JP2551892Y2 - ローラコンベヤ装置におけるローラの支持装置 - Google Patents

ローラコンベヤ装置におけるローラの支持装置

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JP2551892Y2
JP2551892Y2 JP7827592U JP7827592U JP2551892Y2 JP 2551892 Y2 JP2551892 Y2 JP 2551892Y2 JP 7827592 U JP7827592 U JP 7827592U JP 7827592 U JP7827592 U JP 7827592U JP 2551892 Y2 JP2551892 Y2 JP 2551892Y2
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JP
Japan
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roller
shaft end
support
locking groove
side frame
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Application number
JP7827592U
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JPH0642824U (ja
Inventor
修 山口
春美 村田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Publication date
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ローラコンベヤ装置に
おけるローラの軸端を支持する装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のローラ軸端支持装置とし
ては、実開昭63−169512号公報に開示されてい
るように、合成樹脂製等の支持体に、単に上向き開放状
(U字状)の係止溝を形成しているだけであった。従っ
て、ローラの軸端の着脱作業は至極容易である反面、ロ
ーラに対する衝撃の反動等で、このローラの軸端が前記
係止溝から上向きに抜け出し易くなるという問題があっ
た。
【0003】この不都合を解消するため、実開昭61−
132305号公報に示すように、コンベヤ装置の側フ
レームの長手方向(コンベヤによる搬送方向)に沿って
長手の支持体に一定間隔にてローラの軸端を支持するた
めのU字状の係止溝を形成する一方、この支持体の上面
に、前記係止溝の上方を覆うための長手の蓋体を着脱自
在に装着する構成がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成によれば、支持体がコンベヤの搬送方向に沿って長く
形成され、複数の係止溝が形成されていると共に、蓋体
も対応して長い。それ故、1箇所のローラの軸端を外す
ために長い蓋体を外す必要があるし、外した蓋体をロー
ラの交換時別の箇所に置かねばならず、紛失するなど不
便さがあった。
【0005】本考案は、これらの問題を解決したローラ
軸端の支持装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は、ローラコンベヤ装置の側フレームに対し
て着脱自在に装着した支持体を介してローラの軸端を支
持する装置において、前記支持体にローラの軸端を支持
するための上向き開放状の係止溝を形成する一方、該係
止溝の少なくとも一側外側には上向きに突出する支柱を
設け、該支柱には、その先端から前記係止溝の上方に向
かって下向きに延び、且つ係止溝に嵌まったローラの軸
端の上面に接当し得る弾性片を設けたものである。
【0007】
【実施例】次に本考案を具体化した実施例について説明
すると、図1はローラコンベヤ装置の要部断面図であ
り、ローラ1の左右両側に位置する側フレーム2(図1
では右側のものを図示省略する)は、コンベヤ装置の長
手方向に沿って配置されるもので、アルミ合金等の押し
出し部材からなり、各側フレーム2をその下端に凹み形
成した長手の溝部2a内に係止したナットバー3とボル
トを介して基台4上面に取付けられる。また、側フレー
ム2の外面側に開口する長手の溝4b内に係止するナッ
ト5とボルト6とを介して支柱7を、側フレーム2の長
手方向に適宜間隔にて立設する。支柱7の内側面上端部
には装着片8を介して側フレーム2の長手方向に沿うガ
イドレール9が装着されている。
【0008】図2〜図4は、本考案の支持体10を示
し、ナイロン66等の合成樹脂にて射出成形したもの
で、支持体10の基部10aには、前記ローラ1の軸端
11を嵌まり支持するための上向き開放状(U字状)の
係止溝12が形成されている。この場合、軸端11は、
前記係止溝12内にて回転しないように、略小判型の断
面とする。
【0009】支持体10の基部10aには前記係止溝1
2の両外側に上向きの支柱13,13を突設し、この各
支柱13の先端(上端)から前記係止溝12の上方に向
かって下向きに延びる弾性片14を一体的に設ける。こ
の弾性片14の下端には、当該弾性片14と支柱13の
内側面との間に形成される空間15に向かって突出する
係止爪部16を設ける。そして、この各弾性片14は、
その下端の係止爪部16が、前記係止溝12に嵌まった
ローラの軸端の上面に接当し得るように、下に行くに従
って係止溝12の中央側に向かうように傾斜状に配設す
る(図5の実線状態参照)。
【0010】従って、ローラ1の軸端11を前記一対の
支柱13,13の上方より挿入すると、軸端11の両側
面が両弾性片14,14をその下端側が広がるように押
し広げ(図5の二点鎖線状態参照)、軸端11が係止溝
12に嵌挿すると、両弾性片14,14の下端が、それ
自身の弾性力にて元の姿勢に復帰するので、軸端11は
係止溝12から上方に脱出し難くなるのである。このよ
うな支持体10を使用すれば、側フレームごとローラ1
が上下揺動してコンベヤ装置を傾斜させて、搬送物の載
置姿勢を変更させたり、搬送方向を変更させる等の過酷
な使用条件であっても、ローラ1の軸端11が支持体1
0から不用意に脱出せず、安全である。
【0011】なお、図示しないが、軸端11の上面が中
央部が高い凸湾曲状に形成されているとき、弾性片14
の下端の係止爪部16の下面が、前記軸端11の上面の
中央部に向かって高くなるように傾斜状に形成しておけ
ば、軸端11の上向き移動につれて係止爪部16も中央
寄りに変位し勝手となるので、軸端が自然に脱出するこ
とを効果的に防止できる。
【0012】前記軸端11を支持体10から抜き出す時
には、ドライバー等の工具にて両弾性片14,14の下
端側を強制的に押し広げ、その状態にて軸端11を係止
溝12及び弾性片14,14の箇所から上向きに外せば
良い。なお、前記支柱13の内側面の上下中途部に、湾
曲させた弾性片14の中途部に接当する突起部17を設
け、この突起部17を高くすることにより、弾性片14
の湾曲抵抗を大きくすることができる。
【0013】符号18は、支持体10における基部10
aのうち側フレーム2と対面する側面に上下一定間隔に
て形成した上下複数本の横長の係合突条で、実施例では
3本の係合突条18のうち最上位置の突条の側面に目印
19を設ける。側フレーム2には、前記係合突条18が
嵌まり係合する長手の上下多段(係合突条18の段数よ
り多い)の係合溝20を形成する。従って、側フレーム
2の係合溝20に対する支持体10の係合突条18の嵌
合高さ位置により、支持体10の側フレーム2に対する
取付け高さを所定ピッチづつに変更調節することができ
る。
【0014】支持体10の基部10aに穿設した取付け
穴21の側方には、側フレーム2のに形成した溝部2c
に嵌合できる突起23を設けてあり、溝部2cに嵌挿し
たナットバー24に前記取付け穴21に嵌挿するボルト
25にて螺合させ、支持体10を側フレーム2に強固、
且つ共回りしないように着脱自在に固定する。なお、支
持体19における基部10aが側フレーム2に接当させ
た状態で、当該側フレーム2と支柱13との間に空間が
できるように段付き状に形成すれば、内部に駆動モータ
を内蔵した自転式駆動ローラを支持体10に支持させる
場合、軸端11の端面から外に延びる電源コード26
(図1の一点鎖線参照)を、前記空間に通すことによ
り、電源コード26の配置処理が簡単になる。
【0015】さらに、電源コード26を束ねるための軟
質合成樹脂製の紐状のバインダ(図示せず)の一端を前
記基部10aの側面に穿設した穴27に係止するように
しても良い。本実施例では、支持体10の係止溝12に
一対の支柱13,13を立設してこの両支柱13,13
にそれぞれ弾性片14を設けたが、一方の支柱13にの
み弾性片14を設けても良いし、支柱13を1本だけ立
設し、これに弾性片14を設けるように構成しても良
い。
【0016】さらに支持体10を側フレーム4の長手方
向に沿って長く形成し、1つの支持体に係止溝を適宜間
隔にて形成し、この各係止溝の側方に突出させた支柱部
に前記弾性片を設ける構成であっても良いのである。
【0017】
【考案の作用・効果】以上に説明したように、本考案の
ローラの軸端の支持装置は、ローラコンベヤ装置の側フ
レームに対して着脱自在に装着した支持体であって、こ
の支持体にローラの軸端を支持するための上向き開放状
の係止溝を形成する一方、該係止溝の少なくとも一側外
側には上向きに突出する支柱を設け、該支柱には、その
先端から前記係止溝の上方に向かって下向きに延び、且
つ係止溝に嵌まったローラの軸端の上面に接当し得る弾
性片を設けたものあるから、ローラの軸端を前記弾性片
の弾性力に抗して押し込むだけで至極簡単に、軸端を係
止溝に挿入することができる。
【0018】また、軸端が係止溝に嵌まった後は、弾性
片の弾力にて自動的に当該弾性片の下端が軸端の上方に
位置するから、不用意に軸端が係止溝から脱出できなく
なるという効果を奏する。弾性片は支持体から突出する
支柱に一体的に突出したものであるから、紛失するとい
うおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラ及び支持装置の要部側断面図である。
【図2】支持体の斜視図である。
【図3】支持体の背面図である。
【図4】支持体の側面図である。
【図5】支持体要部で示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 ローラ 2 側フレーム 10 支持体 10a 基部 11 軸端 12 係止溝 13 支柱 14 弾性片 16 係止爪部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベヤ装置の側フレームに対し
    て着脱自在に装着した支持体を介してローラの軸端を支
    持する装置において、前記支持体にローラの軸端を支持
    するための上向き開放状の係止溝を形成する一方、該係
    止溝の少なくとも一側外側には上向きに突出する支柱を
    設け、該支柱には、その先端から前記係止溝の上方に向
    かって下向きに延び、且つ係止溝に嵌まったローラの軸
    端の上面に接当し得る弾性片を設けたことを特徴とする
    ローラコンベヤ装置におけるローラの支持装置。
JP7827592U 1992-11-13 1992-11-13 ローラコンベヤ装置におけるローラの支持装置 Expired - Lifetime JP2551892Y2 (ja)

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JPH0642824U JPH0642824U (ja) 1994-06-07
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JP5787312B2 (ja) * 2011-07-05 2015-09-30 アルプス電気株式会社 二部材の締結構造
JP6834082B2 (ja) * 2017-02-15 2021-02-24 アンリツインフィビス株式会社 多列搬送コンベアおよび選別装置

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