JP2550389Y2 - 電動シャッタ付自動換気扇 - Google Patents

電動シャッタ付自動換気扇

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JP2550389Y2
JP2550389Y2 JP1991001777U JP177791U JP2550389Y2 JP 2550389 Y2 JP2550389 Y2 JP 2550389Y2 JP 1991001777 U JP1991001777 U JP 1991001777U JP 177791 U JP177791 U JP 177791U JP 2550389 Y2 JP2550389 Y2 JP 2550389Y2
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shutter
ventilation fan
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Inventor
正芳 宮原
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松下精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、センサ等を利用し自動
運転を行う電動シャッタ付自動換気扇に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、換気扇の運転をセンサにより煙り
やガスを検知して、自動的に運転する自動換気扇が主流
となってきている。
【0003】従来、この種のセンサ等を利用した電動シ
ャッタ付自動換気扇は、一般的には図4のフローチャー
トに示す動作処理方法により制御されていた。まず、ス
テップ41の運転決定処理においてセンサ等の信号を処
理し、換気扇の運転の開始、および、停止を決定し、各
決定において運転信号、および、停止信号を発生する。
そして、ステップ41の運転決定処理により換気扇の運
転が決定され、換気扇が運転状態にある場合、ステップ
42により停止信号の発生を判断する。判断の結果、ス
テップ41の運転決定処理による停止信号の発生を判断
した場合、次のステップ43のモータ停止処理によりフ
ァンモータを停止し、さらに、ステップ44のシャッタ
閉処理により電動シャッタを閉じ、換気扇全体の運転を
停止する。そして、ステップ44のシャッタ閉処理後は
メイン処理に移り上記、各処理を繰り返すこととなる。
また、ステップ42の停止信号発生の判断の結果、ステ
ップ41の運転決定処理により停止信号の発生がなかっ
たことを判断した場合、ステップ44のシャッタ閉処理
後同様、メイン処理に移り上記、各処理を繰り返す。以
上の処理によりセンサ等を利用した電動シャッタ付自動
換気扇の自動運転を行うものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の運転方式では、
モータの停止とシャッタの閉処理が同時であるため、ス
テップ41の運転決定処理において換気扇の停止を決定
した直後に、前記処理において換気扇の運転を決定した
場合など、シャッタが短時間に閉開されるために、シャ
ッタのチャタリング動作、または、ばたつくことによる
シャッタ開閉音など、使用上、使用者に不快感を与える
ものであった。
【0005】本考案はこのような課題を解決するもの
で、シャッタが短時間に閉開されることを防止すること
により、使用上、使用者に不快感を与えない、電動シャ
ッタ付自動換気扇を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の電動シャッタ付
自動換気扇は上記目的を達成するために、換気扇本体に
形成された通風部の開閉を行うシャッタと、このシャッ
タを作動させるシャッタモータと前記換気扇本体の通
風部内に設けられるファンモータと、センサの検知結果
によって前記ファンモータおよびシャッタモータを自動
的に運転制御する運転制御装置、前記ファンモータ
停止より一定時間遅延して前記シャッタモータの運転を
停止させる制御手段とを備え、換気扇の運転停止決定時
に、前記ファンモータの通電を停止後、一定時間遅延し
て前記シャッタを開から閉に作動させる構成としたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本考案の電動シャッタ付自動換気
扇は、上記した構成により、運転制御装置の換気扇停止
決定時にファンモータのみ停止し、シャッタは一定時間
開状態となり、一定時間経過後、ファンモータの停止と
は別にシャッタを閉じることとなる。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例を図1〜図3により説
明する。
【0009】図において、1は換気扇本体で、その外郭
通風部に電動シャッタを構成するシャッタ2が可動でき
るように取り付けられている。そして、換気扇本体1の
内部には電動シャッタを動作させるシャッタモータ3、
換気運転するファンモータ4、および、換気扇の自動運
転を制御する運転制御装置5が内蔵されている。6は換
気扇本体1内に設けられた羽根である。
【0010】次に運転制御装置5の構成について図
より説明する。運転制御装置5の内部に自動運転処理判
断の基準である、対照となる雰囲気状態をセンシング可
能なセンサ7を内蔵し、またその外部にシャッタモータ
3、および、ファンモータ4が接続されている。また、
運転制御装置5はマイクロコンピュータによる制御手段
5′および、周辺回路からなり、センサ7の検知結果よ
り、換気扇の運転、停止を判断し、換気扇を運転すると
決定した場合には、シャッタモータ3、および、ファン
モータ4に通電し、シャッタ2を開け、換気扇を運転
し、また換気扇を停止すると判断した場合には、シャッ
タモータ3、およびファンモータ4への通電を切りシャ
ッタ2を閉じ、換気扇を停止するように構成されてい
る。ここに使用する制御手段5′のマイクロコンピュー
タは、CPU、ROM、RAM、および、入出力端子、
また、A/D変換装置等内蔵した、いわゆる1チップマ
イコンである。
【0011】次に、図3のフローチャート図に、以上の
ように構成された電動シャッタ付自動換気扇の動作処理
方法を示し、動作につき説明を行う。まず、運転決定処
理8においてセンサ7の信号を処理し、換気扇の運転の
開始、および、停止を決定し各決定において運転信号、
および、停止信号を発生する。ステップ8の運転決定処
理により換気扇の運転が決定され、運転信号を発生し、
シャッタモータ3、および、ファンモータ4に通電が行
われ、換気扇が運転されている状態において、ステップ
9により停止信号の発生を判断する。判断の結果、ステ
ップ8の運転決定処理による停止信号の発生を判断した
場合、次のステップ10のモータ停止処理によりファン
モータ4への通電を切り、換気扇の運転を停止する。前
記、判断の結果、ステップ8の運転決定処理による停止
信号の発生がなかったと判断した場合、ステップ11に
おいてファンモータ4が停止状態にあるかどうかを判断
し、停止状態で無い場合はメイン処理に移る。
【0012】また、ステップ11による判断の結果、フ
ァンモータ4が停止状態にある場合、次の、ステップ1
2においてシャッタ2が開状態にあるかどうかを判断す
る。前記、判断の結果、シャッタ2が開状態で無い場合
はメイン処理に移る。そして、ステップ10のモータ停
止処理により換気扇の運転を停止した場合、あるいは、
ステップ12においてシャッタ2が開状態にあると判断
した場合、ファンモータ4停止後、一定時間、シャッタ
2を開状態とするために用いる、一定時間カウント用の
タイマを、ステップ13のタイマカウント処理によりカ
ウントアップする。前記処理後、ステップ14において
タイマの値が、ある設定された時間値Tと同値にカウン
トアップされたかどうかを判断する。前記、判断結果に
より、タイマ値が時間Tと同値でない場合はメインルー
チン(通常の主運転)に移る。
【0013】また、判断結果により、タイマ値が時間T
と同値である場合、ステップ15のタイマ初期化処理に
よりタイマを初期化(ゼロ状態)し、さらに、ステップ
16のシャッタ閉処理によりシャッタモータ3への通電
を切り、シャッタ2を閉じることとなる。前記処理の
後、メイン処理に移り上記、各処理を繰り返し行うこと
により、センサ7等を利用した電動シャッタ付自動換気
扇の自動運転を行うこととなる。ここで、ステップ14
においてタイマ値と比較を行った時間値Tは、ファンモ
ータ4停止後、どの程度後にシャッタ2を閉じれば良い
か実験的に求め、決定しておく必要がある。
【0014】以上、説明した構成により、換気扇本体1
内の、運転制御装置5に内蔵されたセンサ7の検知結果
から、マイクロコンピュータからなる制御手段5′が換
気扇の運転を判断し、換気扇が運転状態にあるとき、前
記センサの検知結果より、前記制御手段5′が換気扇の
停止を判断した場合、前記制御手段5′が、まずファン
モータ4への通電を切り、換気扇を停止し、時間T経過
後、シャッタモータ3への通電を切り、シャッタ2を閉
じることとなる。
【0015】
【考案の効果】以上の実施例の説明より明かなように、
本考案によれば、換気扇運転状態における、換気扇停止
決定時の停止処理において、ファンモータの停止とシャ
ッタの閉処理が、ある設定された時間遅延され行われる
ために、換気扇の停止を決定した直後、センサの検知結
果により換気扇の運転を決定した場合など、シャッタが
短時間に閉開されることがなく、シャッタのチャタリン
グ動作、または、ばたつくことによるシャッタ開閉音の
発生などを防止でき、使用上、使用者に不快感を与えな
い電動シャッタ付自動換気扇を提供でき、また、換気扇
停止決定時に、ファンの慣性による回転中にシャッタが
閉じることがなくなり、排気流が急に途絶えることがな
く、徐々に減少していくので、安定したセンサの検知が
行われることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電動シャッタ付自動換気扇
の構成を示す概略図
【図2】同電動シャッタ付自動換気扇の制御部のブロッ
ク図
【図3】同動作処理を示すフローチャート
【図4】従来の電動シャッタ付自動換気扇の動作処理を
示すフローチャート
【符号の説明】
1 換気扇本体 2 シャッタ 3 シャッタモータ 4 ファンモータ 5 運転制御装置 5′ 制御手段 7 センサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気扇本体に形成された通風部の開閉を
    行うシャッタと、このシャッタを作動させるシャッタモ
    ータと前記換気扇本体の通風部内に設けられるファン
    モータと、センサの検知結果によって前記ファンモータ
    およびシャッタモータを自動的に運転制御する運転制御
    装置と、前記ファンモータの停止より一定時間遅延して
    前記シャッタモータの運転を停止させる制御手段とを備
    、換気扇の運転停止決定時に、前記ファンモータの通
    電を停止後、一定時間遅延して前記シャッタを開から閉
    に作動させる構成とした電動シャッタ付自動換気扇。
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JPH04100531U JPH04100531U (ja) 1992-08-31
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JPS599018B2 (ja) * 1978-10-31 1984-02-28 耕治 宮城 有害ガスの被害防止装置
JPS56172619U (ja) * 1981-06-10 1981-12-19

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