JP2551363B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2551363B2 JP2551363B2 JP5295839A JP29583993A JP2551363B2 JP 2551363 B2 JP2551363 B2 JP 2551363B2 JP 5295839 A JP5295839 A JP 5295839A JP 29583993 A JP29583993 A JP 29583993A JP 2551363 B2 JP2551363 B2 JP 2551363B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘテロ接合を利用したバ
イポーラトランジスタに関する。
イポーラトランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来バイポーラトランジスタは、図3に
示すように(npn型の場合)コレクタ基板となる平坦
なn+ 型基板1上に、コレクタ領域となるn- 型領域2
をエピタキシャル法などにより成長させ、このn- 型領
域表面部に、ベース領域となるp+ 領域を形成し、p+
型領域表面部にエミッタ領域となるn+ 型領域4を形成
した構造になっている。
示すように(npn型の場合)コレクタ基板となる平坦
なn+ 型基板1上に、コレクタ領域となるn- 型領域2
をエピタキシャル法などにより成長させ、このn- 型領
域表面部に、ベース領域となるp+ 領域を形成し、p+
型領域表面部にエミッタ領域となるn+ 型領域4を形成
した構造になっている。
【0003】また、最近ヘテロ接合を用いたヘテロ接合
バイポーラトランジスタが高周波、高速素子として期待
され、盛んに開発が行われている。このトランジスタ
は、エミッタ層の電子親和力と禁制帯幅の和がベース層
より大きくなっており、ベース中の正孔がエミッタへ流
れるのを防ぐ構造になっている。
バイポーラトランジスタが高周波、高速素子として期待
され、盛んに開発が行われている。このトランジスタ
は、エミッタ層の電子親和力と禁制帯幅の和がベース層
より大きくなっており、ベース中の正孔がエミッタへ流
れるのを防ぐ構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバイポー
ラトランジスタでは、高周波、高速性の指標となるキャ
リア(npn型では電子)のベース走行時間τB と最大
発振周波数fmax は既知のように近似的に(1)および
(2)式で与えられる。
ラトランジスタでは、高周波、高速性の指標となるキャ
リア(npn型では電子)のベース走行時間τB と最大
発振周波数fmax は既知のように近似的に(1)および
(2)式で与えられる。
【0005】τB =qtB 2/2kTμe ……(1) fmax =(fT /8πrB CC )2 ……(2) ここで、tB はベース層の幅、μe はベース層の小数キ
ャリアの移動度、fTは遮断周波数、rB はベース抵
抗、CC はコレクタ容量である。さらにfT については
√τB にほぼ逆比例する。またrB は、(3)式で表わ
される。
ャリアの移動度、fTは遮断周波数、rB はベース抵
抗、CC はコレクタ容量である。さらにfT については
√τB にほぼ逆比例する。またrB は、(3)式で表わ
される。
【0006】rB ∞1/μh NB ……(3) ここで、μh はベースの多数キャリアの移動度、NB は
ベースの多数キャリア濃度である。これら(1)〜
(3)式よりベース層の小数キャリアの移動度や多数キ
ャリアの移動度の向上がバイポーラトランジスタの高速
性や高周波特性の向上に大きな役割を果たすことが理解
される。
ベースの多数キャリア濃度である。これら(1)〜
(3)式よりベース層の小数キャリアの移動度や多数キ
ャリアの移動度の向上がバイポーラトランジスタの高速
性や高周波特性の向上に大きな役割を果たすことが理解
される。
【0007】本発明の目的は、以上のような従来技術に
おける性能の限界を打破し、高速性及び高周波特性に極
めて優れたヘテロ接合を用いたバイポーラトランジスタ
を提供することにある。
おける性能の限界を打破し、高速性及び高周波特性に極
めて優れたヘテロ接合を用いたバイポーラトランジスタ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置は、半導体基板上に、不純物を
含有しない第1の半導体層と、第1の半導体層より電子
親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を含む第2の半
導体層が基板平面方向に形成されたコレクタ領域と、不
純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導体層よ
り電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を含む第
3の半導体層が基板平面方向に形成されたベース領域
と、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導
体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を
含む第4の半導体層が基板平面方向に形成されたエミッ
タ領域を有している。
に、本発明の半導体装置は、半導体基板上に、不純物を
含有しない第1の半導体層と、第1の半導体層より電子
親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を含む第2の半
導体層が基板平面方向に形成されたコレクタ領域と、不
純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導体層よ
り電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を含む第
3の半導体層が基板平面方向に形成されたベース領域
と、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導
体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を
