JP2549688Y2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JP2549688Y2 JP2549688Y2 JP1991087197U JP8719791U JP2549688Y2 JP 2549688 Y2 JP2549688 Y2 JP 2549688Y2 JP 1991087197 U JP1991087197 U JP 1991087197U JP 8719791 U JP8719791 U JP 8719791U JP 2549688 Y2 JP2549688 Y2 JP 2549688Y2
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- JP
- Japan
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- washing
- detergent
- concentration
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- density
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例として、洗い工程開始直後に一定
時間回転翼を回転駆動させ、洗剤の溶解を促進させた
後、本洗いを行う洗濯機が特公平2−49117号公報
(D06F33/02)に示されている。
時間回転翼を回転駆動させ、洗剤の溶解を促進させた
後、本洗いを行う洗濯機が特公平2−49117号公報
(D06F33/02)に示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】使用する洗剤の種類に
よっては、溶解速度が異なるので、洗剤が溶けてその洗
浄効力を発揮するまでの時間がバラつく。このため、従
来例にあっては、溶けにくい洗剤を使用した場合、洗浄
効力を十分に発揮できないまま洗い工程が終了してしま
い、洗濯物の汚れを良く落とすことができないという問
題がある。
よっては、溶解速度が異なるので、洗剤が溶けてその洗
浄効力を発揮するまでの時間がバラつく。このため、従
来例にあっては、溶けにくい洗剤を使用した場合、洗浄
効力を十分に発揮できないまま洗い工程が終了してしま
い、洗濯物の汚れを良く落とすことができないという問
題がある。
【0004】本考案は、洗濯機の改良に関し、斯かる問
題点を解消するものである。
題点を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の洗濯機は、洗濯
槽内に回転自在に支承された回転翼と、この回転翼に連
結され、該回転翼を駆動する洗濯モータと、この洗濯モ
ータの起動信号を出力する起動スイッチと、前記洗濯槽
内の洗濯濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出
手段から出力された濃度データを記憶する濃度データ記
憶手段と、前記濃度検出手段からの濃度データと前記濃
度データ記憶手段に記憶されている前回の濃度データと
を比較する比較手段と、洗濯に最適な洗剤濃度の範囲を
記憶する最適洗剤濃度記憶手段と、前記起動スイッチか
らの起動信号によって前記洗濯モータを起動させ、その
後、前記比較手段で比較された前記濃度検出手段の濃度
データと前記記憶手段の前回の濃度データとを比較し一
致したときに該洗濯モータを停止させる制御手段と、こ
の制御手段で前記洗濯モータを停止させたとき前記最適
洗剤濃度記憶手段の洗剤濃度範囲と前記濃度検出手段の
検出濃度とを比較する洗剤濃度比較手段と、この洗剤濃
度比較手段の結果を表示する洗剤量モニターと、を備え
たことを特徴とする。
槽内に回転自在に支承された回転翼と、この回転翼に連
結され、該回転翼を駆動する洗濯モータと、この洗濯モ
ータの起動信号を出力する起動スイッチと、前記洗濯槽
内の洗濯濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出
手段から出力された濃度データを記憶する濃度データ記
憶手段と、前記濃度検出手段からの濃度データと前記濃
度データ記憶手段に記憶されている前回の濃度データと
を比較する比較手段と、洗濯に最適な洗剤濃度の範囲を
記憶する最適洗剤濃度記憶手段と、前記起動スイッチか
らの起動信号によって前記洗濯モータを起動させ、その
後、前記比較手段で比較された前記濃度検出手段の濃度
データと前記記憶手段の前回の濃度データとを比較し一
致したときに該洗濯モータを停止させる制御手段と、こ
の制御手段で前記洗濯モータを停止させたとき前記最適
洗剤濃度記憶手段の洗剤濃度範囲と前記濃度検出手段の
検出濃度とを比較する洗剤濃度比較手段と、この洗剤濃
度比較手段の結果を表示する洗剤量モニターと、を備え
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】給水が終了して洗剤が投入された状態におい
て、起動スイッチがONすると、起動信号が制御手段へ
出力される。制御手段は、この信号によって洗濯モータ
を起動させる。すると、回転翼が回転して洗濯槽内の洗
濯液を撹拌し、洗剤を溶かす。
て、起動スイッチがONすると、起動信号が制御手段へ
出力される。制御手段は、この信号によって洗濯モータ
を起動させる。すると、回転翼が回転して洗濯槽内の洗
濯液を撹拌し、洗剤を溶かす。
【0007】洗濯槽内の洗剤温度は濃度検出手段によっ
て検出され、濃度データが記憶手段に記憶される。更に
濃度データが出力されると、比較手段によって、この濃
度データと前回の濃度データが比較され、これらが一致
すると比較手段は制御手段へデータ一致信号を出力す
る。この信号を受けると、制御手段は洗濯モータを停止
させる。その後、洗剤濃度比較手段で最適洗剤濃度記憶
手段に記憶した洗剤濃度範囲と前記濃度検出手段の検出
濃度とを比較し、その結果を洗剤量モニターに表示し
て、洗剤が適量か、不足か、過剰かを表示する。
て検出され、濃度データが記憶手段に記憶される。更に
濃度データが出力されると、比較手段によって、この濃
度データと前回の濃度データが比較され、これらが一致
すると比較手段は制御手段へデータ一致信号を出力す
る。この信号を受けると、制御手段は洗濯モータを停止
させる。その後、洗剤濃度比較手段で最適洗剤濃度記憶
手段に記憶した洗剤濃度範囲と前記濃度検出手段の検出
濃度とを比較し、その結果を洗剤量モニターに表示し
て、洗剤が適量か、不足か、過剰かを表示する。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
る。
【0009】図2及び図3において、1は機枠、2はこ
の機枠1に内設された洗濯槽、3はこの洗濯槽2の底部
に回転自在に配設された回転翼である。4はこの回転翼
に連結された大プーリ、5はこの大プーリに伝達ベルト
6を介して連結された洗濯モータで、洗い・すすぎ時に
該回転翼3を正逆回転させる。
の機枠1に内設された洗濯槽、3はこの洗濯槽2の底部
に回転自在に配設された回転翼である。4はこの回転翼
に連結された大プーリ、5はこの大プーリに伝達ベルト
6を介して連結された洗濯モータで、洗い・すすぎ時に
該回転翼3を正逆回転させる。
【0010】7は前記洗濯槽2と一体に成形され、洗濯
槽2の隣に配設された脱水槽で、その内部には脱水かご
(図示せず)が回転自在に支承されており、これを脱水
モータ(図示せず)にて一方向に高速回転させることに
よって脱水が行われる。
槽2の隣に配設された脱水槽で、その内部には脱水かご
(図示せず)が回転自在に支承されており、これを脱水
モータ(図示せず)にて一方向に高速回転させることに
よって脱水が行われる。
【0011】8は前記洗濯槽2の底部一角に設けられた
濃度検出部で、その底部に排水ホース9に連結する排水
口部を有する検液室10と、この検液室10内壁に設け
られ、発光素子及び受光素子を備えた光センサー11
と、該検液室10内壁の該光センサー11とは対する面
に設けられた反射板12とから構成される。そして、発
光素子より発せられた光線は反射板12で反射して受光
素子で受けられる。
濃度検出部で、その底部に排水ホース9に連結する排水
口部を有する検液室10と、この検液室10内壁に設け
られ、発光素子及び受光素子を備えた光センサー11
と、該検液室10内壁の該光センサー11とは対する面
に設けられた反射板12とから構成される。そして、発
光素子より発せられた光線は反射板12で反射して受光
素子で受けられる。
【0012】13はコントロールプレートで、洗濯タイ
マー14、洗剤量モニター15等が取り付けられてい
る。
マー14、洗剤量モニター15等が取り付けられてい
る。
【0013】図1及び図4において、前記洗濯タイマー
14は、ツマミ16と、このツマミ16の回転に連動す
る洗濯スイッチ用カム及び起動スイッチ用カム(いずれ
も図示せず)と、洗濯スイッチ17及び起動スイッチ1
8と、この洗濯スイッチ17に接続され、該ツマミ16
を自動回転させるタイマーモ−タ19とから構成させ
る。
14は、ツマミ16と、このツマミ16の回転に連動す
る洗濯スイッチ用カム及び起動スイッチ用カム(いずれ
も図示せず)と、洗濯スイッチ17及び起動スイッチ1
8と、この洗濯スイッチ17に接続され、該ツマミ16
を自動回転させるタイマーモ−タ19とから構成させ
る。
【0014】今、前記ツマミ16を時間設定範囲20内
で「切」の位置から右回りに回転させて運転時間を設定
すると、前記洗濯スイッチ用カムによって前記洗濯スイ
ッチ17がONされ、洗濯信号が出力されると共に前記
タイマーモータ19に通電される。すると、タイマーモ
ータ19の回転によってツマミ16が左回りで時間を刻
みながら「切」の位置に自動復帰する。ツマミ16が
「切」の位置に戻ると洗濯スイッチ17がOFFして洗
濯信号の出力が停止する。また、ツマミ16を起動点2
1の位置に移動させると、前記起動スイッチ用カムによ
って前記起動スイッチ18がONされ、起動信号が出力
される。
で「切」の位置から右回りに回転させて運転時間を設定
すると、前記洗濯スイッチ用カムによって前記洗濯スイ
ッチ17がONされ、洗濯信号が出力されると共に前記
タイマーモータ19に通電される。すると、タイマーモ
ータ19の回転によってツマミ16が左回りで時間を刻
みながら「切」の位置に自動復帰する。ツマミ16が
「切」の位置に戻ると洗濯スイッチ17がOFFして洗
濯信号の出力が停止する。また、ツマミ16を起動点2
1の位置に移動させると、前記起動スイッチ用カムによ
って前記起動スイッチ18がONされ、起動信号が出力
される。
【0015】前記洗剤量モニター15は、”入れす
ぎ”、”適量”、”不足”の各表示の隣に配設されたL
EDを点灯させることによって、洗濯槽2内のその時の
水量における洗剤の適量度を明示させる。
ぎ”、”適量”、”不足”の各表示の隣に配設されたL
EDを点灯させることによって、洗濯槽2内のその時の
水量における洗剤の適量度を明示させる。
【0016】前記光センサー11は、前記検液室10内
の液中を通過した光を前記受光素子で受け、その光の透
過量を電圧に変換して、コンパレータ22に出力する。
コンパレータ22はこの電圧を基準電圧と比較する。こ
の基準電圧はD/A変換回路23により多段階に設定で
き、したがって、多段階の透過量の判定ができる。
の液中を通過した光を前記受光素子で受け、その光の透
過量を電圧に変換して、コンパレータ22に出力する。
コンパレータ22はこの電圧を基準電圧と比較する。こ
の基準電圧はD/A変換回路23により多段階に設定で
き、したがって、多段階の透過量の判定ができる。
【0017】24はブザーで、種々の運転動作の終了や
動作異常等を報知する。
動作異常等を報知する。
【0018】25はマイクロコンピュータ(以下、マイ
コンという)で、CPU26(central pro
cessing unit)、RAM27(rando
maccess memory)、ROM28(rea
d only memory)、タイマー29、システ
ムバス30等から構成される。
コンという)で、CPU26(central pro
cessing unit)、RAM27(rando
maccess memory)、ROM28(rea
d only memory)、タイマー29、システ
ムバス30等から構成される。
【0019】前記CPU26は、制御部31と演算部3
2とから構成され、前記制御部31は、命令の取り出し
及び実行を行い、前記演算部32は、命令の実行段階に
おいて、制御部からの制御信号によって入力機器やメモ
リから与えられるデ−タに対し、二進加算、論理演算、
増減、比較等の演算処理を行う。前記RAM27は、機
器に関するデータを記憶するためのものであり、前記R
OM28は、予め機器を動かすための手段や判断のため
の条件の設定、各種情報の処理をするためのルール等を
読み込ませておくものである。
