JP2554133Y2 - 自動走行車両における非常停止装置 - Google Patents
自動走行車両における非常停止装置Info
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- JP2554133Y2 JP2554133Y2 JP8020991U JP8020991U JP2554133Y2 JP 2554133 Y2 JP2554133 Y2 JP 2554133Y2 JP 8020991 U JP8020991 U JP 8020991U JP 8020991 U JP8020991 U JP 8020991U JP 2554133 Y2 JP2554133 Y2 JP 2554133Y2
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Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、果樹園等における自動
走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等の自動走行
車両における非常停止装置に関する。
走行型の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等の自動走行
車両における非常停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、果樹園等における自動走行型
の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等においては、作業
経路(誘導経路)に沿って地中に埋設した誘導ケーブル
に交流電流を流し、この誘導ケーブルから発生する交流
磁界の強度の変化を走行車両の前部等に装着した左右一
対のピックアップコイル等の磁気センサーにて検出し、
この誘導ケーブルに対する走行車両の横ずれの大きさに
対応して発生する左右一対の磁気センサーでの出力値
(電圧値)の差を取って、横ずれの大きさ(偏位量)と
横ずれの方向(右か左かの判別)とを求め、これらの検
出結果から走行車両を誘導ケーブルに沿って走行するよ
うに、走行車両における操舵車輪の向きを変えて操舵制
御することが行われている(実開平2−84909号公
報参照)。
の薬剤散布機(スピードスプレヤ)等においては、作業
経路(誘導経路)に沿って地中に埋設した誘導ケーブル
に交流電流を流し、この誘導ケーブルから発生する交流
磁界の強度の変化を走行車両の前部等に装着した左右一
対のピックアップコイル等の磁気センサーにて検出し、
この誘導ケーブルに対する走行車両の横ずれの大きさに
対応して発生する左右一対の磁気センサーでの出力値
(電圧値)の差を取って、横ずれの大きさ(偏位量)と
横ずれの方向(右か左かの判別)とを求め、これらの検
出結果から走行車両を誘導ケーブルに沿って走行するよ
うに、走行車両における操舵車輪の向きを変えて操舵制
御することが行われている(実開平2−84909号公
報参照)。
【0003】また、別の先行技術としての特開昭62−
196709号公報では、自動走行車両において、エン
ジンからの動力を左右一対の操向クラッチ及び操向ブレ
ーキを介して左右一対の走行クローラ式走行装置に伝達
すると共に、前記左右一対の操向クラッチ及び操向ブレ
ーキを左右の操向用油圧シリンダを介して操作すると、
先ず操向クラッチが切れ、次いで操向ブレーキが作動し
て操向できるように構成し、前記一対の操向用油圧シリ
ンダを油圧回路の制御弁にて制御する構成を開示してい
る。
196709号公報では、自動走行車両において、エン
ジンからの動力を左右一対の操向クラッチ及び操向ブレ
ーキを介して左右一対の走行クローラ式走行装置に伝達
すると共に、前記左右一対の操向クラッチ及び操向ブレ
ーキを左右の操向用油圧シリンダを介して操作すると、
先ず操向クラッチが切れ、次いで操向ブレーキが作動し
て操向できるように構成し、前記一対の操向用油圧シリ
ンダを油圧回路の制御弁にて制御する構成を開示してい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、走行装置が
四輪式等の車輪の場合には、操舵装置(ステアリング装
置)と、エンジンからの動力を継断する走行クラッチ装
置と、走行車両の前進(後退)を停止させるブレーキ装
置とを備えているのが通常である。これら3つの装置を
油圧回路により作動するように構成する場合において、
従来の技術においては、この走行車両を所定の作業開始
位置まで移動させるときには作業者が乗って通常のいわ
ゆる手動操作にて操舵操作・走行クラッチの継断操作・
ブレーキ操作を実行するが、自動走行時には、走行速度
を略一定状態のまま操舵のみ自動制御するのが通常であ
り、障害物を検出する等して非常停止するとき、従来の
技術では、自動操舵装置で障害物を回避するように制御
しながら、エンジンを停止させる措置をとっていた。こ
のような措置では、走行の惰性で進行が停止する迄の距
離が長くなり、障害物に衝突する危険性がある。この不
都合を解消するため、前記緊急停止するため、ブレーキ
をも緊急作動させると、制御が複雑になる。
四輪式等の車輪の場合には、操舵装置(ステアリング装
置)と、エンジンからの動力を継断する走行クラッチ装
置と、走行車両の前進(後退)を停止させるブレーキ装
置とを備えているのが通常である。これら3つの装置を
油圧回路により作動するように構成する場合において、
従来の技術においては、この走行車両を所定の作業開始
位置まで移動させるときには作業者が乗って通常のいわ
ゆる手動操作にて操舵操作・走行クラッチの継断操作・
ブレーキ操作を実行するが、自動走行時には、走行速度
を略一定状態のまま操舵のみ自動制御するのが通常であ
り、障害物を検出する等して非常停止するとき、従来の
技術では、自動操舵装置で障害物を回避するように制御
しながら、エンジンを停止させる措置をとっていた。こ
のような措置では、走行の惰性で進行が停止する迄の距
離が長くなり、障害物に衝突する危険性がある。この不
都合を解消するため、前記緊急停止するため、ブレーキ
をも緊急作動させると、制御が複雑になる。
【0005】また、前記ブレーキ用の油圧シリンダを緊
急作動させるには、その油圧シリンダへの油量を充分に
確保することが必要であるから、前記操舵装置に対する
油圧シリンダと、クラッチ装置に対する油圧シリンダ
と、ブレーキ装置に対する油圧シリンダの3つを、油圧
ポンプから並列的な油圧回路にて連結しなければなら
ず、油圧ポンプの容量も大きくしなければならなくな
る。
急作動させるには、その油圧シリンダへの油量を充分に
確保することが必要であるから、前記操舵装置に対する
油圧シリンダと、クラッチ装置に対する油圧シリンダ
と、ブレーキ装置に対する油圧シリンダの3つを、油圧
ポンプから並列的な油圧回路にて連結しなければなら
ず、油圧ポンプの容量も大きくしなければならなくな
る。
【0006】本考案は、簡単な構成でこれらの技術的問
題を解決して安全に走行制御を実行できる自動走行車両
を提供することを目的とするものである。
題を解決して安全に走行制御を実行できる自動走行車両
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案では、走行車体に搭載した動力源から走行装
置への動力伝達を継断するための走行クラッチ装置と、
走行装置を停止させるブレーキ装置と、操舵装置とを備
え、これら三者を油圧回路にて作動させるように構成し
てなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブ
レーキ装置のための制御弁を、誘導経路に沿って走行車
体が進行するように前記操舵装置を制御する自動操舵用
制御弁よりも前記油圧回路の上流側に連結したものであ
る。
め、本考案では、走行車体に搭載した動力源から走行装
置への動力伝達を継断するための走行クラッチ装置と、
走行装置を停止させるブレーキ装置と、操舵装置とを備
え、これら三者を油圧回路にて作動させるように構成し
てなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブ
レーキ装置のための制御弁を、誘導経路に沿って走行車
体が進行するように前記操舵装置を制御する自動操舵用
制御弁よりも前記油圧回路の上流側に連結したものであ
る。
【0008】
【実施例】次に本考案を自動走行型の薬剤散布機(スピ
ードスプレヤ)に適用した実施例について説明する。ス
ピードスプレヤの走行車体1の前部側にハンドル3を備
えた運転操作部2を有し、走行車体1には平面視略L字
状の薬液タンク4とその後部に噴霧部5とを備えてい
る。
ードスプレヤ)に適用した実施例について説明する。ス
ピードスプレヤの走行車体1の前部側にハンドル3を備
えた運転操作部2を有し、走行車体1には平面視略L字
状の薬液タンク4とその後部に噴霧部5とを備えてい
る。
【0009】噴霧部5は、走行車体1の下面を除く外周
面に適宜間隔で半径外向きに臨ませた多数の噴霧ノズル
6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、
前記噴霧ノズル6は走行車体1の左右及び上面との3区
画若しくは左右2区画ごとに噴霧の作業を実行するよう
に散布制御できるものである。符号8,8は左右前輪、
符号9,9は左右後輪であり、これらの4輪はエンジン
10からの動力が走行変速機構11を介して各々伝達さ
れて駆動できるいわゆる4輪駆動型であり、エンジン1
0からの動力を別の動力伝達機構12を介して送風機7
