JPH0728152Y2 - 手動刃物等の収納ケ−ス - Google Patents
手動刃物等の収納ケ−スInfo
- Publication number
- JPH0728152Y2 JPH0728152Y2 JP1842092U JP1842092U JPH0728152Y2 JP H0728152 Y2 JPH0728152 Y2 JP H0728152Y2 JP 1842092 U JP1842092 U JP 1842092U JP 1842092 U JP1842092 U JP 1842092U JP H0728152 Y2 JPH0728152 Y2 JP H0728152Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- scissors
- neck
- storage
- passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
- Knives (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主にハサミ等の手動刃
物の前半分を挿入して収納するケ−スであって、壁や電
気冷蔵庫等の表面に固着してハサミ等を容易に抜き差し
することができる新規なケ−スに関する。
物の前半分を挿入して収納するケ−スであって、壁や電
気冷蔵庫等の表面に固着してハサミ等を容易に抜き差し
することができる新規なケ−スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、壁等に固着して手動刃物等の一
部を抜き差し自在に収納するケ−スは、単に細長い収納
部が設けられているだけであった。
部を抜き差し自在に収納するケ−スは、単に細長い収納
部が設けられているだけであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の、手動刃物等を
抜き差し自在に収納するケ−スは上述の通りであった。
この場合、収納ケ−スは壁に接着剤で固着したり、ケ−
ス裏面に板状のマグネットを取り付けて冷蔵庫等の鉄板
の表面に固着するのであるが、ケ−ス上端の挿入口は真
上を向いているために、この挿入口を通して手動刃物を
収納部に挿入するときには手動刃物を壁や冷蔵庫の表面
にぴったり沿わせるようにしてしなければならない。し
かし、壁や冷蔵庫の表面に手動刃物等を沿わせた状態で
これを指でつかむときは、指の先端部で柄の両側をつま
むようにして持たねばならず、ハサミ等の比較的重いも
のをケ−スに収納する際にはハサミを落すおそれがあっ
た。また収納ケ−スが目の高さよりも高い所に取り付け
てあるときにはケ−ス上端の挿入口を目で確認できない
ので、ハサミ等の挿入に手間取る原因となっていた。
抜き差し自在に収納するケ−スは上述の通りであった。
この場合、収納ケ−スは壁に接着剤で固着したり、ケ−
ス裏面に板状のマグネットを取り付けて冷蔵庫等の鉄板
の表面に固着するのであるが、ケ−ス上端の挿入口は真
上を向いているために、この挿入口を通して手動刃物を
収納部に挿入するときには手動刃物を壁や冷蔵庫の表面
にぴったり沿わせるようにしてしなければならない。し
かし、壁や冷蔵庫の表面に手動刃物等を沿わせた状態で
これを指でつかむときは、指の先端部で柄の両側をつま
むようにして持たねばならず、ハサミ等の比較的重いも
のをケ−スに収納する際にはハサミを落すおそれがあっ
た。また収納ケ−スが目の高さよりも高い所に取り付け
てあるときにはケ−ス上端の挿入口を目で確認できない
ので、ハサミ等の挿入に手間取る原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の構成は、手動刃
物等の一部分を挿入して収納しておくためのケ−スであ
って、細長い収納部を有するケ−ス本体と、手動刃物等
を該ケ−ス本体に導くための短い通路を有する首部とか
ら成り、前記収納部と通路とが連通するようにしてケ−
スの背面と首部の背面は弾性板で連結され、且つ該弾性
板以外のケ−ス本体と首部との境には隙間が設けられ、
通常の状態で首部はケ−ス本体に対して前傾し、ケ−ス
本体の収納部の方向に対して首部の通路が手前方向に向
いていることを特徴とする。
物等の一部分を挿入して収納しておくためのケ−スであ
って、細長い収納部を有するケ−ス本体と、手動刃物等
を該ケ−ス本体に導くための短い通路を有する首部とか
ら成り、前記収納部と通路とが連通するようにしてケ−
スの背面と首部の背面は弾性板で連結され、且つ該弾性
板以外のケ−ス本体と首部との境には隙間が設けられ、
通常の状態で首部はケ−ス本体に対して前傾し、ケ−ス
本体の収納部の方向に対して首部の通路が手前方向に向
いていることを特徴とする。
【0005】
【実施例】本考案の実施例を図面に従って説明する。実
施例は、ハサミ1を収納するためのケ−スであって裏面
にマグネット14が取付けられていて、冷蔵庫の鉄製の
表面に吸着しておく形式のものである。本考案の取り付
け形式はこれに限定されることはなく、マグネットを用
いず代わりに接着剤で壁等に固着するものであっても良
い。ケ−ス2はプラスチックで一体に形成され、ケ−ス
本体3はハサミの刃部を収納するための細長い収納部4
が設けられ、その上部に首部5が一体に形成されてい
る。本考案は、ケ−ス本体3と首部5とが一体に形成さ
れるものに限定されることはなく、別体に形成して両者
を連結したものであっても良い。
施例は、ハサミ1を収納するためのケ−スであって裏面
にマグネット14が取付けられていて、冷蔵庫の鉄製の
表面に吸着しておく形式のものである。本考案の取り付
け形式はこれに限定されることはなく、マグネットを用
いず代わりに接着剤で壁等に固着するものであっても良
い。ケ−ス2はプラスチックで一体に形成され、ケ−ス
本体3はハサミの刃部を収納するための細長い収納部4
が設けられ、その上部に首部5が一体に形成されてい
る。本考案は、ケ−ス本体3と首部5とが一体に形成さ
れるものに限定されることはなく、別体に形成して両者
を連結したものであっても良い。
【0006】首部5にはハサミの刃部をケ−ス収納部4
に導くための短い通路6が設けられている。ケ−ス収納
部4と通路6とは連通しており、それらの境は薄い背面
部である弾性板7を残して四個の隙間8が設けられてい
る。隙間の数はこれに限定されるものでなく、比較的広
めの隙間であれば一個でもよく、それ以上でも良い。通
常の状態、すなわちハサミが収納されていない状態では
弾性板7はケ−ス本体3に対して前傾するように曲がっ
ている。これにより、首部の通路6の方向も垂直ではな
く、通路の挿入口9がやや前を向くように傾いている。
弾性板7及び前記隙間8の存在により首部5はケ−ス本
体3に対して前後に揺動可能になるが、更に弾性板7を
補強するためにその裏面に金属製の板バネ10が取り付
けられている。この板バネ10は必要に応じて取り付け
られるものであって、弾性板7によって十分な弾性を得
ることができれば板バネ10はなくても良い。
に導くための短い通路6が設けられている。ケ−ス収納
部4と通路6とは連通しており、それらの境は薄い背面
部である弾性板7を残して四個の隙間8が設けられてい
る。隙間の数はこれに限定されるものでなく、比較的広
めの隙間であれば一個でもよく、それ以上でも良い。通
常の状態、すなわちハサミが収納されていない状態では
弾性板7はケ−ス本体3に対して前傾するように曲がっ
ている。これにより、首部の通路6の方向も垂直ではな
く、通路の挿入口9がやや前を向くように傾いている。
弾性板7及び前記隙間8の存在により首部5はケ−ス本
体3に対して前後に揺動可能になるが、更に弾性板7を
補強するためにその裏面に金属製の板バネ10が取り付
けられている。この板バネ10は必要に応じて取り付け
られるものであって、弾性板7によって十分な弾性を得
ることができれば板バネ10はなくても良い。
【0007】ケ−ス本体3の表面板のやや上部に丸孔1
1が設けられている。この丸孔11はハサミを収納部4
に収納したときに、ハサミの支軸頭部12を係止するた
めのものである。ケ−ス本体3の背面板13にはマグネ
ット14が固着されている。このマグネット14は背面
板13から突き出ているが、これは前傾していた首部5
が垂直になるときに首部背面板15が冷蔵庫の表面に当
たって、首部5の後方への揺動が阻止されることを防止
するためである。
1が設けられている。この丸孔11はハサミを収納部4
に収納したときに、ハサミの支軸頭部12を係止するた
めのものである。ケ−ス本体3の背面板13にはマグネ
ット14が固着されている。このマグネット14は背面
板13から突き出ているが、これは前傾していた首部5
が垂直になるときに首部背面板15が冷蔵庫の表面に当
たって、首部5の後方への揺動が阻止されることを防止
するためである。
【0008】ケ−ス本体の収納部4は、その上部4分の
1ほどの前後幅aはやや厚めに形成され、それより下方
部分の前後幅bはそれよりも薄く形成されており、その
境16は傾斜面に形成されている。境16が傾斜面に形
成されているために、前傾した首部5から挿入されたハ
サミの刃部先端は、収納部4の後壁上をその上部から境
16の傾斜面上を滑らかに滑りながら、収納部4の奥に
達して収納される。その結果、前傾していた首部5は垂
直になって、ハサミは冷蔵庫の表面に沿うようにしてケ
−ス2に収納される。
1ほどの前後幅aはやや厚めに形成され、それより下方
部分の前後幅bはそれよりも薄く形成されており、その
境16は傾斜面に形成されている。境16が傾斜面に形
成されているために、前傾した首部5から挿入されたハ
サミの刃部先端は、収納部4の後壁上をその上部から境
16の傾斜面上を滑らかに滑りながら、収納部4の奥に
達して収納される。その結果、前傾していた首部5は垂
直になって、ハサミは冷蔵庫の表面に沿うようにしてケ
−ス2に収納される。
【0009】実施例は、ハサミの収納ケ−スを例にとっ
て説明したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、比較的細長い多数の物品の収納ケ−スとして利用す
ることができる。例えば庖丁のような刃物や鉛筆等の筆
記具の収納ケ−スとしても利用することができる。
て説明したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、比較的細長い多数の物品の収納ケ−スとして利用す
ることができる。例えば庖丁のような刃物や鉛筆等の筆
記具の収納ケ−スとしても利用することができる。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上のような構成であって、ケ
−ス2が、収納部4を有するケ−ス本体3とハサミ1を
収納部4に導くための首部5に分かれており、ハサミ1
を収納していない通常の状態で首部5は前傾して挿入口
9がやや前方を向いている。したがって、ハサミを挿入
する最初の段階ではハサミを斜めにして挿入し、やや差
し込んだ後にハサミの柄の端部を押すことにより完全に
ハサミを収納することができる。このためハサミを挿入
する最初の段階では、ハサミが斜めな分だけハサミの柄
と冷蔵庫の表面にある程度の距離ができるので、ハサミ
の柄を握りやすい状態で握ったままでハサミの刃部を挿
入口9に差し込むことができ、やや差し込んだあとで柄
の端部を押すことによりハサミを完全に収納することが
できる。従来の収納ケ−スは挿入口が真上を向いてしか
も冷蔵庫の表面に沿っていたので、ハサミを収納部に挿
入するときには、指先で柄の両側を摘むようにして持ち
ずらい状態で持たねばならず、ハサミを落すおそれがあ
り危険であった。これに対して本考案は、従来品の欠点
を完全に除去することができる。
−ス2が、収納部4を有するケ−ス本体3とハサミ1を
収納部4に導くための首部5に分かれており、ハサミ1
を収納していない通常の状態で首部5は前傾して挿入口
9がやや前方を向いている。したがって、ハサミを挿入
する最初の段階ではハサミを斜めにして挿入し、やや差
し込んだ後にハサミの柄の端部を押すことにより完全に
ハサミを収納することができる。このためハサミを挿入
する最初の段階では、ハサミが斜めな分だけハサミの柄
と冷蔵庫の表面にある程度の距離ができるので、ハサミ
の柄を握りやすい状態で握ったままでハサミの刃部を挿
入口9に差し込むことができ、やや差し込んだあとで柄
の端部を押すことによりハサミを完全に収納することが
できる。従来の収納ケ−スは挿入口が真上を向いてしか
も冷蔵庫の表面に沿っていたので、ハサミを収納部に挿
入するときには、指先で柄の両側を摘むようにして持ち
ずらい状態で持たねばならず、ハサミを落すおそれがあ
り危険であった。これに対して本考案は、従来品の欠点
を完全に除去することができる。
【0011】また、本考案の挿入口9は斜め前方を向い
ているので、ハサミを挿入する際に挿入口9を目で確認
しながら刃部を挿入することができるので、ハサミを円
滑に挿入することができる。
ているので、ハサミを挿入する際に挿入口9を目で確認
しながら刃部を挿入することができるので、ハサミを円
滑に挿入することができる。
【図1】 本考案の収納ケ−スにハサミを収納した状態
の正面図
の正面図
【図2】 本考案の側面図
【図3】 本考案の中央断面図
1 ハサミ 2 ケ−ス 3ケ−ス本体
4 収納部 5 首部 6 通路 7 弾性板
8 隙間 9 挿入口 10 板バネ 11 丸孔
12 支軸頭部 13 背面板 14 マグネット 15 首部背面板
16 境
4 収納部 5 首部 6 通路 7 弾性板
8 隙間 9 挿入口 10 板バネ 11 丸孔
12 支軸頭部 13 背面板 14 マグネット 15 首部背面板
16 境
Claims (1)
- 【請求項1】 手動刃物等の一部分を挿入して収納して
おくためのケ−スであって、細長い収納部を有するケ−
ス本体と、手動刃物等を収納部に導くための短い通路を
有する首部とから成り、前記収納部と通路とが連通する
ようにしてケ−スの背面と首部の背面は弾性板で連結さ
れ、且つ該弾性板以外のケ−ス本体と首部との境には隙
間が設けられ、通常の状態で首部はケ−ス本体に対して
前傾し、ケ−ス本体の収納部の方向に対して首部の通路
が手前方向に向いていることを特徴とする手動刃物等の
収納ケ−ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1842092U JPH0728152Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 手動刃物等の収納ケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1842092U JPH0728152Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 手動刃物等の収納ケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558681U JPH0558681U (ja) | 1993-08-03 |
JPH0728152Y2 true JPH0728152Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11971170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1842092U Expired - Lifetime JPH0728152Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 手動刃物等の収納ケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728152Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP1842092U patent/JPH0728152Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558681U (ja) | 1993-08-03 |
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