JP2551964Y2 - 電気コネクタ構造 - Google Patents
電気コネクタ構造Info
- Publication number
- JP2551964Y2 JP2551964Y2 JP1991106447U JP10644791U JP2551964Y2 JP 2551964 Y2 JP2551964 Y2 JP 2551964Y2 JP 1991106447 U JP1991106447 U JP 1991106447U JP 10644791 U JP10644791 U JP 10644791U JP 2551964 Y2 JP2551964 Y2 JP 2551964Y2
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- JP
- Japan
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- pin
- press
- terminal hole
- terminal
- electrical connector
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器などに使用され
る電気コネクタ構造に関するものである。
る電気コネクタ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電気コネクタ構造にあっては、図
２に示すようにハウジング１の相手コネクタ嵌合凹部２
の底部には端子孔３が形成してあり、また、端子板４に
は雄端子であるプレスフイットピン５が貫通状態で取り
付けてあり、このプレスフイットピン５は、コンプライ
アント部６と、接触ピン部７と、コンプライアント部６
に隣接する誘い込みのための緩やかな傾斜面部６Ａとを
備えている。また、基板８にはピン孔９が設けてある。
２に示すようにハウジング１の相手コネクタ嵌合凹部２
の底部には端子孔３が形成してあり、また、端子板４に
は雄端子であるプレスフイットピン５が貫通状態で取り
付けてあり、このプレスフイットピン５は、コンプライ
アント部６と、接触ピン部７と、コンプライアント部６
に隣接する誘い込みのための緩やかな傾斜面部６Ａとを
備えている。また、基板８にはピン孔９が設けてある。
【０００３】そして、端子板４に取り付けられたプレス
フイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、この
プレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に圧入
して電気コネクタが構成されている。
フイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、この
プレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に圧入
して電気コネクタが構成されている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあっては、プレスフイットピン５をハウジング１の端
子孔３に圧入する際、端子孔３と接触側ピン部７がピッ
チずれなどの要因で互いに干渉すると、コンプライアン
ト部６に比して接触ピン部７の強度が弱いため、端子中
心軸のずれを生じるという問題点があった。すなわち、
プレスフイットピ ン５は真っ直ぐなコンプライアント部
（圧入部）６と、コンプライアント部６に隣接する誘い
込みのための緩やかな傾斜面部６Ａとを備えており、し
たがって、端子孔３の圧入時に傾斜面部６Ａが端子孔３
を押し拡げようとした際に力を受けるが、傾斜面部６Ａ
の角度によっては、プレスフイットピン５の中心軸がず
れるという問題点があった。
にあっては、プレスフイットピン５をハウジング１の端
子孔３に圧入する際、端子孔３と接触側ピン部７がピッ
チずれなどの要因で互いに干渉すると、コンプライアン
ト部６に比して接触ピン部７の強度が弱いため、端子中
心軸のずれを生じるという問題点があった。すなわち、
プレスフイットピ ン５は真っ直ぐなコンプライアント部
（圧入部）６と、コンプライアント部６に隣接する誘い
込みのための緩やかな傾斜面部６Ａとを備えており、し
たがって、端子孔３の圧入時に傾斜面部６Ａが端子孔３
を押し拡げようとした際に力を受けるが、傾斜面部６Ａ
の角度によっては、プレスフイットピン５の中心軸がず
れるという問題点があった。
【０００５】本考案は上記の問題点を解消するものであ
り、その目的とするところは、プレスフイットピンの端
子孔への圧入時に、傾斜面部の端子孔への干渉で端子中
心軸にずれを生じることや、端子孔と接触側ピン部がピ
ッチずれなどの要因で互いに干渉して生じる端子中心軸
のずれを無くすことができる電気コネクタ構造を提供す
ることにある。
り、その目的とするところは、プレスフイットピンの端
子孔への圧入時に、傾斜面部の端子孔への干渉で端子中
心軸にずれを生じることや、端子孔と接触側ピン部がピ
ッチずれなどの要因で互いに干渉して生じる端子中心軸
のずれを無くすことができる電気コネクタ構造を提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案は、ハウジングの相手コネクタ嵌合凹部の
底部に設けられてプレスフイットピンが圧入される端子
孔のピン出口側に、前記端子孔の径より大きく且つ縦断
面が方形であって、その底部が前記端子孔の軸線に対し
て略直角な逃げ部を形成したことを特徴とする。
めに、本考案は、ハウジングの相手コネクタ嵌合凹部の
底部に設けられてプレスフイットピンが圧入される端子
孔のピン出口側に、前記端子孔の径より大きく且つ縦断
面が方形であって、その底部が前記端子孔の軸線に対し
て略直角な逃げ部を形成したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】かかる構成により、プレスフイットピンの端子
孔への圧入時に、前記プレスフイットピンの圧入部に隣
接する傾斜面部の端子孔への干渉で端子中心軸にずれを
生じることや、端子孔と接触側ピン部がピッチずれなど
の要因で互いに干渉することを防止することができ、端
子中心軸のずれを無くすことができる。
孔への圧入時に、前記プレスフイットピンの圧入部に隣
接する傾斜面部の端子孔への干渉で端子中心軸にずれを
生じることや、端子孔と接触側ピン部がピッチずれなど
の要因で互いに干渉することを防止することができ、端
子中心軸のずれを無くすことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図１に基づいて説明
する。図１は本考案に係わる電気コネクタ構造の一部分
の断面図である。なお、従来例を説明した図２中のもの
と同一の、または対応する部分についてはそれぞれ同一
の符号を付す。
する。図１は本考案に係わる電気コネクタ構造の一部分
の断面図である。なお、従来例を説明した図２中のもの
と同一の、または対応する部分についてはそれぞれ同一
の符号を付す。
【０００９】図１に示すようにハウジング１の相手コネ
クタ嵌合凹部２の底部には端子孔３が形成してあり、こ
の端子孔３には、この端子孔３と同心で、これより大径
の逃げ部１０が形成してある。この逃げ部１０は、縦断
面が方形であって、その底部１０ａが前記端子孔３の軸
線に対して略直角にしてある。
クタ嵌合凹部２の底部には端子孔３が形成してあり、こ
の端子孔３には、この端子孔３と同心で、これより大径
の逃げ部１０が形成してある。この逃げ部１０は、縦断
面が方形であって、その底部１０ａが前記端子孔３の軸
線に対して略直角にしてある。
【００１０】また、端子板４には雄端子であるプレスフ
イットピン５が貫通状態で取り付けてあり、このプレス
フイットピン５は、コンプライアント部６と、接触ピン
部７と、コンプライアント部６と接触ピン部７との間の
傾斜面部６Ａとを備えている。また、基板８にはピン孔
９が設けてある。
イットピン５が貫通状態で取り付けてあり、このプレス
フイットピン５は、コンプライアント部６と、接触ピン
部７と、コンプライアント部６と接触ピン部７との間の
傾斜面部６Ａとを備えている。また、基板８にはピン孔
９が設けてある。
【００１１】そして、端子板４に取り付けられたプレス
フイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、この
プレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に圧入
して電気コネクタが構成されている。
フイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、この
プレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に圧入
して電気コネクタが構成されている。
【００１２】このように、端子板４に取り付けられたプ
レスフイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、
このプレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に
圧入した際、逃げ部１０があるために、前記プレスフイ
ットピン５のコンプライアント部６に隣接する傾斜面部
６Ａの端子孔３への干渉で端子中心軸にずれを生じるこ
とや、端子孔３と接触側ピン部７がピッチずれなどの要
因で互いに干渉することを防止することができ、端子中
心軸のずれを無くすことができる。
レスフイットピン５を基板８のピン孔９に圧入した後、
このプレスフイットピン５をハウジング１の端子孔３に
圧入した際、逃げ部１０があるために、前記プレスフイ
ットピン５のコンプライアント部６に隣接する傾斜面部
６Ａの端子孔３への干渉で端子中心軸にずれを生じるこ
とや、端子孔３と接触側ピン部７がピッチずれなどの要
因で互いに干渉することを防止することができ、端子中
心軸のずれを無くすことができる。
【００１３】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、ハウジ
ングの相手コネクタ嵌合凹部の底部に設けられてプレス
フイットピンが圧入される端子孔のピン出口側に、前記
端子孔の径より大きく且つ縦断面が方形であって、その
底部が前記端子孔の軸線に対して略直角な逃げ部を形成
したことにより、プレスフイットピンの端子孔への圧入
時に、前記プレスフイットピンの圧入部に隣接する傾斜
面部の端子孔への干渉で端子中心軸にずれを生じること
や、端子孔と接触側ピン部がピッチずれなどの要因で互
いに干渉することを防止することができ、端子中心軸の
ずれを無くすこと ができる。
ングの相手コネクタ嵌合凹部の底部に設けられてプレス
フイットピンが圧入される端子孔のピン出口側に、前記
端子孔の径より大きく且つ縦断面が方形であって、その
底部が前記端子孔の軸線に対して略直角な逃げ部を形成
したことにより、プレスフイットピンの端子孔への圧入
時に、前記プレスフイットピンの圧入部に隣接する傾斜
面部の端子孔への干渉で端子中心軸にずれを生じること
や、端子孔と接触側ピン部がピッチずれなどの要因で互
いに干渉することを防止することができ、端子中心軸の
ずれを無くすこと ができる。
【図１】本考案に係わる電気コネクタ構造の一部分の断
面図である。
面図である。
【図２】従来の電気コネクタ構造の一部分の断面図であ
る。
る。
１ ハウジング ２ コネクタ嵌合凹部 ３ 端子孔 ５ プレスフイットピン １０ 逃げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−62771（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−292792（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−99776（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−7885（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 ハウジングの相手コネクタ嵌合凹部の底
部に設けられてプレスフイットピンが圧入される端子孔
のピン出口側に、前記端子孔の径より大きく且つ縦断面
が方形であって、その底部が前記端子孔の軸線に対して
略直角な逃げ部を形成したことを特徴とする電気コネク
タ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106447U JP2551964Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 電気コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106447U JP2551964Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 電気コネクタ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548235U JPH0548235U (ja) | 1993-06-25 |
| JP2551964Y2 true JP2551964Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=14433874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106447U Expired - Fee Related JP2551964Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 電気コネクタ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551964Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008001557A1 (de) * | 2008-05-05 | 2009-11-12 | Robert Bosch Gmbh | Messerleisten-Kontaktierung über Zwischenleiterplatten |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6399776U (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-28 | ||
| JPH027885U (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-18 | ||
| JPH0462771A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Mitsumi Electric Co Ltd | ソケット用コンタクトピン及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP1991106447U patent/JP2551964Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548235U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |