JP2551780B2 - 部品吸着装置 - Google Patents

部品吸着装置

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JP2551780B2
JP2551780B2 JP62241193A JP24119387A JP2551780B2 JP 2551780 B2 JP2551780 B2 JP 2551780B2 JP 62241193 A JP62241193 A JP 62241193A JP 24119387 A JP24119387 A JP 24119387A JP 2551780 B2 JP2551780 B2 JP 2551780B2
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hole
component
shaft body
suction device
suction
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満彦 谷口
正和 廣田
弘 辻井
史郎 岡田
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Toray Engineering Co Ltd
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Toray Engineering Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は部品を負圧による吸引力によって吸着して搬
送する部品吸着装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 一般に、可動爪を有するチヤックにより把持すること
ができない部品を搬送する場合は、第4図に示すような
負圧による吸引力を利用した吸着装置が使用されてい
る。
すなわち、該吸着装置は、部品吸着用軸体22が、水平
方向に移動する可動腕20と一体の支持体21に垂直方向に
移動するよう装着されると共に、該軸体22に電磁切替弁
25を介して負圧源(図示せず)に連結された管26が接続
され、軸体22の先端に開口部を有する吸引用孔22aが穿
設されている。そして、該軸体22は金具24を介してシリ
ンダー23に連結され、垂直方向に移動されるようになっ
ている。該装置により部品を吸着させて所定の位置に供
給する場合は、電磁切替弁25を作動させて管路を切替え
て軸体22の先端部に吸引力を作用させ、次いで、シリン
ダー23を作動させて軸体22を下降せしめ部品を吸着させ
る。軸体22に部品が吸着されると、シリンダー23を作動
させて軸体22を上昇させ、該状態で所定の供給位置に移
動すると、再び、シリンダー23を作動させて軸体22を下
降させると共に、電磁切替弁25を作動させて管路を負圧
源から大気に切替えて吸引用孔22aに作用していた負圧
による吸引力を消去させ軸体22から部品を放出して所定
の位置に供給する。
この様な構成の部品吸着装置では、部品の吸着、放出
操作のために、電磁切替弁とシリンダーに夫々作動信号
を送らなければならず、制御回路が複雑になる。又、部
品の吸着、放出操作を電磁切替弁の管路を切替えること
により行なっているため、該電磁切替弁と軸体の吸引用
孔までの距離が長い場合には、負圧源から大気に切替え
られ、吸引用孔に作用している負圧による吸引力が消去
されるまでに相当長い時間がかかり、部品供給作業効率
が悪くなるという問題があった。
(目的) 本発明は上述のような問題点を解決し、軸体の昇降動
作によって部品の吸着、放出操作を行なうことができる
部品吸着装置を提供することを目的に検討の結果得られ
たものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明に係る部品吸着装置は、貫通された
取付用穴に負圧源と連通される負圧用孔及び大気と連通
される通気用孔を開口させた支持体と、部品を吸着する
為の吸引用孔が開口されている先端及び前記先端と反対
側の後端を露出させるように前記取付用穴に嵌挿された
部品吸着器と、前記部品吸着器を前記先端側へ移動させ
たり或いは前記後端側へ移動させたりする移動手段と、
前記部品吸着器の移動方向と直交する方向へ移動し得る
