JP2549843Y2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2549843Y2
JP2549843Y2 JP9896591U JP9896591U JP2549843Y2 JP 2549843 Y2 JP2549843 Y2 JP 2549843Y2 JP 9896591 U JP9896591 U JP 9896591U JP 9896591 U JP9896591 U JP 9896591U JP 2549843 Y2 JP2549843 Y2 JP 2549843Y2
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浩二 遠山
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図5に示す宅配便の送り
状のように、伝票等のシート13の裏面に粘着層13a
を形成し、同一平面内で隣接させることにより前記シー
ト13の面積に一致する大きさに定められた二枚の非粘
着性のシート13bを設け、前記伝票等の一方のシート
13の裏面の粘着層13aに、他方の非粘着性の二枚の
シート13bを同一平面内に並べて貼付することにより
形成された記録媒体12がある。このような記録媒体1
2は、一方のシート13の表面に印字した後に他方のシ
ート13bを剥がし、印字されたシート13の裏面の粘
着層13aを配送物に貼付する場合等に利用されるもの
である。この場合、記録媒体12を二枚のシート13b
の隣接縁14で折ることにより、印字された一方のシー
ト13から他方のシート13bの隣接縁14を容易に剥
がすことができる。ここに、印字される一方のシート1
3に他方の二枚のシート13bを同一平面内に並べて貼
付する理由があるが、記録媒体12自体の大きさが異な
る場合があり、或いは、記録媒体12の面積に対する二
枚のシート13bの大きさの配分等が異なり隣接縁14
の位置が異なる場合があり、記録媒体12の種類は一つ
ではない。
【0003】このような構成と同様な記録媒体12とし
て、図6に示すように、伝票等の二枚のシート13の裏
面に形成された粘着層13aを、非粘着性の一枚の大き
なシート13bに貼付するものもある。
【0004】次に、図4に従来の印字装置における紙送
り装置を示す。この紙送り装置は、一本の駆動軸30に
全長が短い複数のローラ31を所定の間隔を設けて固定
的に嵌合し、これらのローラ31に押えローラ(図示せ
ず)を圧接することにより構成されている。図中、12
は前述したように伝票等のシート13と非粘着性のシー
トとを貼付してなる記録媒体である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図5に示す記録媒体1
2を用いる場合を考えると、記録媒体12の種類によっ
ては印字されるシート13の裏面に貼付されたシート1
3bの隣接縁14の位置が異なる。したがって、図4
(a)に示すように、隣接縁14がローラ31と押えロ
ーラ(図示せず)とで挾持される場合の他に、図4
(b)に示すように、隣接縁14がローラ31と押えロ
ーラとで挾持されない場合がある。図4(b)の場合に
は、記録媒体12は搬送される過程で隣接縁14がその
両側に位置するローラ31により引っ張られ、或いは、
記録媒体12の先端縁15が搬送路のガイド面に引っ掛
かることがある。これにより、記録媒体12の搬送中に
その先端縁15と二枚のシート13bの隣接縁14とが
交わる部分16からシート13bが剥がれることがあ
る。その剥がれの状態がひどい場合には印字された方の
シート13の粘着層13aが搬送路のガイド面に密着
し、記録媒体12の走行に抵抗を示し、ジャムが発生す
ることがある。このことは、図6に示す記録媒体12を
用いた場合についても言えることである。
【0006】なお、記録媒体12の一側から連続的に他
側に達する長い一対のローラで記録媒体12を挾持して
搬送することが考えられるが、このように長いローラ
は、少なくとも表面が弾性材により形成されて両端にお
ける外径を一致させることができず、これにより、記録
媒体12の搬送中にスキューが発生する。また、軸方向
の長さが短い多数のローラを間隔を狭めて同軸上に配列
し、シートの隣接縁14の位置が変化しても、何れかの
ローラでシートの隣接縁14を押圧する方法も考えられ
るが、記録媒体12の種類によってはローラの間にシー
トの隣接縁14が位置することもあり、また、多数のロ
ーラを同軸上で結合するため製造コストも高くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、同一平面上で
互いに一辺が隣接された二枚のシートとこれらのシート
に対向する他のシートとを粘着層により貼付してなり同
一平面上に隣接された前記シートの隣接縁の位置が異な
る複数種類の記録媒体に印字する印字装置において、全
種類の前記記録媒体の前記二枚のシートの隣接縁を押圧
する長さに設定された一本の中央ローラと前記記録媒体
の両側を押圧する全長の短い複数の端部ローラとを有す
るフィードローラユニットを設け、前記記録媒体を搬送
する搬送路に前記フィードローラユニットを駆動部に連
結して前記記録媒体の搬送方向と直交する軸心上に配列
し、前記中央ローラの長さと略一致する長さに定められ
てこの中央ローラの外周面に弾発的に接触された中央紙
押えと前記端部ローラの外周面に弾発的に接触された端
部紙押えとを設けた。
【0008】
【作用】回転するフィードローラユニットと中央紙押え
及び端部紙押えとで記録媒体を挾持することにより記録
媒体を搬送するが、中央ローラと中央紙押えとが全種類
の記録媒体の二枚のシートの隣接縁を押圧する長さに設
定されているため、種類を問わず記録媒体の搬送中にシ
ートの隣接縁を中央ローラと中央紙押えとで挾持するこ
とができ、したがって、シートの剥がれを防止すること
ができる。また、中央ローラを全種類の記録媒体の二枚
のシートの隣接縁を押圧する範囲の長さの範囲に制限す
ることにより、中央ローラの両端部の外径の差を小さく
してスキューの発生を防止することができる。さらに、
一本の中央ローラと二本の端部ローラとの比較的少ない
ローラを同軸上に配列することにより安価なフィードロ
ーラユニットを形成することができる。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。図4ないし図6において説明した部分と同
一部分は同一符号を用いて説明する。まず、図2にプリ
ンタの外観を示す。1はプリンタの筐体で、この筐体1
の前部にはキーボード2が設けられ、前面には液晶パネ
ル3と、その下方に位置するフロントペーパーサポート
4とが設けられている。このフロントペーパーサポート
4の両側には記録媒体の両側を案内するフロントペーパ
ーガイド5が左右方向に摺動自在に保持され、フロント
ペーパーサポート4の奥には給紙口6が形成されてい
る。また、筐体1の上部後方には、印字用紙の両側を案
内するフリクションペーパーガイド7を有するペーパー
サポート8が起伏自在に設けられ、このペーパーサポー
ト8の手前側には排紙受け9が設けられている。この排
紙受け9の手前側には、印字ヘッド10を保持するキャ
リア(図示せず)が左右方向に往復動自在に設けられて
いる。11はプラテンの外周面に接触されたペーパーベ
イルローラである。
【0010】そして、前記筐体1の内部には、図1に示
すように、相対向する側板17が設けられ、これらの側
板17に上下方向に所定の隙間を開けて対向する二枚の
案内板18の両端を固定することにより搬送路19が形
成されている。この搬送路19の下端は前記給紙口6に
接続され上端は前記印字ヘッド10の下方に向けて開放
されている。また、側板17の上部にはプラテン20が
回転自在に保持され、このプラテン20に対向する前記
ペーパーベイルローラ11の軸部の両端は、前記側板1
7に回動自在に保持されたアーム21に保持されてい
る。さらに、前記搬送路19には前記記録媒体12の搬
送方向と直交する二本のフィードローラユニット22が
所定の間隔を開けて設けられている。これらのフィード
ローラユニット22は、前記側板17に両端が回転自在
に保持された駆動軸23に、全種類の前記記録媒体12
の二枚のシートの隣接縁14を押圧する長さに設定され
た一本の中央ローラ23と、記録媒体12の両側を押圧
する全長の短い複数の端部ローラ25とを固定的に嵌合
することにより形成されている。前記駆動軸23は駆動
部であるモータ26に連結されている。さらに、下側の
前記案内板18には、前記中央ローラ24の長さと略一
致する長さに定めらてこの中央ローラ24の外周面に弾
発的に接触された中央紙押えである中央押えローラ(図
示せず)と、前記端部ローラ25の長さと略一致する長
さに定められてこれらの端部ローラ25の外周面に弾発
的に接触された端部紙押えである端部押えローラ(図示
せず)とが回転自在に保持されている。そして、上側の
案内板18には、前記中央ローラ24と前記端部ローラ
25とを下方に突出させるための開口部27が形成さ
れ、同様に、下側の案内板には、中央押えローラと端部
押えローラとを上方に突出させるための開口部とが形成
されている。
【0011】このような構成において、給紙口6から挿
入された記録媒体12は、モータ26でフィードローラ
ユニット22を回転させることにより、印字ヘッド10
に向けて搬送され、印字ヘッド10で印字された後は排
紙受け9に排紙される。
【0012】ここで、図5に示す記録媒体12を用いる
場合を考える。図3(a)(b)において点線で示すよ
うに、記録媒体12の種類によって粘着性の二枚のシー
ト13bの隣接縁14の位置が異なるが、中央ローラ2
4と中央押えローラとが全種類の記録媒体12の二枚の
シート13bの隣接縁14を押圧する長さに設定されて
いるため、種類を問わず記録媒体12の搬送中にシート
13bの隣接縁14を中央ローラ24と中央押えローラ
とで挾持することができ、したがって、シート13bの
剥がれを防止することができる。図6に示す記録媒体1
2を用いた場合には、記録されるシート13の隣接縁1
4の剥がれを防止することができる。
【0013】なお、変形例として、中央ローラ24にこ
の中央ローラ24と同じ長さの回転しない中央紙押えを
弾発的に接触させ、同様に、端部ローラ25に回転しな
い端部紙押えを弾発的に接触させても同様の目的を達成
することができる。
【0014】また、中央ローラ24を全種類の記録媒体
12の二枚のシートの隣接縁14を押圧する範囲の長さ
の範囲に制限することにより、中央ローラ24の両端部
の外径の差を小さくしてスキューの発生を防止すること
ができる。さらに、一本の中央ローラ24と二本の端部
ローラ25との比較的少ないローラを同軸上に配列する
ことにより安価なフィードローラユニット22を形成す
ることができる。
【0015】
【考案の効果】本考案は、同一平面上で互いに一辺が隣
接された二枚のシートとこれらのシートに対向する他の
シートとを粘着層により貼付してなり同一平面上に隣接
された前記シートの隣接縁の位置が異なる複数種類の記
録媒体に印字する印字装置において、全種類の前記記録
媒体の前記二枚のシートの隣接縁を押圧する長さに設定
された一本の中央ローラと前記記録媒体の両側を押圧す
る全長の短い複数の端部ローラとを有するフィードロー
ラユニットを設け、前記記録媒体を搬送する搬送路に前
記フィードローラユニットを駆動部に連結して前記記録
媒体の搬送方向と直交する軸心上に配列し、前記中央ロ
ーラの長さと略一致する長さに定められてこの中央ロー
ラの外周面に弾発的に接触された中央紙押えと前記端部
ローラの外周面に弾発的に接触された端部紙押えとを設
けたので、回転するフィードローラユニットと中央紙押
え及び端部紙押えとで記録媒体を挾持することにより記
録媒体を搬送するが、中央ローラと中央紙押えとが全種
類の記録媒体の二枚のシートの隣接縁を押圧する長さに
設定されているため、種類を問わず記録媒体の搬送中に
シートの隣接縁を中央ローラと中央紙押えとで挾持する
ことができ、したがって、シートの剥がれを防止するこ
とができ、また、中央ローラを全種類の記録媒体の二枚
のシートの隣接縁を押圧する範囲の長さの範囲に制限す
ることにより、中央ローラの両端部の外径の差を小さく
してスキューの発生を防止することができる。さらに、
一本の中央ローラと二本の端部ローラとの比較的少ない
ローラを同軸上に配列することにより安価なフィードロ
ーラユニットを形成することができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示すプリンタの斜視図であ
る。
【図3】本考案の一実施例を示す記録媒体とフィードロ
ーラユニットとの平面図である。
【図4】従来例を示す記録媒体とローラとの平面図であ
る。
【図5】記録媒体の構成を示す斜視図である。
【図6】他の記録媒体の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 記録媒体 13 シート 13a 粘着層 13b シート 14 隣接縁 19 搬送路 22 フィードローラユニット 24 中央ローラ 25 端部ローラ 26 駆動部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一平面上で互いに一辺が隣接された二
    枚のシートとこれらのシートに対向する他のシートとを
    粘着層により貼付してなり同一平面上に隣接された前記
    シートの隣接縁の位置が異なる複数種類の記録媒体に印
    字する印字装置において、全種類の前記記録媒体の前記
    二枚のシートの隣接縁を押圧する長さに設定された一本
    の中央ローラと前記記録媒体の両側を押圧する全長の短
    い複数の端部ローラとを有するフィードローラユニット
    を設け、前記記録媒体を搬送する搬送路に前記フィード
    ローラユニットを駆動部に連結して前記記録媒体の搬送
    方向と直交する軸心上に配列し、前記中央ローラの長さ
    と略一致する長さに定められてこの中央ローラの外周面
    に弾発的に接触された中央紙押えと前記端部ローラの外
    周面に弾発的に接触された端部紙押えとを設けたことを
    特徴とする印字装置。
JP9896591U 1991-11-29 1991-11-29 印字装置 Expired - Fee Related JP2549843Y2 (ja)

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