JP2549561B2 - 折り畳み式電動ステージ装置 - Google Patents

折り畳み式電動ステージ装置

Info

Publication number
JP2549561B2
JP2549561B2 JP1230629A JP23062989A JP2549561B2 JP 2549561 B2 JP2549561 B2 JP 2549561B2 JP 1230629 A JP1230629 A JP 1230629A JP 23062989 A JP23062989 A JP 23062989A JP 2549561 B2 JP2549561 B2 JP 2549561B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
stage body
wheel
leg
floor surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1230629A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0393979A (ja
Inventor
和夫 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1230629A priority Critical patent/JP2549561B2/ja
Publication of JPH0393979A publication Critical patent/JPH0393979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2549561B2 publication Critical patent/JP2549561B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、折り畳み式電動ステージ装置に関し、学
校、幼稚園、保育園等における教室、遊戯室、集会室、
或は、ホテル、旅館等における集会室、会議室、大広間
等のような比較的低い天井高さしかないような場所であ
っても、それに制約されることなく十分に奥行きのある
屋内ステージを構成したり、また、不使用時には、それ
を垂直方向に二つに折り畳んで此種の室内の邪魔になら
ない壁際部分とか、或は、専用の格納庫等で二つ折り状
態でコンパクトに収納できるようにすることで、此種の
室内における床面を必要以上に狭めることなく、その本
来的な利用に対処すると共に、天井高さが十分にある講
堂、体育館、武道場等のような場所や屋外であっても、
格別な案内支柱に制約されることなく自在に構成し、更
には、適宜の収納場所に敷設した収納レールの上に、折
り畳み自在なステージ装置を二つ折り状態で乗架支持す
ることにより、不使用時における長期間に亙る収納性の
向上にも対処したのである。
(先行技術) 本発明者は、自己の先行出願に係る特開平1−187268
号公報、及び、特願昭63−72712号(特開平2−194277
号公報)の明細書と図面、並びに、特願平1−38699号
(特開平2−217569号公報)の明細書と図面において、
ステージ脚を折り畳み自在とする比較的脚の長い高床タ
イプと、ステージ脚の比較的短い低床タイプに属する
「折り畳み式電動ステージ装置」を提案し、2体で1組
のステージ本体を垂直方向へ迫り上げて二つ折り自在に
連結すると共に、水平方向へ展開自在に構成してなる此
種の折り畳み式ステージ装置において、2本で1組のス
テージ本体に対する床面上での旋回移動と、ギヤードモ
ータをベースとする二つ折り自在な駆動機構による電動
化と省力化等に対処している。
(発明が解決しようとする問題点) 前記の場合には、2体で1組のステージ本体、又は、
その2組以上を展開作動させて床面上へ引き出したり、
床面上で任意方向への旋回性を考慮したものであるが、
不使用時におけるコンパクトな格納ができれば、室内の
邪魔にならない壁際部分のような場所に位置固定した状
態で二つ折り自在としたり、展開自在に構成することで
必要充分なケースが多々ある。
また、此種のステージ装置を屋内外において自在に移
動したり、旋回させる車輪構造のステージ装置とする
も、それを壁際部分や専用の格納庫等の収納場所へ二つ
折り格納するに、床面上を転動する車輪の外輪部がゴム
製車輪である為、長時間に亘る格納によって接地箇所が
歪んだり、劣化する余地があり、永年に亙る使用を考慮
した場合における問題点をも解決する必要が認められ
る。
(問題点を解決する為の手段) そこで、本発明者は、前記のようなケースに対応する
為、2体で1組の高床タイプのステージ装置を、垂直方
向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平方
向へ展開自在に構成する為の駆動構造として、機械的な
作動効率に優れる特願昭63−72712号(特開平2−19427
7号公報)の明細書、図面に記載の自己の先行出願にお
ける電動化機構を採用した上で、前記ステージ本体を前
ステージ本体S1と後ステージ本体S2とで構成し、当該前
ステージ本体S1と後ステージ本体S2の前後奥行き方向の
略中央寄りの位置に、正逆回転自在なギヤードモータ
M1,M2を配設し、その出力軸15,15AにスイングアームL1,
L2の基端部を固定すると共に、スイングアームL1,L2
先端部を連結軸16で二つ折れ自在に枢設し、前ステージ
本体S1と後ステージ本体S2の底面には、その前後奥行き
方向と左右幅方向に複数列の取付金具3を設け、当該取
付金具3にステージ脚4〜7の上端部を枢設し、当該ス
テージ脚4〜7の下端部に連結リンク9,9Aを前後奥行き
方向に差し渡して枢設し、その内、前ステージ本体S1
おける最前列のステージ脚4には、床面F上を転動する
車輪Wを取り付け、後ステージ本体S2における最後列の
ステージ脚5を収納場所の床面Fに固定し、前記車輪W
をその中央位置の外輪部19とその両側位置の傾斜輪部2
0,20Aとで構成し、前記収納場所の床面Fには、前記車
輪Wの外輪部19が嵌まり込み、その傾斜輪部20,20Aを乗
架支持する収納レールRを敷設した折り畳み式電動ステ
ージ装置を始めとする数種のステージ装置を提供したの
である。
以下、ステージ脚を折り畳み自在とする比較的脚の長
い高床タイプ(以下、単に高床タイプという)の二つ折
り構造のステージ装置における数種の実施例を添付図面
に従って説明する。
(高床タイプの第1実施例) 先ず、高床タイプの第1実施例を示す第1図の側面図
において、S1,S2は前後2体で1組のステージ本体であ
って、通常、第1図の左右方向をステージ装置の前後奥
行き方向として折り畳まれ、第1図の左半分に構成され
る前ステージ本体S1と、右半分に構成される後ステージ
本体S2の前後2体を1組として組み合わせ構成され、当
該ステージ本体S1,S2、即ち、前ステージ本体S1と後ス
テージ本体S2の1組を、垂直方向へ迫り上げて二つに折
り畳み自在に形成すると共に、水平方向へ突き合わせて
展開自在に対向配設している。
1はステージ本体S1,S2の上面を平面矩形状のパネル
構造体に構成したステージフロアであって、その裏面に
は左右幅方向に適宜の間隔を隔てて複数列のステージ桁
2を前後奥行き方向へ固定したり、ステージフロア1裏
面の縦横方向に適宜フレーム構成している。
3はステージ本体S1,S2の裏面に固定したステージ脚
の取付金具であって、前記ステージ桁2当たり4体程度
を前後奥行き方向に間隔を隔てて配設している。
4は前ステージ本体S1裏面の前端部に折り畳み自在に
枢設した最前列のステージ脚であって、その下端部に
は、床面F上を転動する後記構造の車輪Wが軸受け支持
される。5は後ステージ本体S2裏面の後端部に折り畳み
自在に枢設した最後列のステージ脚であって、その下端
部を二つ折り収納時に邪魔にならない壁際部分K寄りの
床面Fに固定し、これにて最後列のステージ脚5が位置
固定スタンドとして機能するようにしている。
6は側面状コ字状の剛体構造を呈する連結ステージ脚
であって、前ステージ本体S1と後ステージ本体S2の1組
を前後に連結する為、前ステージ本体S1における最後列
の取付金具3Rと後ステージ本体S2における最前列の取付
金具3Fを水平な連結ビーム6Bで枢設し、また、その前後
両端部には、前ステージ本体S1における最後列のステー
ジ脚6Rとして、また、後ステージ本体S2の最前列のステ
ージ脚6Fとして機能させる為の各部からなっている。
7はステージ本体S1,S2の中間部に配設した折り畳み
自在なステージ脚であって、前ステージ本体S1における
最前列のステージ脚4と最後列のステージ脚6Rとの間、
及び後ステージ本体S2における最後列のステージ脚5と
最前列のステージ脚6Fとの間に、前後に適宜の間隔を隔
てて夫々2体程度を配設している。
8はステージ脚4〜7を折り畳み自在とする連結軸で
あって、前記の取付金具3,3R,3Fにステージ脚4〜7の
上端部を枢設している。
9,9Aはステージ脚4〜7の下端部に前後奥行き方向に
差し渡した連結リンクであって、その内、一方の連結リ
ンク9は、前ステージ本体S1における最前列のステージ
脚4と最後列のステージ脚6Rとの間に差し渡され、他方
の連結リンク9Aは、後ステージ本体S2における最前列の
ステージ脚6Fと最後列ステージ脚5との間に差し渡して
いる。10は連結リンク9,9Aと個々のステージ脚4〜7の
下端部を左右幅方向に連結する連結軸である。
第1図の想像線で示す11は、ステージ脚4〜7の前面
部又は後面部に固定した連結プレートであって、左右幅
方向に位置する各列毎のステージ脚4〜7の左右振れを
防止したり、脚強度の増強に対処する。その内、最前列
のステージ脚4の前面に取り付けた連結プレート11Fの
場合には、ステージ本体S1,S2の床下部をカバーすると
共にプレート前面の化粧機能を発揮する。
尚、11Rは最後列のステージ脚5の後面に取り付けた
連結プレートであって、後記する第3実施例〜第6実施
例に示すステージ装置の場合には、前記の連結プレート
11Fと同様に、ステージ本体S1,S2の床下部をカバーする
と共にプレート前面の化粧機能を発揮する。
12は最前列のステージ脚4の下端部に形成した車輪ホ
ルダであって、当該車輪ホルダ12には、床面F上を転動
する後記構造の車輪Wを軸受け支持している。
13は車輪Wの車軸であって、それが第3図の想像線に
示すように左右幅方向に差し渡した1本物の長尺な車軸
13Lである場合には、左右幅方向に適宜の間隔を隔てて
配設した複数の車輪Wが、左右にバランスして安定した
状態で床面F上を進退移動する。また、最前列のステー
ジ脚4を連結軸10と連結プレート11等で剛体化した場合
には、第3図に実線で示すような個々の車輪Wを車輪ホ
ルダ12に軸受け支持する長さの車軸13としている。
14は高さ調節脚であって、最前列のステージ脚4と最
後列のステージ脚5を除く、ステージ脚6,6R,6F,7の下
端部に床面Fとの間隙を調節自在に螺合している。
M1,M2は正逆回転自在なギヤードモータであって、前
ステージ本体S1と後ステージ本体S2のステージフロア1
裏面の略前後中央寄りの位置に、そのギヤボックスG1,G
2側を内側にして前後に対峙させて配設固定している。
勿論、ステージ本体S1,S2が左右幅方向に長尺な場合
には、2体以上のギヤードモータM1,M2が左右幅方向に
適宜の取付間隔を隔てて多数個配設される。
15,15AはギヤードモータM1,M2の出力軸であって、そ
の出力軸15,15Aにはトルクリミッター(図示せず)が付
勢支持されている。
L1,L2は2体で1組の等長なスイングアームであっ
て、その内、一方のスイングアームL1の基端部は、前ス
テージ本体S1に取り付けられたギヤードモータM1の出力
軸15に嵌着固定され、また、他方のスイングアームL2
基端部は、後ステージ本体S2に取り付けられたギヤード
モータM2の出力軸15Aに嵌着固定している。16は一方の
スイングアームL1の先端部と他方のスイングアームL2
先端部の重合部分に差し込んだ連結軸であって、この連
結軸16は2体で1組のステージ本体S1、S2の二つ折れ中
心線上に定常位置して移行する軌跡を描く。尚、17は後
ステージ本体S2の後端部と壁際部分Kとの間隙を閉成す
