JPH071544U - 押しボタンスイッチ - Google Patents
押しボタンスイッチInfo
- Publication number
- JPH071544U JPH071544U JP3136093U JP3136093U JPH071544U JP H071544 U JPH071544 U JP H071544U JP 3136093 U JP3136093 U JP 3136093U JP 3136093 U JP3136093 U JP 3136093U JP H071544 U JPH071544 U JP H071544U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- operation knob
- light
- size
- button switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作ノブの大きさに拘らずスライダーを共通
化して部品点数を低減し得る押しボタンスイッチを提供
する。 【構成】 操作ノブ9b、9cを取り付けるスライダー
4は同一のものが使用されており、光源からの光を導く
導光体14、15の上部端面の幅も同一となっている。
操作ノブの内側には、段差部を有するスライダー固定リ
ブ18a〜18dが設けられており、段差部がスライダ
ー4の前端と当接することによりスライダー固定リブ1
8a〜18dはスライダー4の前端と操作ノブの内側面
とを所定距離だけ離間する。光源17から導かれ、導光
体14、15から照射される光の拡散領域は広がり、表
示マークの照明が必要な範囲12a,13aをむらなく
照明し、スライダーを表示マークの大きさ毎に用意する
必要がない。
化して部品点数を低減し得る押しボタンスイッチを提供
する。 【構成】 操作ノブ9b、9cを取り付けるスライダー
4は同一のものが使用されており、光源からの光を導く
導光体14、15の上部端面の幅も同一となっている。
操作ノブの内側には、段差部を有するスライダー固定リ
ブ18a〜18dが設けられており、段差部がスライダ
ー4の前端と当接することによりスライダー固定リブ1
8a〜18dはスライダー4の前端と操作ノブの内側面
とを所定距離だけ離間する。光源17から導かれ、導光
体14、15から照射される光の拡散領域は広がり、表
示マークの照明が必要な範囲12a,13aをむらなく
照明し、スライダーを表示マークの大きさ毎に用意する
必要がない。
Description
【0001】
本考案は、操作ノブの大きさに拘らずスイッチ摺動体(以下、スライダーとい う)を共通化し得る押しボタンスイッチの構造に関するものである。
【0002】
図5は、例えば、実公平4−19692号公報に開示されている従来の押しボ タンスイッチの構造を示す断面図である。
【0003】 図5において、1はハウジングであり、凹部2と、この凹部2に続く筒部3が 一体に連設されており、筒部3は凹部2の底部に形成した開口2aを介して凹部 2と連通している。そして、凹部2は、後述する操作ノブを収納するスペースを 有しており、かつそのストロークを規制する深さに形成されており、前記筒部3 は、角型に形成されると共にその4つの内壁面の中央部にガイド溝3aがそれぞ れ上下方向に形成されている。
【0004】 また、4はスライダーであり、外壁の中間部にフランジリブ5が各コーナー部 に鉤形状に設けられており、このフランジリブ5より下方には、前記ガイド溝3 aに係合する突起6がそれぞれ形成されると共に、上部の両端部には、係止爪8 aとストッパ片8bとからなるスイッチ取付部8が設けられている。なお、前記 突起6に若干の弾性を付与するために、図9に示すように、突起6を挟むように してスライダー4の上端部に切り込み4aが設けられ、かつ前記スイッチ取付部 8の係止爪8aにも若干の弾性を付与してある。更に、9は下方開口する箱状に 形成された操作ノブであり、その側壁に前記スライダー4の係止爪7と係合する 孔9aが対設されている。
【0005】 前記スライダー4は、図6に示すように、ハウジング1の背面側から前記筒部 3に挿入し、スライダー4の突起6を筒部3のガイド溝3aにそれぞれ嵌入する 。この時、スライダー4の上部は、凹部2側に突出するので、ハウジング1の正 面側からスライダー4の上端部に前記操作ノブ9を被せ、前記係止爪7を穴9a に係止することにより操作ノブ9を取り付けることができる。そして、前記プッ シュスイッチ10は、そのシャフト10aの上端をスライダー4のスイッチ取付 部8に装着すれば取り付けることができ、これにより図8に示すようなプッシュ ボタンをスイッチを形成することができる。
【0006】 従って、操作ノブ9を押すと、スライダー4が下降し、スライダー4の下降に ともなってプッシュスイッチ10のシャフト10aが下降して、スイッチのオン 、オフ動作をさせることができる。
【0007】 次に、照明機能を有する押しボタンスイッチに付いて説明する。
【0008】 図7は、車両用のエアーコンディショニングシステムのコントロールスイッチ パネルを示す図である。
【0009】 コントロールスイッチパネル16には、ハウジング1の所定位置に、様々な機 能を表示した複数の表示マーク付き操作ノブ9が配設されており、それぞれの操 作ボタン9は表示した機能によりその横幅が異なっている。
【0010】 例えば、図8及び図9に示すように、操作ノブ9b、9cの横幅は、表示マー ク12、13の大きさの違いから異なる長さとなっており、操作ノブ9b、9c の照明が必要な範囲12a、13aの幅も異なっている。更に、操作ノブ9b、 9cを取り付けるスライダー4の幅も異なっており、図示しない光源からの光り を導く導光体14、15の上部端面の幅も異なっている。なお、操作ノブ9b、 9cとスライダー4の上端とは1〜2mm離間するように取り付けられている。
【0011】 従って、図示しない光源からの光りは導光体14、15により導かれ、その上 部端面から操作ノブ9b、9cの表示マーク12、13へ照射され、これにより 夜間でも操作ノブ9b、9cの表示マーク12、13が識別でき、操作ノブ9b 、9cを容易に操作することができる。なお、操作ノブ9b、9cを例にとり説 明したが、他の操作ノブも同様に構成されており、同様に操作することができる 。
【0012】
従来の押しボタンスイッチは、以上のように構成されているので、操作ノブの 大きさ、表示マークの大きさが異なった場合、表示マークの照明が必要な範囲を むらなく照明するためには、スライダーを表示マークの大きさ毎に用意しており 、部品点数が増加するという問題点があった。
【0013】 本考案は、上記のような課題を解消するためになされたもので、操作ノブの大 きさに拘らずスライダーを共通化して部品点数を低減し得る押しボタンスイッチ を提供することを目的としている。
【0014】
本考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、本考案に係る押しボタンス イッチは、ハウジングに進退自在に支持されたスイッチ摺動体と、スイッチ摺動 体の前端に固定される表示マーク付き操作ノブと、操作ノブを照明する照明手段 とを備え、スイッチ摺動体の前端と操作ノブの表面とを所定距離だけ離間したこ とを特徴とするものである。
【0015】
上述構成に基づき、本考案における押しボタンスイッチは、スイッチ摺動体の 前端と操作ノブとの表面とを所定距離だけ離間し、照明手段から照射される光り の拡散領域を広げ、操作ノブの大きさ、表示マークの大きさが異なっても、表示 マークの照明が必要な範囲をむらなく照明し、これにより、スライダーを表示マ ークの大きさ毎に用意する必要がなくなり、スライダーを共通化して部品点数を 低減できる。
【0016】
以下、本考案の一実施例を図を用いて説明する。
【0017】 図1は、車両用のエアーコンディショニングシステムのコントロールスイッチ パネルを示す断面図であり、図2は、その要部を示す斜視図である。
【0018】 コントロールスイッチパネル16には、ハウジング1の所定位置に、様々な機 能を表示した複数の表示マーク付き操作ノブ9が配設されており、それぞれの操 作ボタン9は表示した機能によりその横幅が異なっている。
【0019】 例えば、図3に示すように、操作ノブ9b、9cの横幅は、表示マーク12、 13の大きさの違いから異なる長さとなっており、操作ノブ9b、9cの照明が 必要な範囲12a、13aの幅も異なっている。しかし、操作ノブ9b、9cを 取り付けるスライダー4は同一のものが使用されており、光源17からの光を導 く導光体14、15の上部端面の幅も同一となっている。
【0020】 そして、図3及び図4に示すように、操作ノブ9の内側には、段差部19a〜 19dを有するスライダー固定リブ18a〜18dが設けられており、段差部1 9a〜19dがスライダー4の前端と当接することによりスライダー固定リブ1 8a〜18dはスライダー4の前端と操作ノブの内側面とを所定距離(図示例で は5mm)だけ離間するようになっている。
【0021】 従って、スライダー4と操作ノブ9の内側面とが所定距離だけ離間したことに より、光源17から導かれ、導光体14、15から照射される光の拡散領域は広 がり、操作ノブの大きさ、表示マークの大きさが異なっても、表示マークの照明 が必要な範囲12a,13aをむらなく照明する。これにより、スライダーを表 示マークの大きさ毎に用意する必要がなくなり、スライダーを共通化して部品点 数を低減できる。
【0022】 なお、上述実施例においては、車両用のエアーコンディショニングシステムの コントロールスイッチパネルに用いる押しボタンスイッチを例にとり説明したが 、本考案は適用する装置に限定されるものではなく、様々な制御装置に適用する ことが可能である。
【0023】
以上説明したように、本考案によれば、スイッチ摺動体の前端と操作ノブとの 表面とを所定距離だけ離間したので、照明手段から照射される光の拡散領域を広 げて、操作ノブの大きさ、表示マークの大きさが異なっても、表示マークの照明 が必要な範囲をむらなく照明することができ、スライダーを表示マークの大きさ 毎に用意する必要がなくなり、スライダーを共通化して、部品点数を低減するこ とができる。
【図1】本考案に係る車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルを示す断面図
である。
グシステムのコントロールスイッチパネルを示す断面図
である。
【図2】本考案に係る車両用のエアーコンディショニン
グシステムのコントロールスイッチパネルの要部を示す
斜視図である。
グシステムのコントロールスイッチパネルの要部を示す
斜視図である。
【図3】本考案に係る押しボタンスイッチを示す断面図
である。
である。
【図4】本考案に係る押しボタンスイッチの要部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来の押しボタンスイッチの要部を示す斜視図
である。
である。
【図7】従来の車両用のエアーコンディショニングシス
テムのコントロールスイッチパネルを示すである。
テムのコントロールスイッチパネルを示すである。
【図8】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の押しボタンスイッチを示す断面図であ
る。
る。
1 ハウジング 4 スライダー 9、9a、9b 操作ノブ 14、15 導光体 18a〜18d スライダー固定リブ 19a〜19d 段差部
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに進退自在に支持されたスイ
ッチ摺動体と、 スイッチ摺動体の前端に固定される表示マーク付き操作
ノブと、 操作ノブを照明する照明手段と、 を備え、 スイッチ摺動体の前端と操作ノブの表面とを所定距離だ
け離間したことを特徴とする押しボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031360U JP2553473Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 押しボタンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993031360U JP2553473Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 押しボタンスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071544U true JPH071544U (ja) | 1995-01-10 |
JP2553473Y2 JP2553473Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12329079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993031360U Expired - Lifetime JP2553473Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 押しボタンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553473Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5729498B1 (ja) * | 2014-02-07 | 2015-06-03 | オムロン株式会社 | 照光式押しボタンスイッチ及びキーボード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259748A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-03-16 | ドン インコ−ポレイテツド | 吊り天井グリッド構造体 |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP1993031360U patent/JP2553473Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259748A (ja) * | 1985-07-24 | 1987-03-16 | ドン インコ−ポレイテツド | 吊り天井グリッド構造体 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5729498B1 (ja) * | 2014-02-07 | 2015-06-03 | オムロン株式会社 | 照光式押しボタンスイッチ及びキーボード |
WO2015118706A1 (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-13 | オムロン株式会社 | 照光式押しボタンスイッチ及びキーボード |
US10079125B2 (en) | 2014-02-07 | 2018-09-18 | Omron Corporation | Illuminated push-button switch having fixed member and keyboard including same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2553473Y2 (ja) | 1997-11-05 |
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Legal Events
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