JP2552425Y2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JP2552425Y2 JP2552425Y2 JP1992009219U JP921992U JP2552425Y2 JP 2552425 Y2 JP2552425 Y2 JP 2552425Y2 JP 1992009219 U JP1992009219 U JP 1992009219U JP 921992 U JP921992 U JP 921992U JP 2552425 Y2 JP2552425 Y2 JP 2552425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- printing
- melt adhesive
- adhesive layer
- tape cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J32/00—Ink-ribbon cartridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/16—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like
- B44C1/165—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects for applying transfer pictures or the like for decalcomanias; sheet material therefor
- B44C1/17—Dry transfer
- B44C1/1712—Decalcomanias applied under heat and pressure, e.g. provided with a heat activable adhesive
- B44C1/1716—Decalcomanias provided with a particular decorative layer, e.g. specially adapted to allow the formation of a metallic or dyestuff layer on a substrate unsuitable for direct deposition
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、相対的に接離する印字
ヘッドとプラテンとを備えた印字装置に着脱自在に装着
されるテープカセットに関するものである。
ヘッドとプラテンとを備えた印字装置に着脱自在に装着
されるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のテープカセットが装着さ
れる印字装置においては、図4に示すように、その本体
2の上面には、可動操作可能な文字入力用ダイヤル4が
設けられている。この文字入力用ダイヤル4に隣接し
て、電源スイッチ6や印字キー8等、印字装置1の各種
制御を行う機能キー10と、入力した文字や記号等を表
示するための液晶ディスプレイ(以下、LCDと称す)
12が設けられている。
れる印字装置においては、図4に示すように、その本体
2の上面には、可動操作可能な文字入力用ダイヤル4が
設けられている。この文字入力用ダイヤル4に隣接し
て、電源スイッチ6や印字キー8等、印字装置1の各種
制御を行う機能キー10と、入力した文字や記号等を表
示するための液晶ディスプレイ(以下、LCDと称す)
12が設けられている。
【0003】本体2の裏面には、図5に示すように、カ
セット受け80が設けられ、このカセット受け80に対
してテープカセット70が着脱可能となっている。
セット受け80が設けられ、このカセット受け80に対
してテープカセット70が着脱可能となっている。
【0004】図6に示すように、テープカセット70に
は、印字用スプール18が回転可能に設けられており、
その印字用スプール18には、布地に加熱加圧転写され
るホットメルト接着剤層20aを基材シート20b上に
設けてなる印字用テープ20(図7参照)がホットメル
ト接着剤層20aを内側にして巻かれている。
は、印字用スプール18が回転可能に設けられており、
その印字用スプール18には、布地に加熱加圧転写され
るホットメルト接着剤層20aを基材シート20b上に
設けてなる印字用テープ20(図7参照)がホットメル
ト接着剤層20aを内側にして巻かれている。
【0005】ここで、ホットメルト接着剤層20aは、
印字用テープ20がアイロン等によって布地に加熱加圧
されて前記基材シート20bから剥がれてホットメルト
接着剤層20a上に印刷された文字や記号等と共に転写
されなければならない。このため、ホットメルト接着剤
層20aは、加熱されて熱をもった状態や加熱による熱
がさめた後の状態においても基材シート20bから剥れ
なければならないので、離型性の良い接着剤によって、
ホットメルト接着剤層20aが基材シート20bに接着
されている。
印字用テープ20がアイロン等によって布地に加熱加圧
されて前記基材シート20bから剥がれてホットメルト
接着剤層20a上に印刷された文字や記号等と共に転写
されなければならない。このため、ホットメルト接着剤
層20aは、加熱されて熱をもった状態や加熱による熱
がさめた後の状態においても基材シート20bから剥れ
