JP2553894Y2 - 動力作業機 - Google Patents

動力作業機

Info

Publication number
JP2553894Y2
JP2553894Y2 JP1990072827U JP7282790U JP2553894Y2 JP 2553894 Y2 JP2553894 Y2 JP 2553894Y2 JP 1990072827 U JP1990072827 U JP 1990072827U JP 7282790 U JP7282790 U JP 7282790U JP 2553894 Y2 JP2553894 Y2 JP 2553894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
volute case
volute
engine
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990072827U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430297U (ja
Inventor
義一 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoritsu Co Ltd
Original Assignee
Kyoritsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoritsu Co Ltd filed Critical Kyoritsu Co Ltd
Priority to JP1990072827U priority Critical patent/JP2553894Y2/ja
Publication of JPH0430297U publication Critical patent/JPH0430297U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553894Y2 publication Critical patent/JP2553894Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は背負式動力風掃機や散布機等の動力作業機に
関する。
従来の技術 動力作業機の一例として、作業者が背負う背負架台
に、例えば、ごみを吹き飛したり薬剤を散布するための
風を発生する送風機と、該送風機を駆動するための空冷
2サイクルガソリンエンジン等の原動機とを搭載したも
のがあり、通常のこの種の背負式動力作業機では、送風
機はそのボリュートケースがプラスチック材料で作られ
ており、このプラスチック製のボリュートケースに原動
機を複数個の金属製のボルト及びナットで取付けてい
る。この場合、この取付用の金属製ナットは個々にボリ
ュートケースの成形時にプラスチック材料中にインサー
トとして、又は成形後に適宜の固着手段により一体的に
設けられており、このため取付部の剛性を維持するため
にボリュートケース全体を強度の強い高価なプラスチッ
ク材料で成形しなければならず、またケースを複雑で且
つコストの高い成形加工法で作らねばならない等の不利
益があった。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は上述したような従来の技術の不利益
を取除くと共に簡単で便利な形の動力作業機を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に係る動力作業機は、プラスチック材料
で作られ原動機のクランクケースをその一側平面に固着
せしめるケースの他側平面に原動機取付用プレートを取
付け、前記原動機の固着用ボルトを受けるねじ穴部を前
記取付用プレートに形成し、前記ケースを前記クランク
ケースと前記プレートとで挟持せしめた構成を特徴とす
る。
作用 従って、ケースの原動機固着部へ加わる負荷は原動機
取着用プレートによって分散されてケースへ伝達され
る。
実施例 次に本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
第1図に示す実施例は背負式動力作業機についての例
であり、作業者が背負うようになっている背負架台1に
防振部材2を介して取付けられる送風機3のボリュート
ケース8と、該ボリュートケース8に後述するようにし
て取付けられた空冷2サイクルガソリンエンジン4とを
設けている。前記送風機3は通常の背負式動力風掃機で
使用されている形式の遠心送風機であって、羽根車5
と、該羽根車5で生じた高速空気流を外部へ送出するた
めのボリュート室7を内部に画成するボリュートケース
8とを有し、該ボリュートケース8は適当なプラスチッ
ク材料から一体成形加工されている。該ボリュートケー
ス8の前記エンジン4側の半体8の内側平面9に第5図
に示す如く一対のエンジン取付用プレート10及び11が適
宜の手段により取付けられている。これ等二つのプレー
ト10及び11は、薄鋼板等の適当な高強度材料で作られて
おり、細長い板状の形状を有している。それぞれのプレ
ートは、弓形に湾曲した部分12と真直ぐな部分13とを互
いに連続して一体に形成しており、これ等の部分12及び
13の外側縁部14はほぼ90°折曲げられて、補強部分とし
て作用するようになっている。前記プレート10及び11
は、前記ボリュートケース半体8の成形後に、それらの
湾曲した部分12が前記エンジン4のクランク軸へ連結さ
れた羽根車5のボス部6が通る前記ボリュートケース半
体8の中央開口15を取囲むようにその両側に対照的に配
置され、且つ前記ボリュートケース半体8の前記内側平
面9に一体に突設された係止ピン19を係合穴20に挿通
し、その頭をつぶす等して前記ボリュートケース半体8
に固定される。更に、前記プレート10及び11のそれぞれ
は適数個、本実施例では3個のねじ穴部16,17,18を形成
しており、これらのねじ穴部16,17,18は、前記プレート
10及び11の金属材料にナットをプロジェクション溶接又
はバーリング加工により固着することによって形成され
る。このようにして形成されたプレート10,11のねじ穴
部16,17,18にエンジン4を固着するためにクランクケー
ス4′に挿通されたボルト21がそれぞれ螺合されてエン
ジン4をプレート10及び11を介してボリュートケース半
体8へ強固に固定する。このようにして構成された背負
式動力風掃機は、ボルト21による締付力や、エンジン4
の自重や作業中にその振動等によって生ずる負荷が加わ
るが、これ等の負荷は、二つの取付用プレート10及び11
の全面に分散されてボリュートケース8へ加わるので、
エンジン4とボリュートケース8との間の取付部に極端
に大きい局部負荷を発生することがなく、取付部におけ
るボリュートケース8のプラスチック材料の損傷を効果
的に防止することができる。また、エンジン4の取付用
のボルトを受けるねじ穴部16,17,18は取付用プレート10
及び11に設けられるので、該ねじ穴部を高い寸法及び位
置精度をもって形成することができ、取付用プレート1
0、11に折曲補強部分を細工することも簡単にでき、更
にボリュートケース8をさほど強度が高くない、比較的
安価なプラスチック材料で作ることができる。また、取
付用プレート10,11のねじ穴部16,17,18は適当なナット
をそれぞれの取付用プレートに溶接等によって固定して
簡単に設けることができ(第3図及び第4図参照)、ま
たボリュートケース8と取付用プレート10,11とをイン
サート成形することもできる。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、エンジ
ン固着用のボルトを受けるねじ穴部を、高い寸法及び位
置精度もって形成することができ、送風機のボリュート
ケース等の成形が容易であり、取付用プレートの補強の
ための加工が容易であり、送風機のボリュートケース等
を安価な材料で作ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例としての背負式動力風掃
機の破断側面図であり、第2図は第1図の背負式動力風
掃機の送風機のケース部分の分解斜視図であり、第3図
は第1図の背負式動力風掃機で使用され得るエンジン取
付用プレートの正面図であり、第4図は第3図の線IV−
IVに沿った断面図であり、第5図はエンジン取付用プレ
ートを取付けた状態を示すボリュートケース半体の内側
面図である。 4……原動機、8……ケース、10,11……原動機取付用
プレート、16,17,18……ねじ穴部、21……原動機固着用
ボルト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック材料で作られた原動機(4)
    のクランクケース(4′)をその一側平面に固着せしめ
    るケース(8)の他側平面(9)に原動機取付用プレー
    ト(10,11)を取付け、前記原動機の固着用ボルト(2
    1)を受けるねじ穴部(16,17,18)を前記取付用プレー
    トに形成し、前記ケースを前記クランクケースと前記プ
    レートとで挟持せしめたことを特徴とする動力作業機。
JP1990072827U 1990-07-09 1990-07-09 動力作業機 Expired - Lifetime JP2553894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990072827U JP2553894Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 動力作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990072827U JP2553894Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 動力作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0430297U JPH0430297U (ja) 1992-03-11
JP2553894Y2 true JP2553894Y2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=31611110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990072827U Expired - Lifetime JP2553894Y2 (ja) 1990-07-09 1990-07-09 動力作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553894Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2576085Y2 (ja) * 1993-01-21 1998-07-09 株式会社共立 可搬式パワーブロワー

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126518A (en) * 1980-03-03 1981-10-03 Asada Kikai Seisakusho:Kk Method and device for shearing
DE3031384C2 (de) * 1980-08-20 1986-04-24 Ideal-Standard Gmbh, 5300 Bonn Einhebel-Mischventil
JPS59186452A (ja) * 1983-04-08 1984-10-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 位相連続fsk信号の復調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430297U (ja) 1992-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4694578A (en) Motor-driven chain saw
EP0902178B1 (en) Engine generator
JP2553894Y2 (ja) 動力作業機
JP3401489B2 (ja) エンジンのラジエター装置
US6849961B2 (en) Engine generator
JPH03127040U (ja)
US7195094B2 (en) Vibration reduction apparatus
JP2004008054A (ja) 刈払機
JPS6127202B2 (ja)
KR101919205B1 (ko) 발전기의 엔드 실드용 지그
JPH0622120Y2 (ja) バ−チカルエンジン作業機の支持装置
JP2541514Y2 (ja) エンジン駆動型発電機用冷却ファン
KR102678435B1 (ko) 전기 자동차의 파워트레인 마운팅 구조
JPH035922U (ja)
JPH0629474Y2 (ja) パワーユニットの補強装置
JP2537005Y2 (ja) 内燃機関の補機支持装置
JPH0535889Y2 (ja)
JPH11200949A (ja) シリンダブロック構造
JP3452747B2 (ja) ラジエータに対するファンシュラウドの取付け装置
JPH089374Y2 (ja) 産業車両用エンジンのシユラウド装置
JP3381021B2 (ja) 送風ファン
JP2001003761A (ja) 可搬式エンジンの構造
JPH0629485Y2 (ja) エンジンのシリンダブロック補強装置
JPS6215476Y2 (ja)
JPH0462939U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term