JPH1086590A - 開封機能付き筆記具 - Google Patents

開封機能付き筆記具

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JPH1086590A
JPH1086590A JP27282096A JP27282096A JPH1086590A JP H1086590 A JPH1086590 A JP H1086590A JP 27282096 A JP27282096 A JP 27282096A JP 27282096 A JP27282096 A JP 27282096A JP H1086590 A JPH1086590 A JP H1086590A
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JP
Japan
Prior art keywords
groove
writing implement
cutting blade
envelope
writing
Prior art date
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Pending
Application number
JP27282096A
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English (en)
Inventor
Shobon Ryo
捷凡 廖
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単且つ速やかに封書を開封することができ
る開封機能付き筆記具を提供することを目的とする。 【構成】 筆記具の上端部に封筒の封止端部を挿入して
スライドさせる為の溝部5を設け、該溝部5の片側の溝
壁5aから他側の溝壁5bに向けて切断刃6を溝壁5b
と接触させないように突出させ、該切断刃6が、刃先と
反対する別の一端を筆記具本体内に固定させ、或いは筆
記具本体内に設けられた支柱と回転できるように連結さ
せると同時に筆記具本体内に内蔵した弾性体により押さ
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、封筒を簡単に開くこと
ができる開封機能を付けた筆記具に関する。
【0002】
【従来技術】従来は、封書を開封するときには、はさ
み、ペーパーナイフ或いは専用のレターオペンナー(例
えば、実公平7−26159)を使用し、或いは筆記具
に付けられたクリップに切断刃を設け、該クリップを押
さえながらスライドさせて封書を開封する(例えば、実
開平7−40193)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】筆記具とレターオペン
ナーを別々に分けて使用することは不便なところが多い
であり、レターオペンナーを保管するためにもスペース
がかかり、時にはおく場所が忘れると探しにも面倒であ
る。筆記具に開封機能を付けようという試みもあった
が、例えば実開平7−40193及び実開平6−422
55、どちらでも切断刃がクリップに設けられている。
切断刃をクリップに取り付ける為に、大きいサイズのク
リップが要り、使用する時に指で押さえられないと封筒
が開封できない。また、クリップと筆記具本体とを連結
する支柱と切断刃との距離が長すぎると、封筒の開口部
を数ミリ以上切除するので中の書類まで切り取る恐れが
ある。さらに、クリップが弾性材であるため、押さえる
力が大きすぎると、刃先が筆記具本体に当たられて、切
断刃と筆記具本体両方とも壊れやすい。一方、クリップ
に切断刃(特にセラミックス製切断刃)を取り付けるこ
とが困難であり、使用中に切断刃がクリップから脱され
るおそれもある。また、クリップと筆記具本体との隙間
は通常の筆記具の場合より寛くなり、紙ゴミの切断屑を
生じやすいなど不便さを感じることが多々あった。本発
明は、これらの問題点を解決する為に、筆記用具に開封
機能を付けた使用便利、安全な道具を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、筆記具の上端
に封筒の封止部を挿入してスライドさせる為の溝部を備
え、上記溝部の片側の溝壁側から他側の溝壁に向けてそ
の溝部内に切断刃の刃先を突出させ、刃先と反対する別
の一端を筆記具本体内に固定し、或いは筆記具本体内に
設けられた支柱と回転できるように連結させると同時に
筆記具本体内に内蔵した弾性体により押さえるものであ
る。
【0005】
【作用】上記構成によれば、筆記具本体の溝部に封筒の
封止端部の一角を挿入し、該溝部を封筒の封止部に沿っ
てスライドさせると、その封止端部は上記溝部の片側の
溝壁側から他側の溝壁に向けて突出されている切断刃に
必ず当たるので、その切断刃の刃先が上記封止端部を切
開する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の側面図である。図
2は本発明の一実施例の使用状態を説明する参考図であ
る。図1と図2に示した実施例には、開封機能を有する
本体開封端部1と書写機能を有する本体筆記部2が継ぎ
手3により連結される。本体開封端部1に設けられたク
リップ4と反対する側に、封筒の封止部を挿入してスラ
イドさせる為の溝部5を備え、上記溝部5の片側の溝壁
5aから他側の溝壁5bに向けて、溝壁5bに当たられ
ないようにその溝部内に突出された切断刃6を設ける。
開封する時に、封筒を一方の手に保持して他方の手に筆
記具本体を保持し、溝部5に封筒の封止端部の一角を挿
入して溝部5を封筒の封止部に沿って矢印方向に速やか
にスライドさせるだけで封筒を開封できる。上記溝壁5
bが、溝部5の溝底に向けて傾斜し、溝下部分の幅がや
や広げることと、上記切断刃6の刃先から溝部5の溝底
までの隙間は0.3mmから3.0mmまでの範囲内で
あることと、該切断刃6の材質は十分な強度、靭性と耐
摩耗性を有すること(例えば、ステンレスまたは部分安
定化ジルコニアセラミックス)が望ましい。
【0008】図3と図4は溝部5を備えた部分の内部構
造を示した本発明の長さ方向と平行する一実施例の断面
図である。図3と図4に示された実施例には、ジャケッ
ト7で包蔵された芯部が上芯部8aと下芯部8bを合わ
せることによって構成される。切断刃6が、下芯部8b
に切断刃6の厚み及び幅と合わせるように備えた凹部
と、上記凹部に切断刃6の厚み及び軸孔9と合わせるよ
うに設けられた支軸10により、刃先を溝壁5bに接触
させないように固定される。上記刃先から溝壁5bまで
の隙間は0.1mmから1.0mmまでの範囲であるこ
とが望ましい。
【0009】図5と図6は溝部5を備えた部分の内部構
造を示した本発明の長さ方向と平行する一実施例の断面
図である。図5と図6に示された実施例には、下芯部8
bに切断刃6の厚みと合わせた、かつ、切断刃6の幅よ
りやや寛かった凹部を設け、上記凹部に切断刃6の厚み
及び軸孔9と合わせるように支軸10を設け、切断刃 り固定される。切断刃6が下芯部8bの凹部の幅により
制限された角度範囲内に 先から溝壁5bまでの隙間は0.1mmから1.0mm
までの範囲であることが望ましい。
【0010】図3と図4に示した実施例には、板形切断
刃のかわりに針形切断刃を使ってもよい。例えば、下芯
部8bにL形の針形切断刃のサイズと合わせるようなL
形溝部を設け、上記溝部に、針形切断刃6の刃先が片側
の溝壁5aから他側の溝壁5bに向けて、かつ、溝壁5
bに当たられないようにその溝部内に突出される仕方で
切断刃6を固定する。
【0012】図7に示した実施例には、溝部5が筆記具
の長さ方向と直角以外の角度、例えば70度にするもの
である。開封する際には、本発明の溝部5をx矢印方向
で封筒の封止端部に沿ってスライドさせることにより封
筒が開封される。
【0013】図8に示した実施例には、溝壁5bに刃先
が回転する時に生じた弓形軌跡に合わせるような弓形凹
面或いは弓形溝部を備えたものである。
【発明の効果】本発明は筆記具として使えると同時に封
筒開封器としても使え、携帯便利且つ安全の道具であり
る。開封する時に、封筒を一方の手に保持して他方の手
に本発明を保持し、溝部5を封筒の封止部に沿ってスラ
イドさせるだけで封筒を開封できる。また、封筒を開封
する時には、指で押さえる必要はなく、書くときのよう
に本発明を握って操作し、簡単に且つ楽に開封でき、し
かも開封速度が速い、紙ゴミの切断屑を出しにくい及び
内容物に傷付けにくいなどの効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の切断刃取付部の構造を示す
横断面図である。
【図4】上記図3の実施例の切断刃取付部の構造を示す
縦断面図である。
【図5】本発明の一実施例の切断刃取付部の構造を示す
横断面図である。
【図6】上記図5の実施例の切断刃取付部の構造を示す
縦断面図である。
【図7】本発明の一実施例の切断刃取付部の構造を示す
横断面図である。
【図8】本発明の一実施例の切断刃取付部の構造を示す
横断面図である。
【符号の説明】
1 本体開封端部 2 本体筆記部 3 継ぎ手 4 クリップ 5 溝部 5a,5b 溝壁 6 切断刃 7 ジャケット 8a 上芯部 8b 下芯部 9 軸孔 10 支軸 12 固定枠 13 封筒の封止端

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具の本体に封筒の封止部を挿入して
    スライドさせる為の溝部を備え、溝部内に切断刃を設け
    たことを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 筆記用具の長方向と直角にしての、か
    つ、封筒の封止部を挿入してスライドさせる為の溝部を
    備えた筆記具本体を有することと、上記溝部の片側の溝
    壁側から他側の溝壁に向けてその溝部内に突出された切
    断刃を設けたことを特徴とする請求項1記載の筆記具。
  3. 【請求項3】 刃先と反対する別の一端に少なくとも一
    つの穴を設け、且つ、筆記具本体内に設けられた支軸に
    回転自在に支持され、かつ筆記具本体内に設けられた弾
    性体により押さえられた切断刃を有することを特徴とす
    る請求項2記載の筆記具。
  4. 【請求項4】 筆記具のクリップを有する一端に、該ク
    リップと反対する側に封筒の封止部を挿入してスライド
    させる為の溝部を備えた請求項1、2または3に記載の
    筆記具。
JP27282096A 1996-09-07 1996-09-07 開封機能付き筆記具 Pending JPH1086590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27282096A JPH1086590A (ja) 1996-09-07 1996-09-07 開封機能付き筆記具

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JP27282096A JPH1086590A (ja) 1996-09-07 1996-09-07 開封機能付き筆記具

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JPH1086590A true JPH1086590A (ja) 1998-04-07

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ID=17519220

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JP27282096A Pending JPH1086590A (ja) 1996-09-07 1996-09-07 開封機能付き筆記具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442559B1 (ko) * 2001-11-17 2004-07-30 조성윤 필기장 모서리 절취부가 구비된 필기구
WO2012108515A1 (ja) * 2011-02-10 2012-08-16 マックス株式会社 スタンプ
JP2012166394A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Max Co Ltd スタンプ

Cited By (4)

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JP2012166394A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Max Co Ltd スタンプ
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