2とから構成され、前記制御部31は、命令の取り出し
及び実行を行い、前記演算部32は、命令の実行段階に
おいて、制御部からの制御信号によって入力機器やメモ
リから与えられるデ−タに対し、二進加算、論理演算、
増減、比較等の演算処理を行う。前記RAM27は、機
器に関するデータを記憶するためのものであり、前記R
OM28は、予め機器を動かすための手段や判断のため
の条件の設定、各種情報の処理をするためのルール等を
読み込ませておくものである。
【0020】そして、マイコン25は、前記洗濯タイマ
ー14、光センサー11等より入力した信号に基づい
て、前記洗濯モータ5、洗剤量モニター15、ブザー2
4等の動作を制御する。
ー14、光センサー11等より入力した信号に基づい
て、前記洗濯モータ5、洗剤量モニター15、ブザー2
4等の動作を制御する。
【0021】上記の構成に基づく動作を図5のフローチ
ャートに従って説明する。
ャートに従って説明する。
【0022】まず、使用者は、洗濯物を投入する前にそ
の洗濯物の量に合った水量だけ給水を行い、給水が完了
したら洗剤を投入して、前記洗濯タイマー14において
ツマミ16を起動点21の位置に移動させる。すると、
前述のように起動スイッチ18がONして、前記マイコ
ン25には起動信号が入力される(S−1)。マイコン
25内のCPU26は、この信号を受け取ると前記洗濯
モータ5を作動させ、回転翼3が正逆回転して洗濯液を
撹拌する。(S−2)。
の洗濯物の量に合った水量だけ給水を行い、給水が完了
したら洗剤を投入して、前記洗濯タイマー14において
ツマミ16を起動点21の位置に移動させる。すると、
前述のように起動スイッチ18がONして、前記マイコ
ン25には起動信号が入力される(S−1)。マイコン
25内のCPU26は、この信号を受け取ると前記洗濯
モータ5を作動させ、回転翼3が正逆回転して洗濯液を
撹拌する。(S−2)。
【0023】次に、CPU26は、前記光センサー11
からの信号に基づいて透過量を判定し、これをRAM2
7に記憶させる(S−3)。この場合、透過量の変化は
検液室10内の洗剤濃度、即ち洗濯槽2内の洗剤濃度に
よるものであるから、透過量を判定することは洗剤濃度
を判定することになる。
からの信号に基づいて透過量を判定し、これをRAM2
7に記憶させる(S−3)。この場合、透過量の変化は
検液室10内の洗剤濃度、即ち洗濯槽2内の洗剤濃度に
よるものであるから、透過量を判定することは洗剤濃度
を判定することになる。
【0024】初回の判定である場合には(S−4)、一
定時間が経過した後(S−5)、再び透過量を判定する
(S−3)。次に、これをRAM27内の初回の透過量
と比較する(S−6)。これら2つの透過量が等しくな
らなければ、RAM27内に記憶された透過量の値を最
新値に書き直す。尚、ステップ(S−6)は比較手段に
相当する。
定時間が経過した後(S−5)、再び透過量を判定する
(S−3)。次に、これをRAM27内の初回の透過量
と比較する(S−6)。これら2つの透過量が等しくな
らなければ、RAM27内に記憶された透過量の値を最
新値に書き直す。尚、ステップ(S−6)は比較手段に
相当する。
【0025】一定時間が経過した後(S−5)、さらに
透過量を判定して(S−3)、RAM27内の透過量と
比較する(S−6)。この動作は、最新の透過量と前回
の透過量が等しくなるまで繰り返される。
透過量を判定して(S−3)、RAM27内の透過量と
比較する(S−6)。この動作は、最新の透過量と前回
の透過量が等しくなるまで繰り返される。
【0026】洗剤の溶解が進行している状態では、洗剤
濃度が徐々に高くなっていくので、洗濯液の濁り度合い
増していく。このため、この状態においては、透過量は
変化しつづける。しかし、洗剤が完全に溶け、洗剤濃度
が一定になると、濁り度合も一定になり、透過量が変化
しなくなる。
濃度が徐々に高くなっていくので、洗濯液の濁り度合い
増していく。このため、この状態においては、透過量は
変化しつづける。しかし、洗剤が完全に溶け、洗剤濃度
が一定になると、濁り度合も一定になり、透過量が変化
しなくなる。
【0027】このような結果、最新の透過量と前回の透
過量が等しくなると、CPU26は洗濯モータを停止さ
せ、洗濯液の撹拌を終了させる(S−7)。そしてブザ
ーにて使用者に終了を報知させる(S−8)。
過量が等しくなると、CPU26は洗濯モータを停止さ
せ、洗濯液の撹拌を終了させる(S−7)。そしてブザ
ーにて使用者に終了を報知させる(S−8)。
【0028】さらに、RAM27内には、最適洗剤濃度
の範囲に値する透過度の範囲があらかじめ記憶されてお
り、CPU26は、一定になったときの透過量の値がこ
の範囲外であれば、前記洗剤量モニター15の“適量”
表示のLEDを点灯させ、範囲外であればその大小によ
って、“不足”または“入れすぎ”表示のLEDを点灯
させる(S−9)。ステップ(S−9)は洗剤濃度比較
手段に相当し、またRAM27は濃度データ記憶手段と
最適洗剤濃度記憶手段とに相当する。ここで、最適洗剤
濃度とは、洗剤液中の洗剤量が少なすぎて、洗いのとき
に汚れ落ちが悪くなり、あるいは多すぎて、すすぎのと
きに洗剤が落ちきらずに洗濯物に残ったりしないような
濃度である。そして、そのような濃度になれば、その時
の水量における洗剤量は適量ということになる。
の範囲に値する透過度の範囲があらかじめ記憶されてお
り、CPU26は、一定になったときの透過量の値がこ
の範囲外であれば、前記洗剤量モニター15の“適量”
表示のLEDを点灯させ、範囲外であればその大小によ
って、“不足”または“入れすぎ”表示のLEDを点灯
させる(S−9)。ステップ(S−9)は洗剤濃度比較
手段に相当し、またRAM27は濃度データ記憶手段と
最適洗剤濃度記憶手段とに相当する。ここで、最適洗剤
濃度とは、洗剤液中の洗剤量が少なすぎて、洗いのとき
に汚れ落ちが悪くなり、あるいは多すぎて、すすぎのと
きに洗剤が落ちきらずに洗濯物に残ったりしないような
濃度である。そして、そのような濃度になれば、その時
の水量における洗剤量は適量ということになる。
【0029】なお、この後、使用者は、洗剤量が適量で
ない場合は、さらに洗剤を投入したり水量を増やしたり
して洗剤濃度を適度にして洗濯物を洗濯槽2へ投入す
る。そして、前記洗濯タイマー14のツマミ16を右回
りに回転させ、洗い時間を設定する。すると、マイコン
25には前記洗濯信号が入力され、CPU26は、この
信号が出力されている間、洗濯モータ5を動作させて回
転欲3を正逆回転させ、洗いを行う。
ない場合は、さらに洗剤を投入したり水量を増やしたり
して洗剤濃度を適度にして洗濯物を洗濯槽2へ投入す
る。そして、前記洗濯タイマー14のツマミ16を右回
りに回転させ、洗い時間を設定する。すると、マイコン
25には前記洗濯信号が入力され、CPU26は、この
信号が出力されている間、洗濯モータ5を動作させて回
転欲3を正逆回転させ、洗いを行う。
【0030】以上、本実施例の洗濯機によれば、洗剤濃
度が一定になるまで撹拌し、洗剤を完全に溶解した後、
洗い工程を行うことができる。さらに、洗剤量が適量か
どうかを表示するので、常にその時の水量に対して最適
な洗剤量で洗い工程を行うことができる。したがって、
洗剤の洗浄効果を十分に発揮させることができ、洗浄率
が極めて向上する。
度が一定になるまで撹拌し、洗剤を完全に溶解した後、
洗い工程を行うことができる。さらに、洗剤量が適量か
どうかを表示するので、常にその時の水量に対して最適
な洗剤量で洗い工程を行うことができる。したがって、
洗剤の洗浄効果を十分に発揮させることができ、洗浄率
が極めて向上する。
【0031】
【考案の効果】本考案の洗濯機の構成によれば、洗剤濃
度が一定になるまで攪拌し、洗剤を完全に溶解した後、
洗い工程を行うことができ、また洗剤量が適量かどうか
を表示するので、常にその時の水量に対して最適な洗剤
量で洗い工程を行うことができる。したがって、洗剤の
洗浄効果を十分に発揮させることができ、洗浄率が極め
て向上する。
度が一定になるまで攪拌し、洗剤を完全に溶解した後、
洗い工程を行うことができ、また洗剤量が適量かどうか
を表示するので、常にその時の水量に対して最適な洗剤
量で洗い工程を行うことができる。したがって、洗剤の
洗浄効果を十分に発揮させることができ、洗浄率が極め
て向上する。
【図1】本考案の洗濯機の制御機構を示す電気ブロック
図である。
図である。
【図2】同じく洗濯機の構成を示す正面断面図である。
【図3】同じく外観図である。
【図4】洗濯タイマー及び洗剤量モニターの構成を示す
詳細図である。
詳細図である。
【図5】本考案の洗濯機の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
2 洗濯槽 3 回転翼 5 洗濯モータ 8 濃度検出部(濃度検出手段) 18 起動スイッチ 27 RAM(記憶手段) 31 制御部(制御手段) 32 演算部(比較手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 洗濯槽内に回転自在に支承された回転翼
と、この回転翼に連結され、該回転翼を駆動する洗濯モ
ータと、この洗濯モータの起動信号を出力する起動スイ
ッチと、前記洗濯槽内の洗濯濃度を検出する濃度検出手
段と、この濃度検出手段から出力された濃度データを記
憶する濃度データ記憶手段と、前記濃度検出手段からの
濃度データと前記濃度データ記憶手段に記憶されている
前回の濃度データとを比較する比較手段と、洗濯に最適
な洗剤濃度の範囲を記憶する最適洗剤濃度記憶手段と、
前記起動スイッチからの起動信号によって前記洗濯モー
タを起動させ、その後、前記比較手段で比較された前記
濃度検出手段の濃度データと前記記憶手段の前回の濃度
データとを比較し一致したときに該洗濯モータを停止さ
せる制御手段と、この制御手段で前記洗濯モータを停止
させたとき前記最適洗剤濃度記憶手段の洗剤濃度範囲と
前記濃度検出手段の検出濃度とを比較する洗剤濃度比較
手段と、この洗剤濃度比較手段の結果を表示する洗剤量
モニターと、を備えたことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087197U JP2549688Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991087197U JP2549688Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535081U JPH0535081U (ja) | 1993-05-14 |
JP2549688Y2 true JP2549688Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13908257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991087197U Expired - Fee Related JP2549688Y2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549688Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101350702B1 (ko) * | 2007-06-22 | 2014-01-10 | 주식회사 엘지생활건강 | 세탁기의 섬유 유연제 투입시기 알림장치 및 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3007025U (ja) * | 1994-01-28 | 1995-02-07 | アイリスオーヤマ株式会社 | 収納容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141990A (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-14 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯機 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP1991087197U patent/JP2549688Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101350702B1 (ko) * | 2007-06-22 | 2014-01-10 | 주식회사 엘지생활건강 | 세탁기의 섬유 유연제 투입시기 알림장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535081U (ja) | 1993-05-14 |
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