を回転させ、また噴霧ノズル6に対する動力ポンプ13
を駆動させる。
面に適宜間隔で半径外向きに臨ませた多数の噴霧ノズル
6と、その半径外向きに風を送る送風機7が装着され、
前記噴霧ノズル6は走行車体1の左右及び上面との3区
画若しくは左右2区画ごとに噴霧の作業を実行するよう
に散布制御できるものである。符号8,8は左右前輪、
符号9,9は左右後輪であり、これらの4輪はエンジン
10からの動力が走行変速機構11を介して各々伝達さ
れて駆動できるいわゆる4輪駆動型であり、エンジン1
0からの動力を別の動力伝達機構12を介して送風機7
を回転させ、また噴霧ノズル6に対する動力ポンプ13
を駆動させる。
【0010】ハンドル3付き操舵装置14は、図3に示
すような機械的または油圧系統を含むパワーステアリン
グ機構15であり、このパワーステアリング機構15は
油圧回路16における複動式の油圧シリンダ17にて作
動し、油圧シリンダ17が伸長するとき、平面視W字状
のベルクランク18を介して後輪9,9を左向きに変更
すると共に、連結ロッド19及び平面視V字状のベルク
ランク20を介して前輪8,8を右向きに変更する(油
圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左向き後輪は
右向きに変更される)というように、前後4輪ともに向
きを変えて左右に回動変更できるいわゆる4輪操舵型で
ある。
すような機械的または油圧系統を含むパワーステアリン
グ機構15であり、このパワーステアリング機構15は
油圧回路16における複動式の油圧シリンダ17にて作
動し、油圧シリンダ17が伸長するとき、平面視W字状
のベルクランク18を介して後輪9,9を左向きに変更
すると共に、連結ロッド19及び平面視V字状のベルク
ランク20を介して前輪8,8を右向きに変更する(油
圧シリンダ17が縮小するときには前輪は左向き後輪は
右向きに変更される)というように、前後4輪ともに向
きを変えて左右に回動変更できるいわゆる4輪操舵型で
ある。
【0011】その油圧回路16を図4に示し、符号28
は、自動操舵用の油圧シリンダ17に対する電磁ソレノ
イド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ及びブ
レーキ作動のための油圧シリンダ30を制御する電磁ソ
レノイド式の制御弁、符号23は手動操舵操作の場合に
使用する制御弁である。制御弁29、28は、油圧ポン
プ22からの作動油送りの場合に前記手動操舵用の制御
弁23よりも上流から分岐した油圧管31に接続し、し
かも、走行クラッチ及びブレーキ作動用の制御弁29
は、自動操舵用の制御弁28よりも上流側になるよう直
列状に連結する。
は、自動操舵用の油圧シリンダ17に対する電磁ソレノ
イド式の制御弁であり、符号29は走行クラッチ及びブ
レーキ作動のための油圧シリンダ30を制御する電磁ソ
レノイド式の制御弁、符号23は手動操舵操作の場合に
使用する制御弁である。制御弁29、28は、油圧ポン
プ22からの作動油送りの場合に前記手動操舵用の制御
弁23よりも上流から分岐した油圧管31に接続し、し
かも、走行クラッチ及びブレーキ作動用の制御弁29
は、自動操舵用の制御弁28よりも上流側になるよう直
列状に連結する。
【0012】従って、走行クラッチ及びブレーキを作動
させるべく、制御弁29を中立位置以外の位置に作動さ
せるときには、その油圧シリンダ30が優先的に作動
し、操舵用の油圧シリンダ17の作動は二次的となる。
なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ22から送られ
てきた油が制御弁23を介して油圧モータ21に送ら
れ、この油圧モータ21からの油送り量をハンドル3の
回動角度に比例するように作動させ、この油を前記ステ
アリング機構15に取付く複動式の油圧シリンダ17に
送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ22から制御
弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御弁28を介
して油圧シリンダ17に作動油を送る。
させるべく、制御弁29を中立位置以外の位置に作動さ
せるときには、その油圧シリンダ30が優先的に作動
し、操舵用の油圧シリンダ17の作動は二次的となる。
なお、手動操舵のときには、油圧ポンプ22から送られ
てきた油が制御弁23を介して油圧モータ21に送ら
れ、この油圧モータ21からの油送り量をハンドル3の
回動角度に比例するように作動させ、この油を前記ステ
アリング機構15に取付く複動式の油圧シリンダ17に
送る。自動操舵制御のときには油圧ポンプ22から制御
弁29の中立位置及び電磁ソレノイド式制御弁28を介
して油圧シリンダ17に作動油を送る。
