JPS5825614Y2 - 押釦装置の二重ロツク防止装置 - Google Patents

押釦装置の二重ロツク防止装置

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Publication number
JPS5825614Y2
JPS5825614Y2 JP9055979U JP9055979U JPS5825614Y2 JP S5825614 Y2 JPS5825614 Y2 JP S5825614Y2 JP 9055979 U JP9055979 U JP 9055979U JP 9055979 U JP9055979 U JP 9055979U JP S5825614 Y2 JPS5825614 Y2 JP S5825614Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
push button
interlocking
push
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP9055979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS568326U (ja
Inventor
裕安 宮田
正夫 大北
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アルプス電気株式会社 filed Critical アルプス電気株式会社
Priority to JP9055979U priority Critical patent/JPS5825614Y2/ja
Publication of JPS568326U publication Critical patent/JPS568326U/ja
Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押釦機構に関し、特にカーラジオ用チューナに
用いて好適な押釦機構に関する。
カーラジオは、前面パネルから突出している複数個の押
釦を選択的に1個押圧して選局動作を行なう。
このような選局動作は走行中運転者の手探りで行なわれ
る場合がほとんどであるが、運転者の癖によってはたと
えば運転者から遠い押釦を同時に押圧してしまうような
ことがたまたま生じる。
本考案は操作者が同時に2つの押釦を押圧しても2つの
押釦が同時にロックされないような新規な押釦機構を提
供することにある。
次に本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る押釦機構を示す上面図であり、フ
レームを切断して示しである。
同図中1゜2.3はそれぞれ押釦である。
各押釦には押杆1a。2 a 、3 aが取付けられ、
これら押杆の途中で、フレーム4の内側にはそれぞれカ
ム部1b、2b、3bが取付けられている。
なお、押杆1a、2a、3aの先端にはそれぞれ同調機
構が設けられているが、周知の構造であるので、省略す
る。
5はフレーム4の内側にあって、フレーム前面と平行に
移動可能な連動カムである。
連動カム5は第2図に示すように両端にガイド片5 a
、5 bを有する。
平面部5Cには3つの切欠5d、5e、5jが形成され
、また垂直部5fにはカム溝5g、5h、5iが形成さ
れている。
連動カム5の一方端には押圧ばね6が取付けられ、さら
に溝5g、5hの側面には駆動ばね6 a 、6 bが
取付けられ、それの自由端は切欠き5d、5eに嵌合し
ている。
7,8.9はフレーム4と各押釦間に挿入された復帰ば
ねである。
なお、駆動ばね6a、6bは押圧ばね6よりも強いばね
力を有する。
第1図は押釦3が押圧され、連動カム5が押圧ばね6
a 、6 bの力で左方向にバイアスされ、カム部3b
が連動カム部の溝5iに係合して押圧ロックされた状態
を示す。
この状態から押釦1,2を同時に押圧すると、カム体1
b又は2bが連動カム5の溝5g又は5hの側部を押圧
するため、連動カム5は第1図において右方向にスライ
ドし、カム部3bと溝51との保合を外すため、押釦3
は復帰ばね9の力で復帰する。
第3図は押釦3が復帰し、押釦1及び2が押し込まれた
状態を示す。
この状態においては、押圧ばね6の押圧力で連動カム5
は左方向に押圧移動された状態であり、駆動ばね6 a
、6 bの先端は押杆1a、2aに当接している。
この状態においては、溝5g及び5hはカム部1b、2
bと係合しない位置にある。
従って第3図の状態から押釦1,2の押圧を同時に中止
すると、2つの押杆1a、2aは復帰ばね7,8の力で
第1図の状態に復帰して何らロックされない。
第1図の状態から押釦1又は2のいずれか一方を押圧し
たときは、押圧されない押釦側の駆動ばねの先端がカム
部に当接しているため、連動カムが第1図の状態から左
方向にスライドしたとき、これがたわまされる。
そして、カム部が溝を越えたところで駆動ばねの力で連
動カム5は右側に移動し、押圧された押釦をロックする
ものである。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、2つの押
釦の同時ロック防止が押圧ばねと各押杆のカム部に係合
する2つの駆動ばねを連動カム板に設けるだけで実現で
きる。
しかもこの装置の構成がきわめて簡単であるので、二重
ロック防止装置は非常に安価に製造でき、量産性に豊む
なと、多くの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本考案の一実施例を示す正面図、第
2図は連動カムの斜視図である。 図中、1,2.3は押釦、la、2a、3aは押杆、l
b。 2b、3bはカム部、4はフレーム、5は連動カム、5
g、5h、5iは溝、6は押圧ばね、6a、6bは駆動
ばね、7,8.9は復帰ばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押釦を有しロック用のカム部を設けた押杆を長手方向に
    移動可能に保持するとともに押杆の長手方向と直交する
    方向に摺動可能な連動カムを有し、押圧された押杆のカ
    ム部を連動カムの溝で係止して押釦を押圧位置にロック
    する押釦装置において、連動カムを押圧移動させる押圧
    ばねよりも押圧力が強い2つの駆動ばねを二重ロックを
    防止せしめる2つの押釦のカム部が挿通する溝に隣接し
    て設けてこれら駆動ばねを上記2つの押釦を有する各押
    杆のカム部に当接せしめるとともに、該駆動ばねの先端
    を連動カムの切欠きに係止せしめ、二重ロックを防止す
    る上記2つの押釦を同時に押圧せしめたとき駆動ばねの
    先端がカム部より外れて連動カムを押圧ばねの力でロッ
    ク不可能位置に移動せしめることを特徴とする押釦装置
    の二重ロック防止装置。
JP9055979U 1979-06-30 1979-06-30 押釦装置の二重ロツク防止装置 Expired JPS5825614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9055979U JPS5825614Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 押釦装置の二重ロツク防止装置

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JP9055979U JPS5825614Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 押釦装置の二重ロツク防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568326U JPS568326U (ja) 1981-01-24
JPS5825614Y2 true JPS5825614Y2 (ja) 1983-06-02

Family

ID=29323669

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JP9055979U Expired JPS5825614Y2 (ja) 1979-06-30 1979-06-30 押釦装置の二重ロツク防止装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028327Y2 (ja) * 1980-06-18 1985-08-28 松下電器産業株式会社 板金外殻体

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Publication number Publication date
JPS568326U (ja) 1981-01-24

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