JP2550450Y2 - 注射薬アンプル等の包装容器 - Google Patents
注射薬アンプル等の包装容器Info
- Publication number
- JP2550450Y2 JP2550450Y2 JP4151591U JP4151591U JP2550450Y2 JP 2550450 Y2 JP2550450 Y2 JP 2550450Y2 JP 4151591 U JP4151591 U JP 4151591U JP 4151591 U JP4151591 U JP 4151591U JP 2550450 Y2 JP2550450 Y2 JP 2550450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- folded
- box
- double
- double bottom
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は注射薬アンプルのごとき
外力、衝撃に弱い製品やその他の破損しやすい製品を安
全に輸送するための包装容器に関するものである。
外力、衝撃に弱い製品やその他の破損しやすい製品を安
全に輸送するための包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本考案者は先にレンズ用ブランク等の包
装容器について考案を行ない、平成2年12月20日付
をもって実用新案の出願をなしたが、本考案はこれに類
するもので、特に注射薬アンプルに適用できるようにし
たものである。
装容器について考案を行ない、平成2年12月20日付
をもって実用新案の出願をなしたが、本考案はこれに類
するもので、特に注射薬アンプルに適用できるようにし
たものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、紙を素材と
し、1個の組立品により、内容物を外力から完全に守る
ような頑丈な包装容器を提供することを目的とする。
し、1個の組立品により、内容物を外力から完全に守る
ような頑丈な包装容器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の注射薬アンプル
等の包装容器は、上記目的を達成するための手段として
下記の構成を具えている。 (1)1枚の紙素材から切断折畳まれて、左右の側部用
箱状片と中央の二重の仕切片と二重底とを有する中央部
と、該左右の側部用箱状片の後方に連続折畳まれる補強
用端片および同じく両外側に上部連続して切込み形成さ
れた台形状窓と、前記中央部の後方に連続して順次折畳
まれる後側部、上部と、該上部の左右両側に折畳まれる
前記窓との係合用舌片と、更に前記中央部の前方に連続
して順次折畳まれる前側部、上部補強片とからなり、前
記左右の側部箱状片の上部前端における切目を前記上部
補強片の端縁における切目と係合し、かつ、前記係合用
舌片を前記窓に挿入して箱状が形成されるようにしたこ
と。 (2)前記二重底の上片における仕切片を開いて平面状
となし、その上部にアンプルを装填したトレイを収容す
るようにしたこと。 (3)前記二重底の上片を折り曲げて二重の仕切片を形
成した状態で二重底の上下片を接着したこと。
等の包装容器は、上記目的を達成するための手段として
下記の構成を具えている。 (1)1枚の紙素材から切断折畳まれて、左右の側部用
箱状片と中央の二重の仕切片と二重底とを有する中央部
と、該左右の側部用箱状片の後方に連続折畳まれる補強
用端片および同じく両外側に上部連続して切込み形成さ
れた台形状窓と、前記中央部の後方に連続して順次折畳
まれる後側部、上部と、該上部の左右両側に折畳まれる
前記窓との係合用舌片と、更に前記中央部の前方に連続
して順次折畳まれる前側部、上部補強片とからなり、前
記左右の側部箱状片の上部前端における切目を前記上部
補強片の端縁における切目と係合し、かつ、前記係合用
舌片を前記窓に挿入して箱状が形成されるようにしたこ
と。 (2)前記二重底の上片における仕切片を開いて平面状
となし、その上部にアンプルを装填したトレイを収容す
るようにしたこと。 (3)前記二重底の上片を折り曲げて二重の仕切片を形
成した状態で二重底の上下片を接着したこと。
【0005】
【実施例】図1は、本考案包装容器の1実施例の開放し
た状態の斜視図であって、1は左右の側部用箱状片、2
は中央の二重の仕切片、3は二重底、4は側部用箱状片
1の後方に連続折畳まれる補強用端片、5は前記1,
2,3を有する中央部である。また6は後側部、7は上
部であって中央部5の後方に連続して順次折畳まれる。
8は側部用箱状片1の両外側に上部連続して切込み形成
された台形状窓、9は上部7の左右両側に折畳まれて前
記窓8と係合する係合用舌片である。また10、11は
中央部5から前方に順次折畳まれれる前側部、上部補強
片である。12は側部用箱状片1の上部前端における切
目、13は上部補強片11の端縁における切目で、後述
のごとく切目12と13は係合して組立てられる。14
は上部7に設けた開放窓である。図1はアンプル以外の
製品に使用される場合で、二重の仕切片2が二重底3の
上片3aを折曲げて構成されており、上片3aと下片3
bとは接着固定されている。
た状態の斜視図であって、1は左右の側部用箱状片、2
は中央の二重の仕切片、3は二重底、4は側部用箱状片
1の後方に連続折畳まれる補強用端片、5は前記1,
2,3を有する中央部である。また6は後側部、7は上
部であって中央部5の後方に連続して順次折畳まれる。
8は側部用箱状片1の両外側に上部連続して切込み形成
された台形状窓、9は上部7の左右両側に折畳まれて前
記窓8と係合する係合用舌片である。また10、11は
中央部5から前方に順次折畳まれれる前側部、上部補強
片である。12は側部用箱状片1の上部前端における切
目、13は上部補強片11の端縁における切目で、後述
のごとく切目12と13は係合して組立てられる。14
は上部7に設けた開放窓である。図1はアンプル以外の
製品に使用される場合で、二重の仕切片2が二重底3の
上片3aを折曲げて構成されており、上片3aと下片3
bとは接着固定されている。
【0006】図2は組立てに際して先ず側部用箱状片1
の上部前端における切目12と上部補強片11の端縁に
おける切目13とを係合させた状態を示す一部斜視図で
ある。なお図2は注射薬アンプルを収容する場合を示
し、二重底3の上片3aはこの場合は開いて平面状とな
っており、その上部に図3に示すアンプルを装填したト
レイ15を収容する。
の上部前端における切目12と上部補強片11の端縁に
おける切目13とを係合させた状態を示す一部斜視図で
ある。なお図2は注射薬アンプルを収容する場合を示
し、二重底3の上片3aはこの場合は開いて平面状とな
っており、その上部に図3に示すアンプルを装填したト
レイ15を収容する。
【0007】図4は図2から更に前記係合用舌片9を窓
8に押し込んで箱体を形成した状態を示す斜視図であ
る。なお図示の実施例においては、窓8と係合用舌片9
とが箱体の両側に設けられるが、場合によっては箱体の
前方に同様にして設けることも可能である。図5は全部
を展開した状態を示す展開図である。図中3aは二重底
3の上片、3bは下片で、3aと3bは接着されて二重
底3と右側の箱状片1を形成する。また1aは接着片
で、二重底下片3bに接着して左側の箱状片1を形成す
る。(図1参照)
8に押し込んで箱体を形成した状態を示す斜視図であ
る。なお図示の実施例においては、窓8と係合用舌片9
とが箱体の両側に設けられるが、場合によっては箱体の
前方に同様にして設けることも可能である。図5は全部
を展開した状態を示す展開図である。図中3aは二重底
3の上片、3bは下片で、3aと3bは接着されて二重
底3と右側の箱状片1を形成する。また1aは接着片
で、二重底下片3bに接着して左側の箱状片1を形成す
る。(図1参照)
【0008】
【考案の効果】本考案により奏せられる効果は次の通り
である。 (1)1枚の紙素材より切断折畳んで形成されるので、
製作および取扱いが容易で、軽量に仕上げられる。 (2)組立て前の材料は平面状であって、在庫スペース
を取らない。 (3)注射薬アンプルの外、各種物品の安全包装ができ
る。 (4)物品収容所たる中央部は、左右の側部用箱状片、
中央の二重仕切片によって、底部は二重底によって、前
部は上部補強片によって、後部は補強用端片によって周
囲が略二重に補強され、またアンプルを収容するときは
トレイによって二重的に補強されるので、破損しやすい
製品を安全に包装することができる。 (5)後側部内方の補強用端片は補強作用の外に、ほこ
りやごみの侵入を防止する作用がある。
である。 (1)1枚の紙素材より切断折畳んで形成されるので、
製作および取扱いが容易で、軽量に仕上げられる。 (2)組立て前の材料は平面状であって、在庫スペース
を取らない。 (3)注射薬アンプルの外、各種物品の安全包装ができ
る。 (4)物品収容所たる中央部は、左右の側部用箱状片、
中央の二重仕切片によって、底部は二重底によって、前
部は上部補強片によって、後部は補強用端片によって周
囲が略二重に補強され、またアンプルを収容するときは
トレイによって二重的に補強されるので、破損しやすい
製品を安全に包装することができる。 (5)後側部内方の補強用端片は補強作用の外に、ほこ
りやごみの侵入を防止する作用がある。
【図1】 包装容器の開放した状態の斜視図である。
【図2】 同じく組立て状態の一部斜視図である。
【図3】 アンプル装填用トレイの斜視図である。
【図4】 包装容器の箱体を形成した状態の斜視図であ
る。
る。
【図5】 同じく全体を展開した状態の展開図である。
1 左右の側部用箱状片 2 中央の二重の仕切片 3 二重底 4 補強用端片 5 中央部 6 後側部 7 上部 8 台形状窓 9 係合用舌片 10 前側部 11 上部補強片 12 切目 13 切目 14 開放窓 15 トレイ 3a 二重底上片 3b 二重底下片 1a 接着片
Claims (3)
- 【請求項1】 1枚の紙素材から切断折畳まれて、左右
の側部用箱状片と中央の二重の仕切片と二重底とを有す
る中央部と、該左右の側部用箱状片の後方に連続折畳ま
れる補強用端片および同じく両外側に上部連続して切込
み形成された台形状窓と、前記中央部の後方に連続して
順次折畳まれる後側部、上部と、該上部の左右両側に折
畳まれる前記窓との係合用舌片と、更に前記中央部の前
方に連続して順次折畳まれる前側部、上部補強片とから
なり、前記左右の側部箱状片の上部前端における切目を
前記上部補強片の端縁における切目と係合し、かつ、前
記係合用舌片を前記窓に挿入して箱体が形成されるよう
にした注射薬アンプル等の包装容器。 - 【請求項2】 前記二重底の上片における仕切片を開い
て平面状となし、その上部にアンプルを装填したトレイ
を収容するようにしてなる請求項1に記載の注射薬アン
プル等の包装容器。 - 【請求項3】 前記二重底の上片を折り曲げて二重の仕
切片を形成した状態で二重底の上下片を接着してなる請
求項1に記載の注射薬アンプル等の包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4151591U JP2550450Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 注射薬アンプル等の包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4151591U JP2550450Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 注射薬アンプル等の包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664644U JPH0664644U (ja) | 1994-09-13 |
JP2550450Y2 true JP2550450Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=12610517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4151591U Expired - Lifetime JP2550450Y2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 注射薬アンプル等の包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550450Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP4151591U patent/JP2550450Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0664644U (ja) | 1994-09-13 |
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