JP2552223Y2 - 開閉可能な袋体 - Google Patents
開閉可能な袋体Info
- Publication number
- JP2552223Y2 JP2552223Y2 JP5788092U JP5788092U JP2552223Y2 JP 2552223 Y2 JP2552223 Y2 JP 2552223Y2 JP 5788092 U JP5788092 U JP 5788092U JP 5788092 U JP5788092 U JP 5788092U JP 2552223 Y2 JP2552223 Y2 JP 2552223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- jaws
- opening
- sets
- adhesive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bag Frames (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開口部に粘着剤層によ
る気密機能を備えた開閉可能な袋体に関するものであ
る。
る気密機能を備えた開閉可能な袋体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】開口部に粘着剤層による密封機能を備え
た開閉可能な袋体は、例えば実公昭56−37979号
(以下第1公知技術という)や、特開昭57−1045
60号(以下第2公知技術という)で提供されている。
た開閉可能な袋体は、例えば実公昭56−37979号
(以下第1公知技術という)や、特開昭57−1045
60号(以下第2公知技術という)で提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記第1公知技術は袋
体の開口部の対面する2面の一方の上端縁を他方の上端
縁より長くし、この長くした方の上端縁に粘着テープを
接着して、この上端縁を短い方の上端縁の外側面に折り
曲げて前記粘着テープを介して接着密封する構造であ
る。また、第2公知技術は袋体の開口部の対面する2面
に粘着封緘部を設けた構造である。
体の開口部の対面する2面の一方の上端縁を他方の上端
縁より長くし、この長くした方の上端縁に粘着テープを
接着して、この上端縁を短い方の上端縁の外側面に折り
曲げて前記粘着テープを介して接着密封する構造であ
る。また、第2公知技術は袋体の開口部の対面する2面
に粘着封緘部を設けた構造である。
【0004】これら何れも粘着剤層の粘着力のみで封緘
されているため、収納物の揺動や内圧で袋体が膨満した
り、また、落下衝撃等によって粘着封緘部が剥離する恐
れがある。この問題を解消するために粘着力を強くする
と開口の容易性を阻害する不都合がある。
されているため、収納物の揺動や内圧で袋体が膨満した
り、また、落下衝撃等によって粘着封緘部が剥離する恐
れがある。この問題を解消するために粘着力を強くする
と開口の容易性を阻害する不都合がある。
【0005】本考案の目的は、上記従来の問題点を解決
した開閉可能な袋体を提供するものである。
した開閉可能な袋体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の構成要旨は、合成樹脂製袋体の開口部の対
面する2面のそれぞれに、雄爪と雌爪とからなる2組の
咬合具を所定の間隔を持たせて平行し、かつ袋体幅全長
に渡って形成したベース片を接着し、前記2組の咬合具
間のベース片の対面側の両面または片面に粘着剤層を袋
体幅全長に渡って設けたものである。
めの本考案の構成要旨は、合成樹脂製袋体の開口部の対
面する2面のそれぞれに、雄爪と雌爪とからなる2組の
咬合具を所定の間隔を持たせて平行し、かつ袋体幅全長
に渡って形成したベース片を接着し、前記2組の咬合具
間のベース片の対面側の両面または片面に粘着剤層を袋
体幅全長に渡って設けたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、袋体の開口部は、平行する
2組の咬合具と、この2組の咬合具間の粘着剤層によっ
て確実に気密状態を保持し、また、平行する2組の咬合
具によって粘着剤層と収納物との接触を防ぎ、粘着剤層
を保護する。
2組の咬合具と、この2組の咬合具間の粘着剤層によっ
て確実に気密状態を保持し、また、平行する2組の咬合
具によって粘着剤層と収納物との接触を防ぎ、粘着剤層
を保護する。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及び図2において、1は合成樹脂製の袋体であ
り、2は袋体1の開口部である。この開口部2の対面す
る2面のそれぞれに、雄爪と雌爪とからなる2組の咬合
具6a、6bを所定の間隔を持たせて平行し、かつ袋体
幅全長に渡って形成したベース片3a、3bを接着す
る。
る。図1及び図2において、1は合成樹脂製の袋体であ
り、2は袋体1の開口部である。この開口部2の対面す
る2面のそれぞれに、雄爪と雌爪とからなる2組の咬合
具6a、6bを所定の間隔を持たせて平行し、かつ袋体
幅全長に渡って形成したベース片3a、3bを接着す
る。
【0009】さらに、前記2組の咬合具6a、6b間の
ベース片3a、3bの対面側の両面または片面に粘着剤
層5a、5bを袋体幅全長に渡って設けたものである。
ベース片3a、3bの対面側の両面または片面に粘着剤
層5a、5bを袋体幅全長に渡って設けたものである。
【0010】本考案は上記の通りの構造であるから、開
口部2は、2組の咬合具6a、6bの咬合と、この2組
の咬合具6a、6b間の粘着剤層5a、5bの接着との
3箇所によって閉鎖される。
口部2は、2組の咬合具6a、6bの咬合と、この2組
の咬合具6a、6b間の粘着剤層5a、5bの接着との
3箇所によって閉鎖される。
【0011】従って、2組の咬合具6a、6bと、その
間の粘着剤層5a、5bとの3者によって強力な封緘力
が得られ、袋体1の収納部の気密を確保すると共に、粘
着剤層5a、5bの粘着力を極度に強くする必要がな
く、開封が容易に得られる。
間の粘着剤層5a、5bとの3者によって強力な封緘力
が得られ、袋体1の収納部の気密を確保すると共に、粘
着剤層5a、5bの粘着力を極度に強くする必要がな
く、開封が容易に得られる。
【0012】また、平行する2組の咬合具6a、6b
は、その中間に存在する粘着剤層5a、5bと収納物と
の接触を防ぎ、粘着剤層5a、5bの粘着効力を長期間
に渡ってを保護する。
は、その中間に存在する粘着剤層5a、5bと収納物と
の接触を防ぎ、粘着剤層5a、5bの粘着効力を長期間
に渡ってを保護する。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案によると、合成樹脂
製袋体の開口部の対面する2面のそれぞれに、雄爪と雌
爪とからなる2組の咬合具を所定の間隔を持たせて平行
し、かつ袋体幅全長に渡って形成したベース片を接着
し、前記2組の咬合具間のベース片の対面側の両面また
は片面に粘着剤層を袋体幅全長に渡って設けた構成であ
るから、強力な封緘力が得られ、開口部の気密閉鎖状態
を確保すると共に、粘着剤層の粘着効力を長期間に渡っ
て保護し、重包装に対応することができる利点を有して
いる。
製袋体の開口部の対面する2面のそれぞれに、雄爪と雌
爪とからなる2組の咬合具を所定の間隔を持たせて平行
し、かつ袋体幅全長に渡って形成したベース片を接着
し、前記2組の咬合具間のベース片の対面側の両面また
は片面に粘着剤層を袋体幅全長に渡って設けた構成であ
るから、強力な封緘力が得られ、開口部の気密閉鎖状態
を確保すると共に、粘着剤層の粘着効力を長期間に渡っ
て保護し、重包装に対応することができる利点を有して
いる。
【図1】本考案の正面図
【図2】図1のA−A線断面図
1 袋体 2 開口部 3a ベース片 3b ベース片 5a 粘着剤層 5b 粘着剤層 6a 咬合具 6b 咬合具
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製袋体の開口部の対面する2面
のそれぞれに、雄爪と雌爪とからなる2組の咬合具を所
定の間隔を持たせて平行し、かつ袋体幅全長に渡って形
成したベース片を接着し、前記2組の咬合具間のベース
片の対面側の両面または片面に粘着剤層を袋体幅全長に
渡って設けたことを特徴とする開閉可能な袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5788092U JP2552223Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 開閉可能な袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5788092U JP2552223Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 開閉可能な袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614044U JPH0614044U (ja) | 1994-02-22 |
JP2552223Y2 true JP2552223Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=13068307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5788092U Expired - Lifetime JP2552223Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 開閉可能な袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552223Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547087Y2 (ja) * | 1976-07-31 | 1980-11-05 | ||
JPS6137874U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | 協栄産業株式会社 | 盛付篭 |
JP2742653B2 (ja) * | 1994-02-08 | 1998-04-22 | 輝幸 金城 | 圧縮式の布団収納袋 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5788092U patent/JP2552223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614044U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |