JP2548421Y2 - 角パイプシャッター - Google Patents
角パイプシャッターInfo
- Publication number
- JP2548421Y2 JP2548421Y2 JP40476990U JP40476990U JP2548421Y2 JP 2548421 Y2 JP2548421 Y2 JP 2548421Y2 JP 40476990 U JP40476990 U JP 40476990U JP 40476990 U JP40476990 U JP 40476990U JP 2548421 Y2 JP2548421 Y2 JP 2548421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- pipe
- link
- square pipe
- shutter curtain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、パイプシャッターの横
パイプを角パイプにした角パイプシャッターに関するも
のである。、
パイプを角パイプにした角パイプシャッターに関するも
のである。、
【０００２】
【従来の技術】多数の水平方向のパイプを、開口部間口
方向に複数列配置したリンク列で格子状に連結してシャ
ッターカーテンを構成したパイプシャッターは、開放的
で内部が見通せ、しかも防犯機能があるため、商店の出
入口、ウィンドー等に多用されている。しかしながら、
近年建築の高級化、デザインの多様化が目覚ましく、こ
れに伴ってシャッターの分野でも斬新で意匠性の優れた
ものが人気商品となっているが、前記パイプシャッター
はそのデザインについて当初から格別の変化が見られな
い。
方向に複数列配置したリンク列で格子状に連結してシャ
ッターカーテンを構成したパイプシャッターは、開放的
で内部が見通せ、しかも防犯機能があるため、商店の出
入口、ウィンドー等に多用されている。しかしながら、
近年建築の高級化、デザインの多様化が目覚ましく、こ
れに伴ってシャッターの分野でも斬新で意匠性の優れた
ものが人気商品となっているが、前記パイプシャッター
はそのデザインについて当初から格別の変化が見られな
い。
【０００３】
【本考案が解決しようとする課題】本考案は、前記のご
とく今まで特に変化の見られなかったパイプシャッター
の外観に変化をつけ、新鮮な感覚を与えることができる
角パイプシャッターを提供することを課題としてなされ
たものである。
とく今まで特に変化の見られなかったパイプシャッター
の外観に変化をつけ、新鮮な感覚を与えることができる
角パイプシャッターを提供することを課題としてなされ
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本考案は、多数の水平方向のパイプを、開口部間口方向
に複数列配置したリンク列で格子状に連結してシャッタ
ーカーテンを構成したパイプシャッターにおいて、前記
リンク列の節となる各リンク片の上下端部にシャッター
カーテンの全幅に亘る水平方向の丸パイプを挿通すると
共に、隣接する上下２本の丸パイプを各リンク列の間で
１本の角パイプにまとめて挿通し、上下のリンク片を順
次上下方向にリンク結合してシャッターカーテンを構成
した角パイプシャッターを特徴としている。
本考案は、多数の水平方向のパイプを、開口部間口方向
に複数列配置したリンク列で格子状に連結してシャッタ
ーカーテンを構成したパイプシャッターにおいて、前記
リンク列の節となる各リンク片の上下端部にシャッター
カーテンの全幅に亘る水平方向の丸パイプを挿通すると
共に、隣接する上下２本の丸パイプを各リンク列の間で
１本の角パイプにまとめて挿通し、上下のリンク片を順
次上下方向にリンク結合してシャッターカーテンを構成
した角パイプシャッターを特徴としている。
【０００５】
【作用】従来パイプシャッターでは、シャッターカーテ
ンの巻上げ時、上下に連続するリンク列の各リンク片同
士が関節となって屈曲しなければならないため、シャッ
ターカーテンの横パイプに角パイプを使うことは困難で
あったが、本考案では、リンク列の節となる各リンク片
の上下端部に水平方向の丸バイプを挿通すると共に、隣
接する上下２本の丸パイプを各リンク列の間で１本の角
パイプにまとめて挿通したことにより、各リンク片は順
次角パイプ部で屈曲可能に上下に連結され、角パイプシ
ャッターが実現される。そしてこの角パイプシャッター
は特別の成型部材剤等を用いずに、市販の規格品の丸パ
イプ、角パイプのみで組立てることができる。
ンの巻上げ時、上下に連続するリンク列の各リンク片同
士が関節となって屈曲しなければならないため、シャッ
ターカーテンの横パイプに角パイプを使うことは困難で
あったが、本考案では、リンク列の節となる各リンク片
の上下端部に水平方向の丸バイプを挿通すると共に、隣
接する上下２本の丸パイプを各リンク列の間で１本の角
パイプにまとめて挿通したことにより、各リンク片は順
次角パイプ部で屈曲可能に上下に連結され、角パイプシ
ャッターが実現される。そしてこの角パイプシャッター
は特別の成型部材剤等を用いずに、市販の規格品の丸パ
イプ、角パイプのみで組立てることができる。
【０００６】
【実施例】以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説
明する。まず図１において、１は本考案に係る角パイプ
シャッター、２は開口部上部に設置されたシャッターケ
ース、３は開口部両側に立設されたガイドレール、４は
角パイプシャッター１のシャッターカーテンである。シ
ャッターカーテン４は、所定間隔を配して上下方向に並
列された水平方向の角パイプ５…と、開口部間口方向に
複数列配置されたリンク列６…とで格子状に形成され、
シャッターカーテン４の上端は各リンク列６の位置で吊
り金具７を介してあだ巻きスラット８に連結され、あだ
巻きスラット８の基端部は、シャッターケース２内の巻
取りドラム（図示なし）に止着され、シャッターカーテ
ン４の下端には座板吊り金具９を介して座板１０が取付
けられており、シャッターケース２内のシャッター開閉
機（図示なし）を制御駆動することにより巻取りドラム
が正逆回転され、シャッターカーテン４が開閉されるよ
うになっている。
明する。まず図１において、１は本考案に係る角パイプ
シャッター、２は開口部上部に設置されたシャッターケ
ース、３は開口部両側に立設されたガイドレール、４は
角パイプシャッター１のシャッターカーテンである。シ
ャッターカーテン４は、所定間隔を配して上下方向に並
列された水平方向の角パイプ５…と、開口部間口方向に
複数列配置されたリンク列６…とで格子状に形成され、
シャッターカーテン４の上端は各リンク列６の位置で吊
り金具７を介してあだ巻きスラット８に連結され、あだ
巻きスラット８の基端部は、シャッターケース２内の巻
取りドラム（図示なし）に止着され、シャッターカーテ
ン４の下端には座板吊り金具９を介して座板１０が取付
けられており、シャッターケース２内のシャッター開閉
機（図示なし）を制御駆動することにより巻取りドラム
が正逆回転され、シャッターカーテン４が開閉されるよ
うになっている。
【０００７】図２（Ａ）、（Ｂ）はシャッターカーテン
４の詳細を示すもので、前記リンク列６は、節となる各
リンク片１１が１片のものと、抱合せ２片のものと交互
に配列されると共に、リンク片１１の上下端部の各孔１
１ａ，１１ａ′にシャッターカーテン４の前幅に亘る水
平方向の丸パイプ１２，１２′が挿通され、リンク片１
１の上部の孔１１ａに挿通された丸パイプ１２は、これ
に隣接する上側のリンク片１１の下部の孔１１ａ′に挿
通された丸パイプ１２′と共に長方形状の角パイプ５に
まとめて挿通され、上下のリンク片１１，１１が角パイ
プを介して順次上下に連結されている。角パイプ５に挿
通された上下の丸パイプ１２，１２′の両端部は同様に
短寸の角パイプ５′に挿通され、ガイドレール３内に係
合されている。即ち、角パイプ５は、上下端部に夫々丸
パイプ１２，１２′を挿通した各独立したリンク片１１
の上端部の丸パイプ１２と、これに隣接したリンク片１
１の下端部の丸パイプ１２′とを共に支持して、上下各
独立したリンク片１１を上下に順次連結すると共に、上
下リンク片１１，１１の各関節を構成するものである。
なお、図示実施例の角パイプ５は断面視において丸パイ
プ径の２倍の寸法の長辺を有する長方形状であるが、丸
パイプ径の２倍以上の長辺を有する長方形状の角パイプ
としてもよい。この場合、挿入された２本の丸パイプ１
２，１２′は角パイプ５内を上下に遊動し、シャッター
カーテン４閉鎖時シャッターカーテン４の下部を持って
押し上げられるため、閉鎖錠を座板９部に設ける必要が
ある。
４の詳細を示すもので、前記リンク列６は、節となる各
リンク片１１が１片のものと、抱合せ２片のものと交互
に配列されると共に、リンク片１１の上下端部の各孔１
１ａ，１１ａ′にシャッターカーテン４の前幅に亘る水
平方向の丸パイプ１２，１２′が挿通され、リンク片１
１の上部の孔１１ａに挿通された丸パイプ１２は、これ
に隣接する上側のリンク片１１の下部の孔１１ａ′に挿
通された丸パイプ１２′と共に長方形状の角パイプ５に
まとめて挿通され、上下のリンク片１１，１１が角パイ
プを介して順次上下に連結されている。角パイプ５に挿
通された上下の丸パイプ１２，１２′の両端部は同様に
短寸の角パイプ５′に挿通され、ガイドレール３内に係
合されている。即ち、角パイプ５は、上下端部に夫々丸
パイプ１２，１２′を挿通した各独立したリンク片１１
の上端部の丸パイプ１２と、これに隣接したリンク片１
１の下端部の丸パイプ１２′とを共に支持して、上下各
独立したリンク片１１を上下に順次連結すると共に、上
下リンク片１１，１１の各関節を構成するものである。
なお、図示実施例の角パイプ５は断面視において丸パイ
プ径の２倍の寸法の長辺を有する長方形状であるが、丸
パイプ径の２倍以上の長辺を有する長方形状の角パイプ
としてもよい。この場合、挿入された２本の丸パイプ１
２，１２′は角パイプ５内を上下に遊動し、シャッター
カーテン４閉鎖時シャッターカーテン４の下部を持って
押し上げられるため、閉鎖錠を座板９部に設ける必要が
ある。
【０００８】
【考案の効果】以上説明したように本考案の角パイプシ
ャッターは、リンク列の節となる各リンク片の上下端部
にシャッターカーテンの全幅に亘る水平方向の丸パイプ
を挿通すると共に、隣接する上下２本の丸パイプを各リ
ンク列の間で１本の角パイプにまとめて挿通し、上下の
リンク片を順次上下方向にリンク結合してシャッターカ
ーテンを構成したものであるから、従来なかった新鮮な
感覚の角パイプシャッターが実現され、建築の高級化に
伴う開口部設備のニーズに十分応えることができる。そ
して本考案の角パイプシャッターは、特別の成型部材等
を用いずに、市販の規格品の丸パイプ、角パイプを使用
することができるから、従来の角パイプシャッターと同
等の価格で提供でき、また縦長の角パイプを用いたもの
では、その外面に絵や広告文等を書いたり貼ったりして
装飾効果や広告効果を挙げることができる、等の実用上
頗る有用な効果を奏するものである。
ャッターは、リンク列の節となる各リンク片の上下端部
にシャッターカーテンの全幅に亘る水平方向の丸パイプ
を挿通すると共に、隣接する上下２本の丸パイプを各リ
ンク列の間で１本の角パイプにまとめて挿通し、上下の
リンク片を順次上下方向にリンク結合してシャッターカ
ーテンを構成したものであるから、従来なかった新鮮な
感覚の角パイプシャッターが実現され、建築の高級化に
伴う開口部設備のニーズに十分応えることができる。そ
して本考案の角パイプシャッターは、特別の成型部材等
を用いずに、市販の規格品の丸パイプ、角パイプを使用
することができるから、従来の角パイプシャッターと同
等の価格で提供でき、また縦長の角パイプを用いたもの
では、その外面に絵や広告文等を書いたり貼ったりして
装飾効果や広告効果を挙げることができる、等の実用上
頗る有用な効果を奏するものである。
【０００９】
【図１】本考案の角パイプシャッターの正面図である。
【図２】（Ａ）は同上角パイプシャッターの要部拡大半
部断面正面図である。（Ｂ）は（Ａ）図のＢ−Ｂ線矢視
断面図である。
部断面正面図である。（Ｂ）は（Ａ）図のＢ−Ｂ線矢視
断面図である。
１ 角パイプシャッター ４ シャッターカーテン ５ 角パイプ ６ リンク列 １１ リンク片 １２ リンク片上部丸パイプ １２′リンク片下部丸パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の水平方向のパイプを、開口部間口
方向に複数列配置したリンク列で格子状に連結してシャ
ッターカーテンを構成したパイプシャッターにおいて、
前記リンク列の節となる各リンク片の上下端部にシャッ
ターカーテンの全幅に亘る水平方向の丸パイプを挿通す
ると共に、隣接する上下２本の丸パイプを各リンク列の
間で１本の角パイプにまとめて挿通し、上下のリンク片
を順次上下方向にリンク結合してシャッターカーテンを
構成したことを特徴とする角パイプシャッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40476990U JP2548421Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 角パイプシャッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40476990U JP2548421Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 角パイプシャッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492990U JPH0492990U (ja) | 1992-08-12 |
| JP2548421Y2 true JP2548421Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31882323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40476990U Expired - Lifetime JP2548421Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 角パイプシャッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548421Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40476990U patent/JP2548421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0492990U (ja) | 1992-08-12 |
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