JP2552777B2 - 老人等の身辺介護装置 - Google Patents

老人等の身辺介護装置

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JP2552777B2
JP2552777B2 JP3185619A JP18561991A JP2552777B2 JP 2552777 B2 JP2552777 B2 JP 2552777B2 JP 3185619 A JP3185619 A JP 3185619A JP 18561991 A JP18561991 A JP 18561991A JP 2552777 B2 JP2552777 B2 JP 2552777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッドと浴槽又はトイ
レ等の生活上必要な設備間の移動、及び着替え等を安全
かつ容易に行ない得るようにする老人等の身辺介護装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置では、一般的には、
ベッドから浴槽その他の設備への移動にはリフト装置が
用いられている。また浴槽中に無端ベルト装置を配設
し、担架に載った被介護者をそのまま上記無端ベルト装
置に載せ、介助者がこれをその力で浴槽の中央付近まで
移動させ、そうした上で浴槽を昇降させて無端ベルト装
置上の被介護者を入浴させる入浴装置も提案されている
(特開平1−170456号)。これは別に構成したス
トレッチャー上に、更に無端ベルト装置を構成して置
き、ここに老人等を載せた担架を載置し、担架ごと上記
無端ベルト装置を利用して浴槽上の無端ベルト装置まで
移動させようとするものである。これらに併せて被介護
者の着替えをするための機能を備えさせたものは提案さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の一般的な装置で
は、老人等の被介護者をリフトに載せたり降ろしたりす
るために介助者側に相当な労力の負担を要求せざるをえ
ないと言う基本的な問題がある。加えて被介護者にリフ
トへの乗り降りやリフトでの移動の際に危険感を持たせ
るという問題もある。またベッド上での着替えには特に
役立つものでもない。後者の装置では、老人等の被介護
者の担架への移動及び担架の移動には介助者が必要であ
り、しかも相当な労力を必要とする。また後者の装置で
は、その無端ベルト装置は、ベッドから独立しており、
ベッドから直接必要な位置へ被介護者を移動させること
ができず、しかも水平方向への移動しか担当していない
ため、入浴時には浴槽を昇降させると言うシール上若し
くはメカニズム上相当厄介な構成になっている。いずれ
にしても、この種の装置は、介助者のかなりの労力を要
求するものであり、かつそれ自体複雑な構成が一般であ
る。本発明では、以上の従来例の問題点を解決し、簡明
な構成であって、被介護者のベッドと浴槽その他の諸設
備間の移動及びベッド上等での着替えを極めて簡単に行
なえるようにし、こうして介助者の労力を軽減し、かつ
被介護者にとっても安心して使用できる老人等の身辺介
護装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは少なくともベッド及び浴槽を並置させた装置本体に
於いて、キャリア側が上記ベッド及び浴槽の上方を通過
し、かつリターン側がそれらの下方を通過する無端コン
ベア部材を配設し、上記無端コンベア部材の少なくとも
キャリア側の両側にガイドレールを構成し、被介護者を
載せる載置部の進退方向前後端に、該進退方向と直交す
る方向のシャフト部材を配設し、上記両シャフト部材の
両端に各々ローラ部材を取付け、上記各ローラ部材を前
記両ガイドレールに移動自在に係合させ、更に前記載置
部は、前記両シャフト部材と直交する方向に複数に分割
した複数の支分載置部で構成し、各支分載置部はその両
端を各々上記両シャフト部材に着脱自在に構成し、加え
て前記無端コンベア部材に、そのテンションを調節する
テンション調節機構であって、前記載置部が、上記ベッ
ド又は上記浴槽の上方その他所望の位置に位置する際
に、そのテンションを必要なだけ弛緩させてその上に載
っている被介護者をベッド又は浴槽等所望位置に降下さ
せ得、かつ緊張させて原位置に復帰させ得るように構成
したテンション調節機構を付設し、かつ上記無端コンベ
ア部材に、その載置部をキャリア側の所望範囲で往復動
させ得る駆動手段を取り付けた老人等の身辺介護装置で
ある。
【0005】前記装置本体には、上記ベッド及び浴槽の
外に老人等の被介護者が生活上必要な設備を所望により
備え付けることができる。例えば、トイレ等である。こ
れらはベッド又は浴槽等と同一位置に上下の位置関係で
配設するか、それができないものは、並列に配設し、そ
の上方を前記無端コンベア部材の載置部が通過し得るよ
うにする。前記無端コンベア部材は、前記条件に合致す
るものであれば良い訳であるが、基本的には、二本の平
行なワイヤ等によって構成し、その途中に前記平行な二
本のシャフト部材を配し、かつその間に前記載置部を配
設するように構成するのが適当である。なお上記二本の
シャフト部材の間隔は前記ベッドの横幅より広幅に定め
るのが良い。上記載置部は、前記のように、複数の支分
載置部で構成する訳であるが、各支分載置部は、二種類
のそれを用意することとし、例えば、その一種は撥水性
のネット部材で構成し、他の一種はタオル地その他肌に
触れた場合に感触の良い部材で構成するのが適当であ
る。
【0006】前記テンション調節機構は、無端コンベア
部材の載置部上に被介護者を載せている場合に、載置部
を含むそのキャリア側をほぼ水平に維持し得るととも
に、必要に応じて、例えば、上記載置部がベッド上方又
は浴槽上に位置する場合に、テンションを緩め、その上
に載っている被介護者をそのままベッド上に降下させ、
又は浴槽中に降下させることができるように構成するも
のである。なお浴槽中に降下させる場合には、後述する
ように、前記シャフト部材に撥水性の支分載置部を取り
付けて置き、ベッド上に降下させる場合はタオル地等の
支分載置部に交換すべきものである。また前記テンショ
ン調節機構のメカニズムは、特定のそれである必要はな
い。例えば、無端コンベア部材の一部を上方のキャリア
側と下方のリターン側の間に側方から押し込んでテンシ
ョンを確保する構成とし、そのためのテンションローラ
を、例えば、油圧シリンダ又は空気圧シリンダ等のシリ
ンダ装置、ラックアンドピニオンと電動モータ又はスク
リューとナットと電動モータとの結合機構等によって進
退自在に構成することができる。また前記駆動手段は、
電動モータ等を適当に選択することができる。
【0007】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、次のよ
うに、介助者の労力を軽減し、老人等の被介護者の不安
をなくして種々の設備間の移動を可能とし、かつベッド
上で容易に着替えをし、又はシーツの交換等ができ、身
辺介護装置として有用に使用することができる。言うま
でもなく、寝たきり老人その他の被介護者がこの装置を
使用する。この装置では、被介護者は無端コンベア部材
の載置部上に載せることとする。ベッド上に寝せる場合
は、駆動手段を動作させて無端コンベア部材の載置部を
ベッド上に移動させ、ここで停止させた上で、後述する
ように、テンション調節機構のテンションの弛緩動作及
び緊張動作を必要回数繰返し、そうした上で、無端コン
ベア部材の載置部をベッド上で寝るのに具合の良いもの
に変更した後、ベッド上に降下して当接状態にさせる訳
である。こうして載置部に載っている被介護者は支分載
置部を身体の下にしたまま後述するように寝巻等を着せ
られベッドに横たわることとなる。
【0008】しかしてこのように被介護者をベッド上に
寝せる場合は、先ず、載置部を構成する支分載置部とし
て肌に接触した場合に感触の良いタオル地等で構成した
ものをセットする。取り敢えず、浴槽からベッド上に戻
ってきたという前提で説明を進めると、先ず入浴時に
は、載置部には、前記撥水性のネット部材で構成された
支分載置部をセットして置くのが都合が良いので、そう
なっているものとする。そしてこのネット部材による支
分載置部は、載置部の端から端まで全部の位置に、それ
をセットして置くのが被介護者にとって最も具合が良い
であろうが、後述するように、一つ置きでも充分であ
る。載置部へのセットは、両側のシャフト部材に、各支
分載置部の両端を着脱自在に係止して行なう。
【0009】このようにセットしてある載置部が、前記
のように、ベッド上に戻ってきた場合、ここで停止させ
る。載置部の全部にネット部材による支分載置部がセッ
トしてある場合は、先ず、そのままテンション調節機構
にテンションの弛緩動作をさせ、支分載置部をベッド上
