の突起や突条で打上りコン
クリート表面部に凹穴や溝を形成して、仕上材のアンカ
ー効果を高めた構造になつているが、接着施工材等の最
大素材に対する型枠の凸部サイズや凸部間の間隔サイ
ズ、凹凸深さ等が格別に考慮されてないため、打上りコ
ンクリートの表面部及び接着施工材の剪断強度、曲げ強
度に大きい影響を与える両者の接着強度が十分に発揮さ
れないでバラツキが生じ易いなど、接着性能が低下しバ
ラツキが生じて仕上材剥離の一因になつているなどの課
題がある。
【0004】本考案は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、型
枠の凹凸表面の凸部や凹部の形状とともに、凸部や凹部
及び凹凸深さを接着施工材中の最大素材寸法に対し所定
のサイズや比率に数値限定して、型枠の離枠性能や打上
りコンクリート表面の凹凸精度とともに接着強度、信頼
性等を効果的に高めるなど、施工性とともに接着性能、
信頼性を向上した凹凸表面付き型枠を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、表面に多数の
凸部又は凹部を間隔を置き設けた凹凸表面付き型枠にお
いて、各凸部の全周面を円形状又は楕円形状等の凸湾曲
状に形成し、各凸部の幅サイズを打上りコンクリート表
面への接着施工材中の最大素材寸法に対し少なくとも3
倍以上にかつ凹凸深さに対し少なくとも1/2以上に形
成し、凸部の幅サイズと隣接した凸部間の間隔サイズと
の比率を1:0.3〜2の範囲に構成したことに特徴を
有し、又は、各凹部の全周面を同様な凸湾曲状に形成
し、隣接した各凹部間の間隔サイズを打上りコンクリー
ト表面への接着施工材中の最大素材寸法に対し少なくと
も3倍以上にかつ凹凸深さに対し少なくとも1/2以上
に形成し、凹部間の間隔サイズと凹部の幅サイズとの比
率を1:0.3〜2の範囲に構成したことに特徴を有
し、コンクリート打設後の型枠の離枠を容易とし打上り
コンクリート表面の凹凸精度や接着強度、信頼性等を効
果的に高めるなど、施工性とともに接着性能、信頼性を
向上している。
【0006】
【作用】表面に多数の凸部又は凹部を間隔を置き設けた
凹凸表面付き型枠において、各凸部の全周面を円形状又
は楕円形状等の凸湾曲状に形成し、各凸部の幅サイズを
打上りコンクリート表面への接着施工材中の最大素材寸
法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹凸深さに対し少な
くとも1/2以上に形成し、凸部の幅サイズと隣接した
凸部間の間隔サイズとの比率を1:0.3〜2の範囲に
構成し、又は、各凹部の全周面を円形状又は楕円形状等
の凸湾曲状に形成し、隣接した凹部間の間隔サイズを打
上りコンクリート表面への接着施工材中の最大素材寸法
に対し少なくとも3倍以上にかつ凹凸深さに対し少なく
とも1/2以上に形成し、隣接した凹部間の間隔サイズ
と凹部の幅サイズとの比率を1:0.3〜2の範囲に構
成したことによつて、この型枠により打上りコンクリー
ト表面に対称的な凹凸部を形成し、この凹凸部に接着施
工材を塗着し接着して、凸部又は凹部の全周面に形成し
た凸湾曲状により型枠の離枠を容易とし型枠の損傷や打
上りコンクリート表面の凸凹部の損壊を効果的に低減す
るとともに、前記の凸湾曲状及び数値限定により打上り
コンクリート表面の凸凹部のコンクリート及び接着施工
材中の骨材混入率を均等に高めてバラツキを解消し、コ
ンクリート打設及び接着施工材の施工精度を高め接着強
度を効果的に発揮せしめてバラツキを解消するなど、外
力に対し打上りコンクリート表面の凹凸部や接着施工材
(仕上材)に生ずる剪断力、曲げ応力及び引張力を高め
バランスさせ接着力を効果的に増強して、優れた施工性
とともに接着性能、信頼性を得ている。
【0007】
【実施例】図1及び図2に本考案の第1実施例、図3及
び図4に本考案の第2実施例を示している。第1実施例
(図1,2参照)において、10aは凹凸表面付き型
枠、1aは表面に間隔を置き設けた凸部、2aは凸部で
表面に形成された凹部、Xaは凸部の幅サイズ(凸部の
横断面形状が円形状の場合は直径、楕円形状の場合は短
径に相当)、Yaは隣接した凸部間の間隔サイズ(幅サ
イズ方向と同方向の間隔に相当)、Hは凸部の突出高さ
即ち凹凸深さ、11aは凸部で形成された打上りコンク
リート表面の凹部、12aはこの凹部で形成された打上
りコンクリート表面の凸部である。また、第2実施例
(図3,4参照)において、10bは凹凸表面付き型
枠、1bはこの表面に間隔を置き設けた凹部、2bは凹
部で型枠表面に形成された凸部、Xbは隣接した凹部間
の間隔サイズ(凹部の幅サイズ方向と同方向の間隔に相
当)、Ybは凹部の幅サイズ(凹部の横断面形状が円形
の場合は直径に相当、楕円形の場合は短径に相当)、H
は凹部の深さ即ち凹凸深さ、11bは凹部で形成された
打上りコンクリート表面の凸部、12bはこの凸部で形
成された打上りコンクリート表面の凹部である。
【0008】図1及び図2に示す第1実施例は、表面に
多数の凸部を間隔を置き設けた凹凸表面付き型枠におい
て、各凸部1aの全周面を円形状又は楕円形状等の凸湾
曲状(横断面形状)に形成するとともに、各凸部1aの
幅サイズXaを打上りコンクリート表面への接着施工材
中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹凸
深さHに対し少なくとも1/2以上に形成し、凸部の幅
サイズXaと隣接した凸部間の間隔サイズYaとの比率
Xa/Yaを1:0.3〜2の範囲に構成したことを特
徴とする凹凸表面付き型枠10aになつている。この凹
凸表面付き型枠で打設されるコンクリート構造物の打上
りコンクリート表面に、図2に示すように凸部1aで凹
部11a及び凹部2aで凸部12aが形成されて、この
凹部11aと凸部12aは、凸部1aと凹部2aに対し
対称的な凹凸形状及び寸法比に形成される。
【0009】また、図3及び図4に示す第2実施例は、
表面に多数の凹部を間隔を置き設けた凹凸表面付き型枠
において、各凹部1bの全周面を円形状又は楕円形状等
の凸湾曲状(横断面形状)に形成するとともに、隣接し
た各凹部1b間の間隔サイズXbを打上りコンクリート
表面への接着施工材中の最大素材寸法に対し少なくとも
3倍以上にかつ凹凸深さHに対し少なくとも1/2以上
に形成し、隣接した凹部間の間隔サイズXbと凹部の幅
サイズYbとの比率Xb/Ybを1:0.3〜2の範囲
に構成したことを特徴とする凹凸表面付き型枠10bに
なつている。この凹凸表面付き型枠で打設されるコンク
リート構造物の打上りコンクリート表面に、図4に示す
ように凹部1bで凸部11b及び凸部2bで凹部12b
が形成されて、この凸部11bと凹部12bは、凹部1
bと凸部2bに対し対称的な凹凸形状及び寸法比に形成
される。
【0010】前記の凹凸表面付き型枠10a,10b
は、木材や金属材、合成樹脂材、ゴム材等の表面に凹凸
を一体的に形成し、凹凸表面状の板状材を枠材に貼着し
て形成し、又は、多数の空気内包の凹凸部を設けたシー
トを凹凸表面材として枠材に貼着したりして形成し、好
ましくは各種の無機質系剤を浸透せしめたり各種の無機
質充填材を配合処理するなどして難燃性材にして形成
し、多数の凸部1a又は凹部1bを設けて凹凸表面1
a,2b又は1b,2bに形成している。さらに、各凸
部1a又は各凹部1bは、全周面を横断面形状で円形
(図示参照)又は楕円形とし、必要に応じ多数の直線で
多角形状に形成して円形状や楕円形状に類似させた凸湾
曲状(横断面形状)に形成するとともに、さらに、各凸
部1aの幅サイズXaをコンクリート表面への接着施工
材中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹
凸深さHに対し少なくとも1/2以上に形成し、各凸部
1aの幅サイズXaと隣接した各凹部1bの間隔サイズ
Yaとの比率Xa/Yaを1:0.3〜2の範囲に構成
した凹凸表面付き型枠10aの構造になつている。
【0011】又は、さらに、隣接した各凹部1bの間隔
サイズXbをコンクリート表面への接着施工材中の最大
素材寸法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹凸深さHに
対し少なくとも1/2以上に形成し、隣接した各凹部1
bの間隔サイズXbと各凹部1bの幅サイズYbとの比
率Xb/Ybを1:0.3〜2の範囲に構成した凹凸表
面付き型枠10bの構造になつている。また、前記の各
凸部1aや各凹部1bは、必要に応じ前記のような構成
の範囲内でアールを付けたり、この縦断面形状を図示の
ような矩形状の他に必要に応じ台形、上下逆の台形(上
面側が長径で下面側が短径)や半円形等に多様に設計可
能である。前記の接着施工材中の最大素材寸法は、モル
タルを使用する場合の素材(骨材等)の最大寸法が1.