含む第4の半導体層が基板平面方向に形成されたエミッ
タ領域を有している。
【0009】また本発明の半導体装置は、半導体基板上
に、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導
体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を
含む第2の半導体層が基板平面方向に形成されたコレク
タ領域と、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1
の半導体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不
純物を含む第3の半導体層が基板平面方向に形成された
ベース領域と、不純物を含有しない第1の半導体層と、
第1の半導体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp
型不純物を含む第4の半導体層が基板平面方向に形成さ
れたエミッタ領域を有している。
に、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1の半導
体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を
含む第2の半導体層が基板平面方向に形成されたコレク
タ領域と、不純物を含有しない第1の半導体層と、第1
の半導体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不
純物を含む第3の半導体層が基板平面方向に形成された
ベース領域と、不純物を含有しない第1の半導体層と、
第1の半導体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp
型不純物を含む第4の半導体層が基板平面方向に形成さ
れたエミッタ領域を有している。
【0010】
【実施例】次に図面を参照し本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を説明するための模式的断面図
である。
図1は本発明の一実施例を説明するための模式的断面図
である。
【0011】説明の都合上、特定の材料を用いることに
するが、本発明の原理に照合すれば他の材料に対しても
適用できることは明らかである。
するが、本発明の原理に照合すれば他の材料に対しても
適用できることは明らかである。
【0012】図1(a)において、n型のGaAs基板
1上には、厚さ1μmの高純度GaAs層からなる第1
の半導体層2と、不純物濃度1×1018cm-3のn型A
lGaAs層からなる第2の半導体層3が、基板方向に
交互に設けられ、コレクタ領域を形成している。このコ
レクタ領域上には厚さ100nmの高純度GaAs層と
不純物濃度1×1019cm-3のp型AlGaAs層から
なる第3の半導体層4が、設けられ、ベース領域が形成
されている。さらにベース領域上には、厚さ500nm
の高純度GaAs層と不純物濃度1×1018cm-3のn
型AlGaAs層からなる第4の半導体層5が設けら
れ、エミッタ領域が形成されている。
1上には、厚さ1μmの高純度GaAs層からなる第1
の半導体層2と、不純物濃度1×1018cm-3のn型A
lGaAs層からなる第2の半導体層3が、基板方向に
交互に設けられ、コレクタ領域を形成している。このコ
レクタ領域上には厚さ100nmの高純度GaAs層と
不純物濃度1×1019cm-3のp型AlGaAs層から
なる第3の半導体層4が、設けられ、ベース領域が形成
されている。さらにベース領域上には、厚さ500nm
の高純度GaAs層と不純物濃度1×1018cm-3のn
型AlGaAs層からなる第4の半導体層5が設けら
れ、エミッタ領域が形成されている。
【0013】図1(b)は、エミッタ及びコレクタ領域
の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図を示してお
り、図1(c)はベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図を示している。ここでEC は伝導帯下端
のエネルギー準位、EF はフェルミ準位、EV は価電子
帯上端のエネルギー準位を表している。
の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図を示してお
り、図1(c)はベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図を示している。ここでEC は伝導帯下端
のエネルギー準位、EF はフェルミ準位、EV は価電子
帯上端のエネルギー準位を表している。
【0014】本発明では、第1の半導体層2と第2の半
導体層3や第1の半導体層2と第4の半導体層5のヘテ
ロ界面に形成される2次元電子6は、高純度層走行する
ことから不純物の散乱の影響が少なく、さらに本来有す
る自由度の2次元性によって散乱が少なくなるために大
きな電子移動度を有する。例えばGaAs中の電子の場
合、室温でμe =2000cm2 /V・sとn型GaA
s中の場合の約10倍の値を有する。さらに77Kの低
温においてはμe =10000cm2 /V・sと飛躍的
に増大する。
導体層3や第1の半導体層2と第4の半導体層5のヘテ
ロ界面に形成される2次元電子6は、高純度層走行する
ことから不純物の散乱の影響が少なく、さらに本来有す
る自由度の2次元性によって散乱が少なくなるために大
きな電子移動度を有する。例えばGaAs中の電子の場
合、室温でμe =2000cm2 /V・sとn型GaA
s中の場合の約10倍の値を有する。さらに77Kの低
温においてはμe =10000cm2 /V・sと飛躍的
に増大する。
【0015】また、ベース領域の第2の半導体層と第4
の半導体層のヘテロ界面に形成される2次元正孔7にお
いても高純度層に形成され不純物の散乱の影響が少な
く、2次元性による散乱も少なくなるために大きな正孔
移動度を有する。GaAs中の正孔の場合、室温でμh
=400cm2 /V・sとp型GaAs中の場合の約1
0倍の値を有する。さらに77Kの低温においてもμe
=4000cm2 /V・sと飛躍的に増大する。ベース
層の多数キャリアが大きな移動度を有することからrB
の低減が図られ、しいては最高発振周波数が向上する。
の半導体層のヘテロ界面に形成される2次元正孔7にお
いても高純度層に形成され不純物の散乱の影響が少な
く、2次元性による散乱も少なくなるために大きな正孔
移動度を有する。GaAs中の正孔の場合、室温でμh
=400cm2 /V・sとp型GaAs中の場合の約1
0倍の値を有する。さらに77Kの低温においてもμe
=4000cm2 /V・sと飛躍的に増大する。ベース
層の多数キャリアが大きな移動度を有することからrB
の低減が図られ、しいては最高発振周波数が向上する。
【0016】本発明の実施例の半導体装置は例えば以下
のように製造される。n型のGaAs基板1上に例えば
CVD法によりSi3 N4 膜を被着形成し、次いでこの
Si3 N4 膜に開口を形成した後、この開口を通じて、
先ず不純物濃度1×1018cm-3のn型AlGaAs層
を厚さ1μm、不純物濃度1×1018cm-3のp型Al
GaAs層を厚さ100nm、不純物濃度1×1018c
m-3のn型AlGaAs層を厚さ500nmを順次選択
成長させることにより、キャリアを供給するコレクタ、
ベース、エミッタ領域を形成する。次にSi3 N4 膜を
除去し、供給された高移動度を有するキャリアが走行す
る高純度GaAs層を再成長させて、コレクタ、ベー
ス、エミッタ領域を形成する。次に、従来と同様な方法
によりコレクタ、ベース、エミッタ電極を形成して、半
導体装置を完成させる。
のように製造される。n型のGaAs基板1上に例えば
CVD法によりSi3 N4 膜を被着形成し、次いでこの
Si3 N4 膜に開口を形成した後、この開口を通じて、
先ず不純物濃度1×1018cm-3のn型AlGaAs層
を厚さ1μm、不純物濃度1×1018cm-3のp型Al
GaAs層を厚さ100nm、不純物濃度1×1018c
m-3のn型AlGaAs層を厚さ500nmを順次選択
成長させることにより、キャリアを供給するコレクタ、
ベース、エミッタ領域を形成する。次にSi3 N4 膜を
除去し、供給された高移動度を有するキャリアが走行す
る高純度GaAs層を再成長させて、コレクタ、ベー
ス、エミッタ領域を形成する。次に、従来と同様な方法
によりコレクタ、ベース、エミッタ電極を形成して、半
導体装置を完成させる。
【0017】図2は本発明の他の実施例を説明するため
の模式的断面図である。
の模式的断面図である。
【0018】図2(a)において、p型GaAs基板1
4上には、厚さ1μmの高純度GaAs層からなる第1
の半導体層2と、不純物濃度1×1018cm-3のp型A
lGaAs層からなる第2の半導体層15が、基板方向
に交互に設けられてコレクタ領域を形成している。コレ
クタ領域上には、厚さ100nmの高純度GaAs層と
不純物濃度1×1018cm-3のn型AlGaAs層から
なる第3の半導体層16が、交互に設けられてベース領
域を形成している。さらにベース領域上には、厚さ50
0nmの高純度GaAs層と不純物濃度1×1018cm
-3のp型AlGaAs層からなる第4の半導体層17
が、交互に設けられてエミッタ領域を形成している。
4上には、厚さ1μmの高純度GaAs層からなる第1
の半導体層2と、不純物濃度1×1018cm-3のp型A
lGaAs層からなる第2の半導体層15が、基板方向
に交互に設けられてコレクタ領域を形成している。コレ
クタ領域上には、厚さ100nmの高純度GaAs層と
不純物濃度1×1018cm-3のn型AlGaAs層から
なる第3の半導体層16が、交互に設けられてベース領
域を形成している。さらにベース領域上には、厚さ50
0nmの高純度GaAs層と不純物濃度1×1018cm
-3のp型AlGaAs層からなる第4の半導体層17
が、交互に設けられてエミッタ領域を形成している。
【0019】図2(b)は、エミッタ及びコレクタ領域
の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図を示してお
り、図2(c)はベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図を示している。ここでEC は伝導帯下端
のエネルギー準位、EF はフェルミ準位、EV は価電子
帯上端のエネルギー準位を表している。
の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図を示してお
り、図2(c)はベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図を示している。ここでEC は伝導帯下端
のエネルギー準位、EF はフェルミ準位、EV は価電子
帯上端のエネルギー準位を表している。
【0020】本発明では、前記第1の半導体層と第2の
半導体層や第1の半導体層と第4の半導体層のヘテロ界
面に形成される2次元正孔7は、高純度層走行すること
から不純物の散乱の影響が少なく、さらに本来有する自
由度の2次元性によって散乱が少なくなるために大きな
正孔移動度を有する。例えばGaAs中の正孔の場合、
室温でμh =400cm2 /V・sとp型GaAs中の
場合の約10倍の値を有する。さらに77Kの低温にお
いてはμh =4000cm2 /V・sと飛躍的に増大す
る。
半導体層や第1の半導体層と第4の半導体層のヘテロ界
面に形成される2次元正孔7は、高純度層走行すること
から不純物の散乱の影響が少なく、さらに本来有する自
由度の2次元性によって散乱が少なくなるために大きな
正孔移動度を有する。例えばGaAs中の正孔の場合、
室温でμh =400cm2 /V・sとp型GaAs中の
場合の約10倍の値を有する。さらに77Kの低温にお
いてはμh =4000cm2 /V・sと飛躍的に増大す
る。
【0021】また、ベース領域の第2の半導体層と第4
の半導体層のヘテロ界面に形成される2次元電子6にお
いても高純度層に形成され不純物の散乱の影響が少な
く、2次元性による散乱も少なくなるために大きな電子
移動度を有する。GaAs中の電子の場合、室温でμe
=2000cm2 /V・sとn型GaAs中の場合の約
10倍の値を有する。さらに77Kの低温においてもμ
e =10000cm2 /V・sと飛躍的に増大する。ベ
ース層の多数キャリアが大きな移動度を有することから
rB の低減が図られ、しいては最高発振周波数が向上す
る。
の半導体層のヘテロ界面に形成される2次元電子6にお
いても高純度層に形成され不純物の散乱の影響が少な
く、2次元性による散乱も少なくなるために大きな電子
移動度を有する。GaAs中の電子の場合、室温でμe
=2000cm2 /V・sとn型GaAs中の場合の約
10倍の値を有する。さらに77Kの低温においてもμ
e =10000cm2 /V・sと飛躍的に増大する。ベ
ース層の多数キャリアが大きな移動度を有することから
rB の低減が図られ、しいては最高発振周波数が向上す
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
テロ接合界面に形成された高移動度を有する2次元キャ
リアをエミッタ、ベース、コレクタの伝導に用いること
により、高速動作が実現できる。
テロ接合界面に形成された高移動度を有する2次元キャ
リアをエミッタ、ベース、コレクタの伝導に用いること
により、高速動作が実現できる。
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示す半導体装
置の断面図、(b)は第1の実施例のエミッタ及びコレ
クタ領域の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図、
(c)は第1の実施例のベース領域の熱平衡状態におけ
るエネルギーバンド図。
置の断面図、(b)は第1の実施例のエミッタ及びコレ
クタ領域の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図、
(c)は第1の実施例のベース領域の熱平衡状態におけ
るエネルギーバンド図。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例の半導体装置の
断面図、(b)は第2の実施例のエミッタ及びコレクタ
領域の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図、(c)
は第2の実施例のベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図。
断面図、(b)は第2の実施例のエミッタ及びコレクタ
領域の熱平衡状態におけるエネルギーバンド図、(c)
は第2の実施例のベース領域の熱平衡状態におけるエネ
ルギーバンド図。
【図3】従来の半導体装置を示す断面図。
1 n型基板 2 高純度の第1の半導体層 3 n型の第2の半導体層 4 p型の第3の半導体層 5 n型の第4の半導体層 6 2次元電子層 7 2次元正孔層 8 コレクタ電極 9 ベース電極 10 エミッタ電極 11 コレクタ層 12 ベース層 13 エミッタ層 14 p型基板 15 p型の第2の半導体層 16 n型の第3の半導体層 17 p型の第4の半導体層
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板と、 不純物を含有しない第1の半導体層と、この第1の半導
体層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を
含む第2の半導体層が前記基板平面方向に形成されたコ
レクタ領域と、 不純物を含有しない第3の半導体層とこの第3の半導体
層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を含
む第4の半導体層が前記基板平面方向に形成されたベー
ス領域と、 不純物を含有しない第5の半導体層とこの第5の半導体
層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を含
む第6の半導体層が前記基板平面方向に形成されたエミ
ッタ領域とから構成されたことを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】 半導体基板と、 不純物を含有しない第1の半導体層とこの第1の半導体
層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を含
む第2の半導体層が前記平面方向に形成されたコレクタ
領域と、 不純物を含有しない第3の半導体層とこの第3の半導体
層より電子親和力と禁制帯の和が大きいn型不純物を含
む第4の半導体層が基板平面方向に形成されたベース領
域と、 不純物を含有しない第5の半導体層とこの第5の半導体
層より電子親和力と禁制帯の和が大きいp型不純物を含
む第6の半導体層が基板平面方向に形成されたエミッタ
領域とから構成されたことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295839A JP2551363B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5295839A JP2551363B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147286A JPH07147286A (ja) | 1995-06-06 |
JP2551363B2 true JP2551363B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=17825856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5295839A Expired - Fee Related JP2551363B2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551363B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP5295839A patent/JP2551363B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07147286A (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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