【0013】符号25は前輪8の操舵角度を検出できる
ポテンショメータ等の操舵角度センサーであり、この場
合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良
い。なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワー
ステアリング機構を介して連結して、前輪と後輪とを個
別的に操舵制御するようにしても良い。走行車体1の下
面には、その前部に左右一対の磁気センサー26a,2
6bを設ける。この磁気センサー26a,26bは、導
体をコイル状に巻いたピックアップコイルであっても良
いし、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子、磁気ト
ランジスタであっても良く、交流電流発生装置にて誘導
ケーブル27に印加された適宜周波数の交流電流によ
り、当該誘導ケーブル27の周囲に発生する交流磁界の
強度を検出することができるものである。誘導ケーブル
27は果樹園の作業経路である誘導経路に沿って形成し
た溝内に敷設するか、または地中に埋設する。
ポテンショメータ等の操舵角度センサーであり、この場
合、左右車輪の向き角度の平均値を求めて検出しても良
い。なお、前輪と後輪とを別々の油圧シリンダ式パワー
ステアリング機構を介して連結して、前輪と後輪とを個
別的に操舵制御するようにしても良い。走行車体1の下
面には、その前部に左右一対の磁気センサー26a,2
6bを設ける。この磁気センサー26a,26bは、導
体をコイル状に巻いたピックアップコイルであっても良
いし、ホール素子、ホールIC、磁気抵抗素子、磁気ト
ランジスタであっても良く、交流電流発生装置にて誘導
ケーブル27に印加された適宜周波数の交流電流によ
り、当該誘導ケーブル27の周囲に発生する交流磁界の
強度を検出することができるものである。誘導ケーブル
27は果樹園の作業経路である誘導経路に沿って形成し
た溝内に敷設するか、または地中に埋設する。
【0014】なお、前記誘導ケーブル27にパルス的に
直流電流を流したり、直流電流にパルス信号を載せる等
して交流磁界を発生させても良い。さらに、敷設する誘
導ケーブル27は、一本(単線)であっても良いし、左
右に適宜隔てて平行状に敷設する、いわゆるステレオ型
であっても良い。誘導ケーブル27の形状は通常の断面
円形のワイヤ状又は偏平な帯状であっても良い。
直流電流を流したり、直流電流にパルス信号を載せる等
して交流磁界を発生させても良い。さらに、敷設する誘
導ケーブル27は、一本(単線)であっても良いし、左
右に適宜隔てて平行状に敷設する、いわゆるステレオ型
であっても良い。誘導ケーブル27の形状は通常の断面
円形のワイヤ状又は偏平な帯状であっても良い。
【0015】図5〜図8に示す符号60は、前記走行変
速機構11に関連して設けた走行クラッチ(図示せず)
のためのクラッチペタル、符号61は、従来から公知の
油圧式などのブレーキ機構に対するブレーキペタルを示
し、これらペタルは操縦部に設ける。前記ブレーキペタ
ル61の基部を固着したボス64を、位置固定的な軸受
け筒62に回動自在に嵌挿した支軸63の一端に被嵌し
たピン65にて固着して一体的に回動するように構成す
る。前記軸受け筒62の他端から延びる支軸63に回動
可能に被嵌した筒体66に前記クラッチペタル60の基
部を固着し、前記筒体66を挟んで軸受け筒62と反対
側において支軸63に被嵌したボス67をピン68を介
して固着し、ボス67に固着したアーム69には緩衝ば
ね70を介してブレーキ用の作動杆71を取り付ける。
速機構11に関連して設けた走行クラッチ(図示せず)
のためのクラッチペタル、符号61は、従来から公知の
油圧式などのブレーキ機構に対するブレーキペタルを示
し、これらペタルは操縦部に設ける。前記ブレーキペタ
ル61の基部を固着したボス64を、位置固定的な軸受
け筒62に回動自在に嵌挿した支軸63の一端に被嵌し
たピン65にて固着して一体的に回動するように構成す
る。前記軸受け筒62の他端から延びる支軸63に回動
可能に被嵌した筒体66に前記クラッチペタル60の基
部を固着し、前記筒体66を挟んで軸受け筒62と反対
側において支軸63に被嵌したボス67をピン68を介
して固着し、ボス67に固着したアーム69には緩衝ば
ね70を介してブレーキ用の作動杆71を取り付ける。
【0016】また、前記クラッチペタル60が取付く筒
体66に突出させたアーム72には走行クラッチ機構
(図示せず)に連結する作動杆73を連結する。符号7
4は筒体66と支軸63とを一体的に回動させるときに
連結する結合ピンで、筒体66の外周面に突設した断面
L字状のブラケット76に結合ピン74を摺動自在に装
着し、結合ピン74の先端側に固着した鍔片77とブラ
ケット76との間に介挿した付勢ばね75にて、結合ピ
ン74の先端部74aが筒体66における支持孔78か
ら支軸63に穿設した結合孔79に向かって前進して、
支軸63と筒体66、ひいてはブレーキペタル61また
はクラッチペタル60のいずれか一方の踏み込み動作に
て、走行クラッチ及びブレーキが略同時に作動(動力遮
断と制動)するように構成する。
体66に突出させたアーム72には走行クラッチ機構
(図示せず)に連結する作動杆73を連結する。符号7
4は筒体66と支軸63とを一体的に回動させるときに
連結する結合ピンで、筒体66の外周面に突設した断面
L字状のブラケット76に結合ピン74を摺動自在に装
着し、結合ピン74の先端側に固着した鍔片77とブラ
ケット76との間に介挿した付勢ばね75にて、結合ピ
ン74の先端部74aが筒体66における支持孔78か
ら支軸63に穿設した結合孔79に向かって前進して、
支軸63と筒体66、ひいてはブレーキペタル61また
はクラッチペタル60のいずれか一方の踏み込み動作に
て、走行クラッチ及びブレーキが略同時に作動(動力遮
断と制動)するように構成する。
【0017】前記ブラケット76の外面に設けたボス8
0には、結合ピン74の軸部に貫通させた係合ピン81
が嵌合する凹溝82を形成し、結合ピン74を後退(先
端部74aが結合孔79から抜け出す方向に移動)させ
て、係合ピン81が凹溝82から抜け出した状態で結合
ピン74をその軸線廻りに回動させてボス80の外面に
接当させる(図8の一点鎖線参照)と、当該結合ピン7
4の先端部74aが結合孔79から外れた状態に保持で
きる構成である。符号83は、前記結合ピン74にて支
軸63と筒体66とが一体的に回動するように結合され
ている状態を検出するためのリミットスイッチなどのセ
ンサーで、鍔片77がセンサー83に接近(当接)した
ときを前記結合状態であると検知する。
0には、結合ピン74の軸部に貫通させた係合ピン81
が嵌合する凹溝82を形成し、結合ピン74を後退(先
端部74aが結合孔79から抜け出す方向に移動)させ
て、係合ピン81が凹溝82から抜け出した状態で結合
ピン74をその軸線廻りに回動させてボス80の外面に
接当させる(図8の一点鎖線参照)と、当該結合ピン7
4の先端部74aが結合孔79から外れた状態に保持で
きる構成である。符号83は、前記結合ピン74にて支
軸63と筒体66とが一体的に回動するように結合され
ている状態を検出するためのリミットスイッチなどのセ
ンサーで、鍔片77がセンサー83に接近(当接)した
ときを前記結合状態であると検知する。
【0018】前記クラッチ及びブレーキを一体的に略同
時に作動させるための油圧シリンダ30のピストンロッ
ド30aは、クラッチペタル60の作動杆60aに突設
した係合軸84にブラケット85を介して回動可能に取
付き、油圧シリンダ30の基端は固定枠86に回動軸8
7を介して回動可能に装着されている。これにより、前
記結合ピン74の差し込みによる結合状態で油圧シリン
ダ30を作動させると、支軸63及び筒体66を一体的
に、且つ強制的に回動駆動することになり、走行クラッ
チにて動力遮断と制動とが略同時に実行される。なお、
結合孔79の孔径を結合ピン74の先端部74aの直径
より大きく(少なくとも結合ピン74の軸線廻りの回動
方向に大きく)形成することにより、筒体66が適宜角
度回動したのち支軸63がつれ廻りするので、走行クラ
ッチのオフ(動力遮断)が制動動作よりも若干先行する
ことができ、急制動時(緊急停止時)のエンジンストッ
プを防止することができる。
時に作動させるための油圧シリンダ30のピストンロッ
ド30aは、クラッチペタル60の作動杆60aに突設
した係合軸84にブラケット85を介して回動可能に取
付き、油圧シリンダ30の基端は固定枠86に回動軸8
7を介して回動可能に装着されている。これにより、前
記結合ピン74の差し込みによる結合状態で油圧シリン
ダ30を作動させると、支軸63及び筒体66を一体的
に、且つ強制的に回動駆動することになり、走行クラッ
チにて動力遮断と制動とが略同時に実行される。なお、
結合孔79の孔径を結合ピン74の先端部74aの直径
より大きく(少なくとも結合ピン74の軸線廻りの回動
方向に大きく)形成することにより、筒体66が適宜角
度回動したのち支軸63がつれ廻りするので、走行クラ
ッチのオフ(動力遮断)が制動動作よりも若干先行する
ことができ、急制動時(緊急停止時)のエンジンストッ
プを防止することができる。
【0019】図9は、前記の制御をマイクロコンピュー
タのソフトにより実行する場合の制御装置32の機能ブ
ロック図を示し、マイクロコンピュータ等の中央処理装
置33には、読み書き可能メモリ(RAM)34及び読
み出し専用メモリ(ROM)35が接続されている。ま
た、中央処理装置33には、前記磁気センサー26a,
26bからの検出信号をA/D変換器36,36でデジ
タル信号に変換した後入力し、誘導ケーブル27の軸線
に対する走行車体1の中心線の横ずれの偏位量や、車体
の横ずれ方向が左右いずれであるかを中央処理装置33
にて演算するのである。
タのソフトにより実行する場合の制御装置32の機能ブ
ロック図を示し、マイクロコンピュータ等の中央処理装
置33には、読み書き可能メモリ(RAM)34及び読
み出し専用メモリ(ROM)35が接続されている。ま
た、中央処理装置33には、前記磁気センサー26a,
26bからの検出信号をA/D変換器36,36でデジ
タル信号に変換した後入力し、誘導ケーブル27の軸線
に対する走行車体1の中心線の横ずれの偏位量や、車体
の横ずれ方向が左右いずれであるかを中央処理装置33
にて演算するのである。
【0020】つまり、一対の磁気センサー26a,26
bの検出信号を演算すれば、車体の前部における誘導ケ
ーブル27に対する横ずれの偏位量を求めることおよび
横ずれの向き(右または左)を判別することができる。
なお、走行車体1の前後に各々左右対の磁気センサーを
設けて、前部対の磁気センサーの検出・演算結果から前
部操舵装置を作動する一方、後部磁気センサーの検出・
演算結果から後部操舵装置を作動するように構成しても
良い。
bの検出信号を演算すれば、車体の前部における誘導ケ
ーブル27に対する横ずれの偏位量を求めることおよび
横ずれの向き(右または左)を判別することができる。
なお、走行車体1の前後に各々左右対の磁気センサーを
設けて、前部対の磁気センサーの検出・演算結果から前
部操舵装置を作動する一方、後部磁気センサーの検出・
演算結果から後部操舵装置を作動するように構成しても
良い。
【0021】符号40は薬液タンク4内の薬液レベル
(水面高さ)を検出するための電気抵抗式等のレベルセ
ンサー、符号41は噴霧時の薬液消費量を検出するため
の流量検出センサーを示し、これらと、前記結合検出用
のセンサー83と、図示しない無線操作機器(ラジオコ
ントローラ)による緊急停止用信号入力部88等は中央
処理装置33におけるインターフエイスの入力端子に接
続する。
(水面高さ)を検出するための電気抵抗式等のレベルセ
ンサー、符号41は噴霧時の薬液消費量を検出するため
の流量検出センサーを示し、これらと、前記結合検出用
のセンサー83と、図示しない無線操作機器(ラジオコ
ントローラ)による緊急停止用信号入力部88等は中央
処理装置33におけるインターフエイスの入力端子に接
続する。
【0022】中央処理装置33におけるインターフエイ
スの出力端子には次のものを接続する。即ち、薬液タン
ク4から噴霧ノズル6に薬液を送る動力ポンプ13の電
磁クラッチ用駆動回路43と、薬液流通管の途中に設け
て液の流通量を調節し,遮断することが可能な調節バル
ブ44の駆動回路45と、前記自動操舵用の制御弁28
の右操舵用電磁ソレノイド28Rの電気式駆動回路46
と左操舵用電磁ソレノイド28Lの電気式駆動回路47
と、前記薬液タンク4内の薬液レベルが最低になったと
き、点灯する表示ランプ48と、走行車体1の走行ブレ
ーキ及びクラッチに対する油圧シリンダ30の制御弁2
9における電磁ソレノイドを作動させるアクチェータの
駆動回路50等を接続する。
スの出力端子には次のものを接続する。即ち、薬液タン
ク4から噴霧ノズル6に薬液を送る動力ポンプ13の電
磁クラッチ用駆動回路43と、薬液流通管の途中に設け
て液の流通量を調節し,遮断することが可能な調節バル
ブ44の駆動回路45と、前記自動操舵用の制御弁28
の右操舵用電磁ソレノイド28Rの電気式駆動回路46
と左操舵用電磁ソレノイド28Lの電気式駆動回路47
と、前記薬液タンク4内の薬液レベルが最低になったと
き、点灯する表示ランプ48と、走行車体1の走行ブレ
ーキ及びクラッチに対する油圧シリンダ30の制御弁2
9における電磁ソレノイドを作動させるアクチェータの
駆動回路50等を接続する。
【0023】そして、中央処理装置33にて、前記走行
車体1に設けた左右一対の磁気センサー26a,26b
で検出した誘導ケーブル27に対する横ずれ量を演算
し、この検出横ずれ量と操舵角度センサー25の検出値
とから、前記横ずれ量が小さくなるように操舵制御する
ための操舵修正指令量信号を求めて、電気式駆動回路4
6,47に駆動パルス信号を与える。
車体1に設けた左右一対の磁気センサー26a,26b
で検出した誘導ケーブル27に対する横ずれ量を演算
し、この検出横ずれ量と操舵角度センサー25の検出値
とから、前記横ずれ量が小さくなるように操舵制御する
ための操舵修正指令量信号を求めて、電気式駆動回路4
6,47に駆動パルス信号を与える。
【0024】この検出値に基づいて、誘導ケーブル27
に略沿うような操舵制御、いわゆる電磁誘導操舵制御を
実行するのである。この構成において、走行車体1を無
人走行させて薬剤散布作業を実行するには、まず、運転
操作部に座った作業者がエンジン10を始動し、誘導ケ
ーブル27に沿うようにして作業開始位置に走行車体1
を位置させる。次いで、結合ピン74を支軸63におけ
る結合孔79に差し込み、走行クラッチとブレーキとが
略同時に作動できるようにセットし、駆動回路50を作
動させて油圧シリンダ30のピストンロッド30aを突
出させ、制動が作動した状態、つまり、走行車体1の位
置停止状態を保持している。
に略沿うような操舵制御、いわゆる電磁誘導操舵制御を
実行するのである。この構成において、走行車体1を無
人走行させて薬剤散布作業を実行するには、まず、運転
操作部に座った作業者がエンジン10を始動し、誘導ケ
ーブル27に沿うようにして作業開始位置に走行車体1
を位置させる。次いで、結合ピン74を支軸63におけ
る結合孔79に差し込み、走行クラッチとブレーキとが
略同時に作動できるようにセットし、駆動回路50を作
動させて油圧シリンダ30のピストンロッド30aを突
出させ、制動が作動した状態、つまり、走行車体1の位
置停止状態を保持している。
【0025】次いで、自動走行スイッチ(図示せず)を
オンにし、走行速度、薬剤散布方向等の初期設定を実行
した後、送風フアン7のクラッチをオンにして回転させ
た後、作業者は走行車体1から下り、前記駆動回路50
を作動し、走行クラッチ解除ブレーキ解除にして、走行
車体1を前進させる。このようにして走行車体1を誘導
ケーブル27に沿うように自動操舵制御させつつ噴霧作
業を実行する。緊急停止させたいとき、遠隔操作用の無
線操作機器(ラジオコントローラ)から停止信号を発信
し、この停止信号を緊急停止用信号入力部88で受ける
と、油圧回路における操舵用制御弁28よりも上流側に
設けた制御弁29を作動させるので、操舵用制御弁28
が回行制御中であっても、前記油圧シリンダ30を作動
させるべく制御弁29を優先的に制御することができ、
操舵制御の実行・不実行のいかんにかかわらず走行車両
の進行を確実に停止させることができると共にエンジン
の停止も防止できる。
オンにし、走行速度、薬剤散布方向等の初期設定を実行
した後、送風フアン7のクラッチをオンにして回転させ
た後、作業者は走行車体1から下り、前記駆動回路50
を作動し、走行クラッチ解除ブレーキ解除にして、走行
車体1を前進させる。このようにして走行車体1を誘導
ケーブル27に沿うように自動操舵制御させつつ噴霧作
業を実行する。緊急停止させたいとき、遠隔操作用の無
線操作機器(ラジオコントローラ)から停止信号を発信
し、この停止信号を緊急停止用信号入力部88で受ける
と、油圧回路における操舵用制御弁28よりも上流側に
設けた制御弁29を作動させるので、操舵用制御弁28
が回行制御中であっても、前記油圧シリンダ30を作動
させるべく制御弁29を優先的に制御することができ、
操舵制御の実行・不実行のいかんにかかわらず走行車両
の進行を確実に停止させることができると共にエンジン
の停止も防止できる。
【0026】また、制御弁29と制御弁28とは直列的
に連結されているので、緊急停止の場合に、油圧ポンプ
を瞬間的に大きく回転させなくても、ブレーキ等の走行
車体1停止用の制御弁29を確実且つ先に作動させるこ
とができ、油圧ポンプの負担もすくなくて済む。なお、
緊急停止用信号入力部88に代えて、障害物検知用の光
センサー、超音波センサー89等からの検出信号を中央
処理装置33で演算して障害物ありと判断したとき、前
記制御弁29を作動させるようにしても良いのである。
に連結されているので、緊急停止の場合に、油圧ポンプ
を瞬間的に大きく回転させなくても、ブレーキ等の走行
車体1停止用の制御弁29を確実且つ先に作動させるこ
とができ、油圧ポンプの負担もすくなくて済む。なお、
緊急停止用信号入力部88に代えて、障害物検知用の光
センサー、超音波センサー89等からの検出信号を中央
処理装置33で演算して障害物ありと判断したとき、前
記制御弁29を作動させるようにしても良いのである。
【0027】本考案は、薬剤散布機に限らず、その他の
作業用の自動走行車両に適用できることはいうまでもな
い。
作業用の自動走行車両に適用できることはいうまでもな
い。
【0028】
【考案の作用及び効果】本考案では、走行クラッチと、
走行装置を停止させるブレーキ装置と、操舵装置とを備
え、これら三者を油圧回路にて作動させるように構成し
てなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブ
レーキ装置のための制御弁を、誘導経路に沿って走行車
体が進行するように前記操舵装置を制御する自動操舵用
制御弁よりも前記油圧回路の上流側に連結したので、ク
ラッチ作動及びブレーキを一体的に、且つ優先的に的に
確実に作動させることができ、安全である。しかも、緊
急停止時に油圧ポンプに負担をかけることもない。
走行装置を停止させるブレーキ装置と、操舵装置とを備
え、これら三者を油圧回路にて作動させるように構成し
てなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブ
レーキ装置のための制御弁を、誘導経路に沿って走行車
体が進行するように前記操舵装置を制御する自動操舵用
制御弁よりも前記油圧回路の上流側に連結したので、ク
ラッチ作動及びブレーキを一体的に、且つ優先的に的に
確実に作動させることができ、安全である。しかも、緊
急停止時に油圧ポンプに負担をかけることもない。
【図1】薬剤散布機の側面図である。
【図2】薬剤散布機の平面図である。
【図3】操舵装置14の概略平面図である。
【図4】操舵装置の制御油圧回路図である。
【図5】走行クラッチおよびブレーキに対するペタルの
連結機構を示す斜視図である。
連結機構を示す斜視図である。
【図6】ペタルの連結機構の一部断面で示す平面図であ
る。
る。
【図7】図6のVII −VII 矢視側面図である。
【図8】図5の VIII −VIII矢視拡大断面図である。
【図9】制御装置の機能ブロック図である。
1 走行車体 3 ハンドル 6 噴霧ノズル 7 送風機 8,8 前輪 9,9 後輪 10 エンジン 11 走行変速機構 12 動力伝達機構 13 動力ポンプ 14 操舵装置 16 油圧回路 17 油圧シリンダ 22 油圧ポンプ 23 制御弁 25 操舵角度センサー 26a,26b 磁気センサー 27 誘導ケーブル 28 自動操舵用制御弁 29 制御弁 30 油圧シリンダ 32 制御装置 33 中央処理装置 46,47 駆動回路 60 クラッチペタル 61 ブレーキペタル 63 支軸 66 筒体 74 結合ピン 83 センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 走行車体に搭載した動力源から走行装置
への動力伝達を継断するための走行クラッチ装置と、走
行装置を停止させるブレーキ装置と、操舵装置とを備
え、これら三者を油圧回路にて作動させるように構成し
てなる自動走行車両において、前記クラッチ装置及びブ
レーキ装置のための制御弁を、誘導経路に沿って走行車
体が進行するように前記操舵装置を制御する自動操舵用
制御弁よりも前記油圧回路の上流側に連結したことを特
徴とする自動走行車両における非常停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8020991U JP2554133Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 自動走行車両における非常停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8020991U JP2554133Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 自動走行車両における非常停止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531510U JPH0531510U (ja) | 1993-04-27 |
JP2554133Y2 true JP2554133Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13711999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8020991U Expired - Lifetime JP2554133Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 自動走行車両における非常停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554133Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6080338B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2017-02-15 | ヤンマー株式会社 | 散布作業機 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP8020991U patent/JP2554133Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0531510U (ja) | 1993-04-27 |
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