JPH0616598Y2 - ペーパーカッター - Google Patents
ペーパーカッターInfo
- Publication number
- JPH0616598Y2 JPH0616598Y2 JP1989072906U JP7290689U JPH0616598Y2 JP H0616598 Y2 JPH0616598 Y2 JP H0616598Y2 JP 1989072906 U JP1989072906 U JP 1989072906U JP 7290689 U JP7290689 U JP 7290689U JP H0616598 Y2 JPH0616598 Y2 JP H0616598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide member
- grip
- corner
- paper cutter
- lower edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 ［産業上の利用分野］ この考案は例えば新聞や雑誌等の所要部分を切り抜いた
りする時最上部の紙面１枚だけをカットすることができ
るペーパーカッターに関するものである。
りする時最上部の紙面１枚だけをカットすることができ
るペーパーカッターに関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種のペーパーカッターとしては、例えば実公
昭６３−４６０６８号公報に示すものがある。このペー
パーカッターにおいては、把持部の下側縁部のガイド面
から刃体の刃先角部がわずかに突出している。そして、
このガイド面を紙面に当てがいながら把持部を引くと、
刃先角部により最上部の紙面１枚だけをカットすること
ができる。
昭６３−４６０６８号公報に示すものがある。このペー
パーカッターにおいては、把持部の下側縁部のガイド面
から刃体の刃先角部がわずかに突出している。そして、
このガイド面を紙面に当てがいながら把持部を引くと、
刃先角部により最上部の紙面１枚だけをカットすること
ができる。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、この従来のペーパーカッターにおいては、刃
先角部が把持部のガイド面から常に露出しているため、
不使用時に把持部を持ったとき刃先角部により指等にけ
がをするおそれがあった。又、ポケット等に保管した時
この刃先角部が引っ掛ってポケット内部は破れるおそれ
もあった。
先角部が把持部のガイド面から常に露出しているため、
不使用時に把持部を持ったとき刃先角部により指等にけ
がをするおそれがあった。又、ポケット等に保管した時
この刃先角部が引っ掛ってポケット内部は破れるおそれ
もあった。
本考案は前述した使い方をするペーパーカッターにおい
てその刃先角部によりけがをしたりポケット内部を破っ
たりするおそれのないものを提供することを目的として
いる。
てその刃先角部によりけがをしたりポケット内部を破っ
たりするおそれのないものを提供することを目的として
いる。
考案の構成 ［課題を解決するための手段］ この目的を達成するため本考案は、後記する第一実施例
又は第二実施例の図面に示すように、把持部１と、同把
持部１の下側縁部１ａから露出する刃体２と、前記把持
部１に対してその下側縁部１ａの下方に所定空間Ｓをお
いて支持されるガイド部材４とを備えたペーパーカッタ
ーにおいて、前記ガイド部材４には前記刃体２の刃先６
が挿通される長孔５を透設するとともに、同ガイド部材
４の下側には紙面Ｐに当てがわれるガイド面４ａを形成
し、同ガイド部材４の前記把持部１に対する支持構造に
は弾性力を付与し、前記ガイド部材４を常には前記刃先
６の角部６ａが前記長孔５内に位置するよう把持部１に
対して弾性的に支持したものである。
又は第二実施例の図面に示すように、把持部１と、同把
持部１の下側縁部１ａから露出する刃体２と、前記把持
部１に対してその下側縁部１ａの下方に所定空間Ｓをお
いて支持されるガイド部材４とを備えたペーパーカッタ
ーにおいて、前記ガイド部材４には前記刃体２の刃先６
が挿通される長孔５を透設するとともに、同ガイド部材
４の下側には紙面Ｐに当てがわれるガイド面４ａを形成
し、同ガイド部材４の前記把持部１に対する支持構造に
は弾性力を付与し、前記ガイド部材４を常には前記刃先
６の角部６ａが前記長孔５内に位置するよう把持部１に
対して弾性的に支持したものである。
［作用］ 第４，６図に示すように把持部１を握ってガイド部材４
のガイド面４ａを紙面Ｐに当てがい、把持部１を紙面Ｐ
に向けて押えると、ガイド部材４がその弾性に抗して把
持部１の下側縁部１ａ側へ接近し、刃先６の角部６ａが
ガイド面４ａからわずかに突出する。そして、把持部１
を紙面Ｐに沿って引くと、刃先６の角部６ａにより最上
部の１枚の紙面Ｐだけがカットされる。
のガイド面４ａを紙面Ｐに当てがい、把持部１を紙面Ｐ
に向けて押えると、ガイド部材４がその弾性に抗して把
持部１の下側縁部１ａ側へ接近し、刃先６の角部６ａが
ガイド面４ａからわずかに突出する。そして、把持部１
を紙面Ｐに沿って引くと、刃先６の角部６ａにより最上
部の１枚の紙面Ｐだけがカットされる。
［第一実施例］ まず、本考案の第一実施例を第１図〜第４図に従って説
明する。
明する。
薄板状の把持部１の前端部一側面には刃体２が押え板３
により挟着され、同刃体２の一部が把持部１の下側縁部
１ａから露出している。把持部１の前端からは片持ち梁
状のガイド部材４が一体形成され、このガイド部材４は
把持部１の下側縁部１ａに対し空間Ｓを持たせて同下側
縁部１ａに沿うように把持部１の後端まで延びている。
このガイド部材４には刃体２に対応して長孔５が透設さ
れ、刃体２の一部がこの長孔５に挿入されている。この
ガイド部材４は把持部１の下側縁部１ａに対し接近離間
する方向の弾性を有し、第２図に示すように常には刃体
２の刃先６の角部６ａがガイド部材４の下側のガイド面
４ａから突出しないように長孔５内に隠れている。
により挟着され、同刃体２の一部が把持部１の下側縁部
１ａから露出している。把持部１の前端からは片持ち梁
状のガイド部材４が一体形成され、このガイド部材４は
把持部１の下側縁部１ａに対し空間Ｓを持たせて同下側
縁部１ａに沿うように把持部１の後端まで延びている。
このガイド部材４には刃体２に対応して長孔５が透設さ
れ、刃体２の一部がこの長孔５に挿入されている。この
ガイド部材４は把持部１の下側縁部１ａに対し接近離間
する方向の弾性を有し、第２図に示すように常には刃体
２の刃先６の角部６ａがガイド部材４の下側のガイド面
４ａから突出しないように長孔５内に隠れている。
把持部１の後端にはストッパ部材７が回動可能に支持さ
れ、第２図に示すようにこのストッパ部材７が前記ガイ
ド部材４の後端に当接すると、ガイド部材４がこれ以上
把持部１の下側縁部１ａに接近しないため、刃先６の角
部６ａが常に長孔５内に隠れた状態を維持することがで
きる。一方、このストッパ部材７を回動させてガイド部
材４の後端から離すと、第４図に示すようにガイド部材
４は把持部１の下側縁部１ａに対し接近可能となる。
れ、第２図に示すようにこのストッパ部材７が前記ガイ
ド部材４の後端に当接すると、ガイド部材４がこれ以上
把持部１の下側縁部１ａに接近しないため、刃先６の角
部６ａが常に長孔５内に隠れた状態を維持することがで
きる。一方、このストッパ部材７を回動させてガイド部
材４の後端から離すと、第４図に示すようにガイド部材
４は把持部１の下側縁部１ａに対し接近可能となる。
第４図に示すようにストッパ部材７を回動させた状態
で、把持部１を握ってガイド部材４のガイド面４ａを紙
面Ｐに当てがい、把持部１を紙面Ｐに向けて押えると、
ガイド部材４がその弾性に抗して把持部１の下側縁部１
ａ側へ接近し、刃先６の角部６ａがガイド面４ａからわ
ずかに突出する。そして、把持部１を紙面Ｐに沿って引
くと、刃先６の角部６ａにより最上部の１枚の紙面Ｐだ
けがカットされる。
で、把持部１を握ってガイド部材４のガイド面４ａを紙
面Ｐに当てがい、把持部１を紙面Ｐに向けて押えると、
ガイド部材４がその弾性に抗して把持部１の下側縁部１
ａ側へ接近し、刃先６の角部６ａがガイド面４ａからわ
ずかに突出する。そして、把持部１を紙面Ｐに沿って引
くと、刃先６の角部６ａにより最上部の１枚の紙面Ｐだ
けがカットされる。
特に本実施例においては、不使用時刃先６の角部６ａは
ガイド部材４の長孔５内に隠れるので、把持部１を握っ
た時刃先６の角部６ａにより指等にけがをしたり、ペー
パーカッターをポケットに入れた時刃先６の角部６ａに
よりポケット内部が破れたりするおそれはなくなる。し
かも、不使用時にはガイド部材４がストッパ部材７に当
接して把持部１の下側縁部１ａに一定以上接近しないた
め、前述した角部６ａの突出防止機能がより一層確実な
ものとなる。
ガイド部材４の長孔５内に隠れるので、把持部１を握っ
た時刃先６の角部６ａにより指等にけがをしたり、ペー
パーカッターをポケットに入れた時刃先６の角部６ａに
よりポケット内部が破れたりするおそれはなくなる。し
かも、不使用時にはガイド部材４がストッパ部材７に当
接して把持部１の下側縁部１ａに一定以上接近しないた
め、前述した角部６ａの突出防止機能がより一層確実な
ものとなる。
［第二実施例］ 次に、本考案の第二実施例を第５図〜第７図に従って説
明する。
明する。
この第二実施例においては、前記第一実施例におけるス
トッパ部材７がなく、それに代えて把持部１の下側縁部
１ａの後端に係止凹部８が形成されているとともにガイ
ド部材４の後端に係止凸部９が形成されている。そし
て、第６図に示すように使用時ガイド部材４が把持部１
の下側縁部１ａ側へ接近すると、この係止凹凸部８，９
が第７図に示すように係合し、使用時におけるガイド部
材４の横振れを防止することができる。
トッパ部材７がなく、それに代えて把持部１の下側縁部
１ａの後端に係止凹部８が形成されているとともにガイ
ド部材４の後端に係止凸部９が形成されている。そし
て、第６図に示すように使用時ガイド部材４が把持部１
の下側縁部１ａ側へ接近すると、この係止凹凸部８，９
が第７図に示すように係合し、使用時におけるガイド部
材４の横振れを防止することができる。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば使用時にはガイド
部材４のガイド面４ａを紙面Ｐに当てがい把持部１を紙
面Ｐに向けて押えることにより刃先６の角部６ａがガイ
ド面６ａからわずかに突出するので、最上部の１枚の紙
面Ｐだけを容易にカットし得る一方、不使用時にはガイ
ド部材４の長孔５内に位置する刃先６の角部６ａがガイ
ド部材４のガイド面４ａから突出しないので、この角部
６ａにより指等にけがをするおそれはなくなって大変安
全であるとともに、保管時におけるポケットの破損も防
止することができる。
部材４のガイド面４ａを紙面Ｐに当てがい把持部１を紙
面Ｐに向けて押えることにより刃先６の角部６ａがガイ
ド面６ａからわずかに突出するので、最上部の１枚の紙
面Ｐだけを容易にカットし得る一方、不使用時にはガイ
ド部材４の長孔５内に位置する刃先６の角部６ａがガイ
ド部材４のガイド面４ａから突出しないので、この角部
６ａにより指等にけがをするおそれはなくなって大変安
全であるとともに、保管時におけるポケットの破損も防
止することができる。
第１図〜第４図は本考案の第一実施例を示し、第１図は
不使用状態にあるペーパーカッターを示す斜視図、第２
図は同じく正面図、第３図は同じく分解斜視図、第４図
は使用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第５
図〜第７図は本考案の第二実施例を示し、第５図は不使
用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第６図は
使用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第７図
は第６図の右側面図である。 把持部１、下側縁部１ａ、刃体２、ガイド部材４、ガイ
ド面４ａ、長孔５、刃先６、角部６ａ、紙面Ｐ、空間
Ｓ。
不使用状態にあるペーパーカッターを示す斜視図、第２
図は同じく正面図、第３図は同じく分解斜視図、第４図
は使用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第５
図〜第７図は本考案の第二実施例を示し、第５図は不使
用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第６図は
使用状態にあるペーパーカッターを示す正面図、第７図
は第６図の右側面図である。 把持部１、下側縁部１ａ、刃体２、ガイド部材４、ガイ
ド面４ａ、長孔５、刃先６、角部６ａ、紙面Ｐ、空間
Ｓ。
Claims (1)
- 【請求項１】把持部（１）と、同把持部（１）の下側縁
部（１ａ）から露出する刃体（２）と、前記把持部
（１）に対してその下側縁部（１ａ）の下方に所定空間
（Ｓ）をおいて支持されるガイド部材（４）とを備えた
ペーパーカッターにおいて、 前記ガイド部材（４）には前記刃体（２）の刃先（６）
が挿通される長孔（５）を透設するとともに、同ガイド
部材（４）の下側には紙面（Ｐ）に当てがわれるガイド
面（４ａ）を形成し、同ガイド部材（４）の前記把持部
（１）に対する支持構造には弾性力を付与し、前記ガイ
ド部材（４）を常には前記刃先（６）の角部（６ａ）が
前記長孔（５）内に位置するよう把持部（１）に対して
弾性的に支持したことを特徴とするペーパーカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989072906U JPH0616598Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ペーパーカッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989072906U JPH0616598Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ペーパーカッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0313968U JPH0313968U (ja) | 1991-02-13 |
| JPH0616598Y2 true JPH0616598Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31611262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989072906U Expired - Lifetime JPH0616598Y2 (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ペーパーカッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616598Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5920874U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 大塚刷毛製造株式会社 | パイプの塗装用ロ−ラ |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1989072906U patent/JPH0616598Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5920874U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 大塚刷毛製造株式会社 | パイプの塗装用ロ−ラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0313968U (ja) | 1991-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |