JP2552751Y2 - 面状採暖具 - Google Patents

面状採暖具

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JP2552751Y2
JP2552751Y2 JP1367191U JP1367191U JP2552751Y2 JP 2552751 Y2 JP2552751 Y2 JP 2552751Y2 JP 1367191 U JP1367191 U JP 1367191U JP 1367191 U JP1367191 U JP 1367191U JP 2552751 Y2 JP2552751 Y2 JP 2552751Y2
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JP
Japan
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wire
heat
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heating
heating wire
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JP1367191U
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JPH0677192U (ja
Inventor
勝弘 加藤
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気カーペット、電気
毛布など人体の暖房に供される面状採暖具に関する。
【0002】
【従来の技術】電気カーペット、電気毛布などのように
本体に発熱線および感熱線を配線して製造された面状採
暖具は、図3に示すように本体1の縁部に取付けられ発
熱線2の温度制御などを行うコントローラー4の内部に
て、発熱線2および感熱線3の端末部5を半田付けする
ようにしていた。詳しくは図4に示す発熱線2の発熱ワ
イヤー2a、異常検知ワイヤー2bの端末部および、図
5に示す感熱線3の一次温度センサー3a、二次温度セ
ンサー3bの端末部を、図7に示すように端子金具8
a、8bに夫々半田付け9a、9bをしていた。
【0003】しかし、発熱線2および感熱線3の巻線が
比較的細いため、使用中何等かの衝撃により半田付端子
部に外力が加わった場合断線し使用できなくなる不具合
が生じることがあった。そこでこのような不具合に対応
するため図2に示すように、発熱線2および感熱線3の
本体1側のコントローラー4近傍に、蛇行状に形成した
修理用の予備部10…を形成しておき、断線が確認され
た発熱線2または感熱線3に対応したカット位置A〜E
のいずれかの位置の断熱材を本体1の裏面からはさみで
切り開き、本体1に接着されていた発熱線2または感熱
線3の蛇行した修理用の予備部10を直線に引き伸ば
し、そして図6に示すように断線または断線していない
巻線の両方を、カット位置FおよびGにしたがって切断
し、端子金具8a、8bを取り除き、そして図7に示す
ように新しい端子金具8a、8bを用いて半田付け9
a、9bを行い、さらに図8に示すように切断された断
熱材のいずれかのカット位置A〜Eに対して、ガード布
11を貼り付けて修理を行うようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前記のように
発熱線2または感熱線3の半田付端子部断線時の修理用
の予備部10…を本体1側に設けるようにすると、その
修理に当たっては、修理用の予備部10…を直線に引き
伸ばすために、本体1の裏面側の断熱材を切り開いて行
わなければならず作業が面倒である。また、発熱線2お
よび感熱線3の本体1側のコントローラー4近傍に、蛇
行状に形成した修理用の予備部10…があるため、その
分配線マシーンを使用しての配線時間が長くなる欠点が
あった。
【0005】本考案は、このような点に鑑みてなされた
もので、発熱線または感熱線の半田付端子部断線時の修
理を行う際、本体の断熱材を切り開くことなく容易に行
えると共に、発熱線および感熱線の本体への配線マシー
ンを使用しての配線時間を短縮できる面状採暖具を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、このような目
的を達成するために、本体と、この本体に配線された発
熱線および感熱線と、前記本体の縁部に取付けられ前記
発熱線の温度制御などを行うコントローラーとを備え、
前記発熱線または感熱線の半田付端子部断線時の修理用
の予備部を前記コントローラー側に設けたものである。
【0007】
【作用】本考案は、発熱線または感熱線の半田付端子部
断線時、コントローラー側に設けられた修理用の予備部
を直線に引き伸し修理を行う。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1および、図4
ないし図7を参照して説明する。
【0009】図1において、1は本体で、この本体1に
は面積切替え可能なように2系統に配線された発熱線2
と、この2系統の発熱線2の全体に亘って設けられた感
熱線3とが設けられている。4は前記発熱線2の温度制
御などを行うコントローラーで前記本体1の縁部に取付
けられている。5は半田付端子部となる前記発熱線2お
よび感熱線3の端末部で前記コントローラー4内に位置
し、この端末部5の近傍で且つ前記コントローラー4内
に蛇行状に形成された修理用の予備部10…が形成され
ている。そして前記発熱線2は図4に示すように中心に
芯糸2cが設けられ、この芯糸2cの外周に卷回した発
熱ワイヤー2aと、感熱層2d、卷回した異常検知ワイ
ヤー2bが順次設けられて構成され、その端末部5は図
7に示すように発熱ワイヤー2aを端子金具8aに半田
付9aされると共に、異常検知ワイヤー2bを端子金具
8bに半田付9bされている。また前記感熱線3は図5
に示すように中心に芯糸3cが設けられ、この芯糸3c
の外周に卷回した一次温度センサー3aと、感熱層3
d、卷回した二次温度センサー3bが順次設けられて構
成され、その端末部5は図7に示すように一次温度セン
サー3aを端子金具8aに半田付9aされると共に、二
次温度センサー3bを端子金具8bに半田付9bされて
いる。なお、図6および図7に示される各部品は説明上
共用するものとする。
【0010】しかして、このように形成された面状採暖
具の使用中何等かの衝撃により発熱線2または感熱線3
の半田付端子部に外力が加わって発熱線2または感熱線
3のいずれかの巻線が断線した場合、断線が確認された
発熱線2または感熱線3のコントローラー4内に設けら
れた修理用の予備部10を直線に引き伸ばし、従来と同
様に図6に示すように断線または断線していない巻線の
両方をカット位置FおよびGにしたがって切断し、端子
金具8a、8bを取り除き、そして図7に示すように新
しい端子金具8a、8bを用いて半田付け9a、9bを
行い修理が完了する。また、蛇行状に形成された修理用
の予備部10をコントローラー4側に設けたので発熱線
2および感熱線3の本体1への配線時間を短縮できる。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、発熱線または感熱線の
半田付端子部断線時の修理を行うに際して、修理用の予
備部をコントローラー側に設けたので、本体の断熱材を
切り開くことなくコントローラー側で容易に行えると共
に、配線マシーンを使用しての発熱線および感熱線の本
体への配線時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の面状採暖具の一実施例を示す要部平面
図である。
【図2】従来の面状採暖具の要部裏面図である。
【図3】従来の面状採暖具の要部平面図である。
【図4】発熱線の切欠側面図である。
【図5】感熱線の切欠側面図である。
【図6】発熱線または感熱線の半田付端子部の修理工程
を示す説明図である。
【図7】発熱線または感熱線の半田付端子部および、修
理工程を示す説明図である。
【図8】従来の面状採暖具の修理工程を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 発熱線 3 感熱線 4 コントローラー 5 端末部(半田付端子部) 10 修理用の予備部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体に配線された発熱線お
    よび感熱線と、前記本体の縁部に取付けられ前記発熱線
    の温度制御などを行うコントローラーとを備え、前記発
    熱線または感熱線の半田付端子部断線時の修理用の予備
    部を前記コントローラー側に設けたことを特徴とする面
    状採暖具。
JP1367191U 1991-02-18 1991-02-18 面状採暖具 Expired - Lifetime JP2552751Y2 (ja)

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JPH0677192U JPH0677192U (ja) 1994-10-28
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JP6704114B2 (ja) * 2016-03-30 2020-06-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 電気採暖具のコントローラ

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