なければならないので、離型性の良い接着剤によって、
ホットメルト接着剤層20aが基材シート20bに接着
されている。
【0006】また、印字装置1によりホットメルト接着
剤層20a上に文字や記号等が印刷されるので、ホット
メルト接着剤層20aは、インクのなじみが良く、かす
れ,にじみ,潰れ等が起こらない印刷品質が良好となる
材料によって形成されなければならない。
剤層20a上に文字や記号等が印刷されるので、ホット
メルト接着剤層20aは、インクのなじみが良く、かす
れ,にじみ,潰れ等が起こらない印刷品質が良好となる
材料によって形成されなければならない。
【0007】更に、ホットメルト接着剤層20aは布地
への加熱加圧転写後の印刷された像の光沢,洗濯堅牢
度,耐光堅牢度,汗堅牢度等を考慮した材料によって形
成されなければならない。
への加熱加圧転写後の印刷された像の光沢,洗濯堅牢
度,耐光堅牢度,汗堅牢度等を考慮した材料によって形
成されなければならない。
【0008】このような特性が考慮されたホットメルト
接着剤としては、熱可塑性樹脂が用いられている。尚、
基材シート20bは、ホットメルト接着剤層20aのブ
ロッキング,接着を防ぐための離型処理が施されてい
る。
接着剤としては、熱可塑性樹脂が用いられている。尚、
基材シート20bは、ホットメルト接着剤層20aのブ
ロッキング,接着を防ぐための離型処理が施されてい
る。
【0009】そして、ベースフィルムに熱溶融性のイン
クを塗布してなるインクリボン26は、リボン供給スプ
ール28にインク面を内側にして巻かれており、印字後
はリボン巻取スプール30に巻き取られる。
クを塗布してなるインクリボン26は、リボン供給スプ
ール28にインク面を内側にして巻かれており、印字後
はリボン巻取スプール30に巻き取られる。
【0010】前記印字用テープ20は、印字用テープス
プール18からガイド軸32を介してローラ進入口34
へ至り、テープ送りローラ36から、テープ押え23の
下のスリットを貫通して外部に至る。
プール18からガイド軸32を介してローラ進入口34
へ至り、テープ送りローラ36から、テープ押え23の
下のスリットを貫通して外部に至る。
【0011】一方、インクリボン26は、リボン供給ス
プール28から印字用テープ20とガイド軸32との間
を通り、印字用テープ20と重なりながらローラ進入口
34へ至り、剥離プレート40を介してその進行方向が
約180°回転し、リボン巻取スプール30に至る。こ
の剥離プレート40は、後述するサーマルヘッド48の
発熱素子49からインクリボン26の進行方向における
下流側の所定量離れた位置に固定されており、印字用テ
ープ20からインクリボン26を剥離させる。ローラ進
入口34の内奥にはインクリボン26及び周壁部46に
包囲されたサーマルヘッド挿入穴47が開設されてお
り、その挿入穴47には本体2に取り付けられたサーマ
ルヘッド48が進入する。サーマルヘッド48の先端に
は発熱素子49がインクリボン26の送り方向と直行し
て一列に並べられている。
プール28から印字用テープ20とガイド軸32との間
を通り、印字用テープ20と重なりながらローラ進入口
34へ至り、剥離プレート40を介してその進行方向が
約180°回転し、リボン巻取スプール30に至る。こ
の剥離プレート40は、後述するサーマルヘッド48の
発熱素子49からインクリボン26の進行方向における
下流側の所定量離れた位置に固定されており、印字用テ
ープ20からインクリボン26を剥離させる。ローラ進
入口34の内奥にはインクリボン26及び周壁部46に
包囲されたサーマルヘッド挿入穴47が開設されてお
り、その挿入穴47には本体2に取り付けられたサーマ
ルヘッド48が進入する。サーマルヘッド48の先端に
は発熱素子49がインクリボン26の送り方向と直行し
て一列に並べられている。
【0012】図5に示すように、本体2には、テープカ
セット70をカセット受け80に装着させた際、テープ
送りローラ36と嵌合するテープ送り駆動軸50と、リ
ボン巻取りスプール30と嵌合するリボン巻取りスプー
ル軸52とが設けられており、図示しないパルスモータ
により駆動される。
セット70をカセット受け80に装着させた際、テープ
送りローラ36と嵌合するテープ送り駆動軸50と、リ
ボン巻取りスプール30と嵌合するリボン巻取りスプー
ル軸52とが設けられており、図示しないパルスモータ
により駆動される。
【0013】本体2に固定された揺動軸54に揺動自在
に支承されたローラホルダ56には、可動プラテンロー
ラ58及び駆動ローラ60が回転自在に保持されてい
る。そして、ローラホルダ56を揺動軸54周りに揺動
させるローラリリースレバー62により、可動プラテン
ローラ58及び駆動ローラ60をローラ進入口34から
進入させた際、ローラ進入口34部分に露出している印
字用テープ20とインクリボン26とを重ね合わせてサ
ーマルヘッド48の発熱素子49との間で挟持される。
一方、その下流では、駆動ローラ60がテープ送りロー
ラ36との間で、印字用テープ20を挟持して、印字用
テープ20を外部に送る。
に支承されたローラホルダ56には、可動プラテンロー
ラ58及び駆動ローラ60が回転自在に保持されてい
る。そして、ローラホルダ56を揺動軸54周りに揺動
させるローラリリースレバー62により、可動プラテン
ローラ58及び駆動ローラ60をローラ進入口34から
進入させた際、ローラ進入口34部分に露出している印
字用テープ20とインクリボン26とを重ね合わせてサ
ーマルヘッド48の発熱素子49との間で挟持される。
一方、その下流では、駆動ローラ60がテープ送りロー
ラ36との間で、印字用テープ20を挟持して、印字用
テープ20を外部に送る。
【0014】駆動ローラ60の下流には、切断レバー6
4と切断レバー64の揺動に連動して回転する回転カッ
タ66とが、本体2に設けられている。そして、回転カ
ッタ66の切断刃66aを受ける平板上の切断刃受け部
81がテープカセット70に設けられている。その切断
刃受け部81は印字用テープ20の切断が行われること
によりV字形状に切り欠かれた溝81aが形成される。
4と切断レバー64の揺動に連動して回転する回転カッ
タ66とが、本体2に設けられている。そして、回転カ
ッタ66の切断刃66aを受ける平板上の切断刃受け部
81がテープカセット70に設けられている。その切断
刃受け部81は印字用テープ20の切断が行われること
によりV字形状に切り欠かれた溝81aが形成される。
【0015】操作者によって、印字装置1にテープカセ
ット70を装着された状態で文字入力用ダイヤル4や機
能キー郡10が操作されて所望の文字や記号などが入力
され、印刷キー8が押下される。すると、印字装置1
は、印字用テープ20及びインクリボン26を所定の速
度で送りながら、入力された文字や記号などのデータに
基づいてサーマルヘッド48を通電して発熱素子49を
発熱させる。このことにより、印字用テープ20のホッ
トメルト接着剤層20aに入力された文字や記号などが
印刷され、印字用テープ20が駆動ローラ60によって
印字装置1の外部に排出される。
ット70を装着された状態で文字入力用ダイヤル4や機
能キー郡10が操作されて所望の文字や記号などが入力
され、印刷キー8が押下される。すると、印字装置1
は、印字用テープ20及びインクリボン26を所定の速
度で送りながら、入力された文字や記号などのデータに
基づいてサーマルヘッド48を通電して発熱素子49を
発熱させる。このことにより、印字用テープ20のホッ
トメルト接着剤層20aに入力された文字や記号などが
印刷され、印字用テープ20が駆動ローラ60によって
印字装置1の外部に排出される。
【0016】そして、操作者によって切断レバー64が
図中矢印方向に揺動されて回転カッタ66が矢印方向に
回転される。すると、排出された印字用テープ20は、
回転カッタ66の切断刃66aによってテープカセット
70の切断刃受け部81に押圧されて切断される。
図中矢印方向に揺動されて回転カッタ66が矢印方向に
回転される。すると、排出された印字用テープ20は、
回転カッタ66の切断刃66aによってテープカセット
70の切断刃受け部81に押圧されて切断される。
【0017】切断された印字用テープ20はアイロン等
によって基材シート20b側より布地に加熱加圧され
て、布地に印刷された文字や記号等と共にホットメルト
接着剤層20aが転写され、基材シート20bを剥すこ
とによりホットメルト接着剤層20aと共に、布地上に
文字や記号等の像が形成される。
によって基材シート20b側より布地に加熱加圧され
て、布地に印刷された文字や記号等と共にホットメルト
接着剤層20aが転写され、基材シート20bを剥すこ
とによりホットメルト接着剤層20aと共に、布地上に
文字や記号等の像が形成される。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように印字用テープ20のホットメルト接着剤層20
aと基材シート20aとは離型性の良い接着剤により接
着され、且つ基材シート20bには離型処理が施されて
いるので、回転カッタ66による印字用テープ20の切
断時に、図7に示すように、印字用テープ20が回転カ
ッタ66の切断刃66aによってテープカセット70の
切断刃受け部81に形成された前記V字形状の溝81a
に押圧されることにより、ホットメルト接着剤層20a
がV字形状の溝81aに入り込んで、ホットメルト接着
剤層20aの切断が完全に行われないことがあり、印字
用テープ20の切断ができなくなることがあった。
たように印字用テープ20のホットメルト接着剤層20
aと基材シート20aとは離型性の良い接着剤により接
着され、且つ基材シート20bには離型処理が施されて
いるので、回転カッタ66による印字用テープ20の切
断時に、図7に示すように、印字用テープ20が回転カ
ッタ66の切断刃66aによってテープカセット70の
切断刃受け部81に形成された前記V字形状の溝81a
に押圧されることにより、ホットメルト接着剤層20a
がV字形状の溝81aに入り込んで、ホットメルト接着
剤層20aの切断が完全に行われないことがあり、印字
用テープ20の切断ができなくなることがあった。
【0019】また、アイロン等による布への加熱加圧転
写するまでの間に印字用テープ20の印刷された像に作
業者の指等が接触すると、インクの欠落等が起こり布地
への転写が不良となることがあった。
写するまでの間に印字用テープ20の印刷された像に作
業者の指等が接触すると、インクの欠落等が起こり布地
への転写が不良となることがあった。
【0020】本考案は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、テープの切断を良好に行うこと
ができ、布地への印刷品質を向上させるテープカセット
を提供することを目的とする。
になされたものであり、テープの切断を良好に行うこと
ができ、布地への印刷品質を向上させるテープカセット
