JP2553473Y2 - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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JP2553473Y2
JP2553473Y2 JP1993031360U JP3136093U JP2553473Y2 JP 2553473 Y2 JP2553473 Y2 JP 2553473Y2 JP 1993031360 U JP1993031360 U JP 1993031360U JP 3136093 U JP3136093 U JP 3136093U JP 2553473 Y2 JP2553473 Y2 JP 2553473Y2
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JP
Japan
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switch
operation knob
slider
button switch
size
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993031360U
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English (en)
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JPH071544U (ja
Inventor
和宏 木村
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作ノブの大きさに拘
らずスイッチ摺動体(以下、スライダーという)を共通
化し得る押しボタンスイッチの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、例えば、実公平4−19692
号公報に開示されている従来の押しボタンスイッチの構
造を示す断面図である。
【0003】図5において、1はハウジングであり、凹
部2と、この凹部2に続く筒部3が一体に連設されてお
り、筒部3は凹部2の底部に形成した開口2aを介して
凹部2と連通している。そして、凹部2は、後述する操
作ノブを収納するスペースを有しており、かつそのスト
ロークを規制する深さに形成されており、前記筒部3
は、角型に形成されると共にその4つの内壁面の中央部
にガイド溝3aがそれぞれ上下方向に形成されている。
【0004】また、4はスライダーであり、外壁の中間
部にフランジリブ5が各コーナー部に鉤形状に設けられ
ており、このフランジリブ5より下方には、前記ガイド
溝3aに係合する突起6がそれぞれ形成されると共に、
上部の両端部には、係止爪8aとストッパ片8bとから
なるスイッチ取付部8が設けられている。なお、前記突
起6に若干の弾性を付与するために、図に示すよう
に、突起6を挟むようにしてスライダー4の上端部に切
り込み4aが設けられ、かつ前記スイッチ取付部8の係
止爪8aにも若干の弾性を付与してある。更に、9は下
方開口する箱状に形成された操作ノブであり、その側壁
に前記スライダー4の係止爪7と係合する孔9aが対設
されている。
【0005】前記スライダー4は、図6に示すように、
ハウジング1の背面側から前記筒部3に挿入し、スライ
ダー4の突起6を筒部3のガイド溝3aにそれぞれ嵌入
する。この時、スライダー4の上部は、凹部2側に突出
するので、ハウジング1の正面側からスライダー4の上
端部に前記操作ノブ9を被せ、前記係止爪7を穴9aに
係止することにより操作ノブ9を取り付けることができ
る。そして、前記プッシュスイッチ10は、そのシャフ
ト10aの上端をスライダー4のスイッチ取付部8に装
着すれば取り付けることができ、これにより図8に示す
ようなプッシュボタンスイッチを形成することができ
る。
【0006】従って、操作ノブ9を押すと、スライダー
4が下降し、スライダー4の下降にともなってプッシュ
スイッチ10のシャフト10aが下降して、スイッチの
オン、オフ動作をさせることができる。
【0007】次に、照明機能を有する押しボタンスイッ
チに付いて説明する。
【0008】図7は、車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルを示す図であ
る。
【0009】コントロールスイッチパネル16には、ハ
ウジング1の所定位置に、様々な機能を表示した複数の
表示マーク付き操作ノブ9が配設されており、それぞれ
の操作ボタン9は表示した機能によりその横幅が異なっ
ている。
【0010】例えば、図8及び図9に示すように、操作
ノブ9b、9cの横幅は、表示マーク12、13の大き
さの違いから異なる長さとなっており、操作ノブ9b、
9cの照明が必要な範囲12a、13aの幅も異なって
いる。更に、操作ノブ9b、9cを取り付けるスライダ
ー4の幅も異なっており、図示しない光源からの光りを
導く導光体14、15の上部端面の幅も異なっている。
なお、操作ノブ9b、9cとスライダー4の上端とは1
〜2mm離間するように取り付けられている。
【0011】従って、図示しない光源からの光りは導光
体14、15により導かれ、その上部端面から操作ノブ
9b、9cの表示マーク12、13へ照射され、これに
より夜間でも操作ノブ9b、9cの表示マーク12、1
3が識別でき、操作ノブ9b、9cを容易に操作するこ
とができる。なお、操作ノブ9b、9cを例にとり説明
したが、他の操作ノブも同様に構成されており、同様に
操作することができる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】従来の押しボタンスイ
ッチは、以上のように構成されているので、操作ノブの
大きさ、表示マークの大きさが異なった場合、表示マー
クの照明が必要な範囲をむらなく照明するためには、ス
ライダーを表示マークの大きさ毎に用意しており、部品
点数が増加するという問題点があった。
【0013】本考案は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、操作ノブの大きさに拘らずスライ
ダーを共通化して部品点数を低減し得る押しボタンスイ
ッチを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述事情に鑑
みなされたものであって、本考案に係る押しボタンスイ
ッチは、ハウジングに進退自在に支持されたスイッチ摺
動体と、スイッチ摺動体の前端に固定される表示マーク
付き操作ノブと、操作ノブを照明する照明手段とを備
え、前記操作ノブの内壁面には、前記スイッチ摺動体に
操作ノブを固定するための段付きリブが形成され、前記
操作ノブの大きさに応じて前記段付きリブの幅を変更す
ることによって、同一形状のスイッチ摺動体に操作ノブ
を固定すると共に、前記段付きリブの段部の奥行き高さ
によってスイッチ摺動体の前端と操作ノブの表面とを所
定距離だけ離間することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】上述構成に基づき、本考案における押しボタン
スイッチは、スイッチ摺動体の前端と操作ノブとの表面
とを所定距離だけ離間し、照明手段から照射される光り
の拡散領域を広げ、操作ノブの大きさ、表示マークの大
きさが異なっても、表示マークの照明が必要な範囲をむ
らなく照明し、これにより、スライダーを表示マークの
大きさ毎に用意する必要がなくなり、スライダーを共通
化して部品点数を低減できる。
【0016】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図を用いて説明す
る。
【0017】図1は、車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルを示す断面図
であり、図2は、その要部を示す斜視図である。
【0018】コントロールスイッチパネル16には、ハ
ウジング1の所定位置に、様々な機能を表示した複数の
表示マーク付き操作ノブ9が配設されており、それぞれ
の操作ボタン9は表示した機能によりその横幅が異なっ
ている。
【0019】例えば、図3に示すように、操作ノブ9
b、9cの横幅は、表示マーク12、13の大きさの違
いから異なる長さとなっており、操作ノブ9b、9cの
照明が必要な範囲12a、13aの幅も異なっている。
しかし、操作ノブ9b、9cを取り付けるスライダー4
は同一のものが使用されており、光源17からの光を導
く導光体14、15の上部端面の幅も同一となってい
る。
【0020】そして、図3及び図4に示すように、操作
ノブ9の内側には、段差部19a〜19dを有するスラ
イダー固定リブ18a〜18dが設けられており、段差
部19a〜19dがスライダー4の前端と当接すること
によりスライダー固定リブ18a〜18dはスライダー
4の前端と操作ノブの内側面とを所定距離(図示例では
5mm)だけ離間するようになっている。
【0021】従って、スライダー4と操作ノブ9の内側
面とが所定距離だけ離間したことにより、光源17から
導かれ、導光体14、15から照射される光の拡散領域
は広がり、操作ノブの大きさ、表示マークの大きさが異
なっても、表示マークの照明が必要な範囲12a,13
aをむらなく照明する。これにより、スライダーを表示
マークの大きさ毎に用意する必要がなくなり、スライダ
ーを共通化して部品点数を低減できる。
【0022】なお、上述実施例においては、車両用のエ
アーコンディショニングシステムのコントロールスイッ
チパネルに用いる押しボタンスイッチを例にとり説明し
たが、本考案は適用する装置に限定されるものではな
く、様々な制御装置に適用することが可能である。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
スイッチ摺動体の前端と操作ノブとの表面とを所定距離
だけ離間したので、照明手段から照射される光の拡散領
域を広げて、操作ノブの大きさ、表示マークの大きさが
異なっても、表示マークの照明が必要な範囲をむらなく
照明することができ、スライダーを表示マークの大きさ
毎に用意する必要がなくなり、スライダーを共通化し
て、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルを示す断面図
である。
【図2】本考案に係る車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルの要部を示す
斜視図である。
【図3】本考案に係る押しボタンスイッチを示す断面図
である。
【図4】本考案に係る押しボタンスイッチの要部を示す
斜視図である。
【図5】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
【図6】従来の押しボタンスイッチの要部を示す斜視図
である。
【図7】従来の車両用のエアーコンディショニングシス
テムのコントロールスイッチパネルを示すである。
【図8】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
【図9】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 4 スライダー 9、9a、9b 操作ノブ 14、15 導光体 18a〜18d スライダー固定リブ 19a〜19d 段差部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに進退自在に支持されたスイ
    ッチ摺動体と、 スイッチ摺動体の前端に固定される表示マーク付き操作
    ノブと、 操作ノブを照明する照明手段と、 を備え、前記操作ノブの内壁面には、前記スイッチ摺動体に操作
    ノブを固定するための段付きリブが形成され、前記操作
    ノブの大きさに応じて前記段付きリブの幅を変更するこ
    とによって、同一形状のスイッチ摺動体に操作ノブを固
    定すると共に、前記段付きリブの段部の奥行き高さによ
    って スイッチ摺動体の前端と操作ノブの表面とを所定距
    離だけ離間することを特徴とする押しボタンスイッチ。
JP1993031360U 1993-06-11 1993-06-11 押しボタンスイッチ Expired - Lifetime JP2553473Y2 (ja)

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