に当接状態に降下させる。被介護者はベッド上に支分載
置部を介して乗る状態になる。この状態で全支分載置部
の内、一つ置きのそれを両側のシャフト部材から外し、
またテンション調節機構にテンションの緊張動作をさ
せ、支分載置部を若干浮かせる。こうして、両側のシャ
フト部材から外した支分載置部を取り除き、引続いてベ
ッド上に寝巻等を置き、その上に、上記取り除いた支分
載置部に上下対応させて肌に感触の良いタオル地等の支
分載置部を置き、そうした後、前記テンション調節機構
にテンションの弛緩動作をさせる。こうしてまた前記ネ
ット部材による支分載置部をベッド上に当接状態に降下
させる。そこで今度はタオル地等の支分載置部を載置部
の空いている位置でシャフト部材に取付け、逆にネット
部材による支分載置部をシャフト部材から取り外し、そ
の後、また前記テンション調節機構にテンションの緊張
動作をさせて載置部を若干浮かせ、ネット部材による支
分載置部を取り除き、引続いてまたテンションの弛緩動
作をさせてベッド上に降下させる。この後、タオル地等
の支分載置部の両端もシャフト部材から外せば、これを
巻き込んだ状態でその下方に配置してある寝巻等を被介
護者に着せることができる。このときタオル地等の支分
載置部は肌に感触の良いものとしてあるので、寝巻等の
下に巻き込んでも不快感はない。なお前記入浴の際に、
載置部にネット部材による支分載置部が一つ置きにしか
セットしてなかった場合には、その間の支分載置部を取
り外す前記動作が無くなるので、手数はその分だけ減少
する。この後、被介護者の頭の下に枕を入れ、毛布や掛
け布団等を掛ければ良いことは言うまでもない。
【0010】ところで前記ベッド上では、ベッドの中央
部付近を開口可能に構成して置き、更にその下方に便器
を用意して置けば、該当する位置の支分載置部を取り除
き、かつベッドの中央部付近を開口させれば、被介護者
はベッドから移動することなく排便その他をすることも
可能である。
【0011】次に被介護者を入浴させる場合には、介助
者が、寝ている被介護者の上に被せてある毛布や掛け布
団、それに枕を取り除き、更に寝巻等を脱がせ、巻き込
んであった前記タオル地等の支分載置部を両側に広げ、
その両端を再度前記シャフト部材に取付け、テンション
調節機構をそのテンションを高めるべく動作させ、無端
コンベア部材の載置部を若干上昇させる。その後、上記
載置部の空いている位置、即ち、前記タオル地等の支分
載置部のセットしていない位置に上下対応するベッド上
に前記ネット部材等による支分載置部を置き、前記テン
ション調節機構をそのテンションを緩めるべく動作さ
せ、載置部をまたベッド上に降下させる。そうした上
で、今度は前記タオル地等による支分載置部の両端を前
記シャフト部材から取り外し、他方前記ネット部材等に
よる支分載置部の両端をシャフト部材に取り付ける。こ
の後、またテンション調節機構をそのテンションを高め
るべく動作させ、無端コンベア部材の載置部を上昇させ
る。
【0012】なおこのときネット部材等による支分載置
部は一つ置きにセットされているに過ぎないが、被介護
者を安全に移動させるには、特に不都合ではない。少し
面倒になるが、支分載置部の空いている位置に対応する
ベッド上に更にネット部材による支分載置部を置いて、
テンション調節機構のテンションの弛緩、緊張を繰返せ
ば、以上の説明から理解されるように、全部の位置に支
分載置部をセットしてより不安をなくすることもでき
る。いずれにしても介助者は特別の労力を要せず、以上
の操作をすることができる。
【0013】こうして載置部を上昇させた上で、前記駆
動手段を動作させ、無端コンベア部材のキャリア側を前
記浴槽方向に移動させる。下着を着ている場合は、一度
浴槽とベッドの間付近で無端コンベア部材の移動を停止
させ、被介護者に脱衣させ(なお、予めベッドの上で脱
衣させても良い)、更に無端コンベア部材を同方向に進
行させ、載置部が浴槽の上方に至ったところで自動又は
手動により駆動手段を停止させる。次いで前記テンショ
ン調節機構をそのテンションを緩めるべく動作させ、上
記無端コンベア部材の載置部を浴槽中に降下させる。勿
論、予め浴槽中には適温の湯を入れて置くべきことは言
うまでもない。湯はホース等を利用して適当な給湯設備
から供給することができる。また排水は、もっとも単純
には、浴槽の最下部にドレン用の排水口を用意してお
き、ここに接続したホースを通じて排水することができ
る。なお装置本体に特別の給湯設備及び給排水用配管を
構成しておき、これにより給湯し、また排水するように
することもできる。
【0014】前記のように無端コンベア部材の載置部を
降下させると、載置部には、このときネット部材による
支分載置部がセットしてあるので、これに載っている被
介護者はそのまま湯に入ることができる。充分に無端コ
ンベア部材のテンションを緩めれば、浴槽中で必要な動
作を取ることができる。また逆に適切なテンションを保
持することで、被介護者が姿勢を適切に保持し得るので
安全でもある。こうして充分な入浴ができたら、テンシ
ョン調節機構をテンションを緊張させる方向に動作さ
せ、載置部を上昇させて無端コンベア部材のキャリア側
を全体としてほぼ水平にさせる。こうして載置部に載っ
ている被介護者は浴槽から出ることができる。
【0015】そこでその場で被介護者の身体を拭き、ま
たは駆動手段を動作させて無端コンベア部材のキャリア
側をベッド側に移動させ、載置部が浴槽とベッドの中間
付近に至ったときに停止させ、ここで被介護者の身体を
拭くこととする。この位置に温風の送風手段を構成して
置いた場合には、これによって被介護者の身体に温風を
あて、身体の湯を拭き取ると同時に乾燥させるものであ
る。そうしてこの場で若しくはベッドに移動させた後に
必要な下着等の着用をさせる。上記位置での作業が終了
したならば、駆動手段を動作させて、無端コンベア部材
のキャリア側をベッド側に移動させ、載置部がベッド上
に至ったときに駆動手段を停止させる。その後、前記し
た操作をすることで、載置部のネット部材による支分載
置部を位置関係は交互的になるが、タオル地等による支
分載置部に交換し、その下方のベッド上に寝巻等を配す
ることができる。次いで、前記したように、上記支分載
置部の両端を前記シャフト部材から取り外し、被介護者
の体に巻き込みつつその下方の寝巻等を着せることとす
るものである。更に被介護者の頭の下に枕を入れ、毛布
や掛け布団等を被せれば、ベッドでの就寝状態が容易に
得られる。
【0016】このように本発明によれば、水平方向の移
動及び垂直方向の移動ともに、被介護者の載っている無
端コンベア部材を動かすことで容易に得られるので、介
助者の労力が極めて軽減される。また載っている被介護
者にも不安感を与えない動作である。更には無端コンベ
ア部材を装置本体の上下外周間を巻き回した構成なの
で、極めて簡易な装置である。加えて載置部の材質を入
浴時や就寝時のために適切にかつ容易に交換することが
でき、かつ着替え等も容易にでき、前記の場合と同様
に、介助者の労力が極めて軽減されるものである。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明
する。図1及び図2に示したように、装置本体1の左側
上部にベッド2を、右側上部に浴槽3を、そして上記ベ
ッド2と浴槽3の間に、受け皿4を配設する。上記ベッ
ド2は、一般のそれと同様にマットレス2a とこれを支
える枠体2bとで構成し、枠体2b は装置本体1に固設
する。上記ベッド2は、図1に示したように、装置本体
1の長さ方向に直交する向き、即ち、被介護者が装置本
体1の長さ方向に直交する向きに横たわることができる
ように配設する。なお装置本体1の側部には扉(図示し
ない)を設け、必要に応じて上記マットレス2a を交換
できるようにする。
【0018】前記浴槽3は、一般のそれと同様に、ステ
ンレスの容器体で構成し、最下部に排水口5を構成した
ものである。排水口5には浴槽3の内部からは止水栓s
を挿脱自在に挿入し、かつ外部からはホース6を接続し
て置くこととする。また前記受け皿4は、前記したよう
に、前記ベッド2と前記浴槽3との間に位置し、浴槽3
側の縁はこれに接して配設する。上記受け皿4の最下部
にも排水口7を構成し、上記排水口5と同様に、止水栓
sを挿脱自在に挿入し、かつホース8を接続しておくも
のとする。更に上記受け皿4の上方には多数のノズル
n、n…を斜め上方に向けて開口した送風パイプ9を設
置し、この送風パイプ9には、温風の送風機10を接続
する。上記送風機10は機箱中にブロワを備え、ブロワ
の前方にヒータを配設したものである。送風パイプ9の
途中にはセンサを設置し、ここで感知した温度を基準温
度と比較してヒータをオンオフ制御する制御手段を上記
ヒータの電源回路に付設する。後述するように、この温
風は入浴後の被介護者の身体を温風乾燥するのが目的で
あるから、適切な温度の温風を送風するためである。
【0019】また前記装置本体1には、図2に示したよ
うに、前記ベッド2と、受け皿4及び送風パイプ9と、
浴槽3の上方を、そのキャリア側が通過し、その前後端
で降下し、下方をリターン側が通過する無端コンベア1
1を構成する。上記無端コンベア11は、図1に示した
ように、装置本体1の両側の上部、後端部、下部及び前
端部を通過する二本の両側のワイヤ11a 、11a と、
その間の一部に上記ワイヤ11a 、11a と直交する向
きに配した一対のシャフト12、12と、そのシャフト
12、12間に構成する載置部と、前記通過位置に前記
ワイヤ11a 、11a を巻き回すために配した装置本体
1の両側の前上部、後上部及び後下部のワイヤ車11c
、11c …と、装置本体1の両側の前下部に配した各
一対の駆動車11d 、11d と、装置本体1の両側の後
部中央に配したテンション車11e 、11e と、その後
部の各上下のワイヤ車11f 、11f とを基本として構
成したものである。なお上記二本のシャフト部材の間隔
は前記ベッド2の横幅より若干広い幅に定める。
【0020】前記シャフト12、12間に配する載置部
は、これを上記シャフトと直交する方向に八分割した支
分載置部で構成する。支分載置部は二種類のそれを用意
し、一つは撥水性のネット部材で構成した支分ネット2
1、21…であり、もう一つはタオル地で構成した支分
タオル22、22…である。一応それぞれ八枚づつ用意
しておくこととする。その両端には、図4及び図5に示
したように、係止手段として、上面の端部付近は係合雌
部23を、それより若干内側に係合雄部24を構成して
おくものとする。上記係合雌部23はその面に多数の小
さな円環状部材を植設したもので、他方の係合雄部24
はその面に多数の小さなフック状部材を植設したもので
ある。なお前記支分ネット21、21…のネット部材と
しては撥水性の良好なプラスチックメッシュを採用す
る。
【0021】他方前記シャフト12、12には、前記各
支分ネット21、21…及び支分タオル22、22…の
幅に対応させ、各々八個の係合棒25、25…を取付け
る。上記係合棒25は、図4及び図5に示したように、
両端を折曲げて平面から見てほぼコ字形に構成し、その
両端部を前記シャフト12に固設したものである。また
上記各シャフト12の両端直前の位置に鍔片を固設し、
これを介して前記ワイヤ11a 、11a に結合する。更
に上記各シャフト12には両外端にローラ13、13を
回転自在に取付け、装置本体1の両側上部に前端から後
端まで延ばして配したガイドレール14、14に転動自
在に装入する。上記ガイドレール14、14は、その一
方は断面コ字形に、他方は逆コ字形に構成する。
【0022】前記各一対の駆動車11d 、11d は、各
々二条の周溝を有し、装置本体1の上方のワイヤ車11
c から延びてきたワイヤ11a を前方の駆動車11d の
一方の周溝から後方の駆動車11d の一方の周溝へ、そ
して前方の駆動車11d の他方の周溝へ、更に今度は後
方の駆動車11d の他方の周溝へと掛け渡し、そうした
上で後方のワイヤ車11c にワイヤ11a 延長して掛け
渡すものである。また前記各駆動車11d 、11d には
各々同軸のギヤを配し、各ギアにはチェーンを掛け渡
し、更に後方の駆動車11d に同軸に配した他の小ギヤ
と電動モータ15の出力軸に配した小ギアとの間にチェ
ーンを掛け渡すこととする。上記電動モータ15には正
逆の回転の切換及びオンオフの制御をする制御スイッチ
を備え付ける。また上記電動モータ15はワイヤ11a
、11aに前記シャフト12、12を介して配する載置
部が前記ベッド2より前方又は浴槽3より後方に移動す
ることとなることのないように、動作に規制を設ける。
【0023】また前記テンション車11e 、11e には
両者を同軸に接続するシャフトを配し、そのシャフトの
両端付近には、各々筒ナット16a の先端を結合し、上
記各筒ナット16a には各々スクリュー16b を螺合
し、上記各スクリュー16b の後端に、装置本体1の後
部に固設した電動モータ16c の出力軸を結合する。前
記各テンション車11e 、筒ナット16a 、スクリュー
16b 及び電動モータ16c は、言うまでもなく、テン
ション調節機構を構成するものである。前記両電動モー
タ16c 、16c には正逆の回転の切換及びオンオフの
制御をする制御スイッチを備え付ける。またこのとき両
電動モータ16c 、16c がほぼ完全に同期して動作す
るように制御手段を付設する。この制御手段は一般の技
法による。なお装置本体1は側部及び上縁部をカバー部
材で被覆し、下部にはキャスタ17、17…を配する。
【0024】この実施例では、以上のように構成したの
で、以下に説明するように、介助者の労力を軽減し、老
人等の被介護者の不安をなくして移動を可能とし、かつ
着替えをすることができる等、身辺介護装置として有用
に使用することができる。この装置では、被介護者は無
端コンベア11の載置部上に載って移動し、入浴するも
のであり、ベッド2上でもこれをベッド2との間に入れ
たままにしておくものである。
【0025】被介護者をベッド2上に寝せる場合は(こ
こでは先ず入浴後、ベッド2に戻って来ることを前提と
する、それ故、載置部としては、図1に示したように、
支分ネット21、21…がセットされている)、先ず制
御スイッチを切換操作して電動モータ15を動作させ、
無端コンベア11のワイヤ11a 、11a を所定方向に
動かす。そうして上記ワイヤ11a 、11aに前記シャ
フト12、12を介して配した支分ネット21、21…
をベッド2上に移動させ、これが丁度ベッド2上に至っ
たところで、制御スイッチをオフとし、電動モータ15
を停止させる。こうして支分ネット21、21…がベッ
ド2の上方にある間にベッド2上に寝巻を置き、その上
であって、前記支分ネット21、21…のない位置に上
下対応させて支分タオル22、22…を配置する。次い
で上記支分ネット21、21…をベッド2上に降下させ
るべくテンション調節機構の制御スイッチを操作してテ
ンション車11e 、11e を後方に移動させる。前記支
分ネット21、21…の降下状態を観察して制御スイッ
チをオフとし、テンション車11e 、11e のそれ以上
の後方移動を停止させる。こうしてワイヤ11a 、11
a を緩め、前記シャフト12、12を介して取り付けら
れた支分ネット21、21…をベッド2上に降下して緩
やかに当接した状態にさせる訳である。この時点で、前
記支分ネット21、21…の両端を、その係合雌部23
を係合雄部24から引き剥すことにより、シャフト1
2、12の係合棒25、25…から取り外し、更に上記
支分ネット21、21…のない位置で、前記支分タオル
22、22…の両端を、図4及び図5に示したように、
それぞれシャフト12、12と係合棒25との間の隙間
に通し、係合棒25に巻き付けるように先端側を上方に
折返し、係合雌部23を係合雄部24に圧接係合させる
ことによりシャフト12、12に取り付ける。こうした
上で、また前記テンション調節機構の制御スイッチを操
作してテンション車11e 、11e を若干前方に移動さ
せる。こうして前記支分タオル22、22…を若干上昇
させ、この上に載った被介護者も上昇させる。この時点
で、前記支分ネット21、21…を側方から引き抜き、
また前記テンション調節機構の制御スイッチを操作して
テンション車11e 、11e を後方に移動させる。しか
してワイヤ11a 、11a は緩み、シャフト12、12
に取り付けた支分タオル22、22…はベッド2上に当
接するに至る。この時点で支分タオル22、22…の両
端を、係合雌部23と係合雄部24とを引き剥すことで
シャフト12、12の係合棒25、25…から離脱さ
せ、次いで、その下に、前記したように、予め配置して
あった寝巻を被介護者に着せるものとする。このとき同
時に、その内側に前記支分タオル22、22…も被介護
者に巻き込んでしまうこととする。しかして被介護者
は、上記のように、ベッド2上で横たわることができ
る。枕は単に被介護者の頭部の下にいれれば良いし、毛
布や掛け布団等も単に被介護者の上から被覆すれば良い
ことは言うまでもない。
【0026】以上のように支分ネット21、21…上に
載って横たわったまま被介護者を移動させる場合、ベッ
ド2上に降下させる場合、あるいは後述するように浴槽
3中に降下させる場合、支分ネット21、21…の両端
はシャフト12、12で支持され、シャフト12、12
の各両端のローラ13、13はそれぞれガイドレール1
4中に装入されて支持されているので、前記支分ネット
21、21…は確実に保持されることになり、載ってい
る被介護者に危険を生じるようなことはない。
【0027】次に被介護者を入浴させる場合には、予め
浴槽3中に適当な温度の湯を供給しておくこととする。
これはホースを浴槽3の上部開口から装入し、適当な給
湯設備から供給することとすれば良い。そうした上で、
先ず介助者が寝ている被介護者の上の毛布や掛け布団及
び頭の下の枕を取り除き、かつ寝巻を広げて巻き込んで
いる支分タオル22、22…をも広げ、それらの支分タ
オル22、22…の両端を、前記したように、シャフト
12、12の係合棒25に、その隙間から挿入して巻き
付け状態に折返し、係合雌部23と係合雄部24とを係
合させて取付ける。その後テンション調節機構の制御ス
イッチを操作して、電動モータ16c を、テンション車
11e が、図2中左方向、即ち、テンションを高める方
向に動くように回転駆動させる。テンション車11e を
結合した筒ナット16a を上記方向に移動させるべくス
クリュー16b を回転させる訳である。こうして無端コ
ンベア11の支分タオル22、22…を上昇させ、この
時点で、前記寝巻をベッド2上から取り除き、更にベッ
ド2上には、支分タオル22、22…のない位置と上下
対応させて前記支分ネット21、21…を配置する。次
いで、前記テンション調節機構の制御スイッチを操作し
て、テンションを緩めるように動作させ、支分タオル2
2、22…をベッド2上まで降下させる。こうした上
で、上記支分タオル22、22…の両端の係合雌部23
と係合雄部24との係合を解いて、シャフト12、12
から離脱させ、他方その間に配置してある支分ネット2
1、21…の両端をシャフト12、12に、それぞれの
係合雌部23及び係合雄部24と、係合棒25とを結合
することで係合する。引続いてまた前記テンション調節
機構の制御スイッチを操作して電動モータ16c を動か
し、テンションを高め、無端コンベア11の支分ネット
21、21…を上昇させ、これがほぼ水平状態になった
ところで、テンション調節機構の制御スイッチを操作し
て前記電動モータ16c を停止させる。その後、前記駆
動手段の制御スイッチを操作して電動モータ15を所定
方向に回転駆動させ、前記支分ネット21、21…を前
記浴槽3上にまで移動させる。なお被介護者が下着を付
けていた場合には、その手前の受け皿4上で一時停止さ
せ、ここで下着を脱がせることとしても良い。
【0028】前記のように支分ネット21、21…を浴
槽3上まで移動させ、停止させた後、前記テンション調
節機構の制御スイッチを操作して電動モータ16c を回
転駆動させ、無端コンベア11の支分ネット21、21
…が浴槽3中に降下して下面に接触する程度までテンシ
ョンを緩める。こうすると、湯は支分ネット21、21
…を通過して相対的に上昇してくるので被介護者は支分
ネット21、21…上に載ったまま入浴することができ
る。特に浴槽3までの移動のためにリフト等に載り換え
る必要もないので、介助者の労力が軽減され、被介護者
も安全であり、乗換又は移動の際の恐怖感も生じない。
【0029】浴槽3内でゆっくりと湯につかり、身体を
洗浄した後は、上記制御スイッチを操作して、テンショ
ン機構のテンション車11e をテンションを高める方
向、即ち、図2中左方向に移動させ、支分ネット21、
21…を浴槽3上に上昇させる。その後、上がり湯とし
てシャワーを被介護者にかけて、身体の洗浄を行ない、
次いで駆動手段の制御スイッチを操作して無端コンベア
11を移動させ、その支分ネット21、21…を受け皿
4の上方まで移動させて一時停止させる。なお上記シャ
ワーによる身体の洗浄は、上記受け皿4上で行なっても
良い。勿論シャワー手段の操作は介助者が行なう。とこ
ろで上記シャワーは、他の適当な給湯設備から引いたホ
ースの先端にシャワーヘッドを取付けた程度の構成で充
分に得ることができる。
【0030】前記受け皿4上では、引続いて、タオル等
を利用して被介護者の身体の水分を除去する。同時に、
前記送風機10を動作させ、これに接続する送風パイプ
9のノズルn、n…から温風を吹出させ、被介護者の身
体の乾燥補助を行なう。この後、この位置で、希望があ
れば、直ちに被介護者に下着を着せる(又はベッド2ま
で移動した後に着せる)。そうした上で駆動手段の制御
スイッチを操作して無端コンベア11を移動させ、支分
ネット21、21…をベッド2上まで移動させる。この
後は、前記したような操作により、支分ネット21、2
1…を、その間に配する支分タオル22、22と交換
し、かつベッド2上で、支分タオル22、22…を巻き
込みつつ寝巻を被介護者に着せ、頭部の下に枕を入れ、
布団又は毛布等を身体の上に被せる。こうして非介護者
は就寝状態となる。
【0031】なおベッド2のマットレス2a は交換可能
であるが、このような作業は、既述のように被介護者が
他所に移動している際に行なうのが適当である。この作
業は、装置本体1の側部に構成した扉をあけて現在のマ
ットレス2a を引出し、他のマットレス2a を装入すれ
ば完了である。なおまた浴槽3中の湯は入浴後、排水口
5から止水栓sを抜きホース6を通じて排水する。前記
受け皿4上に溜った水も同様に排水口7の止水栓sを抜
いてホース8を通じて排水する。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によれば、被介護者の
水平方向の移動及び垂直方向の移動ともに、被介護者が
載っている無端コンベア部材を動かすことで容易に得ら
れる。そのため介助者の労力が極めて軽減され、かつ載
っている被介護者にとっても不安感のない移動ができ
る。更に無端コンベア部材は装置本体の上下外周間を巻
き回した構成なので、極めて簡易な装置である。更には
無端コンベアの途中に一対のシャフト部材を設け、これ
に複数に分割した支分載置部を取付けることとし、それ
らを交換可能に設けたので、就寝時に都合の良い支分載
置部及び入浴時に都合の良い支分載置部を介助者の労力
を要せずして交換可能であり、かつ就寝時用の支分載置
部を感触の良いもので構成して置けば、衣類の下に巻き
込むことが可能になるため、着替えもまた介助者の労力
を軽減させつつ行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図1 平面説明図。 図2 概略側面説明図。 図3 載置部の拡大平面説明図。 図4 支分タオルのシャフトへの係合の仕方を説明する平面拡
大説明図。 図5 支分タオルのシャフトへの係合の仕方を説明する側面断
面説明図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ベッド 2a マットレス 2b 枠体 3 浴槽 4 受け皿 5 排水口 6 ホース 7 排水口 8 ホース 9 送風パイプ 10 送風機 11 無端コンベア 11a ワイヤ 11c ワイヤ車 11d 駆動車 11e テンション車 11f ワイヤ車 12 シャフト 13 ローラ 14 ガイドレール 15 電動モータ 16a 筒ナット 16b スクリュー 16c 電動モータ 17 キャスタ 21 支分ネット 22 支分タオル 23 係合雌部 24 係合雄部 25 係合棒 s 止水栓 n ノズル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともベッド及び浴槽を並置させた装
    置本体に於いて、 キャリア側が上記ベッド及び浴槽の上方を通過し、かつ
    リターン側がそれらの下方を通過する無端コンベア部材
    を配設し、 上記無端コンベア部材の少なくともキャリア側の両側に
    ガイドレールを構成し、被介護者を載せる載置部の進退
    方向前後端に、該進退方向と直交する方向のシャフト部
    材を配設し、上記両シャフト部材の両端に各々ローラ部
    材を取付け、上記各ローラ部材を前記両ガイドレールに
    移動自在に係合させ、 更に前記載置部は、前記両シャフト部材と直交する方向
    に複数に分割した複数の支分載置部で構成し、各支分載
    置部はその両端を各々上記両シャフト部材に着脱自在に
    構成し、 加えて前記無端コンベア部材に、そのテンションを調節
    するテンション調節機構であって、前記載置部が、上記
    ベッド又は上記浴槽の上方その他所望の位置に位置する
    際に、そのテンションを必要なだけ弛緩させてその上に
    載っている被介護者をベッド又は浴槽等所望位置に降下
    させ得、かつ緊張させて原位置に復帰させ得るように構
    成したテンション調節機構を付設し、 かつ上記無端コンベア部材に、その載置部をキャリア側
    の所望範囲で往復動させ得る駆動手段を取り付けた老人
    等の身辺介護装置。
  2. 【請求項2】前記載置部の支分載置部として、二種類の
    それを用意することとし、その一種は撥水性のネット部
    材で構成し、他の一種は肌に感触の良いタオル地で構成
    した請求項1の老人等の身辺介護装置。
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