JP2553489Y2 - 安全制御装置 - Google Patents

安全制御装置

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JP2553489Y2
JP2553489Y2 JP1991072059U JP7205991U JP2553489Y2 JP 2553489 Y2 JP2553489 Y2 JP 2553489Y2 JP 1991072059 U JP1991072059 U JP 1991072059U JP 7205991 U JP7205991 U JP 7205991U JP 2553489 Y2 JP2553489 Y2 JP 2553489Y2
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JP
Japan
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switch
timer
control device
safety control
operation switch
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美幸 渡辺
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Dainichi Co Ltd
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Dainichi Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、物品が誤って載置さ
れた等により機器が動作してしまうことを防止する安全
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばファンヒータ等の機器は、
筺体の適所に操作部が備えられており、該操作部に設け
られたノンロック式の運転スイッチのオンに伴って動作
する構成が一般的となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、係る燃焼式
機器を日常的に使用しているとき、停止中に前記操作部
に物品が誤って置かれる、あるいは落下する等により運
転スイッチがオンし、このオン状態が継続することがあ
る。そして係る場合は、機器が燃焼動作することにより
物品が加熱されたり、無人の部屋を暖房してしまう等の
危険な状況を呈することがあった。本考案は上記した課
題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
ンロック式の運転スイッチの異常オン状態を検出して
焼機器の運転を停止させることのできる安全制御装置を
得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために本考案は、操作部に少なくともノンロック式の運
転スイッチが設けられ、該運転スイッチからの信号に基
づいて燃焼式の機器を制御するものにおいて、運転スイ
ッチのオン継続時間をカウントするタイマーと、該タイ
マーのカウントが所定値となったときに機器を停止させ
る強制停止手段を設けた構成である。
【0005】
【作用】以上の構成とすれば、操作部に物品が誤って置
かれた等により運転スイッチのオンが継続するときは、
強制停止手段が動作することにより、機器の運転が停止
する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図により詳細
に説明する。図1は実施例の安全制御装置を石油ファン
ヒータに適用しての構成図である。同図において、1は
筺体で、その上面に操作部2が設けられている。操作部
2には少なくとも運転スイッチ3、温度設定用の昇温ス
イッチ4及び降温スイッチ5が設けられ、これらのスイ
ッチは何れもノンロック式の構成をなす。
【0007】6は機器を制御する運転制御部である。こ
の運転制御部6はバーナ7の燃焼等、種々の制御を実行
する主制御手段8の他、ノンロックスイッチのオン継続
時間をカウントするタイマー9、並びにタイマー9のカ
ウントが所定値となったときに機器を停止させる強制停
止手段10が構成されている。
【0008】なお、11は油受け12に取付けられたポ
ンプ、13は灯油の気化ガスをバーナ7に噴出する気化
器、14は気化器13の気化ガス噴出口15を開閉する
ソレノイドである。
【0009】上記した構成における動作を説明する。運
転スイッチ3が押されると、その信号が運転制御部6に
入力することにより、主制御手段8が動作する。この主
制御手段8は気化器13を予熱し、予熱の完了と同時に
ソレノイド14に通電して気化ガス噴出口14を開口さ
せると共に、ポンプ11も始動させるので、気化ガスが
バーナ7に噴出して着火・燃焼する。
【0010】バーナ7の火力は、室内温度を昇温、降温
の各スイッチ4、5で設定された設定温度とするように
自動的に変化する。そして係る燃焼中に運転スイッチ3
が再び押されると、これと同時に気化ガス噴出口14が
閉塞し、ポンプ11が停止することにより、バーナ7が
消火する。
【0011】次に、消火中、操作部2に誤って物品が載
置されたときにおける動作を、図2のフローチャートを
併用して述べる。先ず、物品の荷重を受けて運転スイッ
チ3がオンするので、前述のように予熱が開始される。
そして運転スイッチ3のオンが継続していることからS
1、S2が実行され、タイマー9がカウントアップし
(S3)、該カウントが所定値に等しいか否かが調査さ
れる(S4)。
【0012】上記したS1〜S4の一連動作が、数秒以
内に何回か繰り返されてついにカウント=所定値になる
と(S4)、これより機器の運転を停止させる処理が実
行される(S5)。つまり強制停止手段10が動作し、
予熱を含む全ての制御が停止するので、無人の部屋を暖
房してしまう等の危険状態の発生を有効に防止できるこ
ととなるのである。
【0013】またタイマー9は、運転スイッチ3の他、
昇温スイッチ4に対しても同様に動作する。何故なら、
前述したような理由で昇温スイッチ4のオンが継続した
ときは、設定温度が上限まで達して最大火力が継続する
等により、危険を生じるおそれがあるためである。この
ようにタイマー9は、特に安全性に深く関与するノンロ
ックスイッチに対応して動作するもので、降温スイッチ
5等安全性に及ぼす影響の小さいスイッチに対して動作
するか否かは、適宜設定されるものである。
【0014】
【考案の効果】以上に説明した通り本考案の安全制御装
置は、運転スイッチのオン継続時間をカウントするタイ
マーと、該タイマーのカウントが所定値となったときに
機器を停止させる強制停止手段を備えているので、燃焼
式機器が運転停止しているときに、物品が操作部上に誤
って置かれた等により運転スイッチがオンし、このオン
状態が継続するときは、一旦運転開始となるものの速や
かに運転が停止され、無人の部屋を暖房してしまうとい
った危険状態の発生を有効に防止でき、安全性が向上す
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の安全制御装置に関する構成図
である。
【図2】本考案の実施例の安全制御装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
2 操作部 9 タイマー 10 強制停止手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部に小なくともノンロック式の運転ス
    イッチが設けられ、該運転スイッチからの信号に基づい
    燃焼式の機器を制御するものにおいて、運転スイッチ
    のオン継続時間をカウントするタイマーと、該タイマー
    のカウントが所定値となったときに機器を停止させる強
    制停止手段を備えたことを特徴とする安全制御装置。
JP1991072059U 1991-08-12 1991-08-12 安全制御装置 Expired - Lifetime JP2553489Y2 (ja)

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JPH0517446U JPH0517446U (ja) 1993-03-05
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