るプレートであって、壁際部分Kの側に左右幅方向に固
定するか、或は、後ステージ本体S2の後端部に蝶番(図
示せず)等により折曲自在に枢設する。また、18は最後
列のステージ脚5の下端部に取り付けたプレートであっ
て、壁際部分K寄りの床面F上に固定している。
次に、第2図と第3図において、最前列のステージ脚
4に形成した車輪ホルダ12に軸受け支持した車輪Wと、
壁際部分K寄りの床面Fに敷設した比較的短い長さの収
納レールRの構成を説明する。
19は車輪Wの中央部に形成した硬質ゴム製の外輪部、
20,20Aは外輪部19の左右両側部に形成した金属製の傾斜
輪部であって、前記外輪部19より小径の両テーパー状の
外観構造としている。21,21Aは左右2条で1組の平行な
レールであって、最後列のステージ脚5の前側の床面F
に敷設している。
22はレール21,21Aの間に形成された溝部であって、当
該溝部22に前記車輪Wの外輪部19が接地することなく嵌
まり込み、また、その両側部のレール21,21Aには、傾斜
輪部20,20Aが乗架支持されて転動する。
(ステージ装置の格納作用) 先ず、第1図の実線に示すように、室内の床面F上に
水平状態に展開配置された前後2体で1組のステージ本
体S1、S2を、鉛直方向に迫り上げて壁際部分Kに二つに
折り畳むには、前ステージ本体S1に取り付けたギヤード
モータM1と後ステージ本体S2に取り付けたギヤードモー
タM2を同期させて起動し、その出力軸15,15Aを超微速、
実用機では2万4千分の1程度の減速比でB矢視方向へ
回転せしめる。
すると、一方のギヤードモータM1による出力軸15から
の減速駆動力は、当該出力軸15を駆動支点としてスイン
グアームL1の先端部を緩やかに下方へ押し下げようとす
る力が働き、同時に他方のギヤードモータM2による出力
軸15Aからの減速駆動力は、当該出力軸15Aを駆動支点と
してスイングアームL2の先端部を緩やかに下方へ押し下
げようとする。
その結果、ギヤードモーターM1,M2の出力軸15,15A間
の軸間距離を水平方向に相対的に引き寄せて狭めようと
する力に変換される。
その際、ギヤードモーターM1,M2の出力軸15,15Aの位
置を、ステージ本体S1,S2の前後奥行き方向の略中央位
置に、前ステージ本体S1と後ステージ本体S2の前後の重
量バランスを考慮して、例えば、前ステージ本体S1の重
心位置より内側に出力軸15が、また、後ステージ本体S2
の重心位置より内側に出力軸15Aが夫々位置するように
バランス調節しておく。すると、スイングアームL1,L2
の先端部の連結軸16の部分を下方へ押し下げ、ギヤード
モータM1,M2の出力軸15,15A間の軸間距離を水平方向に
狭めようとする駆動力が働くことにより、前ステージ本
体S1の後半部と後ステージ本体S2の前半部を鉛直上方へ
徐々に押し上げて跳ね上げる力として作用し、その結
果、前ステージ本体S1の後端部と後ステージ本体S2の前
端部との突き合わせ状態が解除される。
斯様に、ステージ本体S1、S2の突き合わせ部分が鉛直
上方へ迫り上がり始めると、それに伴って最前列のステ
ージ脚4の下端部に軸受けした車輪Wが、床面F上を壁
際部分Kへ向かって後退移動しながらステージ本体S1
S2の連結ステージ脚6をより一層鉛直上方へ押し上げ
る。
このようにギヤードモータM1,M2の減速駆動力と、ス
イングアームL1,L2の緩やかなスイング作動によって、
ステージ本体S1、S2の突き合わせ部分を迫り上げながら
二つ折りして上方へ押し上げる機能と、前ステージ本体
S1における最前列のステージ脚4に支持した車輪Wが、
床面F上を転動しながら後退移動しめる機能が、比較的
長い時間をかけて緩やかに作用する。
それと同時に、前ステージ本体S1と後ステージ本体S2
の床下部にリンク構成したステージ脚4〜7が、第1図
の想像線に示すように鉛直状態を維持した侭、平行移動
して徐々に折り畳まれながら上方へ引き上げられる。
それが二つ折りされて鉛直上方へ立ち上がる作動の最
終段階になると、最前列のステージ脚4に設けた車輪W
が、壁際部分Kの前側に敷設した収納レールRに臨ませ
られ、次いで、当該車輪Wにおける外輪部19が、収納レ
ールRの溝部22に嵌まり込んで僅かに浮き上がり、ま
た、車輪W両側部の傾斜輪部20,20Aが2条のレール21,2
1Aに乗り上げた上で、それに案内されて転動しながら後
退移動し、最終的には、第2図に示すように前ステージ
本体S1側を収納レールR上に鉛直状態に乗架支持し、ま
た、後ステージ本体S2を最後列のステージ脚5を位置固
定スタンドとして、壁際部分Kの鉛直上方へ立ち上げら
れて収納に供される。
(ステージ装置の展開作用) 前記とは逆に、壁際部分Kに鉛直状態に二つ折りされ
た2本で1組のステージ本体S1、S2を、壁際部分Kから
前方の床面F上へ水平状態に展開配置する場合には、ギ
ヤードモーターM1,M2を前記とは逆方向へ起動し、その
出力軸15,15Aを前記と同様に超微速、即ち、2万4千分
の1の減速比で逆転駆動せしめる。
すると、この出力軸15,15Aを駆動支点としてスイング
アームL1,L2をスイングさせようとする力の反作用とし
て、当該スイングアームL1,L2の下端部を連結軸16を支
点として、逆に、ギヤードモータM1,M2の出力軸15,15A
の部分を押し広げるように徐々にスイングする力として
作用し、その結果、前ステージ本体S1における最前列の
ステージ脚4に軸受けした車輪Wが、収納レールRを緩
やかに前進移動した上で、車輪Wの外輪部19と面一の床
面F上へ押し出されて緩やかに前進移動すると共に、ス
テージ本体S1,S2の間に折り畳まれたステージ脚4〜7
を、第1図の想像線に示すように鉛直状態を維持した
侭、平行移動して徐々に拡開させながら押し広げ、これ
にて前ステージ本体S1の下端部を比較的長い時間をかけ
て緩やかに床面Fの前方向へ押し出し、最終的には、第
1図の実線に示すように前ステージ本体S1と後ステージ
本体S2を水平方向へ突き合わせた状態にして床面F上に
展開せしめられる。
(高床タイプの第2実施例) 次に、高床タイプの第2実施例を示す第4図の場合
