JPS6336902Y2 - - Google Patents

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JPS6336902Y2
JPS6336902Y2 JP17611781U JP17611781U JPS6336902Y2 JP S6336902 Y2 JPS6336902 Y2 JP S6336902Y2 JP 17611781 U JP17611781 U JP 17611781U JP 17611781 U JP17611781 U JP 17611781U JP S6336902 Y2 JPS6336902 Y2 JP S6336902Y2
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push button
push
hole
switch
protrusion
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JP17611781U
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JPS5879922U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は2重操作機構をもつ連動プツシユス
イツチに関するものである。
従来、一方のボタンを押した状態で他方のボタ
ンを押圧操作出来るようにした2重操作機構をも
つプツシユスイツチは、一つのスイツチ毎に2重
操作機機構を備える必要があり、連動スイツチも
設ける場合は、各スイツチ毎に2重操作機構を設
けなければならず、例えば、3個の連動スイツチ
の時は3個の2重操作機構を設ける必要があり、
よつて、合計6個の独立したスイツチ機構が必要
となるために、部品点数が多くなり、コスト高に
なると共に、構造が極めて複雑で組み付け手数が
かかり、かつ、操作も煩雑になる問題があつた。
さらに、従来の2重操作用押ボタンを設けた先行
技術(特公昭56−10725号公報)では、2重操作
用の一対の押ボタンが同一方向になく直角方向に
配置されているため、平面と側面とに取り付けら
れ、例えば、インスツルメントパネルに配置する
場合は側面のボタンは隠れてしまい操作しにくい
などの問題があつた。
この考案は上記問題に鑑みてなされたものであ
り、連動スイツチの各スイツチに共用の一つの2
重操作機構を設け、連動スイツチの各押ボタンは
共用の一個の押ボタンを押した状態で押圧操作可
能とし、操作性が良く、構造簡単な2重操作機構
をもつ連動プツシユスイツチを提供するものであ
る。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
図示の実施例は、自動車のトランスミツシヨン
コントロールスイツチを示し、3個の連動プツシ
ユスイツチH2,H4,L4を備え、該スイツチを切
換操作し、スイツチH2がオンの時はHigh Speed
の2輪駆動、スイツチH4がオンの時はHigh
Speedの4輪駆動、スイツチL4がオンの時はLow
Speedの4輪駆動とトランスミツシヨンを選択切
換するようにしている。
スイツチケース1は、上面壁1aの一側部に表
示板2を取付け、ケース内部よりランプ3で表示
板2を照らすようにすると共に、他側部に並列に
3個の押ボタン4,5,6を摺動可に嵌合し、該
押ボタン4,5,6の一側部に沿つて長尺な2重
操作用の押ボタン7を摺動可に嵌合している。上
記押ボタン4はスイツチH2の操作ボタンであり、
押ボタン5はスイツチH4、押ボタン6はスイツ
チL4の操作ボタンであり、押ボタン7は上記押
ボタン4,5,6に共通の2重操作部用ボタンで
ある。
上記押ボタン4,5,6は、同一形状で、第4
図に示す如く、断面コ字状の長尺は軸部8の先端
に外方への折返し部を設けて角筒状の操作部9を
設け、該操作部9をケース上面壁1aより摺動自
在に突出させると共に、操作部9とケース1に固
定したガイド枠10との間にリターンスプリング
11を縮装し、操作部9を突出方向に付勢してい
る。ケース1の内部に配置される軸部8には角状
の穴部12を穿設すると共に、軸部8の下端に可
動接点13を取付けたホルダ14を固定し、ケー
ス1内に固定したインシユレータ15に取付けた
固定接点16と、上記操作部9の押込時に可動接
点13が当接し、スイツチがオンするようにして
いる。上記インシユレータ15には押ボタン照明
用ランプ17を取付け、軸部8の空隙を通して操
作部9を照らすようにしている。上記ホルダ14
の一側面には前記可動接点13をスプリング18
で付勢して取付ける一方、他側面には上下両側に
突起部19,20を突設している。上側の突起部
19は下面にV字状部19aを形成し、ケース後
面壁1bとガイド枠10との間の空隙21に並列
に嵌合された2個のガイド片22の上部傾斜面2
2aと押込時に係合するようにしている。ガイド
片22の巾は、となり合う突起部19間の寸法よ
り大きくしてある。したがつて、押ボタン4,
5,6のいずれか2個以上を押したとき、ガイド
片22は突起部19と係合して下方への移動を阻
止され、下記で説明するロツクを不可能とする。
しかし押ボタン4,5,6のいずれか1個を押
したときは、突起部19のV字状部19aとガイ
ド片22の傾斜面22aとが係合してガイド片2
2は左右方向に移動してロツクが可能となる。ま
た、上記下側の突起部20は四角状の下面の一側
部に傾斜した切欠部20aを設けた形状であり、
ケース背面1bとガイド枠10の空隙23に遊嵌
したロツク部材24の3個のラチエツト25のい
ずれかと係合するようにしている。即ち、ロツク
部材24をスプリング26により図中矢印方向の
左側に付勢しており、いずれかの押ボタン4,
5,6が押込まれ、突起部20が下降してくる
と、切欠部20aが対応するラチエツト25の側
斜面25aと当接してロツク部材24をスプリン
グ26に抗して押圧して右行させる。突起部20
がラチエツト25の下側に位置すると、ロツク部
材24はスプリング26により左行し、ラチエツ
ト25により突起部20がロツクされるように
し、該位置で、上記可動接点13は固定接点16
と当接保持される。かつ、上記ロツク部材24が
右行した時、先にオン状態にロツクされていた他
の押ボタン突起部20が対応するラチエツト25
より外れ、スプリング11により上昇し、オフの
状態となるようにしている。
上記押ボタン4,5,6の押込操作を可能ある
いは不能とする押ボタン7は、第4図に示す形状
としており、左右方向に細長い上側部7aの下部
に厚巾の下側部7bを設け、該下側部7bに下面
開口の3個の切欠部7cを所定間隔をあけて形成
している。切欠部7cの左右両側には夫々切欠い
た段部7dを形成し、各段部7dの下端面にテー
パ部7eを形成している。上記3個の切欠部7c
には、それぞれ図示の如きストツパ27を嵌合す
るようにしている。該ストツパ27は角状部27
aの前面に一廻り小さい角状の突起部27bを突
設すると共に、該角状部27aに背面より穿設し
た孔27cを設け、かつ、角状部27aの左右両
側に上記段部7dに嵌合するツバ部27dを突設
し、ツバ部277dの前面にテーパ部27eを形
成している。該ストツパ27の突起部27bは各
押ボタン4,5,6の穴部12に嵌脱すると共
に、テーパ部27eは段部7dのテーパ部7eと
係脱するようにしている。上記押ボタン7はケー
ス背面壁1bとガイド枠10との間に摺動自在に
嵌合し、下嵌面とガイド枠10との間にリターン
スプリング30を縮装し上端部をケース上面壁1
aより突出する方向に付勢している。該押ボタン
7の3固の切欠き部7cには、ガイド枠10のス
トツパー保持部10aを嵌合し、さらにストツパ
ー保持部10aはストツパー27の角状部27a
を嵌合し、各ストツパ27の孔27cにスプリン
グ31を縮装し、ストツパ27を前面側(押ボタ
ン4,5,6側)に押圧し、突起部27bが押ボ
タン4,5,6の穴部12に嵌合するようにして
いる。上記押ボタン7が押込められテーパ部7e
が下降するとストツパ27のテーパ部27eと係
合してスプリング31に抗してストツパ27を後
方へ移動させ、突起部27bが穴部12から外れ
るようにし、押ボタン4,5,6を押込可能とな
るようにしている。
上記構造によりなる連動プツシユスイツチにお
いては、押ボタン7を押込操作せずにフリーな状
態で押ボタン4,5,6を押込操作を行なおうと
した場合、押ボタン7はスプリング30に付勢さ
れた上限位置にあり、ストツパ27はスプリング
31により付勢されて突起部27bが穴部12に
嵌合しているため、押ボタン4,5,6は押込操
作できない。押ボタン7を押込操作すると、テー
パ部7eがストツパ27のテーパ部27eと係合
して全てのストツパ27が後方へ移動され突起部
27bは各押ボタンの穴12から外れ、押ボタン
4,5,6を選択して押込操作可能となる。押ボ
タン7を押込操作した状態で、第3図に示す如
く、押ボタン4を押込操作すると、下側の突起部
20がロツク部材24のラチエツト25と係合し
てロツク部材24を右行させ、下端位置でラチエ
ツト25によりロツクされる。ロツク後に押ボタ
ン7を放すとスプリング30により押ボタン7は
復帰するが、押ボタン4の穴部12は移動して下
側にあるため対応するストツパ27の突起部27
eは穴部12に嵌合しないが、押ボタン5,6の
各穴部12には対応するストツパ27の突起部2
7eは嵌合し、押ボタン5,6の押込を不可とす
る。上記した状態より、次に切換えて押ボタン5
を押込操作する場合には、上記と同様に、押ボタ
ン7を押込操作し、ストツパ27の突起部27b
を穴部12より外し、該状態で押ボタン5を押込
む。押ボタン5の突起部20が対応するラチエツ
ト25と係合してロツク部材24を右行すると、
先にロツクされていた押ボタン4の突起部20と
ラチエツト25とのロツクが外れ、押ボタン4は
リターンスプリング11により上昇し復帰する。
一方、押ボタン5の突起部20が下限に達すると
ラチエツト25と係合してロツクされ、押ボタン
5はオンとなると共に上記押ボタンはオフとな
り、スイツチは切換られる。
押ボタン6を押込操作する場合も、同様であ
り、押ボタン6,4,5のいずれかを押込操作す
る時は押ボタン7を押込操作した状態で押込が可
能となり、押ボタン4,5,6のいずれかを押込
操作すると、前に押込操作されていた押ボタンの
ロツクが解かれてオフとなり、押込操作したもの
がオンとなるものである。
