JPH0734697Y2 - 筆記具保持機能付手帳 - Google Patents
筆記具保持機能付手帳Info
- Publication number
- JPH0734697Y2 JPH0734697Y2 JP1990040580U JP4058090U JPH0734697Y2 JP H0734697 Y2 JPH0734697 Y2 JP H0734697Y2 JP 1990040580 U JP1990040580 U JP 1990040580U JP 4058090 U JP4058090 U JP 4058090U JP H0734697 Y2 JPH0734697 Y2 JP H0734697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing instrument
- notebook
- clip
- opening
- holding function
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、筆記具保持機能を有する手帳に関する。
(ロ)従来の技術 従来の手帳において筆記具を保持する構造としては、手
帳の表紙、裏表紙、または背表紙に筒状の筆記具保持部
を設けたものが一般的であった。そしてこの筒状の筆記
具保持部は、筆記具本体をその中に挿入し、保持するも
のであった。
帳の表紙、裏表紙、または背表紙に筒状の筆記具保持部
を設けたものが一般的であった。そしてこの筒状の筆記
具保持部は、筆記具本体をその中に挿入し、保持するも
のであった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、筆記具本体の大きさ、特にその径は画一的に決
まったものでないために、筆記具本体が太い場合には筆
記具保持部に挿入できず、また筆記具本体が細い場合に
は筆記具保持部から抜け落ちるという課題が生じてい
た。
まったものでないために、筆記具本体が太い場合には筆
記具保持部に挿入できず、また筆記具本体が細い場合に
は筆記具保持部から抜け落ちるという課題が生じてい
た。
そこで本考案は、筆記具本体の太さが異なっても筆記具
を確実に手帳に保持することを目的とする。
を確実に手帳に保持することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は、手帳本体の背表紙
に開口部を設け、前記開口部の大きさを筆記具のクリッ
プが挿入できる大きさとし、前記開口部の位置を前記筆
記具のクリップを挿入した時に前記筆記具の頭が前記手
帳の上端より突出しない位置とし、前記開口部と手帳の
用紙との間に、前記筆記具のクリップを挿入できる空間
を設けたものである。
に開口部を設け、前記開口部の大きさを筆記具のクリッ
プが挿入できる大きさとし、前記開口部の位置を前記筆
記具のクリップを挿入した時に前記筆記具の頭が前記手
帳の上端より突出しない位置とし、前記開口部と手帳の
用紙との間に、前記筆記具のクリップを挿入できる空間
を設けたものである。
(ホ)作用 本考案は、筆記具のクリップの部分を開口部またはクリ
ップ保持片に挿入し、クリップ部分で手帳本体に保持す
るため、筆記具本体の太さに関係なく確実な保持が可能
となる。
ップ保持片に挿入し、クリップ部分で手帳本体に保持す
るため、筆記具本体の太さに関係なく確実な保持が可能
となる。
(ヘ)実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、筆記具保持機能を背表紙に設けた手帳の要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
同図において、1は手帳本体、2は背表紙、3は用紙、
4は背表紙2に設けた開口部、5は背表紙2と用紙3と
の間に設けた空間である。なお1aは手帳本体1の上端で
ある。
4は背表紙2に設けた開口部、5は背表紙2と用紙3と
の間に設けた空間である。なお1aは手帳本体1の上端で
ある。
一方、6は筆記具本体、7は筆記具本体6と嵌合するキ
ャップ、8はキャップ7に設けたクリップである。
ャップ、8はキャップ7に設けたクリップである。
開口部4は、例えば円形、楕円形、または四角形からな
り、クリップ8が挿入できる大きさである。またこの開
口部4は、クリップ8を挿入した状態でキャップ7の頭
が手帳本体1の上端1aより突出しない位置とする。ただ
しこの開口部4をあまり下げすぎると筆記具本体6の下
端部が手帳本体1の下端より突出してしまうため、少な
くとも背表紙2の中間点より上方に設けることが好まし
い。
り、クリップ8が挿入できる大きさである。またこの開
口部4は、クリップ8を挿入した状態でキャップ7の頭
が手帳本体1の上端1aより突出しない位置とする。ただ
しこの開口部4をあまり下げすぎると筆記具本体6の下
端部が手帳本体1の下端より突出してしまうため、少な
くとも背表紙2の中間点より上方に設けることが好まし
い。
空間5は、クリップ8が充分に挿入できる大きさとす
る。すなわち、空間5の奥行き寸法は、クリップ8のキ
ャップ7からの立ち上がり寸法より大きくすることが好
ましい。
る。すなわち、空間5の奥行き寸法は、クリップ8のキ
ャップ7からの立ち上がり寸法より大きくすることが好
ましい。
ただし空間5は、通常形成されていなくてもクリップ8
を挿入することにより形成されるものであってもよい。
を挿入することにより形成されるものであってもよい。
上記構成の手帳において、筆記具の保持する動作を説明
する。
する。
筆記具本体6にキャップ7を嵌合させた状態で、筆記具
本体6を背表紙2の斜め上方より背表紙2に近づける。
そしてクリップ8の先端部を開口部4に斜め上方より挿
入する。
本体6を背表紙2の斜め上方より背表紙2に近づける。
そしてクリップ8の先端部を開口部4に斜め上方より挿
入する。
クリップ8のキャップ7へのつけ根部分まで開口部4に
挿入した状態で筆記具の保持動作を完了する。
挿入した状態で筆記具の保持動作を完了する。
次に、筆記具の離脱動作を説明する。
一つの方法としては、キャップ7を背表紙2に保持させ
たまま筆記具本体6をキャップ7から引き抜くことで離
脱動作を完了する。かかる方法によれば、キャップ7が
紛失しないという長所がある。
たまま筆記具本体6をキャップ7から引き抜くことで離
脱動作を完了する。かかる方法によれば、キャップ7が
紛失しないという長所がある。
また他の方法としては、キャップ7の上端を背表紙2か
ら遠ざける方向に筆記具本体6を引っ張る。そしてこの
状態で筆記具本体6を背表紙2の斜め上方へ押し上げ
て、クリップ8が開口部4から抜けた時筆記具の離脱動
作を完了する。
ら遠ざける方向に筆記具本体6を引っ張る。そしてこの
状態で筆記具本体6を背表紙2の斜め上方へ押し上げ
て、クリップ8が開口部4から抜けた時筆記具の離脱動
作を完了する。
第2図は、開口部の他の実施例を示す要部斜視図であ
る。開口部は、一定の距離を有する一対の小孔4aと、こ
れらの小孔4aを結ぶU字状の切断部4bから構成してい
る。
る。開口部は、一定の距離を有する一対の小孔4aと、こ
れらの小孔4aを結ぶU字状の切断部4bから構成してい
る。
切断部4bは、それぞれ小孔4aを最短距離で結ぶように切
断したものでもよいが、同図に示すように下方向へふく
らんだ形状にする方がよい。
断したものでもよいが、同図に示すように下方向へふく
らんだ形状にする方がよい。
すなわち、開口部を同図に示すような構成とすることに
より、筆記具挿入時それぞれの小孔4aとこれらの小孔4a
を結ぶ切断部4bで構成される舌部が用紙側へ押し込まれ
るためクリップの挿入が容易に行える。
より、筆記具挿入時それぞれの小孔4aとこれらの小孔4a
を結ぶ切断部4bで構成される舌部が用紙側へ押し込まれ
るためクリップの挿入が容易に行える。
また筆記具を保持していない時には、この舌部によって
用紙が見えることもない。
用紙が見えることもない。
なお上記実施例では、筆記具保持機能を手帳本体の背表
紙または裏表紙に限定して説明したが、手帳の表紙に設
けてもよい。
紙または裏表紙に限定して説明したが、手帳の表紙に設
けてもよい。
さらに上記実施例は、手帳として説明したが、本考案で
説明した手帳は、ノートなどのように持ち運び可能に記
録帳も含む意味である。
説明した手帳は、ノートなどのように持ち運び可能に記
録帳も含む意味である。
(ト)考案の効果 以上説明から明らかなように本考案は、筆記具を手帳に
保持するにあたって、筆記具のクリップ部分を保持する
構成であるため、筆記具本体の太さに関係なく確実に保
持することができる。また、クリップを開口部と手帳の
用紙との間の空間に挿入し、筆記具本体は背表紙側にあ
るので、用紙のくり抜きの必要性はない。
保持するにあたって、筆記具のクリップ部分を保持する
構成であるため、筆記具本体の太さに関係なく確実に保
持することができる。また、クリップを開口部と手帳の
用紙との間の空間に挿入し、筆記具本体は背表紙側にあ
るので、用紙のくり抜きの必要性はない。
第1図は本考案の一実施例を示す筆記具保持機能付手帳
の要部拡大断面図、第2図は他の実施例を示す要部斜視
図である。 1……手帳本体、2……背表紙、3……用紙、4……開
口部、5……空間、6……筆記具本体、8……クリッ
プ、
の要部拡大断面図、第2図は他の実施例を示す要部斜視
図である。 1……手帳本体、2……背表紙、3……用紙、4……開
口部、5……空間、6……筆記具本体、8……クリッ
プ、
Claims (1)
- 【請求項1】手帳本体の背表紙に開口部を設け、 前記開口部の大きさを筆記具のクリップが挿入できる大
きさとし、 前記開口部の位置を前記筆記具のクリップを挿入した時
に前記筆記具の頭が前記手帳の上端より突出しない位置
とし、 前記開口部と手帳の用紙との間に、前記筆記具のクリッ
プを挿入できる空間を設けたことを特徴とする筆記具保
持機能付手帳。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040580U JPH0734697Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 筆記具保持機能付手帳 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040580U JPH0734697Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 筆記具保持機能付手帳 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04577U JPH04577U (ja) | 1992-01-06 |
JPH0734697Y2 true JPH0734697Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31550495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990040580U Expired - Lifetime JPH0734697Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 筆記具保持機能付手帳 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734697Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5508494B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2014-05-28 | 有限会社静和マテリアル | 筆記具を係止自在としたメモ帳 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01127870U (ja) * | 1988-02-23 | 1989-08-31 | ||
JPH01131561U (ja) * | 1988-03-03 | 1989-09-06 | ||
JPH01153975U (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-24 |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP1990040580U patent/JPH0734697Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04577U (ja) | 1992-01-06 |
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