も、前記の第1実施例の場合と同様な位置固定タイプの
ステージ装置であって、その二つ折り駆動構造やステー
ジ脚4〜7の折り畳みリンク機構を略同一としている。
従って、その相違点を説明すれば、最前列のステージ
脚4の下端部に設けた車輪ホルダ23に、第1実施例の場
合と同一構造の車輪W1,W2の2体を前後に振り分けて軸
受け支持している。
その為、第5図に示すように、ステージ本体S1,S
2を、壁際部分Kの収納レールRの上に二つ折りして立
ち上げた場合における安定性に優れる。
尚、第4図において、24はステージ脚6,6R,6F,7の下
端部に取り付けた硬質ゴム製又は樹脂製等の脚パッドで
あって、ステージ本体S1,S2を床面F上に水平状態に展
開させて使用に供する場合、床面Fと軟接地する。
それ以外の構成と作用は、前記高床タイプのステージ
装置の場合と略同様であるので、同一の符号を付して、
その説明を省略する。
(高床タイプの第3実施例) 次に、高床タイプの第3実施例を示す第6図には、前
記の第1実施例や第2実施例の場合と異なり、床面F上
で移動自在なステージ装置を図示している。
この場合、第1実施例における2体で1組のステージ
本体S1,S2の内、一方を第1ステージ本体S1とし、他方
を第2ステージ本体S2としている。
従って、第1実施例の位置固定タイプとの相違点とし
ては、第2ステージ本体S2の最後列のステージ脚5(当
然ながら、それは最前列のステージ脚4ともなる)の下
端部に車輪ホルダ12Aを取り付け、当該車輪ホルダ12Aに
は第2図、第3図に示す車輪Wと同一の車輪W2を軸受け
支持している。
この場合は、ギヤードモータG1,G2を一旦駆動させ
て、水平状態のステージ本体S1,S2の中央突き合わせ部
分を、適宜の高さ迫り上げた状態となして床面F上での
移動がなされ、また、適宜の収納場所や専用の格納庫等
の床面Fに敷設した第1実施例や第2実施例と同一構造
の収納レールR(図示せず)に乗架支持されて二つ折り
状態に立ち上げられて収納に供される。
その他の構成は、第1実施例と同様であるので、同一
の符号を付して、その説明を省略する。
(高床ステージの第4実施例) 次に、高床タイプの第4実施例を示す第7図には、ス
テージ本体S1,S2の中央突き合わせ部分を適宜の高さ迫
り上げ、床面F上で比較的小さな旋回半径で移動させる
ことができる車輪構造のステージ装置を図示している。
これは第3実施例のステージ本体S1,S2における最前
列のステージ脚4又は最後列のステージ脚5のいずれか
一方、例えば、図面上では、第1ステージ本体S1のステ
ージ脚4に後記するキャスタ車輪Cを旋回自在に支持
し、第2ステージ本体S2のステージ脚5の下端部には、
第1実施例や第3実施例と同一構造の車輪Wを旋回不能
に取り付けている。
そこで、キャスタ車輪Cの構成を、第8図と第9図に
基づいて説明する。
25はステージ脚4への取付基板、26は取付基板2に旋
回自在に枢着した車輪ホルダ、27は車輪ホルダ26の旋回
軸、28は車輪ホルダ26の天板上面外周部と取付基板25下
面との間に入れた鋼球、29は旋回軸27の下端外周部と車
輪ホルダ26の天板下面との間に入れた鋼球であって、こ
れにて取付基板25に対して車輪ホルダ26を旋回自在とし
ている。
X,Yは車輪ホルダ26の前後に振り分けて軸受け支持し
た主輪と副輪であって、その内、主輪Xは第1実施例〜
第3実施例に示す車輪Wと同一構造としている為、同一
の符号を付してその説明を省略する。
そこで、副輪Yの構成を説明するに、30,30Aは副輪Y
の左右両側位置に形成した傾斜輪部、31は副輪Y中央部
に形成した胴部であって、その外周部に傾斜輪部30,30A
より小径の環状凹部32を形成している。
この環状凹部32に主輪X中央部の外輪部19が遊嵌状態
で嵌まり込み、これにて主輪Xと副輪Yが側面視して一
部重なり合う程度まで、その軸間距離を短くすることに
より、キャスタ車輪Cの旋回半径を小さくしている。
勿論、副輪Yの胴部31が傾斜輪部30,30Aの大径側と略
同一径とし、主輪Xと副輪Yが側面視して重なり合うこ
となく間隔を隔てた場合には、前記の場合に比してキャ
スタ車輪Cの旋回半径が多少大きくなることになる。
尚、33は主輪Xの車軸、34は副輪Yの車軸である。
前記のようなキャスタ車輪Cと車輪Wを組み合わせた
2体で1組のステージ本体S1,S2を、床面Fで旋回移動
するには、ギヤードモータM1,M2を一旦駆動させて、水
平状態のステージ本体S1,S2の中央突き合わせ部分を、
適宜の高さ迫り上げた状態となし、床面F上で比較的小
さな旋回半径での移動に供される。
また、適宜の収納場所や専用の格納庫等の床面Fに敷
設した収納レールRに、後記の第11図と同様に乗架支持
されて二つ折り収納に供される。
その他の構成は、第3実施例と同様であるので、同一
の符号を付して、その説明を省略する。
尚、前記の第4実施例では、最前列のステージ脚4と
最後列のステージ脚5を除く、中間部のステージ脚7と
連結ステージ脚6の下端部には、第1実施例や第3実施
例の場合と同様に調節脚14を構成した場合を図示した
が、当該調節脚14に代えて中間部のステージ脚7と連結
ステージ脚6の下端部に、第10図に図示するような単な
るキャスタ車輪35を構成した場合には、前記のような水
平状態のステージ本体S1,S2を、適宜の高さに迫り上げ
て床面F上を移動させる要なく、ステージ本体S1,S2
水平状態に展開させた侭、床面F上を任意方向へ自在に
旋回移動させることができる。
(高床タイプの第5実施例) 次に、高床タイプの第5実施例を示す第10図、第11図
の場合には、第1ステージ本体S1における最前列のステ
ージ脚4と第2ステージ本体S2における最後列のステー
ジ脚5の下端部に、第8図と第9図に示すキャスタ車輪
C1,C2を旋回自在に設け、また、中間部のステージ脚7
と連結ステージ脚6の総てに、単なるキャスタ車輪35を
旋回自在に構成した車輪構造としている。
この場合には、水平状態のステージ本体S1,S2を、適
宜の高さに迫り上げて床面F上を移動させる要なく、ス
テージ本体S1,S2を水平状態に展開させた侭、第4実施
例の場合に比して、より小さな旋回半径で床面F上を任
意方向へ自在に移動させ、また、前記ステージ本体S1,S
2を適宜の収納場所や専用の格納庫等の床面Fに敷設し
た収納レールRに、第11図に図示するように乗架支持さ
れて二つ折り収納に供される。
尚、第11図には、2体で1組のステージ本体S1,S2
2組を、収納レールRに乗架支持した収納状態を図示し
ている。
それ以外の構成は、前記高床タイプのステージ装置の
場合と略同様であるので、同一の符号を付して、その説
明を省略する。
(高床タイプの第6実施例) また、高床タイプの第6実施例を示す第12図は、前記
の第5実施例の変形例であって、第1ステージ本体S1
おける最前列のステージ脚4と第2ステージ本体S2にお
ける最後列のステージ脚5の下端部に、第8図と第9図
に示すキャスタ車輪C1,C2を旋回自在に設け、また、中
間部のステージ脚7と連結ステージ脚6の下端部に調節
脚14を構成してなるステージ装置としている。
尚、第12図において、36は床面F上に接地自在なロー
ラであって、スイングアームL1,L2の先端部の連結軸16
に自由転可能に支持し、水平状態に展開されたステージ
本体S1,S2の中央突き合わせ部分を迫り上げたり、引き
下げる等の際に、スイングアームL1,L2の先端部を安定
的に支持する。
この場合には、第3実施例や第4実施例の場合と同様
に、水平状態のステージ本体S1,S2を適宜の高さに迫り
上げて、より小さな旋回半径で床面F上を任意方向へ自
在に移動させ、また、前記ステージ本体S1,S2を適宜の
収納場所や専用の格納庫等の床面Fに敷設した収納レー
ルRに、第11図に図示するように乗架支持して二つ折り
収納に供される。
それ以外の構成は、前記高床タイプのステージ装置の
場合と略同様であるので、同一の符号を付して、その説
明を省略する。
尚、前記の第1実施例〜第6実施例では、連結ステー
ジ脚6を、第13図(a)に示すように上端部の連結ビー
ム6Bと、前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1の最
後列のステージ脚6Rと、後ステージ本体S2又は第2ステ
ージ本体S2の最前列のステージ脚6Fとで側面門形状の剛
体構造としたが、それを第13図(b)に示すように、取
付金具3R,3Fに上端部の連結リンク37を連結軸8で枢設
し、また、前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1
最後列のステージ脚6Rの下方部と、後ステージ本体S2
は第2ステージ本体S2の最前列のステージ脚6Fの下方部
に、下端部の連結リンク38を差し渡して連結軸10で枢設
したリンク構造とすることもできる。
(その他の実施例) 前記の場合には、2体で1組のステージ本体S1,S2
構成される高床タイプのステージ装置の場合を説明した
が、次の1組以上を、第1実施例や第2実施例の場合に
は、前ステージ本体S1の前端部に蝶番等で連鎖状に連結
して枢設したり、また、第3実施例〜第6実施例の場合
には、第1ステージ本体S1のフロア端部又は第2ステー
ジ本体S2のフロア端部のいずれか一方又は両方に連設
し、これにて連鎖状に連設した2組以上のステージ本体
S1,S2を所定場所に敷設した収納レールRに乗架支持し
て収納したり、或は、後ステージ本体S2の基端部を壁際
部分K等に位置固定した侭、当該箇所に敷設した収納レ
ールRに2組以上のステージ本体S1,S2を二つ折り状態
で連鎖状に乗架支持して収納に供することもできる。
(発明の効果) 本発明は、前記のように2体で1組のステージ本体
S1,S2を、垂直方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結す
ると共に、水平方向へ展開自在に構成してなる折り畳み
式ステージ装置において、前記ステージ本体S1,S2を前
ステージ本体S1と後ステージ本体S2とで構成し、当該前
ステージ本体S1と後ステージ本体S2の前後奥行き方向の
略中央寄りの位置に、正逆回転自在なギヤードモータ
M1,M2を配設し、その出力軸15,15AにスイングアームL1,
L2の基端部を固定すると共に、スイングアームL1,L2
先端部を連結軸16で二つ折れ自在に枢設し、前ステージ
本体S1と後ステージ本体S2の底面には、その前後奥行き
方向と左右幅方向に複数列の取付金具3を設け、当該取
付金具3にステージ脚4〜7の上端部を枢設し、当該ス
テージ脚4〜7の下端部に連結リンク9,9Aを前後奥行き
方向に差し渡して枢設し、その内、前ステージ本体S1
おける最前列のステージ脚4には、床面F上を転動する
車輪Wを取り付け、後ステージ本体S2における最後列の
ステージ脚5を収納箇所の床面Fに固定し、前記車輪W
をその中央位置の外輪部19とその両側位置の傾斜輪部2
0,20Aとで構成し、前記収納箇所の床面Fには、前記車
輪Wの外輪部19が嵌まり込み、その傾斜輪部20,20Aを乗
架支持する収納レールRを敷設してなる位置固定タイプ
の折り畳み式電動ステージ装置を始め、数種の移動自在
なタイプのステージ装置を提供したので、2体で1組の
ステージ本体S1,S2の二つ折り収納作動や水平状態への
展開作動の電動化と省力化に寄与し、自己の特開平1−
187268号公報に記載のステージ装置に比して機構的な作
動効率や作動時の安定性等にも優れる。
また、不使用時には、それを垂直方向に折り畳んで此
種の室内における邪魔にならない壁際部分Kとか、専用
の格納庫等に敷設した収納レールRに二つ折り状態で体
裁よく乗架支持して収納できるようにしたので、車輪W
の外輪部19やキャスタ車輪Cにおける主輪Xの外輪部19
に負荷を与えない為、長期間に亙る収納性にも優れる。
また、請求項2に記載の発明の場合には、二つ折りし
たステージ本体S1,S2を収納レールRに乗架支持した場
合における安定性に優れ、また、請求項4、請求項5に
記載の発明の場合には、屋内外の床面Fで比較的小さな
旋回半径でステージ本体S1,S2を任意方向へ自在に移動
させることができ、極めて至便である等の諸効果を齋
す。
【図面の簡単な説明】
第1図は高床タイプの第1実施例を示す側面図、第2図
はそれを壁際部分の床面と収納レールに立ち上げた状態
の下部構造を示す図、第3図は収納レールに最前列のス
テージ脚の車輪を乗架支持した状態を示す図である。 第4図は高床タイプの第2実施例を示す側面図、第5図
はそれを壁際部分の床面と収納レールに立ち上げた状態
の下部構造を示す図である。 第6図は高床タイプの第3実施例を示す側面図である。 第7図は高床タイプの第4実施例を示す側面図、第8図
と第9図はキャスタ車輪と収納レールの関係を示す図で
あって、その内、第8図は側面図、第9図は正面図であ
る。 第10図は高床タイプの第5実施例を示す側面図、第11図
はそれを2組と収納レールに立ち上げた状態を示す図で
ある。 第12図は高床タイプの第6実施例を示す側面図である。 第13図(a),(b)は第1実施例〜第6実施例におけ
る連結ステージ脚の構成を示す図であって、その内、図
(a)には剛体構造の連結ステージ脚を、また、図
(b)にはリンク構造の連結ステージ脚を示している。 符号表 S1,S2……ステージ本体、F……床面 K……壁際部分、R……収納レール W,W1,W2……車輪、C,C1,C2……キャスタ車輪 M1,M2……ギヤードモータ、G1,G2…ギヤーボックス L1,L2……スイングアーム、X……主輪、Y……副輪 1……ステージフロア、2……ステージ桁 3……取付金具、4,5,6,7……ステージ脚 8,10……連結軸、9,9A……連結リンク 11……連結プレート、12,12A……車輪ホルダ 13……車軸、14……調節脚 15,15A……出力軸、16……連結軸 17,18……プレート、19……外輪部 20,20A……傾斜輪部、21,21A……レール 22……溝部、23……車輪ホルダ 24……脚パッド、25……取付基板 26……車輪ホルダ、27……旋回軸 28,29……鋼球、30,30A……傾斜輪部 31……胴部、32……環状凹部 33,34……車軸、35……キャスタ車輪 36……ローラ、37,38……連結リンク

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2体で1組のステージ本体S1,S2を、垂直
    方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
    方向へ展開自在に構成してなる折り畳み式ステージ装置
    において、 前記ステージ本体S1,S2を前ステージ本体S1と後ステー
    ジ本体S2とで構成し、当該前ステージ本体S1と後ステー
    ジ本体S2の前後奥行き方向の略中央寄りの位置に、正逆
    回転自在なギヤードモータM1,M2を配設し、その出力軸1
    5,15AにスイングアームL1,L2の基端部を固定すると共
    に、スイングアームL1,L2の先端部を連結軸16で二つ折
    れ自在に枢設し、前ステージ本体S1と後ステージ本体S2
    の底面には、その前後奥行き方向と左右幅方向に複数列
    の取付金具3を設け、当該取付金具3にステージ脚4〜
    7の上端部を枢設し、当該ステージ脚4〜7の下端部に
    連結リンク9,9Aを前後奥行き方向に差し渡して枢設し、
    その内、前ステージ本体S1における最前列のステージ脚
    4には、床面F上を転動する車輪Wを取り付け、後ステ
    ージ本体S2における最後列のステージ脚5を収納箇所の
    床面Fに固定し、前記車輪Wをその中央位置の外輪部19
    とその両側位置の傾斜輪部20,20Aとで構成し、前記収納
    箇所の床面Fには、前記車輪Wの外輪部19が嵌まり込
    み、その傾斜輪部20,20Aを乗架支持する収納レールRを
    敷設したことを特徴とする折り畳み式電動ステージ装
    置。
  2. 【請求項2】2体で1組のステージ本体S1,S2を、垂直
    方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
    方向へ展開自在に構成してなる折り畳み式ステージ装置
    において、 前記ステージ本体S1,S2を前ステージ本体S1と後ステー
    ジ本体S2とで構成し、当該前ステージ本体S1と後ステー
    ジ本体S2の前後奥行き方向の略中央寄りの位置に、正逆
    回転自在なギヤードモータM1,M2を配設し、その出力軸1
    5,15AにスイングアームL1,L2の基端部を固定すると共
    に、スイングアームL1,L2の先端部を連結軸16で二つ折
    れ自在に枢設し、前ステージ本体S1と後ステージ本体S2
    の底面には、その前後奥行き方向と左右幅方向に複数列
    の取付金具3を設け、当該取付金具3にステージ脚4〜
    7の上端部を枢設し、当該ステージ脚4〜7の下端部に
    連結リンク9,9Aを前後奥行き方向に差し渡して枢設し、
    その内、前ステージ本体S1における最前列のステージ脚
    4に車輪ホルダ23を設け、当該車輪ホルダ23には、床面
    F上を転動する2体で1組の車輪W1,W2を前後に振り分
    けて軸受け支持し、後ステージ本体S2における最後列の
    ステージ脚5を収納箇所の床面Fに固定し、前記車輪
    W1,W2をその中央位置の外輪部19とその両側位置の傾斜
    輪部20,20Aとで構成し、前記収納箇所の床面Fには、前
    記車輪W1,W2の外輪部19が嵌まり込み、その傾斜輪部20,
    20Aを乗架支持する収納レールRを敷設したことを特徴
    とする折り畳み式電動ステージ装置。
  3. 【請求項3】2体で1組のステージ本体S1,S2を、垂直
    方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
    方向へ展開自在に構成してなる折り畳み式ステージ装置
    において、 前記ステージ本体S1,S2を第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2とで構成し、当該第1ステージ本体S1と第
    2ステージ本体S2の前後奥行き方向の略中央寄りの位置
    に、正逆回転自在なギヤードモータM1,M2を配設し、そ
    の出力軸15,15AにスイングアームL1,L2の基端部を固定
    すると共に、スイングアームL1,L2の先端部を連結軸16
    で二つ折れ自在に枢設し、第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2の底面には、その前後奥行き方向と左右幅
    方向に複数列の取付金具3を設け、当該取付金具3にス
    テージ脚4〜7の上端部を枢設し、当該ステージ脚4〜
    7の下端部に連結リンク9,9Aを前後奥行き方向に差し渡
    して枢設し、その内、第1ステージ本体S1における最前
    列のステージ脚4と第2ステージ本体S2における最後列
    のステージ脚5に、床面F上を転動する車輪W1,W2を取
    り付け、当該車輪W1,W2をその中央位置の外輪部19とそ
    の両側位置の傾斜輪部20,20Aとで構成し、前記ステージ
    本体S1,S2の収納箇所の床面Fには、前記車輪W1,W2の外
    輪部19が嵌まり込み、その傾斜輪部20,20Aを乗架支持す
    る収納レールRを敷設したことを特徴とする折り畳み式
    電動ステージ装置。
  4. 【請求項4】2体で1組のステージ本体S1,S2を、垂直
    方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
    方向へ展開自在に構成してなる折り畳み式ステージ装置
    において、 前記ステージ本体S1,S2を第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2とで構成し、当該第1ステージ本体S1と第
    2ステージ本体S2の前後奥行き方向の略中央寄りの位置
    に、正逆回転自在なギヤードモータM1,M2を配設し、そ
    の出力軸15,15AにスイングアームL1,L2の基端部を固定
    すると共に、スイングアームL1,L2の先端部を連結軸16
    で二つ折れ自在に枢設し、第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2の底面には、その前後奥行き方向と左右幅
    方向に複数列の取付金具3を設け、当該取付金具3にス
    テージ脚4〜7の上端部を枢設し、当該ステージ脚4〜
    7の下端部に連結リンク9,9Aを前後奥行き方向に差し渡
    して枢設し、その内、第1ステージ本体S1における最前
    列のステージ脚4には、床面F上を転動するキャスタ車
    輪Cを旋回自在に支持し、当該キャスタ車輪Cを車輪ホ
    ルダ26の前後に振り分けて軸受け支持した主輪Xと副輪
    Yとで構成し、当該主輪Xをその中央位置の外輪部19と
    その両側位置の傾斜輪部20,20Aとで構成し、前記副輪Y
    をその中央位置の胴部31とその両側位置の傾斜輪部30,3
    0Aとで構成し、第2ステージ本体S2における最後列のス
    テージ脚5には、床面F上を転動する車輪Wを取り付
    け、当該車輪Wをその中央位置の外輪部19とその両側位
    置の傾斜輪部20,20Aとで構成し、前記ステージ本体S1,S
    2の収納箇所の床面Fには、前記キャスタ車輪Cと車輪
    Wを乗架支持する収納レールRを敷設したことを特徴と
    する折り畳み式電動ステージ装置。
  5. 【請求項5】2体で1組のステージ本体S1,S2を、垂直
    方向へ迫り上げて二つ折り自在に連結すると共に、水平
    方向へ展開自在に構成してなる折り畳み式ステージ装置
    において、 前記ステージ本体S1,S2を第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2とで構成し、当該第1ステージ本体S1と第
    2ステージ本体S2の前後奥行き方向の略中央寄りの位置
    に、正逆回転自在なギヤードモータM1,M2を配設し、そ
    の出力軸15,15AにスイングアームL1,L2の基端部を固定
    すると共に、スイングアームL1,L2の先端部を連結軸16
    で二つ折れ自在に枢設し、第1ステージ本体S1と第2ス
    テージ本体S2の底面には、その前後奥行き方向と左右幅
    方向に複数列の取付金具3を設け、当該取付金具3にス
    テージ脚4〜7の上端部を枢設し、当該ステージ脚4〜
    7の下端部に連結リンク9,9Aを前後奥行き方向に差し渡
    して枢設し、その内、第1ステージ本体S1における最前
    列のステージ脚4と第2ステージ本体S2における最後列
    のステージ脚5には、床面F上を転動するキャスタ車輪
    C1,C2を旋回自在に支持し、当該キャスタ車輪C1,C2を車
    輪ホルダ26の前後に振り分けて軸受け支持した主輪Xと
    副輪Yとで構成し、当該主輪Xをその中央位置の外輪部
    19とその両側位置の傾斜輪部20,20Aとで構成し、前記副
    輪Yをその中央位置の胴部31とその両側位置の傾斜輪部
    30,30Aとで構成し、前記ステージ本体S1,S2の収納箇所
    の床面Fには、前記キャスタ車輪C1,C2を乗架支持する
    収納レールRを敷設したことを特徴とする折り畳み式電
    動ステージ装置。
  6. 【請求項6】前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1
    における中間部のステージ脚7の下端部と、後ステージ
    本体S2又は第2ステージ本体S2における中間部のステー
    ジ脚7の下端部と、前ステージ本体S1又は第1ステージ
    本体S1と後ステージ本体S1又は第2ステージ本体S2を連
    結する連結ステージ脚6の下端部に、高さ節脚14又は脚
    パッド24を構成してなる請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4又は請求項5に記載の折り畳み式電動ステ
    ージ装置。
  7. 【請求項7】前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1
    における中間部のステージ脚7の下端部と、後ステージ
    本体S2又は第2ステージ本体S2における中間部のステー
    ジ脚7の下端部と、前ステージ本体S1又は第1ステージ
    本体S1と後ステージ本体S1又は第2ステージ本体S2を連
    結する連結ステージ脚6の下端部に、旋回自在なキャス
    タ車輪35を構成してなる請求項4又は請求項5に記載の
    折り畳み式電動ステージ装置。
  8. 【請求項8】連結ステージ脚6を、上端部の連結ビーム
    6Bと、前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1の最後
    列のステージ脚6Rと、後ステージ本体S2又は第2ステー
    ジ本体S2の最前列のステージ脚6Fとで側面門形状の剛体
    構造としてなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5に記載の折り畳み式電動ステージ装置。
  9. 【請求項9】連結ステージ脚6を、上端部の連結リンク
    37と、前ステージ本体S1又は第1ステージ本体S1の最後
    列のステージ脚6Rと、後ステージ本体S2又は第2ステー
    ジ本体S2の最前列のステージ脚6Fと、下方部の連結リン
    ク38とからなるリンク構造としてなる請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の折り畳み
    式電動ステージ装置。
JP1230629A 1989-09-06 1989-09-06 折り畳み式電動ステージ装置 Expired - Fee Related JP2549561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1230629A JP2549561B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 折り畳み式電動ステージ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1230629A JP2549561B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 折り畳み式電動ステージ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0393979A JPH0393979A (ja) 1991-04-18
JP2549561B2 true JP2549561B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=16910780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1230629A Expired - Fee Related JP2549561B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 折り畳み式電動ステージ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2549561B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3895841B2 (ja) * 1997-09-30 2007-03-22 和夫 藤田 多重折れステージ装置
JP6524027B2 (ja) * 2016-06-20 2019-06-05 ニチブ株式会社 折り立て収納式舞台の折り立て収納保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0393979A (ja) 1991-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3895841B2 (ja) 多重折れステージ装置
JPH02194277A (ja) 折り畳み式電動ステージ装置
US5901505A (en) Portable riser
JP2549561B2 (ja) 折り畳み式電動ステージ装置
JP2549558B2 (ja) 電動ステージ装置
JP2549559B2 (ja) 電動ステージ装置
US5016403A (en) Electrically-operated folding stage system
JP2549562B2 (ja) 折り畳み式電動ステージ装置
JP2704234B2 (ja) 折り畳み式電動ステージ装置
JP2601331B2 (ja) 移動ステージ装置
JP2504646Y2 (ja) 電動ステ―ジ装置
JP2521528B2 (ja) 折り畳み式電動ステ―ジ装置
JPH0650024B2 (ja) 電動ステージ装置
JPH01187268A (ja) 折り畳み式電動ステージ装置
US5324093A (en) Apparatus for setting operative attitude of furnitures in furniture raising/lowering type floor equipment
JPH0312612B2 (ja)
JP3464351B2 (ja) ソファ−ベッド装置
JPH0748896Y2 (ja) 折りたゝみ舞台装置
JPH0418425Y2 (ja)
JPH0647094Y2 (ja) 折りたゝみ舞台装置
JPH0662931A (ja) テーブル付の伸縮式階段状観覧席
JPH029002Y2 (ja)
JPS63147068A (ja) ステージ装置
JP2865495B2 (ja) 起伏式ベッド
JP3024502U (ja) 伸縮式移動観覧席

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees