JP2547942B2 - カード引き抜き工具 - Google Patents

カード引き抜き工具

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JP2547942B2
JP2547942B2 JP5176895A JP17689593A JP2547942B2 JP 2547942 B2 JP2547942 B2 JP 2547942B2 JP 5176895 A JP5176895 A JP 5176895A JP 17689593 A JP17689593 A JP 17689593A JP 2547942 B2 JP2547942 B2 JP 2547942B2
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恒夫 藤倉
敦 中山
純志 大山
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NITSUKO KOGYO KK
NEC Corp
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NITSUKO KOGYO KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マザーボードに一定間
隔で実装されたカードを引き抜くためのカード引き抜き
具に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のカード引き抜き具の一
実施例11がカード装着された状態の斜視図、図7
は、第2の実施例21がカードに装着されつつある状態
の斜視図である。
【0003】図6に示したものは、一端側を湾曲状に形
成し、他端側は、カード18の引き出し側に設けた係合
用長孔18aの係合部に沿って遊動可能に摺動係合する
ようにし、取手17を具備するものである。このもの
は、カードへの取り付けはねじ止めであったので手間が
かかるとともに、カードに係合用長孔18aを設けてい
てカード18の実装領域が損なわれる欠点があった。
【0004】また、図7に示したものは、バンド22あ
るいは紐をリング状に取り付けるものであり、カード2
8への取り付けはスナップ手段24の採用により図6に
示したものに比較すれば改善されたが、バンド22ある
いは紐を収納するため一端が開口した切欠溝28bを形
成していたので図6に示したものと同様にカード28の
実装領域を損なうものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、実装領
域を損なうという欠点のほかに、図6に示したものも図
7に示したものも、実装するカードの間隔が狭い場合に
引き抜く工具同志が干渉して、実装できないという問題
もあった。
【0006】そこで、本発明の目的は、実装するカード
の実装領域を損なうことなく容易に装着可能であり、か
つ実装するカードの間隔が狭い場合でも使用可能なカー
ド引き抜き工具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカード引き抜き
工具は、棒状の工具本体の先端部にカードを挟着するた
めの、カードの厚さよりもやや大きい間隔及び挟着時に
カードが有する引き抜き用係合孔を十分に覆う奥行き
もったスリット部が形成され、このスリット部を形成す
るとともにスリット部を除く部分では一体化された、第
1の本体部と第2の本体部とを有している。 第1の本体
部は、スリット部の開口部付近において、このスリット
部を隔てて対向する第2の本体部方向に、高さがカード
の厚さよりもやや低く、スリット部の面に平行な断面の
大きさが前記の引き抜き用係合孔よりもやや小さく、ス
リット部の開口方向から奥行き方向に向かってテーパを
形成した突起部を第1の本体部と一体に形成している。
第2の本体部は、少なくともスリット部においては、ス
リット部の間隔を可変ならしめる弾性材料で形成されて
いる。
【0008】なお、請求項2の発明のように、第1の本
体部の少なくともスリット部がそのスリット部の間隔を
可変ならしめる弾性材料で形成されているカード引き抜
き工具でもよい。
【0009】
【作用】本発明のカード引き抜き工具は、棒状であり、
スリット部だけがカードの端部に装着されるのでカード
の実装領域を損なうことがない。
【0010】またカード面に対する直角方向の棒状の厚
さは、カードを挟む板厚分だけであるので、引き抜きの
ために使用するスペースが少なくて済む。
【0011】
【実施例】図1の(a)は、本発明の引き抜き工具の一
実施例の正面図、(b)は、(a)の左側面図、(c)
は(a)の右側面図、図2の(a)は、図1(a)の線
A−A断面図、(b)は、図1(c)の先端部の線B−
B拡大断面図、(c)は、図1(a)の突起部の斜視
図、図3は、本実施例がカードに装着された場合の突起
部の作用を示す拡大側断面図、図4は、本実施例がカー
ドに装着されている状態を示す側面図、図5は、マザー
ボードに多数のカードが一定間隔で実装された状態を示
す概略斜視図である。
【0012】図1〜図3に示すように、カード引き抜き
工具1は棒状の本体2の先端部に、カード8を挟着する
ためのスリット3が形成されている。このスリット3
は、カード8の厚さt1 よりも僅かに大きい間隙t2
もっている。このスリット3により先端部は、左側5と
右側6に分れている。スリット3の左側面5aの先端付
近には、スリット3の右側面6aに向かって凸形状の突
起部4が本体2と一体に形成されており、この凸形状の
突起部4は、その高さt3 がスリット3の間隙t 2 より
もやや低く、スリット3の面に平行に切った断面の径d
2 がカード8の端部の係合を8bの径d1 よりもやや小
さく形成されている。この突起部4は、図2(c)に示
されたいるように、ほぼ前円後方形状をなし、かつ前円
部分には、カード挟着操作を円滑にするためのテーパ4
aが付けられている。本体の先端部の左側部5、右側部
6の両側部とも弾性材料で造られているが、右側部のみ
を弾性材料で造られることとしてもよい。なお左側5の
突起部4に対面する位置には、左側5の突起部4の径d
2 よりもやや大きい径d3 を有するカード挟着操作を容
易にするための孔6bが設けられている。棒状の本体2
の手前側端部の把持部7は、操作のため把持しやすくす
るように適当に凹部が設けられている。なお、カード8
に取り付けた本工具1を用いてカード8をマザーボード
9に実装後図4のように把持部7を下方に旋回させて置
くとき、工具1のカード端部に対する安定性をよくする
ことにより、カード引き抜き操作の容易さと、引き抜き
時に隣接カードの損傷のおそれを少なくするためスリッ
ト3が把持部7の近くまで延長されている(図4参
照)。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
【0014】カード8の端部に形成されている係合孔8
bに向けて棒状の本体2のスリット3にカード8を挟み
込んで挿入して行くと、スリット3に入り込んできたカ
ード8が突起部4があたる。さらに押し込むと、カード
8は突起部4に形成されているテーパに沿ってさらに入
り込むとともに、突起部4相対する先端部右側部6が
押し広げられ、やがて突起部4が係合孔8bに係合し、
引き抜き工具1がカード8に装着される。カード8を引
き抜くときは、装着された引き抜き工具1の突起部4の
テーパを成す方向と反対側の面が軸受となり、この軸受
と反対側となる把持部7を水平な位置にして手前方向に
引く。これにより、カード8をマザーボード9から容易
に引き抜くことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カード引
き抜き工具の先端部に設けたカード挟着用のスリットの
隙間と、この隙間の一方の面に設けられる突起部との構
造を適切に限定することにより、マザーボードに実装す
るカードの実装領域を損なうことなく容易に装着可能で
あり、経済的にも有利にカードを引き抜くことができる
カード引き抜き工具を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の引き抜き工具の一実施例の正
面図、(b)は、(a)の左側面図、(c)は(a)の
右側面図である。
【図2】(a)は、図1(a)の線A−A断面図、
(b)は、図1(c)の先端部の線B−B拡大断面図、
(c)は、図1(a)の突起部の斜視図である。
【図3】本実施例がカードに装着された場合の突起部の
作用を示す拡大側断面図である。
【図4】本実施例がカードに装着されている状態を示す
側面図である。
【図5】マザーボードに多数のカードが一定間隔で実装
された状態を示す概略斜視図である。
【図6】従来のカード引き抜き具の一実施例がカードに
装着された状態の斜視図である。
【図7】従来のカード引き抜き具の第2の実施例がカー
ドに装着されつつある状態の斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21 引き抜き工具 2 本体 3 スリット 4 突起部 4a 突起部のテーパ 5 先端部左側部 5a スリット左側面 6 先端部右側部 6a スリット右側面 6b 孔 7,7’ 把持部 8,18,28 カード 8a カードの端面 8b カードの係合孔 9 マザーボード 17 取手 18a 係合用長孔 22 バンド 24 スナップ手段 28b 切欠溝 d1 カードの係合孔の径 d2 突起部の径 d3 孔6bの径 t1 カードの厚さ t2 スリットの間隙 t3 突起部の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 純志 神奈川県相模原市西橋本2丁目23番3号 日幸工業株式会社R&Dセンター内 (56)参考文献 実開 平4−15282(JP,U) 実開 昭55−40596(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マザーボードに一定間隔で実装され、引
    き抜き用係合孔を有するカードを引き抜くためのほぼ棒
    状の工具であって、 前記棒状の工具は、 該工具 本体の先端部に前記カードを挟着するための、該
    カードの厚さよりもやや大きい間隔及び挟着時に該カー
    ドが有する前記引き抜き用係合孔を十分に覆う奥行き
    もったスリット部と、 前記スリット部を形成するとともに該スリット部を除く
    部分では一体化された、第1の本体部と第2の本体部と
    を有し、 前記第1の本体部は、前記スリット部の開口部付近にお
    いて、該スリット部を隔てて対向する前記第2の本体部
    方向に、高さが前記カードの厚さよりもやや低く、該ス
    リット部の面に平行な断面の大きさが前記引き抜き用係
    合孔よりもやや小さく、該スリット部の開口方向から奥
    行き方向に向かってテーパを形成した突起部を該第1の
    本体部と一体に形成し、 前記第2の本体部は、少なくとも前記スリット部が該ス
    リット部の間隔を可変ならしめる弾性材料で形成されて
    いる、 ことを特徴とする カード引き抜き工具。
  2. 【請求項2】 前記第1の本体部は、少なくとも前記ス
    リット部が該スリット部の間隔を可変ならしめる弾性材
    料で形成されていることを特徴とする請求項1記載のカ
    ード引き抜き工具。
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JPH0415282U (ja) * 1990-05-28 1992-02-06

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