2〜5mm程度に定められているため、前記のような幅
サイズXa,Ybや凹凸深さH、間隔サイズYa,Xb
の構成は容易に設定される。
【0012】従来の凹凸表面付き型枠は、接着施工材の
素材寸法等に対する凹部や凸部の形状や幅サイズ、凹凸
深さ、相互の間隔サイズ、これらの相対的な寸法等が格
別に考慮されてないため、この型枠でコンクリートを打
設すると、打上りコンクリート表面の凹凸部において、
接着施工材中の素材(素骨材)の混入率が低下してバラ
ツキが生じ易く、接着強度が低下しバラツキが生じて仕
上材が局部的に剥離し易くなるなど、施工精度つまり接
着性能が低下して信頼性に問題があつたのに対し、本考
案の凹凸表面付き型枠10a,10bを使用してコンク
リートを打設すると、打上りコンクリート表面に、図2
や図4に示すような凹部11aと凸部12a又は凹部1
2bと凸部11bからなる凹凸部が形成され、凸部1a
や凹部1bの全周面を凸湾曲状に形成しているため、コ
ンクリート養生後にこの型枠をどの方向から剥離して
も、部分的にかつ順次に容易に離枠されて型枠の損傷が
著しく低減され使用頻度が高められるとともに、打上り
コンクリート表面の凹凸部の損壊等も殆んどなく凹凸精
度が効果的に高められる。
【0013】さらに、各凸部1aの幅サイズXaをコン
クリート表面への接着施工材中の最大素材寸法に対し少
なくとも3倍以上にかつ凹凸深さHに対し少なくとも1
/2以上に形成し、各凸部1aの幅サイズXaと隣接し
た各凸部1aの間隔サイズYaとの比率Xa/Yaを
1:0.3〜2の範囲に構成し、又は、隣接した各凹部
1bの間隔サイズXbをコンクリート表面への接着施工
材中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹
凸深さHに対し少なくとも1/2以上に形成し、隣接し
た各凹部1bの間隔サイズXbと各凹部1bの幅サイズ
Ybとの比率Xb/Ybを1:0.3〜2の範囲に構成
しているため、各凸部1a又は各凹部1bの凸湾曲状の
構成及び数値限定によつて、打上りコンクリート表面の
凹凸部において、コンクリートの骨材や接着施工材の素
材(素骨材)等が十分に均等に混入されてバラツキが解
消され、これらの強度及び接着強度が効果的に発揮され
て、外力に対し打上りコンクリート表面部(下地コンク
リート)及び接着施工材(仕上材)に生じる剪断力、曲
げ応力及び引張力が高められてバランスされ、接着力、
信頼性が効果的に増強されて仕上材の剥離が効果的に防
止されるなど、施工性とともに接着性能、信頼性が著し
く高められる。
【0014】図5に示す特性図は、打上りコンクリート
(fc=280Kgf/cm)の表面に形成される凹
部11a(1a)と凸部12a(2a)の幅サイズXa
と,隣接した凸部間の間隔サイズYaとの比率Xa/Y
aを変えて、この表面に形成された凹凸部にモルタル
(fc=360Kgf/cm)を塗着し接着し、この
剪断接着力QKgf/cmを測定した代表的な試験結
果、また、図6に示す特性図は、その比率Xa/Ya、
即ち11a(1a):12a(2a)=1:1とし、凹
部11a(1a)の幅サイズXaと凹凸深さHとの比率
Xa/Hを変えて、この剪断接着力を測定した代表的な
試験結果を示している。図5から明らかなように凹部1
1a,12bと凸部12a,11bとの比率が1:0.
3〜2の範囲において、また、図6から明らかなように
凹部11a,12bの幅サイズXa,Xbと凹凸深さH
が、Xa(Xb)≧0.5×Hにおいて接着力が効果的
に高められることが立証されている。図5,図6に示す
試験結果の他にもさらに多様な試験をして、通常の下地
コンクリート(母材)及びモルタル(接着施工材)の施
工条件において、前記のような数値限定に特定すること
により前記のような好結果が得られて、仕上材の接着性
能、信頼性が効果的に高められることを確認している。
また、本考案の縦断面形状は、図示例では矩形状になつ
ているが、その縦断面形状を必要に応じ台形や上下逆の
台形(上面部が長径で下面部が短径)さらに半円形等に
設計しても、前記のような作用、効果がほぼ同様に得ら
れることも確認している。
【0015】
【考案の効果】本考案は、前述のように表面に多数の凸
部又は凹部を間隔を置き設けた凹凸表面付き型枠におい
て、各凸部の全周面を円形状や楕円形状等の凸湾曲状に
形成し、各凸部の幅サイズを打上りコンクリート表面へ
の接着施工材中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以
上にかつ凹凸深さに対し少なくとも1/2以上に形成
し、凸部の幅サイズと隣接した凸部間の間隔サイズとの
比率を1:0.3〜2の範囲に構成し、又は、各凹部の
全周面を円形状や楕円形状等の凸湾曲状に形成し、隣接
した凹部間の間隔サイズを打上りコンクリート表面への
接着施工材中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以上
にかつ凹凸深さに対し少なくとも1/2以上に形成し、
凹部間の間隔サイズと凹部の幅サイズとの比率を1:
0.3〜2の範囲に構成したことにより、この型枠で打
上りコンクリート表面に対称的な凹凸部を形成して、接
着施工材を塗着し接着して容易に施工され、凸部又は凹
部の全周面の凸湾曲状によつて型枠の離枠が容易となり
型枠や打上りコンクリート表面の凸凹部の損壊が効果的
に低減されて凹凸精度が高められ、前記の凸湾曲状及び
数値限定によつて打上リコンクリート表面の凸凹部のコ
ンクリート及び接着施工材中の素材(素骨材)の混入率
が均等に高められてバラツキが解消され、コンクリート
及び接着施工材の施工精度が効果的に高められ接着強度
が効果的に発揮されてバラツキが解消されるなど、外力
に対し打上りコンクリート表面の凹凸部や接着施工材
(仕上材)に生ずる剪断力、曲げ応力及び引張力を高め
バランスさせて接着強度、信頼性が効果的に増強される
など、施工性とともに接着性能、信頼性を著しく向上し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す部分平面図(A)と
その側視図(B)
【図2】図1の凹凸表面付き型枠による打上りコンクリ
ート表面部の断面図
【図3】本考案の第2実施例を示す部分平面図(A)と
その側視図(B)
【図4】図3の凹凸表面付き型枠による打上りコンクリ
ート表面部の断面図
【図5】凸部の幅サイズと間隔サイズの比率及び剪断接
着力との関係特性図
【図6】凸部と凹凸深さの比率及び剪断接着力との関係
特性図である。
【符号の説明】
1a 凸部 2a 凹部 Xa 凸部の幅サイズ Xb 凹部の幅サイズ Ya 凸部間の間隔サイズ Yb 凹部間の間隔サイズ H 凹凸深さ 10a,10b 表面付き型枠
フロントページの続き (72)考案者 谷垣 勝彦 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−176348(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の凸部を間隔を置き設けた凹
    凸表面付き型枠において、各凸部の全周面を円形状又は
    楕円形状等の凸湾曲状に形成するとともに、各凸部の幅
    サイズを打上りコンクリート表面への接着施工材中の最
    大素材寸法に対し少なくとも3倍以上にかつ凹凸深さに
    対し少なくとも1/2以上に形成し、凸部の幅サイズと
    隣接した凸部間の間隔サイズとの比率を1:0.3〜2
    の範囲に構成したことを特徴とする凹凸表面付き型枠。
  2. 【請求項2】 表面に多数の凹部を間隔を置き設けた凹
    凸表面付き型枠において、各凹部の全周面を円形状又は
    楕円形状等の凸湾曲状に形成するとともに、隣接した各
    凹部間の間隔サイズを打上りコンクリート表面への接着
    施工材中の最大素材寸法に対し少なくとも3倍以上にか
    つ凹凸深さに対し少なくとも1/2以上に形成し、隣接
    した凹部間の間隔サイズと凹部の幅サイズとの比率を
    1:0.3〜2の範囲に構成したことを特徴とする凹凸
    表面付き型枠。
JP1991024559U 1991-03-22 1991-03-22 凹凸表面付き型枠 Expired - Lifetime JP2554167Y2 (ja)

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