JPH0319338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319338Y2 JPH0319338Y2 JP1986198463U JP19846386U JPH0319338Y2 JP H0319338 Y2 JPH0319338 Y2 JP H0319338Y2 JP 1986198463 U JP1986198463 U JP 1986198463U JP 19846386 U JP19846386 U JP 19846386U JP H0319338 Y2 JPH0319338 Y2 JP H0319338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- knob
- writing instrument
- sharp
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、カツター付の複合筆記具に関するも
のである。
のである。
［従来技術とその問題点］
筆記具に他の文具用品や時計などを付加した複
合筆記具は、機能が増大して用途が広がるため、
各種のものが提案され、実用化されている。しか
して、筆記具にカツターを付加すれば、便利な複
合筆記具となる。しかし、従来のカツターは、素
材に炭素鋼やステンレス鋼などを使用し、刃先を
鋭い角度に成形して切れ味を鋭くしたものである
が、筆記具は学童を始めとしてあらゆる人々が使
用するため、このカツターを取付けた複合筆記具
は、取扱いを誤ると危険であり、ほとんど実用化
されていないのが実情である。
合筆記具は、機能が増大して用途が広がるため、
各種のものが提案され、実用化されている。しか
して、筆記具にカツターを付加すれば、便利な複
合筆記具となる。しかし、従来のカツターは、素
材に炭素鋼やステンレス鋼などを使用し、刃先を
鋭い角度に成形して切れ味を鋭くしたものである
が、筆記具は学童を始めとしてあらゆる人々が使
用するため、このカツターを取付けた複合筆記具
は、取扱いを誤ると危険であり、ほとんど実用化
されていないのが実情である。
［考案の目的］
そこで本考案は、紙や皮革などはよく切れるが
皮膚は切れにくいカツターを有し、便利で安全性
の高いカツター付筆記具を提供することを目的と
する。
皮膚は切れにくいカツターを有し、便利で安全性
の高いカツター付筆記具を提供することを目的と
する。
［考案の構成とその作用］
本考案のカツター付筆記具は、軸筒の尾端開口
から突出するノツク部材に人工ルビーよりなるカ
ツターが取り付けられ、このノツク部材がノツク
カバーで覆われていることを特徴とするものであ
る。
から突出するノツク部材に人工ルビーよりなるカ
ツターが取り付けられ、このノツク部材がノツク
カバーで覆われていることを特徴とするものであ
る。
ここで、人工ルビーは、純度99％、モース硬度
が９のα−A12O3単結晶からなり、ダイヤモンド
に次ぐ硬度を有する。従つて、熱処理された炭素
鋼やステンレス鋼などよりもずつと硬く、これを
研磨して刃先に成形すると、切れ味は勿論のこ
と、耐腐食性、耐摩耗性、耐熱性などが優れたカ
ツターとなり、一部で実用化されている。更に
は、硬度が大きいために、刃先の角度をそれほど
鋭くしなくても、摩擦の大きい紙や皮革などはよ
く切れるが、しなやかな皮膚には、炭素鋼やステ
ンレス鋼製の刃先ほど鋭くないために刃が立ちに
くい特性を有する。従つて、人工ルビーよりなる
カツターが取り付けられ、このカツター取付け部
がノツクカバーで覆われていることを特徴とする
本考案のカツター付筆記具は、筆記具とカツター
の機能を具備し、便利で安全性の高い複合筆記具
となる。
が９のα−A12O3単結晶からなり、ダイヤモンド
に次ぐ硬度を有する。従つて、熱処理された炭素
鋼やステンレス鋼などよりもずつと硬く、これを
研磨して刃先に成形すると、切れ味は勿論のこ
と、耐腐食性、耐摩耗性、耐熱性などが優れたカ
ツターとなり、一部で実用化されている。更に
は、硬度が大きいために、刃先の角度をそれほど
鋭くしなくても、摩擦の大きい紙や皮革などはよ
く切れるが、しなやかな皮膚には、炭素鋼やステ
ンレス鋼製の刃先ほど鋭くないために刃が立ちに
くい特性を有する。従つて、人工ルビーよりなる
カツターが取り付けられ、このカツター取付け部
がノツクカバーで覆われていることを特徴とする
本考案のカツター付筆記具は、筆記具とカツター
の機能を具備し、便利で安全性の高い複合筆記具
となる。
［実施例］
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
的に説明する。
図面は、ノツク式シヤープペンシルの例を示す
が、軸筒１内には鉛芯ケース３を含むシヤープペ
ンシル中具が収納されており、鉛芯ケース３の後
端開口にはノツク部材４が着脱自在に嵌着されて
軸筒１の尾端開口から突出している。このノツク
部材４の後端面には、前述の優れた特性を有する
α−A12O3単結晶を板状に成形した人工ルビーを
研磨して刃先を形成したカツター６が取付けられ
ているが、この刃先の角度は、炭素鋼やステンレ
ス鋼製の刃先ほど鋭くない。そして、カツター使
用時以外はノツク部材４にノツクカバー５が被せ
られており、カツター６はノツクカバー５で覆わ
れている。
が、軸筒１内には鉛芯ケース３を含むシヤープペ
ンシル中具が収納されており、鉛芯ケース３の後
端開口にはノツク部材４が着脱自在に嵌着されて
軸筒１の尾端開口から突出している。このノツク
部材４の後端面には、前述の優れた特性を有する
α−A12O3単結晶を板状に成形した人工ルビーを
研磨して刃先を形成したカツター６が取付けられ
ているが、この刃先の角度は、炭素鋼やステンレ
ス鋼製の刃先ほど鋭くない。そして、カツター使
用時以外はノツク部材４にノツクカバー５が被せ
られており、カツター６はノツクカバー５で覆わ
れている。
しかして、筆記時には、ノツクカバー５を押圧
してノツク操作を行うと、鉛芯ケース３が前進し
て図示略のチヤツクが鉛芯を開放して先口２より
鉛芯が操出し、ノツク操作を解除するとチヤツク
が再び鉛芯を咬持して筆記可能になる。そして、
カツター６を使用するときは、第１図に示すよう
に、ノツクカバー５を取り外せばよく、筆記具と
カツターの機能を具備し、用途が広くて便利な複
合筆記具として使用できる。
してノツク操作を行うと、鉛芯ケース３が前進し
て図示略のチヤツクが鉛芯を開放して先口２より
鉛芯が操出し、ノツク操作を解除するとチヤツク
が再び鉛芯を咬持して筆記可能になる。そして、
カツター６を使用するときは、第１図に示すよう
に、ノツクカバー５を取り外せばよく、筆記具と
カツターの機能を具備し、用途が広くて便利な複
合筆記具として使用できる。
このように、人工ルビーよりなるカツター６が
取り付けられているので、摩擦の大きい紙や皮革
などはよく切れるが、しなやかな皮膚には、炭素
鋼やステンレス鋼製の刃先ほど鋭くないために刃
が立ちにくく、安全性が高い。そして、ノツク式
筆記具に通常使用されるノツクカバー５が安全カ
バーの役目もしているので、専用の安全カバーを
必要とせず、従つて、部品点数が少なく、カツタ
ーの非使用時の安全性もより向上する。また、人
工ルビーは、特有の紅色の輝きを有するので、意
匠的にも、高級感のあふれた複合筆記具とするこ
とができる。
取り付けられているので、摩擦の大きい紙や皮革
などはよく切れるが、しなやかな皮膚には、炭素
鋼やステンレス鋼製の刃先ほど鋭くないために刃
が立ちにくく、安全性が高い。そして、ノツク式
筆記具に通常使用されるノツクカバー５が安全カ
バーの役目もしているので、専用の安全カバーを
必要とせず、従つて、部品点数が少なく、カツタ
ーの非使用時の安全性もより向上する。また、人
工ルビーは、特有の紅色の輝きを有するので、意
匠的にも、高級感のあふれた複合筆記具とするこ
とができる。
なお、本実施例では、シヤープペンシルの例を
示したが、ノツク式ボールペンなどにも適用でき
ることは云うまでもない。
示したが、ノツク式ボールペンなどにも適用でき
ることは云うまでもない。
［考案の効果］
以上説明したように、本考案のカツター付筆記
具は、軸筒の尾端開口から突出するノツク部材に
人工ルビーよりなるカツターが取付けられ、この
ノツク部材がノツクカバーで覆われているので、
紙や皮革などはよく切れるが皮膚は切れにくいカ
ツターを有し、便利で安全性の高いカツター付筆
記具とすることができる。
具は、軸筒の尾端開口から突出するノツク部材に
人工ルビーよりなるカツターが取付けられ、この
ノツク部材がノツクカバーで覆われているので、
紙や皮革などはよく切れるが皮膚は切れにくいカ
ツターを有し、便利で安全性の高いカツター付筆
記具とすることができる。
第１図は本考案実施例の一部断面図である。
１……軸筒、２……先口、３……鉛芯ケース、
４……ノツク部材、５……ノツクカバー、６……
カツター。
４……ノツク部材、５……ノツクカバー、６……
カツター。
Claims (1)
- 軸筒の尾端開口から突出するノツク部材に人工
ルビーよりなるカツターが取付けられ、このノツ
ク部材がノツクカバーで覆われていることを特徴
とするカツター付筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986198463U JPH0319338Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986198463U JPH0319338Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63103872U JPS63103872U (ja) | 1988-07-06 |
| JPH0319338Y2 true JPH0319338Y2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=31159173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986198463U Expired JPH0319338Y2 (ja) | 1986-12-25 | 1986-12-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0319338Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56106162U (ja) * | 1980-01-17 | 1981-08-18 |
-
1986
- 1986-12-25 JP JP1986198463U patent/JPH0319338Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63103872U (ja) | 1988-07-06 |
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