JPH0430074Y2 - - Google Patents

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JPH0430074Y2
JPH0430074Y2 JP1985112203U JP11220385U JPH0430074Y2 JP H0430074 Y2 JPH0430074 Y2 JP H0430074Y2 JP 1985112203 U JP1985112203 U JP 1985112203U JP 11220385 U JP11220385 U JP 11220385U JP H0430074 Y2 JPH0430074 Y2 JP H0430074Y2
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JP
Japan
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blade
paper
shaft
tapered part
writing
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JP1985112203U
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JPS6220886U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、筆記具の軸のテーパー部に刃を付け
ることにより、筆記、携帯等に支障がなくて、紙
面の切り抜き等を容易、確実に行い得る紙切り付
きの筆記具に関する。
(従来の技術) 従来、筆記具に刃を付設する考案は、(1)実開昭
56−125387号公報、(2)実開昭56−66488号公報、
(3)登録実用新案第11732号公報等により公知であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した(1)の公報所載の考案は、多色ボールペ
ンの軸の一つの先端に針を取り付けたものである
から、紙切りの際、表面側の一部の繊維は針によ
り掻き切られるが、残りの繊維はつながつている
ため、このつながりを引き離すのに手数が掛かる
だけでなく、切口が毛羽立つて見苦しいから、鋏
や紙断器を使つて切り直しをする面倒があり、更
に、筆記と紙切りの切換えは、筆記側の軸を引つ
込めて針側の軸を繰り出さないとできない煩わし
さがあつて実用性に乏しいものである。
次に、(2)の公報所載の考案は、帽筒の頭部に突
片を一体的に形成し、該突片の周縁に切欠部を設
け、該切欠部に刃部を設けたものであるから、袋
や容器の蓋の開封にように刃部の先角部を袋や蓋
へ突き刺せる場合は、刃部を袋や蓋に当てゝその
切り開き行うことができるが、紙面切り抜きのよ
うに刃部の先角部を紙に突き刺すことができない
場合は、刃部によつて紙を切ることができないか
ら、紙面の切り抜きには利用できないものであ
る。
更に(3)の考案は、鉛筆の一端に嵌挿すべき円筒
に刃部を内側に向けてナイフを付着させたもので
あるから、鉛筆から円筒を外して付着させたナイ
フにより鉛筆を削ることはできるが、ナイフの刃
を内側に設けてあるため、ナイフにより紙面の切
抜きを行うことができないものである。
これに対して本考案の紙切り付筆記具は、軸端
部のテーパー部分に軸線方向へ向く刃を刃先が僅
かに突出するように取付けたものであるから、前
記した刃が筆記時や携帯時には他物へ触れないた
め安全に筆記や携帯ができるが、軸を斜めに持て
ば刃が紙面へ当つてその切り抜きを容易、確実に
行うことができる紙切り付きの筆記具を提供する
ことを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための手段は、軸の端部に
テーパー部を形成して、該テーパー部に書き芯を
備えさせた筆記具に於て、前記テーパー部にその
表面より僅かに刃先が突出する刃を軸線方向に向
けて配設した紙切り付きの筆記具の構成にある。
(作用) 前記のように構成される紙切り付きの筆記具
は、軸端のテーパー部に刃を設けてあるから、書
き芯が紙面へ当たるように軸を持てば、安全に書
き芯による筆記ができ、又、軸を平らに机上等に
置くか、或いは立ててポケツト等へ収容する場合
は、テーパー部に設けた刃が机面や衣服等に触れ
ないためこれらを傷付けることがない。
しかし、テーパー部が紙面とほぼ平らになるよ
うに軸を持つと、テーパー部に設けた刃が紙面へ
当り、軸を切断したい方向に引けば、鋭利な刃先
が紙面を走つて紙を引き切るため、さほど力を入
れなくても紙が完全に切断されて、この切断線を
切り抜きたい部分の周囲に巡らせれば、他の部分
を損なわずに必要とする部分だけを簡単に切り抜
くことができるもので、しかも、刃により紙面を
引き切りにする場合は、切り曲がりを生じにくゝ
て、切口も綺麗であるために切り直しを必要とし
ないものである。
(実施例) 以下に本考案に関する紙切り付き筆記具の実施
例を図面に基いて説明する。
図面第1図は第一の実施例を示すもので、この
例において1は筆記具の軸で、合成樹脂、金属、
等により持ち易い太さと長さに形成してあり、そ
の先端側にテーパー部4を形成し、このテーパー
部4に公知のペン、ボールペン、フエルトペン、
黒鉛芯、その他の書き芯2を装備させてある。
3は前記した軸1のテーパ部に軸線方向に向け
て設け、且つ刃先をテーパー部より僅かに突出さ
せた紙切り用の刃で、鋼製のものでの良いが、安
全性の面からセラミツク製のものが好ましく、こ
の刃3は、図面第2図に示すようにテーパー部4
にインサート成形するか、第3図に示すようにテ
ーパー部4に形成した挿込溝5へ挿し込んで、溝
5の開口側を第4図に示すように熱圧によつてつ
ぶすか、又は第5図に示すように溝5へ挿し込ん
で、接着剤6により接着する等の手段によつてテ
ーパー部4へ取り付ける。
第6図は第二の実施例を示すもので、この実施
例に於ては、筆記具の軸1の後端側のテーパー部
4に第7図に示すような蟻溝か、T溝等の凹部7
を形成し、この凹部7へ抜き挿しする片8に前記
実施例と同様の刃3を同様の手段により取り付け
たもので、この例に於ては、刃3が切れなくなれ
ば、片8を凹部7から抜き取つて刃3を交換する
ことができ、又、刃3が不要のときは、取り外し
て置くこともできるものである。
図面第8図には第三の実施例を示すもので、こ
の実施例に於ては、筆記具の軸1の先端側にテー
パー部4を有する第9図に示す通りのキヤツプ9
を着脱する構成としたもので、前記キヤツプ9に
前記した実施例と同様の刃3を同様の手段により
取り付けたもので、この実施例も刃3が切れなく
がれば、キヤツプ9を外して交換することがで
き、又、刃3が不要のときは、キヤツプ9を取り
外して置くこともでき、更に、この実施例では軸
1の太さが同じものであれば、キヤツプ9を他の
筆記具に付け代えて使用することもできるもので
ある。
(考案の効果) 本考案に関する紙切り付き筆記具は、軸を持つ
角度を変えるだけで書き芯と刃を選択的に紙面に
当てて、筆記と紙面の切り抜きを簡便に行うこと
ができて操作性上に甚だ便利である。
筆記具の軸端にテーパー部を形成し、この部分
に軸線方向に向けて刃先が僅かに突出する刃を取
り付けたから、軸を斜めに持てば刃の鋭利な刃先
部分が紙面に当たつて、軸を引くことにより紙の
引き切りが行われるから、小さい力で切り曲がり
や切り残しがなく、切口も綺麗な切断が行われて
切り直しの必要がない。
テーパー部に設けた刃は、筆記時に指等へ触れ
ないため安全に筆記ができ、又、机上へ置いた
り、ポケツト等に収容したりするとき、机面や衣
服等に刃が触れないためこれらを傷付けることが
ない。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する紙切り付き筆記具の第
一の実施例を示す一部分を切欠いた側面図。第2
図は同上に於ける刃の取付け状態の一例を示す縦
断平面図。第3図及び第4図はは同上に於ける刃
の取付け状態の他の例を示す一部分の縦断平面図
で、第3図は刃の取付け途中を、第4図は刃の取
付け完了を示す。第5図はは同上に於ける刃の取
付け状態の更に他の例を示す一部分の縦断正面
図。第6図は第二の実施例を示す一部分を切欠い
た側面図。第7図は同上に於ける刃の取付け構造
を分解して示す拡大部分図。第8図は第三の実施
例を示す一部分を切欠いた側面図。第9図は同上
に於ける刃の取付け構造を分解して示す一部分を
縦断した拡大部分図である。 1……筆記具の軸、2……書き芯、3……刃、
4……テーパー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸の端部にテーパー部を形成して、該テーパー
    部に書き芯を備えさせた筆記具に於て、前記テー
    パー部にその表面より僅かに刃先が突出する刃を
    軸線方向に配設したことを特徴とする紙切り付き
    の筆記具。
JP1985112203U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0430074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985112203U JPH0430074Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985112203U JPH0430074Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6220886U JPS6220886U (ja) 1987-02-07
JPH0430074Y2 true JPH0430074Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=30992853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985112203U Expired JPH0430074Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430074Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5666488U (ja) * 1979-10-24 1981-06-03
JPS56125387U (ja) * 1980-02-27 1981-09-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6220886U (ja) 1987-02-07

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