JP2549447Y2 - 電子楽器の本体構造 - Google Patents

電子楽器の本体構造

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JP2549447Y2
JP2549447Y2 JP1988011730U JP1173088U JP2549447Y2 JP 2549447 Y2 JP2549447 Y2 JP 2549447Y2 JP 1988011730 U JP1988011730 U JP 1988011730U JP 1173088 U JP1173088 U JP 1173088U JP 2549447 Y2 JP2549447 Y2 JP 2549447Y2
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recess
musical instrument
electronic musical
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茂寿 桑原
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子オルガンや電子ピアノのように椅子
に腰かけて演奏する電子楽器の本体構造に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、電子楽器の本体下面に凹部を形成するこ
とにより、外部機器接続用ケーブル並びに不使用時のニ
ーレバーを収納し得るようにして、演奏者の邪魔になら
ないようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電子楽器においては、第3図(a)に
示すように、鍵盤1及び図示しない楽音発生回路を備え
た本体2が一対の側板6によつて上方に支持され、その
本体2の下面に、本体2の楽音発生回路をキーボードア
ンプやデイスクレコーダ等の外部機器に接続するAUXOUT
やMIDI等の接続端子3を突設し、この接続端子3に斜め
下あるいは真下からプラグ4を備えたケーブル5によつ
て図示しない外部機器に接続していた。
そのほか、本体の下面にはまた第3図(b)に示すよ
うに突起部9を設け、この突起部9にニーレバー7を回
動可能に装着していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の電子楽器の本体構造
にあつては、本体2の下面に突設した接続端子3からケ
ーブル5が垂れ下つているため、それが図示しない椅子
に腰かけて演奏する演奏者の足に当つて邪魔になり、演
奏性を損なうという問題点があつた。
同様に、ニーレバー7を不使用時に跳ね上げた状態で
も、その突起部9が依然として本体2の下面から突出し
たままであるので、これも演奏者の足に当る恐れがあつ
た。
この考案は、このような従来の問題点を解決し得る演
奏性良好な電子楽器の本体構造を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するため、鍵盤及び楽音
信号発生回路を備えた本体が側板あるいは脚部によつて
支持される電子楽器の本体構造において、上記本体の下
面に、ほぼ平坦に凹陥した第1の凹部と、それよりさら
に深く凹陥し後面に斜面を有し手前に浅い平坦部を有す
る第2の凹部とを形成し、上記第1の凹部の後壁面にニ
ーレバーの基部を回動可能に装着し、上記第2の凹部の
斜面及び平坦部にそれぞれ端子及び該端子に接続したケ
ーブルをクランプし得るフツクを設け、上記ニーレバー
を回転させることによりこのニーレバーを上記第1の凹
部内に上記本体の下面から突出しないように収納し得る
と共に、上記ケーブルを上記フツクにより上記第2の凹
部内に上記本体の下面から突出しないように保持し得る
ものである。
〔作用〕
上記のように構成することにより、電子楽器の本体と
外部機器との接続用ケーブル及び不使用時に跳ね上げた
ニーレバーは、本体下面に形成した凹部内に完全に収納
されるので、演奏者の足に当つて邪魔になる恐れはな
い。
〔実施例〕
以下、添付図面の第1図及び第2図を参照してこの考
案の実施例を説明する。
第1図はこの発明による電子楽器の本体2を上下逆に
してその下面を示す斜視図、第2図はその一部を破断し
て示す正立状態の側面図である。
鍵盤1及び図示しない楽音信号発生回路を備えた本体
2をABS等の樹脂により成形し、下面に凹部8を一体に
形成する。
この凹部8は、広範囲に亘つてほぼ平坦に凹陥した第
1の凹部8aと、それよりさらに深く凹陥した第2の凹部
8bとからなり、第1の凹部8aの後壁面にニーレバー14の
基部を回動可能に装着し、第2の凹部8bは後面に斜面8c
を形成し、手前側は浅い平坦部8dを形成している。
斜面8cには、演奏の録音,再生,編集ができるデイス
クレコーダ等にMIDIケーブルを介して接続可能なMIDI規
格の信号出力端子や外部のキーボードアンプやスピーカ
にケーブルを介して接続可能なAUXOUT端子等の接続用の
端子である外部端子10を設けている。
第2の凹部8bの平坦部8dには、外部端子10にプラグ11
を介して接続したケーブル12をクランプし得る複数のフ
ツク13を設けてあり、ケーブル12を第2の凹部8bの長手
方向に沿つて本体2の下面から突出しないように保持
し、その一端付近から下垂させて外部機器に導くように
して演奏者の邪魔にならないようにしている。
また、ニーレバー14も不使用時には90度回転させて第
1の凹部8a内に収納して本体下面から突出しないように
することができる。
図中6は本体2を支える一対の側板である。
この実施例はこのような構成からなるので、演奏時に
ケーブル12や跳ね上げたニーレバー14が演奏者の足に当
つて邪魔になることはなく、万一足を上げた場合にもま
ず本体2の下面の平坦部2aに膝が当り、凹部8が不快感
を与えることはない。
なお、上記実施例においては本体の下面に直接凹部を
設けたが、本体の下面に底板を固設し、この底板の板面
に凹部を設けてもよい。
また、本体を一対の側板に代えて複数の脚部あるいは
1本の太い脚部等によつて支持するようにした電子楽器
にもこの考案を適用することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案による電子楽器の本体構
造は、本体の下面に、ほぼ平坦に凹陥した第1の凹部
と、それよりさらに深く凹陥した第2の凹部とを形成し
たので、第1の凹部内にニーレバーを、第2の凹部内に
接続用のケーブルをそれぞれ本体下面から突出しないよ
うに収納することができる。
これにより、従来演奏者の邪魔になつていた不使用時
のニーレバーや接続用のケーブルは第1,第2の凹部内に
安全に収納されて演奏者の足に当る恐れがきわめて少な
くなり、演奏性を向上させることができる。
また、着脱回数の低いケーブルを深さの深い第2の凹
部に収納し、使用頻度の高いニーレバーを深さの浅い第
1の凹部に収納するようにしたので、ニーレバーの操作
性を損なうことなく本体下面の狭小な空間を有効に利用
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における本体を上下逆にし
てその下面を示す斜視図、 第2図は同じくその一部を破断して示す正立状態の側面
図、 第3図(a),(b)は従来の電子楽器の側面図であ
る。 1……鍵盤、2……本体 6……側板、8……凹部 8a……第1の凹部、8b……第2の凹部 10……外部端子、12……ケーブル 13……フツク、14……ニーレバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵盤及び楽音信号発生回路を備えた本体が
    側板あるいは脚部によつて支持される電子楽器の本体構
    造において、 前記本体の下面に、ほぼ平坦に凹陥した第1の凹部と、
    それよりさらに深く凹陥し後面に斜面を有し手前側に浅
    い平坦部を有する第2の凹部とを形成し、前記第1の凹
    部の後壁面にニーレバーの基部を回動可能に装着し、前
    記第2の凹部の斜面及び平坦部にそれぞれ端子及び該端
    子に接続したケーブルをクランプし得るフツクを設け、 前記ニーレバーを回転させることにより該ニーレバーを
    前記第1の凹部内に前記本体の下面から突出しないよう
    に収納し得ると共に、前記ケーブルを前記フツクにより
    前記第2の凹部内に前記本体の下面から突出しないよう
    に保持し得ることを特徴とする電子楽器の本体構造。
JP1988011730U 1988-01-30 1988-01-30 電子楽器の本体構造 Expired - Lifetime JP2549447Y2 (ja)

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JPH01117698U JPH01117698U (ja) 1989-08-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55113586U (ja) * 1979-02-02 1980-08-09
JPS6128238U (ja) * 1984-07-25 1986-02-20 松下電工株式会社 タイマの操作軸支持構造

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JPH01117698U (ja) 1989-08-09

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