JP3087431U - 筆箱のペン差し - Google Patents

筆箱のペン差し

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JP3087431U
JP3087431U JP2002000221U JP2002000221U JP3087431U JP 3087431 U JP3087431 U JP 3087431U JP 2002000221 U JP2002000221 U JP 2002000221U JP 2002000221 U JP2002000221 U JP 2002000221U JP 3087431 U JP3087431 U JP 3087431U
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pencil
shaft
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groove
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JP2002000221U
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Inventor
佐江子 峰岸
Original Assignee
株式会社 ユニオン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛筆を保持可能な孔部や溝部に、軸の先端部
を削って芯を露出させた鉛筆を強く押し入れた場合に、
その芯の折れを防止できるペン差しを提供する。 【解決手段】 鉛筆14を挿入して保持する溝部2又は
穴部を設けた筆箱のペン差しにおいて、それらの溝部2
又は穴部を、入口から奥へ向って幅又は内径が一定で鉛
筆14の削られていない軸部分を収容可能とした広幅部
3と、その広幅部3の奥に連続的にその幅又は内径が次
第に縮小するように形成されてそのテーパ状の内面6に
鉛筆軸先端部の傾斜した削り面15を当接可能とした縮
幅部4と、その縮幅部4のさらに奥に連続的に幅又は内
径が一定となるように形成されて鉛筆軸先端部の削り面
15より前方へ突出した芯16の部分のみを収容可能と
した狭幅部5とによって構成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は筆箱に具えるペン差しに関する。
【0002】
【従来の技術】
ペン差しは、鉛筆を挿入して保持可能な複数の孔部や溝部を有している。従来 のペン差しでは、これらの孔部や溝部の内径又は幅が、入口から奥へ向ってほぼ 一定になっている。
【0003】 軸の先端部を削って先鋭な芯を露出させた鉛筆を上記のような従来のペン差し の孔部又は溝部に強く押し入れると、芯の先端が奥の突き当たりの壁に当たって 折れてしまうという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、鉛筆を保持可能な孔部や溝部に、軸の先端部を削って芯を露 出させた鉛筆を強く押し入れた場合に、その芯の折れを防止できるペン差しの提 供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の筆箱のペン差しは、鉛筆14を挿入して 保持する溝部2又は穴部を設けた筆箱のペン差しにおいて、それらの溝部2又は 穴部を、入口から奥へ向って幅又は内径が一定で鉛筆14の削られていない軸部 分を収容可能とした広幅部3と、その広幅部3の奥に連続的にその幅又は内径が 次第に縮小するように形成されてそのテーパ状の内面6に鉛筆軸先端部の傾斜し た削り面15を当接可能とした縮幅部4と、その縮幅部4のさらに奥に連続的に 幅又は内径が一定となるように形成されて鉛筆軸先端部の削り面15より前方へ 突出した芯16の部分のみを収容可能とした狭幅部5とによって構成したことを 特徴とする、という構成にしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。なお、図は本考案の 一実施例を示したものであり、本考案はこの実施例に限定されるものではない。 まず、本考案のペン差しは、一般的なペン差しと同様に鉛筆14を挿入して保持 可能な溝部2又は穴部を有するものである。その溝部2又は穴部は複数設けるこ とができる。それら複数の溝部2や穴部はそれぞれ独立的に設けることもできる が、複数の溝部2や穴部を並列させて一体的に設けことも可能である。図示した 実施例では、基板1の上に複数のリブ7を平行に立設して、それらのリブ7の間 に複数の溝部2を並列的に一体に設けている。なお、本考案のペン差しの素材は 自由であり、例えば、プラスチック製とすることができる。
【0007】 鉛筆14を挿入して保持する溝部2や穴部は、3つの部位によって構成する。 その3つの部位とは、入口から奥方向の所要位置まで設けた広幅部3と、その広 幅部3の奥に設けた縮幅部4と、その縮幅部4のさらに奥に設けた狭幅部5であ り、これらは連続させている。
【0008】 広幅部3は、溝部2又は穴部の幅又は内径が一定で、ここには鉛筆14におけ る削られていない軸部分を収容する。なお、広幅部3の幅又は内径は、その内面 が鉛筆14の軸の側面に接触して適度な摩擦力が生じる程度にする。
【0009】 縮幅部4は、溝部2又は穴部の幅又は内径が次第に奥へ向って縮小するように 変化する部位であり、その内面はテーパ状になっている。ここには、鉛筆軸先端 部の削った部位を収容し、その鉛筆軸の傾斜した削り面15をテーパ状の内面6 に当接させる。
【0010】 狭幅部5は、幅又は内径が一定で、それらの幅又は内径は芯径より僅かに大き く設定している。ここには、鉛筆軸の削り面15より前方へ突出した先鋭な芯1 6の部分のみを挿入させる。
【0011】 なお、上記実施例のように、鉛筆14を挿入して保持するために穴部ではなく 溝部2を設けた場合は、その溝部2の開放部から鉛筆14が脱出するのを防止す るために、図に示すように、その溝部2の両側に立設したリブ7の上縁部に溝部 2の開放部の上を覆うヒサシ片8を一体に設けた構造にすることができる。
【0012】 本考案のペン差しは、筆箱9の内部に取り付けて装備することができる。そし て、ペン差しは、図5に示すように筆箱9に対し横向きに伏せたり、図6に示す ように筆箱9に対し斜めに起立させることが可能である。すなわち、筆箱9に対 し起伏自在とすることができる。ペン差しの筆箱9に対する取付手段及び起伏自 在とするための手段は自由であるが、例えば、図示した実施例(図5及び図6参 照)のように、基板1の一端における左右の側面に取付用突起10を設けて、筆 箱9の側壁内面に設けた横穴部11にその取付用突起10を回動自在に挿入し、 また、基板1の側面における取付用突起10の近傍に係止凸部12も設けて、図 5に示すように基板1を横向きに伏せた状態で係止凸部12を筆箱9の側壁内面 に設けた凸状棚部13の下面側に係止可能になすとともに、図6に示すように基 板1を斜めに起立させた状態で係止凸部12を凸状棚部13の上面側に係止可能 となした構造にすることができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案の筆箱のペン差しは上記の通りであり、軸の先端部を削って先鋭な芯1 6を露出させた鉛筆14を溝部2又は穴部に挿入した場合に、芯16の部分は狭 幅部5に収容されて、鉛筆軸の削り面15が縮幅部4のテーパ状の内面6に当接 するので、鉛筆14を溝部2又は穴部に強く押し入れても、芯16の先端部が奥 の突き当たりの壁に衝突するようなことがなく、芯16の折れを防止できるとい う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペン差しの平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】図1のC−C線における断面図である。
【図5】筆箱に取り付けた状態の側面図である。
【図6】筆箱に対し斜めに起立させた状態の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 溝部 3 広幅部 4 縮幅部 5 狭幅部 6 テーパ状の内面 7 リブ 8 ヒサシ片 9 筆箱 10 取付用突起 11 横穴部 12 係止凸部 13 凸状棚部 14 鉛筆 15 削り面 16 芯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛筆14を挿入して保持する溝部2又は
    穴部を設けた筆箱のペン差しにおいて、それらの溝部2
    又は穴部を、入口から奥へ向って幅又は内径が一定で鉛
    筆14の削られていない軸部分を収容可能とした広幅部
    3と、その広幅部3の奥に連続的にその幅又は内径が次
    第に縮小するように形成されてそのテーパ状の内面6に
    鉛筆軸先端部の傾斜した削り面15を当接可能とした縮
    幅部4と、その縮幅部4のさらに奥に連続的に幅又は内
    径が一定となるように形成されて鉛筆軸先端部の削り面
    15より前方へ突出した芯16の部分のみを収容可能と
    した狭幅部5とによって構成したことを特徴とする筆箱
    のペン差し。
JP2002000221U 2002-01-22 2002-01-22 筆箱のペン差し Expired - Fee Related JP3087431U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662927A (ja) * 1992-08-17 1994-03-08 Daiken Trade & Ind Co Ltd 収納ラック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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