を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案は、相対的に接離する印字ヘッドとプラテンと
を備えた印字装置に着脱自在に装着されるテープカセッ
トにおいて、前記印字装置に装着時には前記印字ヘッド
とプラテンとの間に配置されるインクリボンと、布地に
加熱加圧転写されるホットメルト接着剤層が設けられ、
前記印字装置に装着時には前記印字ヘッドとプラテンと
の間に、該ホットメルト接着剤層が前記インクリボンと
重合した状態に配置されるテープと、印字後の前記テー
プのホットメルト接着剤層と重合した状態に配置され、
テープを切断する際にホットメルト接着剤層の撓みを防
止する保護シートとを備えている。
に本考案は、相対的に接離する印字ヘッドとプラテンと
を備えた印字装置に着脱自在に装着されるテープカセッ
トにおいて、前記印字装置に装着時には前記印字ヘッド
とプラテンとの間に配置されるインクリボンと、布地に
加熱加圧転写されるホットメルト接着剤層が設けられ、
前記印字装置に装着時には前記印字ヘッドとプラテンと
の間に、該ホットメルト接着剤層が前記インクリボンと
重合した状態に配置されるテープと、印字後の前記テー
プのホットメルト接着剤層と重合した状態に配置され、
テープを切断する際にホットメルト接着剤層の撓みを防
止する保護シートとを備えている。
【0022】
【作用】上記の構成を有する本考案によれば、テープカ
セットの印字装置への装着時には、インクリボンが印字
ヘッドとプラテンとの間に配置され、且つ布地に加熱加
圧転写されるホットメルト接着剤層が設けられたテープ
が印字ヘッドとプラテンとの間に、該ホットメルト接着
剤層が前記インクリボンと重合した状態に配置される。
そして、保護シートが印字後の前記テープのホットメル
ト接着剤層と重合した状態に配置されることにより、テ
ープを切断する際にホットメルト接着剤層の撓みを防止
するので、テープの切断を良好に行うことができ、布地
への印刷品質を向上させる。
セットの印字装置への装着時には、インクリボンが印字
ヘッドとプラテンとの間に配置され、且つ布地に加熱加
圧転写されるホットメルト接着剤層が設けられたテープ
が印字ヘッドとプラテンとの間に、該ホットメルト接着
剤層が前記インクリボンと重合した状態に配置される。
そして、保護シートが印字後の前記テープのホットメル
ト接着剤層と重合した状態に配置されることにより、テ
ープを切断する際にホットメルト接着剤層の撓みを防止
するので、テープの切断を良好に行うことができ、布地
への印刷品質を向上させる。
【0023】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0024】但し、従来技術と同一のものについては、
同一の符号を付し、その説明を省略する。
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0025】図1に示すように、テープカセット16に
は、前記印字用テープ20と前記インクリボン26とが
備えられいる。更に、テープカセット16には、保護シ
ートスプール22が回転可能に設けられており、その保
護シートスプール22には保護シート24が巻かれてい
る。その保護シート24は保護シートスプール22から
前記テープ送りローラ36に至り印字用テープ20と重
合して印字装置1の外部に至る。前記ローラ進入口34
近傍のインクリボン26と保護シート24との間には、
分離壁体44が設けられている。その分離壁体44は、
屈曲し易いインクリボン26が保護シート24に接触し
て保護シート24を汚すことを防止している。
は、前記印字用テープ20と前記インクリボン26とが
備えられいる。更に、テープカセット16には、保護シ
ートスプール22が回転可能に設けられており、その保
護シートスプール22には保護シート24が巻かれてい
る。その保護シート24は保護シートスプール22から
前記テープ送りローラ36に至り印字用テープ20と重
合して印字装置1の外部に至る。前記ローラ進入口34
近傍のインクリボン26と保護シート24との間には、
分離壁体44が設けられている。その分離壁体44は、
屈曲し易いインクリボン26が保護シート24に接触し
て保護シート24を汚すことを防止している。
【0026】操作者によって、印字装置1にテープカセ
ット16を装着された状態で前記文字入力用ダイヤル4
や前記機能キー郡10が操作されて所望の文字や記号な
どが入力され、前記印刷キー8が押下される。すると、
印字装置1は、印字用テープ20及びインクリボン26
を所定の速度で送りながら、入力された文字や記号など
のデータに基づいて前記サーマルヘッド48を通電して
前記発熱素子49を発熱させる。このことにより、印字
用テープ20のホットメルト接着剤層20aに入力され
た文字や記号などが印刷される。そして、駆動ローラ6
0とテープ送りローラ36とによって印字用テープ20
と保護シート24とが重合され、印字装置1の外部に排
出される。
ット16を装着された状態で前記文字入力用ダイヤル4
や前記機能キー郡10が操作されて所望の文字や記号な
どが入力され、前記印刷キー8が押下される。すると、
印字装置1は、印字用テープ20及びインクリボン26
を所定の速度で送りながら、入力された文字や記号など
のデータに基づいて前記サーマルヘッド48を通電して
前記発熱素子49を発熱させる。このことにより、印字
用テープ20のホットメルト接着剤層20aに入力され
た文字や記号などが印刷される。そして、駆動ローラ6
0とテープ送りローラ36とによって印字用テープ20
と保護シート24とが重合され、印字装置1の外部に排
出される。
【0027】そして、操作者によって前記切断レバー6
4が図中矢印方向に揺動されて前記回転カッタ66が矢
印方向に回転される。すると、排出された印字用テープ
20及び保護シート24は、回転カッタ66の切断刃6
6aによってテープカセット70の切断刃受け部81に
押圧されて切断される。
4が図中矢印方向に揺動されて前記回転カッタ66が矢
印方向に回転される。すると、排出された印字用テープ
20及び保護シート24は、回転カッタ66の切断刃6
6aによってテープカセット70の切断刃受け部81に
押圧されて切断される。
【0028】切断された印字用テープ20と保護シート
24とを分離した後、印字用テープ20をアイロン等に
よって基材シート20b側から布地に加熱加圧されて、
布地に印刷された文字や記号等と共にホットメルト接着
剤層20aが転写され、基材シート20bを剥すことに
よりホットメルト接着剤層20aと共に、布地上に文字
や記号等の像が形成される。
24とを分離した後、印字用テープ20をアイロン等に
よって基材シート20b側から布地に加熱加圧されて、
布地に印刷された文字や記号等と共にホットメルト接着
剤層20aが転写され、基材シート20bを剥すことに
よりホットメルト接着剤層20aと共に、布地上に文字
や記号等の像が形成される。
【0029】上述したように構成されたテープカセット
16では、サーマルヘッド48による文字や記号などの
印刷後において印字用テープ20の印刷面であるホット
メルト接着剤層20aに保護シート24が重合されてい
るので、駆動ローラ60とテープ送りローラ36とによ
る印字装置1の外部への排出途中や切断後におけるアイ
ロン等による布地への加熱加圧転写するまでの間に印刷
面が接触することがなく、布地への印刷品質が向上す
る。また、切断刃受け部81上に保護シート24が配置
され、その保護シート24に印字用テープ20のホット
メルト接着剤層20aが重合された状態でテープ切断が
行われるので、図2に示すように、保護シート24の張
力によってホットメルト接着剤層20aが、保護シート
24及び印字用テープ20の切断により切断刃受け部8
1に形成されるV字形状の溝81aに入り込むことなく
支持され、即ち、切断の際のホットメルト接着剤の撓み
が防止され、層保護シート24及び印字用テープ20が
確実に切断される。
16では、サーマルヘッド48による文字や記号などの
印刷後において印字用テープ20の印刷面であるホット
メルト接着剤層20aに保護シート24が重合されてい
るので、駆動ローラ60とテープ送りローラ36とによ
る印字装置1の外部への排出途中や切断後におけるアイ
ロン等による布地への加熱加圧転写するまでの間に印刷
面が接触することがなく、布地への印刷品質が向上す
る。また、切断刃受け部81上に保護シート24が配置
され、その保護シート24に印字用テープ20のホット
メルト接着剤層20aが重合された状態でテープ切断が
行われるので、図2に示すように、保護シート24の張
力によってホットメルト接着剤層20aが、保護シート
24及び印字用テープ20の切断により切断刃受け部8
1に形成されるV字形状の溝81aに入り込むことなく
支持され、即ち、切断の際のホットメルト接着剤の撓み
が防止され、層保護シート24及び印字用テープ20が
確実に切断される。
【0030】尚、本実施例では、保護シート24と印字
用テープ20とは、それぞれ個別のスプールに巻かれて
いるが、保護シート24と印字用テープ20とを同一ス
プールに巻いてもよい。例えば、図3に示すように、保
護シート24と印字用テープ20とを重合して、保護シ
ート24を内側にしてスプールに巻いてもよい。
用テープ20とは、それぞれ個別のスプールに巻かれて
いるが、保護シート24と印字用テープ20とを同一ス
プールに巻いてもよい。例えば、図3に示すように、保
護シート24と印字用テープ20とを重合して、保護シ
ート24を内側にしてスプールに巻いてもよい。
【0031】また、本実施例では、保護シート24と印
字用テープ20のホットメルト接着剤層20aとは接着
されていないが、保護シート24とホットメルト接着剤
層20aとを剥離可能に接着してもよい。
字用テープ20のホットメルト接着剤層20aとは接着
されていないが、保護シート24とホットメルト接着剤
層20aとを剥離可能に接着してもよい。
【0032】
【考案の効果】以上説明したことから明かなように、本
考案のテープカセットによれば、テープのホットメルト
接着剤層への印刷後に、そのホットメルト接着剤層に保
護シートが重合されて印字装置の外部に排出されて切断
されるので、テープを切断する際のホットメルト接着剤
層の撓みを防止することができ、テープの切断を良好に
行うことができる。また、保護シートにより、布地への
加熱加圧転写するまでの間に印刷面が接触することがな
く、布地への印刷品質が向上させる利点を有する。
考案のテープカセットによれば、テープのホットメルト
接着剤層への印刷後に、そのホットメルト接着剤層に保
護シートが重合されて印字装置の外部に排出されて切断
されるので、テープを切断する際のホットメルト接着剤
層の撓みを防止することができ、テープの切断を良好に
行うことができる。また、保護シートにより、布地への
加熱加圧転写するまでの間に印刷面が接触することがな
く、布地への印刷品質が向上させる利点を有する。
【図1】本考案の一実施例を示すテープカセットの平面
図である。
図である。
【図2】本考案におけるテープの切断時を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本考案の変形例を示すテープカセットの平面図
である。
である。
【図4】印字装置を示す斜視図である。
【図5】テープカセット装着部を示す斜視図である。
【図6】従来技術のテープカセットを示す平面図であ
る。
る。
【図7】従来技術におけるテープの切断時を示す説明図
である。
である。
16 テープカセット 20 印字用テープ 20a ホットメルト接着剤層 20b 基材シート 24 保護シート 26 インクリボン
Claims (1)
- 【請求項1】 相対的に接離する印字ヘッドとプラテン
とを備えた印字装置に着脱自在に装着されるテープカセ
ットにおいて、 前記印字装置に装着時には前記印字ヘッドとプラテンと
の間に配置されるインクリボンと、 布地に加熱加圧転写されるホットメルト接着剤層が設け
られ、前記印字装置に装着時には前記印字ヘッドとプラ
テンとの間に、該ホットメルト接着剤層が前記インクリ
ボンと重合した状態に配置されるテープと、 印字後の前記テープのホットメルト接着剤層と重合した
状態に配置され、テープを切断する際にホットメルト接
着剤層の撓みを防止する保護シートとを備えたことを特
徴とするテープカセット。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009219U JP2552425Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | テープカセット |
US08/018,531 US5362162A (en) | 1992-02-27 | 1993-02-17 | Tape cassette with image receiving member and protection sheet |
EP93301452A EP0558333B1 (en) | 1992-02-27 | 1993-02-26 | Tape cassette |
DE69302201T DE69302201T2 (de) | 1992-02-27 | 1993-02-26 | Bandkassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009219U JP2552425Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570950U JPH0570950U (ja) | 1993-09-24 |
JP2552425Y2 true JP2552425Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11714330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009219U Expired - Lifetime JP2552425Y2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | テープカセット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5362162A (ja) |
EP (1) | EP0558333B1 (ja) |
JP (1) | JP2552425Y2 (ja) |
DE (1) | DE69302201T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3212445B2 (ja) * | 1994-05-25 | 2001-09-25 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
US6132119A (en) * | 1997-07-30 | 2000-10-17 | Seiko Epson Corporation | Tape cartridge and tape printing apparatus |
US20080226374A1 (en) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette and tape printer |
JP4793330B2 (ja) * | 2007-06-11 | 2011-10-12 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット及びテープ印字装置 |
JP5505650B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2014-05-28 | ブラザー工業株式会社 | 布地ラベル作成装置 |
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Family Cites Families (18)
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---|---|---|---|---|
GB2005596B (en) * | 1977-10-04 | 1982-03-03 | Letraset International Ltd | Manufacture of signs |
JPS57133091A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-17 | Nissha Printing Co Ltd | Transfer material for printing on porcelain |
US4927278A (en) * | 1987-12-29 | 1990-05-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette and tape printer for use therewith |
US5188469A (en) * | 1988-10-14 | 1993-02-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape feed cassette with tape cutter and guide |
US5203951A (en) * | 1988-10-19 | 1993-04-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape alignment mechanism |
US5022771A (en) * | 1989-07-17 | 1991-06-11 | Kroy Inc. | Thermal printing apparatus and tape supply cartridge therefor |
JPH03292188A (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-24 | Brother Ind Ltd | プリント方法 |
JP2822617B2 (ja) * | 1990-06-15 | 1998-11-11 | ブラザー工業株式会社 | プリント方法 |
JPH045048A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-09 | Brother Ind Ltd | 転写物 |
JPH0445981A (ja) * | 1990-06-14 | 1992-02-14 | Brother Ind Ltd | プリント方法 |
JPH03292187A (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-24 | Brother Ind Ltd | プリント方法 |
JP3038807B2 (ja) * | 1990-06-14 | 2000-05-08 | ブラザー工業株式会社 | プリント方法 |
JPH0493290A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-26 | Brother Ind Ltd | プリント方法 |
JPH0449088A (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-18 | Brother Ind Ltd | プリント方法及びプリントシート作成装置 |
JPH03292189A (ja) * | 1990-04-09 | 1991-12-24 | Brother Ind Ltd | プリント方法 |
DE69111284T2 (de) * | 1990-04-11 | 1996-02-08 | Seiko Epson Corp | Druckvorrichtung. |
DE69108443T2 (de) * | 1990-05-17 | 1995-09-21 | Seiko Epson Corp | Streifendrucker. |
GB2250716A (en) * | 1990-11-20 | 1992-06-17 | Esselte Dymo Nv | Lid-responsive release of thermal printhead in printer using cassetted ink-ribbon. |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP1992009219U patent/JP2552425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-02-17 US US08/018,531 patent/US5362162A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-26 EP EP93301452A patent/EP0558333B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-26 DE DE69302201T patent/DE69302201T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0558333A1 (en) | 1993-09-01 |
DE69302201D1 (de) | 1996-05-23 |
JPH0570950U (ja) | 1993-09-24 |
US5362162A (en) | 1994-11-08 |
DE69302201T2 (de) | 1996-10-31 |
EP0558333B1 (en) | 1996-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |