JP2550193Y2 - 両軸受リール - Google Patents

両軸受リール

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JP2550193Y2 JP1990083343U JP8334390U JP2550193Y2 JP 2550193 Y2 JP2550193 Y2 JP 2550193Y2 JP 1990083343 U JP1990083343 U JP 1990083343U JP 8334390 U JP8334390 U JP 8334390U JP 2550193 Y2 JP2550193 Y2 JP 2550193Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リール本体を構成する左右のケース部の間
にレベルワインド機構、及びスプールを配置して成る両
軸受リールに関し、詳しくは、リール本体の強度を向上
させるための技術に関するものである。
[従来の技術] 従来、トローリング用等、レベルワインド機構を備え
ない比較的大型のリールでは一方のケース部の一部と他
方のケースとこれらを連結するサムレスト等の部材とを
アルミ合金等の単一の素材で一体的に形成して強度の向
上を図ったものが存在する。
[考案が解決しようとする課題] ここで、レベルワインド機構を備えた比較的小型のリ
ールについて考えるに、例えば、ベイトキャスティング
用のリールのように頻繁にキャスティングとリーリング
とを繰返す形態で用いられるリールでは外力に耐え得る
よう前述した如く単一の素材を用いた強固な構造を採用
することが望ましい。
しかし、前述のように単一の素材で構成する場合に
は、前述した他方のケース部の重量を軽減するという観
点と、このケース部の内部に部品配設用のスペースを確
保するという観点とから、このケース部の内部に対し
て、スプール嵌込み用の開口より大きい空間を形成する
必要を生ずる。
尚、砂型を用いた鋳造、ロストワックス型の鋳造によ
って、この空間を形成することも可能であるが、この種
の鋳造では製作に要する工程が多くなることから作業能
率を、あまり向上させることが出来ないばかりでなく、
薄肉部の厚さの精度をあまり高めることが出来ないため
軽量化を行うという観点からは改善の余地がある。
本考案の目的は、前述のように単一の素材によって一
体的に、リール本体を形成することにより強度の向上を
図ると共に、部品の配設空間の確保、及び、軽量化を行
ったリールを合理的に構成する点にある。
[課題を解決するための手段] 本考案の特徴は、リール本体を構成するそれぞれ部品
配置用の空間を有する左右のケース部の間にレベルワイ
ンド機構、及びスプールを配置してなる両軸受リールに
おいて、前記左右のケース部のうちの一方のケース部の
スプール側部位と、部品配置用の空間を有する他方のケ
ース部全体と、これらを連結する部材とを単一の素材に
よって一体的に形成し、夫々のケース部のスプール側部
位に、前記レベルワインド機構を支持する支持部と、ス
プール嵌込み用の開口とを形成し、前記他方のケース部
の空間を、前記開口より大で、かつ、前記支持部が形成
されている部位に達する大きさに切削により形成してあ
る点にある。
さらに、本考案の特徴は、リール本体を構成するそれ
ぞれ部品配置用の空間を有する左右のケース部の間にレ
ベルワインド機構、及びスプールを配置してなる両軸受
リールにおいて、前記左右のケース部のうちの一方のケ
ース部のスプール側部位と、部品配置用の空間を有する
他方のケース部全体と、これらを連結する部材とを単一
の素材によって一体的に形成し、かつ、夫々のケース部
のスプール側部位に前記レベルワインド機構を配設する
壁状部を形成し、前記壁状部にはスプール嵌込み用の開
口を形成すると共に、前記他方のケース部の壁状部のス
プール嵌込み用の開口よりこのケース部の内部に挿入し
た工具の切削により、この開口より大なる内部空間を形
成し、更に、このケース部の前記壁状部の内面と対向す
る壁部の内面も切削により少なくとも突出部が存在しな
い平坦状面に形成し、この内面に対して、前記スプール
と関連する部材を取付けて成る点にある。
[作用] 上記特徴によるとダイキャスト成形のように、比較的
作業能率の高い手段により一体成形を行った後、スプー
ル嵌込み用の開口から挿入したバイト等の工具によって
ケース部の内部空間を切削するので、この側のケース部
の肉厚を比較的小さい値に設定しても、この値を高い精
度に維持できるものとなる。
レベルワインド機構への部品を配置するために、開口
より大きな内部空間を形成して、そのレベルワインド機
構を支持する部分(つまり壁状部)をケース部の一部と
して一体形成してあるので、その壁状部に形成した支持
部でレベルワインド機構を安定した状態で支持でき間接
的にレベルワインド機構の作動を良好に行い得る。
また、壁状部の内面と対向する壁部の内面も平坦状面
に形成することで、例えば、部品取付用の突出部を形成
する作業と比較すると、切削のための作業に手間を掛け
ずに済み、ケース部を重量化させることも無い。
つまり、本考案では、単一の素材によってリール本体
を形成し、レベルワインド機構を挟み込む形態で配置す
るための壁状部を形成したにも拘らず、ケース部の肉厚
を、単純な切削作業を行うだけで、所望の小さい値に設
定維持できるのである。
[考案の効果] 従って、単一の素材によって一休的にリール本体を形
成することにより強度の向上が計られると共に、簡単な
作業により部品の配設空間を無理なく確保し、しかも、
軽量化も図られた両軸受リールが合理的に構成されたの
である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第9図に示すように、左側ケース部(1)
と右側ケース部(2)とを有したリール本体の前部に螺
軸(3)、ガイド杆(4)、糸案内具(5)夫々で成る
レベルワインド機構(R)を配置すると共に、中央部に
スプール(6)、後部にクラッチ操作具(7)を夫々配
置し、又、右側ケース部(2)に、ハンドル(8)、ド
ラグ操作具(9)、キャストコントローラ(10)、ブレ
ーキコントローラ(11)夫々を備えてベイトキャスティ
ング用の両軸受リールを構成する。
このリールでは左側ケース部(1)と右側ケース部
(2)の一部及び、これらの間のサムレスト(12)、一
対のロアーフレーム(13),(13)夫々がアルミダイキ
ャストにより一体的に形成され、この一体形成部(A)
に対して右側ケース部(2)を構成する蓋状部(B)を
取付けることによりリール本体を構成してあり、このリ
ール本体は側面視において、その外形が円形となるよう
成形され、更に、この外形の中心(P)を基準としてス
プール(6)の軸芯(Q)を所定量だけ上方に変位さ
せ、かつ、この中心(P)と等しいレベルに設定した仮
想水平面(L)上に前記螺軸(3)を配置してある。
又、前記一対のロアーフレーム(13),(13)の間に
は取付け用の脚部(14)を設けてあり、このリール本体
の外径寸法(T)を45mm〜70mmの範囲に収まる程度に製
作することにより、前記中心(P)の位置と脚部(14)
との垂直方向の距離(H)が40mm以下になるよう寸法を
設定してある。
又、このリールでは前後一体形成部(A)を第10図に
示すようにダイキャスト成形し、第11図に示す如くスプ
ール嵌み用の開口(1H),(2H)を介して挿入した切削
工具(15)により、左側ケース部(1)の内部を「中グ
リ」加工して、部品配置用の空間(S)成形している。
この場合、開口(1H),(2H)は金型により形成される
ため、開口(2H)の径が開口(1H)の径より少し大きく
なっている。
このように形成した空間(S)にレベルワインド機構
(R)への部品も配置し、この部品によって動力伝達を
受ける螺軸(3)等を左右の壁状部(1S),(2S)の支
持部に亘って架設する。
尚、この「中グリ」加工時には加工の手間をできるだ
け掛けないようにするための外側の壁部の内面(1A)に
は突出部を形成せず平坦に成形してあり、ベアリング嵌
込み用の凹部(1B)の深さもベアリングの厚みの1/4〜3
/4程度に設定してあり、又、スプール(6)の軸芯
(Q)に沿う方向視の断面形状において、このケース部
(1)の内面と外面とが略同一軸芯の円形となり、しか
も、比較的薄い肉厚となるよう内面、外面とも切削さ
れ、更に、レベルワインド機構(R)が挟込まれる状態
で配置される壁状部(1S),(2S)の内面(反スプール
側の面)、前記開口(1H),(2H)の内周面夫々も切削
により仕上げられる。
因に、一体形成部(A)、蓋状部(B)夫々の外面同
士の間には段差を生じないよう仕上げられ、夫々とも光
輝性を有するアルマイト処理が為されている。
第1図及び第2図に示すように、右側ケース部(1)
の内部に立設したハンドル軸(16)に対して前記ハンド
ル(8)、及び、ドラグ操作具(9)夫々を備えると共
に、該ハンドル軸(16)の内端部にドラグ機構(D)、
及び、ラチェットホイール(17)を備えてあり、スプー
ル(6)と一体回転するスプール軸(18)にスライド操
作自在に遊嵌したクラッチスリーブ(19)とスプール軸
(18)に固設したピン(20)との係脱構造によりクラッ
チ機構(C)を構成し、このクラッチスリーブ(19)の
入力ギヤ(19A)とドラグ機構(D)の出力ギヤ(21)
との噛合により、ハンドル(8)からの回動操作力はド
ラグ機構(D)、クラッチ機構(C)夫々を介してスプ
ール(6)に伝えられる。
尚、スプール軸(18)は、その両端部がベアリング
(22),(22)によって支承され、このスプール軸(1
8)の右側の端部に作用させる摩擦力を調節できるよう
前記キャストコントローラ(10)がネジ部を介して右側
ケース部(2)に取付けられ、又、前記ラチェットホイ
ール(17)は、その爪部(17A)が軸(23)周りで揺動
自在に支持されたラチエット爪(24)と係合することに
よりハンドル(8)の逆転操作を阻止するよう構成され
ている。
第2図に示すように、一対の支軸(25),(25)にス
ライド移動自在に支持されたシフタ(26)を前記クラッ
チスリーブ(19)に係合させ、このシフタ(26)をスラ
イド操作する一対のカム面(27A),(27A)を有した回
転カム(27)を、スプール(6)の軸芯(Q)と同軸芯
で回転自在に備え、前記クラッチ操作具(7)の操作ピ
ン(7A)に接当操作されるリング部材(28)を回転カム
(27)の係合ピン(27B)に係合してある。
前記支軸(25),(25)にはシフタ(26)を、クラッ
チ機構(C)の入り側に操作する圧縮バネ(29),(2
9)を外嵌し、回転カム(27)には該回転カム(27)の
回転姿勢をクラッチ機構(C)の入り、及び、切り夫々
の状態に保持するトッグルバネ(30)を作用させると共
に、クラッチ機構(C)が切り状態に設定された際にト
ッグル式のバネ(31)の作用により、その端部を前記ラ
チェットホイール(17)と干渉する姿勢に切換える戻し
アーム(32)を備えてあり、クラッチ機構(C)を切り
操作する際には、前記クラッチ操作具(7)の押下げ操
作を行うことにより、リンク部材(28)がガイド部材
(33)との接触により円弧状の軌跡を描き乍ら回転カム
(27)を回転操作する結果、カム面(27A),(27A)の
押圧により、クラッチ機構(C)は切られ、又、クラッ
チ機構(C)を入り操作する際にはハンドル(8)を巻
取り方向に操作することにより、ラチェットホイール
(17)の爪部(17A)からの押圧力が戻しアーム(32)
に作用する結果、回転カム(27)が戻し操作され、シフ
タ(26)は圧縮バネ(29),(29)の付勢によりクラッ
チ機構(C)の入り側に移動してクラッチ機構(C)は
入り状態に達するのである。
第9図に示すように、クラッチ操作具(7)は右側ケ
ース部(2)の壁状部(2S)に対してのみスライド移動
自在に支持され、その操作軌跡が側面視において、リー
ル本体の中心(P)を軸芯とする円弧状になるよう、前
記操作ピン(7A)を円弧状の案内孔(2A)に挿通し、こ
のクラッチ操作具(7)には連結フレーム(34)が挿通
する円弧状の貫通孔(7B)が形成されている。
尚リールの組立て時において、前記操作ピン(7A)を
案内孔(2A)に挿通する際に前記リンク部材(28)の係
合部(28A)の上方に誤り無く挿通させ得るよう、この
リンク部材(28)の下端部にはリンク部材(28)の下方
位置への挿通を阻止する規制部(28B)を突設してあ
る。
第4図及び第5図に示すように右側ケース部(2)に
は前記ブレーキコントローラ(11)によって、そのブレ
ーキ力が調節されるマグネット型のブレーキ機構が内装
され、この機構は、スプール(6)の側面に隣接配置さ
れ、かつ、複数のマグネット(35)・・を備えたプレー
ト(36)を遠近方向にスライド移動自在に支持するスラ
イド部材(37)と、このスライド部材(37)の接当部
(37A)に接当して、このスライド部材(37)の位置を
決めるようブレーキコントローラ(11)と操作軸(38)
を介して連結するカム体(39)と、スライド部材(37)
を遠方向に操作する圧縮バネ(40)とで成り、ブレーキ
コントローラ(11)とリール本体側の支持部材(41)と
の間には圧縮バネ(42)により突出付勢されたホール
(43)を、ブレーキコントローラ(11)と共に回転する
ディスク(44)に形成された多数の孔部(44A)に係入
させて該ブレーキコントローラ(11)の操作位置の保持
を行うボール型のデテント機構を有している。
尚、このブレーキ機構は、マグネット(35)・・をス
プール(6)の側面に接近させるほど、キャスト時にお
いて、アルミ合金型のスプール(6)に誘起される渦巻
電流の値を大きいものにして、より大きいブレーキ力を
得るようになっている。
因に、右側ケース部(2)はビス(45),(45)の取
外しによって前記蓋状部(B)を取外して開放できるよ
う構成されている。
第1図、第6図、第7図に示すように、左側ケース部
(1)の側のスプール軸(18)にはクリック音発生用の
第1ギヤ部(46)と、レベルワインド機構に動力を伝え
る第2ギヤ部(47)とを有した部材が外嵌固定され、ス
リットを有したリング状バネ(48)で付勢され、かつ、
操作ノブ(49)、操作軸(50)により係脱方向に操作さ
れる音出し片(51)が、第1ギヤ部(6)に近接配置さ
れ、又、第2ギヤ部(47)からの動力を第1、第2中間
ギヤ(52),(52)を介して螺軸(3)の入力ギヤ(3
A)に伝える伝動系も形成され、この伝動系、及び、ク
リック音発生系夫々は2枚のプレート(53),(54)に
支持される形態で、この左側ケース部(1)に内装され
ている。
即ち、外壁側のものを第1プレート(53)、スプール
側のものを第2プレート(54)と称すると、第1プレー
ト(53)は、スプール軸(18)を支承するベアリング
(22)の脱落防止を兼ねる一対のビス(55),(55)等
で外壁部に固定され、第2プレート(54)は第1プレー
ト(53)の突出部に一対のビス(55),(55)で固定さ
れ、前記操作軸(50)は第1、第2プレート(53),
(54)夫々に穿設された長孔部(53B),(54B)に挿通
し、前記第1、第2中間ギヤ(52),(52)は、第1、
第2プレート(53),(54)に挟み込まれる軸(56),
(56)に支承され、更に前記リング状バネ(48)はブラ
ケット(57)を介して第2プレート(54)に一対のビス
(55),(55)により固定される。
尚、前記一対の軸(56),(56)は中間ギヤ(52),
(52)を容易に組立て得るようスプール軸(18)の軸芯
に沿う方向視で、左側ケース(1)の開口(1H)の内部
に配置されている。
[別実施例] 本考案は上記実施例以外に例えば、スプールの軸芯に
沿う方向視で、リール本体の外形が非円形になる形状の
リールに適用して実施することも可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る両軸受リールの実施例を示し、第1
図は該リールの横断平面図、第2図はクラッチ操作系の
側面図、第3図は該リールの縦断側面図、第4図はブレ
ーキコントロール系の断面図、第5図はブレーキのプレ
ートの側面図、第6図はレベルワインド機構への伝動系
の側面図、第7図はクリック音発生系の側面図、第8図
は一体形成部の斜視図、第9図は該リールの背面図、第
10図はダイキャスト成形後の一体形成部の断面図、第11
図は切削後の一体形成部の断面図である。 (1),(2)……ケース部、(1H),(2H)……開
口、(1S),(2S)……壁状部、(6)……スプール、
(12),(13)……部材、(15)……工具、(R)……
レベルワインド機構、(S)……内部空間。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体を構成するそれぞれ部品配置用
    の空間を有する左右のケース部(1),(2)の間にレ
    ベルワインド機構(R)、及びスプール(6)を配置し
    てなる両軸受リールであって、 前記左右のケース部(1),(2)のうちの一方のケー
    ス部(2)のスプール側部位(2S)と、部品配置用の空
    間を有する他方のケース部(1)全体と、これらを連結
    する部材(12),(13),(13)とを単一の素材によっ
    て一体的に形成し、夫々のケース部(1),(2)のス
    プール側部位(1S),(2S)に、前記レベルワインド機
    構(R)を支持する支持部と、スプール嵌込み用の開口
    (1H),(2H)とを形成し、前記他方のケース部(1)
    の空間(S)を、前記開口(1H)より大で、かつ、前記
    支持部が形成されている部位に達する大きさに切削によ
    り形成してある両軸受リール。
  2. 【請求項2】リール本体を構成するそれぞれ部品配置用
    の空間を有する左右のケース部(1),(2)の間にレ
    ベルワインド機構(R)、及びスプール(6)を配置し
    てなる両軸受リールであって、 前記左右のケース部(1),(2)のうちの一方のケー
    ス部(2)のスプール側部位と、部品配置用の空間を有
    する他方のケース部(1)全体と、これらを連結する部
    材(12),(13),(13)とを単一の素材によって一体
    的に形成し、かつ、夫々のケース部(1),(2)のス
    プール側部位に前記レベルワインド機構(R)を配設す
    る壁状部(1S),(2S)を形成し、前記壁状部(1S),
    (2S)にはスプール嵌込み用の開口(1H),(2H)を形
    成すると共に、前記他方のケース部(1)の壁状部(1
    S)のスプール嵌込み用の開口(1H)よりこのケース部
    (1)の内部に挿入した工具(15)の切削により、この
    開口(1H)より大なる内部空間(S)を形成し、更に、
    このケース部(1)の前記壁状部(1S)の内面と対向す
    る壁部(1A)の内面も切削により少なくとも突出部が存
    在しない平坦状面に形成し、この内面(1A)に対して、
    前記スプール(6)と関連する部材を取付けて成る両軸
    受リール。
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