可動腕とを備え、前記可動腕に前記支持体が装着されて
いると共に、前記部品吸着器の移動により前記負圧用孔
と前記吸引用孔とを連通させたり或いは前記通気用孔と
前記吸引用孔とを連通させたりし得るように構成されて
いることを特徴とするものである。
(実施例) 本発明の部品吸着装置の1実施例の構成を図面に基づ
いて説明する。
第1図において、1は機台(図示せず)に水平方向に
移動するよう設置された可動腕であり、支持体2が取り
付けられている。なお、この支持体2に貫通されている
取付用穴に、第1,2軸体3,4等で構成された部品吸着器が
嵌挿されている。すなわち、3は支持体2に垂直方向に
移動するよう装着された第1軸体であり、第2軸体4が
移動自在に内装されている。5は第2軸体4の上端部に
螺着された螺子体であり、第2軸体4が第1軸体3から
落下するのを防止する。6は第1軸体3の端部に螺着さ
れたスプリング押圧具であり、第2軸体4をスプリング
8により下方に押圧するようになっている。7は支持体
2と第1軸体3の間に装着されたスプリングであり、第
1軸体3を常時押し上げるようになっている。9は第2
軸体4に固着され、かつ支持体2の下端に突設されたピ
ン10に嵌挿された回り止めであり、第2軸体4が回転す
るのを防止する。11は支持体2に取り付けられたブラケ
ットであり、シリンダー12が保持されている。13はブラ
ケット11に回動自在に装着されたレバーであり、一端が
シリンダー12のロッドに、他端がスプリング押圧具6に
当接されている。
上述の支持体2には、負圧源に連結された管14が接続
される負圧用孔2aと、該孔2aの下方に所定の間隔をもっ
て大気に連通する通気用孔2bが、その開口部が第1軸体
3の周面に対向するように穿設されている。又、第1軸
体3には、支持体2の負圧用孔2aと通気用孔2bと対向す
る周面に連通用の凹部3aが形成されると共に、一端が該
凹部3aに、他端が第2軸体4の周面に対向するよう連通
用孔3bが穿設されている。上述の連通用の凹部3aは、第
1軸体3が下降して部品を吸着する位置においては、負
圧用孔2aと通気用孔2bが連通せず、該位置よりさらに下
降した位置において負圧用孔2aと連通せず、通気用孔2b
と連通する寸法に形成する必要がある。さらに、第2軸
体4には、第1軸体3の連通孔3bと対向する周面に連通
用の凹部4aが形成されると共に、一端が該凹部4aに、他
端が軸端に開口する吸引用孔4bが穿設されている。
上述の可動腕1、及びシリンダー12はマイクロコンピ
ュータ等の制御装置(図示せず)により作動される。
上述の部品吸着装置による部品を供給する場合は、先
ず、制御装置(図示せず)に部品供給動作順序、及び部
品の供給位置等を設定して入力すると共に、部品30を所
定の吸着位置に準備する。
これ等の準備ができ、吸着装置を始動させると、可動
腕1と共に支持体2が移動され、第1、第2軸体3、4
の軸心が部品30の軸心と合致される。すると、第2図に
示すように、シリンダーに作動信号が送られ、ロッドが
突出してレバー13が時計方向に回動され、第1軸体3と
共に第2軸体4が押し下げられる。一方、管14は負圧源
(図示せず)に連通されているため、該動作により支持
体2の孔2aと、第1軸体3の凹部3a、及び孔3bと、第2
軸体4の凹部4a、及び孔4bが連通されると、該第2支持
体4の孔4bに負圧による吸引力が作用し部品30が軸端に
吸着される。この時、部品30の高さ寸法、及び、第1軸
体3の下降量等に誤差があると、第2軸体4はスプリン
グ8を圧縮させて第1軸体3内に引っ込み、部品の破損
を防止する。部品30が吸着されると、シリンダー12に作
動信号が送られ、ロッドが引っ込められる。すると、ス
プリング7の押圧力によって第1軸体3と共に第2軸体
4が押し上げられる。次いで、可動腕1と共に支持体2
が移動され、第2軸体4が部品供給位置にくると、第3
図に示すように、シリンダー12に作動信号が送られてロ
ッドが突出され、第1軸体3と共に第2軸体4が押し下
げられる。そして、予め設定された位置まで下降する
と、第1軸体3に形成されているた凹部3aを介して支持
体2に穿設された負圧用孔2aが閉じられ、通気用孔2bが
連通される。そのため、通気用孔2bから大気が吸入され
て吸引用孔4bに負圧による吸引力が作用しなくなり、部
品30は自重によって落下して所定の位置に供給される。
すると、シリンダー12に作動信号が送られてロッドが引
っ込められ、スプリング7により第1軸体3と共に第2
軸体4が押し上げられ、次いで、可動腕1が移動されて
吸着位置に戻される。
上述の動作を繰り返し行なうことにより、部品を所定
の位置に連続して供給することができる。
上述の部品の吸着操作は、第2軸体4を支持体2に直
接装着して構成のものでも実施することができるが、部
品の高さ寸法、及び、軸体の下降寸法等の誤差を吸引す
るためには実施例のような構成にするのが好ましい。
又、部品が小さい時は、軸体の先端部に細管を装着する
と、部品が確実に吸着できる。さらに軸体の昇降量は、
シリンダーのロッドの突出量を変化させるか、あるいは
移動量規制ストッパを設けることにより調節する。
(発明の効果) 本発明に係る部品吸着装置は、貫通された取付用穴に
負圧源と連通される負圧用孔及び大気と連通される通気
用孔を開口させた支持体と、部品を吸着する為の吸引用
孔が開口されている先端及び前記先端と反対側の後端を
露出させるように前記取付用穴に嵌挿された部品吸着器
と、前記部品吸着器を前記先端側へ移動させたり或いは
前記後端側へ移動させたりする移動手段と、前記部品吸
着器の移動方向と直交する方向へ移動し得る可動腕とを
備え、前記可動腕に前記支持体が装着されていると共
に、前記部品吸着器の移動により前記負圧用孔と前記吸
引用孔とを連通させたり或いは前記通気用孔と前記吸引
用孔とを連通させたりし得るように構成されている。そ
の為、次のような効果を奏することができる。
(1)軸体の昇降動作によって部品の吸着、放出操作を
行なうため、部品を確実に供給することができると共
に、制御装置を簡単なものにすることができる。
(2)支持体に穿設された負圧用孔と通気用孔が軸体に
形成された連通用の凹部を介して連通されるため、軸体
の吸引用孔に作用している負圧による吸引力を短時間で
消去することができ、部品の供給作業効率を高めること
ができる。
(3)部品を吸着する場合において、可動腕の移動制御
により部品吸着開始位置に移動された支持体を、その位
置に停止させたままにし、この状態において部品吸着器
だけを部品に向って移動させて吸着することができ、従
って、部品吸着器の吸引用孔が開口されている先端を、
部品に対して軽く接触させて実質的に部品に押圧力を作
用させないような状態で吸着することができて、小さい
押圧力で破損し易い部品、例えば、電子部品等を破損さ
せずに確実に吸着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部品吸着装置の1実施例を示す概略断
面図である。 第2図は部品の吸着動作を示す概略図である。 第3図は部品の放出動作を示す概略図である。 第4図は従来の部品吸着装置の1実施例を示す概略図で
ある。 1:可動腕、2:支持体、 3:第1軸体、4:第2軸体、 7,8:スプリング、9:回り止め 10:ピン、12:シリンダー、 13:レバー、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 関口 勇 (56)参考文献 実開 昭54−121167(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫通された取付用穴に負圧源と連通される
    負圧用孔及び大気と連通される通気用孔を開口させた支
    持体と、部品を吸着する為の吸引用孔が開口されている
    先端及び前記先端と反対側の後端を露出させるように前
    記取付用穴に嵌挿された部品吸着器と、前記部品吸着器
    を前記先端側へ移動させたり或いは前記後端側へ移動さ
    せたりする移動手段と、前記部品吸着器の移動方向と直
    交する方向に移動し得る可動腕とを備え、前記可動腕に
    前記支持体が装着されていると共に、前記部品吸着器の
    移動により前記負圧用孔と前記吸引用孔とを連通させた
    り或いは前記通気用孔と前記吸引用孔とを連通させたり
    し得るように構成されていることを特徴とする部品吸着
    装置。
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