以上の説明より明らかなように、この考案によ
れば、一方のボタンを押した状態で他方のボタン
を押圧操作する必要がある2重操作機構のプツシ
ユスイツチを複数個連設して設置する場合、ケー
ス側に取り付けた固定接点と接離する可動接点を
備えたホルダーと一体とした押ボタン連設して複
数個設け、該押ボタンに穴部を穿設すると共に、
該穴部に突起部を有するストツパをスプリングで
付勢して嵌合する一方、これらストツパを夫々嵌
合する切欠部を所定間隔をあけて形成した1つの
2重操作用押ボタンを設け、該2重操作用押ボタ
ンを押込操作すると切欠部に嵌合している各スト
ツパがスプリングに抗して移動して各押ボタンの
穴部より外れ、各押ボタンの押込操作を可能とし
た構成としており、このように、独立して押込操
作する各押ボタンと夫々同時に押込操作をする必
要がある2重操作用押ボタンを1つの押ボタンで
共用している。よつて、独立操作する各押ボタン
に付き2重操作用押ボタンを別個に設けていた従
来と比較して、構造が極めて簡単となり、かつ、
部品点数が減少するため、コストダウンを図るこ
とが出来ると共に、組み付けが容易となる。さら
に、各スイツチの押ボタンと同時に押込み操作す
る必要がある2重操作用押ボタンを1つの共用押
ボタンとしているために、操作時に選択して戸惑
うことがなく操作が簡単となる。特に、従来は複
数の2重操作用押ボタンを異なる方向に設置して
おり、インスツルメントパネルに配置する場合に
は、一方は側面に配置されて該押ボタンが隠れて
しまつて操作性が悪かつたが、本考案では同一方
向に突出させて配置しているため容易に操作で
き、誤動作を確実に防止出来るなどの種々の利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスイツチの平面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は主要部材の分解斜視
図である。 1……スイツチケース、4,5,6,7……押
ボタン、7c……切欠部、7d……段部、7e…
…テーパ部、8……軸部、9……操作部、11…
…リターンスプリング、12……穴部、13……
可動接点、14……ホルダ、16……固定接点、
19,20……突起部、22……ガイド片、24
……ロツク部材、25……ラチエツト、27……
ストツパ、27b……突起部、27d……ツバ
部、27e……テーパ部、30,31……スプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース側に取付けた固定接点と接離する可動接
    点を備えたホルダと一体とした押ボタンを複数個
    設け、該押ボタンの操作部をケースより突出させ
    ると共に、各押ボタンのケース内部に配置させる
    軸部に穴部を穿設する一方、上記各押ボタンの穴
    部にスプリングに付勢されて嵌合する突起部を有
    する複数個のストツパを設け、これら複数個のス
    トツパを所定間隔をあけて形成した切欠部に嵌合
    する一つの2重操作用の押ボタンを上記各押ボタ
    ンの操作部と同一方向に突出させて設け、該2重
    操作用の押ボタンを押込操作すると上記各ストツ
    パはスプリングに抗して移動して突起部が各穴部
    より外れ、上記各押ボタンの押込操作を可能とし
    た構成としたことを特徴とする2重操作機構をも
    つ連動プツシユスイツチ。
JP17611781U 1981-11-26 1981-11-26 2重操作機構をもつ連動プツシユスイツチ Granted JPS5879922U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17611781U JPS5879922U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 2重操作機構をもつ連動プツシユスイツチ

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JP17611781U JPS5879922U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 2重操作機構をもつ連動プツシユスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5879922U JPS5879922U (ja) 1983-05-30
JPS6336902Y2 true JPS6336902Y2 (ja) 1988-09-29

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ID=29968871

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17611781U Granted JPS5879922U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 2重操作機構をもつ連動プツシユスイツチ

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